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僕は君にほれた 視聴終了 [僕は君にほれた]

いやあ・・・長かった。
初めはダラダラとながら見だったんです。とにかく明るく楽しい感じで進むのと、ミンソン&ウジンが可愛かったので、ウジンはなんで気がつかないのかな~と思いながら見てました。ミンソンの健気な姿に。すっかり室長モードで、心配しながら見てました。

ハマったのは、折り返しの80話前後。ウジンがミンソンを選択したあたりです。OPの映像で、ウジンが最終的に選ぶのはミンソンだと予測できたので、「やっと本編始った~」って感じで、KBSのVODで一気に見たんです。細切れで見ていると分からないのですが、一気に見ると色んなエピソードのつながりなんかが良く分かるんですよね。それで一気にハマリました。
VODを何度も見ちゃったりして・・・。そして、レビューが長文に・・・。


視聴後の感想として、一人ひとりのキャラクタに感想をつけていきたいと思います。
1.カン家:他者と手を繋ごうとする人たち
  • アボジ:妻を失うという大きな傷を背負った人。「もっと何か出来たのでは?」と自分を責めてしまい、妻がなくなったことを認められなかった。 優しく、温かく、穏やかなで真面目な人物。だが、警戒心がなさすぎるせいで、子供たちを守れないのでは?と悩むことも。子供たちが傷つけられると、黙っていられない。恋をした息子ウジンを、常に心配しながら見守っている。
  • ウジン:親にそっくりの優しい長男。心は必ず通じると信じて育ってきた。常にポジティブ思考の持ち主で、自分の気持ちに正直に生きている。 不正や不道徳を許容できず、非難するよりも拒絶してしまう傾向がある。 学生生活を終えて、恋の季節を迎えたウジンは、ジウォンとの初恋で「傷つけあう人間関係」を体験し、彼女を拒絶する。気がつかないうちに、傷つけてしまう。 温かく、穏やかなミンソンとの恋愛が始まるが、これもミンソンの抱える荒々しい家庭環境が荒波となって襲いかかる。拒絶されても、傷ついても、繋いだ手を離さずに、ミンソンと一緒に嵐を体験していくことになる 基本的に、のんびり時間をかけるタイプで、優柔不断。(ミンソンを捕まえた時の素早さは異例のこと。それだけ、ミンソンを捕まえるのに一生懸命だったともいえる) ウジンにとっては、ミンソンは方位磁針のようなものなのではないかと思います。なくしてしまっては、生きていく方向が分からなくなって立ち止まってしまう。ミンソンさえいれば、前が見えないほどの激しい嵐でも、勇気を持って少しづつでも進んでいける・・・。
  • ウジョン:明るくはつらつとした女性。カン家の中では、もっとも世慣れている。不正に対して、真っすぐに喧嘩を売るような所は、ウジンと違う。
  • ドダム:ウジンの年の離れた弟。ミンソンが大のお気に入り。素朴な疑問を口にする子供らしさと、家族の気持を敏感にさっする鋭さを持っている

2.ぺ家:家族以外は敵だと思って攻撃する人たち
  • ドクペ:映画俳優。ちゃらちゃらしてたが、妻の病気を通して心を入れ替える。
  • ジョムスン:生活に追われてきたせいか、利にさとい所がある。アレコレと気をもむのが止められない。「世間は敵だ」と教えてきたために、ジウォンの性格が最悪になっていることに愕然とする。
  • ジフン:詐欺師の前科あり。その問題を軽く捉えていたが、ウジョンの美しい心にふれる。彼女のために、欲も見栄も全て捨てようとする。 伯母さんの強固な反対で、「自分は何者なのか」と考えるようになり、腰を据えて菓子職人になる。
  • ジウォン:利にさとく、家族以外はすべて敵だと思ってきた。常に先制攻撃をして、媚びや策略を使って、他人を支配することに腐心する。欲望に忠実で、自分中心に世間が回っており、自分の非は決して認めない。 ウジンに出会って「ありがとう。ごめんなさい」を言うことの大事さを教えられる。が、より「与える愛」の多いミンソに心変わりする。ウジンやミンソを支配しようとして拒絶されたことで、露悪的になる。ウジンが選択したミンソンに、八つ当たりしまくることになる。 最後まで、自分の病んだ心を自覚は出来なかったが、周囲が穏やかに接することで、カン家・チョ家の人間は家族だから攻撃しないということを学ぶ。本質的な攻撃性はあまり変わっていないと思われる。 イエジという賢く優しい子供に対して譲ることは出来るようになった。自分一番の彼女にとっては大きな一歩かも。

3.チョ家:家族同士で傷つけあう人たち
  • 父:おおきなエネルギーをもった精力的な社長。「逃げられた」という傷で誰も信じられない人間。もともと支配者としての能力を持っており、暴力によって家庭を縛り上げてしまう。
  • 母ヒョンジャ:夫の傷を癒そうと、全てを受け入れて生きた女性。血のつながらない息子への気遣いで、実の娘に愛情を表現できない。 夫とは共依存関係に陥っていて、子供たちが傷ついていても抵抗できない。被支配者として生きている。
  • ミンソ:生母に逃げられたという気持ちが大きな傷になっている。妹とは愛情を取り合う関係にあり、すれ違ったまま成長した。 父の支配からは逃れられない。 自分の傷には敏感で繊細だが、他人に対しては無神経で嫌味っぽい言動をとってしまう。人生から逃げ、常にヘラヘラしている。ジウォンの欲望に忠実な姿にエネルギーを感じて結婚。
  • ミンソン:DV家庭に育ち、繊細で内気でマイナス思考をしやすい。自己否定の気持が強い。失声症になったこともある。家族は自分を傷つける存在だと思っており、距離をとり、暗闇に隠れていて自分を守ってきた。幼い時から、自分の要望を口にすることもなく、泣くこともしないが、家族の愛情をずっと求めてきた。 抑え込まれてはいるが、本来は明るく力強く賢い人。だが、自分の美点を隠したがる、慎ましく照れ屋な面がある。 イエジと職場の友人によって、明るさと生きていく力を得ていたが、ウジンに恋をして生きている実感を得る。彼女にとって、ウジンは希望そのものであり、本来の自分を解放できる相手。 他人の傷に敏感で、殴られても殴り返せないタイプ。ウジンに対しても、家族に対しても、自分を攻撃してくるジウォンに対しても、健気なほどの自己犠牲の姿勢を示す。家族と手を繋いで生きていこうと、あえて自分を傷つける勇気を持っている。が、愛するウジンが傷つくのは耐えられない小心者。心を抑え込んで行動したために破たんしたが、その無謀なチャレンジに家族の方が折れる形になる。 ぺ家の攻撃性は家族の外側に向けられているため分かりやすく、カン家の愛情で(ジウォン以外は)早い段階で穏やかな関係になります。しかし、チョ家の攻撃性は家庭の内側に向いており、その多くをヒョンジャとミンソンで受け止める形になっている。ミンソンが我慢強すぎて隠すので、ウジン達に現実が伝わらず、根本治療に時間がかかってしまいました。
  • イエジ:母を失い、父は海外逃亡という悲しい環境に育ったが、祖母と伯母の愛情をいっぱいに受けて、明るくて素直で賢い子供に育つ。祖父やジウォンにとっても、裏切られる恐れがなく、信頼できる相手。家族を繋ぐ存在

4.その他
  • ヒョジン:ミンソに恋をして、不安定なまま生き続けた女性。ミンソが彼女を選べなかった理由については、いまだに納得いかない。
  • 室長と科長:ミンソンに、明るい空気を送り続けた同僚。ミンソンとウジンにとっては、両親や姉・兄のような存在。いつも笑わせてもらいました。
  • ピアノ先生:前向きで悪びれないジウォンを受け入れた度量の広い女性。結果的にジウォンのブラック化は防げなかった

僕は君にほれた 155・156(最終)話 [僕は君にほれた]

最終回です!!途中の80話くらいでハマって、長文レビューを書いてきたので、ちょっと脱力状態。とにかく近所のおばさん目線でミンソンが心配でならなかったので、良かったね~とホッとしました。
最後は、ちょっと駆け足で、ミンソン父が癒されていく過程とかは、もうちょっと丁寧でも良かったかなあ。原因となった元妻との和解。苦しみぬいたからこその到達点かもしれません。原因が取り除かれたあとの空白を埋めたのは、ヒョンジャの包容力と家族の存在だというのは、綺麗に描かれたと思います。
ウジンのポジティブ&鈍感なところが、ミンソン父のユーモアとかみ合ってるようでかみ合ってないのが、とても可笑しかったです。ウジンにとっては、どうしたってミンソン>ミンソン父なわけで、そういう人物がいることで、あの家のヒエラルキーってのが崩れて、風通しが良くなった部分もあると思います。

出来れば、ミンソンとウジンの結婚式や新婚生活も見たかった。正式なプロポーズも、指輪もらうシーンもないミンソンだけど、それが二人らしいのかなあ。ただ好きで一緒にいたくて、相手が傷つけば胸が痛み、相手が喜べば心から嬉しい。職場で、公園のベンチで、通勤の途中で、並んで座って毎日たくさんのことを話す。恋人らしいイベントよりも、そういうことが喜びになる・・・。
新婚生活も、描かれなくても十分に想像できますね。似合いすぎてて、今までも夫婦みたいだったしなあ。仲良く、温かく暮らしていくことでしょう。相手のことばかり心配するせいで、言うべきことを言い損ねることはあるかもしれないけど、アボジが一緒に生活していれば、そういうことにも気がついてくれそうです。ドダムもミンソンが大好きだし、幸せな家庭になることでしょう。

ドラマ全体の感想を簡単に・・・。
隣人に対して、拳を振り上げる人、怖がって逃げてしまう人、手を取り合おうとする人がでてくるドラマです。
社会は敵であるという意識を持ったジウォン一家と、家族こそが傷つけあう存在であるミンソン一家。敵には先制攻撃派の人間と、ひたすら防御して自分を責める派の人間がいて、彼らの周囲では、支配・被支配、加害者・被害者という人間関係ができてしまう。そこから、「傷つけあうことがあったとしても、この人は敵じゃないんだ」という理解をしていく話です。
そこには、許し合い譲り合い慈しみあう家族関係を営んできたウジン一家が、常に影響を及ぼしてます。ウジン一家も「母を亡くす」という大きな傷を抱えている。とても傷つき、心を病みながら、人は慈しみ合って傷を癒していくものだと知っている人たちです。

もう一つの軸は、カン・ウジンの成長物語。演じたのはユン・ヒソクさん。序盤では単なる馬鹿?って感じのお人よしですが、ぐっと大人の顔になっていくところを表情でも見せてくれました。
まっすぐ生きてきた彼が、沢山の失敗をしながら、自分にとっての大事なものとは何か、自分はどのように生きたいのかを見つけていくドラマだったと思います。
前半では、初恋相手のジウォンという支配者に振り回されて、自分を見失っていきます。彼はジウォンを拒絶し、傷つけあってしまうことになります。恋愛感情ばかりは自分にもどうしようもなくて、誰かを傷つけてしまう。博愛主義の彼にとっての初めての経験。
自分というものを見つめなおそうとした時に、人生を共有できる女性としてミンソンを再発見します。幼い時から強烈な支配の中で育ちながらも、自分を必死に保ち健気に生きてきた彼女。誰にも理解されずに育った彼女は、ウジンが大事にする信頼や理解の価値を、誰よりも知っていて、ウジンを支持してくれる。そんな彼女が隠している美しさに恋をして、彼女に歩み寄り、彼女を守れる家庭を持とうとするウジン。
ジウォンと同類の支配者タイプ・ミンソン父が立ちはだかります。ジウォンからはアッサリと逃げたウジン。でも、ミンソンは手放せないし、彼女と付き合うなら支配者タイプの人間と立ち向かう必要がある。不当な攻撃に攻撃しかえすのではなく、謝罪と理解を示そうとするミンソンとウジン。仮に傷ついても、愛する人が支えてくれると信じているから出来ること。すれ違いそうになったり、くじけそうになったりしながら、この大きな壁を乗り越えました。


155話
ヒョンジャさんが「離婚」なんて言い出した。「誰にそそのかされた?」な夫に「あなたを尊敬して愛してきた。あなたに尽くすのが人生だと思った。それなのに、死ぬことを望んでるなんて。」とヒョンジャさん。「殺してやろうか?」な夫に「それであなたが楽になるなら、喜んであなたに殺されます。殺さないなら、私を解放して」とヒョンジャ。ミンソン父は、ただ大声をだして「行け」と言い渡す。

アボジに呼ばれた、ウジン&ミンソンカップルと、ウジョン%ジフンカップルとミンソ。
アボジは「お父さんは治療が必要だ」と。ウジンは「悪く思わないで聞いてくださいね」とミンソンに声をかける。ミンソは「父は病んで言って、最近悪化してます。でも病院に通うのはチョット」とためらう。
ウジョンは「アボジはどうですか?」と聞きます。アボジは妻の写真を見せて「子供たちの母です」と紹介。ミンソンが「綺麗な方ですね」と答える。ウジンが「アボジも5年ほど治療を受けました。」と話します。アボジは「妻を亡くして、ずっと病んでいた。子供たちには苦労をかけた。家族の助けを受け入れられなくて、入院したけど、カウンセリングも受けられなかった。ジフン君のお母さんのおかげ。」と説明します。
アボジは「ウジンと歌うのを見ました。妻に見せたかったな。歌が好きだったんです。前に、厳しいことを言ってすまなかった」と。ミンソンが「いいえ」と綺麗に笑って答えます。
アボジは、ミンソに「妹の交際をもう反対しませんね?」と。「はい」と答えてくれて、ミンソンとウジンが幸せそうに見つめ合う。
アボジは「隣とはしたしくて家族以上だし、もうすぐ家族になる。ミンソンさんが嫁いできたら、皆が家族だ。お父さんの反対は、心配だ。お母さんだけじゃ無理だ。家族でも大変だったら専門家の助言も受けて、積極的に努力すれば良くなりますよ。心の病も、放置していると悪化する。みんなで力を合わせましょう」と、漢方医らしい言葉。ミンソも納得して「ありがとうございます」と。ミンソンの肩をトントンして励ましてくれるウジン。
ヒョンジャも、ミンソンもミンソも、とても傷ついていて解決策を考える余裕もなかったけど、一緒に荷物を背負ってくれる家族を得て、前に進めるようになった。
ジウォンはやっぱり妊娠みたいですね。ジウォンは「ミンソ父への腹いせに、妊娠は遅くしたかった」とか可愛くないことを・・・。でも、嬉しいことだから、周囲にお祝いされて、ご機嫌はすぐに治った。

ミンソとミンソンとウジンは、アボジと話し合いに帰宅することに。
イエジは?って一番に心配するのがミンソンらしいなあ。ジウォンに「イエジとココでまっているように」って、気遣います。ミンソンは、アボジやジョムスンに丁寧に礼を言います。ミンソが「歩けるか?おぶってやろうか?」とか冗談を言って、ミンソンに嫌がられる。ま、ウジンがずっとミンソンを支えて歩いてるけどね・・・。

散らばった食卓を片づけるヒョンジャ。ミンソ父は「何も持っていくな。子供たちにも、イエジにも会うな」と言い渡す。「はい」と黙って出て行こうとするヒョンジャ。「悪い女。すべて捨てるのに、30年も偽ったのか?」と罵倒されて、「暴力や侮辱には耐えられた。あなたは病んでるから、いつか治ると思ってたから。でも、あきらめます。」とヒョンジャ。思わず手近なものを投げつけるミンソ父。

そこにミンソ達が帰ってきました。ミンソンに「どこに?こいつと寝たのか?下品な女だな」って怒る。ウジンが説明しようとしたけど、いきなりミンソンの頬を殴る父。ウジンが、必死に庇ってミンソンを背中に隠します。
父は「母に似て男好きなのか?」とまだ殴ろうとする。ミンソが父をとめるけど、「離せ。殺してやる」と大騒ぎ。ヒョンジャが切れて、ウジンとミンソンの前に立って「やめて。この悪魔。自分の子供にまで暴力をふるって、毒を吐くんじゃない」と怒鳴りつけた。そして、ウジンに「ミンソンと逃げて」と・・・。ウジンは、ミンソンの手をしっかりと握って、ミンソンを守り勇気つけます。
ミンソが「落ち着いてくれ」と父をなだめる。「お前は味方だろ?離せ」と泣きそうな父。ミンソは「母に会いました。父さんをすてた女性。母が家出をしたのは、お父さんのせいです。家庭を顧みないから出て行った。頼むから他人のせいにするな。」と爆弾発言。ミンソに「どうして俺のせいだ?」と言ってもみ合いになります。ウジンが割って入る。暴力沙汰が長引いたことで、ミンソンの心が限界に・・・。座り込んで悲鳴をあげてしまいます。(これが、幼少期のミンソンなんだろうなあ。切ない)
父は「全員出ていけ」と興奮しますが、そのせいで倒れてしまいます。病院にって大騒ぎに・・・。

で、いきなり1週間後。
科長たちとお茶してるミンソンとウジン。ウジンとミンソンが並んで座ってると安心しますね。アボジは相変わらずで、左半身はマヒしてるだけ。妙に詳しいウジンに、科長か「同棲でもしてるのか?式を挙げてないだけってことか?」なんてからかいます。ウジンは「そんなところです」とかニヤニヤ。ミンソンがあわてて「違います」とか照れているから、ウジンが「とぼけないで~」とかもっとからかう。さらに、「あれ、渡米するんじゃなかったの?帰国したの?」なんて、皆に言われちゃう。科長が「ウジンより彼の方がマシだ」とか言って、ミンソンに「そうですよね~」と逆襲されて拗ねるウジン。かわいいねえ。軽口言って、いつもの二人に戻ったなあ・・・。

ミンソンの研究室で、ミンソンの額の絆創膏を剥がして傷をチェックするウジン。「抜糸するんでしょ?」というウジンに、「父の病院でやってもらいます」なミンソン。「元気出して」と励ますウジン。ミンソンは「今日も病院行くの?また怒られますよ」と心配するけど、ウジンは「大丈夫ですよ。頑張るぞ」と元気です。ミンソンが居れば元気なんだから、ホント、単純な男だよなあ。

会社をまわさなきゃならないミンソは大変です。父の苦労を理解。父は、手じかな部下も殴ってしまったのか・・・。病気になっても元気だねえ。

で、入院中のミンソン父。訪ねてきたウジンに、手当たり次第に手近なものを投げつけるけど。ウジンは適当に受けてます。父は「帰れ。なんで来た?ミンソンも出ていけ。もう俺など怖くないだろ?カンと一緒に住め」と大騒ぎです。
ミンソがやってきたら「離婚したいんだろ?出ていけ。俺がこんなだから、財産を奪おうってか?弁護士よべ。遺書作って、全額寄付にしてやる」とかヒョンジャに言う。皆、あきれちゃいます。「なんという目で見るんだ。俺はまだ死んでないぞ」って、元気なオッチャンやねえ。

ウジンが帰宅すると、ミンソンが迎えに来るのを待ってたジウォンが庭に。あからさまにガッカリのジウォンに「ごめん」なウジン。「今日もご苦労様」なジウォンと、「つわりはどうなの?」なウジン。ジウォンが「私たちが夫婦みたいだ」って笑うけど、意味のわからないウジン。ウジンにとっては、ごく普通の他人を気遣う言葉だもんねえ。あいかわらず、ウジンとジウォンは会話がかみ合わない。
ジウォンが、ウジンの家に行こうとするので、家を変えるってこと?って感じでドクペの家に入ろうとするウジン。ジウォンが「違うよ。ウジョンに用があるだけ」です。
ヒョンジャとミンソンがずっと病院だから、イエジとジウォンは実家に戻ってるんだね。ジウォンとヒョンジャも、上手く連携とっているようですね。
ウジンは、毎日、病院までミンソンと一緒に行って過ごし、ミンソンを家に送り届けてから帰ってきてるのかな?ヒョンジャもミンソも会社や看病で忙しいから、あのでっかい家にミンソンは一人になっちゃうときには、ウジンの家に行くこともあるかな?

ウジョンは、ジフンに指輪を渡す方法が分からなくて、ジウォンに相談。「サラッと言って渡しなさい。感情を出さずに」なジウォンです。
で、出かけていくジフンにそっけなく渡したんだけど、開店準備で色々と忙しいジフンは「ありがとう」だけでバタバタと行ってしまう。実は、店も借りて、内装中のジフン君。指輪も嬉しくて何度も眺めて自慢してる。

ミンソ父は、点滴をはずしちゃったり、超わがままな患者。ミンソンやヒョンジャも手を焼いてます。こういう苦労を、ジウォンにはさせないのが二人らしい気遣いだよね。

で、ミンソは実母をつれてやってきました。


156(最終)話
倒れても、拗ねまくり暴れまくる父を見かねて、ミンソは生母を父に会わせました。
部屋の外で待ってるヒョンジャたちがハラハラしてる。そこにアボジ達がお見まいに。恐縮するヒョンジャやミンソン。アボジが優しく気遣ってくれてホッとする。

ミンソ父は「いつ死ぬか見に来たのか?」と問う。「ミンソに頼まれて来た。会いたかった。あなたや奥様が嫌がると思って会えなかった。ミンソに会うべきだった?ごめんなさい。」な生母。ミンソ父は「ミンソが憎かったわけではないと話してやれ。俺が嫌だったのか?逃げたのは俺のせいか?」という。生母は「私が悪かったの」と答える。ミンソ父は「金が必要か?用件は?」などと言い出す。生母は「苦しんでたのね。謝るわ。ごめんなさい。何も知らなくて。謝罪が遅れたわ。」と言って席を立ちます。ミンソ父は「幸せにな・・・」と言葉をかける。
で、みんなに見舞われても泣きだしてしまうミンソ父。ヒョンジャさんが涙を拭ってあげるけど、嫌がります。「顔を見たくないなら出てる?」というと、「横にいろ。悪かった。苦しめて」なミンソ父。「苦しんでないわ。私の方こそごめんなさい」なヒョンジャ。優しい人だねえ。

ウジン達は仕事で外出。室長が妊婦なので出かけられずにお見送り。ウジンがおなかを触って「動いた~」と大騒ぎ。どうやら、母親似の娘が父親似の息子を蹴っているらしい・・・。ワロタ。

今日はミンソン父の退院でもあるけど、ドクペさんとウジンのアボジが手伝ってくれる。ミンソンが、すっかりウジン父を家族として信頼してる感じで、もう実質的な夫婦なんだな~って感じます。ウジンと並んでると、本当に似合ってるしなあ。

で、生ハムの発売です。試食にさそうウジン達だけど、商売は専門じゃないから人が集まらない。ジウォンが見かねて、イエジとサクラになって客寄せ。ま、こんなに簡単にはいかないだろうけど、楽しそうだからいっか。

で、ウジンも一緒にミンソン宅へ・・・。イエジと遊んでるミンソン父にあいさつ。「お父さん」って声かけて、「なれなれしい」とか言われながらも、車いす動かせとかすっかり慣れてますねえ。「許すと思ったら大間違いだぞ~」「許すはずですよ~」とか、すっかり喧嘩友達になってないか?
ジウォンの妊娠は、ミンソ父にまだ内緒。ささやかな抵抗ってやつか?

ドクペさん。興業成績は悪かったけど、演技は褒められた。

ミンソン、ハムの件で優秀賞をもらった。ウジンが抱きついて祝福。科長は「商品はサンフランシスコ行の航空券だ」とか言ってからかう。サランヘのハートマークをだすウジンと、照れくさそうに小さく答えるミンソン。
で、またまたウジンはミンソンの家で夕食。交際してる時は毎日ミンソンの家の前まで送り届けてきたけれど、今は家の中まで入って一緒に過ごしてるんだね。すっかり家族の一員になってしまってる。馴染みまくってるし、食卓が和やかになってる。
「賞とったんだって?俺のおかげだな」な父親に、「なんで?」なウジン。皆に見られて「すみません。すべて、お父さんの力です」とご機嫌とります。(ウジンにしちゃ、ミンソンが頑張ったのに~って思うよねえ。ウジンにとっての優先順位はミンソンだから、この家での絶対権力者は父親だってのを、チョイチョイ崩しちゃうみたい。でも、それは悪いことじゃないよね)
父は「なせ来るの?」と聞いてくる。「すみません」なウジン。イエジが「何時に来るかってハラボジが聞いてたよ」と告げ口。ウジンは「私とまたおはじきしますか?お父さん、囲碁ができないんですよ~」なんていう。ヒョンジャは「テレビで勉強してのに」なんていって、父が拗ねてしまう。
で、父は「結婚。来年にしろ」と言い出す。みんなビックリ。「俺は歩いて入場する。リハビリして歩けるようになって、ミンソンをつれて堂々と入場するぞ」だって。照れ屈そうなお父さん。聞いてる間に、ウジンがミンソンをちょっとつついて、顔見合せて照れくさそうに小さく笑うのがカワイイ。この二人は、並んで座ることが多くて、この仕草も本当に多かったんですよね。二人らしい仕草で好きです。
ウジンは席をたって、ミンソン父を抱きしめて「感謝してます」と肩を揉みます。ミンソンの肩を抱いてくれるヒョンジャ。この母娘がこんな風に素直に笑えるのって初めてじゃないかな。労わりあってはきたけど、つねにミンソン父に怯えてたからねえ。

ジフンは、ウジョンを「タルトのおいしい店なんだ~」とか言って、デートに誘い出します。「今後、生涯にわたって、一番うまいものを食べさせてやる。結婚しようか」とプロポーズ。皆が隠れてて、サプライズで出てきてお祝いしてくれます。ミンソンが、アボジのとなりで笑ってるのがすっかり家族なんだなあって感じ。

で、女性陣3人はジウォンの部屋でおしゃべり。ジウォンが「いきさつはどうあれ。結婚おめでとう」とミンソンに。照れくさそうなミンソン。ウジョンが「義妹でしょ?私には言ってくれないの?」というと、ミンソンが「私がお祝いしますよ」という。皆がだれかの義妹で、義姉っていう不思議な関係に笑い合う。
男性陣は飲みに行って酔って帰ってくる。ウジンはミンソンをおんぶしてじゃれまくり。

ドクペさんは、ミンソの家に遊びに行って、ミンソ父に「PB商品に関する記事」をよんであげる。俳優業も順調の様子。ミンソン父は、ウジン父のハリ治療も受けて、順調に回復中。ジョムスンさんが妊娠のことを口滑らして、ミンソ父は嬉しそう。このひとは、寂しんぼだから家族が増えると嬉しいんだろうね。

ウジンの一家はジフンとミンソンを連れて、母の命日に会いに行く海に。ウジン、髪切った?さっぱりしてるなあ。
ミンソンが果物を切って、ウジンがそれをジフン君にも渡したりしてます。二人の連係プレーが慣れてて、すっかり夫婦ですね。ウジンが、ミンソンに食べさせてあげたりするのも慣れた感じで微笑ましい。

アボジとドダムは海に向かってます。ドダムにせかされて、アボジは「オゲンキデスカ」と産みに叫ぶ。ドダムは「ママ、ひさしぶり。義兄さんと義姉さんが出来たよ~。僕たちは幸せだよ。心配しないでね」です。みんなもやってきて、ジフンは「お母さん。婿のジフンです」よ叫ぶ。照れやなミンソンもウジンに促されて、恥ずかしそうに「息子さんの嫁です」とあいさつ。ウジョンは「かっこいいでしょ?」とジフンを自慢し、ウジンは「綺麗なお嫁さんでしょ」と自慢する。
皆で砂遊びして家を作る。じゃれてるうちに揉めたら、アボジが「まあまあ」となだめる。それぞれのカップルは、またまたじゃれ合って大騒ぎです。ウジンとミンソンは、またウジンがミンソンを追っかけまわしてる。楽しそう~。
こうして家族になりました。育ってきた環境が違い 最初は戸惑ったけど。理解し助け合いながら 幸せな家庭を築きます。時には波が襲ってきても この幸せを守ります 愛する人がいる限り どんなに困難な時でも 幸せになれるはずです」とナレーションで完結。

僕は君にほれた 153・154話 [僕は君にほれた]

ウジンとミンソン、それぞれに「立ち向かわなきゃ」ってことで処理すべきことに突っ走ってしまい、ウジンは殴られ、ミンソンは事故にあう・・・。いわんこっちゃない。あんたらは単独行動禁止!!くっついてなさい!!
で、やっと会えた二人。お互いの心配をしあう所が凄く可愛くて・・・。特に、ウジンはしゃべることもできないほど弱ったミンソンしか見てなかったから、ホントにホッとしたみたい。ウジンは「家においで。家族も待ってる」とプロポーズ。

154話では、ミンソ父子の傷の原因であるミンソ生母が登場。ミンソの心のしこりが消えます。ミンソというキャラクタは、この傷がかなり大きく影響してるんですが、イマイチ行動に整合性が取れてない気がします。そんなに去られるのが嫌なら、如何にも簡単に去りそうなジウォンを選ぶのはどうして?親は「繊細な子」というけど、凄く無神経で繊細さのかけらもない男だったりするし・・・。設定的には自虐心の強い人なんだろうに、妙に自信満々だったり・・・。ヘラヘラしてる中に、そうしなければ誰もがいなくなるという恐れや寂しさをにじませられると良かったんですが・・。


153話
ミンソン、あわてて帰ろうとして事故る。一瞬、気を失ったミンソンは色んなウジンを回想します。
図書館に閉じ込められたミンソンを助けてくれたウジン(15話)。お兄さんと話さないとダメだって言って約束をしたウジン(45話)。畑を一緒にすることになって、土に二人でお礼をしたときのこと(40話)。一緒に草すべりをしたとき(16話)、運転を教えに駆けつけてくれたウジン(32話)、初めて会った時を再現したウジン(48話)、寝てるウジンにキスしたこと(84話)ホームから落ちそうになったのを助けてくれたウジンとの初対面(3話)。ケンチャナヨ?なウジンに呼応するように、ミンソンは意識を取り戻しました。怪我はしてるけど、大したことなさそう。良かった。
思い出すのが片思い時代のウジンばかりなんですよねえ。ジョムスンさんが「夫はカッコイイでしょう?今でもドキドキします」と語ったことがあるけれど、ミンソンの気持の中にも片思いの時のドキドキした気持ちはずーっと残っていくんだろうなあと思います。ウジンの方には、ミンソンの隠された美しさを見つけた時の喜び・ドキドキが、ずーっと記憶として残っていくんだろうなと思います。科長が言ってたように、振り返れば振り返るほど、「これが愛だ」と実感する存在なんじゃないかと思いますね。
もちろん、信頼し合い分かち合う愛が一番だと思うけど、長い人生で気持ちがすれ違って信頼が揺らいだ時に、一方的に恋する心のドキドキを感じられれば、乗り越えられることも多い気がします。

室長がヒョンジャに「家を出たみたいなんですけど、どこに???」と電話報告して心配中。ヒョンジャさんも「どうなってるんだ~」と心配中。

ジウォンが外を探しに行くと、大騒ぎ。ウジンは何を考えて、ここで秘密兵器を出したのやら・・・。ミンソン父の尋常じゃない様子を見て、ウジンは凄く辛い顔をするんですよね。ミンソンが恐れているものの実態に少し触れて、やっぱりショックだったと思います。強硬な様子を見て自棄になったのもあるんだろうけど、ウジンは殴られたかったのかもしれないですね。ミンソンが受けてきた苦しみを、自分も経験して受け止めたかったんじゃないかなあと感じました。
ウジンは、争うことが苦手で、「時間をかけてゆっくり分かってもらう」なんて悠長なことを言って、争いを避けてた部分もあるけど、今はホンキで「傷つけあっても良い」って勢いです。

アボジが「ウジン、立ちなさい」と言ってるけど、ウジンは一度は立ったけど、すぐに正座し続けてる。アボジは「何の真似だ。私の息子を殴るなんて。理由はどうあろうと殴っちゃだめだ」と怒りまくり。前に、「ウジンは怒ると目をこんなに開いて怒る」ってミンソンが言ってたけど、アボジの目もかっと見開いてます。
ミンソン父は「私の娘に何をした~」だよな。合意のうえとはいえ、怒られても仕方ないような。ミンソがなだめてるけど、ミンソン父は「ミンソンどこに行った?」ってそればかりです。心配なのは分かる。この人は、この人なりに娘を愛してるんだよね。跡継ぎ至上主義も、「だって娘は嫁いで行ってしまう。俺から去っていく人間じゃないか」という寂しさがあるからだろうし・・・。でも、それは一方的すぎる愛情だよね。伝わるわけないよ・・・。そもそも暴力はイカン。
「さっき言ったこと、もし本当だったら殺してやる。」と掴みかかるミンソン父に、アボジが切れる・・・。「何の権利があって大事な息子に乱暴を。過ちを犯したときは諭してやるのが親なのに。」と正論です。ミンソン父は「何が欲しい?殴られたから慰藉料か?」と暴れまくる。ミンソがアボジに謝罪し、「早く帰ってください」というんだけど、ウジンは正座を崩しません。必死に耐えてます。何度もがっくりと膝をついて願おうとするのが印象的。やっぱりウジンは、人の悪意に慣れてないから、かなりビックリしちゃってるというか、ショック受けてるというか・・。
ミンソ父、「ミンソン見つけて来い。出来なければ殺してやる」と言い渡して退場。ミンソは、自分の父が恥ずかしく悲しい。「すみません。父は病んでるんです。お許しを・・・って半泣き」。動揺してるミンソを、ジウォンが手を握って慰める。アボジはミンソを気遣って、「家の中に」といいます。

アボジが「ウジン帰ろう。無駄な努力だ」と。ウジンも「申し訳ないです」と・・・。ま、今日はウジンがアホすぎ。っていうか、ミンソンと連携とれよ。二人して一気に動き過ぎ。これまで、我慢してたからなんだろうけどさあ。
帰るときに、ミンソンのでっかい家を眺めるウジンの悲しそうな顔。ミンソンが何を怖がってきたのか、骨身にしみて分ったでしょう。大人で男のウジンはまだしも、子供のミンソンがどれほど怖い思いをしたかを考えるとなあ。ウジンは、何度となくミンソンを家に送ってきたけど、その豪邸に意味なんかまったく感じてなかった。でも、初めて門の内側に入ってみて、分かったことがある。その中で、ミンソンがどんなふうに戦って、どんな風に傷ついてきたか。家庭は、ミンソンにとっては戦場なんだということ。

ウジンは帰宅して怪我の治療。痛いって大騒ぎです。心配するドダムに「ケンチャナ~」と明るいです。ま、ミンソンの気持ちがハッキリしたから、今のウジンは何をやってても基本的にハッピー」なんだよねえ。渡米するとか言いだしたあとの凹みぶりを思ったら、全然元気。

でも、アボジは息子が殴られるのが辛い。ウジンも「驚きましたか?」と笑ってアボジを思いやる。アボジは「お父さんは病んでるようだね。」とウジンも「過去に負った傷が深すぎるみたいで・・・」と心配してる。アボジは「人が去ると、どんな形であれ傷跡が残る。父さんも母さんと仲良く暮らしてたが、五年以上治療を受けた。あの人も、傷が深いようだ。心の病も治すのが難しい。家族も苦労しているだろう。お前たちも苦労したろう。お兄さんに話して治療を勧めたらどうだろう?」とアボジ。流石、漢方医!!

で、ミンソンさんは?となる。ウジンは科長に電話して「家を出た」と言われてしまいます。
ミンソンは、怪我して額を縫ってました。で、家に電話。ジウォンが「実家から電話」って感じで、ミンソン父を誤魔化しつつ会話。ミンソンは「家に問題は?ウジンは?」って、自分のことを心配しろ!!まったく・・・・。
ジウォンは「今帰ってきたらヤバい。体は大丈夫?行く所がないなら私の実家に行って、私の部屋が空いてるから。え?金がないの?ウジンに連絡して迎えに来てもらってください。電話代は?明日、お義父さんの目を盗んでいく」とアレコレ指示する。悪知恵がこういうときに生きるか?ヒョンジャが「ありがとう」と感謝。

ミンソン、すごくためらってから電話。心配してたウジンは「もしもし?チョ博士?」凄い勢いです。思わず「まったくもう!!」って大きな声出しちゃう。で、「今どこ?」で、お迎えに行くウジン。ミンソンは、寒いのか膝を抱えて待ってます。この姿が、とってもミンソンらしいなあ。
お互いに怪我してるから、「どうしたの?どうなったの?怪我してる。血が出てるじゃん。殴られたの?痛い?」と相手のことばっかり質問して、全然答えてない~。もう、二人らしいなあ。自分より相手の心配ばっかりして・・・。
ちょと笑ったのに、また同じことになって「痛い?カッコイイ顔にあざができてる。オットケー」なミンソンに、笑ってしまうウジン。あったかい良い笑顔だった。もうミンソンが愛おしくてたまらんって顔。
ウジンは、自分のパーカー貸してあげます。チョい寒そうなウジンを心配するミンソンと、強がるウジン。公園に並んで座ってお話。この二人は外で並んで座ってるってのがすごく多いですよね。科学院のベンチや、公園のベンチで、ならんで座っておしゃべりしてきました。
「逃げたんじゃなくて、あなたに会いに行くつもりでした・・・」なミンソン。ウジンは怪我をじーっとみようとして、近づきすぎて逃げられてヤンの。ミンソン、照れるなよ。「軽傷で良かった。後遺症が出るかも」と心配。
ウジンは「うちへ行こう。皆がまってる」とミンソンの手を握ります。ウジンが、本当に幸せそうな笑顔を・・・。
プロポーズでもありますね。114話でも使われた「うちにおいで」です。114話の時も、ミンソン父とミンソンの断絶を目の当たりにした直後だったけど、今度も似たような状況です。でも、ウジンがミンソンの家族の事情まで分かったから、もう一人で戦わなくていい。ウジンも味方になってくれるし、家族も応援してくれる。ミンソン、良かったね・・・。

で、皆に助けられてジウォンの部屋に。ミンソンは、ジョムスンさんや皆さんに、すみませんと丁寧にお礼を。血が付いてるから着替えないととか、食事は?とか、お母さんに連絡は?とか皆して世話してくれる。休ませないとってジョムスンさんが男性陣を追い出すんだけど、ウジンが傍を離れたくなさそう。じーっと見てる。

ミンソはジウォンと実家に感謝。ジウォンは、ミンソに「代わりにちょと付き合って」とお願い。イエジも一緒に寝たいってやってきて、ジウォンと仲直り。
翌日、ジウォンはミンソを生母に会わせます。


154話
眠っているミンソンをねっ転がって眺めてるウジン。ミンソンの顔の前に手をかざしたら、ミンソンが目をつぶったまま「何を見てるんですか?」と・・・。ウジン嬉しそうに「生きてた」と笑う。ミンソンは、ウジンの体を心配し、ウジンは「何か食べますか?」と声をかける。ウジョンが食べさせてくれたというミンソンに「結婚前から小姑に苦労をかけるんだね」なんて笑うウジン。すっかり新婚気分になってるだろう~。
ウジンだ「顔洗いますか?目やにがついてますよ」とかじゃれてたら、ミンソンは腕が痛くて「イタタ・・・」となる。ウジンが「ほら。事故は後から痛みが来るんだよ」と心配して、腕をなでなでしてくれる。ミンソンは「筋肉が驚いたみたい」とかいうけど、「筋肉なんてないくせに~」です。ミンソンは「やめてください。そんな元気ないです」と笑って言う。
ウジンは「顔を洗います?頭も洗いますか?においますよ~」とか悪ふざけするから、ミンソンはフードかぶって、布団もかぶっっちゃう。ウジンが布団をはがして襲ってキャーキャーじゃれあってる。そこにジョンスンさんが来て、慌ててしまいます。ウジンも慌てて起き上がって逃げて行った。笑った。微笑ましいねえ。
ジョムスンさんは笑って「元気になったね」とミンソンに声をかける。「ありがとうございます」なミンソンに、「そんなことないよ。ヒョンジャもあなたも哀れだわ。でもジウォンも考え直したし、ミンソも助けてくれるから、お父さんを説得すればよい。元気を出して。そんな姿を見たら、親は辛いはずよ。」とジョムスンさん。ミンソンは「母に電話したいのですが・・・」と・・・。でも、ヒョンジャはミンソン父の目が光ってて、電話にでることもビクビクもんなのよねえ。

ウジン父は「ミンソンの母親が心配だ」とドクペと話し合ってる。「娘が消えたから、きっと大ごとになってる。猜疑心がつよくて家族が苦労してる」なドクペ。アボジは「ミンソンさんをあのままにはできないし、解決をしないとならないです。」というけどねえ。

室長と科長も、ミンソンを心配してやってきます。怪我してるウジンを見てびっくり。ミンソ夫婦もやってきます。

ジウォンとウジョンは、ジフンに挙げる指輪のことや、ミンソ実母のことを報告。ウジョンがジウォンをほめて、ふざけ合う二人。

皆で食事です。ミンソとウジンが、まだ具合が悪いミンソンの世話を両脇から焼いてます。ジウォンも「つついてないで食べないとだめです。ご飯は力のもとですよ」(って、言うのはよいけど、口にものをいれたまましゃべるな・・・)とかいいつつ、自分はウっとなって、妊娠か?って騒ぎに。

大騒ぎの食卓に対して、ミンソン父は寂しく、呆然としてる。そして、ヒョンジャに「子供たちをどこにやった?私だけ仲間外れにして嘲笑ってる。」と言い、食事にも「死んでほしくて毒でももったか?」などと言い出して、食卓をめちゃくちゃにする。
ヒョンジャが「離婚しましょう」と言い出した。

その日の午前中、ジウォンが、ミンソとイエジを実母とその息子にあわせます。
ミンソは固まります。ミンソにとっては、そっと母の姿を見て慰められてたのに、急に引っ越しされたことが大きな傷になってるみたい。(でも、それを乗り越えたのはヒョジンのおかげなので、やっぱりヒョジンを選ばなかった理由が謎だけど)「俺が迷惑だったから逃げたの?なぜ、今更?俺を捨てて、息子の自慢?あなたは、捨てたんだ。俺たちを・・・。それが、どう影響したか分かる?」と問う。

ミンソ父が、ヒョンジャに「俺が病んでるって言ったんだって?精神病院にでも送って財産を奪うつもりか?」と責め立ててる映像が・・・彼は彼なりに、子供たちを愛していて、だから傍に置いて、自分の思うようにさせたい。父は経営者で成功した人で、自分はどうすれば成功できるか知ってるという自負もあるだろうから、どうしても子供たちを支配しようとする。

母は「ミアネ」としか言えません。
ミンソは「どうして子供を置いて家を出られるのか?」妻に問いかけるように母に問う。悪かったと謝る母に「オンマ・・・。俺を捨てて幸せだったか?」と問うミンソ。不幸だったという母に、「後悔したか?会いたかったか?」と問うミンソは泣きだしてしまいます。「死ぬほど、後悔した」な母。

息子の方は、イエジ達とそっと様子をうかがってます。可愛くて賢いイエジ。
ジウォンに「会いたがってたから一生懸命説得しました。勇気がなかっただけ。継母に悪くて」と息子はいい子だなあ。ジウォンは口が悪くて「子供を捨てる勇気があるのに」なんていう。ジウォンは「私も継母だけど、イエジも実母にあいたいって」と・・・。イエジは気を使って「少しだけね」っていい子だなあ。
でも、前妻が生きていたらジウォンは絶対に排除に動いたと思う。「他人は敵だ」って意識は、今でも変わってないように思う。大騒ぎして、カン家やチョ家は自分の身内で家族で基本的に味方なんだって認識はしたから、変わったように見えるけどね。イエジが味方で、その生母も身内で味方なんだって認識するまでに、きっと大騒動を起こしただろうなあ。

別れるときに、ジウォンは「いつでも連絡してください」と母に明るく声をかけます。
息子は「僕もミンソです。母は私の名前を呼びたがるんです。ミンソごめんね。会いたい。愛するミンソ・・・。物心ついて、母があなたを呼んでいると分かりましたから嫉妬しました。あなたの気持を知らなかった。僕は幸せなのに。自分の立場でしか考えられないようです」と・・・。大人だなあ。ミンソは「兄にあなたは何だ」と相変わらずひねくれた言い方。
この弟だって寂しく思っただろうけど、愛されて育ったからねえ。イエジもだけど、愛情を注がれれば、傷に耐えられるんだよね。だからこそ、ヒョンジャのあびるほどの愛情を受けて育ったミンソが、極端に弱く、子供のままなのが際立ってしまう。「去られた記憶」がそれだけ強烈だったということなんだろうねえ。

母と別れたあと、ミンソはジウォンに「前妻の浮気は、寂しい思いをさせた俺のせいだ。去ったあいつに罪を押し付けた。父さんと同じく・・・」と語ります。ジウォンが「お父さんの背中を見て?悪いところは見習わないで優しくして。可愛そうな旦那さん」と言って慰めます。

物事がうまくいかなかったときに、ミンソ父・ミンソ・ジウォンは「他人のせいだ」と思うことで、自分を保とうとしてしまう人なんですよね。ヒョンジャやミンソンやウジンが「自分のせいだ」と思ってしまう人なのと対照的。本当は、両者にすれ違いがあったり、誰か一人だけがすべての悪いってことはないんだけど・・・。

僕は君にほれた151・152話 [僕は君にほれた]

ウジンがミンソンを「愚かなところが僕にそっくりだ」って叱るのが、凄い愛がこもってる。ウジンとミンソンって、いっつも相手の不器用でお人よしすぎる所を叱りながら心配してるよねえ。

ウジンは気合いを入れなおしました。ヒョンジャさんは「連れて逃げて」と言ってるけど、まだDVを知らないウジンは「説得します」モード。
ドジンにも話をつけました。「優柔不断過ぎる」とドジンに言われましたが、ホント、ウジンって愛されてる割に自信がない。ドジンに恋人だと名乗れなかったウジンの弱さ。常に前向きなように見えるウジンも、自分に対して不安があって、ミンソンの励ましを必要としているということが示されます。ドラマ前半で書かれた、初恋での挫折をミンソンの存在によって乗り越えていったというパートが、ココに来て効果をあげてる気がします。

ミンソとジウォンもとうとう折れました。正直、遅すぎ・・・。で、ミンソンはまず「ドジンにちゃんと説明をしなくちゃ」と思って、家を抜け出しちゃいます。巻き込んだ形だからねえ。ドジンは大人だったなあ・・・。

で、最後の関門ミンソン父に対決するウジン。手ごわいですねえ・・・。
でも、父親として怒る気持ちもチョット分かる。娘は消えて心配だし、ウジンにみたいに頼りない男なんかに娘はやれん!!よなあ。ただ頭下げるだけじゃダメだろって感じだろうねえ。娘がそんな男を選んで出ていくってのも、逃げられたって気持ちになるんだろうねえ。自分の用意した男なら、送り出してやったと思えるんだろうけど。
その上「責任とらなきゃならないことした」とか、このタイミングで言うかよって感じだよ。ウジン、火に油を注いでどうする・・・。室長が言ってたのは、そういうことじゃないだろ~。
ミンソンが居なかったのは良かったのか悪かったのか・・・。二人とも、「報・連・相」がなってなさすぎ。

この回「愛する人がいる」とサランという言葉を使うミンソン。ウジンも、映像にはないけどアボジにそう言ったみたいですね。実は「チョア」は使ってたけど「サランヘ」は初めてだと思います。引っ張ったね~。
このレビューで、ジウォンに対する恋と、ミンソンに対する愛は違うものだと書いてきたけど、それが言葉でも表現されました。

泣いても笑っても、あと4話!!ハッピーエンドに向けて頑張れ


151話
ウジンは、イエジと一緒にミンソンにお粥を食べさせてあげようと一生懸命。「熱いの食べさせて、やけどさせちゃいますか?愚かなところが僕にそっくりだ。強がって置いて、イエジに恥ずかしくないの?」とか、言ってる。ウジン、何もしなかった自分の愚かさや、ミンソンの苦痛を理解してあげられなかったことを後悔してるんだね。
「科長も罪悪感を抱き、室長も苦しんでる。二人に口答えするから、こんな目に会うんですよ。いい気味だ」とか叱ってる。ウジン、凄く愛のある叱責なんだよね。やっぱり、ミンソンには叱ってくれる人が必要だ。逆に、ウジンもミンソンの叱責が必要だし、そうやって、心配し合ってればいいんだよ。
まだ話せないし、食べようとしないミンソン。ウジンは、スプーンをふーふーして「あーん」だって。イエジも一生懸命「あーん」と家うので、ミンソンがやっと口をあけました。イエジは、ミンソンの口を拭って「コモ、かまなきゃダメ」だって。ウジンもミンソンの口もとを拭ってくれる。これ、あの牧場で牛乳飲ませてもらった時を思い出したなあ。
「カン博士。私とした約束覚えてる?」なイエジに、ウジンはうんって笑って、二人で指きりです。分かってたと思うけど、ウジンの「結婚する」という意志が明白に。

ウジンは、ヒョンジャさんに「話をしないのは、なぜですか?」と心配。愚痴ってたのは、心配だからなんだろうねえ。ヒョンジャは「前にもありました。だれも言うことを聞いてあげないと、話しても無駄だと思って、口をつぐんじゃう」と説明。ウジン「治ります?」って心配だよなあ。ヒョンジャさんは「分かりません」だってよ。
っていうか、今までそういうことあったなら、ちょっとミンソンに気を使ってくれよ・・・。父親とか「暗くてコンプレックスが強くて、手に負えなくて苦労した」って言ってたのは、言葉が出なくなって苦労したってことか?マジで、しゃれにならんだろ?体に変調がでるほど、凄いストレスを受けてるってことだよ??

