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キイナ~不可能犯罪捜査官 9(最終)話神隠し [日本ドラマ未分類]

ミステリとしては微妙なんですよね~。元ネタが「トンデモ系」な特命リサーチなんだから当たり前なんだけど。
作り手がそこを自覚して、キイナというほんわかキャラを配置、塚地演じる真一郎さんというナイスキャラもあって、嫌みなく見せてたと思います。
あと、「とか?」「かも?」という沢山の推論から、普通の捜査にシフトさせたりする展開も、出来るだけ違和感をなくす効果を発揮してたと思います。


今回は、真一郎さんの娘・リコちゃんの同級生の話。ある住宅地の友人ばかりが欠席してて連絡取れない。風見団地に行ってみると人の気配がない。

翌日、警察が調べると、団地の全ての住民が姿を消していることが分かった。(って、気がつくの遅い)行方不明者は、約300人。

テレビ局には、『風見団地の人たちの命は預かった』との犯行声明が書かれた手紙が届けられ、テロや組織犯罪の可能性も取りざたされ、特別捜査本部が設置された。

犯行声明の手紙に付着していた指紋から、差出人は、風見団地に住む、後藤栄一(八十田勇一)だと判明。後藤には、傷害の前科があり、住民の話しによると、かなりのトラブルメーカーだったのだ。 

早速、後藤を重要参考人として追跡がはじまった。しかし、キイナだけは後藤は犯人じゃないような気がする。後藤の勤務先の大学の講義を偶然聞いて、心理学の小早川教授に相談してみるキイナ。後藤が教授の本を持ってたのを、軽い現場検証でバッチリ記憶してるキイナ(流石だなあ~)。

キイナの画像認識と記憶能力が発揮されまくりです。後藤さんの靴底と、自然発火事件の被害者の靴底の減り方が一緒と思いだした。で、放置状態だった後藤の事件を調べて、男が火をつけてる監視カメラ映像と、衣服に燃焼促進剤が使われてることを突き止めた。

後藤は金のために利用されて、犯人に仕立てられたのではないか?という推測に。
キイナは、火をつけた犯人の立ち姿が小早川教授に似てる気がする。それに「大勢の人の心をコントロール出来たら、拉致しなくてもよいか?」と考えつつも「そんなこと無理か・・・」なキイナ。
キイナは、団地の住人で開いた「ビデオ鑑賞会」に注目して、映像を見てみます。またまた映像認識力が発揮され、居場所特定するキイナ。サブリミナル効果だろうね~。キイナの映像分析力だと普通は見えないコマが見えるんだな。

キイナは、被害者保護は放っておいて、原因究明の調査の方に。実は、彼等は「自信が来るから避難しろ」という情報のサブリミナル効果のせいで、倉庫に避難してたのね。全員無事で発見されたのか。集団心理もあるしなあ。

キイナは首班を小早川だと推理。しかし、監視カメラから小早川を特定できない。じゃあ、どうするか?ってことになる。捜査本部あげての証拠集めが始まります。

キイナ、ジーンズの縫い目のところの皺が指紋みたいに特性があることを使って、小早川を特定。キイナが、めずらしく大きな事件を解決。成長したなあ~。

事件解決後の真一郎さんとキイナ。事件後のほのぼの会話。イイ感じじゃないか~。上手くいってほしいぜ。
「軌跡などどこにもないという考え方と、あらゆることが奇跡何だという考え方がある。」というアインシュタインの言葉を引いて、「後者の方が楽しいから」っていうキイナちゃん。キイナらしいなあ。
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