SSブログ

大王世宗テワンセジョン40話 新王誕生 [大王世宗(テワンセジョン)]

王・太宗が譲位を宣言した。臣下たちは一斉に譲位の撤回を求めるが、太宗は譲らない。新王・世宗が30歳になるまで、軍事権は自分が持つとして譲位を認めさせる。さらに太宗は、チョ・マルセンを世宗の知申事(秘書室長)に指名。ユン・フェらは世宗を操り人形にするつもりかと憤るが、すべては太宗の思い通りに進んでいく。
王子時代のように、自由に出歩いて民の声を聞くことも難しくなる。世宗は、側近たちに「私の器は国を包めるほど大きくない。皆の知恵を貸してほしい」とお願い。
しかし、上王はこれが心配みたい。せっかく強い王権を確立したのに、側近を優遇することになり、宮廷が派閥争いの場になるという不安があるのね。確かに、朝鮮歴史もの見てると、本当に内紛が多いんですよね。中国のどの勢力とくっつくか・・・みたいなこととも関連してるので、不安定な政権運営になりがちです。

太宗は世宗の即位式が終わるやいなや、対馬に対する大規模討伐を計画。世宗に特別税対策を指示する。
世宗は、干ばつで苦しみ民のことを思って抵抗するのですが、海岸部の民が倭寇の攻撃で苦しんでいるのもまた事実。もともと軍事に関する知識不足を自覚しているだけに、迷ってしまいます。
世宗は、ユンドクの軍事に関するセンスを信じて、彼の判断に任せようと思って、討伐への反対を辞めます。
でも、民から税をあらたに徴収することは出来ない。で、どうするかというと「官吏のなかで不正をしているものを摘発し、そこから金を取る」ということを考えたみたい。

政敵とみられたチョン・マルセンやパクウンも重用し、さらに、選抜した賢者たちを集めて集賢殿(チピョンジョン)という部署を創設するなどして、「側近たちを優遇するのではなく、私に厳しいことも行ってくれる賢者をあつめる」ということを、行動で示していきます。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。