ヒョンジャさん「まだミンソン好きですか?結婚したいですか?」と。ウジンは大真面目で「はい」と。ヒョンジャは「ミンソンを連れて逃げて」です。ビビるよなあ・・・。しかし、ヒョンジャは「父親に見つかったら、ミンソンも私も殺されます。あの人の怖さをしらないでしょう?」と必死。
ウジンは「アボジの許可を受けてから来ます。」というけど、ヒョンジャは「出直してミンソンの父親の許しも得ようと?それは絶対に無理です」と必死。ウジンは「心配しないでください。平気」と楽観的。「あなたのお父さんは許してくれる?」と心配なヒョンジャに、ウジンは「説得します」とニッコリ。って、ホントかよ~。だったら、早くやれよ~。ミンソン父の怖さって、ウジンの知ってるレベルを「1」としたら、ヒョンジャさんの言ってる怖さは「100」位だよなあ・・・。ウジンは理解してない。

ミンソンの家から出てきたウジン。気合いを入れます。が、ドジンさんとばったり。「同僚の方ですね」と言われて、「チョ・ミンソン博士の恋人です」と宣言。やっと言った。遅いよなあ・・・。ドジンは、可愛そうだよねえ。
ドジンに「優柔不断でした。すみません」と話します。ドジンは「お父さんの反対が酷いというのは分かるけど、僕なら、自分の彼女に見合いなんかさせない。平気ですか?」と。ウジン「辛かったです」って凹んじゃう。あまりに正直な反応だなあ。
ドジンさん「こんなことに巻き込まれて不快です」とごもっともなことを。ウジン、「すみません」と謝るしかない。「身を引いてくれと言いたいの?」に「出来ればそうしていただけたら・・・」なウジン。「無理だといったら?」「お願いします」って、頭下げるだけかいな。
子供じゃあるまいし・・・。今になってこんなこと。理解できません」とドジン。もう一回「すみません」と頭下げるウジン。
ドジンさん、ミンソンと父親の性格から予測はあったんだろうね。割とあっさり引いてくれた。まあ、強行しても幸せにはなれないもんな。ドジンさんは大人だなあ。
ウジンは、ホントに「自分はミンソンにふさわしいのか?」って迷ってたのかもなあ・・・。ミンソンの家族にも、自分との結婚以上に「ミンソンを愛してあげて」と言ってたのは、そんな気持ちもあったからかもしれない。 どんな愛しあっていても、家族と不仲なままじゃ幸せになれなさそうだもんね。特にミンソンの場合はそこにトラウマがあるし、ウジンは家族を大事にしてる人だしね。不仲の原因が自分とジウォンの過去の交際ってことだと、ますます「僕以外の人となら幸せな結婚が出来るのでは?」って思っちゃうのかもね。あんなに愛してくれてるのにねえ。やっぱり、「愛されてる」っていうのは、表現してもらって初めて実感できるものなんだろうね。それは、ミンソンと母の関係でもそうだし、難しいよね。 ウジンは「家族に認めてもらう」という態度を崩しません。ミンソンが家族に認めてもらえないことで傷ついてきたことを知っているから、祝福されないまでも認められて結婚したいんじゃないかあ

フィリップが、ジフンに「どうして恋人だと言わなかった?優柔不断だ」と責めるシーンが、ウジン&ドジンの会話と並行して書かれます。ジフンは「私より立派な人がいたら、譲ろうと思ってた。でも、間違ってた。ウジョンにとって、俺以上の男はいない。ウジョンを不幸には出来ないよ。」と・・・。ホント、そうだよね。
ウジンがドジンと話すシーンと交互に展開されて、ウジンとジフンが同じ過ちをしてたってことが明示されます。ウジンも、過去と言う問題のある自分に、引け目を感じてしまってたんだな。ドジンさん、かっこいいし、感じよいひとだしなあ・・・。

ウジンは、次にアボジを説得。「うちに連れてきます。彼女がどうなるかと心配で仕方ないんだ。お願いします・・・」とウジン必死です。アボジは、「誤解じゃ?そんな酷い親はいない」なんだけど、ウジンは「彼女のお父さんがどんな人か知ってるでしょう?」だって。ウジン達が知ってるのより、ずーっと怖いんだぞ~。
アボジは「そこまでする必要か?」だけど、ウジンは「アボジが許してくれれば、そうしたいです。分かってます。アボジやオンマがどう思うか。両親の反対する結婚で、アボジが苦しむのも分かる。でも・・・」とお願い。
アボジは「まさか、内緒につれてくるつもり?」です。ウジンは「覚悟決めてご挨拶して、必ず許してもらいます。何とかして許してもらいます。やってみたいんだ。お願いします」と。しかし、お願いして許してくれる相手じゃないんじゃ?なアボジの心配は分かるなあ。アボジ「一緒に行こうか?」と言ってくれた。ウジン、嬉しそう~。「一人で行ってきます。ありがとうございます」って。でも、ウジンは大人になったよ。凄い頑張ってるよ。不器用ではあるけれど。

ミンソもミンソンを心配してました。
実母問題を話すに話せなくて迷ってミンソの事務所に来たジウォン。ミンソは「暇ならミンソンの様子見てほしいのに」というけど、「なんで私が」とミンソンをボロクソに言うジウォン。ミンソに怒られて、「冗談です」と言ったけど、ホント、口を縫い付けてやりたい。悪い言葉ばっかり。
ミンソは「ウジンと家族になっても平気?」と。ジウォンは「勝つ自信ある?」と聞いてくる。あくまで「モテモテの私を二人がとりあう」って視点を維持したいのね・・・。ミンソは「君は、恋人のウジンを裏切ったよね?だから逆もある」といいます。不安の原因はウジンでなくジウォンの性格にあるって意味なんだけど、ジウォンはそこまで理解してないっぽいね。「私を信じられないのに二人を認めるの?」と聞くけど、「彼がジウォンさんに未練があるといってたけど、彼は君にはまったく興味ない・・・」と・・・。「聞きたくない」なジウォン。まだ、「私はモテモテ」は信じてたいのねえ・・・。そこが、ミンソが不安になるところなんだけどねえ。
ジウォンは、「ウジンもミンソンも馬鹿。自分の彼女だといって見合いを阻止するとか、お父さんに結婚を申し込むとかすれば良いのに。何一つまともにできない。一人は死人同然で、一人は暢気に手紙書いて。情けない」と・・・。あんたのせいやろ~。あんたが、ウサ晴らしのターゲットに、そういうまじめで大人し過ぎる人をチョイスしたからだろ~。確かに、ウジンはトロすぎたけどさあ。
翌日になっても、ミンソンは倒れたまま。ミンソは「駄々っ子。起きなさい。これ以上、俺をを悪者にするな。俺の気持なんか分かってないな。お母さんに嫌われてると思ってるんだろ?でも、お母さんは、私に本音打ち明けたことないよ。大事なお客さんのようにしてくれた。私は、母親と喧嘩できるお前が羨ましかったよ。母さんを、ママと呼んであげなかったからね。ママと呼ぶ人は別に居るから。カン博士への拒絶反応は理解してくれ。どうしても怖くなるの。お前のためじゃなく、お母さんのために、カン・ウジンとくっつけてやる。だから、起きてお父さんと戦いなさい。手伝ってやる」と。
やっと言いましたか・・・。この期に及んで「俺にだって事情があるんだ。」って言わずにいられないんだなあ。ミンソンはあんたの苦しみを理解してるから、無理したんだって・・・。その上に、「くっつけてやる」って恩きせがましいなあ。謝罪や感謝が出来ないのは、本当にジウォンとソックリなんだよなあ。散々殴っておいて、「殴るのやめてやるから感謝しろ」って言ってるようなものじゃないか・・・。まずは、「こんなになるまで俺のために無理してくれてありがとう。悲しませて悪かった」っていいなよ・・・。ウジンやミンソンって、謝る時はストレートに「ごめんなさい」っていうじゃないですか・・・。

イエジは、ジウォンに不信感いっぱいで無視。「手伝って」って泣きだしちゃった。
ミンソンはまだ眠ってる。ジウォンは「何かいってくださいよ。寝ていて解決しますか?方法を考えないと。食べたいものないの?腰痛くないの?」って、病人にウルセーよ。死ぬほど戦って疲れてるんだから、休ませてあげなよ。アンタが原因なんだから、チョットは自分で考えろ。

ウジンはちゃんとスーツ着て、ドダムたちに見送られます。「誠意は通じるはずだし、秘密兵器があるって、「ミンソンと寝た」かよ・・・。ヤバい結果になりそうだなあ・・・。ウジン、すげー元気になったねえ。昨日までの、どよーんとしたウジンとは全然ちがう。

ウジン、実家に来てたジウォンにも爽やかに挨拶。イエジとは、指きりの合図してご挨拶。
ジウォンは「あんな手紙で許すとでも?」と嫌味を言ってるくせに、読んでないって嘘つく意地っ張り。
ジウォンは「ミンソンさん、大変なの」とウジンに。ウジンがミンソンに会ったの知らないんだね。ウジンは「知らせてくれてありがとう」ってニッコリ。ジウォン、しぶしぶ「どうすればよいの?」です。意味が分からんウジンに「ホント鈍い」といいつつ、「どうやって手伝えばいいの?子供じゃないんだから頼めば良いのに、手紙なんかかいて。下心があるくせに」とツンツンするジウォン。ウジンは「ありがとう」です。ジウォンは「イエジのためにするの」と意地っ張り。「気持ちだけで十分。自分で何とかする」と。
っていうか、ジウォンがミンソン父を泣き落して頼んだのが原因なんだから、ジウォンがすべきことは一つだろ。「ウジンとミンソンを結婚させないなら、ミンソと離婚する。」ってジウォンはごねてみれば?

ミンソン父は「トジンさんが来なかった?見舞いに来ると言ってたよ?」と不審がってる。

ヒョンジャさんは、ウジンが来るのをまってて、怖がってる。しかし、ドジンさんから「別れる。カンさんがいるから」という連絡がミンソン父に。ミンソン呼んで来い!なんだけど、ミンソン居なくなってる・・・??


152話
ミンソン、家を抜け出して車にのって出かけた。いれかわるようにウジンがご挨拶に。君ら「報・連・相」は社会人の基本だろうが~。と言いたくなったわ。

ミンソン父は、「カン博士がいるから、結婚はなかったことに」という電話をうけた。ミンソンを逃がそうとしたヒョンジャさん。すでに居なくてビックリ。携帯も置いて出てる。ミンソン父、怒りまくり。「お前が隠したのか?カン・ウジンと逃げたのか~」って騒いでたら、そこにウジンが訪ねて来ちゃった。最悪のタイミング。
フツーに結婚申し込みの挨拶する体制のウジンですが、お土産を投げ捨てる父。「ミンソンをどこにやった」と言われて、ウジンも「家に居ないんですか?体調悪いのにどこに?」とビックリ。
ミンソンは、ドジンを呼び出してたんだね。
ミンソが手伝ってやると言っても、ウジンやミンソンは「誰かにやってもらうことではない。私自身がやるべきこと。」って正面からぶつかる態度なんですよね。そういう処も似てるよねえ。
でも、なかなか声もでないミンソン。顔色も悪くて、ドジンは心配してくれる(チョー、いい人。っていうか、ミンソンを放っておけないと感じるタイプの優しい人だから、ミンソンを気に入ってたんだろうね。)上手く声が出ないミンソンに、「あせらないで、ゆっくり」とか言ってくれて。ミンソンは「愛してる人がいるんです」とやっと言いました。言葉が出なくなったあとの「初めての言葉」です。
映像にはなってませんが、たぶん、ウジンも「彼女を愛しています」と語ったのでしょう。ミンソン父が、ウジンにも向かって「愛?今更なんてことをほざいてる。つい最近まで嫁に惚れてたくせに」と罵倒してるシーンに切り替わります。ちなみに、ウジンもミンソンも「チョア」という言葉は使ってますが、「サラン」という言葉は初めてだと思います。(歌では歌ってる)
「結婚間近な娘を拉致して、愛だと?」と暴れる父に「私のことはともかく、結婚の強制はいけません。ミンソンさんにも幸せになる権利があります」とウジンはしっかり主張。ここでも、ミンソンの幸せばかり語るウジン。「子供に権利なんかない。私の娘だ」な父に「あります。」とウジン。ミンソも「幸せになる権利はミンソン自身にあるんだ」と賛成してくれる。でも父は、ウジンに「出ていけ。他人の家庭を壊しやがって」と胸倉をつかみます。ウジンは黙ってやられてます。

ウジンはヒョンジャに「破談になったと連絡があったところです。出なおすか、ミンソンを探してかくまって」とお願いされながら、家を出された。ウジンは「アボジの許しは得ました。お義父さんが落ち着くまでここで待ちます。ここで。僕は忍耐力はあるんで」と、門の前で正坐。ヒョンジャ、えええ???って感じですな。人の目もあるし・・・。ウジンは「ミンソンはきっと会社か科長の所だから、心配するな」と楽観的。

ドジンさんは、「なかったことにすると父に話しといたから、お父さんにも連絡が言ったはず」とミンソンに教えてくれます。つらそうなミンソンを心配してくれるので、ミンソンは「ありがとうございます」と(やっぱりミンソンは、ありがとうとごめんなさいの言える人)最後に「逃げずに打ち勝って。幸せになって」なドジンさんと、握手でお別れ。ドジンさんは、最後までカッコ良かった!!正直、男としてはドジン>>ウジンだわああ。でも、ミンソンが好きなのはウジンだからね。

そのあと、ミンソンは科長の所へ(って、ウジンの予想は的中)。「無礼を許してください。ごめんなさい。」と謝罪。渡米もしないし、仕事も辞めないと言って、室長を抱きしめて「悲しませてごめんなさい」と・・・。科長が「心にさからうから体調を崩すの。心のままに進まなきゃ」とありがたいお言葉。ミンソンふらふらしてて、そのまま少し休むことに。

さて、父を説得するミンソ。「お前の母が妻が何をした?ヒョジンにだって騙されてた」ってミンソの傷をえぐって、「女は信じられない」の一点張り。ジウォンにも「旦那を欺いてまで、元彼を家族に入れたいか?皆グルか?」とかいう。
正直言って、ジウォンはミンソと揉めたら、ヤケになって浮気する可能性高いと思う。今回だって、八つ当たりしまくりだったし、初めはウジンに粉かけて拒絶されてたしね・・・。でも、相手がウジンってのは可能性低いだろ~。本性がバレテて無理だと思い知らされた男じゃプライド傷つくから、もっと騙せる相手を選ぶって・・・。

ウジンが外で正座してたら、ジウォンとイエジが帰宅してきた。ちょい恥ずかしいウジンです。っていうか、ご近所に恥ずかしいなあ。
科長が、「ミンソンはうちで休んでるよ」とウジンに連絡。ウジンが、ミンソンの家に言ってると言う話を聞いたミンソン、ふらふらしたまま出て行ってしまいます。アチャー。ミンソン、ちょっと落ち着け!!「待ってて、すぐに行く」って、ウジンやオンマを助けに行ったのか~。でも、事故ってしまったよ~

ミンソン父は「ウジンを追い返せ」と言い出す。もう、だれもかれも疑わしい。結局、自分で出て行って、ウジンに掴みかかる。「ミンソンをどこにやった」と大騒ぎな父。
ウジン、ここで「僕にはチョ博士に責任が。そういう行為をしました。だから承諾してください。」って、火に油だよ。なにやってるんだ。アホー。殴られても仕方ねーって。覚悟の上のウジンは、正座して「責任をとります」とお願い。もう一度殴られちゃう。
そこに、ジョムスンさんに「あのお父さんは尋常じゃない」と言われて心配でたまらずに、様子を見にきたアボジが・・・。止めに入ったアボジが怒りまくってて、ウジンもビックリ。ミンソが必死に父を止めてる。

ウジョンは、ジウォンとイエジと指輪選びしながら、「ミンソの生母と会ってみたら?会いたくて結婚式に来たんでしょ?」と勧めてる。「肯定的すぎる。ミンソが傷つく結果になるんじゃないの」なジウォン。「お前は母がいつも傍にいたでしょう?もう逝くから心の準備しろと言われた心情がわかる?母は別れの準備をしろと言った。準備もできずに別れた辛さが分かる?幼い時は、抱きしめて、話して、励まして、愛していると言ってあげるべき。私達は愛を十分に受けた。イエジはハルモニや叔母に愛を注がれて良かった。でも、ご主人は傷ついてる。別れたときの記憶で苦しんだと思うよ。再会して傷つくとしても、本人に選択させなきゃ」と正論を・・・。
ジウォンは、イエジに「ママの顔覚えてる?」と聞く。写真しか知らないというイエジに、「会いたいです。少し」と気を配る。
親の愛については、ミンソンがあまりにも恵まれてなさすぎで、ミンソ以上に可哀そうなことになってます。アボジにも「そんな酷い親がいる?」とか言われてたけど、いるんですよ・・・。なんとか、父親との関係を修復できるかなあ。

僕は君にほれた 149・150話 [僕は君にほれた]

良かった~。とにかくウジンがミンソンを捕まえてくれた。問題は山積みだけど・・・。

ミンソンが、ウジンと離れるということの意味を改めてかみしめてます。ウジンは「しつこくしたせいで、顔を見るのも嫌がられてる」と思うから、距離を置いてしまいます。前にも書いたけど、ウジンとミンソンの関係ってのは、常にウジンがミンソンを追っかけまわしてる形なんですよね。初めて、ウジンの方から距離を取ろうとしたことで、ミンソンはウジンを失うということを実感したと思う。

そんな時でもウジンへの心配りをそっとするミンソン。家族に対しても、ウジンに対しても愛情の示し方が奥ゆかしすぎるんだよなあ。ウジンはミンソンの優しさに触れてもなかなか元気が出てきません。結婚退職ショックが大きすぎて、意味を考えられないみたい。
結局、オーバーロードでぶっ倒れたミンソンが、話せなくなってしまいます。こんなに限界になるまで、平気そうな顔してるんだもんなあ。家族は「がまん強い子。雑草のような子。多少傷ついても大丈夫な子」って思ってたし、ウジンは「僕を必要としてないんだ」と思ってしまってたし・・・。
ウジンが駆け付けて、やっとミンソンを捕まえました。黙って抱きしめるだけのシーンが「好きです」という告白になるという良いシーン。96話の告白の時も、114話の「うちにおいで」という実質的なプロポーズの時を思い出しました。

ミンソンも馬鹿だけど、ウジンもトロすぎだった。やっとウジンがミンソンに追いついたって感じだ。

この回、ジフンに「自責感は自分だけじゃなくて相手も傷つけるの。だから、親としては、(どちらも劣等感を感じない)釣り合いのとれた相手と結婚させたいと思う。」とアボジが言い聞かせます。ミンソンもそうなんだよね。自虐の気持ちで「私はウジンにふさわしくない。」って思ってしまってる。そして、家族に対しても、「愛される資格がない」って思って、黙って傷ついている。ウジンも「愛されてる」って部分にちょっと自信を失ってて、なかなか行動力を示せなかった。
ジウォンみたいに他人しか責めないのも困るけど・・・。困難にぶつかったとき、誰が悪いのか?っていうことは考えるよりも、これからどうすべきかを考えるべきなんだろうね。


最近、各話レビューが長くなりすぎでごめんなさい。よろしかったらどうぞ↓

149話 ミンソン、職場でウジンと出くわした。でも、挨拶すら出来ない二人。ウジンが、無視して行ってしまったことに、ミンソンは改めてショックを受けます。そこに、ドジンがやってきてウジンに「ミンソンは?」だって。ウジン固まってる。
ミンソンを遠くに見て電話するドジンだけど、ミンソンは呆然としてて電話にも出ません。近づいて、何で出ないの?なドジンに応えることもできないミンソン。ドジンは「答えて。昨日のことが申し訳なくて急いできたんです。徐々に離れていきますね。なせかな?その表情から察しておきます。」と去ろうとする。ミンソン、思わず引きとめて「別れたらだめです。ごめんなさい。事情が色々あって」ってミンソンなりに説明しようとするんだけど・・・。「父にも会わせたかったけど、今日は帰ります」とドジンさんは優しい。電話しますと言うミンソンに「あとで説明してくれなきゃだめですよ」だって。察しがいいし、父親の横暴を見てるから、ミンソンが無理してるのは分かってるよね。嫌がってるのは渡米だと思ってるんだろうけど・・・。

科長たちと会議。さっきのドジンとミンソンを見てた科長が、イイ感じなんだと誤解して怒ってる。「ハムの仕事は良い評価受けた。期待も大きいのに、担当者は結婚退社。その上、恋愛に夢中で研究には無関心な奴が、見勝手に思えて不愉快で仕方ない」と言いだします。ウジンも助けを出してくれない。ミンソンは「昨日もちゃんと評価をやった。会食もちゃんんと許可を受けて欠席した。」と反論。科長が「その程度の人間だったのか?お前みたいな子に目をかけた自分が情けない」というのに、「そうですね。残念でしたね」と皮肉を返すミンソン。思わず、ウジンが「チョ博士」と口を挟んだけど・・・。
科長に「本気か?辞めるからって開き直るのか?」と怒られて、「科長こそ冷たすぎます」と反論。ウジンに「チョ博士、何のマネですか?」と怒られちゃう。ミンソン「なせです?文句がありますか?」って、私は悪くないもん!モード。ミンソンがギリギリなのは分かるけどね。
室長が「妊婦の前でやめろ」と言ったら、科長は「出てろ」とミンソンに。ホントに出て行こうとするミンソンに「いつまで続けるつもりだ。俺が白鳥になると言うとでも?、お前は白鳥じゃないの。醜いあひるの子だ。だから、他人を恨みながら逃げ回り続けろよ。出て行って。顔も見たくない。」と怒りまくる。
ミンソンが必死に涙をこらえて、とにかく退出しようとしたところに、テウンが「雨降ってますよ?傘持ってます?」と呑気に登場。ウジンが「もってない」と答えます。ミンソンは出て行ってしまう。科長は「なだめるな。甘やかすな」と室長に命令。科長もウジンも、すごーくつらそう。ミンソンを愛してる3人が、ミンソンを大事にしもしない家族のために、見捨てられるんだもんなあ・・・。
ミンソンの家庭の事情の理解度が、室長>>>>>ウジン>>課長なんだよね。で、やっぱり事情を知らないほど、強く責めちゃうんだと思う。
ミンソンは必死に泣かないように努力して、帰宅しようとします。で、自分の黄色い傘をウジンの所に置いて行ったんだ。ホントに、あんたはどうしてそう不器用なの?馬鹿な子だ。
ミンソンは、自分は傘も車も使わないで、びしょぬれでテクテク歩いてる。科長に言われたこと、ウジンに148話でいわれた「自信がないから被害者のように隠れているのが楽なんだ」という言葉が、頭の中から消えません。
家族に正面から向き合って尊重しようと思ってたけど、傷つけあうのを恐れてるのは逃げてるんじゃないの?と言われてしまう。ミンソンの置かれてる環境を知っていると、そんな単純じゃないんだよ~って気もするけど、一つの真理は突いてる。ミンソン、そのまま、うずくまってしまう。

ウジンの方も、凹んで事務所に帰って戻ったら、傘と車のキーが置いてあって???

ジウォンが、ミンソ達を待ってると、そこにずぶぬれのミンソンが。ミンソンは「今は幸せ?幸せそうに見える。私の選択は正しかったんですよね。母を気遣って、そういう笑顔で兄や父にもイエジにも。そうして。それで十分」と言って、歩きだして、ぶっ倒れました。
がまん強すぎるミンソンの限界点。どこにあるのかなあ?って思ってたけど、結局は「ウジンに理解してもらえない」ってことが、ギリギリのラインだったんだね。ウジンは「僕を信じて」っていつも言ってた。ミンソンは「ウジンと幸せになる自分」は信じなかったけど、ウジンの生き方そのものは、スゲー信じてるんだな。

フィリップが「将来のウジョンの恋人です」なんていうから、ドクペはびっくり。ウジョンは、抱きついてくるフィリップを押しのけて、ドクペに「誤解しないで」と必死に訴える。日ごろの行いが良いし、フィリップが「電話出てくれないので」とか言ってたから、信じてもらえます。
ウジョンは「ついてこい」とフィリップを引っ張って行って、「愛する人がいるの。」と説明。愛は移り変わるでしょ?とかいうフィリップに「あんたは真の愛を経験してないだけ」とウジョン。「さっきの人は舅になる人なの。愛する人たちを傷つけたくないの。この指輪は、わたしにとっては大事なの。だから、やめて」と説明。フィリップは「ジフンは、なんで彼氏だと言わないの?」と率直です。

ジフンは、タルトを色々作って、アボジに味見を依頼。年配向きで、コーヒーじゃなくてお茶にも合うようにって、あくまでもお母さん向け。そして、小さな店から始めてみるというジフン君。アボジは「合格のお祝いを言いたかったの。でもどうして隠したの?」と問います。ジフンは「ウジョンの大学に行ったことがあって、どの学科?と問われた。私が努力したのは、堂々と自分を語るためです。ウジョンとの結婚を認めてもらうための資格ではない。ウジョンは大学生だし、俺なんかよ良い人がいると・・・」なジフン。アボジは「自責の念は、本人だけでなくて、相手も傷つけてしまう。だから、親は、学歴や家柄の似た相手と結婚させようとするの。でも、君を信じてるし、婿だと思ってる。だから、おろかな考えを捨てて、男らしく勇敢に進めばよい」と力づける。いいお父さんだなあ・・・。
そして、今、とっても自虐心でいっぱいの、ミンソンとウジンに、この言葉を聞かせたい。アボジ~。誰かが応援してあげないと、ミンソンもウジンも孤立無援で、自責感で傷つけあってしまっているんだよ~。応援してあげて・・・。

ドクペとジョムスンさんは、店のことや隠し事したのを心配してる。でも、アボジを信じて、いらぬ心配をしないでおこうと相談。そうそう、下手に色々と策略をねるから、トラぶるんだから。

ジウォンは、この間の夫人の正体が気になる。ウンソン大の彫刻科の教授夫人。生母なのか?と思うけど、まさかって感じ。ヒョンジャに聞いてみたいけど、聞けない。
ジウォンとヒョンジャは、ヒョンジャが良い先生になって、上手くやってます。だれがミンソ達を門まで迎えるが、じゃんけんしたりして・・・。


150話
ウジョンとジフンは仲良く、ウジンをバス停でお出迎え。ラブラブですなあ。ジフン君も「恋人だと言えなくてごめんね」と言って仲直り。ウジンは、二人がキスしてるのを見て、「近所の恥だよ!」とプンスカしてます。
って、ウジン、傘が誰のか気がついてないのかよ~。車のキーが一緒にあったんだから、気がつけよ・・・。ホント、鈍い!鈍すぎる!!

ミンソンは、ミンソに担がれて家に。ヒョンジャやイエジが大騒ぎして心配してますが、父親は「濡れた位で倒れるなんて」って、素直じゃねー。さっき大慌てしてたくせに。流石のジウォンにもあきれられてる。
イエジは、ミンソンから離れないし、ジウォンを避けます。ミンソンと一緒に寝るというのを「風邪がうつる」と言って説得し、ミンソが「俺が看病するから」と母親も下がらせた。ミンソ、自分のために傷ついたミンソンのことが思い出されてなりません。

ジウォンは、ミンソンに言われたことが気になるよなあ。心配しつつも、私のせいかよ?って拗ねてるけど、あんたが原因だから!!
父親は「死にはしない」とか言って、「ミンソンはあなたの子じゃないの?」とヒョンジャも切れるよなあ。父は「騙されるな。悪知恵だ。私に似て頭が良いからな。やり手だ。どうあがいたって無駄だ」とか言って、分かってね~。

ドダムが突然「本当に、チョ博士は他の人と結婚するの?」と聞きます。アボジは「見合いする?」というけど、「今は考えられない」なウジン。そうなのよ。結婚したいんじゃなくて、ミンソンと一緒に居たいんだよなあ。ドダムが「本当にサンフランシスコに行かせるの?」と食い下がる。ウジンは「本人がその気なんだ。兄さんにはどうしようもない」と逃げたら、「結婚の約束したじゃないか。どうして約束を守らないの?」とドダムはしつこいです。ウジンは「約束は二人でするものなの。相手の事情もある」と説明するけど、「相手が破ったら守らなくてよいの?」とドダムの追及、厳しいなあ・・・。ウジンは、感情を抑えて淡々と食事してます。
ドダムは、ミンソンがお気に入りだったもんね。かなり凹んでるイエジが何か教えてるか?

ヒョンジャがお粥を食べさせようとしても、ミンソンは口を開かない。「やめよう。そんなに苦しいなら二人で一緒に逃げよう。ミンソン、オンマを見て、一言でも返事して?」と言う。ミンソン必死に話そうとするんだけど、言葉が出ない。意思に反して、本能的に現実から逃げだして隠れてしまったよ。胸を打って、涙がポロリとこぼれる。ヒョンジャさんが「ごめんね。何もしてやれなくて。可愛そうな子」と。ヒョンジャさんが、ミンソンを可愛そうっていうのは初めてじゃないかなあ。あの号泣の時も、ただ抱きしめるばかりだったような・・・。
こらえ切れなくて、台所で息を殺して泣いてるヒョンジャさん。イエジが、ジウォンを連れて来て「助けてあげて」とお願い。ジウォンは「どうやって?」って、あんたが原因やがな!!イエジは、ジウォンを振り切って、とにかくヒョンジャに抱きついて、一緒に泣いてあげます。一番幼いイエジがずーっと「コレはだめ」って言ってたんだよねえ。イエジ苦しかっただろうねえ。可哀そう。

ウジン、昨日のミンソンの様子が気になる。
ミンソンを責めてる科長の姿は、結婚して渡米すると聞かされて責めまくった(146話)のウジンと似てるんだよねえ。ミンソンは科長に「冷たすぎる」って反論した。客観的になってみて、ミンソンが寂しくて傷ついてるって分かってきたかな?鈍いウジンには無理かな?
テウンがやってきて、傘を見て「チョ博士のだ。もう諦めないと。」と言う。ウジン、やっと気がついたか?昨日のあの騒ぎの中で、ウジンが傘を持ってないということに気がついて、そっと傘を差し入れするミンソン。まだ、ウジンを大事に思ってるんだよ~。分かってやれよ~。
科長も「言いすぎた」と反省中。怒らせたら負けん気を出すかと思って・・・だったのね。休んでるし、ますます心配。室長は「心の整理をつけちゃったのかな。子供ができたら、いつも子供のことばかり考える。子供がいるのに浮気をするミンソの生母とか、妻が分からない。娘があんなに苦しがってるのに、傍観してるお母さんも・・・」と。そうだよねえ。ミンソンが我慢強すぎる。でも、そこにヒョンジャから電話。ウジンと話したいってことで、科長がウジンの所へ。

ミンソンは、ウジンにもらったローズの花束を眺めて寝ています。6話でウジンが歌ってくれた歌。ウジンのお母さんが好きだったというバラの花の歌。ウジンは、ミンソンがバラの香りがして、防御のための刺をもってるのもバラみたいだって言ったんだよね。しかし、ウジンやっぱり美声。
(歌詞)
あなたからは花の香りがする/眠ってる僕を起こすほどに/生き生きとした葉っぱととがったとげを持つ/ともすればあなたはバラの花に似ている

目をつぶったミンソンの目から涙が。そっと拭ってくれた手。ミンソンが目を開けたら。ウジンだ!!ミンソン、ウジンの手を握ります。ウジンがミンソンを抱き起こして、抱きしめました。良かったね~。とにかく、二人がやっと傍にいれるってだけで凄いことだしかし、ミンソンこんなに小さかったっけ?ホントに頼りなくて弱々しい感じ。

ミンソは父親に「ミンソンの結婚、やめさせて。私が頼めば、ミンソンとカン博士を元通りにしてくれる?」と問い詰める。父は「皆のためにやったことだ。裏切られないためだ」と言うんだけど、ミンソは「父さんや俺が裏切られないために、どうしてミンソンが犠牲になるのか?」と正論で問う。でも、父は「私の心は空っぽだから、話すときは頭に訴えろ」と聞いてくれない。
ってかさ、ジウォンの浮気ならウジン以外の人間の方が可能性あるんじゃないの?ウジンを警戒したって無駄でしょ。

ジウォンは、ピアノ先生に愚痴。「気に入らないなら、お見合いし直すべきよ。(って、そういうことじゃないだろ)家族たちの前で倒れた。朝から母娘で泣いてやってられない。望みがあるなら策を練らなきゃ。駄々をこねれば良いってものじゃない」だと。また「私が悪いんじゃない」かよ・・・。おいおい、あんたが駄々をこねまくって、こういう事態になってるんだぞ?

ピアノ先生は、あの夫人の消息を調べて、「再婚らしい。ミンソの生母だ」とジウォンに。
美術関係の人で、ミンソもイエジも絵が好きだよね?ってことで、会わせてやれというピアノ先生。ジウォンは、もう一人姑ができるなんてって、あくまでの自分の都合。でも、説得されて、とりあへず会ってみることに。

ドクペさん達はジフンの店の計画中。楽しそう。

僕は君にほれた 147・148話 [僕は君にほれた]

ミンソン・ウジン共に完全に打ちのめされてる回。
ミンソンは、ウジンに怒られたことで完全に動揺しちゃってます。ミンソンは「ウジンを諦める」ための理屈をかなり強固に作りあげていて、ウジンが何を言っても届かない状況だった。そのロジックには、彼女らしい優しさや真面目さ繊細さが反映されていて、だからウジンは手を出せなかった。
ミンソンの選択は「ウジンの思想=人を尊重したいし、優しくしたいし、傷つけたくない」が土台になっている。でも、ウジンは「そのために、まずは自分が自分のことを尊重して。生きていれば傷つけあうこともあるけれど、傷は愛情が癒してくれる。他人を傷つけないことと同じくらい、自分を守り愛することは大事なことだ。あなたが被害者になることで、不幸な加害者になる人がいる。」という指摘をした。ここまでチャンと説明はしてないけど、まあそういう意味でしょう。

ウジン自身も、ジウォンとのこじれてた関係では「加害者」となってしまっている。
客観的にはジウォンが加害者だけど、あまりに病んで「私は被害者だ」と彼女は主張してる。そのことで、ウジンは自分自身を「加害者」と感じて、強い自責の念を感じてしまった。ジウォンへの謝罪によって、加害者・被害者という関係を解消することを目指したウジン。 ジウォンの「支配・被支配」の関係もいびつだけど、ミンソンの「加害者・被害者」という人間関係もいびつ。

ミンソンをむしばんでいるのは、家族に攻撃されるという恐怖心。ウジンとの関係は「信頼」をベースにした健全なもの。ジウォンとの支配・被支配関係はアッサリと切ったウジンも、ミンソンとの信頼関係を終わらせる気はなかった。しかし、ミンソンが家族に強く反対されて力が湧かないように、ウジンもミンソンが支持してくれないから力が湧かない。少しづつ傷つき、ウジンは被害者意識を持ち始めてしまって、行動できなくなってしまっている。
結果的にウジンはミンソンを責めてしまった。ウジンへの信頼と言う命綱を失った上に、ミンソンの選択の矛盾点を指摘されたこともあって、ミンソンは混乱してふらふらです。

ウジンの方は、「あなたにはわからない」と言われてショックで、諦めて逃げ出してしまった。「君は臆病なだけだ」とミンソンを責めてたけど、ウジンもやっぱり臆病。もっと自分を信じて、「彼女を幸せにできるのは僕だけです。彼女を不幸にするな」と家族に言ってみれば良いのに・・・。
「一緒に・・・」とか言ってるけど、ミンソンは一人で何度もその話はして、すでに疲れ切ってるんだよ。ウジンがたらたらしてたから、「一緒に」のタイミングを逃しただけじゃないか・・・。
ミンソンは、「私はウジンが好きだ」ということはウジンにちゃんと示してると思うんだけど、不安でいっぱいのウジンにはなかなか伝わらないんですよね。


147話
ミンソンは、もう疲れ果てて、ミンソに優しくできません。ミンソが「本当に結婚してサンフランシスコに行くのか」って、また聞く。あんた、何度目なんだよ。その度に同じ返答されてるくせに。ミンソンは「夫婦は似るんだね。交際に反対して、気まずいと言って、父さんに頼んだのを忘れたの?冗談なの?従ったのに、私が悪い事でもしたような顔を。選択の余地がないのにしつこく聞かれて腹だたしい。」と切れます。
夫婦は似るってのは、「結婚しないって言ってるのに、何度も念を押して、結婚するな→やっぱり同僚も嫌って感じに、要求を拡大してくるジウォンに似てるってことか・・・。ミンソンは「結婚はしないけど同僚で友人のままでいる」って条件までの譲歩しか考えてなかったんだろうなあ・・・。
ミンソンは「生ハムPB商品の件は、口実なの?私たちを監視するためでしょ?彼と友達になって、女友達でも紹介したら?」と、どこまでも捻くれた見方しかできません。「酷い態度だと分かってる。もうすぐ消えてあげる。それで解決よね。二人で仲睦まじく暮らしなさいよ」とミンソンは喧嘩腰。
あー、もう限界なんだな・・・。たぶん、ウジンの理解が得られなかったってのが、凄く影響してると思う。ウジンのように家族を愛そうとして、かなりの無茶をして耐えてたのに、ウジンに「それは逃げだ」って言われたらなあ・・・。どうすればいいんだ?って感じなんだろう。

ミンソは「俺は心配してる」って言いたいんだろうけど、あんたの嫁が暴走して「幸せなミンソンの顔も見たくない」って、海外に追いやろうとしたんだぞ。誤解されて当然の行為があったんだから、「なんで誤解するんだよ~」とか思うなよ?ミンソンが限界なの分かってるよね?心配なら、交際を許してやれよ・・・。反省したら即行動で交際止めたミンソンに比べて、あんたは暗い顔してるだけで満足しちゃうんだよな。

たち聞きしてたジウォンも、ミンソンは睨みつけちゃう。ま、ミンソンを海外に追いやろうとした張本人ですから・・・。それも、幸せな姿を見るのが嫌だという理由で・・・。家族に愛されたくて別れを決めたのに、家族から切り離されるなんて、理不尽だよなあ。

ミンソン、「傷つきたくないんだろ」というウジンの言葉を思い出して、「何もしらないくせに」と独り言。「何が恐ろしいですか?お父さん?お母さん?お兄さん?ジウォンさんそんなものが?恐ろしい?ふざけるなです」というのを思い出して、「だれが恐ろしいと言った?」と独り言。「自信がないんだ。被害者ぶって逃げ込みたがる」というのを思い出して、限界に・・・。ぶっきらぼうに席を立って、父親の「相手の家にいつ挨拶に?」という質問にも、愛想悪く答える。

父は「生ハムは最後の仕事だから、気を配ってやれ」ってミンソに頼んで、一応は気遣うんだけどさああ・・・。ホント、ミンソンが気の毒。
ミンソが「本当に結婚させて海外にやるの?」と聞いたら、「お前の望みだろ。なぜ心変わりする?望んでたくせにそんな顔するな」と父。ミンソもジウォンも簡単に他人が傷つくことを望みすぎなんだよね・・・。二人とも、甘やかされた人間だからなんだろうなあ・・・。ミンソンなんて、欲しいものを欲しいと言ったことすらない子なのに。そして、ミンソはそういうミンソンのことを知ってる癖に・・・。
ミンソは「海外にやるなんて」と反論。父は「その方が確実だ。感情に流されたら痛い目にあうぞ。また前妻のように逃げられたら?嫁の元彼なんてとんでもない。女たちを信用するな。黙って行かせろ。ミンソンにとっても悪い話じゃない。」と言い出す。父ちゃん、あんたミンソンのあの様子を見て「悪い話じゃない」なんて良く言えるな・・・。

ヒョンジャは「カンさんは、許しを得るまで来ると言ってたんじゃないの?」とミンソン父に。おかあさんも、ウジンに「力づけて」と頼まれたくせに自分では何もしないんだよなあ・・・。
父は「脅したから来れないんでしょう。お金を受け取ればよいのに。だれがミンソンに本気になるわけがない。さっきもツンケンしてただろ?アレが本来の姿だ。ウジンと交際してた時は浮かれてたが、別れたら元通りだ。ドジン君にふられるんじゃないか?」とか言い出す。
ちがーう!!家の外では、普通に明るくて良い子なんだよ。だから、ドジンさんも気に入ってるんじゃないか。家で暗いのは、あんたが抑圧するからじゃー。

ミンソンとテウンで、試食の準備中。テウンは「辞表出したの?結婚するの?ヤケになるなら僕としましょう!」とか冗談言ってくる。テウンは「思ったより情けないんですね」とか、辛辣です。科長も、テウンにばかり話しかける。科長、怒ってるなあ。

ミンソと室長、会議待ち。室長が「何とかならない?私たちは他人だら何もできないの。それに男性じゃないんです。ウジンは、ミンソンが結婚退職すると聞いて衝撃を受けて、地方出張に行って帰ってこない」とお願い。142話で「このまま同僚として何もなかったように過ごせるの?」と聞いてたけど、ウジンの方が「この数カ月をなかったことにするなんて無理」だったんだね。
ミンソは「頑張ると言ったのに」と・・・。あんた、自分が原因作ってるのに、解決はホント他力本願なんですね・・・。室長が「カン博士は打たれ強いけど、孤軍奮闘じゃ限界がある。二人でも物足りないのに。ミンソンに逃げられたら、意欲が失せるわよ。午後の会議はきますから。これが最後の仕事だけど」ときっぱり正論を。
「俺たち夫婦の事は俺がちゃんとやるから、お前は自分の結婚の事だけ考えなさい。お前が作る家族のことなんだから、諦めないで大事に考えろ」とミンソが一言いえばすむことなのに・・・。自分たちの不仲のせいで、関係ないミンソンが凄く我慢してるのも分かってるだろうに・・・。

生ハムの試食会。その後の食事会。ウジンが来ると聞いて、ミンソンは「食事だけなら欠席したい。仕事じゃないし」と科長に・・・。科長も「最後だから勝手にしろ。」と冷たい対応。誘うミンソにも「デートだから」だってよ・・・。
会食に遅れてきたウジン、ミンソンをきょろきょろ探すけど、いない・・・。テウンが「デートだって」とか言うから、ウジンは凹みまくり。

ミンソンは、ドジンとデートだけど、一心不乱にワインを飲んでる。痛々しすぎる。ドジンさんも、相当心配してるし、戸惑ってるよ。やっぱりドジンさんに失礼だよな。ある程度、ドジンさんも分かってるっぽいのが救いだが・・・。ミンソンは「ウジンのことは忘れられる」と思ってるみたいなんだけど、明らかに無理が出てるよなあ。

ジウォンは、「ミンソンがアメリカ行くから羨ましいの?ヒョジンに会いたいの?」なんて、的外れなことを言ってます。ミンソは「NYとサンフランシスコじゃ遠すぎるでしょ」とあっさり。
夕食を作るというジウォンに「戦略変えたんだ。謝ってきたから少しづつ変えて、かわいいジウォンに戻すんだ。お気楽に生きてるね」とミンソ。ジウォンとふざけ合ってます。
性格悪~なのが本性だと思うけど、かわいい仮面を一生かぶったままでいてくれるなら、それが一番平和。でも、油断ならないなあ。まだ、ミンソンの傷は完全無視だし・・・。あんなに自分のことだけしか考えないで、他人の傷に鈍感だったら、生きやすいだろうなあ。他人を傷つけてもまったく気にしないくせに、自分は少しの傷で大騒ぎ。ひたすら図々しい女性が得をするってのは、やっぱり韓国ドラマっすねえ。
ジウォンは、ヒョンジャに家事を教えられて、少しづつ成長してます。

ジョムスンさんは追加の入院治療から帰ってきた。またまたアボジに世話になってる。

ジフンの合格をしったアボジは、え???ってなります。
ジフン君は、小麦が癌に悪いので、ジョムスンさんがたべられるような、タルトのメニューを試作。タルトやパイの専門店を、ネットでやってみようと思ってるのね。

ピアノ教室に、ミンソ実母とその息子ソン・ミンソン君が偶然に・・・。
ところで、ピアノ先生はやっぱりチャンと叱っても暮れてるね。良かったよ。正直、ジウォンを持ちあげすぎると、思い上がって良くないこと始めると思うんで・・・。


148話
ミンソは、会食後にウジンを誘います。「出張は口実です。彼女の顔を見ていられなくて。でも、会いたくて苦しいから戻って来たんです。でも、逃げられました。もう、時間がないのに、本当に酷い人だ」と愚痴ります。ウジンが愚痴るの珍しいよなあ。凹んでるなあ。

ミンソは「謝ります。妻への手紙読みました。おかげで妻は良くなりました。非がないのに謝ってくれましたね。本当は俺の役目ですけど。」と・・・。ウジンは「いいえ、僕が悪かった」と謙虚やなあ。「ため込んでた怒りは収まったようです。良かったです」なミンソに、ウジンも「本当に良かった」と喜んでくれる。
「理解してくれない人」としてカウントしてたけど、とりあへず和解できて良かったね。ミンソンの言う「理不尽な人」はジウォンのことでもある。そして、ウジンには二人だけ理不尽な人がいた。二人しか居ないってのは、ウジンはやっぱり温室育ちで「あなたにはわからない」というミンソンの言い分にも一理ある。でも、ウジンも「理不尽な人もいる」というのを知ってはいるるから、ミンソンが「諦めるしかない」と感じる気持ちもなんとなく分かって、弱ってしまったんじゃないかなあ。 でも、理不尽なジウォンに分かってもらえたように、ウジンの助けが有ったらミンソンの理不尽な家族も、もしかしたら変えられるかも・・・。希望が出てきたんだけど、ウジンは完全に心が折れちゃってるなあ。

ミンソは「本当は、私が謝らないとなりません。ミンソンも謝ったそうです。一緒に通勤しようと誘って、告白もしたと謝りました。同じだ。私も、交際を知っててジウォンさんを訪ねて告白してた。申し訳ありません・・・」と。ウジンは「いいえ・・・」と。(二人はどっちにしろ長く持たなかっただろうしなあ・・・。早く分かって良かったじゃんって感じよ・・・)
ミンソンは、ジウォンが病んでいるのを、自分がウジンを奪ったせいだと思ってるのかなあ?ジウォンが病んでいるせいで家庭にトラブルが起き、結果的に母親が傷ついた時に、自分が罰を受ける理由を見出してしまったようだ。 「ジウォンがウジンを大事にしなかったから壊れたのに、それで大騒ぎして他人に罰を与えるのはどうしてなのか?」と語り、頭ではジウォンが病んでいるのは彼女自身の問題だって分かってるけど・・・。 ジウォンも父も兄も悪いのは自分なのに、それをミンソンのせいだという。彼らを癒すには、それを認めて謝罪するしかないのかも・・・。そして、言葉で謝るだけじゃ分かってもらえないから、自分を傷つけることで謝罪してるみたいだ。

ミンソは「ミンソンを諦めますか?」と尋ねる。ウジンは絞り出すように「ええ」と・・・。さらに「父に認めさせると言ったはず」と突っ込むミンソ。あんたが譲れば済む話なのに、どうして他人に「諦めるな」というだけなんだ、こんにゃろー。謝罪するなら、ジウォンにちょっかい出したことよりも、ミンソンと別れさせようとしてることだろ?ウジンと、ウジンの大事なミンソンを傷つけてることを謝ってくれよ。

「僕に会えないほど気まずく、仕事まで辞めるくらいなら、結婚をやめるべき。」ウジンは、自分が引けば退職だけは考え直してくれるって期待してるのか?しつこく粘ったせいで、ミンソンが逃げ出したと思ってしまってるのか?違うんだよ~。ジウォンが動いたからだよ~って教えてあげたい。

ミンソは「ミンソンを理解できます」と言う。ウジンも「私も理解しますよ。家族のためです。」と語る。ウジン、この間は責めてたけど、ミンソンが優しい気持でやってるって分かってはいるんだね。
でも、ミンソは「きっと理解できないハズです。経験してみないと、理解することは出来ないです。私の目の前で、生母が愛する男がいるといって父を置いて去った。前妻も同じことを言った。娘のために引き留めたけど、逃げ出して、見つけたときには死んでました。また捨てられるのかと怖いです。父もそうだと思います。それで、父や私は、あなたとミンソンの交際を認められません。」と、自分の傷を見せる。
ウジンが「ジウォンさんと結婚したんだから信じなきゃ」と言ったら、ミンソは「結婚しても誘惑される女は多い。誰かを漠然と信じられない。ただ、苦しんでる妹を見てるのは、私も辛い」と語る・・・。
兄ちゃん、ミンソンの気持が分かるって言いながら、自分の気持ちしか語ってないがな・・・。それに、「今まさに愛する人に逃げられそうになって苦しんでる」ウジンの前で、原因のあんたが「逃げられるのが怖い」とかデリカシーなさすぎ。ホント、自分本意な男だなあ。ジウォンとお似合い。 正直言って、ミンソンが気にしてるのはお母さんのことよ・・・。父ちゃん・兄ちゃんの気持ちは、ミンソンにも分からんだろう。あんなに大事にしてくれる母を、どうしても信じられない父や、母親として受け入れられない兄。それほどの痛みがあるということは分かるけど、愛されているから失う恐怖におびえる父や兄は、”自分は嫌われている”という孤独のなかで育ったミンソンにとっては、「失うものがある贅沢もの」に見えるだろう。 結局、ミンソが話してるのは、「私は傷の多い人間で人が信じられない。だからミンソンを傷つけてしまう。傷ついたミンソンを見るのは苦しいけど、どうしようもできない。だから理解しろ」っていう言い訳じゃね?? 「父が兄がいつも傷つけてきたから、ミンソンは恐れている。家族>>>ウジンだからではなくて、傷ついた自分がウジンを傷つけてしまうのではと心配で別れようとしてる。ウジンを傷つけたいんじゃない。」って処まで言って初めて、ミンソンの話になるような・・・。一応、ミンソンが傷ついてるって情報を与えて、「好きで別れたんじゃない」って主張してるのかもしれないけどさ・・・。 そもそも、ミンソンの一番大きな傷であろうDV問題を語ってないんだよなあ。言いにくいんだろうけど、「もう妹を傷つけたくないから、さらって逃げてくれ」って言いたいなら、話すべきだと思う。 確かに、ウジンはもうちょっとやることあるんじゃないか?とは思う。けど、ウジンも疲れてるのよ。元気の素=ミンソンが居ないからね・・・。正直、ウジンにとっては、ミンソのトラウマなんて「どうでもいい話」だろ~。

ウジンにウジョンから電話。優しい兄妹の会話に「ウジョンさん、明るくて可愛いですね。苦労しただろうに、家族の影響が」なミンソ。殴ってやりたいわ!!ウジンが「ミンソンは明るくて元気な人だ」って話してただろうが!!あんたの妹は、あんたけ苛められても、無理してでも笑う健気な娘なんだぞ、ばっきゃろー。
ミンソン、ガツガツ食べて、ドジンのお皿の分まで食べて。食べてストレス解消してる。ワインもガンガン飲んでる。ドジンは「仕事辞める必要はないんですよ?」と言ってくれるけど、ミンソンは「辞めます」と意地張って、でも目を合わせようとしない。ドジンは、ミンソンの気持ちを察して、今日はこれで帰りましょうって言ってくれるのに、「お先にどうぞ。一人で飲みたいんです」とか言って、様子が明らかに変。
あー、でも、このまま酷い態度して、振られちゃおうよミンソン。それが一番、波風が立たないんじゃないか?どうよ??

