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漢城別曲ー正 7・8話 [漢城別曲-正]

漢城別曲 [DVD]最後まで、官職と名前が覚えきれなかった。レビュー中で右相と書いてるけど違うかも。王の側近官僚で若い感じの人のことを、右相と書いてます。
それでも、凄い面白かったです~。叶わぬ夢を見ながら、それが正しいのかと迷う人物たちが、魅力的でした。


7話
旅立つサンギュに「連れて行って」というウォルヒャン。寄り添って旅に出て幸せそうだが、行き先も決まってないのか。

ナヨンは、王へ八角を使うように言われて取りに行った。そこに、毒薬かないかのチェックが入って危機に。しかし、サンギュ父が「こんな高価な薬をゾンザイに扱って」と誤魔化して回収し、尚官に手渡した。

王の治療は始まったが症状は悪化し、気を失いそうに。ナヨンは王に八角を煎じた薬を運んだ。「父の恨みを捨てられない。」というナヨンに、「私もだ。お前の父が夢見た世の中を見せてやりたかった。お前の父は、妻と娘を一緒の墓に埋めてくれと頼んだ。あの墓は、お前の父の墓だ・・・。煎じ薬を疑ったが、もう手遅れた。お前の父のように、信念のために俺は死ぬ。お前の父が私に託したように、私もお前に夢を託す・・・」そうして死ぬと分かってる薬を飲んだ王。
「いいか、生き残れ。新しい朝鮮を創る夢を・・・」というのが絶命の言葉。

崩御。王の側近は太子を守ろうとするが、軍が攻撃してきて政権が奪回される危険が。

ナヨン。「自室で待て」とわれたが、危険を感じて逃げ出した。マノの手下が門を押さえて迎えに来てた。しかし、尚官に見つかってしまう。

尚官の協力者が集められた。黒幕はやっぱり大妃。「階級制度を徹底し、王の権力を強め、反乱を抑える・・・」と宣言。官に頼らずに、商売の力で冠位の撤廃をしたかったマノは呆然。

王と親しかったカン大監は、危険な宮殿にかけつけてでも、王のおそばに・・・という。王の命令なしに軍を動かそうとしていると知って、「王は理由のない出兵で民が傷つくのを恐れて、粛清はしなかった」と主張。
官僚たちが「暗殺では?犯人は?」と相談している所に大妃が登場。犯人捜しでなく、即位式をして、院政を引けという。そこにナヨンが駆け込んできて「王は暗殺された。私が王に・・・。命令したものが居る」と宣言。

しかし、官の中にも一派が居て「あんな女の言うことを認めるのか?」なんて揉める。しかし、大妃は「命令したのは誰か?死んでもらう」と強気の発言。ナヨンは「今は言えない・・・」という。官僚たちが「まずは調査を・・・」と主張し、即位式と同時進行で調査が行われることに。ひとまず、進軍は中止された。

ナヨンは隔離されることになる。これで、尚官も手が出せない。賢いな~。
マノは「拷問をうけてばらされたら、尚官も私も危ない・・・」と尚官にナヨンを脱獄させるように訴える。出来ないと知ると、自分が罪を申し出て、牢獄に入るマノ。

大妃が黒幕と知った官僚も、「あの場で事実が明かされたら、私たちは殺されてた。ナヨンに救われた」と感じているし、大妃が強権を振るい官を蔑ろにするのをけん制したい。王派も事実を知りたい・・・。
調査官選びから、各派で権力争いが始まる。そんななか、王反対派がサンギュを調査官に選定。王に親しいものであっても、とにかく調査官が選べないと両派ともつぶされてしまうから、譲歩したんだね。サンギュには急所もあるし・・・。

調査官が任命できなければ、ナヨンは処刑される。マノが馬を駆ってサンギュに会いにきた。「私は死んだ身だ」というサンギュに、膝をついて「人として身捨てるのは酷すぎる。世の中のせいにして逃げるな」と説得。ウォルヒャンが「戻るべき。彼女を救うべき。彼女はあなたを救うために仮死状態にしたのだ。」と背を押した。

ナヨン処刑のギリギリで、サンギュ登場~。ナヨンは、サンギュに「王の命をうけた」と告げる。”ナヨンの持ち物の一つが王の密旨。それを王の意志を継ぐ者に渡せ・・・。”という王の言葉を受けて、ナヨンは行動している。
ナヨンは「夢はかなわないと思う。それでも諦めない。希望を失うのが怖いから。協力してほしい。密旨を探して」というが、「私は取引をしてもナヨンを救う。そのために戻ってきた」というサンギュ。

