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JIN~仁 1話 [JIN~仁]

JIN―仁 (第1巻) (ジャンプ・コミックスデラックス)JIN―仁 (第1巻) (ジャンプ・コミックスデラックス)
(2001/04)
村上 もとか酒井 シヅ

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公式
”じゅちゅちゅ道具”には笑った。その直後のCMが「大和はうちゅ」だっただけに・・・。
竜馬が出てくることで、話に弾みがついた感じ。若い医師も出てきたことで、キャラがそろったという感じがしましたね。
でも、チョットした細部がなあ。凄く急いで道具を届けたのに、事情をアレコレ聞くのは、全部が終わったあとにした方が盛り上がるような・・・。
ただし、一話は状況設定としては、割と上手くいってた感じがします。「過去に行けばスーパードクター」ということで、医師ものに必要な「治療成功でのカタルシス」もあったし、未知のものに関する恐怖も一応書いてあったし・・・。ただ、頭の骨割る治療に関しては、もっと凄い葛藤があって「死んでしまう」展開があっても良い気もしました。現代の南方と同じ葛藤を、過去の南方にも背負わせることが出来たのではないかと・・・。



あらすじ↓(公式)
東都大学付属病院の脳外科医、南方仁(大沢たかお)。彼には、自分の手術によって植物状態になってしまった婚約者・友永未来(中谷美紀)がいた。どうすることもできない現実に苛まれる日々-。

ある日、当直だった仁は、救急で運ばれてきた身元不明の男を手術する。手術は無事に終わったのだが、あろうことかその患者が逃げ出してしまい、その患者を捕まえた仁はそのまま階段から落ちて気絶してしまう。
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ふと気がつくと、そこは林の中。歩き回っていると、ちょんまげ姿の武士が斬り合いをしている。その事態に巻き込まれ、自身も斬られそうになるが、橘恭太郎(小出恵介)らに助けられ何とかその場を逃れる仁。しかし、仁をかばった恭太郎が、頭に大きな傷を負ってしまう。
仁は急遽、恭太郎の自宅で緊急手術を行うことを決意。手術道具もままならない状況だったが、もてる医術を駆使して瀕死の恭太郎を救い出した。そんな仁に、恭太郎の妹である橘咲(綾瀬はるか)は、次第に興味を持ち始める。

あろうことか、江戸時代に「タイムスリップ」してしまったことを確信した仁。なぜ江戸時代に来てしまったのかわからないまま、どうにかして現代に戻ろうとする仁の前に、一人の男(内野聖陽)が現れた。その男とは……幕末の英雄と呼ばれた”あの”男だった-。ドラマのTBS」が衰退して久しい。TBSは今でも良い演出家もいると思うが、脚本が本当にダメになっている。脚本家は局専属ではないし、どの局も脚本家不足には悩まされていると思う。しかし、TBSが特にダメなのはプロデューサーの脚本を読む力やプロット作りのへたくそさが原因ではないかと思う。特に夏クールは「誰がOKだしてるんだよ」と言いたくなる作品が多かった。官僚たちの夏だって、一話は面白かったのである。原作が良いらしいので、そこまでブレることはないかもしれないが、不安になることがある。
このドラマ、冒頭のナレーションに「オイオイオイ」と言いたくなるセリフが合った。「明るい夜空」という言葉がある。「明るい夜」は正しいが、現代から過去に行ったら「その星の多さ」と「闇の深さ」を感じるはずで、どちらかと言えば「明るい夜」を失って「明るい夜空」を見つけるのである。
「裕福だから失ってしまった星=目標」を江戸期で取り戻していくという形の骨格にしないと、今後「江戸」をメイン舞台にするのであれば、成立しないのである。映画版「セカチュー」の大沢たかおと、ドラマ版セカチュースタッフ・キャストが出ているドラマで、基本的には「過去に癒される」という話を作ろうとしているのだと思われます。
そういう意図があるから、かなり長い時間を使って「現代」のシーンを冒頭で示しているはずなのである。自分で作っていて、やってることが分かってないんじゃないの?って気がする。脚本家がミスしても、スタッフが「何を描くか」を共有していれば、誰かが疑問に思うはずなんである・・・。それはプロデューサーの役目だと思う。
このドラマのテーマを語る冒頭で、こんなことをやらかしている・・・。今後が不安になる出だしだった。
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