ミンソン、かなり酔ってで帰宅。心配するミンソに「いい人ぶらないで。」と・・・。
どうしても辛くて、ミンソンは室長に電話。でも、ツワリ中だったから、科長か「明日にしろ」っ怒ってる。室長は、それでも電話するって言うんだけど、科長は心配で「甘やかす余裕はない。他人のことも考えろ」って切ってしまった。科長はワザと厳しくして、「辞めるってことはこういうことだ」って感じで突き放してる。ミンソンは反省して、自分の顔を平手打ちして、必死に立てなおそうとしてる。

ウジンは、沈んだまま帰宅。それでも、ジフンのことが気になるウジョンを心配してくれる。ウジョンもウジンを心配して、ハグして慰め合う。良い兄妹だなあ。

ミンソン、朝食も足らずに、家族のだんらんを横目に出社。イエジが心配でたまらなくて、呑気に「デートで遅かったみたいですよ」とか、「いくらでも子供を産みますよ」とか話してるジウォンにも反応しない。っていうか、マジでジウォンは「ドジンが相手ならいいじゃん」って考えてるのか?馬鹿なのか??ついでに、ジウォンの舐め箸がすごく気になる・・・。下品すぎ。

ミンソ父は「早く子供」って言い出した。「俺は女を信じない。金だけだ。」だってよ。ジウォンがこれを見て、「金だけを信じる」ミンソ父の病んでる部分に気がつきます。自分も同じだと気が付けるかなあ??自省するってことのない人だから、気がつかないかなあ??
子供産んだら車かってやるってのに、超ノリノリだもんな。後で子供産まされたって言うなよってミンソに釘を刺されてたけど、トラぶったら絶対に言うと思うなあ。

結婚式のときに、写真撮影を見てた婦人(ミンソ実母)がピアノ教室に。あわてて、逃げてしまう婦人。その息子ミンソの方に「夫もチョ・ミンソという名前なんです」というジウォン。事情を理解したソン・ミンソン君が「電話番号聞いても?」と言って去って行った。
しかし、こっちのミンソン君は、優しそうで思慮深そうな男の子だねえ・・・。

アボジが、ウジョンと話し合い。ジフンが合格を言わなかったのはフィリップのせいでは?って心配してるのね。ウジョンはフィリップに会ってないし、電話も受けてないというけど、アボジは「ハッキリと断って、ジフン君にも説明しなさい。」と。
ジフン君は「計画があるから、準備してから話すよ。」と両親に。
ジョムスンさんは、早く結婚して欲しいのね。焦る必要ないと思うけど、ジフンの条件が悪いことを心配してるんだ。

しかし、フィリップがやってきて、ドクペに「将来ウジョンの恋人になるフィリップです」とか挨拶しやがった。ホント・・・。だけ

僕は君にほれた 145・146話 [僕は君にほれた]

KBSWORLDの放送が見れませんでした~。VODと台本の自動翻訳で見たのをベースにレビューします。あとでKBSWORLDの放送見て書き換えるかも・・・。
再放送で見たので、全面的に改訂しました。
長いので、各話の先頭へのリンク↓
145話
146話
追記でジウォンとウジンの和解の問題について、軽く考察しました。

ミンソンが渡米の意思をウジンに伝えます。こんなに悲壮な覚悟をして、少しでも母親や家族の負担を減らそうとしているミンソン。
彼女、自分を責めてしまってるんだよねえ。ミンソンの何が間違ってるか?って気がするんだけど・・・。恋人が居る人を好きになったこと?ミンソンは、ウジンが嫌がるのを無理に誘ったりしてないんだけどなあ。

で、ウジンまでが責めるんだもん。ウジンが言うような「ミンソンの幸せは?」という問いかけは、何度もされてるのよ。それでも母親は「我慢してくれ」という。ミンソンの苦しみを理解してないなら、分かってくれと訴えることもできるんだけどねえ。
ジウォンにいたっては「ミンソンの不幸が私の幸せ」と露骨な態度をとっている。ドジンと幸せになるのすら「見たくないから海外に行かせて」とかいうジウォン。ミンソン父だけじゃなくて、もう一人異常な人格を持ったジウォンが加わったことで、ミンソンの家はもう駄目なんだよね。
ウジンと顔を合わせてるのが辛いとか、そういう甘っちょろいことで決定をしてるわけじゃないんだよなあ・・・。あの抱きついた時が、ウジンにとっての最後のチャンスだったのに、ウジンは、状況を知らなさすぎなんだよ・・・。言わないミンソンも悪い。
「家族ですら愛せないというのが私だ。そんな私をあなたが愛してくれるとどうして信じられるのか?あなたが心変わりするのを見たのに」っていうミンソンの気持はわからなくはないんだよなあ。ウジンにしてみれば、僕が家族になって君を愛するから、それを信じてくれ~って言ってるつもりなんだろうけどさあ。「愛してるんだ」ってことを上手く伝えられてないと思うなあ。離れていきそうなミンソンに対して「愛してくれ」とは言ってるんだけど、「愛してるよ」ってのは上手く言えてないように思います。ウジンは不器用だし、本気で捨てられる不安に捕らわれちゃってるから、仕方ないんだけど・・・。

正直、家族みんなに機嫌を取られてるジウォンに、むっちゃ腹が立つ。私は、ココロの狭い女なので・・・。結局は、実家の家族も、ミンソもミンソンも、ジウォンの望むどうりにしてやるんだもんなあ。あんたは甘やかされすぎだろ~。結局、切れたもの勝ちってことになってるじゃん・・・。「ホントは悪い子じゃない。辛くてああなだけ」っていうけど、ウジンに女神さま扱いされてた時も、ミンソと天秤にかけたり、浮気したり、ミンソンやヒョジンに攻撃的にふるまったりしてたのを、視聴者は知ってるからね。ジウォンの身うちは知らないけどさ・・・。
このドラマ、ジウォンに関しては「視聴者だけが知っているあくどいところ」が多く、ミンソンについては「視聴者だけが知っている健気なところ」が多すぎですよね。
今まで、ジウォンが事実を微妙に捻じ曲げて記憶して喋りまくってるのを見せられたから、ジウォン自身がかたる「辛い過去」までも、「ホントかよ。ウソだろ」としか思えないしなあ・・・。どうしてもジウォンに同情しにくい作りになってる気がします・・・。

ワガママし放題のジウォンに対して、たった一つ望んだことですら、家族に受け入れられないミンソン。ミンソンが辛いと分かっていて、見ているだけの家族。尽くして、尽くして、それでも非難されるミンソン。最後にはウジンと上手くいくんだろうけど、それでもミンソンの払う犠牲が大きすぎる。


145話
ウジンとミンソ。ウジンは「ジウォンさん、僕に怒ってる。出会ったころも僕を誤解してました。変態とよんだり、ぷー太郎と言ったり。」ミンソは「博士と知ったら、態度が変わりました?」とからかう。ウジンは「僕は分からないです。僕は最初から彼女が好きでした。全てがよく見えた。初恋だったから。聞き辛いですか?」と話を続けます。
ウジンが性的な接触が多くて、色ボケしてただけってのが強調されるような、序盤のシーンが挿入されます。ジウォンが、フェロモン撒き散らしてるから惚れたんだよなあ。だから、ジウォンがどんな人間かとかジウォンが傷つくかどうかなんて、気にもしなかったんだな。今でも、そういうジウォンを好ましく思うところは、やっぱりウジンも男だねえ。
「住む世界が違うことを知っていてジウォンさんは合わせてくれました(手ごろな結婚相手だったからなんだけどね・・・)。でも、私は違いを悟った瞬間に別れました。ジウォンさんを傷つけると考えられなかった。彼女が欺いた。裏切った、私が傷ついたし、痛い。私が・・・。傷ついてるのは自分だけだと考えて、自己中心的だった。それで、謝らなきゃいけないと思いました。私に腹が立って、他の人まで苦しめてる。ジウォンさんは、悪い人ではないです」ウジンにとっては、完全に過去で、良い思い出なんだね。ホントに埋葬された気持ちって感じでした。

ウジン、君は人が良すぎっていうか、男だねえ。別れても、過去を美化したいんだなあ。あなたは、ジウォンに傷つけられて、誰かほかの人を傷つけましたか?傷つけないでしょう?ミンソンにやった数々の悪行を具体的に知ってしまったら、それでも許せるのか?と思うよ。ジウォンがミンソンに何かしたらしいってだけで、ウジンは完全に戦闘モードに入ってたし・・・。 ウジンはジウォンと違いすぎるから、彼女の深い闇をはっきりとは認識できないんだろうなあ。ミンソの方が、ジウォンの悪いところにも共感できるし理解できてると思う。 謝罪については、別れた時も、結婚式前日の120話でも、理解できなくてごめんってウジンは謝ってた。ジウォンも納得してるはずなんだよね。恋愛だから、上手くいかなくなることはあるし、それを責めても仕方ないよ。もう一度同じ状況になっても、ウジンはジウォンと別れるだろうし、ミンソンと交際したと思う。 ミンソンがミンソに言ったことあるけど、「自分が大事にしなかった関係(ミンソの場合は結婚)が壊れたからって、大騒ぎするな。大事じゃないものなんだから、失ったことで傷つくな」って思うなあ。144話でも「好きだったのなら、どうして二股を?過ちをしたのはあなたなのに、どうして他人が罰を受けるのですか?」とミンソンはジウォンに聞いてたよね。ウジンはミンソンを、ジウォンはミンソが気になってて、相手をそれほど大事にしてないでしょ?だから壊れたんだし、大騒ぎするほどのことか?って気がするよ。原因は両方にあって、だからウジンは苦しみながらも受け入れてるじゃん? どんなに上手くやっても、人が別れるときは傷がつくものだ。過去の小さな傷を大げさに騒ぎ立てて八つ当たりしてるだけなんだから、あんまりマジに「傷つけてしまった」と捉える必要ないんじゃないか?(中学時代のかつらの先生をからかった時と同じで、ウジンがマジになればなるほど、引っ込みつかなくなる気も・・・・) 僕に腹が立って他の人まで苦しめてるっていうのも、ちょっと違う。ウジンに腹が立ってミンソンを苦しめてるってのは正解。でも、ミンソとトラブル→ウジン&ミンソン攻撃という事の経緯をしっている視聴者からしたら、「ミンソとの勝負に負けて腹が立って、ウジンやミンソンを苦しめてる」なんだよな~って、おしえてあげたくなりますね。 ジウォンの一番の問題は「家庭問題」で、家族になったミンソンはそれに巻き込まれてるんだよなあ。でも、ウジンは家庭の事情がは分からないし、家族じゃないからどうしようもない。ウジンがジウォンに出来ることは、過去の小さな傷をなんとかすることしかない。 ジウォンが傷ついてるという事実がある以上、誰が悪いのかってのは議論してもしょうがないことなのかもね。傷ついている人を癒したいと黙って自分を犠牲にするミンソン。自分の小さな過ちを謝罪するミンソン。ウジンもただ謝罪する。やっぱり、似たもの同士なんだよねえ。

ミンソは「理解できるでしょう?妻関係のあった男を、家族として受け入れられないです」と言い出す。ウジンは「それでも、諦めません」とハッキリ。ミンソも笑って「ファイト」だと??ウジンもミンソも事態が切迫してることを理解してないんだよなあ。
ミンソは、ウジンは良い人すぎてジウォンを理解できないって分かってる。ウジンが凄く純粋にミンソンを思い続けていることや、ウジンの純粋さはミンソンの馬鹿みたいに真っすぐで不器用な性格に似ていることも理解している。それでも、ウジンの純粋さを好ましくうらやましく感じるし、自分と同じようにジウォンも思ったのだろうと感じるから、ウジンを受け入れられない。

酔って帰ってきたミンソは、「愛する妹」なんてミンソンを呼んで、気持悪がられながら、水をもらいます。ミンソはミンソなりに妹を可愛く思ってるし、妹が傷ついていることも理解してる。でも、この人は何もしない兄なんだよね。「友達のカン博士と飲んだよ~」なんていうミンソに、一同???アボジにばれたら??なヒョンジャさん。ミンソは「友達いないからね~」なんてあっさりしてる。

アボジがちょっと暗いので心配なドダム。ウジンもウジョンも「お父さん、ごめんなさい・・・」です。ドダムは「ホント、恋愛はしてもしなくても心配のたねだね。結婚相手ができるといいねってママに行ったのに、相手が出来たら心配の種だ」と大人なことを・・・。
アボジは「彼女の家族に門前払いを食っても主張を貫き通すの?そんな酷い扱いは親として黙ってられん。最近、母さんを良く思いだすよ」とウジンに。ウジンは「ごめんなさい・・・」です。

ダイヤの指輪で懐柔されたと聞いて「お母さんが変わらなきゃ。お父さんのいいなり」と室長はミンソンに話す。でも、「何があっても、同情して、理解して、それが母の愛なんです」とミンソンは諦めてる。室長は「兄さんとカン博士がお酒を飲んだり、良い兆候じゃないか」と言うけれど、ミンソンは決断を下しちゃったからなあ。お母さんが殴られるのが嫌なばっかりに・・・。
科長も「兄さんと仲良くなって、可能性が出てきたんじゃないの?」とウジンを励まし中。ウジンが「アボジが心配してる」って凹んでると、「お父さんが反対なのは仕方ない!!大事に育てた息子が嫌がれると考えたら、俺だって血の涙が出るよ」とスッカリ親モードの科長がかわええ。

科長宅に呼ばれた、ウジンとミンソン。久々に並んで座ってるのを見ると和むよ・・・。
室長が病院に行ったと聞いて、二人して心配しまくる。科長が「心臓が三つある」とかいうから、またまた二人して「ええ??どうして?なんで?」と大騒ぎ。鈍感な二人にあきれて、科長が「妊娠したの」と説明。???となって、双子なんですか?となって、二人して大喜び。ホント、君たちは息がぴったりすぎです。似合ってるなあ。

チョ博士も話があるんでしょ?と言われたミンソン。ウジンの顔を見られない。「結婚して、サンフランシスコに行くことにしました。」と宣言。ビックリの一同に「知ってたハズ」なミンソン。室長が「それはお父さんの意見でしょう?」っていうけど、ミンソンは「決めました。生ハム研究が、最後の研究です」と・・・。ウジンの「チョ博士・・・」って言葉にこたえられないミンソン
ミンソンは淡々とした顔してるけど、絶対に平気じゃないんだよね。この決断の陰に隠れている、チョ家の大きな問題をウジンに気がついてほしいなあ・・・。ミンソンは、家の事情を語る気もないし、ウジンに何とかしてほしいなんて思ってないだろうけど、気がつかないまま逃してしまったら、ウジンが後悔することになると思う。 あと、ミンソンの「知ってたハズ」は、ウジンに対して「あなたは本気で止める気はないと分かった」という気持ちが滲んでる気がします。確かに、急いで止めなきゃならない事態なのに、目の前で見合い相手と去るのを見てるだけだもん。あれじゃ「別れることに同意した」と思われても仕方ないわ。

フィリップに迫られてるウジョン。それを見たアボジはビックリ。フィリップはものおじしないでアボジにも挨拶。ウジョンは、フィリップに家に来るなと怒るけど、勝手に抱きついたりする。ウジョンはチャンと婚約してるっていうけど、「関係ない」だって・・・。ジフンにも屈託なく話しかけて、「彼女が好きなんです」と自己紹介。
ウジョンは、アボジに「外国育ちで遠慮のない子で」と説明するけど、アボジは「大事なのは信頼。ジフン君の女性問題や、ジウォンさんの浮気を怒ったよね?相手の過ちは許せなくて、自分のことには寛大なのは良くないよ」と諭します。すぐに分かって「ごめんなさい」なウジョンは良い子。アボジやジウォンの視点ではそうだけど、ジウォンがコソコソと裏をかくようなことしてたのを知ってる視聴者としては、「ジウォンは怒られて当たり前」としか思えないんだけどね・・・。
ウジョンは、すぐにジフンを気遣うんだけどジフンは腰が引けてる。合格したことも言いません。

ジフンの合格は、家族とピアノ先生が訪ねてくれて、お祝を言ってくれる。
ピアノ先生は「ジウォンがああなのは親のせいじゃないです。ジフン君は立派に良い人になったでしょう?」とか励ましてる。ジフンの更生は、ウジョンとアボジとウジョンの叔母さんのおかげだけどなあ。ジウォンも、結局はヒョンジャさんが教育することになるんだし・・・。ピアノ先生は色々あって変わっただけで、もともと悪意のある子じゃない。ジウォンを咎めたり、非難しないで、優しくしてあげるのが作戦です」と提案。
いやいや、ドラマが始まった時点からずっと、ジウォンは自分を甘やかさない人(普通に接してるだけの人も)=悪人認定して、悪意で攻撃しまくってましたよ?ピアノ先生がめっちゃ甘やかしてた間も男をだましてたし、ウジンに優しくされてた時も上手いことやろうとしてウジンもミンソ父も騙したし、ミンソが甘やかした時も陰で暗躍しまくりだったでしょ?甘やかすと付けあがる→付けあがりすぎて怒られる・拒絶される→怒られたのが理不尽だと大暴れってのがジウォンの行動パターンだよね。これは「悪い子じゃない」っていうのは、やっぱり韓国ドラマだよなあ。日本ドラマではアリエンわ。まあ、とりあへず甘やかす処に戻って、話を聞いてもらえる状態にするしかないってのはあるんだろうけど・・・。 優しく、でも理屈で説明して「人を支配しようとするのは間違っている。あなたは浅はかすぎる」と諭すのが必要なんじゃないかな・・・。ヒョンジャさんのやってる、手をかけて面倒をみつつ、言うことは言うってのが、ジウォンの教育上は良いんだろうな・・・。やっぱ、ジウォンはプチ・ミンソ父なんだよねえ。ミンソ父との30年で、ヒョンジャなりに扱いを学習してるのかもなあ。

ジウォンとミンソは、ジウォン実家に。ジウォン家族は「ジウォン持ち上げ作戦」開始。

ミンソ父はヒョンジャに「痛い?私も痛い。どうして、私を怒らせるの?」と質問。ダイヤの指輪を贈って謝罪。ヒョンジャさん、「指輪は良いから、ミンソンを外国にやらないで」って言うことはできませんか?今ならアボジも反省してると思うんだけど・・・。
ジウォンは、ヒョンジャの指輪をみてビックリして大騒ぎ。でも、ミンソンは「オンマ、それが似合うと思ってる?騙されないで、パパ、今度あんなことしたら、警察に届けます」と反発します。そうだよねえ・・・。指輪は愛情表現なんだろうけど、そんなことよりも暴力が酷いって・・・。
ただ、「痛いなら痛いと言ってよママ」ってのは、そのままミンソンにもいることで、「苦しいなら苦しいと言ってくれよ、ミンソン~」って思うなあ。



146話
ミンソンが、結婚してサンフランシスコに行くと言い出す。ウジン、何も言えません。そして、半泣きで立ちあがって行ってしまいます。室長が追いかけた。

科長が「かなり失望したぞ。胸が痛くて言葉も出てこない。考え直せ。簡単に逃げ出すな。公務員として、博士として、お前には社会的責任がある。それに、ミギョンにも俺にも、お前は大事な人だ。お前を愛して必要としてる人の身にもなってくれ。あっけなく私達を見捨てて、逃げたりするな。私の双子が生まれる時、お前が一番にミギョンの手をにぎってお祝いしてほしい。」泣けるよねえ。科長との師弟愛。
でも、残るのであれば、父や兄を見捨てて逃げない限り、母が殴られ続けるんだよなあ・・・。ミンソンがウジンのゆっくりペースを待てないのも、待ってる間に被害が続くってのがあるわけで・・・。これが問題として重過ぎる。幼少期から植えつけられた暴力への恐怖心ってのは大きいだろうしなあ。ミンソンが兄に殴られた恐怖から脱することが出来ないのも、もともと暴力が常態化していることが影響してるんだろうし・・・。

さて、逃げ出したウジンは、室長が話してます。室長「蝶のように飛んで、ハチのように刺す?まだ、青虫だね。ごめんと謝ってる場合じゃない。謝りの手紙書いたり、承諾するまで訪問するんじゃダメ。お父さんに、ミンソンと寝たと言いなさい。殴られて死ぬかもしれないけど、やってみて。それでもダメなら、見合い相手に言って。どうしてダメなの?簡単に行かせないで。あなたが引き留めて。あなたが勇気ないせいで、私達までミンソンを失わなきゃならないの?責任を負いなさい」と怒ってる。ホントに、ウジン、勇気を出してくれ~。

科長がミンソンを連れて来たので、ウジンと二人で話し合い。ウジンはイライラして落ち着かない。
ウジン「逃げないと言ったじゃないですか?もう二度と。これが逃げないってこと?この程度?」と責めてしまう。ミンソンは「私はあなたが傷つくかと・・・」と説明しかかるけど、ウジンは言わせません。まあ、ウジンが傷つくってのは理由としては一番ではないもんなあ・・・。
「やめろ。言い訳はすべて捨てて。家族、両親、誰かを自分が傷つけるからだとか、誰かが大変だ。こんな言い訳は捨てて。そんなもの言い訳で嘘じゃないか。傷つけたくないんじゃなく、傷つくのが怖いんです。」ミンソンは「私の何が分かるの?」です。ウジンは「自分の方こそ。誰だって傷ついてる。いつまで、恐れの中で震えながら過ごすの?いつまで他人を思ってるふりをしながら、自分のことばかり考えて守るの?」と、結構厳しいことを言います。ミンソンは、怒られて言葉も出ません。
ウジンは、「僕だって家族に反対されて辛い。君を失う僕の辛さを理解してくれ。君だけが傷ついてるんじゃない。みんな傷ついたり、傷つけたりしながらも幸せになろうとしてる。怖がらなくても大丈夫だ」って言いたいんだろうけどなあ。 傷つくのが怖いのも本当だろう。期待して裏切られるのは嫌だから、ウジンとの未来を考えたくない。ミンソンは「ジウォンのことを諦めたウジン」を見ちゃってるから、ウジンが傷ついて諦めちゃうって思う理由がある。ウジンにとって、ジウォンとミンソンはまったく違う存在なんだけど・・・。 ミンソンにしたら「私もあなたを失うことで傷つきながら、家族と幸せになりたいんだ」って意識もあるんだろうし・・・。 そして、「誰かが傷つくのが怖いから、自分が傷つく道を選ぶ。自分は痛くない。痛くないなら、それは傷じゃない」ってのもウソじゃない。ウジンにはそんな選択するミンソンが理解できないみたいだけど、ミンソンはそういう子でしょ?片思いが辛いでしょう?とウジンが訪ねた時、ウジンを傷つけないために「痛くないから、それは傷じゃない。傷ついてないですよ」と笑ったミンソンを思いだしてくれよ。
「一体何が恐ろしいですか?お父さん?ママ?お兄さん?ジウォンさん?そんなものが怖いですか?恐ろしい?笑わせる。争って勝つ自信がないんです。自信がないから、またうずくまって隠れて、全ての傷を背負った被害者ぶって、すぐ逃げ込みたがる。それが楽だから。」とガンガン攻めます。
ミンソンが「どうして、そんなこと言うの?お願いだから、辞めてください」と泣きそう。ウジンは「馬鹿なの?君が不幸だと、家族たちが幸せになるの?」と怒ってる。ミンソンは「だったらどうしろと言うの?」だよなあ。
ウジンは「逃げずに争って勝ちましょう」って言うけど、ミンソンは去ろうとする。ウジンが腕を乱暴に掴んで「お願いだから家族から逃げないで。堂々と、幸せになりたいと言いましょう。私の幸せが家族の幸せだと言いましょう。お願いだから、力を出して。僕と力を合わせて立ち向かおう」

うーん。ウジンは、ミンソンの家のDV見てないからなあ・・・。家族が怖いってのが、ウジンには実感としてナイだろうし、ミンソンには「家族は怖いもの。自分を傷つけようとするもの」ってすりこみがあるから・・・。 ミンソンなりに「幸せになりたい」と主張して、それでも「我慢してくれ」と言われてるんだよ~。ウジンの知らないところで、ミンソンは一人で争ってきたんだよ・・・。ウジンが「味方になってくれる。ミンソンを力づけてくれる」と期待してる母親が、一番ミンソンの力をそいじゃってるんだよなあ。 最初は反抗してたミンソンが、結局は諦めたのって、やっぱり暴力への恐怖が根底にあるんだよね。暴力の理由に納得してしまったから、反発することも出来なくなって、その恐怖を運命としてうけいれちゃったんだよなあ。母親が受ける暴力が、凄い心の傷になってしまってるような・・・。 ミンソン自身が107話で「私は悪い言葉に慣れているから、悪い言葉を信じるのが楽なんです。」と語っていて、彼女にとっては希望を持つことよりも、苦痛に従うことが当たり前で楽なんだとは思う。ウジンは「みんな傷ついてる」っていうけど、やっぱりミンソンの受けてきた苦痛っていうのは異常なものだと思う。ミンソンに対しては「みんな君と同じように傷ついてる」って言い方すると、「だから私も傷つく道を選ぶのは当たり前のことでしょ?」ってなってしまうような・・・。「君の受けてる苦痛は異常なものだから認めちゃだめだ。頑張って抵抗しないと」って言ってあげないとだめだと思うなあ。 ミンソンは、隠れて何もしないんじゃなくて、母親を守るために勇敢に戦ってもいると思う。ただ、ミンソンの選んだ戦場は「家族」であって、「ウジンと自分の結婚」の方は、戦略的撤退しちゃったんだよね。 ウジンにとっての戦場は「二人の結婚」しかない。ウジンが見ているのは、愛するミンソンだけなんだよね。ミンソンが傷つく、ミンソンが苦しんでるってことばかりが見えている。「他人を大事にする前に、まずは自分を大事にしてくれよ~」ってのがウジンの言い分。ミンソンが戦ってる家族の戦争が見えてないから、「なんで戦わないんだ」ってなるんだろうなあ。 ミンソンが何とかしたいと思っているのは、愛情を信じられない家族たち(根本原因)。「家族が幸せじゃないと、私も幸せじゃない」とミンソンは主張してる。見てるものが違うから、話が食い違うんだよね。ウジン、実情を知ったら、すごーく後悔することになると思う。 ウジンも、ミンソンを責めないで、ゆっくり時間をかけて事情を聞いてあげないと・・・。渡米とか言われて、頭に血が昇ってるんだろうけど。

ミンソンは「あなたの世界には、正しくて、賢い人だけがいる。不当で、理解できなくて、理不尽な人はあなたの世界には存在しない。そんな世界に生まれて育った人は私や、私たちのような人は理解できない。理解してくれる必要ないです。だから、放っておいて」と言い捨てて去る。

ウジン、また責めてしまって、ミンソンが切れちゃったよ。この失敗、何度目だよ・・・。ミンソンは「ウジンは理解してくれてる」ってのが支えだったんだろうに、完全にウジンとの窓口を閉じてしまいました。ウジンのように家族に優しくしたいって感じでスタートしてるから、ウジンはなんだかんだ言って理解はしてくれると思ってたんだよなあ。 ウジンは、「自信を持って。勇気を出して。一緒に挑戦してみましょう」とずっと言ってきた。でも、別れはミンソンが「勇気を出して家族を信頼してみよう」として、挑戦し始めたこと。信頼してるなら「私の希望を聞いてほしい」となるべきなんだけど、ミンソンは「信じているから家族に従う。そうすれば幸せになれる」という母の方法論をとってしまってるんだよね・・・。「堂々と生きること=傷を恐れないこと=傷つく道を選ぶこと」になってしまってる。その辺の矛盾を丁寧についていけば、ミンソンは頭は悪くない人なので、自分の問題点を理屈で理解できると思う。 ミンソンは、感情では「こんなに辛いのは間違ってるからでは?」と思いつつ感情に目をそらしてる。自分の構築したロジックにハマってしまって方向変換できなくなってるように見える。かなり限界っぽいなあ。でも、ミンソンの構築した「家族のためにウジンを諦める」という理屈の土台が、大本の価値観を支えるウジンの批判によってかなり揺らいでいるのは確かです。 ミンソンは、自分の傷には痛みを感じなくなってるほどに傷ついてるんですよね。それで他人の痛みばかりを感じている。その繊細さや優しさが好きだし、ミンソンを大事にして来たウジン。 ミンソンが、自分の傷から目をそらそうとするとき、「こんなに怪我してるじゃないか」って怒ったり心配して、怪我を治そうというウジン。ウジンだって怖いし暗い経験はしてるけど、彼は「けがは治療できるし」と信じてる。それも、ソロソロ限界なのかなあ。ミンソンの気持ちを信じ切れなくなってきてるような。今回の衝突で、「私とあなたは違う」という、自分がジウォンと別れたのと同じ理由を持ち出されちゃったしなあ・・・。 ウジンの意識では、反対される原因は自分とジウォンの交際だから自責感もあるだろうし、ミンソンが置かれてる立場を知らなさすぎるし・・・。難しい。 正直、室長がいってるみたいに。ウジンが無理矢理でもミンソンを引っ張って家に行って「彼女が幸せになることが皆の幸せじゃないのか?」ってぶちまけて、「彼女と独立します。好きでもない男と結婚させて海外に行かせるんだから、海外に行ったと思って彼女のことは放っておいて。もう傷つけるな」ってやれば良い気もするんだよなあ。でも、ウジンはミンソンに自分で選んで、ミンソンに自分を肯定してほしいし、一緒に立ち向かいたいってのに拘ってるのかなあ。
ミンソンはボロボロで帰宅。ウジンもガックリして帰宅して、アボジに迎えられて、口だけで無理して笑い、アボジに抱きしめられる。
もう、この二人のボロボロぶりが酷くて、能天気に甘やかされるジウォンに同情できないんだよ。
ドクペさんはジウォンと一緒に料理。皆でジウォンを持ち上げまくり。あっという間に、傲慢になり、ジフンを見下すジウォン。いいのかな~。この持ち上げ作戦。ま、表向き譲ってやって、肝心な処はミンソが上手く誘導すれば良いのかもな。悪賢いけど馬鹿なんだから、ミンソのが上手だろうし・・・。
しかし、ミンソさん、ジウォン持ち上げも良いけど、あんたの妹の受けてる迫害がもっとも異常だって気がついてくれよ・・・。他人をいじめて発散してきた妻ジウォンよりも、自分をいじめて苦しんでる妹ミンソンのほうが重傷でしょ・・・。

ジフンとウジョンは、ジウォン夫婦と飲み。ジウォン、持ち上げ作戦は、ちゃくちゃくと進んでます。ウジョンはウジンと違ってズケズケいうし強い性格の子。「お兄さんと違うんだな~」とジウォン以外の3人がウジンの話で盛り上がっただけで拗ねるジウォン。ま、持ち上げればすぐにご機嫌。ホントに「雀の脳」だよなあ。そこが可愛いと言えば可愛いんだから、素直に馬鹿に徹して、ズル賢くしないでくれ・・・。「私は一人ぼっち」とかいう歌を歌ってたけど、あんたは周囲に甘やかされすぎ。
飲んでカラオケやって、楽しんで帰ってきたミンソとジウォン。酔ったジウォンは、ウジンの手紙を取り出して、「読んで」とミンソに。大騒ぎして、破った手紙をくっつけて読みます。
「ジウォンさん。ジウォンさんは何も悪くない。親思いなだけ。僕ならあそこまで出来ない。道徳を振りかざして非難した僕を許してほしい。ジウォンさんは暖かい人です。分かっていたけど、君を責めた。ごめんなさい。だから、僕のことで誰も恨まないで。君の周りにいる他の誰に対しても。ジウォンさんを大事にして、愛する人まで苦しめないで。ごめんなさい。それをいいたかったです。ごめんなさい・・・」ごめんなさいって何度も書いてあって、最後に「幸せを祈ってる」という手紙。
似たような話は120話でもやってて、今更って気もするんだよねえ。一度では納得できなかったんだろうから、納得できるまで何度も話すっていうのは、ウジンらしいんだけど・・・。 「愛してる人を傷つけないで」って、つまり「僕は君を愛してない」って宣言にもなってるよね。手紙書いた時点では「ミンソンは愛してるけど、ジウォンは愛してなかった」とはハッキリ自覚してないウジン。だから、ウジンは無意識なんだろうけど、ウジンにとっては「ジウォンは果てしなく遠くにいる人」なんだって気持ちがにじんでる。
ミンソが「謝ってる。許してやれ」と声を掛けたら、ジウォンは泣きだした。「嫌だ。今更謝っても遅い」と意地っ張りのジウォン。ミンソが慰めてあげます。
ジウォンは「あの時気がついてたら別れなかったかも?」と都合よく脳内変換してるっぽいけど、それで落ち着くならそういうことにしとけば良いかもね。ウジンも、あれは愛ではなかったと分かったってことには触れずに、自分たちは違うだけでどちらかが間違っているのではないという点だけに絞って語っているし・・・。 ジウォンは、ウジンが自分を認めてくれたことは嬉しいけど、文面から感じ取れる”ウジンがもう遠くに行ってしまった人だ”ってことは少し悲しいんだろうね。やっと、ちゃんと失恋出来て、過去になった感じはします。 で、ジウォンの家族として、彼女を大事にしようと努力してる人(=ジウォンの周囲にいる人)はミンソだけじゃないんだよ。一番、無理してるのがミンソン。ウジンも、ミンソンを苦しめないでって意識があって書いてると思う。 ミンソンが愛されてる→ムカつくからいじめる→ミンソンに譲られる&優しくされる→自分が優しくないからウジンはミンソンを選んだと思う→ミンソンに負けたくないと大暴れ→ミンソンはさらに譲る→やっぱり自分が優しくないから・・・って感じで、悪循環になってたから、少しは変わるかなあ。 何よりも、根本原因となってるミンソとの関係が好転してるので、希望は出てきたんだけど、ちょっと遅すぎるんだよなあ。

で、この手紙には、ミンソンとの愛に関する問題についての、ウジンの苦しみが滲んでいます。 ミンソンは過去の傷のせいで家族を拒絶して来た。彼女は彼女なりに、過去の傷を水に流そうとして、傍にいる家族を愛そうとしている。ミンソンは「誰も恨まない。悪いのは私だ。私が譲れば愛される」って自分に言い聞かせて、自分につけられる傷から目をそらしている。 ウジンの「逃げないで」というのは、「あなたは家族から傷つけられている。その現実から目をそらすな。」なんだよね。傷つけられているからと言って愛されてないわけじゃないし、ミンソンには愛される価値がある。みんな傷つけたり、傷ついたりしながら、謝罪して許しあって生きてるんだ。だから、不当なことは不当だと言ってよいんだってのが、ウジンの言い分なんだろうけど、上手く言えてない気がします。 ミンソンの方は、「(父や兄やジウォンのように)だれか傷つけることでしか、傷をいやせない人たちが居るんだ」という認識だから、傷つける人をそのまま受け入れようとしてしまってる。DV被害者の典型パターンのような・・・。 傷つき苦しむ姿をウジンに見せたくなくて、彼を遠ざけようとするミンソン。どんなに遠ざけても、精神的にミンソンのもっとも傍にいるウジンは、一緒に疲れ果ててしまう。だから「家族に傷つけられて苦しいからと言って、僕を拒絶しないで。苦しめないで。幸せになろうとしてくれ。あなたが幸せじゃないと、僕も幸せになれない」と訴えてる。

ただ、ジウォンにとってのウジンは「過去」だから捨て去ることで幸せになれるけれど、ミンソンは家族を捨てることは出来ないし、傷は増える一方。

どうしたら良いのかなあ。「幸せになりたい」なんて訴えることは、すでに失敗した方法だし・・・。家族なんて捨てちゃえば?とも思うけど、そうもいかないんだろうし・・・。
まずは、ウジンが「チェ家の問題」を正確に認識することから始めないとなあ・・・。



病んだ人間ジウォンとウジンの関係について。さらに、ミンソン父とミンソンの関係との類似性について考察。追記でどうぞ

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僕は君にほれた 143・144話 [僕は君にほれた]

何度も言ってきたことだけど、ウジンはトロすぎるし、ミンソンは早まりすぎなんだよ~。
ウジンは、ミンソンに抱きつかれて勇気も出たし、ジウォンの説得が無理だったのもあって、今度はミンソン父を説得しようとします。「明るくて賢くて暖かい女性だから好きなんだ」って、彼女の素晴らしさを知ってほしいということから始めるのが、ウジンらしいです。
でもさ・・・。まずは見合い相手を排除して、時間を稼ごうぜ・・・。

141話でウジンに抱きついたミンソン。彼女は限界まで追い込まれていて、最後のSOSだったんだろうなあ。あれが、ウジンに取ってのラストチャンスだったんじゃないかな・・・。ウジンが突発的状況では、何もできない男なのは、毎度のことだけどさあ・・・。ミンソンが凄く辛い思いをしてるってことが分かってるなら、お前が行動しろよって感じだ。(しかし、こんだけトロイ男なのに、しっかりやることはやってるウジン。初キスの時の行動力は凄かった。やっぱエロ本能は別回路?)