軍を動かして反対勢力を制圧使用する王派だが、「王の命令=勅旨がないと軍は動かせない」と主張。

サンギュは、居場所を失った父に叱責された。「お前や家族を守るために、権力を守ってきた」という父の主張に、「守るものが違うのだ」というサンギュ。

ナヨンは「御助けを。私の口を封じたという噂や疑惑が晴らせる」と大妃に訴えるが、「下々のもののいることなど気にしない」な大妃。「命令したのは、右相だ」って、ええ???8話
罪を白状する前に殺す気か?とサンギュ、そして王派にもいわれて、拷問は中断された。サンギュに頼んで、安置されている王のもとへ行くナヨン。変色しているのを見て、水銀が使われたことを見抜く。「朝鮮の中に隠した」という言葉を思い出し、飾られた世界地図の朝鮮の位置から抜き出したのは、ナヨンが持っている刀の鞘。形見としてもってた奴だね。「お前の持ち物の片方」にも合致する。

ファソンにいるチェ大監に届けるというナヨンだが、「下臣は大妃への命乞いとこびへつらいを始めている。危ない。燃やせ。忘れて生きろ」というサンギュ。
サンギュは「暗殺の証拠は見つからなかった」と大妃に報告。

右相は敗北感にさいなまれる。大妃に「一人を殺して始末しよう」と提案。任されたマノは尚官を暗殺。

マノは、ナヨンを助けようと、牢に放火。身代わりの人間をナヨンの部屋に置いて、騒ぎのなかで救おうとしてるんだけど、なにも知らないサンギュが助けに飛び込んじゃったよ。身代わりの女を救いだすサンギュだが、彼女は「女が・・・」と言って絶命。しかし、右相は「ナヨンが死んだ」ということで棺桶にしまい処分する。「罪人が死んだ」ということで、問題が鎮静化させ、大妃に媚始めたのか?

マノは「船で清へ。チェ大観に勅旨を渡しても無駄だ。官僚は権力しか興味無い。改革は保身のため。」と言うが、ナヨンは「あなたは両班のようだ。あなたの志は正しいと信じているが、行く道が正しいかは分からない。私には行く道がある・・・」という。
しかし、マノの組織の者がマノを裏切る・・・。ナヨンをマノの館から連れ出した。でも、大妃の指示なんだよね?マノには「サンギュとナヨンを郊外に逃がせ」という指示が大妃から伝えられる。
しかし、マノは大妃に逆らって、ファサンに行くことを決断。

ウォルヒャンの店で再会したサンギュとナヨン。サンギュは「ファサンには行かせない。マノの元に戻れ。頼む。」という。それでも「辞められない」というナヨン。マノが「私がファサンに同行する。商売はいつでもできる。統領の座は捨てる」と入ってきた。

落ち込むサンギュに、「無関心であっても、権力から逃れることはできない。それが政治だ。お前を助ける力はもうない・・・」と諭す父。そして、ここを出てみろという。「理想を持っていたが、家庭を持って現実と妥協して生きた。お前も家庭を持ってみろ。理解できることもあるはずだ・・・。」

マノと旅立とうとしたナヨンだが、役人が捕縛にきた。逃げ出したところに、サンギュが馬を用意して迎えに来てくれて、皆で・・・。

チェ大監に「夢を託す人は宮殿にはいない」という言葉を添えて勅旨を渡したナヨン。そこに右相が入ってきて「王を殺した罪人だ。」と刀を抜く。ナヨンを守り、「治療しろと言ったのはあなたでは?」と責めるサンギュ。ナヨンは「私は王に夢を託された・・・」と語る。
右相は、なんとチェ大監を殺した。「大妃と一緒に結託してたのか?」ととうサンギュに、一時的に協力しただけ・・・という右相。そして、サンギュに罪をなすりつけて殺そうとする。彼の衣装の文様を見て、組織の席で見かけたことを思い出したナヨンは呆然。

そこにマノの助けが入り、マノ達と軍は戦闘に・・・。逃げ出したナヨンは「チェ大監がころされ、王の死因は水銀だと伝えないと・・・」というが、マノは生き延びるために隠れなければ・・・と説得。ナヨンを助けるために、多くの兵が死んだといわれ、ナヨンも一時避難することに。
重傷を負ったマノの部下(小刀使いの人)が、「残って時間を稼ぐ。新しい朝鮮は、主が見せてくれた・・・」と言ったのは泣けたねえ。
さらに、マノの地位を奪った統領までが追ってきた・・・。サンギュとナヨンを逃がし、一人対決するマノ。
しかし、軍は銃を持ってるしなあ・・・。必死に逃げるも、ナヨンが撃たれた。「少し休んでいくから、先に・・・」というナヨンを抱きしめるサンギュ。絶望したサンギュは「生きては手に入らぬのは夢か・・・」と軍に向かって切りかかる。当然のように壮絶死。
ボロボロ状態で追いかけてきたマノが、離れて死んでしまった二人をそばにより添わせる。

宮殿では、大妃が権力を救い、勅旨は握りつぶされた・・・。
マノは外国へ旅立った。ウォルヒャンはとどまり、サンギュの子に新しい世を見せるという。
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