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風の国 27-29話 [風の国]

27話 チェガのサンガを助けるが、トジン率いる黒影が!トジンはサンガを切り捨て、ユリ王をペグクの陣営につれていった。サンガに一礼してから切り捨てるトジンかっこよかったね。(これは、若いペグクが、老人となり安定志向となったサンガを切りすてるという世代交代劇でもあるので、いずれテソを切り捨てる日が来るトジンにとっても前哨戦かなあ)

中央軍に合流し、背後からペグクを攻めようと、ヘアブ長官を送るムヒュル側。しかし、そこは既に、ペグクにより制圧されていた。

トジンは、城下にいるヨンを探し出した。「あいつは苦しめるばかり」と言われても、「苦労だとは思わない。私のせいで迷惑をかけるのが辛い」って、なら、高句麗を離れれろよ。あんたがいると迷惑じゃん!!「あの方が私の国!」とか言ってるけど、ムヒュルは高句麗の民のものじゃねーの??って感じ。

「王を助けたければ、正門を開け、降伏しろ」と宮殿にやってきて言い渡すペグクの配下。「手遅れになる前に、宮殿から避難しろ。それだけがこの国を守る道だ。お前が生きてこの国を守れ」と言うセリュに、「王を助け、この国を守ります」と約束するムヒュル。「お前は生きてこの国を守らないといけない。
この試練を克服し、この駄目な父を越え、強い王にならないといけない。それがお前の道だ。俺の息子、ムヒュル」と言い残して自害するユリ王。へミョン王子と同じく、国の障害となるなら自害するという道を選んだんだね。というか、へミョンを見捨てたときから、死に場所を求めてた気もするなあ。

「命を助けろ」とヨンを連れて来るペグク。目覚めたユリ王は「何故助けた。生きていれば、ムヒュルの荷物になる」と言う。ヨンは「王子を信じてください。必ず解決し、王を救出するはずです」と言う。

ユリ王がプヨ国に護送される。ヨンも一緒に護送される。
秘密通路を使い、宮殿の外に出て、ユリ王を救出に向かうムヒュル王子、ヨジン王子、セリュ王女。だが、ヨジンが捕まってしまう。

一方で、兵を率い宮殿を占拠するトジン。敵に囲まれるヘアブ長官と配下。危機一髪の所へムヒュル王子が!って、あんたらどっから??宮殿を制圧するペグク反乱軍に対して、ユリ王らの王族はチョルボン城に入った。
「王子様には守らないといけない王様がいて、王子様を信じて従っている者がいます。早く、チョルボンに行って、兵を再編成し、また宮殿を取り戻さないといけません」ヘアブ。


28話
チョルボンに戻って来たムヒュルに、「全てを失いチョルボンに逃げてきたが、俺はお前を信じる。俺も王座から逃げないから、お前もにげるな」と言い聞かせるユリ王。

ムヒュルはヨンに頼んで、なんとかヨジンを治療しようとする。しかし、ヨジンは「父上の期待にこたえたかった」といいながら死亡。ま、彼は宮殿にのこってるべきだったよね。両陣営にユリ王の血筋がいれば、また違った展開もあったろうに・・・・。

テソ王が高句麗の宮殿に入ったことを告げるヘアブ長官に、各城主にそのことを告げるように命じるムヒュル。「ペグクとテソ王が手を組んだ」ことをしらせ、動揺を狙う。
このあたりは、微妙な感じですね。高句麗は、プヨに対して「唐と手を組むから嫌い。古朝鮮民族の誇りはどこやった」みたいなことを名分にして争っているわけで、ベースには「同じ民族じゃねーか」というのがあるんですよね。だから、ペグクらの部族としては、プヨと手を組むのも高句麗王家と手を組むのも、あんまり変わらないといえば変わらない。でも、「さっきまで戦ってた」というのがあるから、心理的には抵抗がある。そして、土着の民には、高句麗建国のときの熱がまだ残っている(3代目だからね・・・)

チョルボン城の前に集まる民に「皆さんは守るべき弱い存在だと思っていたが間違っていた。高句麗が存在して来たのは、皆さんの力です。皆さんと一緒にペグクと手を組んだプヨを追い出し、宮殿を取り戻します」と宣言するムヒュル。

テソ王がチュモン大王の神剣を欲しがっているとしったムヒュルは、計画をたてます。

チョルボン城、外神殿にあるという情報を流します。まんまとひっかかるテソ王。フギョン(黒影)を連れ、チョルボンに向かうトジン。待ち伏せしたムヒュルと戦闘へ!!


29話 待ち伏せしたムヒュルはトジンと戦闘。これは、ムヒュルの策にテソがハマっただけで、トジンは命令には従わなきゃならない立場だからね~。戦略を立てられるムヒュルと命令に従わざるを得ないトジンじゃ、トジンが不利。それに、ムヒュルは「血筋」で王子の座ゲットするのに対して、トジンは「血筋」で無駄に苦労させられてるからな~。だから、トジンを応援したくなる。

テソは、国の全権をムヒュルに渡し、運営を任せる。

チェガ会議を開くプヨ国テソ王。チョルボンを攻撃しろと言うテソ王に、チョルボンの問題は内部の問題ですと反対するチェガメンバーだが、テソ王は覇気が凄い。なんとかしろとペグクに言われて、「テソ王に従わないと、命の保証はできませんよ??」と、テソ王のために動いてきことを鮮明にするトジン。かっこええ。

ヨンを捕まえ、高句麗宮殿のテソ王の元へ、連れて行かせるムヒュル王子の妻。
テソ王は、「お前と俺の縁は終わった。俺の前に立っているお前は、プヨの罪人だ。すぐにでも殺したい気持ちだが、お前の身柄はトジンに預ける」とヨンに言い渡す。
倒れたヨンのおなかに子供がいるといわれたトジン。「ムヒュルの子か」と聞くトジンに、はいと答えるヨン。トジンは「今からお前は俺の女だ。その子は俺の子として育てる」とヨンに言い渡す。確かに、そうするしかヨンの生き残る道はない。っていうか、ムヒュルと一緒にいたとしても、この子は殺すしかないじゃんねえ・・・。子どもなんか作るなよ・・・。

一方、各城主達を味方に付ける為、説得しに向かうユリ王。

チュモン大王の神剣を「これをもった者が支配者になる」という言葉とともにペグクに渡すように、マファンに命じるムヒュル。反対するヘアブ長官に、「これを持ったからといって支配者になれる訳ではない。試練に屈しない人の意思が王を作る。私は運命に屈せずに王子となった。この剣がペグクとテソ王を仲たがいさせる」とムヒュル。たしかに、テソは長い安定した王国作りをして、チュモンとの過去の因縁の象徴=神剣という名分に拘ってる。でも、戦に置いて名分って大事だけどね。士気に関わってくるし。

ひとりでチェガのところにいくムヒュル。剣をテーブルの上に投げ捨て、「この剣で私の首を切れ、できなければ、私と一緒に戦いましょう」と迫る。こうして、ペグクを説得し、テソ王に反旗をひるがえさせた。

トジンが宮殿内の空気を呼んで、テソ王に宮殿の外に回避した方がいいと進言。逃げ出しましたが、ペグクに見つかって戦闘に。でもトジンが守ってテソ王を逃がしました。
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