ミンソンは、母親が殴られるという状況になって、決断をしてしまいました。
このDV共依存状態の家族で、ミンソンがまがりなりにも独立しようという気概をもっていたのは、父親譲りの自我の強さなんだろうな。今の母親と一緒にDV被害者になろうっていう態度はホントに良くないと思う。ミンソンは「ウジンを信じるように家族を信じる」というスタート時点の気持ちが擦り切れてしまってる様に見える。

そのミンソンがジウォンに謝罪します。交際中のウジンの傍にいたのが悪かったという話。ウジンにしろミンソンにしろ、悪いことはしてないと思うんだけど、そこに傷ついている人が居るからって謝罪する。そんな処まで似ている二人です。
ミンソンが、辛い道を選択する理由は、この罪悪感がベースにあるからかもしれません。


143話 ミンソ父が大暴れ。「俺たちは騙されてる」って・・・。ミンソが父を止めて寝室に連れて行き、ミンソンが母を守り、イエジをかばう。ヒョンジャは「仕事で疲れてるみたいで」なんて庇ってるけど、異常だよ。
ヒョンジャは逃げててもダメだからって、「ごめんなさい」と謝りに。ミンソンが庇い、ミンソは「あの人は、お父さんを裏切った女じゃないでしょう?お父さんに虐待されながら、僕を実子のように育てた人です。逃げ出した嫁の代わりに孫まで育ててる。よく見て。逃げたのはこの人じゃないのに、なぜ当たる?」と必死に訴える。これで、やっと収まった。ミンソンもイエジも泣いてて・・・。八つ当たり体質まで、ミンソ父とジウォンは似てるのねえ・・・。

ミンソンは半泣きで母の手当。謝るミンソに「これが兄さんが望んだ結婚なの?」と思わず言ってしまうミンソン。そうだよなあ・・・。ミンソンが全て投げ出して守ろうとしてるのに、ジウォンがぶち壊して回ってるんだもん。ミンソは、自分が選んだ女がとんでもないんだから、自業自得って気もするけどねえ。ヒョジンもミンソンも反対してたのは、「あんな性悪女を家にいれるのかよ~」って点で、まさにそこが問題になってるし・・・。

ウジョンは「不妊検査なんて酷過ぎる。あの子から頼むわけない。誘惑に弱い子なんだから、理解してあげて」とかばう。でも、ジフンは「単に贅沢したかったって話じゃないから・・・」と。確かに・・・。それに、ジウォンから言い出したことだから・・・。自分の成功を望むだけじゃなくて、他人の不幸を望んだんだもんなあ。ウジンが絶対に相容れないと感じてた部分が、ジウォンの家族にも明白になったとは思う。
事情をしらないウジョンは「責めてばかりだった。兄さんのジフン君が優しくしてあげて?」とお願い。うーん・・・。あの邪悪さを、甘やかしても良いものか?甘やかすとつけ込む女だぜ。

ドクペさんとジョムスンは、あんな人だった?とビックリしてる。ヒョンジャが可愛そうって、ジョムスンさん。何より、かわいそうなのはミンソンとミンソです。
そして、自分の娘がどんな風に育ったかを知って、「教育が間違ってた」とガックリ来てる夫婦。あの騒ぎのなか、一人で二階に上ったジウォンにも失望。
正直言って、ジウォンの一番性悪なところは、ミンソンに向けて密かに行われてるよねえ。誰もかばわない人間、誰にも理不尽を訴えない人間をチョイスしてるところに、ジウォンの厭らしさや陰湿さが凝縮してる。ウジンですらウスウスしか知らないってのが、ミンソンの我慢強さなんだろうけど・・・。両親が知ったら失神ものだろうなあ。
ジョムスンさんは、ヒョジンの自殺未遂にかなりショック受けてたけど、ミンソンのギリギリ具合から言ってミンソンが自殺未遂って展開になっても可笑しくない。ミンソンの件は現在進行形なので、早急に対処してあげてほしいんだけど・・・。
この騒動がウジンに伝われば、対応も違ってくるんだろうけど、伝わらないんだよねえ・・・。ウジョンが話してあげればよいんだけど、ウジョンからしたらお隣さんの騒ぎは目に見えても、傷ついてるチョ家の人たちってのは遠い存在なんだろうなあ。

ミンソも、ヒョンジャを気遣うでもなく、一人で着替えて寝る体制のジウォンに呆れます。「どうして、不妊検査の話をしたか。嫌なら、最初に言うべきだ。当時は欲望に目がくらんで二つ返事で応じたじゃないか。どうして今更さわぐのか?」なミンソ。
「金は欲しいが家事は面倒。夢のよう結婚するミンソンが癪に障って、恥をかかされたと家族にチクるからこうなったんだろ?」と聞かれて、「ママに話したのは私じゃないし、ギャラリーも私のせいじゃない」と主張する。とにかく「私は悪くない」ってのが大事なジウォン。ミンソは「憂さはらしたかったんだろ?」とスバスバとジウォンの本音を尽きまくります。「私のせいじゃない。なんで怒るのか?」としか言わないジウォン。
「過ちがなければ無関心か?家族や泣いてるイエジを放っておいて、1人で二階に上がって寝るの?」と、もう少し丁寧に追及。ジウォンは「理解できない。なんで騒ぐ?謝る?許す?大げさすぎる。みたまま受け入れる義父さんが一番正常よ」と言い出す。えーっと、今ミンソが問題にしてるのは、謝らなかったことじゃなくて、家族を労わろうとしなかったことなんだけど・・・。
ミンソは「父は病んでて正常ではないよ。ジウォンさんも同じだ」と。たしかに、ジウォンは、「プチ・ミンソ父」だと思う。だから、気も合うんだよね。ミンソがジウォンを好きなのも、「自分が支配できるレベルの父に似た人」だからだろうし・・・。
ジウォンが異常になったのって、ウジンのせいなのかなあ?ちょっと期待して裏切られたから?いや、「異常」だから、ウジンを騙したんだよねえ。やっぱり、教育のせいだろうなあ。

ミンソ父は呆然としてる。イエジがお水を持ってこようか?着替えを出そうか?と、いつもハルモニがやってることを代わろうとする。イエジは、ハルモニが与える無償の愛を見慣れてるんだな。
ミンソ父は「あちらに行って。ハラボジは醜い」と頭を抱える。イエジは「ハラボジは醜くないよ。ハルモニは”病気だから理解しろ”ってと言ってる」と慰めます。「ハラボジ。生きてることは美しいの。殴るのは絶対にダメなの」とイエジ、ハラボジも「ごめんね」ってイエジの手を握る。この家に、イエジがいて良かったよねえ。
イエジは母を失った不憫な子で、だから、祖父母も叔母も父も、たっぷり愛情を注いで育ててて、全員に均等に愛されたこの子は、凄くバランス感覚も良いし、それぞれの大人たちの痛みを知っている。よい懸け橋になってると思う。
そして、ミンソ父は一応「自分の問題」が分かってはいるんだよね。分かっててどうにもならない彼に、ヒョンジャもミンソンも何もしてあげられなくて、かわいそうだから庇ってあげようとする。

翌日、ミンソンが会社も休んでヒョンジャの世話を焼いている。
ミンソンは「なんで結婚したの?幼馴染なのにパパの性格が分からなかったの?」と聞きます。「前は違ったの。気難しいけどラブレターを暮れた。傷ついてるだけなの。私の過去を知ってるから」とヒョンジャさん。
ミンソンは「本当にドクペさんと恋愛したの?私もママのような目に会わせたい?」と問います。ヒョンジャは「お父さんも兄さんも裏切られた経験があるの。なんで、よりによって義姉の元彼を家族にできる?」と問う。ミンソンが「怖がるようなことは起こらないよ」って聞くけど、「お前や私が信じても、お父さんや兄さんは信じられないの。私も30年努力したが信じてもらえない。ダメよ。お前が心を痛めてることはよく分かる。分かるから反対するの。逆らったら、お前も私もどうなるか分からない」とヒョンジャ。
ミンソンは「追い出される前に逃げ出そうか?二人で家出する?」と言うんだけど、「ミンソがかわいそう。イエジも。父さんとミンソとイエジをジウォンの任せるの?地球の果てまで追ってくるわ」ってヒョンジャさん。ミンソンも「殺しやしない。分かった。分かったから」と答えてしまった。

ヒョンジャさんが優しい人なのも、彼女なりに愛情を注いで夫を救おうとしてることも、分かる。分かるけど、ミンソンの払う犠牲が大きすぎると思うんだよなあ・・・。
ミンソが可愛そうって言うたびに、ミンソンは可愛そうじゃないのか?って思ってしまう。序盤に「ミンソは繊細な子で、ミンソンは雑草のような子。だからミンソンは大丈夫」とか言ってたけどさあ・・・。正直、ミンソンは傷つき過ぎて麻痺しちゃってて、ミンソよりもヤバい状況にあるじゃん。本人も「不幸に慣れてるから、傷ついたりしない」とか言ってたけど、自分がどれほど傷ついてるか自覚できてない。死ぬほどの重症でも気がつかなくて、結局は心が死んじゃう危険が・・・。自分の気持を押し殺して生きてるミンソン。健気すぎるだろ。

ミンソンにお願いがって言われて「ウジンとは交際させない」なジウォン。ミンソンは「謝ります。交際してると知っていて、運転も習ったし、一緒に通勤しました。週末に一緒にサウナにも言ったし、カラオケも行きました。好きだと告白したし、別れるなり、彼の心をつかみました。二人の周りをうろついて、嫌な思いさせてごめんなさい」と。ジウォンは「あなたのことなんて、気にもしなかった」と強がります。まだ、見下したいんだね・・・。
ウジンがミンソンが離れることを拒否したんだし、ミンソンの何が悪いのか?って気がするよ。それに、交際中のジウォンとウジンを応援してたミンソンと、あの手この手でミンソンとウジンを妨害してるジウォン。明らかに、悪いのはジウォンの方なのにねえ。「交際は許さない。私の結婚生活に支障が出るから。交際するなら離婚する」なジウォンに。「お願いは別件です。母に優しくしてください」と・・・。ミンソン・・・。あんたはアホ過ぎる。どうして、そんなに馬鹿みたいに、他人のために尽くす?
ウジンは、家族に想い出話。中学2年の担任の先生に、50発も殴られた話。学級委員なのに、担任のかつらをからかうのを止めなかったのが原因らしい。ウジンは、自分も止めなかったから悪かったと思って、反省文を何度もかいたけど、破かれて読んでもらえなかったし、許してもらえなかった。ウジョンは「許すべきことがそもそもなかったからから。怒りをぶつけただけ」というけど、ウジンは「謝れば許されると思った。先生だから心を分かってくれると。でも、最後まで嫌われてた。」という。
で、「方法を変えます。僕の方法が通じない二人目の人がジウォンさんです。正攻法は失敗だったので、変則法をやってみます」と宣言。おー、前向きだねえ。昨日、ミンソンに抱きしめられたもんね~。頑張らねば。
でも、ウジョンの言うのが当たってるよね。謝られるほどに、ひっこみがつかなくなる展開だ。ウジンも、ジウォンは相手にならないと分かったみたい。

科長と室長は、ラブラブです。和むわあ・・・。
ウジンは、「ミンソンが休み」と聞いて心配してる。
二人は、ウジンが急に元気なので「どうしたんだ?あきらめがついたの?」です。しかし、ウジンは「脱皮しますよ。青虫のようにのたくってましたが、これからは蝶のように飛んで、蜂のように刺します。ということで外出します。二時間たっても戻らなかったら捜索願を」と申し出て、出かけてしまいます。

ウジンは、ミンソンに抱きしめられて勇気100倍なんだろうけど、ウジンの行動は遅いんだよねえ。毎度ながら、あんたはトロすぎる!!チョ家で起こってることを知らないからなんだろうけど、暢気すぎだわなあ。
ミンソンは、母の思いを受けて、ウジンを本格的に諦めることにきめてしまう。ミンソンは、ドジンを呼び出して「交際しましょう」と告げた。


144話
ウジンは、ミンソンの父の会社を訪問。ちゃんとジュースのお土産(←韓国ドラマでは定番)もってきてご挨拶。「元気でしたか?お父さん」「私は君のお父さんじゃない」「すみません。会長」と定番の挨拶から。座れと言われて、椅子を探し出すウジン。ひたすらニコニコしてる。
父は「ちょうど良いタイミングだ。いつか来ると思ってた」という。意味が????なウジン。
ヒョンジャをウジンが呼び出したと思ってる父親に、「誤解が多いようですね。前に、ミンソンさんを劣等感を抱いていて、暗く攻撃的でヒステリックだと言いましたよね?」父「記憶力の自慢?」ウジン「誤解です。私の話は・・・」「飲みこみが悪いと馬鹿にするか?」、「いや、鈍いのは僕の方で(←ホントに鈍いからねえ)」ってちょっと笑える会話だな。
ミンソン父、あんな強面で強引な人だけど、ユーモアはあるんだよね。ウジンが鈍感なのもあって、ミンソン父の圧迫を上手く交わして、礼儀正しく図々しく率直に対応できてるよね。

ウジンはあらためてキッチリとしてから「ミンソンさんはそんな人ではないです。誰より賢くて、賢明で、暖かい人だと思います。ただ、そんな所を隠してるだけです。僕はそんな彼女が心から好きだし、大事に思ってます」と思いを告げる。ウジンにとっては、賢さや温かさを隠そうとするところまで可愛くって仕方ないんだろうけど、このアボジには通じないと思うよ・・・。
会長は「今まで待った理由は?ミンソンがお見合いしてる間黙ってて、結婚直前に妨害したら効果的だもんな」と言い出す。「方法を考えてました」なウジンは、誤解だと主張する。会長は「私に仇を討ちたいのでしょう?私のせいでジウォンさんと上手くいかなかったから。」と言い出す。ウジンは「別れたのは、会長のせいだと思わないです。」とうけど、分かってもらえない。「何がほしいのか?」とか言われちゃう。「チョ・ミンソンが欲しい」って言ってやれ!!
まあ、確かに「今までタラタラしすぎ」なんだよねえ・・・。その間にミンソンも父親も、抜き差しならない状況になってるような。一代で身を立てたミンソン父にしちゃー、こんな頼りない男は、ジウォンの件がなくても論外かもしれん。自分の娘が、自分と正反対のタイプ選ぶって、単純に父親としては嫌だよねえ。
ミンソがやってきたので、会長は「警告する。私は自分の勝手が通らないのが許せないんだ。」と言い渡して追い出します。ウジンは「またお会いします。私を信じてくれて、許してもらえるまで、何度でもきます」と負けません。ミンソが、ウジンを引っ張り出しました。

ウジンとミンソンは一緒に飲みます。「父が怖くないですか?」なミンソに、ニッコリのウジン。
「ジウォンさんに手紙書くという話は?」なミンソンに、「破かれました」なウジン。ミンソは「やっぱり」と笑う。ウジンは「本当?僕には分からないです」と。「私も器が大きいですよねえ。妻の元彼とお酒をのむなんて・・・」とミンソ。ウジンは「妹さんの彼氏と考えてください」と。ウジンは、ジウォンへの手紙で謝ったという話をします。

アボジは「付きまとったら許さない」と言ってたミンソン父を思いだして、他の方法を考えると言ってるウジンが心配でならないみたい。確かに、新しい戦法もまったく通じてないもんなあ。

室長、妊娠したんだねえ。科長が尽くしてくれてる。ホントに、最近の和みシーンはかれらだけだ・・・。

ミンソンはトジンに返事。ドジンさんは「父が喜びます。父と食事しますか?君のお父さんみたいに保守的なひとじゃないから、気楽に。渡米の話は気にしないで、私たちできめて行きましょう。仕事辞めて渡米するなんて、家族も友達も韓国においていくことになる」と優しい。いい人なんよねえ。
ミンソンは「友達もいないし、家族にも会いたくないから、構わない。結婚したら仕事をやめて、外国に行きたいです」と言い出す。ドジンはびっくりするよなあ。ミンソンがちょっと心配みたい。お父さんの望みで結婚するってのが、アリアリだもんね。
ミンソンは「ドジンと交際する」と父親に。もの悲しく笑うミンソンと、気の毒でならないヒョンジャ。っていうか、アボジはこの譲歩の意味が分からないの?

ジウォンは、ウジンやミンソンが謝るのが、却ってイライラするみたいね。ドラマ序盤で「謝罪はひきょうだ。謝る位なら、そんなことするな」とか言って、ウジンにたしなめられてたもんなあ。
ジウォンは、「私に謝ってくれたから、お母さんに優しくします。その代わり、カン博士とは絶交して。会社を辞めて、結婚して外国に行って」と要求。つくづく「交換条件」が好きな女だねえ・・・。
ミンソンは「そんなに彼が好きだったんですか?私とカン博士が幸せなのを見ていられないだけじゃなくて、交際した私を外国に追いやらなければならないほと憎いんですか?それほどに好きだったのなら、どうして二股を?過ちをしたのはあなたなのに、どうして他人が罰を受けるのですか?」と質問。いやあ、ホント、ミンソンの分析力はいつもながら冷静。ジウォンが八つ当たりしてるんだってのを、直感的に掴んでるよなあ。なぜ、自分のことでは、この冷静さを発揮できないのか?
ジウォンは「私は、欲張りで、自己中心的な人間の屑だから。私のような人間にかかわったのが悪い」と強気です。ジウォンは、ウジンと別れるときに「ありがとうやごめんなさいを言えるようになった」とかカッコよく言ってたけど、やっぱり身にしみついた性悪は簡単には抜けない。
せっかく、ウジン以上に甘いミンソが助けてくれたのに、「この男は甘い」と思って「支配する」ことを考えたから失敗したんだよ。ウジンの時と同じ失敗じゃん・・・。学習しないなあ。
ウジンやミンソは優しいし、彼らを愛するミンソンやヒョジンはプライドもある人間だから、ジウォンと同レベルの攻撃はしない人。そういう人と付き合うのに、「感謝」じゃなくて「攻撃し放題だ!!」って暴れまくるから、相手も流石に反撃してくるんだよ・・・。で、反撃されて「優しい人だと思ったのに・・・。世の中に優しい人なんかいない。だから、エゴイストに生きるが勝ち」って、そりゃ無理ってもんよ。

ジウォンは、心配はしてるんだけど、「自分が悪いんじゃない」と言いたくて、ヒョンジャを責める。信じられん。「母が病気なのに、ギャラリーやカードの話するなんて・・・」って、あんたのせいだぜ。
「本当に頭が悪いのか?何も考えてないの?自分にだけ甘いのか?ジョムスンさんが倒れたのは、お前のためだ。私は嘘はつけない」と言うのに、「黙っていればよい。悪いのは義母さんだ。取り繕わなきゃ。」なジウォン。ヒョンジャは「証人がいたから良かった。お前の話だけだと、私のせいみたいだ」とあきれます。ヒョンジャは、いちいち説明して、ジウォンが悪いということを納得させる。
ヒョジンさんは、ジウォンが、自然に記憶改ざんしてるってのに気がついたんだね。「何も悪くないのに責められてると思うから、常に他人のせいにするのね」と・・・。この子はバカなんだということを前提にして、どこが問題かっていちいち説明してあげればよいんだね。
ジョムスンさんとヒョンジャは、この難しい娘ジウォンのことで、すっかり意気投合。労わり合って、謝り合ってます。

ウジョンは、ドクペを慰めます。「ジウォンをあまり叱らないであげて。怒ってもダメ。馬鹿じゃないし、わざとじゃない。腹が立ったんでしょう。みんなが責めるから、自分のことを追いこんでると思ってる。小さな子どもも仲間外れにされたら生意気になる。」と言います。
ホントに人がいいなあ。ジウォンは、記憶を勝手に改ざんしたりする馬鹿なうえに、優しい人をターゲットに選ぶズル賢さはある。私は、そこがジウォンが嫌いな処。暴れるにしても、セコイんだよ・・・。人として、最低限の悪いこと、良いことの区別がついてない子供。ま、子供を教育するつもりで、根気強く付き合ってやる必要はあるんだろうけど、ホント、性質の悪い女だからなあ・・・。

ウジョンは、ジウォンに電話して、「一緒に映画みよう。友達もいないんでしょ?サウナ行くか?」と誘う。ウジョンは、ジウォンに利用されるほど甘くないし、でも優しいところもあるし、ジウォンと付き合えるタイプの人ではあるんだよね。
ピアノ先生は、それを馬鹿にするジウォンをたしなめる。そして、「なんでママに話した」と怒るジウォンも怒る。「嫁らしく、母親らしく、妻らしく、娘らしく行動してみなさい。なんで人間のクズになるの」とまで言うピアノ先生。この人が、ジウォンを甘やかし過ぎて暴走させた気もするからなあ。責任感じちゃってるみたいだ。

ジフン君。実技も合格です。
でも、フィリップがウジョンに付きまとってる。ウジョンは撃退してるけど、相手はしつこい。

僕は君にほれた 141・142話 [僕は君にほれた]

ミンソンに冷たく「あなたも心変わりしたでしょう?」と言われてから、自分を見つめなおしてたウジン。久々にミンソンと二人の時間がとれます。135話で「あなただって心変わりした」と言われてから、初めてです。PB商品の時に同席はしてたけど、二人きりじゃなかったしね・・・。

しかし、ミンソンの方の状況も動いてるんです。ミンソンの見合い相手が素敵な男性なのが、ジウォンのコンプレックスを凄く刺激してしまったみたい。家庭が上手くいってないのをぶつけるように、ミンソンを海外にやれと言い出してしまうジウォン。
このまま進んで良いのか?とためらっていたミンソンに、無理にでも結婚させると命令が下ってます。
それで、思わずウジンに抱きついてしまったミンソン。かなり限界状態で、ミンソンは助けを求めてるんだと思うのに、ウジンは暢気というかなんというか・・・。

で、そのブラックなジウォンの仕業の一部が、親にばれます。正直、ミンソン父に要求したお金のことは、どっちもどっちだと納得できなくはない。
でも、ヒョジンにしたことや、ミンソンにしてることは、意図的に相手の心を傷つけてるわけで、本当に単純にサイテーだよね。ジフン君の前科問題(28話)のときに、「詐欺は罪が重いと思う。詐欺が傷つけるのは心だから」とウジンが言ってました。ジウォンは、まさに心を攻撃しまくり。ミンソンが言わないから、ジウォン→ミンソンの攻撃って、ウジンですら知らないことが多いんだよね。親が知ったらショックだろうなあ。ミンソンの口の堅さを考えたら、これはバレナイだろうけど・・・。

で、ジウォンと精神的に近い存在である、ミンソン父の暴力についても暴かれます。この二人は、そっくりな二人として書かれているので、二人の闇については同時に掘り下げられるんですね。
ミンソやミンソンが、「病んだ人間」であるジウォンを受け入れようと譲歩しつづける理由も、この父に対する愛憎いりまじった気持ちがベースにあるからだと思うと、納得しやすくなります。


141話
科学院では、献血車がやってきて、皆さん参加中。ラブラブな科長と室長にあきれるみなさん。
室長が「手紙破られたって?」と科長と噂。「お兄さんも罪悪感で仕事をもってきただけ?急がないと、仕事辞めさせて渡米するってときに、ウジンは手紙なんか書いてるし。陰謀と、不義がはびこるこの社会に、どうして純粋さと誠意なんて通じるか?」とプリプリしてる。科長は「でもどうしたら?ウジンには、それしか武器がないの」とフォローしてる。

ミンソンとウジンは一緒に、献血もします。待ってる間もウジンがじーっとミンソン見てる。ただ横になっている二人、ウジンがミンソンをじっと見つめていると「なんですか?」なミンソン。「見るのもダメ?」「はい」と言われて、ミンソンの手を見つめるウジン。
ミンソンは「ジウォンさんに手紙を書きました?」と質問。気になるんだね。「はい。なぜです?内容が気になりますか?」なウジンに、(ジウォンとよりを戻したいってことか?なミンソンは)「いいえ。とんでもないです」と冷たい返事。「痛いでしょう?」「何故です?どこも痛くなんかないです」なミンソン。ウジンは「手を動かさないと、痛くなりますよ」と。
何気ないシーンなんだけど、二人きりになるシーンは、本当に久々。そして、二人の穏やかな会話。ウジンの思いやりと、ミンソンのちょっと拗ねた感情に、それぞれ愛情があって、泣ける・・・。ウジンの声がまた、凄い優しいんだよ。

イエジが「どうして、カン博士とコモが結婚するのが嫌なの?先生は結婚したし、コモもカン博士と結婚して、みんな幸せになれない?と素朴な疑問をジウォンにぶつける。
ジウォン、「私だけが幸せじゃないとい嫌」って子供の前で言えますか?それも、「私は不幸で構わないが、イエジをそんなにしたら許さない」とかいうミンソンを知ってるイエジに向かって・・・。

ヒョンジャ、ドクペに呼び出された。娘の姑としてヒョンジャを呼び、昔のことのせいで娘に拘りがありますか?なドクペに、そんなことは考えたことはないとヒョンジャ。ドクペは「子供を教育出来なかった。ジウォンの過ちは私の責任だ。申し訳ない。」と謝る。ヒョンジャは「何もないですよ」となぐさめる。あのアクドイ娘の実態をばらしてやれよって思うけどねえ。ヒョンジャは「良く教育して慈しむ」と約束。「コスモスすまない」というドクペに、「私を人間扱いしてくれた、唯一の人です。でも、思い出を忘れるときです」とヒョンジャ。

ヒョンジャ留守中に、ミンソ父帰って来ちゃった。どこ行った!と興奮しまくり。こういう時こそ、普段のズル賢さを発揮してくれ、ジウォン。
ヒョンジャを待っていて、帰ってきたヒョンジャを殴る・・・。誰に会ったのだと大興奮。女なんか信じられないと騒ぐのを、イエジが見てる。っていうか、イエジを保護してやってくれ~。「子供が見てるの」って言われても、逆に興奮しちゃってるし・・・。
このイエジの姿が、幼い日のミンソンなんだと思うとなあ・・・。ミンソもミンソンも不憫でならん。昔は父親ももっと元気だったろうし・・・。

ミンソは、ジウォンの実家に。ジョムスンさんは「環境が変わって、ジウォンも気が立ってるみたいだから」ととりなします。そして「子供たちに、ズル賢く。欲深く生き、他人に負けるなということしか教えなかった申し訳ない」と謝る。(環境が変わる前から、暴れまくりだったんだけど・・・。結婚前に荒れてたのは忘れてるんだな)
ミンソは「すみません。私は親に逆らえなくて、不妊検査を止められなかった」と謝罪。うわ~。ジョムスンさんは知らないのよ・・・。必死に誤魔化したけど・・・。
ミンソはジウォンに電話。「ドクペに不妊検査の話した?」と聞かれて、「してない」と嘘をつくジウォン。また、嘘か・・・とあきれてしまう。

ジョムスンは、やっぱり不妊検査に思い当った。で、ピアノ先生に電話。ピアノ先生が「結婚前」って口をすべらしたから、ジョムスンさん興奮。となりで聞いてるジフンは???ながらも、必死になだめます。

アボジは、ジウォンの悪い態度にびっくりしちゃってるなあ。「ジウォンは気に入らなかったけど、ミンソンは気に入った」という自分を責めてる?。いや、でも、人間だから「好き嫌い」はあるでしょ。穏やかなミンソンは、ウジンともアボジとも相性良さそうだもん。


142話 献血しながら、ウジンは、ミンソンに言われて手紙を破られたことを思い出す。笑うしかない。ミンソンは、正式交際にどうこたえるかを考えてる。
立ち上がったときふら付いたミンソンの脇を抱えて助けるウジン。ミンソンが、その手を放そうとしたとき、ウジンは我慢できなくて、抱きしめます。逃げようとするミンソンを、もっと強く抱きしめて「そのままでいて、体に悪い」とウジン。「キザ」と言われて、今度は両手を握って「僕を信じてください」とウジン。
ミンソンは「無理です。他の女に手紙書く癖に」だってよ。嫉妬か。ウジンは微笑んで「方法を考えてました。お父さん、お母さん、お兄さんに許しをもらいに行って説明するのは簡単です。でも、根本的な原因の解決が先決だと思いました。無残に破かれちゃったけど、また方法を考えます」と説明します。(根本的な原因は、ジウォンとミンソが上手くいってないことで、ウジンやミンソンには関係ないことなんだけどねえ・・・。ウジンには分かりようもないことだけど・・・)
ミンソンは「やめてください。つらいでしょう?」「つらくないです。避けられる方がつらい」とウジン。こんなこと、前も言ってたよなあ。ジウォンが会社に訪ねてきたあとの106話107話あたりですね。
ミンソンは「ごめんなさい。苦しめて」と。ウジンは「本当に自信ある?何ヶ月か前に戻ること。何事もなかったかのように過ごすこと。毎日会いながら、平静を装いながら毎日一緒に働くこと」と追及。ミンソンは「自信ないです。それで・・・」となる。ウジンは「それで?」って、「やりなおす」を期待してるんだろうけど・・・。ミンソンは「サンフランシスコ行き」と意識してるんだよね。どっちにしろ、父親に強引に送られてしまうって思うミンソン。会えなくなっちゃうという不安で我慢できなくて、ミンソンの方からウジンを抱きしめました。何も言わずに、抱きしめ返してくれるウジン。やっぱり、まだ二人の愛情は強く結ばれてます。頑張れ。科長たちが、それを見て「良かった」と安心。

ミンソンは、顔を会わせて普通にしてるのは難しいけれど、ウジンに会えなくなることは望んでない。同僚として会えるって線を維持するために、別れを選択したような部分もある。傍で友人として見てるだけでもって思ってたと思う。辛いけど、片思い時代は耐えられたんだし、それならギリギリ耐えられると思ってたのに、それすら奪われそう。
ウジンが、言葉でミンソンを「信じてくれ。本当に別れたいのか?」って追及するときって、ミンソンがもっと意地を張ってしまって、返り討ちに会うことがほとんど。ミンソンが素直にウジンを頼ったのって、初めてじゃないかなあ・・・。それだけ、ミンソンの精神状態がヤバイってことなんだけど、鈍感ウジンは気がついてないみたいなんだよなあ。「まだ愛されてる」ってだけで満足しちゃってるような・・・。このトロさにイライラする。ホント、室長じゃないけど「ちょっとは焦れよ」って歯がゆくなる。

せっかく良い空気になったけど、ドジンさんがやってきてしまった。献血バスから降りた二人の、複雑な表情。ウジン、今ミンソンの気持ちを確認したよね?ドジンにキッパリと「恋人です」って言って、宣戦布告しろ~って感じなんだけど、ウジンは意気地なし。

ミンソンはトジンに「考える時間が欲しい」とお願い。ドジンも「心配ごとですか?話してください」というんだけど、ミンソンは「少しだけ時間を・・・」って、ウジンを忘れるための時間なのか・・・。

ミンソンは、ミンソに「生ハムの仕事は、もしかして私とカン博士をくっつけてくれるという意味があるの?」と聞きます。応えないミンソに「違うよね?分かった」と納得のミンソン。ミンソに「結婚するのか?」と聞かれて、「選択の余地なんてない。あなたたち夫婦が反対している限り、父さんの考えは変わらないし、私にはどんな希望もない。責任回避?同情?罪悪感?」とミンソンも強気にでてしまう。それでも、「最後に確認する。私とカン博士の結婚、反対する?」と問わずにいられないミンソン。ここまで言われて、まだ「反対」なミンソ。
ミンソ兄さん、どうしてそこまで反対するかなあ・・・。自分たち夫婦の問題は、ウジンとミンソンのことなんかどうでもよくなる位に、根深くてデッカイと分かってるハズなんだけどなあ。
ミンソンのギリギリ状態が続いています。家族と和やかにやるために始めたことなんだけど、ギリギリのミンソンは兄に反発してしまう。やっぱり方法が間違ってるから、目的は達せられないんだよ。

ジョムスンはピアノ先生のところに。ピアノ先生は、「ジウォンが合意して、対価も受けた。ギャラリーつぶして、ヒョンジャを追い出そうとした結果、彼女は自殺未遂して、結局はアメリカに帰った。あの子が、生きるために悩んでるのは分かるけど、他人を傷つけるのは間違ってる。どんどん限度を超えてる。このころは、ウジンとミンソンの交際をやめさせようろ血眼になってる。向こうの望みは、後つぎを産むということだけです。ミンソの方が犠牲が大きかった。結婚後に全て知ったから、カードや家政婦は使わせないんです。」と正直に・・・。カードなんて話も出て、さらにビックリのジョムスンさん。あれだけされても折れるミンソは、家庭を守りたいためとはいえ、寛大だわな・・・。

ジョムスンが帰ったあと、ドクペが探し回って、ジウォンにも「家族の犠牲になったとか、出産の道具とか言わないでくれ」と連絡。ジウォンは「何で話しちゃうの?」って、あんたが父親に話したのが火種ですよ?自分の思うように動かない人は敵ですか?甘やかすだけ甘やかしてくれてるピアノ先生なのに・・・。

ジョムスンさんは、ヒョンジャと話そうと家を訪ねます。ジウォンに「客がきたら、お茶と果物くらいだせ」と命じるジョムスン。わかんない・・・な口調のジウォンにも「姑にそんな口調か?」と厳しい。
ヒョンジャは不妊検査のことを平謝り。ジウォンは勝ち誇って「義母さんは、本当は不妊だったらよかったんでしょう?」なんて言い出す。しかし、ジョムスンはジウォンに同調しません。
「父さんに、お前が話したんだね」というジョムスンに、ヒョンジャは「だから、会いにきたんだね」と納得。ジウォンは、「だから、浮気を疑われるです」と興奮するけど、ジョムスンはジウォンに「黙ってろ。お前は、いつもこんな口をきいてるのか?」と怒り出します。ヒョンジャが必死になだめてる。
ジョムスン「不妊検査の件で、ヒョンジャと喧嘩しにきたと思ってるの?カードは?」と問い詰めます。ヒョンジャが「婚礼道具や何やらを用意するのに、カードを与えたの・・・」と説明。次はギャラリーの件。「私のせいじゃない」と切れるジウォンを、思わずジョムスンは「この性悪女」と平手うち。ジウォンは「家族のために欲深く生きたの。欲深く生きろといったじゃない」と言い出す、呆れたジョムスンさん、興奮して倒れちゃう。

ジフンとドクペが迎えに来ます。イエジのベッドに休んで、ヒョンジャに介抱されてるヒョンジャ。ミンソもビックリして心配します。
ジフンは、自分の部屋に下がってるジウォンに「どんどんひねくれるな」と叱る。ミンソも怒って、ジウォンを無理やりに階下に引っ張っていって、「お母さんに謝りなさい」と厳しく言う。
ジョムスンさんは、「ミンソさん、ギャラリーのことごめんなさい。突き返されても何も言えない。ミンソンさんにも謝らなきゃ。あの子のせいで・・・」と皆に謝罪します。ミンソンの事はまだ間に合うので、謝る位なら娘を離婚させてでも、結婚させてあげてほしいっすよ・・・。

そこに、ミンソ父が帰ってきた。ジョムスンが泣いてて、ヒョンジャとドクペがそろってたから、何かを誤解したのね。いきなりヒョンジャを殴る。ミンソが必死に止め、ミンソンが母を庇うけど、「嫁とその家族に何をした。出てけ」と大暴れ。

ドクペさん一家はビックリ。ジウォンは一人で二階に上がっていく。

僕は君にほれた 139・140話 [僕は君にほれた]

この二回、ウジンとミンソンは全く接触なしです。
でも、相手を思う気持ちを検証するようなシーンが出てきます。
ミンソンが、ウジンを守りたいと思っていることが、室長に対して語られます。
ウジンは、改めて「ミンソンがいかに特別な存在か」ということを検証してます。考えれば考えるほど、「ジウォンは特別じゃなかった」という結論になって行きます。


139話
ミンソンのパソコンで、ウジンとの写真を見てしまうヒョンジャさん。心配で、ミンソンに電話。「声聞きたくて・・・」という母にビックリのミンソン。ヒョンジャさんは「ミンソに迷惑かけないで」なんて言い方するけど、ミンソンは「それで電話したんだ。ちゃんと兄さんを助けるよ」と笑う。
室長は「お兄さんは、本当になんの意図もないの?お母さんもウジンにあったし、兄さんが一緒に働くのを父親も認めたんでしょ?変わってきたよ」と励まします。ミンソンは「ウジンと別れたからですよ。」と否定的。本当は、ウジンがミンソンの気持ちを語ってくれた影響なんだと思うけど、ミンソンは知らないからねえ。
室長は「見合い相手への返事しだいで、本当にカン博士と終わってしまうよ。笑顔と涙をくれた上に、生きることの意味や、愛の意味をおしえてくれた人だ。すべてをすてて幸せになれると思う?全員が幸せになる方法をカン君が探し出すといってたじゃない。信じられない?」と・・・。もう、丸っと同意!!
ミンソンは「信じたって無理。彼は純粋で、馬鹿みたいに、努力し続ければ不可能はないと思っている。だからこそ、その心を傷つけたくない。もう嫌なんです。前にも父のせいで傷つけたんですから。もう、父のせいで挫折させたくないんです。無理なことは、私はよく分かっています・・・」と。
ドジンは「返事が欲しい」とメールしてくる。ミンソンは答えられない。

ウジンには語らない、ミンソンの思いが室長に語られました。”ウジンが傷ついてもいいの?”って疑問に対する、ミンソンなりの答えです。ミンソンとしては、「どうせダメなんだから、無駄にあがいて傷ついてほしくない。努力することで、”努力してもどうしようもないこともある”という現実を見せたくない。彼には、夢の世界で生きていてほしい」という願いがあるんですね。愛しているから、ウジンを傷つけたくないミンソンの気持は分かる。
でも、ウジンにとって一番辛いことは、ミンソンが自分で去ろうとしていることだと思う。ウジンは、ミンソンを守りたいと思っているだろうから、「努力してもミンソンの気持を変えられない。傷ついたミンソンを救えない」って思い知ることは、凄く傷ついてると思う。でも、逃げずに解決法を探している。現時点のウジンにとっては、ミンソン父なんて蟻くらいの価値しかないでしょ。そんな人に傷つけられたって、なんともないよなあ。
凄く傷ついてると思うけれど、問題に対処することを通して、ウジンは大人になろうとしている。そして、大人になることは悲しいことばかりではない。強く、賢く、より優しくなれるってことだし、自分が何を理想とし、どんな風に生きていきたいかを考えて、自分というものが確立していくってこと。私は、このドラマが「初恋至上主義」じゃない処が気に入ってます。

一方で、ミンソンが恐れる気持ちも分からなくはない。ウジンが心から愛していることや、ミンソンが死ぬほど苦しんでることを分かっていて、それでも見合い結婚しろいうヒョンジャ。「理解してもらえない。」と思っているうちはまだ希望があるけど、「理解してもらってもダメ」となったら希望も消える。ウジンはヒョンジャに会えたことを無邪気に喜んでるけど、ミンソンにとっては希望が一つ消えたってことなんだよね。
期待をして裏切られることが怖い。ミンソンは、十分すぎるほどに家族に傷つけられて生きている。手ひどく傷つけられて何も得られない位なら、家族のために傷つく方がマシって戦略か・・・。ミンソンは、傷つきすぎて、自分の痛みに鈍感過ぎるんじゃないかな・・・。

ウジンは「同じことしてるのにミンソンは許せるのは、本当に好きだからだ」と言われたことが気になる。
科長が「対応が違うのを、一貫性がないと思って、自分を責めてる?根本から違うでしょ。チョ博士は正直に自分の意志を告げて別れてから見合いをした。ジウォンは内緒で他の男と会ってた。」となだめてあげる。それでも納得いかないウジン。
科長は、ちょっとシビアな真実を指摘してくれます。「時間がたって、あれが本当の愛だったと思える相手が居る。だが、逆に愛じゃなかったと気がつくこともある。謝ったら、二度傷つけることになる」と諭す。
科長、深いねえ。ウジンは、「結局、ジウォンを愛してたわけじゃなかった」ということに気がついたんだね。ジウォンが見せた擬態に恋をしただけ。逆に、ミンソンへの好意は、ずっと友情だと思っていたのに、後になって「愛してる」と気がついて、どんどん気持ちが深まっていく。
室長が「ミンソンに笑顔と涙をくれた上に、生きることの意味や、愛の意味をおしえてくれた人だ」とウジンを評してます。でも、現実にぶつかって混乱するウジンにとって、生き方や愛し方を示してくれたのはミンソンだったりする。だからこそ、ミンソンと離れてしまっては、ウジンは幸せにはなれそうもない。

そんなウジンを、遠くから見詰めているミンソン。ドジンに返事をするためには、「ウジンを思いきれるのか?」という迷いを消さないとなあ。そっと見れるだけで満足なのかもしれないけど、それじゃドジンさんに失礼だ。

ジウォン、実家に帰ってドクペに愚痴る。「死んでしまいたい。ご飯のスイッチ押し忘れただけなのに。家族に害をあたえるというなんて」なジウォンに、ドクペは「そんな人じゃないよ。小さい時から知っている。」と言うが、ジウォンは「二重人格なの。どんな扱いされてると?」って、また自分のことしか見えてない。あんた、ミンソンに意図的に害を与えてるでしょ?自覚ないのかよ。
ドクペは「実家に帰ってきすぎ。完治したわけじゃないんだから、もっと気を使ってくれ。看病しろとは言わないが、ウジョンをすこし見習って」とお願い。
ジウォン「私は売ってしまったから、もう関係ないって?」と、ムチャなことを・・・。「パパの映画出演の犠牲で結婚したのに。」って、違うでしょ?ミンソ父は、ジウォンとミンソの芝居に騙されたと知っても、ドクペの映画出演には横やりをいれてない。映画のために結婚までする必要はなかったんだよ?「優しい金持ちのミンソ」が唯一のマシな男だったから、ジウォンが望んで結婚したんだぞ。間違ったことは言ってないって、あんたは事実をいつも曲げて伝えてるじゃんか・・・。
ジウォンは「パパが、出産の道具として売ったんだ。不妊検査受けて、息子生むと約束して、お嫁になった。でも、条件についての約束を破られた。」と言い出します。えーっと、ミンソにウソを見破られた=ジウォンが約束を破ったから、こうなってるんですが・・・。
ドクペさんは、娘なりにミンソが好きで結婚したと思ってるから、衝撃です。「息子生むまでいびられながら生きる。母さんも兄さんも隣と仲良くして、ウジンもミンソンと結婚すればよい。二度と来ないわ。」なジウォンだけど、どこが虐待されてるか?あんたがミンソンを虐待してるじゃないか・・・。
「二回も不妊検査受けた。ひとりで我慢してたのに、親不孝者?パパのためにウジンを裏切った。金持ちに嫁げというから、屈辱に耐えながら結婚したのに。家族想いじゃないと?」なジウォン。家族のためってのは、半分の理由でしかないんじゃねーの?ジョムスンもジフンも反対した結婚だったような・・・。

ジウォンは、カン家と仲良くやっていける人間がうらやましいんだね。自分の性質はカン家の人たちとは違って、ミンソ父に近い。そのミンソ父の娘ミンソンは優しい気質で、カン家にもウジンにも自然になじんで受け入れられてる。自分と同じだと思ってた、自分の家族までがカン家と仲良くしてて、孤独を感じるんだろうね。でも、そこでロコツな攻撃してしまう処が、「ウジンと違いすぎる」点なんだよなあ・・・。ウジンやミンソンは、相容れない人間に対して、拒絶をすることで自衛はするけど、露骨な攻撃はしないタイプだからなあ。

ジョムスンさんは、アボジに「ウジンは大丈夫?」と心配。アボジは「心配掛けたことないのに、大人になって悩ませるとは・・・」と困惑中。でも、大人になって自分が確立したからこそ、アボジに心配かけながらも、自分の遺志を通そうとするし、独立し始めてるんだよね・・・。「ジウォンに話して見たんだけど嫌みたい。新婚で疲れてるみたいで」と報告。アボジは「息子は気をもんでますが、そのうち落ち着きます」と笑ってくれる。ウジン、あからさまに日常生活に支障が出てるから心配だ。

ジウォン、言い過ぎたと反省中。戻ってきたジョムスンには「家事を習いにきた」と誤魔化した。
ジョムスンは「お兄さんは頑張ってるの。だから、悪口言わないで」とお願い。「親は子供のことは分かるのよ」と言い聞かせる。(ウジンを思うアボジや、ミンソンの&ウジンとの写真を見てしまうヒョンジャさんの映像。でも、ミンソン父みたいに分かってるつもりで分かってない奴もいるけどね)
ジョムスンさんは「お前もつらいでしょ。他人の家に入るのは大変。私の病気でびっくりしたし、義妹のことでなやんだりしてるはず。でも、同居してる家族に優しい心を持たなきゃ。憎たらしい態度はダメ。私の教えが間違ってた。誰を見ても敵だと思って攻撃しようとする。後悔してる。」と慰める。そして、料理を教えてくれる。

ミンソは「英語の教材買いに行くと約束したのに。そうだ、マートの売れ残りの服もあってあげますよ」とか、ふざけて電話してくる。フォローの電話なんだろうし、ミンソらしいし、ジウォンもそういう駆け引き好きなハズなんだけど、タイミングが悪いな・・・。ジウォンは拗ねてます。
そこに、ドクペがミンソを訪ねた。「生活が苦しくて、教育を受けさせてやれなくて」と弁解するドクペさん。ミンソは「冗談です」と謝りまくり。
ドクペさんはミンソ父に「私には大事な娘だ。跡継ぎがほしかっただけか?娘は動物か?」と問い詰める。で、「結婚はなかったことに」と言い出します。

ジフンは、ウジョンに引け目を感じてしまう。迎えにきたフィリップに無邪気にジフンを紹介するウジョン。でも、ジフンは「彼氏だ」と名乗れなかった。???なウジョン。


140話 ウジンは、実家に帰ってたジウォンを見て、ちょっと周囲を気にしながら、手紙を渡そうとします。「彼まで味方にするの?義母にもあったって?ミンソと働く意図は?いつまで苦しめるの?」と喧嘩売るジウォン。どっちかというと、苦しめてるのはジウォンのほうではないかと・・・。「ミンソが決めたことだし、公的なことだ」と説明するけど、聞き入れない。ウジンが、ジウォンに言葉が通じないってのを改めて感じて疲れてる。「思いどうりにはいかないと思うよ。お義父さんがただじゃ済まさない・義母も、義妹もあなたの家族も痛い目にあう」とか、また嘘を・・・。ミンソン父も、ハムの件は認めてるっつーの。

ウジンは手紙を渡します。「話があったけど言いにくいから、手紙に書いた。」と、ジウォンは「幼稚だ。ミンソンが結婚してサンフランシスコ行くから、私とヨリを戻したいの?」だって、ウジンは渡米を聞いてショックを受ける。(また、嘘を・・。ミンソンはまだ決めてないっつーの)
手紙を破り捨てて「私がまだあなたを好きだと?」なジウォンに「ジウォンさんと会うと、壁と話してるようだ。努力して話そうとした自分が馬鹿見たいに思える・・・」とウジンも呆れます。
ホントに、「よく、こんな女と付き合ってたな~」って思う。心が通うことを重視するウジンにとって、セックスアピール以外は何もないジウォンじゃ、続かなくて当然だと思う。ミンソンとは、そこらのベンチでだらだら話すだけで楽しいって感じだったもんなあ。今、凄く気持ちがすれ違ってても、会話が成立して気持ちが分かるからこその、こう着状態。ホントに、まるっきり違うね。

アボジが、この様子を見てて、手紙をジウォンに渡します。「息子は、ジウォンさんに謝りたいんだ。別れるときに、ジウォンさんの家族を傷つけた。別れた後のことも、申し訳なく思って謝りたいのです。誤解しないでほしい。ジウォンさんが思ったより傷ついてるようですね。怒ってたね。許す必要はない。楽になりたいわけじゃない。ウジンは手紙を捨てたと思ってるから、ただ、読んで本心を知って欲しい」とお願いします。
いいひとすぎるわ・・・。別れた時って、ジウォンが一番酷い態度だったのに。
でも、この手紙は「本心の一部」ですよね。「ミンソンを愛する気持ち程には、ジウォンを愛してなかった」と気がつく前に書いた手紙。でも、ウジンはそのことはジウォンに告げるつもりはないみたいです。確かに、いくら本当のことでも、ジウォンを傷つけることになるから、そっとしておくのが良いのかも。でも、ジウォンは直感的に「愛されてはなかった」ってのを分かってるけど認めたくなくて、コンプレックス丸出しにして暴れてるんだよね。サッサと明らかにしてしまった方が良い気もするんだけど。

ウジンは「手紙破かれた」とがっくりというか、怒ってるね。ウジョンは「あの子に努力しても無駄」と励ます。

ミンソンは、ジウォンがまた夕方まで外出してたと知って、「一日中出かけてたの?」と質問。「実家にも行けないの?」なジウォンに、質問と回答がずれてるけど??となるけど、会話するのをあきらめて「もういい」となる。ウジンと同じく、「この人とは会話できない」って気持ちになってるな。
しかし、ジウォンは「難癖ばかり。」とケンカ売る。ミンソンは「仕事は来週からのはずだし、月給をもらうといいながら家事は母に任せているがやっているから、どうしてなのかと思っただけだ。飲み込みが悪いですね」と。ま、正論です。ジウォンが「わざとスイッチ押さなかったんじゃない。お義母さんが害をお与えると言いました?」なんていうから、「ママとひと騒動あって実家へ行ったんだ」とミンソンにばれちゃう。ジウォン、頭の良さでは負けるんだから、口喧嘩はやめた方が・・・。
ジウォン「見合い相手に失言したから怒ってるの?」「失言したとは認めるんだ」「あの場で言ったのは間違いだが、間違ったことは言ってない。あなたが男を落とす方法は、無関心を装ってじらす作戦でしょう?」と・・・。ビックリのミンソンは「さすがプロですね。」と嫌味言っちゃう。ジウォンは「彼なら上等でしょ。さっさと結婚しろ」です。「そんなに追い出して、外国に行って欲しい?」なミンソンに、「あなたのためです。私が捨てた男と交際なんて恥ずかしくないですか?プライドもないんですね」なジウォン。おいおい、ジウォンがフラレたんだよ!ミンソンが「プライドが傷ついたんですねえ。カン博士が私を選んだから」とやり返した。そしたら、ジウォンはウジンの手紙を見せて「あなたが結婚するから、ヨリを戻したいって。でも、やぶっちゃった」だと???ミンソン、あまりの邪悪さとアホらしさに、無視して去ります。
ホントに、ジウォンは性格悪いだけじゃなくて、事実を捻じ曲げまくってるよねえ。で、自分自身に都合のよい間違った事実を、正しいと思いこんでるっぽのが怖い。
ドクペは「結婚前の娘に不妊検査?」と怒りまくり。「ミンソがジウォンを好きだから嫁にすると言ったじゃないか。無知なのは俺のせいだ。だからってイビルだけでなく出産の道具に?」とドクペ。まず「いびる」ってのが違うんですよ、ドクペさん・・・。あんたの娘がミンソンをイビリまくってるんです。
局長は、「結婚したら子供産むのが当たり前。それに、誰も結婚してと頼んでない。彼女の遺志だ。ジウォンの方から、息子を産むと約束して、交換条件を出してきた。ギャラリーをつぶして、マートで働かせることにした。ミンソの周辺も整理して、結婚も立派にして、お金も使わない。俺だってミンソの涙は見たくないが、二人の将来を思ったんだ。」と説明。
ドクペは娘の邪悪さを初めて知って、衝撃です。ミンソ父は「お前の娘は、お前の仕事のためにミンソと会った子だ。たくましい子だ。脆弱なのはミンソだ。ミンソが最近それを知って、少し教育しようとしてる。不利になったから父親に告げ口したのか。抜け目がないな。」と、その強かさを気に入ってるミンソ父は、褒めるんだけど・・・。

イエジのお迎えに行ったヒョンジャ。ジウォンがいないので電話。実家に行ってると聞いて「また、告げ口?」と・・・。料理を習いにきたというジウォン(嘘だけど・・・)に、「家族の味があるから、私に習わないと・・・。実家に告げ口して憂さをはらしてるの?母親が病気してるのに・・・」と説教。後半を聞いてたジョムスンさんが、「ヒョンジャ・・・。家で何かあったの?ごめんね。何も教えてないのは私のせいだ。」と謝ります。
ジウォンは愚痴りに行ったけど、ジョムスンじゃなくてドクペに愚痴ったから、ジョムスンは全容は知りません。だから、「娘が悪い」とは完全には思えないんだよね・・・。

ミンソは、ドクペと飲んで、ひたすらに謝りますが、ドクペの方も申し訳ない。ミンソは「私にないものを持ってるので、どうしても結婚したかった。だから、努力してやっていきます。彼女があっさりOKしたので反対できなくて。すみません。ギャラリーも私が悪い。」とドクペに。
ドクペは「ズル賢くて、計算高くて、横暴なのは私のせいだ。(←ミンソはそこがお気に入り。度が過ぎなければ満足なんだと思うけどね)これほどだとは。失望した。言い聞かせるから、君もうまくやって」ってミンソに。

ジウォンは、料理教室に行きたいとヒョンジャにいうけど、「ピアノ教室の仕事で時間がないでしょ?家事したくないの?私が教えるから、自分の部屋だけ片付けて」とヒョンジャに諭される。ホント、別に凄い高レベルを要求してるわけじゃないんだけどねえ。
そもそも、ジョムスンさんが外で働いてるのに、ジウォンが家事全くだめって異常だよね。普通だったら、手伝おうって気になるだろ。

ミンソ父に呼ばれたジウォン。「何が不満で、父親に離婚だなんて言わせる?」と聞かれる。(正直、希望を訪ねてもらえるだけ、ジウォンはこの家族で優遇されてる。他人だからね・・・)
ジウォンは「約束守ってもらってない。カードは良いから、家事の報酬を沢山くれ。あと、ウジンとミンソンが一緒に働くのも嫌だ。ミンソも姑もウジンと会うのが嫌だ」と、ぶりっこしてお願い。この邪悪な顔。醜い・・・・。
別れるだけじゃ満足できませんか?そんなにミンソンが嫌いですか?自分より、すぐれた女性だから?
散々、味方してもらって、庇ってもらってた(今日の朝もミンソの悪い冗談を止めてくれてた)のにねえ。こんな女のために、尽くしても、譲っても無駄だよ・・・。
ミンソ父は、早速「さっさと決断しないなら強引に進める。仕事辞めさせてサンフランシスコに送るぞ」とミンソンに命令。ジウォン、満足か?自分じゃ何も出来ないから、ミンソ父を利用するのか・・・。ホントにプライドないな・・・。
これ、ミンソンがかわいそうすぎる。家族を思って、家族と温かい家庭を作ろうと思って、ジウォンも受け入れて、ウジンを諦めてるのに、家族から「おまえは邪魔だ」って切り離されるんだよ?正直、海外行くならウジンと二人で行けばよいじゃん。それなら、ウジンもジウォンに会わないしさあ・・。ウジンは、自分の家族と離れられないかもしれないけど、でも、そういうことを考えてみたっていいじゃん?

