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JIN~仁 3話 [JIN~仁]

ずっと、「歴史を変えてもよいものなのか?」という悩みがあったけど、将来のことよりも目の前の患者という感じで治療をしてきた仁。
それが、一度は治療した少年の母親が辻切りに会うということになり、「治療しても歴史は修正してくるのでは??」という無力感に襲われる。この辺、もう少しじっくり書いても良かったと思うんですよね。どんなに医者が患者を治療しても、いつかは誰もが死ぬわけで、それは現代の医師にとってもテーマになりうる問題だと思うんで・・・。少しでも生き延びられるってのが、医療の根本じゃないかって気もするし、そういう意味では「寿命を少し伸ばした」ということが、医療を施したって価値だと思われる。

ドラマの仁は「センセイのおかげで私の人生は変わりました。何の価値もないことではありません」と咲に言われて、とにかく精いっぱい生きて少しでも医学を早く進めれば、未来の医学が進歩しててミキも助かる未来に変えられるかも?と思うようになります。

実際、「自分の道を行く。正しい道なら仲間はついてくる」ということを、仁の行動から学んで竜馬は変わり始めた。勝先生を見直すのも、コロリ対策に頑張ったからという流れを作った。つまり、私たちの知ってる「勝先生の弟子になった竜馬」というのは、仁のおかげでもあるってことですね。

この辺は、原作の面白さなんだろうな~。
基本となる「精一杯生きてみよう」となる部分が、もっとガッツリ書いても良かったような気がしないでもない。そこを書かないと、単なるスーパードクターが活躍する「救命病棟24時戦国編」って感じになってしまう。
が、相変わらず綾瀬はるかの真っすぐな瞳が、上手く物語を誘導していると言える。


あらすじ(公式)
ついに、コロリが江戸で猛威を振るい始めた。
コロリに感染し、苦しむ喜市(伊澤柾樹)や山田純庵(田口浩正)を見て病魔と戦う決意をした仁(大沢たかお)は、緒方洪庵(武田鉄矢)や佐分利祐輔(桐谷健太)らにコロリの治療法を細かく説明。より効果的にコロリの治療をするためには、当時の江戸にはない「点滴」の技術が必要だと感じ、専用の道具を作ってもらえるように依頼する。

程なくして点滴道具も揃い、まさに全員総出でのコロリとの戦いが始まった。仁の効果的な点滴治療や、龍馬(内野聖陽)らの協力もあり、コロリ患者たちは順調に回復。そして、勝海舟(小日向文世)の働きかけにより、幕府も全力でコロリ対策に乗り出すことも決定した。
ところが、コロリの治療が大きな前進を見せたそんな矢先、仁の体に異変が…。治療に専念するあまり、仁もコロリに感染してしまったのだ-。危篤状態に陥った仁を前に、咲(綾瀬はるか)は--!?
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