僕は君にほれた 137・138話 [僕は君にほれた]

ジウォンを捨てたウジンが、ミンソンに捨てられそうになって、ジウォンが何を怒っているのかって感じ取ります。そして、ジウォンとの別れ、ミンソンとの恋愛について改めて考える。

ウジンは、ジウォンの婚約破棄(結婚詐欺)直後にジウォンと交際してますし、基本的には「今の自分の心に正直に」ってタイプの人なんだと思います。ただ、自分の気持ちになかなか気がつかない鈍感で、ミンソンへの好意が恋愛感情なんだということもなかなか気がつかなかった。

ウジョンが131話で、「ミンソンに対するウジンの行動が、如何にジウォンのときと違うか。」とジウォンに解説してます。ジウォンには酷なことだと思うけど、ウジンの行動をみていれば「ジウォンのときよりも深く広い愛」をミンソンに対して抱いているのはハッキリしてます。ジウォンは「チョア」だけど、ミンソンは「サランヘ」なんだよね。鈍すぎなウジン自身は認識はしていないみたいだけど、感情を言葉で定義することはできなくても、行動に「気持ちの違い」が現れてます。

それが何時からなのか、ジウォンとの交際時から恋愛感情があったのか?ってのは、おそらくウジンにもハッキリとは分からないんじゃないかなあ?ジウォンは、そこに拘ってしまっているようですね。「自分は好かれてたけど愛されてなかった」と思い知らされるだけなんだし、過去を掘り起こしても誰も得しないと思うんだけど・・・。

もうひとつ、「なぜウジンはミンソンを愛するのか?」っていう問題。ミンソンを良く知らないウジョンは、ジウォンとの対比から、「価値観や人生観が同じだから」という解説を加えています。
ウジン本人は、理由なんて分からないけど、とにかく好きで放っておけない!!って感じですね。顔が見れないと辛いし心配だし、会えるとリラックスできて気持ちが良くなる。信頼されることで元気になるし、信頼にこたえたくて何でもしてあげたくなる。「喜びは二倍に、悲しみは半分に」という言葉があるけど、何を喜び何を悲しむがということを共有できる。

超プラス思考のウジンと基本的にマイナス思考のミンソンは、冷静に考えると「すごく性質が違う」ようにも思えます。でも、不器用でも、愚直に、正直に、他人を尊重して生きようとするミンソンは、根っこの部分でとてもウジンに似ている。
ミンソンの繊細で脆くて理屈っぽい部分と、ウジンの鈍感で強くて感情的な部分は、互いによく補い合ってると思います。ミンソンに認めてもらったことで、自分の生き方に自信ももてたし、自分の居場所があると感じられたウジン。二人で「自分たちの居場所=家庭」と作ろうとするのは、必然的な行為でしょう。

二人とは価値観の違うジウォンは、「あんたらの生き方は間違ってる」と攻撃してくる。
「違うってだけで、どっちが間違ってるという問題ではない。理解できなかったのは悪かったけど、できないものはできない。」っていうのは、ウジンとジウォンとの間では何度か確認されてます。
なんで、今更こじれているのか・・・。自分と同じ価値観のミンソ父が支配してると思ってた家庭なのに、ミンソもヒョンジャも「ちょっと違う価値観」を持っている。さらに、ミンソンは「自分とあまりにも違う」ウジンと価値観を共有してる。ウジンが、どこか遠いところで勝手に生きる分には問題ないけど、価値観の違うミンソンやウジンを家族としてうけいれることは出来ない。
夫や姑とのトラブルが、ミンソン・ウジン恋愛問題への攻撃として表われる経緯ってのは、こういうことなんじゃないかな?と思います。


137話 PB商品の「低価格低品質」というイメージを変えるために、まずはハム製品でプレミアムPB商品を作ってみたいというミンソの提案。科学院の開発と製造農家と生産ラインを連結して流通過程を一本化するという。科学院にとっては、研究を製品化する部分を企業が請け負ってくれるのはありがたい。ミンソンもミンソも嬉しそう。そして、ウジンはミンソンのためにホントに嬉しい。「本当に良いアイディアだ」って浮かれてる。

ミンソンがこの職業を選んだのは、さみしい気持を食にぶつけてたってだけじゃなくて、どこかで父親の傍に行きたい気持ちがあるからなのかもね。後継者になれない女だからダメだと言われ続けて育ったことを考えると、凄く切ない話だけど・・・。でも、ミンソが分かってくれてよかったよ。
そして、ミンソンとウジンで、ミンソを研究所案内。妹の働く姿、ウジンを見つめるミンソンの表情、ミンソンを見守るウジンの表情。互いが信頼し合ってるというのが、ヒシヒシと伝わります。ミンソンも、ウジンとミンソがこだわりを捨てて対面してるのが嬉しい。

で、皆さんで帰路に・・・。ウジンに「妻の実家に行くので、車に乗せましょうか?」なミンソ。ウジン、ちとビミョ~だよな。
そこに、ミンソンを迎えにきたドジンが・・・。職場の皆さんや、兄のミンソに挨拶。ウジンが、ずっとドジンから顔をそらしてるんだよね。現実を直視しろ!逃げてちゃだめだ~。
「映画見る約束わすれました?行きましょう」なドジンについていくミンソン。ウジンがじーっと後ろ姿を見つめてます。ミンソンが振り返ってウジンと見つめ合うけど、行ってしまう。ウジンは固まったまま・・・。切ないねえ・・・。
ミンソン、どこかで「止めてほしい」と思ってる部分もあるのかな。ウジンも、ココは頑張って止めれば良いのに・・・。

ウジンとミンソの車中はチョイ気まずい。「無関心だと思ってたお兄さんが妹と協力するなんてすばらしいです。チョ博士は本当にうれしそうでした。」とウジン。一言一言に愛があるんだよなあ。
「別れることにしたんですか?」なミンソンに「私は嫌です。彼女が決めたんです。諦めるべきか分かりません。別れてほしいんですよね?お母さんに会いました。まだ、僕たちの交際に反対なんですよね?交際の理由が、ジウォンさん絡みだとまだ思いますか?」とウジン。「さあ。反対する理由は、ほかにまだあります。俺にも、父にも理由が別にあるんです。妻も反対しているし・・・」とミンソのぼんやりした答え。
ウジンは「それで相談です。ジウォンに話があるけど、会ったら誤解しますか?話すべきことが。会わせていただけますか」と尋ねる。ミンソが「私が伝言する」というけど、「気に障るなら会いません。代わりに手紙を書きます」とウジン。ミンソ、ウジンが大真面目なのを見て、思わず笑いそうになるのをこらえる。
結局、この兄ちゃんにとっては「ちょっと嫌」程度のことなんだよな・・・。ウジンに取っては、仕事も手につかないし、眠れないし、食事できないし、心臓まで痛くて大ごとなんだよ~。ジウォンだって、八つ当たりしてるだけだしさあ。ウジンとミンソンが、真面目に相手しすぎな気がするよ。
ミンソと帰ってきたウジンを見て、ちょっと驚くアボジ。ミンソは、姑の世話をしてもらったことを感謝します。ウジンとアボジの仲良さそうな様子を見て、羨ましいミンソ。妹の嫁ぎ先として、こんなに素敵な家庭はないよなあ・・・。

トジンさんがミンソンを送って帰宅。ドアを自分で開けて降りちゃうミンソンに、「ドアを開けさせてよ。マナーある男性が好かれるでしょ。点数稼がせて。」とドジンさん。いい人だなあ。でも、ミンソンは機嫌が悪く「ドア位開けられます」とぶっきらぼう。機嫌が悪いですか?と言われて、すみません・・・なミンソンです。ドジンは「父親どうしもあったし、今日から正式に交際しませんか?」

ミンソ父は、ドジン父と会って「もっと早く合わせれば良かった」と。ドジン父も「勉強ばかりして見合いを嫌がってたのに、今回で決めたいとか言い出して。息子はサンフランシスコに駐在になりそうで、そのまえに結婚させたい」と言い出す。ミンソ父は「結婚したら、仕事やめて夫に尽くすようにさせるつもりですよ」と快諾・・・。アボジは、見合いして結婚して、ミンソンは幸せになると思い込んでるんだよなあ。
ヒョンジャさんは「結婚させて、サンフランシスコにやる」と言われて、「娘を海外においやるんですか?」とショック。

ウジョン、フィリップのバイクにのって、ジフン君の店に。なれなれしいフィリップを撃退してるウジョンだけど、ジフンはショック。ウジョンは「ジフン君に早く会いたくて、送ってもらった」なんて、ラブラブなんだけどね。

ピアノ先生と探偵さん、ちょっとイイ感じ?最近、和みパートが減ってたから、微笑ましいぜ。

ジウォンは「ミンソンが賛成したら、月給の件も認めた。見合いして結婚するだけなのに、何がエライの?エコひいきしてる。嫌なら見合い相手に合わないでしょ?御曹司だから気に入ってるんでしょ?ミンソンを気に入るんだかブサイクでしょ?」って、どこまでもミンソンを馬鹿にしたいんだねえ。すげーカッコイイし、大人だし、理想的な結婚相手なんだけどねえ>ドジンさん。
あと、ミンソンはジウォンに譲歩してるのに、それも気に入りませんか?父親が嫁より娘が可愛いのは、当たり前のことだと思いますよ??
怒られて「皆して私を責める・・・」なジウォン。ピアノ先生の「意地悪だからよ」って突っ込みにパチパチパチ。もうピアノ先生が突っ込んでくれないと、イライラして見てられないっす。

ジウォン、実家で食事。テーブルの用意を手伝うイエジと、何もしないジウォン。さらに、家にも「夕食食べて帰る」と連絡してないジウォンに、ジョムスンさんはちょっと呆れます。ジウォンは「皆が私を責める。ママが楽な結婚しろと言ったんじゃん・・・」です。呆れちゃうよなあ。
さらに、フィリップが気になって凹み気味のジフンを「店員さんかわいいね。怪しい」なんて、意地悪いジウォン。
「ジフンとウジョンはつり合わないよ」とか言い出す。ウジョンのおばさんは条件に怒ってたんじゃなくて、何とかだまくらかして結婚しようとする姑息さに怒ってたんだよねえ。ジフンはそれが分かったから、心を入れ替えた。ジウォンのあまりの口の悪さに、ジョムスンさんも「あなた、おかしいわよ」とあきれてしまう。


138話 ドジンに「正式に付き合いましょう」と言われて固まるミンソン。明るく「返事を待ちます」ってドジンさんは良い人なんだよなあ。
そこに、ジウォンとミンソが帰宅。ジウォン、不細工だと思ったのにカッコイイ相手でショックです???興味深々で、「お茶でも・・・」と誘います。ためらうミンソンを押し切るように、強引に誘っておいて、「駆け引き上手」とか嫌味言う。っていうか、ミンソンは人に対しては直球しか投げないよ。駆け引きするっていう発想がないところが、ウジンとまったく同類な娘なんだから。
ミンソン父は、超ご機嫌。ミンソと父に「果物でもお出ししろ」と言われて、分からない・・・なジウォンは恥をかきます。
父が「サンフランシスコに行くんですよね?早く結婚させて渡米させることにした」という話を出します。ミンソンは思い切って「結婚しても仕事はしたい」と言います。ドジンさんも「まだ付き合うかどうかも決めてないのに、そんな話は早いです」とかばってくれる。
ジウォンが「何度も会って、家にまで招待したのに?相変わらず駆け引き上手ね」なんて、ミンソンに嫌みを・・・。家に招待したのはお前だ!流石にミンソンが「今なんて?」と聞いたら、笑ってごまかしつつ「どうせ結婚するんだから急げ」とかジウォン、空気を読め。

まだ、「結婚して子供産め。仕事や勉強に何の意味がある?」な父に、ドジンが「もうちょっと相談してみますよ」とフォロー。でも、ジウォンは「相談?じらしちゃって。いい加減にして。程々にしなくちゃ。逃したら後悔しますよ。あなた程度の人じゃ言い寄られるのは最後かも」と、超失礼なことを・・・。ジウォンさんには最後どころか、一度も寄ってこなかったまともな男だけどね・・・。
流石に、ヒョンジャが切れて叱ったけど、「果物がむけてない」と誤魔化した。結局、ミンソンが受け取って果物をむき始めます。ミンソが「何ならできるの?」とちょっと呆れます。
ドジンさんは「まずは結婚を前提に交際して、許されたら結婚します。落ち着いてから、彼女と話し合って先の事は決める。」と非常に常識的、かつ発展的なご意見を・・・。常識人って、このドラマでは貴重だよねえ。やっぱり、ウジンよりは大人で世なれてるとは思う。これが3歳の差ってやつかなあ・・・。両親が、この人ならって思うのも分かる。いい人だ。

しかし、ジウォンは、大事にされるミンソンが憎いみたい。「ミンソンは猫かぶりだ」って夫に愚痴る。ミンソにははあ??だよね。猫がかぶれなくて損してばっかりの妹なのに、猫かぶりなジウォンにそんなこといわれるとは・・・。
「大泣きして、いやいや会ってると思わせといて。ミンソがウジンを嫌ってるから反対してたけど罪悪感があった(って、オイ!あんたが一番率先して反対してるし、ミンソが嫌うようにウソを吹き込んだんだろうが)。どんな人かと思ったけど、妹さん程度の人にはあれなら上等じゃん。男が好きなタイプじゃない。愛きょうもないし、声が太くて目つきが悪く、無愛想。やせてるけどセクシーじゃない」って、超失礼やがな!!ミンソがジウォンを見て、「人のこと言える?」ってのに同意!!美人な顔、穏やかな低音の声、冷静で賢くて礼儀もちゃんとしてるし、ミンソン普通にモテルでしょ。あと、妹の悪口言われて、ミンソが怒るのは当たり前だろーに・・・。

ミンソが「どうしてウジンが嫌が分かる?」と聞いて「彼が私を好きだから」なジウォン(まだ、言ってるか・・・)。ミンソは「君がウジンに未練がある。好意でも憎しみでも、気持があるでしょう?だから会わせたうない。カン・ウジンさんは、あなたに未練も、懐かしさも、憎さも、関心もないです。ミンソンを心からあいしてるんですよ」と・・・。
ジウォンは「私と交際してる時も凄かったでしょ?女神扱いしてた。でも、心変わりは一瞬。今は好きでも、欠点ひとつけで責め立てて捨てる。ミンソンのために別れて良かった」と・・・。
ウジン、ミンソンのことは女神扱いなんてしてない。ただ、心から大事にして、痛みも喜びも分かち合おうとしてる。ジウォンと付き合ってる時とは、行動が全然違う。ジウォンが指摘するミンソンの弱点=ちょっと愛想が悪いって部分も、「そこがまさにミンソンのかわいいところじゃん!!」って感じで愛してるよね。

ミンソンですが、家のPCの壁紙は、ウジンと済州島で撮った写真なんだよ。まだまだ、未練たっぷりじゃないか。
ヒョンジャが「良い人みたいだね。ヤケになって、家族たちに犠牲になるんじゃなくて、心から尽くすように努力して」とお願い。
ミンソンが「どうしてカン博士とあったの?」と問います。「気持ちを確かめたかった、本当に、お前が好きだと分かったけど、父さんにはかなわない。」と母。ミンソンは「分かった。だから二度と無駄なことしないでね。お父さんが起こったら、ママ余計なことしないで、お父さんが怒ったら・・・」と心配する。ヒョンジャは「理解してくれてありがとう」なんだけどさあ。
ミンソンは、「愛し合ってると分かっても、自分の辛い気持を理解しても、それでも母は味方にはなれない」と確認して、ホントに希望が無くなってしまったような・・・。

ウジンは、夜中までジウォンに手紙を書いてます。「謝りたい。彼女、僕に腹を立ててるみたい。」とウジン、アボジは「そこまでしなくても良いんじゃないの?別れたことで謝るべきことなんかないと思うんだが。」と疑問。ウジンは「突然のことだったんだ。チョ博士のこと。僕と付き合ってたのに見合い相手の車で目の前から去った。理解しようとしながらもすごく腹が立ったよ。」と説明。状況的にはかなり違うんだけどね。人が離れていくときの辛い気持は同じではあるけど。
「話し合って別れたんだけど、別れ際冷たくしちゃったから。僕を欺いたことを十分に謝ったと思う。何度も謝罪して許しを請うていた。でも、僕は理解しようとせず、考えを曲げなかった。つらかったけど、別れるべきだと思った。僕たちは合わないから。そして別れてから、すぐチョ博士に心変わりした。それは二人にとって悪いことだと思った。だからこそ、問題が複雑になった。それを謝りたい。僕は、ジウォンさんに幸せになってほしい。」

ウジン、人が良さすぎだよ。ウジンはミンソンのことで傷ついて、それでミンソンの幸せを妨害したりするか?しないでしょ?彼女の幸せばかりを願ってる。やっぱり、ジウォンは性格悪~だから、こんなことになってるんじゃないかと・・・。ジウォンの性格悪さは変えられないんだから、対処方法としては謝るしかないってのも分かるけど・・・。

あのとき、ジウォンは謝ってはいたけど、自分が間違ってるとは思ってないから、状況をただすことは拒否した。それって謝罪って言えないよなあ。だから、ウジンは受け入れらなくて当たり前だし、別れるという判断は正しかったと思うよ。
その後に、抑えきれないほどにミンソンを好きになってしまったことも、結果的に傷つくことになったとしても間違いではないんだよね。やり直せたとしても同じ選択をする以上、その謝罪に意味はあるんだろうか?って気もするなあ。「理解できなくてごめん」は既に何度も言ってるし・・・。
自分にとって正しいと思えることをしても、傷つけた結果には変わりないってウジンは思ってるんだろうけど・・・。八つ当たりしてくるジウォンに対して、いちいち誠心誠意の謝罪するなんて、お人よしすぎる気がするなあ。

ウジョンが「希望が出てきたね。お母さんも味方だし、お兄さんとも一緒に働くし」とウジンをはげますけど、ウジンは「見合い相手と順調みたいで・・・」なウジン。平気?と言われて、「腹立つけど、理解しないと。家族を思ってしてるのに」なウジン。ウジョンは「本当に好きなんだね。ジウォンも家族のために他の男に会った。私はどっちも理解できない。でも、兄さんは今回だけは理解できるというし・・・」と冷やかします。
ウジン言われてみて、しみじみと「どうして許せてしまうのか?」と考えちゃう。ここにきて初めて、「ジウォンとの初恋とミンソンとの恋愛の違い」に気がつき始めたかな?愛情の深さが全然違う・・・。ジウォンが怒っているポイントはソコなんだろう。

ウジンは、自分も心変わりしたから、ミンソンの気持が変わってしまうのでは?って不安になってるみたいですね。嫉妬で狂いそうで辛いのに、ミンソンの苦しみがわかるから怒れない。
ミンソンは、基本的には、気持も決定も凄く正直に話してるんだよね。家族のためにっていうミンソンの気持ちが分かるから、ウジンは上手く反論できなくて、煮詰まってしまう。
ミンソも友好的になって状況は好転してるんだけど、ウジンは追い込まれてます。

ジョムスンさん、ジウォンが意地悪なことばかり言うのが心配。「舐められないよう強気に出たりイジワルを言っても、根は悪くないはず」って、娘に甘過ぎるだろ~。ジョムスンさんは「家政婦もないし、家計簿もつけさせらてるみたい。」って、ジウォンは何にもしてないけどな!!楽になればミンソンのことも配慮するはずって、今でもラクラクなんだけどな!!「結婚生活がうまくいってないせいだろう」っていう処だけは正解。上手くいってないのはジウォンの自業自得だけど・・・。ウジンとミンソンに八つ当たり中なんですよね・・・。

ジフン君は「あまり結婚の話をせかさないでほしい。ウジョンは大学生だし、お金も沢山貯めてあるんです。俺とは水準が違う」なんて両親に言い出す。

ジウォン、月給をもらうために朝食作り。でも、米あらっただけで、うたたねしてしまう。スイッチ入れ忘れ。
結局、ヒョンジャが慌てて朝食準備。つい怒るヒョンジャ。「わざとじゃないの?ウジンがミンソンを好きだから、頭にきてるのか?あなた、私にカン博士がミンソンを利用すると言ったね?それとも、ミンソンの見合い相手が良い男だから嫉妬してるの?家族に実害を与えそうで怖い」と言ってしまう。ちょっと、朝食作り忘れはわざとじゃないけど、ジウォンがミンソンを傷つけたくて仕方ないってのは正解です。図星つかれて、切れるジウォン。

ミンソは「ミンソンの生ハムを商品にする」と父親に。ジウォンが「ウジンと一緒に働くなんてダメ」と言いますが、「公的なことだ」と却下される。ミンソンに「ウジンと一緒に働くなんて二股はダメでしょう?」とか言い出すジウォン。(ジウォン、口にものを入れたまましゃべるな。下品すぎ)ミンソが話をそらそうとして、「英語の本を買いに行きますよ。 two jobも分からないんです」と暴露する。ミンソンは「やめな」とジウォンをからかわないように止める。ミンソは「悪知恵は働くから頭はよいはずなんだけどねえ。俺が教えてあげるから・・・」と優しい言い方ではあるんだけど・・・。

ジウォンは、やってられないと実家に・・・。ドクペに泣いて訴える・・・。
正直言って、ジウォンが悪いでしょ。あの暴言は酷過ぎるって・・・。身内として自分を受け入れてくれてるミンソンに、あんな酷いこといっておいて、怒られるのあたりまえじゃないか・・・。

僕は君にほれた 136話 [僕は君にほれた]

ウジン→ミンソンが速すぎだって言う問題が指摘され、ウジンは積極的に行動に出ることを計画し始めます。

ゆっくり進まないととおもいながら理性より感情が先走りまくったウジンと、頭で恋愛しようとしてる今のミンソン。
ウジンは寂しかっただけで、たまたま傍にいたミンソンを頼っただけなのかも。でも、その偶然こそが、縁ってヤツだよね。縁は切れてしまうこともあるから、ウジンはとにかくミンソンとのつながりだけは消してしまわないように頑張ってる。「信じてくれ」という意味で電話し続けた時と同じ。だから、根本原因の解決に労力を使えなかった。縁さえ切れなければ、時間が解決してくれる問題だと思ってきた。
ウジンだって縁が切れてしまったら?って凄く不安なんだろう。それでも、ミンソンが自分に片思いしてた時間を返すように、ミンソンを愛し続けるウジン。辛いけど、ミンソンの顔を見るだけで勇気も元気も湧いてくると、片思い時代のミンソンのようなことを言ってるウジンです。

ジウォンに「あなたは私を条件的に愛してた」と言われたことがあります(104話)。でも、ミンソンの意固地なところなんかは、辛抱強く見守って解きほぐしてるウジン。一般的な欠点もミンソンの個性の一つとして受け入れてる。
家族との関係も同じで「愛は何かと取引したり、条件をつけるものじゃない。自然に素直に気持ちを表現して、慈しみ合えば良いんだよ」っていうのが、ウジンの言い分なんですよね。「与えられないと思う前に、あなたの心のなかの愛を表現して、上手く伝わらないことに絶望しないで」っていうのは、お兄ちゃんとの確執に悩む初期から、ウジンがミンソンに言い続けてること。
同じようなことを、ミンソンの母と兄に話したウジン。ミンソンと結婚すれば「親戚になる」ことになるジウォンに対しても、「親戚になる男」として彼女の傷に対処してみるつもりなんだね。親戚になる以上は、逃げてはいられないんだし。
原因は、ウジンがジウォンと付き合って別れて、傷つけたってことにあって、ミンソンは何も悪くないわけで・・・。やっぱり、ウジンが頑張って処理しなきゃならないことなんだよねえ。


ミンソがミンソンに「話がある」と。ミンソンの研究している生ハムに興味があるから、午後に科学院を訪ねるという。
そして「本当に結婚するつもりなのか?」と問う。笑って「しないとね」とミンソン。妹が笑うのが珍しいと驚くミンソに「両親の言うこと聞くと父さんが変わる。もっと早くそうすれば良かった」と笑う。ミンソは「本心?」ともう一度問う。着替えるというミンソンに、「お前、まだでべそか?」なんてからかってるけど・・・。
ミンソは、父親に反発するミンソンを「自分とは違う」と思って、不器用過ぎると思って心配したり、頑張れと応援したりする気持はあると思う。この人は、どうしても皮肉しか言えないから、ミンソンには伝わらないんだけど・・・。
ミンソンは、母親にウジンと会ったことを聞きたいんだけど、父親にばれそうで上手く聴けません。

ウジンはヒョンジャにあったことを、アボジに説明。「お母さんは意見が違って、味方になってくれるようです。お父さんが気が強いから反対できなかったみたいです。静かで物腰が優しい人でした」と。でも、アボジは「お見合いしたんでしょう?」と心配してる。ウジンは「見合いは何とかして止めます。」と前向き。
昨日のミンソンの発言を冷静に考えれば、「簡単に気持ちが変わることは信じられない=私はまだ気持ちが変わったわけではない。努力してる」ということは分かるわけで、ウジンも少し落ち着いて、腹据えて取り組む体制になったかな?(っていうか、別れてから11話もつかってんのかよ。もう二週間たったよね・・・。やっぱウジンってトロい・・・)
ウジンは科長に「ジウォンと話し合ってみたい」と相談。「お父さん、お母さん、お兄さんを説得することも考えた。でも、一番根本的な解決策は、当事者であるジウォンさんと話をすることじゃないのか・・・。」とウジン。(基本的には、ジウォンは八当たりしてるだけなんだよねえ。その事情を知らないウジンとミンソンは、凄く真面目に対応してる。でも、正直言って、ジウォンやミンソを真面目に取り合う必要ないんじゃ?って気もするよ・・・。謝罪も和解も、別れた時、ジウォンが結婚する前日って、二回も既にやってるんだもんなあ。
科長は「藪蛇じゃない?寝た子を起こすことになるんじゃないの?気まずいだろうし、時間が解決するのを待っては?」なんだけど、「私も待とうとおもってたけど、チョ博士の出方を見てたら、おかしくなりそうです」と・・・。
ミンソンが、ここまで急いでるのには「ウジンと同僚でいるため」ってのと、「母が殴られないため」なんだよなあ。精神的に問題を抱えていて、なおかつ異質なジウォンを家族として受け入れることで、ミンソンの家庭もジウォンの方も不安定になってる。これが、根本原因。ジウォンは暴れまくって八つ当たりするし、ミンソンは母を守り父を安定させるために自分を犠牲にする。ウジンには、その詳しい事情が分からないから、どっちの行動も「なんで???」なんだよね。

ウジンと科長に「お客さんが来てる」と呼び出し、なんと、ミンソが来てる???ちょいビビる科長とウジン。
ミンソは「企画チームを作る。PB商品で、プレミアムなものを扱う。絵の勉強しかしてないけど、父さんは中卒でしょ?学歴は関係ない。ちょっと協力してくれ。ミンソンのハムを最初にやる」と頼んで、科学院にやってきたのね。

ミンソン父は、ヒョンジャに「余計なことするな」と釘をさします。嫁の前では立ててほしいと言っても、大人しく言うこと聞けばいいんだ!なミンソン父。
そして、「娘を思うふりして、嫁をいびるな」って言うんだけど、これはヒョンジャが「はあ?あの子が気苦労すると?嫁の別れた男でなく、私の娘の交際相手にあっただけです。ミンソンは家族のために犠牲になるんですよ??」なヒョンジャ。ミンソン父は「犠牲になるのが娘の役目。娘は家計を助けるというだろ?勉強させて、博士にもして、そのおかげで大企業の博士と結婚できる。何が悪い?」と怒る。
父ちゃん・・・。ホント、面倒な親父だなあ。ミンソンだってかわいいと思ってるんだろうに、自分の歪んだ幸せの基準を押し付けすぎなんだよ・・・。

ジウォンは、ミンソがミンソンと話してるのが意外で、少し不満。常に「自分だけが偉い」じゃないと嫌なのよね。月給を要求するジウォンに、「上手くできるか見てから。」なミンソ。
ジウォン、結局は皿洗いをヒョンジャにさせてるしねえ。来週からはするというジウォンに「来週になったら、別の言い訳考えるんでしょ?」なヒョンジャ。確かに、来週からピアノ学院で仕事するっていうのに、家事なんて出来ないだろ。それで、給料は半分って・・・。
ミンソが「two jobだ」と言ったら、???なジウォン。意味が分からウないジウォンに、ちょっとビックリだけど「教えてあげよう」と嬉しそう。
ジフン君のお店にジウォンとイエジが。イエジはケーキを貰ってご機嫌。可愛いイエジに、ジフン君もメロメロ。

ジョムスンさんとドクペ。退院してきてから、ウジンのボロボロ具合を目の当たりにして、申し訳なく思う。「先生も心を痛めてるし、私たちまで反対したらダメよね。別れたのはかなり前だし、ジウォン結婚したし、なんの問題もないでしょ?ジウォンは単に気に入らないだけでしょ?ミンソ父と話をつけて」とジョムスンさん。この人、身内認定した人には優しいのよねえ。
ジョムスンさんは「ヒョンジャを見習って、内助の功を発揮しなさい」とジウォンに説教。しかし、ジウォンはヒョンジャを相変わらず馬鹿にして、「腹黒い。ウジンに会いに行った」と不満げ。両親は「気になったんだろうねえ。二人の交際を許してあげようよ。ウジンも先生も苦しんでて、申し訳ない」と言い出す。ジウォンは「引っ越せばいいじゃないの。なんで隣に世話になったの?先生が頼んだの??」です。両親は「先生がそんなこと頼むわけないでしょ?どっちにしろ親戚になるのよ?」と説得。

ジウォンは「ウジンは私にべたぼれだったから、未練で私を苦しめる気なの」って、まーだそんなこと言ってるのか・・・。もう、両親だって騙されないよ。あんなヘロヘロのウジンを見てるもん。そしたら「ミンソが嫌がってる」と責任転嫁。あんたがウソついてミンソの疑惑をあおって、自分に執着させようとしたんだよね?あんたの戦略失敗じゃん。

ウジョンは大学で、フィリップという後輩になつかれてます。年齢も上だし同期とあまり付き合わないウジョンに、興味津津。指輪を見せて「人妻だから」と撃退するウジョンだけど、「騙されないよ」なフィリップ。

僕は君にほれた 135話 [僕は君にほれた]

別れてからも、ウジンが現実を認められなくて馬鹿やってた時は笑えたんですが、少しシリアスな展開になってきました。

ウジンが母親にあったことで、ミンソンの家庭には波乱が起きます。ウジンが積極的になったこともあって、ミンソンの防御壁が高くなります。今まで、ウジンを傷つけないために口にしなかった「ウジンの問題点」をミンソンが口にし始めます。ウジンとジウォンの関係のどこに問題があるのか、ミンソンがビシリと指摘してしまいます。
ウジンは、改ためて「これは自分が原因で起きてるトラブルなんだ」と実感。で、ミンソンと話しあうのではなく、自分自身の問題として解決を試み始めます。
ドラマ前半で展開された、ジウォンとの別れの意味を検証しなおし、ミンソンへの愛を再確認することになって行きそうです。

でも、急がないと、ミンソンの周囲ではジウォンが暴れてて、じわじわとミンソンが傷ついてます。そして、ミンソンって一人にしておくと、碌な選択しないんだよねえ。彼女はまた「自分だけが傷つく」馬鹿みたいな選択をしちゃいそうだ・・・。ウジンも、ちゃんと見張ってないと駄目っすよ??

今起こってる問題について、軽く考察しました。チョイ、先のネタバレぎみなので、追記でどうぞ。


ミンソンは実家に電話。オンマ帰ってる?なにもない?とミンソに聞くけど、彼は何も知らないからね。おちゃらけてる兄に、「馬鹿じゃね?」っていう態度のミンソン。
電話を切っても「本当に、何もないの?」と心配してるミンソン。その心配が大きすぎて???なウジン。ミンソンは「うちの父は、あなたの父とは違うんです。笑い事じゃない。父がどんな人か、まだ分かってないんです・・・」です。
やっぱり、暴力のことは口に出せないミンソン。むかーしお兄ちゃんに殴られたってだけで、大騒ぎだったウジン。言えないよねえ。
ヒョンジャさんは、ウジンの「彼女を愛してあげて」という言葉が頭から離れない。分かってるんだよねえ。わかってるけど、ミンソンへの愛を表現すると、夫が「ミンソを継子だと思って・・・」って暴れるんだよなあ。

室長も「良い傾向ジャン」と喜ぶけど、ミンソンは「カン博士はなんでも肯定的に考えるから、実際にどんな話をしたのか・・・。父に知られたら・・・」と不安。
ウジンがやってきて、ラブラブな室長&科長にならって、「食事しましたか?」って甘えてみせたりしてる。ミンソンは「その服、どうにかならないですか?」と冷たい。それでも「似合うでしょう??」とか浮かれてるウジン。無視するミンソンだけど、「心の中ではカッコイイと思ってるんですよ」とか、前向き過ぎる。 っていうか、ウジンは浮かれ過ぎだろ。ミンソンが何を心配してるのか、真面目に聞けよ・・・。
で、ミンソンの研究室でウダウダして、「終わらせて映画見に行きません??」とか誘う。「別れたんですよ。」って言われても、「知らないなあ・・・」ってなかったことにするんかい。「気持は本当にありがたいです。でも、あなたが父に酷い目にあうのは私に関係ないけど、オンマや私がとばっちりを受けたらおこります。そのくらいにして」とミンソン。
ウジンが拗ねてると、ドジンの電話。「今日は頑張って、明日はデートしましょう」なお誘い。ウジンは、ずーっと邪魔したり、イライラしたり、無理して笑ったり、ちとウザイっすよ。
ウジンは「嫉妬させても無駄。なんともない」と言ってるけど、明らかに嫉妬してるじゃないか。「私の意見を無視しないで。お見合いして、良い人に会って、上手くやってみようとしてるんです」なミンソン。「花買ってくれて、迎えにきてくれて、食事やお酒をおごってくれて、それが良い人ですか?それなら私もできますよ。」とウジンは粘る。ミンソンは「しつこくしたら、一緒に働けなくなりますよ」と叱る。ミンソンの心配は、「同僚でもいられなくなること」なんだなあ。
ウジン「どうして?僕に惚れてたでしょ?付きまとってたくせに。一瞬にして変わるなんて。その人を好きじゃないでしょ?片思いが長かったから仕返しに違いない。」と甘えます。
何度も言ってるけど、不安なのはわかるけど、言葉で確認しようとしても、上手くいくわけないでしょ?追いつめて、逆に酷いしっぺ返しを食らうって、いい加減に学習しようよ・・・。
それに、ちょっと失礼で傲慢な言葉だったよ。ミンソンは仕返しなんかしないでしょ。ウジン、顔が嫌らしくなってるというか、下品になってる・・・。
だいたい、ミンソンが片思いが辛くて距離を置こうとした時、ウゼーって位に付きまとって、家まで押し掛けたのはどこのどいつや。お前だぞ、カン・ウジン。

ミンソン、「あなたも同じ。心変わりして義姉をふった。あなたを見てると、なんとなくわかる気がする。ジウォンさんは、あなたが私を好きな事実を否定しています。未練による復讐だと反対している理由が分かってきた」と言い捨てて出て行く。
ウジン、言われて見て、ビックリ。呆然としてしまう。自分の心変わりを改めて検証することになります。(個人的には、ウジンの心は浮気発覚で急速に冷めてると思うので、そこからミンソンとキスするまで、数週間は経過してるし、それほど速いとも思わないんだけどね・・・)

ミンソンは、これは言いたくなかっただろうねえ・・・。次々、なぜ別れるのか?のカードを切ってくるミンソン。ウジン、全然ミンソンの頭の回転について行けてない。女性のミンソンが理路整然と理屈を述べて、ウジンが「嫌だ嫌だ。嫌なものは嫌なんだ~」と駄々をこねる。面白い関係ですね。

現時点のミンソンは、状況を冷静に分析して、ウジンは急速にミンソンに恋してしまったんだと理解できてるみたいではある。同時に、「それを信じたくないジウォンの気持もわかる。私は急に気持ちを変えられないから・・・。そして、ウジンも急に恋人の気持ちが変わることは受け入れられないでしょう?」と、ジウォンが何を怒っているのか解説してみせる。
でも、ウジンの心変わりが早かったことを、「ジウォンを忘れるために、無理した」とか思い始めちゃいそうなんだよなあ・・・。ミンソンが「ゆっくり」と抑えようとしてるのに、ウジンが理性で感情を抑えらなくて、突っ走ったんだっていう事実を、忘れないでね?ミンソンは頭の良い人なのに、愛されることにだけは不安ばっかりの人なので、ちょっと不安だ・・・。
また、交際当初のウジンって「君の気持にこたえたかった。無視したくなかった」とか、「君の気持に追いつけなくて罪悪感が」とか、誤解されるような言い方が多かったしねえ。ウジンは、「あまりにも自分の心がミンソンに急速に向かってしまうことへの罪悪感やとまどい」で、無意識にアレコレとブレーキ掛けようとして、そういう言動だったんだろうけど・・・。ウジンも、恋愛に関しては結構「ずるい」んだよね。この問題は、110話でやっと言った「好きです」で、乗り越えたと思いたいなあ・・・。

ウジンは、どっちが悪いかって問題を追及したりはしないで、現実にジウォンが傷ついているってことを問題として考えて、動いてくれそうですね。賢いミンソンのおかげで、やっと「なにをするべきなのか」問題点が見えてきた感じ。(ま、ジウォンの本当の問題は、ウジンやミンソンとは関係ないところにある。それについては、後述します。だから、ウジンが何を解決しても、どうしようもないかもしれないんだけど・・・)
ウジンからしたら、「僕みたいに気持が変わったということ?」と不安になるよなあ。自分がミンソンをいつから好きなのかって分かんないだろうしなあ。

ドダム君は運動会の出し物を、みんなに披露。そんな中帰ってきたウジン。一応は笑顔が出てるけど、服装がひどいし、ミンソンに言われたことでちょと凹んでる。この一日のウジンはアップダウン激しすぎ。大丈夫か?前日、「あきらめなきゃ」とか言って深酒してるし、ふらふらだろうなあ。そんなウジンを見たジョムスンさん夫婦。気の毒に感じてしまいます。

ジウォン、ヒョンジャがミンソ父に怒鳴られて暴力まで振るわれそうだったのを見て、流石にショック。
ミンソに明るくふるまい、ジウォンにも「何も言うな」というヒョンジャさん。ジウォンは「なんでカン博士と会いますか?お義父さんに差から会うな。あんなに怒ってた。組もうといったのは経済的なことです。体が楽になればイジワルもしないでしょ?」って、はああ???だよな。一番楽してるジウォンが、一家で一番イジワルじゃんか。「経済的なこと以外で、ミンソンのことでお義母さんが水を差すと、説得もできない。家族の中も悪くなる。間違ってる」と。なんで、そんなに上から目線なんだよ。家を騒がしてるのは、あんたや!!原因はあんたや!!ツッコミて~。
ヒョンジャさんは頭にきて「二人の交際を反対する理由は?」と問いかえす。また「カン博士が私を好きだから」って話をするジウォン。ウジンの気持ちを確信したヒョンジャさんは、ますます呆れます。(たしかに、ミンソンのことを思って笑顔になったウジンの顔を見たら、どれだけ好きかって分かるよねえ。ミンソン父も母も、ミンソも、ウジンのミンソンへの思いの一途さは認識してる)
それでも、作ったはちみつ水をジウォンに持たせたりして、ミンソと上手くいくようにヒョンジャは気を使ってるよね。

誰か、突っ込んでくれ~と思ってたら、ピアノ先生がジウォンを訪問。ミンソ父の横暴の話を聞いてびっくりしつつも、ヒョンジャさんがカン博士に会ったのを「私が嫌いだからだ」とか馬鹿なこと言うジウォンに「理解しなさい。世界はあんたを中心に回ってるんじゃない」と説教。「嫁として自覚もて。家出なんて。ミンソが見逃してくれての。気が付いてないわけない。分かって許してくれてるんだよ?」なピアノ先生。夕食まで作ってくれる。

ヒョンジャは家に他人をいれたくないんだよね。自分で家族にやってあげたい。自分がやるから家政婦はやめようとジウォンにお願い。ジウォンは「嫌。実態を他人に見せるのが恥ずかしいから?」って、ホントにぶしつけ。ジウォンって、自分が言われたらギャーギャー騒ぐし、語尾を伸ばすねちっこい話し方なのもあって、すごいねちっこく感じるんだよね。同じことを言うのでも、ミンソンだと事務的に事実を指摘するって感じで、ドライに捉えられそうなんだけどなあ。
「お義父さんに責められて、腹いせに嫁いびりして、息子に平静を装うのが恥ずかしいからでしょ?」って、いつ嫁いびりしたか?姑いびりまくってるあんたは恥ずかしくないのか?っていうか、家政婦入れて一番ばれるのは、嫁のあんたが何もできないってことだぞ~。恥ずかしくないのか?本当に自分の半径10cmしか見てない女・・・。
ヒョンジャは「そういうことでよいからだから、言うとおりにしろ」とまで折れた。ミンソには笑顔を向けるヒョンジャ。ジウォンに言われて、ますます見せつけてやった感じかな?

ピアノ先生が、「あんたは言葉使いも悪いし、ヒョンジャの態度が違うのは、ジウォンの言動が酷いから当たり前。カン博士に会いたいのも母心。」って、正論を・・・。

「泣いてたんでしょ?許してあげなさい」なピアノ先生に、ジウォンがうっぷんをぶつけます。「ミンソンとウジンだけは許せない」って、完全に八つ当たりだよなあ・・・。最近では、ミンソンがドジンと幸せになるのすら許せないみたいで、ジウォンは完全に異常っすよ。
「カン博士も結婚して、幸せにならなくてはならないが、私の目の前で、私の小姑と幸せになるのは、見たくない。ミンソンは、前からちょっかいだしてた。同僚とか言って、別れた途端に奪った。そのくせ、善人ぶって。ウジンも同じでしょ?私に対して欲深いって?確かに自分のせいだと思ってた。欲深さのせいで別れたんだと。後悔しないよう努力し、彼の意見を尊重した。それなのに、自分は聖人君子を気取り、私が人を利用したと批判した。友人でいることも許してくれず。ここぞとばかりに彼女と・・・」
ジウォンは、自分の都合によく、記憶を改ざんしすぎだし、感情的だよねえ。ミンソンが、自分のためにしてくれたことはスッカリ忘れてるよなあ。あと、ミンソンに女性としての価値なんかないって馬鹿にしたい&ウジンの機嫌をとるために、「友達なら別にいいよ」とか許してたのは自分だってのも、たぶん忘れてる。

ま、「二股だったんじゃん~」って、ジウォンが怒る気持ちは分からなくはない。確かに、ウジンは、早くからミンソンを好きだと言ってるし、友人だと主張してるけど、友人にしちゃ~構いすぎなんだよね。ミンソンが離れようとしても、ウジンがべったりくっついてる。ウジンの方は、あまりにも馬鹿で鈍感だから、ミンソンに感じる好意を「恋愛感情」と認識するのに異常に時間がかかった。
ジウォンも「二人がお似合い」だと初対面で分かって、ミンソンを「ウジンの彼女?」と思ってた。それでも、ヒョジンとミンソンのどっちか手ごわいか?を計算して、ミンソではなくウジンを選んだんだジウォン。ミンソンもウジンも恋愛経験乏しいから、簡単に攻略できた。でも、長続きしなかった一因に、ミンソンの存在がある。

ジウォンは、ウジョンにしてもらった解説を、まだ認められないんだね。
欲深いから別れたのではなく、欲のために他人を利用しようとするジウォンが理解できないウジン。貪欲さをせめてるんじゃなくて、方法に納得がいかないんだよね。だから、ミンソンとの恋愛に貪欲すぎるって責めるジウォンは、論点がずれてるんだよねえ・・・。
ミンソンは、ジウォンにお願いされて、自分を利用させて交際が続くように努力した他人を尊重しようとするミンソンは理解できるし、理解できるから心地よくて好き。だから、ジウォンの悪意に傷ついた時に、よりつよくミンソンを求めてしまったわけで。やっぱり、ジウォンの自業自得って気がするよ・・・。逆に、ジウォンは、ウジンの善良さが息苦しくて、ミンソと遊びたかったんだろうし・・・。
ウジンは、それでもギリギリまで「付き合った以上は関係を維持するように努力する」という倫理感で粘ってるんだよね。そうやって、気持を抑えてたから、別れたとたんにミンソンに一気に行ったわけで・・・。ジウォンからしたら、気持ちを抑えてたこと=私を騙してたって見えるのかもなあ・・・。
しかし、3人の間の恋愛模様を詳しくは知らないひとは、ジウォンの主張に騙されて、ミンソンとウジンが悪くみえちゃうよなあ・・・。

ピアノ先生が「まだ、ウジンに怒ってるの?」とあわてる。「違う。むかつくだけ」って、それを怒ってるというんだよ。フラレテ悔しいだけでしょ?ピアノ先生が「あなただってミンソに気があったでしょう?二股だった」と言ったら、「そうよ。それは認める。魅力あったし、金持ちで優しかったし、パパの心配もしてくれた。」なジウォン。「あなたに落ち度があったんだし、今は幸せなのに、どうして二人に意地悪をする必要がある?」なピアノ先生。いやいや、ピアノ先生「今、幸せじゃなくても」、関係ない二人にイジワルするのはおかしいんだけどね・・・。

実は、ジウォンが二人を反対し始めたときや、反対を強める時って、自分の結婚が上手く行ってないタイミング。つまり、ウジンが傷つけたってのは二次的な理由でしかなくて、イライラをウジンとミンソンにぶつけてるだけ。ウジンは優しいし、ミンソンも自分の好きな男を譲るようなお人よしだから・・・。ジウォンは、たぶん、自覚はまったくないんだろうなあ。自分の邪悪さに気がついてない。
ウジンとミンソンの交際で傷ついたってのは、あくまでも二次的な理由だから、二人が何をやっても、この問題って解決しない可能性が高いんだよ・・。
こうやって、ウジンが「ジウォン用サンドバック」として痛めつけられてるのを見ると、他人を尊重しないジウォンとは友人にもなれないよなあって思うよ。お人よしで馬鹿なウジンの自衛手段じゃん。それの何が間違ってる??って気が・・・。

ジウォンは、「家政婦は呼ばなくてもよいから、月給をくれ」と少しだけ譲歩。ジウォン、舐め箸するのやめてくれ~。ますます嫌いになる・・・。ミンソンが賛成したら、「ミンソンがそういうなら」なミンソン父。
でも、「気に入ってるなら、ドジンの父にあって日取りを決めるから・・・」と言い出す。お父さんなりに、ミンソンの幸せを願ってるんだろうけど、的外れなんだよねえ。苦しい気持を抑えて「はい」と言ってるミンソンに、意地悪そうな笑顔のジウォン。あんたの笑顔は邪悪すぎるわ~。結局、ミンソンが不幸になれば満足なんだろうなあ。この女は、ホントに最悪。ミンソンが、何かとジウォンを気遣ってるのを良いことに、冗長しすぎ。

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僕は君にほれた 133・134話 [僕は君にほれた]

ウジンが、ホントにホントに「ミンソンが好きだ~」ってのを爆発させてます。ミンソンを苦しめないために諦めると決めたけど、そのために、ヘロヘロ状態のウジン。目が追い掛けちゃって、ぼんやりしてるばかり・・・。
そんなとき、ミンソンの母親がウジンに会いに来てくれます。ウジンの幸せそうな顔。ミンソンのことを思うだけで、幸せだ~って顔になるんだよ。「そんなに好きですか?」って何度も思わされました。
そして、今回のメッチャ泣かせるセリフ。「彼女が望んでるのは、お母さんの愛情です。ずっと前から待ってたはずです。心の底から思い、愛を示してあげれば、何よりも心強いはず。」と、ウジンが語ります。
昨日のミンソへの訴えに続いて、今度はお母さん。控え目で欲のないミンソンが、口に出せない気持ちを、ウジンが代弁してあげてる。でもさ・・・。ミンソンの望みって、メチャクチャ小さなものじゃないですか。そんな当たり前のことのために、好きで好きでたまらない人を諦めるなんて、なんてバカな娘なんでしょう。やっぱり、この娘にはウジンがついていて、心配したり怒ったりしてあげないとダメだよ・・・。

で、原因の一人であるミンソ・・・。彼は、彼なりに「自分のせいで妹が傷つく」という事態に、心を痛めております。犬のエピソードは、すれ違ってしまう母・娘、兄と妹の象徴的な事件。でも、背景には長い長い抑圧があるんだよね。
犬の事件そのものよりも、望みを口に出来ない子供ってのが可愛そう過ぎる。


133話 号泣したまま眠ってしまったミンソンを、母とイエジが寝かしつけます。イエジがさあ・・・。「コモと寝る」ってやってきて、ミンソンをトントンしてあげながら寝るんだ。いい子だなあ。こんな小さな子に心配かけて・・・。ミンソン、反省しなさい。辛いでしょう?好きな人を諦めないで。イエジに「好きな人と幸せになる」っていう夢を見させてあげて。

ヒョンジャさんが、本当につらそうだ。ミンソンの髪をなでつけてあげるんだけど、これは120話でイエジにもやっていたこと。ミンソンはそれをみて、「血のつながらない息子も孫も可愛いのに、実の娘はなんで可愛くないの?」と聞いてたんだよね。ヒョンジャさんは「あなたにだって同じようにした」と言ってたけど、ミンソンの寝てるとき可愛がっても、伝わらないとなあ・・・。

ヒョンジャさん、ミンソン父に「本当に、カン博士がジウォンに未練があると思う?」と問う。父は「喧嘩しても戻ってきて上手くやろうとしてる。だから気をつけないと。火種は消さないと」なのね。女性を信じないという父。ハッキリ言おう。すでに正体を知ってるウジンは、もうジウォンとはどうにもならんよ・・・。

ジウォンに促されてとっとと二階にあがったミンソですが、流石に罪悪感で眠れません。ジウォンは「お酒を飲んだら感情的になるでしょ?」なんて言って、罪悪感ゼロっすか?・・・。
「妹が泣くのは二回目。子供の時、俺にさんざん殴られて、あんな風に泣いた。」なミンソ。ウジンに言われたことも気になる・・・。ウジンの顔が、彼らしくもなくミンソを責める顔なんだよね~。ウジンって、ミンソンを攻撃されると、とたんに戦闘モードになる気がするよ。ジウォンがミンソンいじめた時も、すげー軽蔑しきった顔してたしなあ・・・。
「ミンソンが、子犬を飼いたいとアボジに言いました。自分の望みなんか言わなかった奴が。でも、俺が犬の毛にアレルギーがあって、飼ってくれませんでした。そのあと、ミンソンは友達から犬を貰って来たんです。母さんに見つかって、父さんに知られる前に捨てた。ミンソンが初めて騒動を起こした。母さんが殴るから、キレて噛みついたら、血が噴き出して、病院騒ぎに。私も、頭にきてミンソンを殴りました。父さんに怒られないように気を使った母に、ミンソンは嫌われてると思った。俺は親を傷つけた妹に腹が立った。妹が涙をながしてまで意志を示したのは始めてた。今度も俺のせいで叶わない。

ミンソよ・・・。お兄ちゃんよ・・・。そう思うのであれば、ミンソンを許してあげられないか?っていうかさあ・・・。ミンソンをかばってあげられるのは、この家で王様なミンソしかいないジャン?ふだんから、ミンソンをかばって話を聞いてあげれば、人生で2回しか家族に望みを言わないなんてことにはならないんじゃないかと・・・。今度も俺のせいで叶わないっていうけど、他の殆どのことが「かなわない」状態で、口にする前に諦めてるんでしょ?それって、異常事態でしょ?あんたは、「俺はアボジの言いなりだ」とかいいつつ、好き勝手やってるじゃん??
ミンソンが「アボジが子犬を飼ってよいといった」と言って笑ってたことの事情は、こんなことだったんだね。

ウジン一家。ドダムが運動会の出し物の話してて、一年生の時ズボンが脱げちゃったね~なんていってからかってます。
ジウォンは果実酒がなくなってると言って、アボジと一緒にウジンを心配してる。「別れることを決意したみたいだね・・・」なアボジ。
ウジンは、「早くでないといけないから・・・」と出て来たんだけど、ズボンがパジャマかわりのスウェットのママ・・・。ドダムとウジョンで追いかけたけど、追い付けず・・・。

ウジンは、昨日、車を乗って来ちゃったから、ミンソンの家に返しに・・・。サイドミラーを奇麗に拭いて、ちょっと車に八つ当たり。でも、車だけ置いて、しょんぼりと立ち去るんだ・・・。まあ、乗せてはもらえないだろうけど待ってみることもしないのは、「諦めなきゃ」って思ってるからなんだろうなあ。

ミンソンの方は、昨夜の号泣は覚えてないみたい。周囲の心配そうな顔にも???って感じで、平気な顔してる。コレは、逆に辛いなあ。つまり、今までの平気な顔もぜーんぶ、裏にはあの号泣が隠れてるってことだもんねえ。
父親とジウォンだけはわかってないのか、「見合いはどうなってる?」と聞いてくる。ジウォンなんて、「条件最高ですよね。あ、ハンサムですか?」とか空気読めない発言してるしなあ。ミンソが「気に入ったの?」とまた聞いてくる。「いいひとそう」なミンソン。ジウォンは「男はみんな同じよ」なんて、酷いこと。父は「誰でも対して違わないんだから、いいひとならすぐ結婚しろ」だって。うーん、少なくとも、ウジンは天然記念物級の変わった人だと思う。鈍感で、純粋すぎて、人が良い。

ドジンさんは「足がないでしょう?送りますよ」って迎えに来てくれるというし、本当にいいひとなんだけど・・・。迎えにきたドジンの車と、去っていくしょんぼりなウジン。出てきたミンソンは、自分の車があって???

ウジン、出勤して室長に指摘されて、やっと自分の服にきがついた・・・。アチャーなウジン。科長と室長がが「いっちゃってるなあ・・・。地下鉄で変質者だと思われたんじゃない?」って話してる間は、笑い話だったけど、「今日はインタビューなのに」って室長が気がついて、大変ジャンとなる。
あまりのウジンのヨレヨレ具合に、室長はミンソンをお説教。「酷い。カン博士が尾行したの気がつかない?ずっと続ける気?見合い相手にも悪いわよ」と。ミンソンは「分かってます・・・・」とアッサリ。「ホンキなのか?誰のためになるのよ?」と説教しながら心配な室長
室長は、「止めてほしくてやってる」という可能性も視野に入れてるのかなあ?でも、ミンソンは大マジなんだよね・・・。止めてほしい気持がゼロじゃないにしても、ホンキで別れるしか道はないと思いこんでる気がする。その思い込みのもとってのが、「私の要求は受け入れられない。兄さんの要求がすべてた」っていう、長年の経験則だから、手ごわいな。理屈じゃない訳だし・・・。
ウジンは、インタビュー撮影のリハーサル。衣装の件は科長がフォローして、番組の人が衣装をかりてくれることに。ウジン、上の空。ミンソンが見学にきたら、目がミンソンに釘づけになってしまって、質問にも答えられなくなっちゃう。結局、昼休憩を挟むことに・・・。科長が「ミンソンがいるとウジンの気が散る」って室長におこり、ミンソンに「迷惑だ。頼むからいってくれ」と。

ウジン、捨てられたワンコ状態で、その間もジーッとミンソンを見つめてる。マジで、大丈夫なのか?っていうか、そんなに好きかよ~。好きで好きでたまらないのは分かるけど、しっかりしろ~。

ウジンに電話。なんと、ヒョンジャさんが会いに来ました。会社の近くの喫茶店で。服が変だから、ちょっとビックリのヒョンジャさん。でも、ウジンは会えて嬉しそう。満面の笑顔。

ジウォンはヒョンジャに謝罪。かわいこぶって許してもらおうってのは、男にしか効果ないって・・・。
「私が嫌いでしょ?だから攻撃的になって・・・」とか言い訳したら、「大人なんでしょ?育ちが悪いからって・・・」と怒られちゃう。さらに「私と組みましょう。私の言う通りにすれば、楽になります~」とか言い出して、呆れられる。ヒョンジャさんの尽くす生き方を馬鹿にした発言だから、そりゃ怒られるって・・・。ヒョンジャさんは、夫と家族に尽くすことにプライド持ってる訳だから・・・。まだ、分かってないみたいだね。
「会長に昼御飯の用意しろ・・・。スープを作るだけ」と命令して、ヒョンジャさんは外出。っていうかさ、スープなんて、イザとなればインスタントだってありでしょ?そういう対処法を考えられないのが凄い。

ジョムスンさんは、夫と息子に尽くされて幸せ。健康生活のための時間割まで作って、心配してくれる。


134話 ヒョンジャがウジンに会いにきた。昼休みなので「食事しましょうか?僕は朝も食べられなかったので、付き合ってくれますか?」なウジンです。

まずは食事。あまり食べられないヒョンジャを気遣い、自分は元気よく食べるウジンを、微笑ましく思うヒョンジャさん。
一度会いたかったというヒョンジャに、「ぼくもです」ってニコニコなウジン。ヒョンジャさんは「ミンソンを、本気で好きなのよね?」と質問。ウジンが照れながら「はい」とニコニコ答えてくれて、「ありがとう。」と、母心だねえ。ホント、ウジンが嬉しそうで、その顔が「ミンソンが大好きだ~」って書いてあるみたいなんだよなあ。この顔見たら、「ジウォンに未練が」とは思わんよなあ。あの頑固親父でさえ、ウジンが本気でミンソンを好きだってのは認めてるわけだし・・・。

ウジンは、「だから、僕を信じて、彼女の力になってください。僕の父は、彼女のお父さんが反対したから反対したけど、私の家族も父も彼女が好きです」とお願い。嬉しいよねええ。人好きしない娘だと思ってたのに、こんなにいい人に好かれてさあ・・・。
ヒョンジャさんは「それでも、不利な状況だ」と・・・。ウジンは「私の過去のことで、皆さんを煩わせてしまって申し訳ない。でも、自信があります。彼女を見ると力が湧いてきます」とほほ笑む。この時の顔が、「お前、そんなにミンソンが好きか~」って言いたくなるほどの、ニコニコ顔。
「だから、お母さんも支えてあげてください。」とお願い。ヒョンジャさんは「私何かむりです。知ってのとおり主人には勝てないです」と言います。ウジンは「彼女は、お父さんに勝つことを望んでません。お母さんの愛情です。きっと、ずっと前から待ってたはずです。心の底から思い、愛を示してあげれば、何よりも心強いはず。」と・・・。

ウジン、分かってるねえ。「家族が信じてくれたら、何より力になる」と、妹のことで悩むウジンに、21話のミンソンは語ってた。
捨て身で家族を愛そうとしていること。家族に愛されたいと、切実に願っていること。両親がミンソばかり可愛がるから、ミンソンは常に仲間に入れないんだよね・・・。その輪に入るためには、ミンソのために自分を犠牲にするしかないと思っていること・・・。このシーンは、凄く好きです。ウジンがミンソン好きなんだな~ってしみじみ分かる。
しかし、ヒョンジャさんは複雑だろうねえ。ミンソンが愛情を求めてること、分かってはいるんだろうし・・・。それを改めて指摘されて辛いだろう。でも、そんな風にミンソンを理解して慈しんでくれる人がいることは嬉しいだろうし・・・。

笑いながら「僕、諦めるところでした。来ていただき、ありがとうございます。」と・・・。嬉しそうなウジン。ヒョンジャさんが「主人だけじゃなくて、皆が交際を望んでなう」と厳しいことを言っても、「イエジがいる。お母さんに会えて力が湧いてきた」とウジン。あくまでも前向きですね。仕事に戻って言われて「あ、撮影があるんです」なウジン。ヒョンジャさん「だから、変な服なのね」と誤解してくれた。良かった、変人だと思われなかった・・・。いや、変人だけど・・・。
ウジン、ミンソンのためにも嬉しいんだろうね。イエジしか味方の居ない家で、一人で無理してると思ってたけど、少なくともお母さんはミンソンを応援してくれてる。表現できないにしても、ミンソンを思ってる。そして、味方がいるなら、きっとミンソンも頑張れる。希望が生まれた。

ミンソンは、母親は愛情をもっているけど、上手く愛情を与えられない理由が分かっている。だから、自分を犠牲にすることで愛を得ようとしている。ウジンは「無条件に彼女を愛してあげて欲しい」とお願いする。それが分かれば、ミンソンは「愛されるために自己を犠牲にする」という選択はしないはず
ウジンとの間には「無条件に愛し愛される」って関係が築けたんだし、愛することは自分を犠牲にすることじゃないって本当は分かってるはず。別れるときに「振りむいてくれただけで、私には十分だ」と言ってたように、ミンソンが自分の価値を自覚してないってのも、別れを選んでしまう理由の一つ。その原因は「親ですら条件付きでないと愛せない娘」ってところにある・・・。家族が愛してあげることが、一番の力になるっていうウジンの判断は、ホントに正確だと思う。

ミンソンは、室長に説教されてます。「今に廃人なっちゃうよ。ボーッとしてるし、スウェットで出勤してる。仕事も手がつかず。大変なことになるよ。分かる?」しかし、その横を、今度は超ハイテンションになって、元気よく走って行く変な人・ウジン。アップダウンが激しすぎ。コレはこれで心配。死ぬぞ。

ウジンは衣装を借りて、今度は元気よく撮影開始。元気すぎ。ウジンの目につかないように、横のほうに立ってるミンソンをチラッと見て、めちゃくちゃニコニコしてる。ミンソンに合図送ったりして、完全復活。
室長は「何を食べたんだ?」だし、ミンソンは「とにかく良かった」と安心したけど???ウジンが、後でね!って表情してますね。

ウジンはミンソンの研究室にきて、ご機嫌。「なぜ?急に変わった」なミンソンに「味方がついた。チョ博士のお母さんいらっしゃいました」と報告。しかし、ミンソンはビックリして、心配し始めます。

ジウォンは、おかずは冷蔵庫にあるから、なにか汁ものを一つ作れと言われて??に。ジョムスンに電話したら、ドクペが「煩わせるな」と怒ってくる。
ミンソン父の食事は、結局は作れずに出前。「イエジが食べたいといったから」とジャージャーメン。

ヒョンジャが帰ったら、ミンソン父は待ち構えてて「どこに行った!!」です。疑心暗鬼で、嫉妬深いんだね。
いつ出て、何に乗って、どこに行って、誰と会ったか?と怒鳴りつけながら聞く。ヒョンジャは泣きながら「カン博士に会ってきました」と。「ミンソンも私の子」というヒョンジャに、「子供はあいつだけだろ?ミンソを思うふりをしながら、本性を現して、息子夫婦を苦しめる気か?でていけ。勝手な真似したら、ぶっ殺す」と怒鳴りまくる。びっくりしたジウォンが止めるんだけど、ヒョンジャさんは平身低頭で謝り倒す・・・。
辛い気持を家事で紛らわすヒョンジャ。そんなときも、ミンソには優しい笑顔を向けて、悟られないように気遣う。

この家庭、ヒョンジャは自分で選んだ相手だけど、ミンソンは気の毒過ぎるよねえ・・・。この家から出るには、好きでもない男と結婚するしかないって異常すぎる。
そして、ウジンが望む「ミンソンを愛してあげて欲しい」って願いが、聞き入れられそうもないだろうってのが、凄く悲しいよ。ミンソンのことを少しでもいいから考えてあげて・・・。その子は質素に育った子だから、モノじゃ愛情を示せませんよ?求めてるのは愛情だけなのに・・・。お願いしますよ。ホント・・・。

ジョムスンさんは、家政婦も雇ってないみたいで、料理を教えてないのが気になりだす。ま、家政婦使うような家の主婦なら、ひと通りの家事は出来ないと困るんだよねえ。何も教えてないのは、金持ちにあこがれてるだけだからなんだろうねえ。
ドクペに楽しく生きようと言われて、撮影の見学に。ドダムやアボジも一緒。「夫はかっこいいでしょう?昔からそうでした。今でもドキドキします。いつも、夫のせいで苦労したと言うけれども、私の不運のせいで、夫が成功しないんだと思ったりします。す」なジョムスンさん。アボジが「今、上手く行ってるんだから、そんな心配は忘れてください」と優しいなあ。

ジフン君は、デコレーションの練習。実技試験に受かったらどうするか?って話を店長と。まだまだ残って学びたいというジフン。

僕は君にほれた 131・132話 [僕は君にほれた]

ミンソンに拒絶されてがっくりのウジンが「家族に傷つけられてる。彼女に幸せになってほしい」とミンソに語ります。ミンソンの幸せを願い、彼女を理解しているウジン。
そして、ウジンを拒絶したミンソンも、酔って帰って来て号泣。「苦しい。本当に幸せになれるの?」って・・・。なれません!!あ~、この姿をウジンに見せてあげたいよ~。どんなにウジンを思っているか・・・。

ウジンは、ミンソンが捨て身で家族を愛そうとしていることを理解している。自分を愛してくれた時のように、自分を痛めつけても、家族のために行動しようとしている。
ウジンも、過去にミンソンを傷つけたという後悔がある。家族にも、後悔する前に気がついて欲しい。ミンソンは、健気で、温かくて、傷ついているのに笑ってみせる強くて明るい人なんだよねえ。

ウジンは凄く不安で、「まだ僕を愛してるよね?」って確認ばかりしています。同時に、まだまだ愛したりないってことでも苦しんでるように見えます。もっともっと愛したいのに、それを拒絶される苦しみ。
花を贈るのも、犬を飼うのも、車だって、お小遣いだって、ミンソンが望むなら、どんなことだって叶えてあげたい。ミンソンの愛に追いつきたいって、正式申し込みしたときに言ってたけど、あの気持が続いてるんだと思う。
だから、アボジの「亡くなった妻に、もっとしてあげられることがあったのでは?」という気持ちが原因の精神的不安定と同じ症状なんじゃないかなあ。
ミンソンの方は「振りむいてくれただけで満足です」とか、あまりにも欲がないんだよねえ。もっと貪欲になっても良い気がします。


131話
ミンソンは、母が心配で電話。ヒョンジャさんが「まだ帰ってこない」と心配してるのを、「母さんは悪くない。気にするな。兄さんに任せて。とにかく食事して」と励まします。

仕事が手につかないウジン。ミンソンがデートの約束したのを思い出して、、耳をふさいでアーアーとかいって、忘れようとしてる。
科長に「テレビインタビューの依頼が来た」と言われても上の空。出演したくない・・・なウジンだけど、科長に命令されて、しぶしぶ・・・。沈みまくってて、家にくる?って科長に誘われても「行きたくないです・・・」なウジン。室長が「反抗もできるんだねえ・・・」とちょっと驚いてる。
帰りがけ、迎えにきたドジンと、ドジンの車に乗っていくミンソンを見かけたウジン。車をおっかけたけど追いつくわけもなく、ミンソンの車にのって、追い掛けるウジンです。無茶してるねえ。

ウジンのダメ人間っぷりが凄いよね。ミンソンの存在が、どれほどウジンを支えてたかってことですよねえ。ミンソンが離れていく不安で、押しつぶされそうになってるみたいだ。
ウジン、ドラマ序盤の23話では「好きな人が幸せになるなら、他の人と交際しても良い」とか言う話をピクニックでしてたよねえ。あの時の理性的なウジンはとこ行ったんだって感じ。ジウォンの時も割とあっさり「別れよう」って決断してた。でも、今回は、ミンソンが幸せになれる決断だと思えないみたいですね。ミンソンが、大事な人に幸せになってもらうために、すすんで自分を傷つける馬鹿な人だと知ってるからなあ・・・。

ジウォン、父親は何とかごまかしたけど、行き場がない・・・。ピアノ先生と電話で話してるのをドクペさんは聞いちゃって、家出だと知る。
ミンソは仕事は順調。ジウォンに電話したけど「やきもきさせてやる」ってでないジウォン。相変わらずですな。そしたら、、ドクペさんが訪ねてきた。「会社は大変だろうけど、君のお父さんは小さい時から商才があったから、良く学びなさいね」って話から、そして「ジウォンは何もできない娘だ。私がいたらなかった。教えたら出来る。悪いことしても怒らないでなだめてくれ。強く叱ると悪かったと思っても認められない子だから・・・。なだめてやって」とお願い。でもなあ・・・。優しくすると、その人を侮って、さらにいじめまくってますよ?娘の実態を知らなさすぎじゃ??素直に謝って「私が悪い」ていうミンソは、ジウォンよりは大人だよな。

ジョムスンさんが退院できることになって、ウジョンは慌てて「ジウォンを私の家に隠して」と父に連絡。でも、ジウォンは隠れちゃって、アボジは連絡できず・・・。ジョムスンが帰って来たときに、ジウォンが居て、慌てて隠すジフン君たち。

行き場がなくて、結局はウジョンの部屋に隠れることに。
ウジョンに「何をして追い出されたんだ?」と聞かれて、「追い出されたんじゃない。私が出たんだ」なジウォン。ウジョンが「ホントに、どんなときも自分を正当化するんだねえ」とちょっと呆れてます。
ウジョンは「仰々しく結婚しといてどういうこと?前から聞きたかったけど、兄さんとチョ博士を反対するのはどうして?私とジフン君が結婚しても、兄さんと家族になるのに、どうしてそれは反対しない?」と聞いてみる。
言われて気がついたジウォンに、「父も家族もチョ博士が気に入ってる。彼女は、優しくて、奇麗で、賢い」とウジョン。ジウォンは「マートの娘で金持ちだしね」と皮肉。ウジョンは「やっぱり、嫉妬してる。」と。ジウォンは「あんな女にどうして劣等感を?」だけど、ミンソンの方が素敵だもんねえ。
ウジョンは「兄さんがあなたと別れた後苦しむかと思いきや兄さんが幸せそうだから、腹が立つんでしょ?まだ、兄さんに未練が?」とドンドンと攻め込みます。ジウォンは「結婚したのよ?未練があるのは向こう。ミンソンは好きだったから必死に捕まえたんでしょ?彼も復讐で交際を始めたけど情が移ったんでしょ」なんていって、ウジョンに笑われる。「兄さんは、お前を別れたときとは態度が違う。反対する父や叔母さん説得するつもりもなくて、別れを受け入れた。今度は違うよ。父を説得しようと、頑張ってる。扱いが違いすぎて腹が立つ?」と言われてしまう。流石に、「分かったわよ」なジウォン。
ウジョンは「ホントに子供だね。兄さんがチョ博士と交際するのは、彼女が奇麗で素敵で利口でお金持ちだからじゃないよ」と説明。すかさず、「あんな女のどこか私より優れているか」なジウォン。ウジョンが「身の程をしってよ。兄さんがあなたと別れたのは、価値観が違って、人生が違って、私とジフン君のように埋め合わなかった。あの事件のせいで別れたのではなくて、事件を通して別れるべきだということを悟ったからなの」と説明する。
ジウォンは「結局別れたんだし、そんなウジンに何の感情もない」と主張。ウジョンは「憎むのもやめなさい。憎む気持ちも心からでるの。どんな感情でも他の男に心があったら、夫は嫉妬する。だから、兄さんを許しなさい。それがお前のためなの」と流石、小説家ですねえ・・・。ウジョンは「兄さんは大きな過ちを犯したな。こんな女と出会って、人生を乱しちゃって・・・」と嘆いてる。
ウジョンはしっかりしてるよねえ。っていうか、ミンソンとの問題も、ウジョンに詳しく相談したらどうだろう?ミンソンの家族の問題とか、プライベートな部分が多いし、言えないかなあ・・・。ウジンは「心配するな。兄さんが上手くやる」とか前に言ってたけど、全然上手くやれてないし、少なくとも女心はウジョンに相談するのが良さそうだけどなあ・・・。


132話
ドジンの車をおっかけるウジン。完全に、あやしい人になってるよ。天ぷらやさんで、仲良く食事するミンソンとドジン。近くの席で、一人見張ってるウジン。ストーカーだ。情けない・・・。
次はクラブ。追っかけて行って探すウジン、場違いっすよ?ミンソンも始めてて落ち着かない。ドジンがテキーラを飲ませてくれて、レモンを齧るんだって、くわえさせてくれる。ドジンは、慣れないミンソンが可愛いみたいですね。
ちょっと居心地悪くて、トイレって逃げだしたミンソン。一人になったところにウジン登場。ビックリして「何やってるの?」です。「正気なの?一緒に帰ろう」と手を取るウジン。「デート中」と振り払われても「勝手なことを。逃げ出したいんでしょ?」なウジン。ミンソンは「いいえ、もう逃げない」ともっと意地を張って、ウジンを置いて言ってしまうミンソン。
ガンガンお酒のむミンソンは、ドジンに逃げたかと思ったと言われて、「もう逃げない」なミンソン。お酒をガンガン煽って、トジンと踊るミンソン。見つめてたウジンも、耐えられなくなって去っていく。

今、二人は凄く傷つけあってますよね。ウジンが近づこうとすればするほど、ミンソンは無茶しちゃう。ウジンはミンソンに拒絶されて、激しく傷ついてる。
ウジンもさあ・・・。ミンソンを追い詰めたらダメだって分かってるじゃん。107話でも、ミンソンの気持を言葉で明確にしようとして、結果的に追い詰めちゃって、ブチ切れたミンソンが「交際を諦める」とかいいだしたじゃないか。今度も、ちょっと言葉で追い詰め過ぎ。少しは学習しなさい。本気で連れ出すつもりなら、強引に力任せに奪うとか、ドジンの前に堂々と出て戦うとかしないと・・・。言葉では勝てないって。頭の良い人なんだから。
不安なのはよーく分かるよ。相手は顔もかっこいいし、スマートに交際してるしさあ・・・。「まだ僕を愛してるよね?」って確認したい気持ちは分かる。でも、それを確認するよりも、溢れる愛情を真摯に訴えないとダメなんじゃないかなあ・・・。

家に帰ると、ジウォンを迎えにきたミンソが・・・。ウジンは唐突に「どうして妹を殴りましたか?理解できないです。チョ博士は、家族のことで傷ついています。健康的でで明るい人でしょ。だけど、お父さんもお兄さんも、それにお母さんからも、理解されてないと・・・。心から、彼女の選択が正しかったらと思います。心から、彼女の幸せを願ってます」と静かに語る。ホントにミンソンを愛してるんだな~ってしみじみ伝わってきた。ミンソが「よくわかりました」と受けたら、「失礼しました」と言って、ペコリと礼をしてさるウジン。
このシーン。めちゃ泣きましたよ。ウジンは、今、とっても辛いだろうに、自分よりもミンソンの幸せを願ってるんだよね。ミンソンも「自分はどうでもよい。ウジンが幸せならば」って愛し方だったし、やっぱり似てる。
ミンソンが、どれほど家族の愛を求めているか、ウジンは分かっている。「愛してほしい」と上手く言えないミンソンの代わりに、ウジンは彼女の家族に「理解してあげて欲しい」と願う。「振りむいてくれただけで、私には十分だ」と言ってたように、ミンソンが自分の価値を自覚してないってのも、別れを選んでしまう大きな理由の一つ。そう思ってしまう原因は家族にあって、だから分かってあげてほしいとウジンは語る。
ミンソは、ウジンが妹を変えたことも、妹がどんなにウジンを大切に思っているかも、嫌と言うほど理解している。前々から「うちの欲のない馬鹿な妹が・・・」といいながら、彼なりに心配もしてきてるんだけど、この兄ちゃんは心配するだけなのよねえ・・・。

ウジンは、自家製のお酒をアボジと飲みます。眠れないウジン。「もう、受け入れないと・・・。これ以上は、彼女がもっと苦しむ」なウジンに、アボジも「すまないね」と声をかける。ウジン、泣いてる・・・。あきらめちゃうの?ダメだよ~。確かに、追い詰めすぎてミンソンは自暴自棄になってるけどさあ。
ウジンは、ミンソンの気持ちが痛いほど分かるから、身動きとれない。自分が手を離さないと、自分と家族の間で引き裂かれてしまうって分かるから、無理やりに納得してみようとしてる。でも、心が全然追いつかないみたいで、苦しそう。
そういえば、別れ話からずーっと変だったウジンですが、酔っ払いにはなってないんですよねえ。酒なしでも変だった。現実を受け入れないとって状況になって、忘れるためには酒が必要なのかもねえ・・・。

ミンソンの方は、さらにビールを飲みに行ってます。お酒強いなあ。冗談めかして、「何回かあって結婚しちゃいましょう」なドジンにチト驚き。驚かして、少し酔いを醒まさなきゃ・・ってドジンさんは大人だ。
帰宅してきたミンソンは、完全に酔っ払い。「オンマ、胸が痛い。死にそう。息が詰まって死んでしまいそう。」と訴える。ヒョンジャが「見合い相手は変な人なの?」と聞くと「良い人なの。優しいし、面白い。でも、ずっと胸が痛い。ママ。私に言ってちょうだい。私、大丈夫なのかな?吹っ切れると思う?このまま他の人と結婚すれば、すべて忘れられる?そうだと言って?ね?ママ。大丈夫だと言ってよ。こうしてママ、パパ、兄さんの言う通りにすれば、幸せになるはずだと言ってちょうだい。ね?」と泣きながら訴える。イエジが泣いて「コモ・・・」と抱きついて慰める。ヒョンジャもミンソンを抱いて一緒に泣く。「胸が痛んで仕方がないの」なミンソン。
ミンソやジウォンや父は、そっと席をはずす。あんたらが、追いこんでるんだぞ~。後ろめたいだろ~。

ウジンに、あんな風に言われた直後のミンソン号泣は、ミンソには打撃になったとおもう。ミンソンは、ウジンのおかげで明るく変わったのに、また表面だけは穏やかで壁のあるミンソンに戻ってしまう。結局、ウジンと別れることは家族関係の改善にはならないと思うんだよなあ。
ミンソやジウォンは「裏切られるのや1人は寂しい」とかいいつつも、どうせだから勝手に生きてやるってタイプなんだよね。なんだかんだ言って甘やかされてるから、得たものを失う恐怖なんだ。ミンソンは、希望を持ったり、わがまま言ったり出来ないタイプなんだな。望んでも叶えられない、話を聞いてももらえなかったから、得ることができるとも思えない。欲しいと思ったら、傷つけられると思ってる。

ジウォンはジフンに「夫婦喧嘩なら家でやれ」と言われてしまう。結局は、ミンソが迎えに来たので、一緒に帰ることに。
公園で話し合い。「母は誰かをいじめようとたくらんだりしない。後妻だから、父に従順に使えて、継子の私とその孫娘まで嫌な顔一つしないで育てる人です。哀れなほどです」と静かに説明するミンソ。ジウォンも、頭にきてつい悪いことを言ったと反省。「本当に結婚を後悔してるのか?」なジウォンに、「信じさせて、不安なんだ。誰かが自分から逃げだすのは、悔しくて嫌だ」とミンソ。ギャラリーやヒョジンのことも、自分が悪いと認めたミンソに「人に去られる感じは分かるけど、 人間は孤独なんだから、一人で楽しめば良い。未練で苦しむことない」と強気のジウォン。

ジウォンには、穏やかに言わないとダメってのは分かるけどねえ。
ジウォン、傷ついてないふりをするのは良いけど、そのために優しそうな人を傷つけてウサ晴らすのはやめて欲しいよ。それがあるから、何を言っても同情できない。例えば、ミンソンは強い父親にもぶつかっていくじゃないですか?でも、ジウォンは人を選んで傷つけてる。そこが凄く嫌な感じ・・・。
ヒョンジャがジョムスンに失礼なことを言ったから腹立ってたというのは分かる。でも、ヒョンジャの発言は、ジウォンがやった数々の失礼に原因があるとは分かってないのかな?ヒョンジャを攻撃しまくってたのは、穏やかで反論なんてしない人だと思って、下にみてたからだよね?「非難されて素直になれなくて」じゃなくて、素でヒョンジャを馬鹿にしてたじゃん・・・。

ジョムスンさんは、退院して息子や夫やウジョンに大切にされて、心なごむ時間を持つ。

僕は君にほれた 129・130話 [僕は君にほれた]

ミンソンの見合い相手が、フツーにいい人で・・・。かっこいいし・・・。
ウジンも、どうしよう?って言ってるばかりじゃ、本格的にヤバい感じになってるぞ~。 相手はミンソン。頭だって良いし、ウジンの思考回路は読まれてるし、攻略するのは大変だと思うけど、ちょっと頑張れ。


129話 ドジンさん、いい人なんだよな~。緊張してるミンソンと上手く話を合わせて、笑顔で食事に誘ってくれる。落ち着いてるし、大人な感じだ。蟹のお店で、美味しいですよっていいつつ、女性向きじゃなかったか??なトジン。ミンソンの科学院のHPで研究も見てて、色々と話を聞いてくれる。

ウジンは、ホントにアホだ。延々と運動しつづけて、ジフンやウジョンやアボジが心配してる。「脳内麻薬のエンドルフィンが出るんだよ。こうやって、方法を考えるの・・・」って、なんじゃそりゃ。
ジフンが「方法はあるんだけど」っていうから、何々??なウジン。ジフンはもうちょっと調べてみるって言ってたけど、きっとできちゃった結婚とかだろうなあ~。
で、とにかく運動続けるウジン。しかし、あほなことやってる間に、事態は動いてるんだよ~。

科長と室長は本当にかわいらしい新婚生活。タオルのたたみ方が違うとか、シャワーの温度をそのままにするなとか、排水溝に髪が残ってたとか、共同生活における小さな衝突もあるけど、互いに譲り合ってラブラブですねえ~。ホントに理想の夫婦だね。和むなあ・・・。
しかーし、またまた様子のおかしいウジンが乱入。やってきて、寝ころんで運動してるだけなんだけど・・・。
ミンソンが室長に報告電話。「ウジンが行ってますか?」と心配してる。「干物みたいになってるよ。変なにおいまでするし(←運動のしすぎで汗臭いんだろう)、最悪な状態だ。ココまでする必要がある?」な室長に、「よろしくおねがします」なミンソン。うーん・・・。
ウジンは科長たちに「いい方法は?コレじゃダメだと思う。正解があるはず」科長が「試験で正解が分からなくて適当に書いたみたいなモヤモヤした気持ち??」と。「そうですよ。これは誤答だ。黙って見てられない」なウジン。でも、室長は「あそこまで言ってるんだから、ミンソンの気持ちを尊重してあげなくてはいけないんじゃないの??」と、ミンソンの気持ちも考えるように言う。それでも「これは間違ってる・・・」なウジン。でも、どうやって止めたらよいか分からない。

互いのためになると判断できれば、ジウォンの時のように苦しくても別れる選択だってする人だけど、自分もミンソンも幸せになれそうもない選択だからなあ。
ウジン、そのもやもやした気持ちをなんとか言葉にして、ミンソンを説得できるかなあ??それよりも、無理やりでも行動を起こした方が良いんじゃないかと思うんだけど、ミンソンはもう行動しちゃってるんだし、議論してる場合じゃないような・・・。
理屈で攻めるなら「振りむいてくれただけで十分だ」ってところかなあ・・・。ミンソン、自己評価が低すぎるんだよね。堂々と生きると口では言ってるけど、「自分には価値がない」ってウジンとの交際を諦めちゃうのは、やっぱり前と変わってない。でも、ウジンも「自分との交際がミンソンの幸せ」とは言いきれないんだよねえ。もともと「男としての自分」にはあんまり自信がないみたいだし、別れを告げられて凄い不安を覚えてるみたいだしなあ・・・

帰宅したミンソンに、「どうだった??」な父親。「・・・上手く行った」なミンソンに、良かった良かったと大喜び。イエジが「ちっとも良さそうじゃないじゃん。ハラボジは馬鹿」と怒ってる。そうなのよ、ミンソンは暗い顔してる。
ミンソンが居間で果物剥いてると、それだけで褒めてくれる両親。父が「嫁ぎ先で愛されるな」って満足そうだけど、ミンソンは「お嫁になる前に愛されたくて」と切ないことを。父は「言うこと聞けばいいんだ」と・・・。うーんミンソンって、普通にいい子だと思うけどなあ・・・。

ミンソが自分を相手にしないので怒ってるジウォン。ミンソは仕事に夢中で、「忙しい。実家には一人で行って」なんていう。でも、ヒョンジャが仕事を気遣いながら「初めての週末だから、嫁の実家に行かないと」と言えば、あっさり「じゃあ行きます」なミンソ。
姑に助けられたのに、自分が支配できないと機嫌が悪いジウォン。色々と気遣うヒョンジャさんにも、プリプリした態度。「思い通りにならないから、怒ってるの?」なヒョンジャ。
その上、イエジまでが「一緒に行かない」なんて言い出して、ジウォンに拒絶感を・・・。味方だと思ってたのに、自分はそれほど有利じゃない・・・。
ヒョンジャさんは、「約束が違うって離婚するんじゃ?」とちょっと心配。それに、イエジが「ママ」と呼ばないのも心配。イエジは「カン博士以外の人が叔父になるの??」って溜息ついてる。

ウジン父は、ジョムスンさんの見舞い。アレコレと気を使ってくれるので、本当にうれしいジョムスンさん。
「出来れば早くジフンに店を持たせたい」なジョムスンさんに、「焦らずに自信をもてるまで待っても遅くない。」なアボジ。もし再発したら?ウジョンが苦労することになるというジョムスンさんに、「看病むなしく母を失って苦しんだ。、ジョムスンさんを看病することで心の荷物を減らせると思うから、まずは治療を頑張ってほしい」と・・・。
そこにジウォン夫婦が登場。露骨にウジン父がいるのを嫌がるジウォンと、気遣うミンソ。ウジン父は「家族で楽しんで」と早々と退出。
「引っ越しして。会いたくない」なジウォンに、「どんなに世話になってると思うの?」なジョムスン。気を使って「家で話そう」なミンソに「コレも嘘なの?」とかジウォンが言うから、「あんたら喧嘩でもしてるの?」と心配なジョムスン。

ミンソ夫婦帰宅。入院費を出すというミンソ父に「ママが嫌がるから」なジウォン。でも、こっそり出してもらうつもりだったのかな?ミンソが「向こうで出すさ」と言ったら不満見たい。
ミンソはミンソンの見合いを気にしてる。「三栄食品の二男で半島電子で働く博士。誠実だと評判も良い」と聞いて、ジウォンは好条件にビックリ。年が33と聞いて「その年で初婚?なにか問題があるんじゃ?」なジウォン、失礼ですよ。ミンソンに「研究なんかで忙しかったそうだ」と言われてしまう。相手もミンソンが気に入ったらしい。ミンソンの方は、無理して笑って「・・・私も気に入った」と言ってるけど、その表情を痛々しく感じるミンソ。
一方、ジウォンは「ミンソンが凄い良い人と会った」のが気にくわなくて、部屋に上がる・・・とか言い出す。ミンソが「お腹が痛いの?」と揶揄したら、ジウォンが「嫉妬してるって言いたいの?」だって・・・。そんな自分で認めるようなことしてどうするよ・・・。

気を使ったヒョンジャさんが、二階まで果物持って来てくれたのに、「私が嫌いならいい人ぶるな」と八あたり。「結婚してみたら,約束と違った。嬉しいですか?」だってよ。ヒョンジャさんは、「努力して優しくしてるのに、・・・」となるよなあ。「夫婦の邪魔してる。離婚させたいの?」なジウォン。果物持ってきただけなのに・・・だよなあ。それを聞いたミンソが、流石に怒ります。

ハッキリ言って、ミンソンに嫉妬してるんだよね。あんなにガツガツ男をあさってたのに、結婚詐欺にはあうわ、碌な男が捕まらないわで、バツイチ子持ちで手を打った。夫は結婚するなり冷めてる。ミンソンは、嫌々見合いしてるのに、好条件の男とあって、相手もミンソンを気に入るという。その上、自分をふったウジンまでが、ミンソンにべたぼれ。
コンプレックス刺激されるのは、よーく分かる・・・。でもねえ・・・。あんたがウジンと別れさせて、見合いさせたんだぞ?サンマートの娘なんだし、真面目に働いて、博士号ももってるミンソンの見合い相手が、条件的にはいい人ばっかりになるに決まってるじゃん。ちょっと考えろよ・・・。
あと、ヒョンジャさんは、すっごく耐えてると思うぞ~。嫁としてというか、同居人としてもダメ過ぎるジウォン。ジウォンは「男にはモテモテ。だから女性には嫌われる」って自分を思い込んでるみたいだね。だから、男のミンソに嫌われるわけないと思ってるし、原因は女性で姑のヒョンジャだと思いたいんでしょ?単純に、性格悪~がバレたってことなのにね。


130話
ウジンは、良い考えが浮かばない・・・と凹んでます。マジで様子がおかしいぜ。ウジョンが話しかけても反応ない。ジウォンが実家に帰ってきてて、ビックリ・・・。腹立ってるジウォンは、人のよいウジンを都合のよいサンドバッグ代わりに痛めつけることにしたようで、「別れたって?見合いして、良い男と会ったそうよ。残念ね。二回も失恋して・・・」だって・・・。しかし、ウジンは反応なしで、ジウォンをじっと見てる??と思ったら、ウジンは手に持ってたピーナッツを無意識に投げつけちゃった。ジウォンがビックリして、初めて自分のやったことに気がついて、上の空でミアネなウジン。
ウジンが、完全に壊れちゃってるんだよなあ。いい人で居ることもできないって、異常事態だよなあ。

ミンソンは、ジウォンが喧嘩して家出したことを心配してる。室長が「家族自体に問題があるのよ。あなたが犠牲になっても解決はしない」と諭します。でも、ミンソが「周りを傷つけた結婚だ」と言ったのを思い出して、「上手く行って欲しい。協力します。兄さんや、私がすでに選んだ道です・・・」と。間違った道なら、引き返すことだってできるんだぞ~。
そんなミンソンにバラの花束がお届け。室長たちは「ウジンの戦略か?」なんて言ってたけど、ドジンなんだよなあ。
ウジンは、見合い相手の話をしてる室長たちの前で、「あーあー聞こえない」状態。

ミンソンの研究室で、バラの花束に当たってるウジン。ミンソンが「花には罪がないですよ」って止めると、「男性からの初めての花か・・・」と拗ねてる。「カン博士が最初です」なミンソンに、「あれは造花です・・・」って、心がこもってる良い贈り物なのに、卑下しちゃった。
「その男性を気に入った?」なウジンに、「情熱心に話して、食べて、情熱的な人みたいです」と明るく語るミンソン。「僕だって・・・」なウジン。「本気ですか??」なウジンに、「父が、車買ってくれるといいます。小遣いもくれて、子犬もかってくれるそうです。ずっと飼いたかったんです。そのせいで、お兄さんに殴られたことがあります」なミンソン。ウジンは、びっくりして「何で?どうして?いくらなんでも、妹を殴りますか?」と怒ってる。ミンソンは「今考えれば、殴られて当然のことをした」というけど、ウジンは「殴られて当然のことなんてありますか?どうしてそんなことに?」と憤慨してる。ミンソンは「今度話します・・・」って。
ウジンは「私も子犬買って上げられる。我が家にはジュリアがいますよ子犬だったんですよ」と。「小遣いもあげられます」って、持ってるお金をミンソンにあげて、「車は融資を受けて大きいのに変えてあげます。ね??」一生懸命です。
ミンソンは「重要なのは、反対してた父が子犬を買ってくれるということ。私の欲しいものなんか気にしなかった父が、カン博士と交際を辞めて見合いするだけで、私を愛してくれます」と・・・。悲しすぎるよなあ。ミンソンにとって「別れた”だけ”」なんて軽く言えることじゃないと分かるだけに・・・。
「それが愛ですか?」なウジンに、「カン博士のように、立派な両親に正しく育てられて、たっぷり愛されてきたひとには理解できないでしょうが、私の父にとっては、それが愛なんです。理解して?ね?」とミンソン。何にも言えなくなってしまうよなあ・・・。
ミンソンはものが欲しい訳じゃないんだよねえ。ただ、モノでしか愛情を示せない父を理解してる。だから、ウジンからもらうなら、高価じゃなくても手作りのバラが嬉しいし、何もくれなくても一緒にいる時間が嬉しい。

ドジンから電話。ドジンは「ありきたりで悪いけど、バラは気に入りましたか??」と言う。で、デートのお誘い。ウジンの前だから、答えをためらいながらOKします。好きな数字を選ばされて、じゃあ3番のデートコースね!とかドジンさん、女なれしてるな。ミンソンは「迎えにこれますか??」と。
じっと聞いてたウジンを無視して、仕事に戻るミンソン。流石に、何も言えなくなって、ウジンは部屋を出ます。溜息がでてしまうウジン。

今の苦しみは、片思い時代にミンソンが味わった苦しみなんだよねえ。ウジンは、段々と、自信が奪われていく感じです。付き合う時も「みっともない所を見せたから、嫌われてるんじゃないかと思って」みたいに言ってたし、ウジンって凄く愛されてるくせに、自信がないところあるもんねえ。ま、モテモテ人生じゃないんだろうから、分からなくもないけど。
ジウォンとの失恋の時は自分の決断に苦しんでたけど、今度は諦めきれなくて、何とかしなきゃって気ばかり焦ってるみたいだね。イライラしてて、頭をかきむしってばかりいる。頭では、ミンソンの言うことが分かるけど、心がまったく納得できないみたい。ほとんど、だた捏ねてる状態のウジン。悲しそうで寂しそうで、泣きそうなのをこらえてる。
この様子だけで、ウジンがミンソンを必要としてるって良く分かる。それなのに、ミンソンは自分の価値を分かってない。自分を「無条件に愛される人間」とは思えないみたい。ウジンとの恋愛も、結局は自分が愛したから愛されたって認識なのかなあ。だから、自己犠牲的な方法を選んじゃうのかもねえ。

ジウォンがヒョンジャに酷い態度をとったことで、ミンソとジウォンは喧嘩。
「結婚したのは、もてあそびたかったからか?甘い言葉でさそっておいて、結婚したら、約束を守らない」とジウォン。「いい人だと思ったから結婚した。優しいとは言ってない。孝行娘だと思ったし、逃げずに正面から勝負して、望むものを手に入れるのも懸命だと思った。自分は父親に振り回されてきたから、格好良いなと思った。私の両親も大事にしてくれるだろうと思ったけど、騙された。君は、単に強欲女だ。結婚を後悔している」とミンソ。ジウォンは、「私の方が後悔してる。こんなのは結婚詐欺だ」と怒ってる。
ミンソは「そう。詐欺だ。単純で馬鹿なのが可愛くて、手を貸したいと思っていたのに、ヒョジンが言ったように、その俺を利用したな。極悪人だと知ってたら結婚しなかった」とキッツイ。怒りまくって、「離婚する」というジウォンに、「慰謝料目当てなんだろ?離婚はしない。君を教育しなおして一生面倒をみないと。好きにはさせない」なミンソ。
ジウォンは、ヒョジンとの会話のせいだと思って、「義母さんが告げ口した?」と非難しまくる。家政婦のことも、カードのことも、イエジがママと呼ばないことも、ヒョンジャのせいだと思いこむジウォン。まだ、自分が男に嫌われるわけないと思いたいのかね・・・。
ミンソが切れました。ヒョンジャさんが様子を見に来ます。「離婚だと?ギャラリーつぶして、ヒョジンを追い出して、ミンソンを犠牲にした結婚だぞ」なミンソ。「ギャラリーはあなたが失敗したんだし、今からでもヒョジンを追いかければ良い」ってジウォン。ミンソは「お前はカン・ウジンとよりを戻すのか?」と・・・。
ヒョンジャさんが泣き出しちゃってて、ミンソンがフォローして連れ出します。

この喧嘩の中で、ミンソがジウォンのどこを気に入ってるのかって話が出てきます。正直、どんなに説明されても、???なんですよねえ。頭が悪くて、自分が支配できると思ったから好きになったという部分と、不条理の中で自分の利益を堂々と要求するのをかっこいいと思ったって部分は、相反する要素な気がするんだけどなあ。それに、矛盾や疑問を持たないって、ミンソはすげー馬鹿??今さら気がついて、焦ってるみたいですけど・・・。「性格は悪くても馬鹿なんだから、俺が再教育してやる」て路線で、夫婦としてやっていこうと思っているようですが・・・。
まだ、昔のウジン→ジウォンは分かった。ジウォンに色っぽく攻略されて、そんなの初めてだからコロッといって、優しい人だから悪意にまったく気がつかなくて、境遇に同情した。ジウォンも、猫かぶりまくってたしさ・・・。

ミンソとジウォンは「誰かを支配したい」って気持ちが強い者同士だと思います。だから衝突も激しい。でも、どっちも簡単に支配されないから、意外に健全なのかもしれない。ミンソもジウォンも、主導権争いをゲーム的に楽しんでる部分はあると思うし、二人が喧嘩しあう分には問題ないんだと思います。ミンソが、ヒョジンを選ばなかったのは、結局は相手が優秀すぎて「ゲームにならん」からですよね。ジウォンとミンソは、頭の中のレベルも、倫理的なレベルも似てて、ゲームが面白くなるんじゃないかなあ。
でも、結婚は2人だけの問題じゃないから、トラブル続出。ジウォンが猫かぶるならかぶるで、愛想良く家族に対応出来れば良いんだけど、この子は「自分の思う通りに皆が動いてくれて当たり前。コントロールしてるのは私。特に、女性は私より不幸でないと気にくわない。」だからねえ・・・。他にも女性がいるところじゃ、トラぶって当たり前って気もするよ。
ヒョンジャを攻撃したことで、「これはルール違反だろ?」ってミンソは怒ってるんだよね。優しすぎる母や、強くて脆いヒョジンや、いつも正面からぶつかって馬鹿みたいに傷つく純粋な妹を攻撃してることに怒ってる。ジウォンがやってることは、ミンソ父と同じだ。父は、ミンソを支配するために母や妹を攻撃して圧迫してきた。その方法に、ミンソは凄く嫌悪感があるんだと思います。だから、ジウォンが裏でやってたことが許せない。

で、そのまま家を出て実家に行くジウォン。ジフン君とウジョンは、楽しくじゃんけん遊びをしてたから、ビックリ。ジフンが「心配かけるな」と説教しつつも、理由を聞いてくれようとしてるのに無視

翌朝、ヒョンジャさんは自分を責めて寝込んでる。心配するイエジに、「どうしてママと呼ばないの?」なヒョンジャさん。イエジが「コモはカン博士と別れて悲しいのに、私だけママができたと喜べない」と・・・。イエジの優しさに感激して「ハルモニはそんな考えもできなくて・・・。先生はすぐ帰ってくるよ。ハルモニが間違ったと謝るからね?」とヒョンジャさん。うーん・・・。謝るって何を?って感じだけどなあ・・・。
しかし、イエジは優しい子だね。ミンソンが「生母は優しい人だった」と言ってたけど、生れついた資質+教育なんだろうなあ。

ジウォンは、誰もいない実家でラーメン啜ってたら、急に撮影が無くなったドクペさんが帰ってきた。ちょっと必要なものがあって帰って来たとごまかすジウォン。

僕は君にほれた 127・128話 [僕は君にほれた]

ウジン、完全崩壊中~。ウジンにとっては笑い事じゃないよなあ。でも、悪いけど、笑える。
しかし、ウジンの態度、ジウォンが浮気した時と違い過ぎるよなあ・・・。あのとき、「お父さん似だから、精神的に病気になったりするかも」と科長が心配してたけど、あの時は苦しそうながらも常識の範囲だったけど、今度はホンキで挙動不審者になってしまってる。

ミンソンの性格や状況を考えたら、予測できる行動だと思うんですよねえ。だからこそ「しっかり掴んでいてね」みたいなことをウジンも口にしてるわけで・・・。それでも、実際に別れを切り出されたら、事態を受け入れることすら出来ないウジン。チト、情けない・・・。でも、ウジンらしいかなあ。とにかく、基本的にこのひとは鈍くさい。良く言えば慎重。

ミンソンは、自分の痛みより他人の痛みに敏感になっちゃってるのかな?もともと、傷つきやすい人間だからこそ、他人の痛みも非常に大げさに捉えてしまっているような気もします。それで、こういう選択になるのかなあ??ミンソンが家族から28年間にわたってうけた傷が深すぎるのもしれないね。
ウジンも、父親がミンソンを分かってなくて不幸にしてると感じて、心配してる。「怖い。心細くて、心臓が痛い」と訴えるウジン。まさに半身を失ったって感じだ。


127話 ミンソンに髪を奇麗にしてもらって「本当にお見合いするの??」なイエジ。「コモが悲しいから、喜べない。先生をママとは呼ばない・・・」とか言って、優しいんだ。ミンソンが「コモは悲しくないよ」って笑ってる。でも、イエジは分かってるよね。聡い子だしなあ・・・。

お見合いのために着飾ったミンソンを「きれいだ」って褒めてくれる母。「お見合いするから?」なんて言ってしまうミンソンだけど、明るく対応してます。「ツンツンしないで、明るく話してね?」とヒョンジャさん。

ミンソン、ジウォンが母をこき使ってると知って許せない。「ビシッといってやれ」と言うけど、「聞くわけない。あの子は私の前では態度が違う」なヒョンジャさんに、びっくり。そのジウォンが現れて、ミンソンのスーツを「似合わない」だと?あんたの服のが酷いぞ~。ミンソンに「掃除くらいして」と言われたら、「夜やろうと思ってた~」だと・・・・。

ウジンからの電話に電源切っちゃうミンソン。ウジンが完全に壊れてる・・・。爪を噛んで、頭をかきむしって・・・。「出てよ・・・ホントにお見合い?」って頭抱えちゃってる。ドダムやアボジがが超心配してるのに、話しかけても反応なし。「何が見合いだよ?こんなことあり得るの?」とか言って、飛び出しちゃった。

ウジン、超ラブラブな科長の新婚家庭に襲撃。部屋着のきったないジャージ姿のまま・・・。っていうか。目がいっちゃってる。
勝手に居座って「僕たち一心同体ですよね~」とかアホ過ぎる。ミンソンの見合いの話題は、「あーあーきこえない・・・」状態。飲みましょう!つまみは僕が作ります!とか言って・・・。「3人でいると楽しいですよね。週末、登山や釣りをしましょう~」とか言ってたけど、我慢できないって飛び出しちゃった。室長の話してたミンソン見合い現場へ!!

ミンソンの見合い相手は、なんとカメオ出演のソ・ドヨンさん。ウジンを演じるユン・ヒソクさんとこのドラマの脚本家が組んだ「ああ、春春」という単発ドラマ出演のご縁だと思います。
緊張してるミンソン。相手は、クールで淡々としてて、事務的。会話が噛み合わない・・・。就職してから博士をとったというミンソンを「前向きで積極的ですね?」とかいうけど、口ごもるミンソン。「口ごもるたいぷですか?問い返す癖もありますね」とか言われちゃって、ますます委縮・・・。で、その様子を覗いてるねずみ男!ウジンです。

ジウォン、ミンソが勝手に出勤したことや、家政婦を断ったことが不満。電話したら「家にあなたが入ったばかりで落ち着かない。話は父じゃなくて俺にして。忙しいからあとで」と言われちゃう。ミンソ父に甘えた声で電話したら、「ミンソと相談しろ」って言われちゃうし・・・。むしゃくしゃしてカードを使いまくることにします。
イエジが、安いハラボジのマートの服しか持ってないのにビックリ。っていうか、今までイエジに会ってて気がついてなかったのかよ??ってことでイエジにブランド服を買おうとするんだけど、カードが止められてて、結局ピアノの先生に払ってもらうことに。
ピアノ先生は、「欲しいものは何でも与える」というジウォンの教育方針が心配。さらに、英語とかの勉強を見てあげる必要もあるのに、出来るのか?って思ってる。ま、勉強はミンソンががっちり教育してるから、勝手に勉強できそうだけどねえ。イエジ、賢い子だし・・・。
それに、ミンソンが別れたことをなんとも思ってない様子のジウォンにも、酷過ぎるって呆れてる。正直、この性格の悪さがイエジに影響しないかが、一番の心配だ。

ミンソは、仕事もしっかりやって、ジウォンも教育しなおすつもり見たいだね。
ミンソは「ジウォンが買い物行った」と聞いて、笑ってる。

ジョムスンさんは、ウジョンとジフンが見舞ってくれて、仲良い二人を見てるだけで幸せ。ドクペもわざわざ好物の水炊きを調達してきてくれるし・・・。
イエジとジウォンが来て、「ミンソンは別れてお見合いしてる」と聞いて、ウジンを心配するジョムスンさん。イエジがため息ついちゃったりして・・・。平気な顔してるジウォンは鬼だな。


128話
ミンソンのお見合い現場にきたウジン。汚いカッコのウジンの隣に、かっこええ見合い相手キムさんが・・・。あ、ミンソン居た!と思ったのに、かっこいい男が先に声掛けたので、あわてて隠れちゃう。フードかぶって、コソコソ観察して、見合いの悪口をブツブツ。
キムさんが「前向きで積極的なんですね」とかいうので、「何が前向きで積極的だ・・・」です。ま、確かにミンソンは引っ込み思案な方だもんね。何にも分かってない癖に~ってのと、こんなとき(別れて見合い)だけは素早いミンソンにも拗ねてるのかな?
でも、口ごもったり、問い返すのが癖?とちょっとミンソンが非難されたら、プンプン怒るウジン
ミンソン、凄く居心地が悪そうだね。話すペースがゆっくりだからなあ~。ウジンと話してるときは、ホントに心地よさそうに話す人なのに。
ウジンを発見したミンソン、めっちゃオットケーですよね。
キムさんは、英字新聞を「読んで要約して」と言い出す。なんで???なミンソン。「賢い子供が欲しいから」って言われて、しぶしぶ始めるんだけど、隣の席にきたウジンが「やっちゃうんだ・・・。いいなりなんてバカだな」とかグチグチいいまくり。
ミンソンも、腹立ったのか「あなたと結婚するとは言ってない。初対面で子供の話なんて異常じゃないですか?」とキッパリ。ウジンが拍手してるのが笑える。キムさんは「君とは話もレベルも合わない。すぐ切れて怒鳴る人は子育てに良くない。次の見合いがあるので」だと。ウジン、立ち去るキムさんの前に立ちはだかって、通りすがりにぶつかってやんの。「俺のチョ博士を馬鹿にしたな~」ですね。

ウジンがミンソンの前に居座りますが、ミンソンは怒ってじーっと見るばかり。初めは英字新聞読むふりとかしてたウジンですが、「開き直っちゃって。彼氏を差し置いて見合いした癖に。謝ってくれたら許しますから」と怒ったふり。
それでも、ウジンをにらんでいるミンソン。「やめてくださいよ・・・」と今度はお願いモードのウジン。
「ちゃんと話したでしょ?」「全く理解できません」「出来るでしょ?」って言われて、口ごもっちゃうウジン。ウジンは、ミンソンの言ってることは分かるし、ミンソンらしいなとも思ってるところがあって、そこを指摘されちゃうと・・・。「これは間違ってる。絶対に嫌だ」っていう気持ちを、ウジンの方は論理立てて説明できないみたいなんですよね。

ミンソンが「今日、母に奇麗だって褒められました。」ウジン「それはチョ博士が奇麗だからでしょ?」ミンソン「嫌われてたのに、ただ言うことを聞いただけで、奇麗だって・・・」悲しすぎるよミンソン~。ウジンも何も言えないよなあ。

「お見合いするだけで、兄夫婦も安心してるし、両親も喜んだ。カン博士の家族も喜ぶはずです。家族を裏切らず。言う通りにして」とミンソン。ウジンは、自分の家族の反対でミンソンが傷ついてるってことを思い出して、苦しい表情になります。アボジが反対だとミンソンに言ったこと、ミンソンはウジンに話してないんですよね。心配かけるから。ウジンは立ち聞きして知ってるんだけど、ウジンの方もあえて話題にはしてない。お互いに、気を使って黙ってたことを、このタイミングでだしてくるミンソン。ウジンは、自分や家族が傷つけてると思うから、これ以上粘りにくい。正直、交渉能力でウジンは負けてるわ・・・。

そして、ニッコリと笑うんだミンソンが・・・。切なすぎるじゃないか。ウジンが「笑わないで」っていうと、しょんぼりなミンソン。ミンソンを励ましたくてウジンが小さな笑顔を見せると、ミンソンがニッコリ。
ウジンが、痛む心で「チョ博士」と説得しようとするんだけど、言わせないで「ただの友人になりましょう。数か月前に戻るの」とミンソン。これも、ウジンの痛いところなんだよね。自分が鈍感なせいで、ミンソンと友人として付き合って、沢山傷つけた時代の話を持ち出されるとなあ・・・。「別れたら僕は辛い」っていうことも、ちょっと主張できなくなっちゃう・・・。それに、今こじれてるのも、ウジンがそのときしてた恋愛のせいだしなあ・・・。
ホント、ミンソンは隙がない。自分の気持ちを抑え込むためにも、ミンソンは「別れる理由」をアレコレ考えてるんだろうね。その上、頭も良いし、ウジンの手に余ってないか?頑張れ、ウジン。
しかし、こんな状況下で、一緒に居れると笑顔が出そうになる二人が切ない。
帰宅したミンソンに、アボジが優しく声をかける。アボジは、ウジンが本気でミンソンを好きだってことは分かってるんだよね。だから、罪悪感はあるだろう。
見合いが上手くいかなかったというミンソンに、「お前のどこが悪いんだ?」ってちょっと不満そう。「欲しいのもは?なんでも買ってやるぞ?小遣い?」なアボジ。ミンソンが「独立」って言ったら、「ナニをするか分からないし、女性の一人暮らしは・・・」と。アボジが「犬飼ってあげようか?」っていうので、笑ってしまうミンソン。

ウジンは、翌朝も変なまま。失恋で苦しんでて食事にも出てこない。家族が心配してます。
部屋で、ひたすらウダウダしながら、唸ってるウジン。アボジが様子を見に着たら、膝を抱えて「忘れらないよ。チョ博士のお父さんが言ったこと。あの人は自分の娘のことをちっとも分かってない。僕は、彼女が父親の言うことを聞いて、幸せになるとは思えない。不幸になるよ」と訴える。「子供を不幸にする親なんかいないよ。事情があるんだから、余計な心配をするな」ってアボジは言うんだけど・・・。

ウジン、ミンソンが家族の中で傷つきながら生きていくっていうのが、どうしても心配。でも、ウジンだって反対されてるでしょ?っていうのを持ち出されてしまった。あの家から連れ出して、自分の家族であったかく包んであげたいと思ってたのに、実はそれも簡単じゃない。アボジが自分のためにミンソンを傷つけたこと。ミンソンが「それは不当なことじゃない。当たり前のことなんだ」って納得してしまっていること。
ミンソンは「傷ついて来たけど、もっと家族は傷ついてる」って言ってるけどさあ・・・。今は良くても、こんな傷つくばっかりの選択をしてしまったら、いつか「私ばかりが傷ついてる」って思い初めてしまいそうだ。そう思っても仕方ないほど、不当にミンソンは犠牲を払ってるもん。上手くいかないと思う。

なぜ不安なのかな?心臓がドキドキするし、体もビクッとしたりして、断崖に立っているようだ。」って、アボジに心臓を触ってもらうウジン。本当に動機が早くて、アボジもビックリ。アボジに抱きついて、「アボジ。怖いんだ。このまま別れるかと思うと・・・」って重傷だなあ。
ミンソンは分かってないのかもしれないけど、ウジンにとってミンソンは凄く必要な相手なんだよなあ・・・。

ミンソンは翌日もお見合い。駐車場で、車の誘導してくれた優しい人が、偶然に見合い相手のキム・ドジンさん・・・。フツーにウジンよりかっこいい。

ジウォン帰宅。電話を無視してたミンソが帰宅してて、ムッとするジウォン。でも、姑の前で喧嘩腰なのは良くないよ。「仕事してる夫にしつこく電話するなんて」って注意されてるのに、ヒョンジャさんを無視してるし・・・。でも、ミンソが「カード止めた」と言って、もうジウォンに振り回される気ないみたいなので、ヒョンジャさんも嬉しいみたい。
で、ジウォンは「何の真似よ?」と怒ったけど、「君のおかげでマートに勤めるから、忙しくて相手出来ないし、金銭の自由も聞かない。カードの代金を要求されたら、生活費が出せなくなる」とミンソは説明。なんで生活費??なジウォンに、「俺もミンソンも生活費を払ってるの」と説明。びっくりのジウォン。姑が質素に生活してるの見れば、この家庭の習慣なんてわかりそうなもんだけどね・・・。

ミンソは「ヒョジンに作ったお粥作って・・・」だって。買ってきたと分かってて・・・。慌ててジョムスンさんに作り方聞くけど、ドクペさんが「母さんに負担掛けるな。ネットでも調べろ」と怒って切ってしまった。
ジウォン、米をミキサーにかけちゃって・・・。っていうか、ダメ過ぎてキッチン汚してるなあ。ヒョンジャさんが大変だ。できたのは、ドロドロのスープ??

ミンソンからも、「ジウォンが母さんをこき使ってる。なんとかして。」と言われたミンソ。ちょっとウンザリで、小姑から言って?なミンソだけど、「結婚したあなたが責任もって」と言われた。当たり前だ。

ミンソンの見合いを「あの服じゃダメよね」とかいうジウォン。相手が英語のテストするような変奴だったと聞いてるミンソは、妹けなされて気分悪い。仲良くはないけど、身内をけなされると気分悪いよ。その上、「私が服を選ぶから、カード頂戴」だもん。ホント、ジウォンって頭の中身が軽い・・・。ミンソは、イエジのところで眠って、ジウォンをほったらかし。

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僕は君にほれた 126話 [僕は君にほれた]

別れると言われて、ウジンはパニック中。ショックが大きすぎて、現実だと思えないみたいですね。
いままで「説得する」とかいいつつも、ウジンは何にもしてないよねえ。事を荒立てずに、時間が解決するのを待とうとしてたけど、呑気すぎたんじゃないかなあ・・・。ミンソンが苦しんでることは分かってたから、「離れないでね」ってウジンも何度も言ってたんだよねえ。ミンソンも一人で決めちゃって、確かに自分勝手なんだけど・・・。


ウジン、意気消沈して旅行から戻ったけど、明らかにオカシイ。あのあと、一泊したんだよね。大変だったろうなあ・・・。
「別れよう」と言ったミンソンを思い出して、独り言で「何だと?自分勝手すぎる。僕には受け入れられない。無理だよ。このままじゃダメだ。何て勝手なことを。だったら昨日の態度は?どうしてなんだ?」といいつつ、机に当たってる。手、痛そ~。
理屈は分かるけど、好きなのに別れるってのがどうしても納得いかないみたいだね。まだウジンを好きなミンソンの態度と、「別れる」っていう主張が上手く結び付かなくて、混乱してる感じ。でも、ジウォンと別れた時は「まだ好きだけど別れる」ってウジンが言ってたんだよな~。
ジウォンの時は、落ち込みつつも、あっさり別れる決断をした人だけに、じの動揺ぶりは、どうしちゃったんだ??って感じ。目の前にいないミンソンと会話してるって、お母さんの幻影を見てたアボジと同じ症状がでてないか??家族が心配してる。

ミンソンは、ウジンと旅行したことを母に認めつつも、母に化粧品をあげたりして、明るくふるまってる。あきらかに無理してるけど。

科長と室長は和みますね~、やっと初夜だ~と思ったのに、室長は疲れて眠ってて科長は拗ねてしまいます。ウジンも話を聞いてくれないし・・・。

翌朝、ミンソンがウジンを置いて出勤してしまったので、ウジンは遅刻。焦って走るとコケてしまうウジン。
ウジンはミンソンを捕まえて「本当なの?何故自分勝手に別れるなんて」というけど、ミンソンは「邪魔です・・・。」だと。「そんなのアリ?」「アリです」ってスタスタ歩いて行くミンソン。
「ちゃんと僕が説得する」というウジンに、「父が何するか分かりませんよ?」なミンソン、「やっぱり、僕のためなんだ~」と嬉しそうなウジンに、「あなただけじゃなくて、みんなのため」なミンソン。「大げさだ。国民のためだとでも??」なウジンに、「幼稚なこと言ってないで、あっちいってください・・・。」なミンソン。
「ゆっくり許しを得ようといったじゃないですか~」とか甘えるウジンに「話は終わりました。週末、お見合いします」と言いわたす。「見合いなんて。僕を好きなのに??」なウジンに、「なかなか気がつかなかったくせに・・・。」なミンソン。ヤケクソで「発酵室の温度変えてやる~」なウジンに、「失敗なんて怖くない。やり直せばいいんです」ってウジンのセリフ(107話)で逆襲。ウジンは「済州島で何か悪いもの食べたんです?」だし、ミンソンは「ついてこないでよ。このストーカー」で、あっかんべ~。
でも、おっかけるウジンが転んだら、心配でつい駆け寄るミンソン。でも、ウジンに起こして~って手を出されて逃げ出しちゃう。そこから、おっかっけっこが開始・・・。ミンソンは「ストーカーだ~」だし、ウジンは「(悪いもの食べたんっだろ?)薬のめ~」とか言ってる。あんたら、小学生ですか? 結局、この二人は別れられないだろうな~って思うよ。
この二人、不思議と始めからウジンがミンソンを追っかけまわす関係です。それはミンソン片思い時代でも、一定距離を取ろうとするミンソンにウジンが近づく展開。ジウォンの反対で、「ミンソンと距離を取るべきなのかなあ」ってウジンが思った時も、納得できなかった(29話)みたいだし、ミンソンが失恋のショックで避けてた時も追っかけまわしてた(27.28話)。とにかくウジンはミンソンにくっついていたいみたい。
告白を聞かれてたと分かった61話でも、ウジンが近づくとミンソンが一歩引き。さらに逃げ出そうとするのをウジンが捕まえて話してます。(この時はまだジウォンとチャンと切れてなくて、手放しちゃったけど。)その後も、付き合おうとすると「待ちます」とか言い出すし(89話)、交際始めても逃げようとするし・・・(107話)。惚れこんでるのは意外にもウジンの方だったりするのかも。

ミンソンは家族にも別れたと話す。イエジが悲しそう。それだけで、ミンソンがやってることは間違ってる。イエジを悲しませないであげて・・・。
「心配かけて悪かった。見合いする」というミンソンに「良く考えました」ってジウォンは失礼だよなあ。ヒョンジャは、流石につらそう。ミンソも気にしてる。自分の間違った結婚のために、妹があんなに好きな人と別れる。妹は平気そうな顔をしてるけど、平気なわけないんで・・・。

ヒョンジャさんは「フラレタの?」って心配してミンソンに。ミンソンが「私が決めた」と・・・。気持ちが変わった理由を語らないミンソン。

新婚旅行先のミンソは結局は部屋に戻らず、ジウォンは一人でずっと待つはめに。
ミンソは、出て行った母親、妻、ヒョジンのことを思ってる。「二度目だから、今度は上手くやらなきゃね」と言ったヒョジン。実母にはミンソが付いていかないと言ったんだし、妻はミンソが相手しなくて逃げたんだし、ヒョジンはミンソが捨てたんだよなあ。結局はミンソが選択しなかった結果で、だからこそ後悔が消えないのかもしれないね。
結婚した以上はジウォンと幸せになるように頑張ろうと思って、「上手くやろう」とジウォンに言うるけど、ジウォンはまだウジンにこだわって「交際を続けさせるの?」なんて聞いてくる。
うーん・・・。ジウォン→ミンソに、まったく愛情がないわけじゃないと思う。大事にしてもらう満足感は十分にあったし、だから結婚することにしたんだけど、確信がないのに結婚しちゃって、大変だな。

ミンソ宅で両親に挨拶。可愛こぶるジウォンに呆れてるミンソとヒョンジャ。暗い顔ながらも、結婚したんだから・・・なミンソ。
しかし、ジウォンは「夕食の準備手伝います~」っていいながら、食卓に座りこんでるんだもん・・・。「尽くします」ってのはミンソ父に対するパフォーマンスでしかないよな。
早速、朝寝坊してイエジに起こされるジウォン。家政婦は「仕事させるなら、仕事できないとダメだから」とミンソが却下。ミンソンがジウォンに食卓の片づけ方を教えるけど、食器乾燥機も使わないと聞いてびっくり。
ミンソは、父の会社に出勤。何もできないから父のモノマネするだけです。

ジョムスンさんは、ドクペに大事にされて幸せそう。ウジョン達が見舞いに来てくれたときに、ジウォンとミンソも来た。ウジョン達が面倒をみると言うのを、「人を雇います。世話になりたくない」と断るミンソ。知らない人に世話されるのは・・・なジョムスンさんに、「なら僕たちで・・・」なミンソ。それなのに、ジウォンは「人を雇おう」って・・・。

ジフンは頑張って仕事を習ってます。ウジョンがずっとジョムスンさんについてくれている。「ありがたくて済まなくて、うちのダメ息子押し付けて」というジョムスンさんに、「ジフン君は最高ですよ。生んでくれてありがとうございます。ジフン君が資格や店を持たないとダメだと条件付けるのは嫌。ジフン君が好きでやって、楽しく暮らしているのが一番だ」なウジョン。ウジョンは、生活力もあるし逞しいから、ジフンの色んなこともどーんと受け入れてくれて、ほんと、素敵だねえ。「ウジョンにあってジフンは変わったし、ウジョンが娘のようだから苦労してほしくない」ってジョムスンさん。
ウジンも見舞ってくれて、ジョムスンさんのために果物を持ってきてくれる。ジウォンのせいで苦労してるのに、優しい人。

僕は君にほれた 125話 [僕は君にほれた]

あまりにも長くなったので、レビューを一話づつに分けます。

すごく幸せそうだったのに・・・。それなのに、ミンソンが別れ話を切りだしました。
ミンソンは、離れることになっても、ウジンと出会えたことを希望にして、生きてみようと思ってる。でも、ウジンにとってのミンソンは、控え目に美しく輝いていて、出来るだけ傍でずっと眺めていたい相手なんじゃないかな~って気がします。

しかし、ウジンは信頼をとても大事にしているくせに、よりによって人間不信気味なミンソンを好きなんだよね。自分の生き方を信頼してくれた女性だし、ミンソンの暖かさを信じてるんだろうけど・・・。
純真だけど強いウジンと、勇敢だけど傷つきやすいミンソン。二人の性格的な「違い」が、違った道を選択をしちゃうんだろうなあ。
ミンソンは、思ったことを口にすることを恐れるところはあるけど、口にする時は率直に語ってると思います。頭も悪くないから、ちょっと回りくどいけど筋道立った説明をしてると思う。だから、この別れ話、ウジンも反論がしにくいんですよ。ただ「嫌だ・・・」っていうしかない・・・。ミンソンの決意の、どこかどのように間違っているのかって反論できない。

でも、何でミンソンとウジンが我慢しなきゃならないんだろう?どうしてなんだろう?
特にお兄ちゃん。あんたは、ミンソンがどれほどウジンを大切にしてるか、嫌というほど知ってるよね?自分は片思いで良いから、ウジンを幸せにしてくれって言った子だよ。あなたが望めば、父親が何でもするってこと知ってるよね?それなのに・・・。


ブラック・ジウォンをはじめて見たミンソ、ビックリしてる。「私を怒らせたら損しますよ。皆、私の味方。ミンソンとウジンだって放ってはおかないし、嫁いびりするなら離婚する。イエジ、可哀想だと思わない?」
ヒョンジャさんは、あれだけ言われてもミンソには笑顔を向けるし、ミンソやジョムスンさんにも謝ります。ジョムスンさんは、息子の結婚式があんなふうになったヒョンジャの気持ちも分からなくはないんだよね。
ミンソは、自分が実母を求めるあまりに切ない思いをさせてきたヒョンジャさんの気持ちや、母の反対に耳を貸さなかったことを、今更反省。ミンソは、ジウォンを置いて母と帰宅することに。口調が冷たいので、ジウォンは心配そう。

新婚旅行行って、息子作ってこーい!なミンソ父。ミンソ、今更「ミンソンを産んだのは二男を期待したから?」と父に。逃亡防止とか言うんだけど、「子供を生んだって、うちでも二人も逃げたじゃん」なミンソ。

済州島3日目。科長の我慢も限界で、ウジンに「俺はミギョンと寝るから、お前はミンソンと一緒の部屋で寝ろ。」だって。えええ???なウジンに「始めてじゃないだろ?俺は初めてなのに~」と科長。大慌てで誤魔化してるウジンだけど、今さら照れるなよ・・・。
室長が「言えないでしょ?交際を続けなさい。あの(ウジンの)奇麗な魂に傷をつけて、平気でいられる?」とミンソンを止めようとしてるけど・・・。

科長たちの新婚旅行写真~。かわいい。石に乗って、身長差を消す科長が面白い。
ウジンに「僕たちも写真を撮ろう」っていわれて、照れて断るミンソン。「二人で撮った写真ないでしょ?」と室長が説得。菜園でとったの(46話)があるもん!!なミンソンだけど、「それは片思いしてストーカーしてる時でしょ?とにかく記念で写真撮ろう。別れることになったら、それみて後悔できる」と室長が説得。で、ウジン、写真撮る瞬間に、ミンソンの名前を呼んで、不意打ちキス。思い切って、もっと真剣なのも。ミンソンは照れて怒って、おっかけっこに。人前だぞって感じですが、旅先で盛り上がって、我慢できなかった感じですね。

ミンソ達は予定を変更して済州島に新婚旅行。ミンソは、ブラック・ジウォンを見たから、急に気持ちが覚めてる。紳士的じゃなくなったミンソに、戸惑うジウォン。必死に媚びてるけど、効果なしっていうが、逆効果・・・。

観光地で、室長たちとバッタリ。傍で遊んでるミンソンとウジン。めっちゃ楽しそうなお子様な水かけ遊び中。花を頭にさしてたりしてラブラブっつーか、アホ?。すごく二人らしい。そして、楽しそう。みつかってアチャーな二人。
ジウォンは、二人に嫌みいいまくり。「大丈夫なの?両親は知ってるの?男と旅行の許可得てるの?」だって、室長が「出張なんだ」と説明したけど、「馬鹿騒ぎしてる姿がお似合いだったわ。続けて・・・」って嫌み。室長が起こってたけど、ウジンもちょっと怒った顔してたね。
ウジンがミンソに「誤解があるようなので説明します」というけど、ミンソは「誤解はないです」と。ミンソは、ウジンとミンソンが本気で好きあってるとわかっただろうね。
二人とも嘘ついて出てきてるわけで、罪悪感はあるんだろうけど、別に悪いことしてるわけじゃないと思うけどね。真面目な二人らしくないんだけど、反対されてて辛い二人には、旅行でもして日常から離れる時間が必要だったんだろうね。ミンソンは最後のつもりなんだし・・・。

ジウォンが二人に怒って「別れさせろ」と言いまくるのを見たミンソは「ウジンとミンソンに嫉妬したのでは?」という。絶対にジウォンは認めないけど、ま、嫉妬だよね。自分はミンソに軽く扱われてて、ミンソンはウジンにめっちゃ尽くされてる。つまりは、八つ当たりなんだよね・・・。ただ、ウジン&ミンソンは、ジウォンの状態を良くはしらないから、そこに気がつかないで、自分たちの交際が悪いんだって思ってしまう。
ジウォンが嫉妬してると思ったミンソは怒って単独行動。

また、偶然会ったのが、ウジンがミンソンを構いまくるって状態だったから、ウジンの方がミンソンに惚れこんでるってハッキリ分かるんだよねえ。ジウォンは、ミンソに避けられてるところだったから、堪えるよな。ジウォンは攻撃しまくり。
結婚前日の「おめでとう」で(120話)落着するかと思ったんだけど、ウジンとミンソンが一緒にいるのを見ると、やっぱ腹立つんだ...。結婚前日とかの自分が幸せで優位なときは、ジウォンもカッコつけて奇麗にいられるんだけどねえ。でも、ちょっと上手く行ってないとか、ウジンとミンソンが凄く幸せそうだと、負けたって感じで許せないらしい。ホント、面倒な性格。

ミンソンは別れ話をするタイミングだって、室長に笑ってみせる。笑うなよ・・・。無理スンナって・・・。
ウジンと堤防に座って別れ話を始めるミンソン。ちょっと長いけど、書きだします。

ミンソン「ここ最高ですよね。無人島だったらな。ずっと脱出せずにあなたと二人でいたい」ウジン「変な想像を」と冷やかす。
ミンソン「カン博士。恋人関係は今日までにして、明日からは同僚に戻りましょう」
ウジンは笑って「冗談ばっかり」って言うんだけど、ミンソンの表情見て本気?ってなって「チョ博士・・・」と。
ミンソン「アボジ、オッパ、弱くて哀れな人なんです。人を信じられない寂しい人。だから、他人を傷つけてしまうの。兄はジウォンさんが未練を抱いてないか気にしてるんです。焦ってますから、私が交際を続けたら、もっと苦しめちゃう。母も苦しめたくない。夫は信じてくれず、息子は実母を思い続けてる。母の生き方や、なぜ私にだけ厳しいのかは、頭では理解できてるんです。でも、実の娘にやり過ぎだとも思う。だから許すことができず、母を傷つけた。つくすべきなのに。だから、これからは優しくしてみます。あなたの家のように、暖かくて、愛情のあふれてないけど、私の家族なんですから」
ウジンの肩にもたれかかって「振り向いてくれただけで、私は十分です。死人同然の私にとっては奇跡でしたよ。生きていくる力が出ました。だから、変わってみるつもりです。家族がジウォンを受け入れたから、私も義姉と認めて家族の輪に入りたい」
ウジン 「僕は?どうすれば?」に「わかりません」なミンソン。「まったく酷過ぎる女だよ~」って言われて、「ごめんなさい」って笑う。ウジンは、「交際を続けよう。科長たちのように15年かかるかもしれないけど・・・。いいでしょ?」っていうけど、「それは嘘です。私に嘘をつかせたいですか?なミンソン。
「じゃあ、どうするの?」なウジンに、「逃げないで、堂々と生きます」なミンソン。「だったら、堂々と交際しましょうよ」と食い下がるウジン。「家族が知ったら、みんなが苦しむんです」なミンソン。
別れた後どうするの?なウジンに、「見合いする」なミンソン。ウジンは「酷い。ホンキでそんなこと?」なのに、ミンソン「いいですよね??」って・・・。
ウジン、混乱のあまり大声あげて「無理です。別れられない」なのに、ミンソンがウジンに抱きついてくる、ウジンが「この女。コロコロ変わる」って怒ってみせるんだけど、ミンソンは「今日まです。今日まで、恋人です」って切ないことを・・・。ウジン、何も言えなくなってしまう。

とても悲しい別れ話です。ウジンが、なかなか理解できないのが、また凄く悲しい。そして、少しづつ「アッパもオッパも可哀想な人なの」と語るミンソンの気持ちが分かって、何も言えなくなる展開も悲しい。「僕はどうしたらいいの?」といいつつ、大好きなミンソンに甘えられると何も言えなくなってしまう。

ミンソンは、不器用な優しさを持ってる人で、好きな人のためなら自分の気持ちを抑えて無理して笑ってるような人。ウジンは、そういう純粋なミンソンを「パボ~」と思いつつも、自分と似た人だと感じて好きになったんだよなあ。傷つきやすいくせに馬鹿みたいに他人を心配する彼女を、守ってあげたいし、幸せにしたいんだよね。だから、ミンソンがそう考えるってのに納得してしまう部分もある。

難しいですよねえ。ウジンと出会わなければ、ミンソンは「家族に優しくしよう」なんて思わなかった訳じゃないですか。ウジンを好きになったからこそ、家族の愛情を信じるようになったわけだし、少し優しくしてみようって思って、家族のための決断をする。
かつて「急ぎすぎた」って逃げようとした時、母とのあやとりの思い出がキッカケになって(109話)、元に戻れた。今度は逆に、家族を愛するためにウジンを諦めようとする。恋愛と家族の問題は、これまでもミンソンの心の中では、複雑に絡み合ってるんですね。ウジンと「お兄ちゃんと話すこと(21話)」って約束をしてたりするし・・・。
ウジンが好きだからこそ出てきた結論が、ウジンと別れることってのは、矛盾してるよねえ。
しかし、ミンソンとウジンは言葉はメッチャ通じてるんですよねえ。価値観とか、言語能力とか、理屈の構築の仕方とか、似てるんだろうね。だから、ウジンはミンソンの言ってることの意味が分かる。分かるから、身動きが取れない。

このミンソンの説明に、反論できるところはないか?って考えてみました。ミンソンは、「母のように、自分を犠牲にしても、家族を助けてみる。」と言ってるわけですよね?でも、そのお母さんのやり方では、結局は父や兄の傷は消えてない。ミンソンが傷ついたところで、彼らの傷がなくなる訳じゃない・・・。そういう風にしかできないのは分かるけど、もっと良い方法があると思うよ。



この別れ話のシーンでかかってる曲を紹介。
Question- 변재원 잡을 수 있나요 그대의 사랑을 접을 수 있나요 그대의 마음을 잡을 수 있다면 이러지도 않죠 접었던 나의 마음이 또 펼쳐지네요 한숨 가득했던 시간들 오해 속에 지난 하루하루 이젠 나 없이 더 이상 혼자 속상해말아요 그댄 나처럼 울기도 했나요 펑펑 그댄 나만큼 아픈 적 있나요 사랑해서 마음을 이기려 애쓰지마요 더 이상은 그대 사랑의 질문은 말아요 믿을 수 있나요 그댈 위한 사랑 지킬 수 있나요 그대만의 사람 믿을 수 없어서 묻고 물어보죠 지키고 싶어 이젠 그댈 곁에 둘래요 한숨 가득했던 시간들 오해 속에 지난 하루하루 이젠 나 없이 더 이상 혼자 잠들진 말아요 그댄 나처럼 울기도 했나요 펑펑 그댄 나만큼 아픈 적 있나요 사랑해서 마음을 이기려 애쓰지 마요 오늘부터 우리 사랑을 믿어봐요

(自動翻訳と、ハングルはまったくわからない私の推理力で翻訳) 得られるでしょうか?あなたの愛を 閉じてしまうのでしょうか?あなたの心を 君の心を得ることができるならば このようには問いかけない 閉じかけた私の心がまた開いていく ため息いっぱいだった時間 誤解の中に去った日々 今はこれ以上私なしで一人で苦しまないで あなたは私のように泣きましたか?こんこんと あなたは私ぐらい痛かったですか?サランヘヨ 愛する心を否定しようとしないで もうこれ以上、あなたの愛を疑わないで (ここから使われることが多い) 信じることできますか?あなたへの愛 守ることができるでしょうか?あなただけの人 あなたにとってただ一人の人だと信じられなくて何度も問いかけた あなたを守りたくて もう君を傍から離さない ため息いっぱいだった時間 誤解の中に去った日々 今はこれ以上私なしで一人傷ついて眠らないで あなたは私のように泣きましたか?こんこんと あなたは私ぐらい痛かったですか?サランヘヨ 愛する心を否定しようとしないで 今日から私たちの愛を信じてください

僕は君にほれた 123・124話 [僕は君にほれた]

室長&科長、おめでとう~。これからも、お幸せに~。
歌、上手いっすね~。ウジンを演じるユン・ヒソクさんはミュージカル俳優(ついこのあいだ、チャングムの舞台にたってたらしい)。ミンソンを演じるシン・ドンミさんもミュージカル経験あり。そりゃ上手い。また、デュエットが本当に似合ってた。歌詞もまさに二人のことを歌ったとしか思えないほど、ピッタリ。
で、ちゃんと科長と室長カップルの歌にも聞こえるんですね。でも、ミンソンの決意を知ってしまってると・・・。この曲を選んだ時は、幸せだったんだろうなあとか思ってしまって・・・。


123話
ウジョンとジフンが結婚すれば、どっちにしろジウォンとウジンは親戚になる。これをウジンやミンソンがミンソン父に言えば、「そんな女と息子は結婚させない」って言い出す可能性もあるんだよね。でも、それをミンソンやウジンは言わない。他人の幸せを壊しても良いと思えるのは、ミンソ父・ミンソ・ジウォンのサイドだからなあ。

科長は「どうせ3家族は親戚なんだから、どさくさにまぎれて、お前らも・・・」とか笑ってます。ウジンは「ミンソン父はカリスマがすごくて。ただじゃおかないって何するのかな?山に埋める?海に沈める?でも、僕は掘るのも、泳ぐのも得です」と明るくふるまってます。「反対する気持ちは分かる。でも、ミンソンの意志が無視されてる」と心配。

ミンソンは室長に「アボジが泣いたのをはじめて見た。ママは最善を尽くしてるのに、アボジは人を、オンマをしんじられない。兄も母と妻に去られたから、ジウォンに対して懐疑心を持つのは分かる。その上、アボジとオンマの間で気を使って、どっちつかず。私は、両親と兄のせいで苦しんでると思ってました。交際を続けたら、今以上に家族たちを苦しませてしまう気が・・・。」室長が「自分のことも考えて」っていうんだけど、ホントそうだよ。家族は、ミンソンの思っている以上に、自分勝手にやってるって・・・。ミンソンは「反抗して済むような問題じゃないし、家族の支持なしに、恋愛や結婚は出来ません」と語る。

うーん・・・。結論を急ぎすぎ。でも、ミンソ達が結婚しちゃったから、このタイミングになるのかあ・・・。でも、結婚や恋愛だからこそ、ミンソンの気持ちが大事じゃないか~。夜にコーヒー飲むとか、そういう次元のことじゃないんだから・・・。ミンソンがl自分で自分を守らないとダメだよ。ミンソンが傷つくことで、ウジンは悲しくなるし、傷つくよ?

科学院の庭で結婚式。ウジン家族も来てて、ミンソンは緊張。しかし、楽しい、明るい式だったね。テウン君が名司会。「もっと早く結婚してれば、子供は小学生なのに」とか言って、面白い。皆が嬉しそうで祝福してくれて・・・。

歌を歌うとき「二番目の公認カップル。次には結婚するでしょう」と紹介されて照れる二人。「新郎新婦と親兄弟姉妹のように、精神的に頼りながら一緒に働いてる二人です」ってホント、そうだよね。特にミンソンにとっては、ある意味では親以上の存在だろうからなあ。
しかし、この歌は反則。あまりにも、二人にぴったりの歌詞。あたたかいウジンの声が、繊細な響きのミンソンの声を包んで、声までお似合いっす・・・。「私を信じて」というセリフは、ウジンが何度も言ってたから、覚えてて、耳に残ります。「信じて」って付き合い始めてからずっと言ってたよね。
ミンソンはちょっと寂しそうなんだけど、でも、「今を楽しもう」って思ってるみたいで・・・。

「ミラクル」の歌詞(元はキム・ドンイル&イ・ソウンのデュエット曲) ウジン 君の目をみていると すべてが夢のようだ      星の数ほど人がいる中で、どうして僕らが出会ったのか      奇蹟だったのかもしれない。 ミンソン あなたの胸に抱かれると 新たな私に気付かされる      あなたを出会う前はどういきてたのかしら      死んでいたのかも知れない ウジン  どうしてこのようにも行き違ってしまったのか ミンソン 私達はちかくにいたのに 一緒に  だから 愛し合う時間が足りない ウジン   僕を信じて ミンソン  信じるわ 一緒に  この世の終わりまで共に過ごそう ミンソン  どれほど私のことを探したのかしら ウジン  さまよったのか ミンソン 私の祈りが聞こえたのかしら ウジン  祈りに耳を傾けてくれたのか 一緒に  生きて居る中で ただ一度だけすれちがう時       一目でこの人だと 気づきますように そう祈ってた


室長が、科長をお姫様だっこしてスクワット!身長差があるから大変だ。
で、結局、四人で新婚旅行。オープンカーでお出かけです。新婚さんはペアルック。ウジンとミンソンは一緒に歌うたったりして。元気だ。

病室で、ウジョン達とミンソ家族がばったり。ウジョン達は遠慮したんだけど、ミンソ父は「気にいらん」とドクペに文句。しかし、ドクペは「ウジョンとジフンは結婚するから」とアッサリ。しらなかったミンソ父はびっくり・・・。コレ、言ってたら結婚許さなかったかなあ?それとも、ウジョン達も妨害する?
「だって、お金見て結婚したんじゃん」なミンソ父に、「そんなこと思ってるのか?」なドクペさん。実態を知らないからねえ。

ウジョンがジフンを気遣って、「私の母もそうだった。母心ってのは、子供が立派になってからって思うものなの。理解して?」と話す。お父さんが漢方医だったのもあって、手術しないでって気持ちもあったのかなあ。お父さんは、そのことに後悔があって、心に傷が残った。

ヒョンジャさんは、ジウォンが連絡もしないし、せっかくの差し入れをいらないというので怒ってる。そこまで言われても「ありがとうございます」が言えないジウォン・・・。それで、ヒョンジャさんは、ジョムスンさんにも「手術費が心配で結婚急いだの?」と口走ってしまう。言いすぎだよなあ。ヒョンジャさんの気持ちも分からなくない。「息子とは絶対に結婚させないっておこってたくせに。ジウォンも、ミンソンを嫌いだと明言してたくせに。金づるにされてる」って思いは、ジウォンがそう見える行動とってるからだから・・・。息子や夫が利用されてるって思うよなあ。でも、当たってる部分もあるだけに、病人に言うことじゃないわな。謝るミンソに、ジョムスンさんは怒りまくり。ジウォンも切れた。

手術前夜。ドクペさんと語るジョムスンさん。ジウォン達を心配するジョムスンさんに、「コレも思い出だ」とドクペさん。失敗したら?と不安なジョムスンさんは、「ジウォンは結婚したし、抜け目ないから大丈夫。ジフンをお願いね。あなたにはジフンしかいない。ウジョンと大家さんと仲良く暮らして。」と・・・。あれこれ、頭をなやまして計画するジョムスンさん。ドクペさんに「まだかっこいいから、再婚して」とか言い出す・・・。

124話
楽しい新婚旅行。ペンションみたいな所に泊ってバーベキュー。男性陣が尽くしておりますな。「邪魔じゃない?」なミンソンに、「見せつける人が必要なのよ~」な室長。室長、いい人だよなあ~。

済州島の思い出。五年前に同じころに来てたと聞いて、興奮のミンソンとウジン。でも、ウジンは観光しまくり、ミンソンは卒業旅行なのにバスにしかいなかった暗い過去。室長が「歩くのが嫌いなのよ~。いつも空港と宿の往復」と告げ口。ウジンが「僕と一緒に回りましょうね」だって。科長に「おまえらの新婚旅行かよ」とかつっこまれるる、「済州島の青い夜」を歌うたったりして楽しそう。でも、イチイチ「これが最後」って考えちゃうよ~。

夜は女性陣でおしゃべり。室長は「どうするの?またメガネかけて地味に戻るの?」だけど、「堂々と生きます。室長にも迷惑かけないです。私のせいで誰にも迷惑かけません」とミンソン。「ウジンは苦しむんじゃないの?」って室長は鋭い指摘。でも、「私と交際を続けるよりマシ。家族に反対されてるし」なミンソン。それは、絶対に絶対に違うって・・・。
反対されてても、ウジンの家族に悪い感情を持てないミンソン。「自分の感情に驚いた。家族が冷たいんじゃない。私こそ、家族に歯むかい、他人には寛大だったことに気付かされたんです」と。
室長は「そうよ。この二重人格者」って認めてくる。ウジンから逃げようとした時(109話)に、両親と兄に憎まれてると思ってるミンソンを、「どこの親が、子を恨む?」って室長は心配してたからねえ。ミンソンが、頭では分かってるけどって言ってきたことが、心で納得できたのは、良い事なんだろうけど。
ミンソンの「なぜか外の方が楽なので」って、それはやっぱりミンソンの家が、ミンソ>>>>>>ミンソンだからじゃないでしょうか?
「別れる」っていう結論になるのは間違ってるよ。「家族は苦しめようとしてるんじゃない」と分かったなら、「時間をかければ家族も認めてくれるだろう」って思えないかなあ・・・。
淡々としてるミンソンに、「本当は悩ましいでしょ?」と室長。「目の前でにこにこと笑ってるのを見たら、かわいすぎて、かみちぎりたいです」って・・・。この人は、また心で泣いて、顔で笑うのかいな。

誰も苦しめないっていいつつ、ウジンは傷つくと思うよ~。。
ミンソンは、ウジンがジウォンと別れた時のことを色々と誤解したままなんだよね・・・。ウジンが別れを選択した理由も、父親のせいだって思ってるんだよねえ。そして、ウジンがどんなにミンソンを必要としてるのかも分かってない。
今、二人が対峙してるのは「大人の事情」じゃないですか。ミンソンは、純粋なウジンをそういうものから遠ざけておきたいんだろうけど、ミンソンと恋愛してるウジンっていうのは、もう子供ではなくて、まさに「大人になろうとしてる」男なわけですよ。守りたい人が出来て、現実の中で自分らしく生きる方法を探してる。正直、最近のウジンは序盤とは顔が変わってるもん。髪型とかメガネとか服装とかの影響が大きいんだろうけど・・・。
ウジンは、(やっぱりチョット少女っぽさの残る)ミンソンと一緒に、年を重ねていきたいと思ってる。で、ミンソンの方も、「子供時代からの家族関係」に終止符を打つことで、大人になろうと頑張ってるんだよね。反発することで、自立や独立をしようとしてたんだろうけど、その前に許しあわないとって分かってきたみたい。それは、すっごく正しいと思う。でも、いきなり「自分にとって一番大事なもの」を差し出してみせるなんて、極端なんだよ~。それこそ、夜中にコーヒー飲むのをやめるとか、ウジン直伝(21話)の「毎日五分笑顔でお話」とか、そういう小さいことを積み重ねていかないと・・・。

科長、夜中に室長の所に行こうとして大騒ぎに。ウジンにお姫様だっこで運び出されてヤンの。そして、説教・・・。

翌日は、観光じゃなくて視察です~。どうでもよいけど、ウジンがシャツボタンたくさん開けてるのはキャラじゃないわあ・・・。
ウジンはアボジに連絡。ウジョンが「仕事のついでに新婚旅行についてった」ってばらしちゃったよ。ミンソンのことはだまってたけど、アボジは心配しつつも黙認みたいだな・・・。「同僚として出張は何度もしてきてるから」ってウジョンはフォローしてるけど、実は過去にはいろいろあったしね・・・。「科長と室長みたいに親友同士の結婚も良いね」と言ってる。アボジ、ありがとう~。
ミンソンはヒョンジャに電話して、「会社ってことはウジンも一緒か?」と聞かれて、誤魔化した。ちょっと顔が暗いミンソン。ウジンが気を配って、話しかけ、そばに寄せて、笑顔を見せる。

ヒョンジャさんはイエジに、「病気だったのに」と言われて、反省~。イエジは天使だな。
ミンソ父は「ミンソンは出張」と聞いて、「家出?逃げた?」だって。「問題を起こす子じゃない。勉強ばかりしてきた子なの。」とかばうヒョンジャ。ついでに、「ウジンにあったんでしょ?お父さんもよさそうな人だった。時間をおけば、交際しても良いんじゃ?」というけど、父は「愛が再燃したら?:と強硬です。ヒョンジャさん「反対するのは、ジウォンが金目当ての結婚だということは認めるんですね?」と、珍しく強気。

ジョムスンさん手術。撮影のあるドクペ、仕事のあるジフンと交代で、ウジョンが看病を買って出ます。
ジョムスンさんは、色々と心配で、皆に細々とお願いを言い渡す。待ってる間、ウジョンがジフンを支えます。
手術は無事終了。そのころをまって見舞いに行くヒョンジャ。しかしジウォンは怒ってて、完全無視。ヒョンジャさんが流石に「姑に向かって挨拶もなし?」なんだけど、二人になるのを待って喧嘩に・・・。「嫁と思うなら、その母にあんなこと言う?手術費のためだって?」と・・・。ヒョンジャさんは「手術控えた人にそんなこと言ったのは間違った。それはジョムスンに謝る。」と、ジウォンが「浅はかだ」なんて、お前が言うな~って批判をしたから、ヒョンジャさんも切れて「だって金目的でしょ?ミンソが好きではないんでしょ?」となる。ジウォンは「結婚したのに。私を怒らせたら損ですよ?お父さんもミンソもイエジも私の味方ですよ?ミンソンがいますか?私の元カレと交際してる娘さん。あの二人も放っておきませんよ。私に優しくしないとまたミンソさん離婚になりますよ?イエジは??私の家族を尊重しろ」と脅しつける。まずは、あんたがミンソを尊重してないからだろ?って感じですが・・・。これ、ミンソがたち聞きした。正体、見ちゃった~。

ヒョンジャさんは間違った。でも、ジウォンが優位に立ちたくて「別に好きじゃないけど、頼まれたから結婚してやる」って態度をとってしまったから、姑に気に入られないのは当たり前。あと、この常に上から目線。男には下から媚びるんだから、ヒョンジャにも表面だけでも丁重にふるまえば?

僕は君にほれた 121・122話 [僕は君にほれた]

ジウォンとミンソの結婚式。ウジンとミンソンは会えなくて、ちょっと小休止。
結婚式という「家族の儀式」を通して、ミンソンの家族観に変化が・・・。その時に、ウジンが傍に居て話が出来れば、違った結論も出たんじゃないかと思うんだけどなあ。結局は「別れる」という選択をしてしまうようです。
ンソンは、一人で考えると碌なことしないな。ウジンも病院ではお母さんのこと思い出したり、ミンソン父に睨まれたりもあって凹んでる・・・。だから、二人は一緒に居て、互いの心配しあってるのがピッタリなのよ・・・。

「ミンソン、何言ってるんだよ」って感じだけど、ミンソンなりに「別れない」という主張も頑張ってしてきて、ギリギリなんだよね。ウジンは説得するといいつつ、ミンソン父の説得はしてないしなあ。ぶつかって傷つけあうんじゃなくて、ゆっくり理解してもらえば良いって考えで、反対にあってるミンソンのキツイ立場を分かってない。鈍感男だからなあ。


121話 ウジンの方は科長たちの写真撮影。「仲間外れ野郎~。モトカノが彼女の兄と結婚ってどんな気分?」とかからかわれてます。「きっと反対が凄くなるね。ロミオとジュリエットだねえ」なんて、科長は呑気な事を言ってますが・・・。ウジンは「もの寂しくて」とため息つきつつも、笑う気力はあるみたいですね。
しっかし、科長と室長可愛いなあ~。ホント、喜びだけに包まれて、幸せな結婚だよねえ。ミンソ・ジウォンの結婚が暗雲たちこめてるのと対照的。

入場する段階になって、ミンソが実母をみかけた気がしておっかけてってしまい、入場できず・・・。(誰でも見学できる韓国結婚式だからねえ・・・)見つけられずに戻ってきて、式を再開。このミンソンの「母に捨てられた」って意識の強さは設定上は分かるんだけど、だったらなんでジウォンを選ぶんだ???って気がするんだよなあ・・・。設定上は、ジウォンが凄い色っぽい女ってことになってるせいなのかなあ?ジウォンに魅力を感じないんだよなあ・・・。特に、彼女の声が苦手。キンキンしてる。結婚式でも、結婚する喜びとか一切感じないんだよねえ。

式は進みますが、両親への挨拶ってところでジョムスンさんが倒れて救急車騒ぎに。大変だ。泣き叫ぶばっかりのジウォン。 ウジョンがジフンとジウォンに手術予定の説明して、とにかく病院へ行くことに。ミンソンが意外に頼りになる。後処理はミンソン両親で頭下げて・・・。ヒョンジャさんとミンソンはミンソ実母にあって、びっくり。

病院で説明受けて、ジフンは「なんで手術を伸ばしたんだよ~」です。泣きだすジウォン。ウジョンが付き添って、叱ったり励ましたり。

ウジンは頼まれて、ジウォンの服を持って行ってミンソにあってしまいます。っていうか、気まずいメンツだな。礼儀正しく、淡々と対応してるウジンですが・・・。
ミンソ父が病院に来たとき、たまたまウジンがジウォンの隣に立ってて、ミンソン父の鋭い目線が・・・。ウジンはジウォンを意識してないから気がついてなかったんだろうけど、気まずい空気に。そっと席を外します。こう言う拒絶に慣れてないから、きつそうだね。でも、凹んだらミンソンにメールかいな。「今、どこ?」って会いたいんだろうなあ。でも、今日はミンソンは家のことで手一杯。

ミンソンはイエジを預かってました。ヒョンジャと実母の話し合いが行われてます。「会うべきだったのでは?二度も捨てられて人間不信だ。あってあげてほしい」なヒョンジャさんだけど、「苦労して育てただろうに、私には資格がないです」ってなってしまう。「実の子もいるのに、ミンソを育てるのにどれだけ苦労したか。お詫びして感謝する」な実母。

家に帰ったミンソン、ついつい「義理の子も孫も無条件で可愛いのに、実の子は可愛くない?」と聞いちゃう。そんなことないって頭では分かってるんだけどねえ。母は「怒られた記憶だけで、過ちは覚えてないからよ」っていうけど、この家の息子偏重はちょっと異常だよ。


122話 ウジンも、母親をガンで亡くしてるんだよね。アボジがうけた衝撃が大きすぎて、この件では極力淡々とするように努めてる気がしますね。アボジの気持ちを心配してる。ジョムスンさんをおもって、引っ越しを辞めたんだって分かったウジンは、アボジの優しい人柄にあらためて感動して、ドダムと3人でハグして慰め合う。しかし、ミンソ父子がきちゃって気まず~。
アボジは、ミンソにも「手術すれば治るんだから」と励ましの言葉をかけますが、ミンソ父は「何を考えてるんだ?自分の家族か?純真なのか芝居なのか?」とか文句を。

ミンソ父やジョムスンさんは「新婚旅行行け」とかいうけど、そりゃ無理だ。
ジョムスンさんを心配するジフン君。心配で興奮しちゃってるけど、ウジョンやアボジが経験もあって落ち着いてて、なんとかなだめてます。

ヒョンジャさんは、結婚式が上手くいかなかったこともあって、ちょっと怒ってる。心配だし、ジョムスンさんが気やすい相手ってのもあるんだろうね。この人は、そういう傾向あると思う。だから、ミンソンにもポンポン悪口いうんだろうし・・・。「祝福の日なのに不吉だ」とか、つい言っちゃうんだなあ。あと、急に結婚に賛成して急いだのも、手術費目的か?と思っちゃう。まあ、ジウォンがやってることが影響してるんだけど・・・。

ヒョンジャさんが「実母が来た」とミンソ父に告げる。怒りまくって「金が望みか?そいつの話をするな」と泣き出しちゃったミンソ父。それをミンソンが見てる。母の悲しそうな姿もみたし、ミンソンの心が揺れてしまいます。

「夜コーヒー飲むな」って小言にミンソンが従ったら「素直だと可愛いわ」な母。「結婚初日から無茶苦茶。新婚旅行に行かないとお父さんが怒るわよ」と愚痴る母をなだめるミンソン。料理の下ごしらえを自然に手伝ったり、ミンソンはごく普通にしつけられたお嬢さんだよね。
「お父さんが怒る。お父さんには勝てないの」ってことばかり言う母に「お父さんが怒るのがいや?私が怒られるのが嫌?私が嫌わると、自分まで嫌われると思ってる?悩んでなくて楽に生きたら?」なミンソン。「楽させてよ。ミンソンの半分でも親孝行して。一度も反抗せず素直な子だわ」な母に、「お兄さん、優柔不断で哀れだわ」なミンソン。母は「そう思うなら、苦しめるな。父さんと私の言うこと聞いて、家族や娘や叔母として家族の役に立って」と・・・。ミンソンは「そうすれば、みんな幸せなの?」って聞くんだけど、お母さんは疲れてて考えずに「そうよ」って言うんだよ・・・。ヒョンジャさん的には「どうせ言うこと聞かないんだから」って軽い気持ちで、ポンポンと好きなこと言ってるんだよなあ・・・。ミンソンは深刻なんだけど・・・。この母娘は、間の悪い。
正直言って、ミンソよりミンソンが何倍も我慢してて、可哀想だけどなあ・・・。母の嫌な相手と再婚してるし、娘ほったらかして2年も海外をふらふらして、そんなミンソが「素直ないい子」か??そりゃ、親の言うなりな部分はあるけど、それは勇気がないってだけじゃね?ミンソンとウジンのことだって、親の陰に隠れて要求するような情けない男だもんなあ・・・。
ミンソンは、叔母としてイエジの面倒をよく見てると思うんだけど・・・。イエジは父親よりミンソンになついてるし、性格形成もミンソンの影響大だよ??今日の結婚式でのドタバタでも、ミンソのフォローしてたしさあ・・・。

翌日。科長結婚式。科学院での野外結婚式。ご祝儀もなしのシンプルなもの。新婚旅行についていくって話をしてるウジョンとウジン。アボジには「出張」と嘘つくのか~。ウジンでも、悪いことするんだねえ。冷やかされてた歌は次回で聴けますが、ホント上手いので、期待してください。ウジョンは「お兄さん、結婚どうするんだろう」て心配してます。本当にだめ?と聞かれたアボジは「先方が折れそうにないからなあ・・・」と。道のりは長いぜ。

ミンソンも「出張」と嘘ついてます。「見合いしろ」って言われても何も言わないミンソン。なんと、別れると決めてしまったみたいで、室長に「別れようと」と・・・。えー。どうして?家族のために?従順になるの?間違ってるよ~。たとえば、イエジが大人になったときに、そんな決断をしたらどう思う?考えてみてくれ~。

ウジョン達がジョムスン家族に朝食の差し入れ。でもミンソ家族も来ちゃって鉢合わせ。

僕は君にほれた 119・120話 [僕は君にほれた]

ジウォンのサイテー女ぶりも顕在。女優さんには悪いけれど、外見では完全にミンソン>>ジウォンだと思う。そんなジウォンがミンソンの外見を上から目線でけなすの、メッチャ笑えるんだけどなあ。
あと、ミンソが本当にサイテー。自分で頼んで父親に悪役やらせておいて、罪悪感いっぱいの顔して「俺が悪いんじゃない」ってか?この兄貴は・・・。

ミンソン父が、アボジに接触したことで、ミンソンの不安が大きくなる。
ミンソンが家族とのことで悩んでるのを知ってるから、家族と対決させるんじゃなくて、「心配してるんだから理解してもらう」って方向を示すウジン。賢いよなあ。笑わせてくれて、ホント前向きな発想だ。でも、「逃げ出そうとしないで」ってのに、微妙に不安が表れてる。
ウジンは、今すぐ結婚したいってわけではないんだよね。ゆっくり時間をかけて理解してもらおうとしてる。ただ、ミンソンの受けてる反対や、「ウジンに被害が及ぶかも」っていう不安は凄く大きいし、「私が不幸になればすべて解決なんだ。だったら、私なんか産まなきゃよかったのに」とか言ってしまいます。さみしいねえ。
で、そういう不安をウジンに話せると良いんだけど、相変わらず相手のことを思うあまりに素直に話せなくてって感じでさあ・・・。
ミンソンは「ウジンは前も父に傷つけられた」って意識がある。でも、ウジンは「別れたのはきっかけであって、本質的に二人が違うっていうのが問題だから、何もなくても別れただろう」って認識なんだよね。そのあたりの心理をミンソンに語っていれば、無駄に「ウジンがまた傷つく」って思わなくても良いような。


119話
ウジンはアボジと話し合い。「ミンソン父と会ったんだって?お似合いだと思うし、ゆっくり見守ってはと言ってみたけど、強硬だね。実の娘より、嫁の気持ちを気にしているみたいだ。」とアボジ。時間をかけて説得するというウジンだけど、「説得される人のように見えないよ。」なアボジ。でも、ウジンは「上手くやるから心配しないで」と粘ってます。でもねえ・・・。ウジンが説得を器用にやりこなせるとは思わないんだよねええ。

ミンソンは父に「ウジン父に会った。別れなさい。見合いしろ」と命令される。「別れないっていうか、別れられない」なミンソン。「言うこと聞かないとウジンをただじゃおかない」な父親。ミンソンは「オンマもオッパもそうしてほしいの?」と聞くけど、顔をそらすばかり。「私が消えれば済むんだ。なんで産んだの?私はここにいて何の意味があるの??再婚して後継ぎを産めば良い。でも、イエジをこんな目に合わせるな」とミンソン。コモーなイエジが可愛そう。ミンソンも、イエジの前では我慢するようにしてるんだろうけど、切れちゃったね。
ヒョンジャは娘にこんなこと言われて、つらそうだねえ。でもなあ・・・。少し、娘をかばってやれないもんでしょうか?別に結婚して、ウジン・ミンソンがミンソン宅で同居するってわけでもないしさあ・・・。ウジンとジウォンが顔を合わせないようにすることなんて、いくらでも可能でしょ?二人とも稼げるんだから、独立だって可能なんだし・・・。小姑いたらジウォンが嫌だろうからって見合いさせるとか、それじゃホントに「ミンソンが邪魔」って言ってるようなもんじゃん?可愛そう過ぎる。

ウジン、暗い顔してたけど、ミンソンが自分の実験室にいるのを見て笑顔に。そんなに会えると嬉しいですか??「ここで何を?僕のチーズ製造の研究も台無しにしにきたんですか?」とか話しかけて、ふざけます。
話しかけられて、「何?」って珍しく敬語じゃないウジン。そんなことでもじゃれるんんだな。「アボジがあったでしょ?」と心配するミンソンに、何でもないことって態度を取るウジン。「アボジは怖い人。とぼけてたら酷い目に逢いますよ」ってミンソンはいうけど、「何もされたことないから怖くないです。心配しないで、僕の父も君の父も説得するから。オンマはどうですか?私、年配の女性にもてるんですけど・・・」だって。「母も反対です。味方は居なくて」というミンソンに、「考え方次第です。意地悪してるんじゃなくて、心配しているだけだから、安心させてあげれば分かってくれる」って励ますウジン。できた人だ。
で、室長の電話受けてる間に、チーズ銜えて「マンモスだ~」とかアホなことをするウジン。こんなことで笑って「カンさんのおかげで笑えます」なミンソンと、「そうでしょ?笑いたかったら、もう逃げ出しちゃだめですよ?」なウジン。ウジン、やっぱチョイ不安なんだね。状況が厳しいからなあ。
ウジンは世間知らずなところあるし、不器用に行動して、他人を信じすぎて怪我しちゃうってのが分かるから、ミンソンはきついよね。ミンソン母が「父に殴られるよりは、私の言葉で傷つく方がよい」って叱るのと同じで、父に酷い目にあわされるより、私と別れる方が傷が浅いって思ってしまいそう。

ミンソがジフンに喧嘩を売って、ウジョンとウジンに止められた。とりあへず引き離した。ミンソは「腹がたって、俺が喧嘩売って」と反省して帰って行った。で、イエジに甘える男・・。ミンソが「イエジのために」って何を言っても、普段の行動が伴ってないからなあ・・・。ハラボジよりもイエジとの接触少ないんじゃないの?って感じだし。

ジフンも反省。ウジョンは「ミンソが悪い」って怒るけど、ジフンは「金が取り柄の男だから。俺は、金も取り柄もないと謝る。ウジョンは「オンマに会いに行こう?」というけど、ジフンは「もっとしっかりして叔母さんにも認めてもらってから」だって。ウジョンが「ジョムスンさんを気にかけてあげて」とお願い。良い嫁だ。

ジウォンは、ジフンに怒ってるけど、喧嘩の根本原因はあんたが金目的で結婚すると思われてる事だ。しかし、「兄さんだって俗物でしょ?」と喧嘩売りまくり。確かにそうなんだよねえ・・・。ジフンが「ウジンと付き合って改心しようと思ったのに、欲を捨てられずに振られたそれで悔しいのか?」とホントのことを言っちゃった。「アボジのためにやったのに」っていうのに、「アボジが喜ぶと思うか?提案を飲んだお前が悪い」とジフン。「どうせウジンとは結婚できなかったでしょ?叔母さんを見た?詐欺師だ、前科者だと反対されて・・・。正直に暮らして、誰が認めてくる?」なジウォンに、「誰に認めてもらう必要がある?お前が好きかどうかが大事だろ?幸せになれ」とジフン。でもね、叔母さんに詐欺師だ前科者だと反対されたのは、ミンソと嘘のデートをした後だよ・・・。都合よく事実を脳内で改ざんしてるぜ。

ジウォンが家政婦任せにしようとしてるのが、ヒョンジャは気にくわない。お調子者のジウォンに、「ウジンのことは整理ついてるのか?」と尋ねる。ジウォンは「妻として、イエジの母として上手くやる自信がある。ウジンが私に気があるの。だからミンソンを心配してる。ミンソンは、女らしくない。ウジンがミンソンを好きになるってことはない。男に好かれるタイプじゃない」とか・・・。ヒョンジャ怒って当たり前。それに、何度も言うけど、美人度でも上品さでもミンソンが上だっつーの。碌な男が寄ってこないから、ミンソで手を打った癖に・・・。あと、あんたが母親じゃ、やっぱりイエジの教育が心配だ。失礼、下品、馬鹿な女だもん。

ドクペさんはジョムスンさんの病気の相談をウジン父と。でも、ジョムスンさん、かなり辛そうだよ。何も知らないジウォンが「オンマ臭い」とか言ってしまって、後で自己嫌悪で傷つきそうだなあ。


120話 ミンソンは、イエジと結婚式入場の練習。ミンソンにだって結婚に夢があるだろうになあ。母は「お見合いしよう?あなたを思って言うの」って・・・。ミンソンが「私を思わなくて良いから、放っておいて・・・」と。父親に勝てないのは分かるけど、ミンソンが可愛そう過ぎないか?

ウジン、ジウォン達が結婚式の入場の練習をしてるのを見て、良かったなと思います。ジウォンにも「まだ言ってなかったけど、おめでとう。理解できなくて悪かった。幸せになって」と。ジウォンも「今さら何?ミンソンとのこと反対されるのが嫌?」といいつつも、「本当にさよならだ」と静かに。このまま、ジウォンが奇麗に過去を忘れてくれると良いんだけどなあ。

ジフン君は修行頑張ってますねえ。ホント、充実してるみたいで、叔母さんやアボジの助言が良い方に働いて良かったよねえ。あの時の大騒動で、傷ついたことも沢山あったと思うけど、あの叔母さんは厳しいながらも親身になって助言をくれたと思う。あの人も「キレイすぎるカン家」に嫁いだ人で、そういう人と家庭を持つために、自分の汚い部分と折り合いをつけながら、世間の荒波からカン家のお人よしを守るのかってことに心を砕いて生きて来たんだろうし・・・。

ミンソ、結婚式前日にジフンを呼び出し。「飲む相手がなくて・・・」だと。「自分も父も妻に逃げられたので不安だ。ジウォンの気持ちも知ってるから、ウジンに対抗心がある。すみません」なミンソ。「裕福に育っただけ恵まれてるじゃないですか?俺たちは衣食住にも困った育った。お金持ちのあなたが好きなんた。嫌いだったらけ結婚しない。劣等感でジウォンを苦しめるな」とジフン。「ウジンとジウォンは最初から合わないと思った。ホントに好きなのか疑わしかった。隣の家族の清々しさに惹かれたんだろう。一緒にいるだけで自分も浄化されるような。俺もジウォンのような人間だった。妹なりに親を思ったんだろうけど、カン家にそういうのは通じないんだ。僕は欲を捨てたからウジョンと付き合えてるし、それほと好きだったけど、ジウォンはどうだったのかな?あなたを選んだ。ジウォンは夢を見たけど、童話の入口で門前払いをくったから傷ついたろう
ジフン君は、カン家の人々が大好きだけど、心が美しすぎる人と付き合っていくことの難しさも分かってるんだね。ウジョン以上に純粋培養のウジンが、俗物ジウォンを受け入れらるわけないんだよね。そもそも、二人は会話が成立してなかったしな・・・。

結婚式前日なのに、ジョムスンさん、倒れこんじゃったりして大変だ。ジウォンに、子供の時の産着をプレゼントして、「ヒョンジャは昔から大人しくて何を考えてるか分からないところもあったけど、優しい子だったから、よく合わせて幸せにね」って話す。でも、すでにスッカリ嫌われてるよなあ。嫌われて当たり前の展開だし・・・。

さて、ジウォン結婚式。ウジンは家族を送ってきて、自分は科長たちの写真撮影の応援に。ウジンが「明日の科長の式では歌を歌うんだよね」と言って、家族に「はずかしい」と言われる。ウジョンはウジンにこっとし「本当に新婚旅行について行くの??ミンソンも??」と冷やかしてる。ウジン、ニヤケすぎです。この変態!!
ウジンはメールで「僕は駐車場ですよ」だって、メールでニヤニヤ出来る二人が可愛い。ミンソンはウジン一家にごあいさつ、ドダムはミンソンお気に入りなんだねえ。

ミンソ実母がこっそり見に来てる。友達いないから静かな花嫁準備室も覗いてた。で、新郎入場のとき、見かけてミンソ、追っかけちゃったよ。

僕は君にほれた 117・118話 [僕は君にほれた]

私はすっごくハマって見てるのですが、他人に「見て~」と勧める気にはなれない。そんなドラマです。そんなにスッゴイ良くできたドラマって訳じゃないんでねえ。個人的に、ミンソンがちょっと頼りない感じがするので、心配で見守ってしまってハマってます。前半は、ヒョジンが心配でみてたしなあ・・・。
基本的に、あんまり考えずに行動してしまうウジンが、その行動が原因で起きる波紋によって、自分の行動の意味(その時の心理)を振り返り、少しづつ理解し自覚していくって形になっています。逆にミンソンは頭で考え過ぎて心を抑えつけるが故に生じる問題、ジウォンはプライドが高すぎて認めらない気持ちがある。
しかし、ウジンの鈍感さは半端ないです。もう、ホントにトロい!!愛されて育って、しつけもしっかり受けて、心に素直に行動しても、あんまりトラブルにならない環境に居るんで、自分の気持ちを検証したり疑ったりする必要なしに育ってるんだと思う。
だから、割と本能で動いてて、行動は唐突なんですよね。ウジンとミンソンの交際も流されるようにはじめてしまって、後になってアレコレ問題が出てきてる。で、問題を乗り越えていくことで、自分の気持ちを検証していくって構成のドラマ。
帯ドラマには向いてない作りですよね。単発ドラマ、せめてミニシリーズでやる方式なんじゃないかとおもう。私がハマったのは、一気にVODで見たからだと思うしなあ・・・。

さて、親の反対にあったことで、ウジンの気持ちはより明確になったと思います。あと、ミンソンの寂しさをより深く知ったのも、大きいでしょうねえ。ウジンは、ミンソンの傷に反応する男なので、これでマスマス傍に置きたいって願望がでかくなったと思う。
今までだったら聞き流してたようなミンソンの言葉にも、切なく反応するウジン。鈍感ウジンにしたら、すげー進歩なのではないかと・・・。


117話 ミンソンとウジンは科長宅に。科長の手料理です。ラブラブだなあ。共働きだから家事分担だし、子供ができたら科長が全部やるというのを聞いて、子供??な二人。科長が「俺も年だし急がなきゃ。お前らも急げ」とか言うんだけど、室長が「もう仕込んでるかもよ?3か月?」とまた、このネタを・・・。焦るウジンが笑える。

ミンソンが「幸せな夫婦を見たことがなくて、結婚する気がなかったけど、二人は理想的で羨ましいです。見てると結婚したくなる」と。照れて、ミンソンにデレデレするウジンに、「あなたとじゃない」なミンソン。「また、そんな反抗して~」なウジンに、「反対凄いのに、どうして結婚しますか?」だって。ウジンが「そんなこという人には食べさせない。反対あっての結婚でしょ?」ってじゃれつく。「誰がそんな馬鹿なことを?」ってミンソンに、「反対があると気持ちが盛り上がるでしょ?ドラマ見たことありません?」だって。ミンソンが「アボジに勝てますか?」というと、「勝たなければならない?説得すればいいんです」だって。心強いねえ。

科長たちが「結婚式で歌を歌え」とリクエスト。代わりに新婚旅行についてこいって言われて、えええ???なウジンたち。仕事もする予定だから、一緒に行って遊ぼうよ~だって。夜はどうするんだ?って言ったら「勉強でもしとけ」だって。っていうか、今更照れるな。

ミンソ、母に言われたことや、ヒョジン言われたことが気になる。でも、今さらだよね。っていうか、気がついてなかったのかよ・・・。
父親に「ジウォンがそんなこと頼んだのか?」と追求したら、「それがどうした?」です。「そういう女なら、そう思って対処する。一緒に暮らせば気持ちも出来るかも。でも、ウジンを遠ざけて」なミンソ。そういいつつ、「ミンソンを気遣って」って・・・。立ち聞きのミンソン固まってたよ。
しかし、ブラック・ジウォンを認めつつも、「ウジンがまだジウォンを好き」っていう嘘には気が付かないんだなあ・・・。ミンソン、言ってやれば良いのに・・・。
で、ミンソン父はウジン父を呼び出し。

ジウォンはドクペに「幸せになる、羨ましがられる生活をする」と。
でも、婚前行事の準備のお金やら、引っ越し費用やらを出すというジウォン。ジフンにも八当たりして、「嫌なら結婚するな」とか言われちゃう。ジョムスンさんも「お金なんか要求してない」です。

ジウォンは検査結果はよくて一安心。改めて指定病院で検査。ミンソ父に報告。ミンソ父は「君が介入したことばれた」というけど、「私は何もしてませんよ?」とそらっとぼける。ミンソ父は「ウジンに会ってみて、考えが変わった。反対するのは、君が嫉妬してるからでは?」と質問。「ミンソンが心配だから。それに、彼が私をどんな風に好きだったか知ってるから、親戚になりたくない。私はミンソと結婚して、イエジの母になる。」とジウォン。ウジンは、それほど自分を好きだったわけじゃないって分かってるくせにねえ・・・。

婚前の行事「函」。韓服を用意してあげるジョムスンさん。ピアノ先生が「ウジョンが手伝ってくれる誠意をくみ取って優しくしなさい」とジウォンに。

イエジとミンソン父のままごと遊び。何気に、イエジのこと可愛がってるよね。ミンソンにだって、こうだったろうなあと思うんだけど、酷いときの態度が酷過ぎるんだよなあ。

ドクペさんは、ウジン父に「怒ってごめんなさい」と謝りに。で、色々教えてもらいます。


118話
人生ゲームで楽しく遊ぶ四人。ウジンとミンソンチームが、無人島に来たとき「脱出させてあげますよ」なウジンに、「脱出したくない。無人島で二人きりで暮らしたい」とかいうミンソン。切ないなあ。ウジンが気がついて、ミンソンをじっと見つめてます。
二人で歌う歌選び。「自信ないな」なミンソンに、「また、すぐ弱気になるんだから」なウジン。で、とりあへず題名に「結婚」がついてる曲を歌ってみたけど、「親の要求で他の男と結婚する彼女を見送る歌」で、まずいかってことに。何してたのか?って聞かれて「口合わせてました」ってウジン。科長は「キスしてた」と思ってビックリ。「違うんです~」なウジンに「変態」と抗議するミンソン。っていうか、今さら照れるなよ~。照れるからからかわれるんだよね。
しかし、科長と室長のペアルック微笑ましいな。
ウジョンが「終わったみたいだよ」と電話してきて、ついでに「アボジがミンソン父と会った」と報告。ウジンびっくりだけど、ミンソンには話しません。何かあったとは、バレバレだけどねえ・・・。

ミンソン父はウジン父を食事に呼び出した。
ミンソン父は「ウジンのミンソンへの気持ちが信じられない」とかいうから、ウジン父も「意味がよく?」です。ウジンと反応が似てる。ウジン父は「事情を考えて友達でいてほしいとミンソンには伝えた。でも二人は良く似合っていて、息子の意思が固いので、ゆっくり見守ろうと思ってました」と。ウジンがアボジの言うこと遮ってまで、「押し通す」と主張したので、本気を感じ取ったかな?それならミンソンやウジンに伝えてあげて~。「絶対ダメ」というミンソン父に「何か、他に反対する理由があるんですか?息子を嫌われるのは私も辛いです。人の縁は無理には断ち切れないし、子供を尊重したい」とアボジ。しかしミンソン父は「娘に近づいたら、黙っちゃいない」と脅す。
アボジが言うように、二人は本当に似合ってるんだよね。夫婦ですって言われても違和感ゼロ。ウジンは大人になったし、ミンソンは明るくなったし、お互いが凄く良い影響を与えあってる。
ヒョンジャさんは反対ながらも、「ウジン父にミンソンが気に入られたか」が気になるのね・・・。あなたの娘さんは、美人で賢くて礼儀も行き届いてて、親受けはすっごく良いと思うから、心配するな~。

ミンソ友達いないから、あの探偵さんが結納品もってきた・・・。ミンソは「自分より金目的」ってのが今さら気になってて、落ち着きません。私は、恋愛結婚した前妻と上手くいかなかったから、金で支配できる人間を選んだのかと思ってたからビックリだ。ヒョジンじゃダメなのも、自分より相手が一枚上手だからだよね・・・。自分の支配欲に気がついてないのか?

ジフンが「ウジョンの許可なしでは飲まないことにしてる」なんていうから、酔ったミンソがからみだした。「ウジンとは親しくしてるのに、私は嫌いですか?」って・・・。ジフンが喧嘩にならないように庭に出たら、ミンソがくっついてくる。
ウジョンが「兄さんかえってくるころだ・・・」と焦っていると、帰ってきた・・・。タイミング悪いなあ。礼儀正しく挨拶するウジンだけど、「ミンソンが挨拶来たって?何故交際を?彼女を取られたから復讐するのか?私は結婚するから、あなたは無理」なミンソ。酔ってるとはいえ、ウジン怒るよねえ。でも、ウジョンが先に怒ってしまって、それを宥めるウジンは、我慢強い。でも、「どうして会うか?」って聞いてるミンソに、「好きだから」って言ってやれよ。
ジフンが「借家なんだから遠慮して」とミンソを諭したら、「なんで引っ越さないんですか?パン屋開店させてあげましょうか?」なんていうから、ウジョンとジフンが怒った。

ウジョンに、ジョムスンの病気を告げる父。お母さんと同じ病気でショック。アボジは、奥さんにしてあげられることがあったのでは?と後悔してて、それで心の病にもなった。「良く面倒みてあげよう」と決心してる。

僕は君にほれた 115・116話 [僕は君にほれた]

アボジが反対の意志を伝えるとは・・・。ミンソン特有のはにかむような微笑が、凄く切なかった。ミンソンにとって、幸せはホントに奇跡的で儚いもの。だから、あんなに儚く笑うんだね。なんか、見てて胸がいっぱいになってしまった。あんな顔見せられたら、そりゃ惚れるよなあ・・・。
ウジンが当然のように信じてきた幸せや暖かい世界が、どれほど価値あるものなのかって言うのを、ミンソンはよく知っている。その夢のような世界を「所詮、夢だ」とあっさり否定したジウォンと、「夢のようで信じられないけど信じたい」というミンソン。生き方に迷ったウジンが、なぜミンソンを必要としてたのかってのを、改めて感じました。

アボジ、ミンソン個人のことは気に入ったみたいなのになあ。やっぱり「気まずい」みたいだねえ。
ウジンも、反対されて凹むし、ミンソンが傷ついてるって心配で、容量オーバー。それでも、諦めるって発想すら出てこないんだね。今さらだけど、ジウォンの時は、浮気疑惑だけで別れるって言い出してたし、対応が露骨に違うなあ。
ウジンは、時間かけて説得する気になってるし、離れられないと決意を固くした模様。反対されたことで、より強くミンソンを大事にしたくなったんだろうなあ。つい先日まで、「好きです(チョア)」も言えずにいた男とは思えないくらい、チョイ気障な行動もしたりしてます。

あと、ミンソ兄ちゃんのわがまま勝手ぶりには、マジでポカーン。あんたの結婚が失敗したのも、ヒョジンを逃したのも、自分のせいでしょ。亡くなった人や傷ついた人を盾にするって、どんだけサイテー人間なのよ。ミンソがジウォンを大事にしたいなら勝手にすれば良いじゃん・・・。ミンソンに強要するなよ。っていうか、義姉として受け入れてもらっただけで感謝しろよ・・・。


115話 ミンソンは、二人で研究してるハムをプレゼント。ウジンの家の食卓はホントに楽しくて、良いよねえ。ミンソンも、緊張してるけど、ほっと出来てるように見える。
食後、果物をむくミンソンは、「こんな楽しい食卓初めてでした」とウジョンに。やってきて「ダメダメ、僕がします~」なウジン。仲良いのをみて、ウジョンが嫉妬して見せたりして、和やかだなあ。

でも、アボジはミンソンと二人で話したいと・・・。キンチョー。「仲睦まじいのを見るだけで楽しかったです」というミンソンに、「同僚として親しくなるのは悪いことじゃないと思う。でも、結婚は二人だけの問題じゃない。ご両親は?できれば良い同僚でいてほしい。頼みます。ごめんなさい。」と・・・。
それをたち聞きしたウジン、ショック。思わず、爪をかみかみ悩んじゃう。ウジョンが「アボジが許しても問題山積みだと分かってる?容易じゃないんだよ?どうするの?」です。ウジンは「どうするって、押しとおすよ」です。
大変だよなあ。ミンソンが傷ついただろうってことも心配だろうし、一番理解してくれそうな関係者のアボジが反対じゃなあ・・・。

ウジン一家が出てきて、ミンソンを見送ります。表情が暗いながらも丁寧に辞するミンソン。庭に出てたジョムスンさんとあってしまって、気まずいながらも、こちらも丁寧に挨拶。さらに、プロポーズで浮かれたミンソとジウォンが帰ってきたから、気まず~。

ミンソンを送って行ったウジン。両手つないで「私を信じるでしょう?」って。これ、前にもやってたね。答えないミンソンに、「気障?」とか言って笑う。「疲れたでしょう?よく休んでね?明日は科長のところに行く予定だけど・・・」に、「私は室長と約束しました」なミンソン。「明日もやむを得なく会っちゃうなあ」ってニッコリするウジンが・・・。ウジンも辛いのに、こうやって笑って元気出してる。

「気をつけて」「お休み」って言って帰ろうとしたのに、手を離せないミンソン。「あれ?手が離せない?」とか、ウジンも離さないでふざけてます。「離します?」なミンソンを抱きしめて「いいえ。こんな風にしっかり掴んでいて。傍に居て。分かった?」だって。ミンソンだけじゃなくて、ウジンも不安なんだなあ。頑張れ。でも、帰るときにこけそうになるのがウジンらしい。ミンソンも、幸せそうな笑顔になった。
何も言わないで笑顔でいるミンソンが健気でさあ。ウジンも気持ちが分かるから、多くを語らないで、ただ愛情だけを伝えてる。

しかし、思いっきり、いまのラブラブをミンソ父が見てた。家の真ん前なんだから、見られる可能性高いよな。
「お前は利用されてるんだ」な父に「お父さんとは違う」と反発。さらに、ミンソが帰って来て、ウジンの家に挨拶言ったと告げ口。勝手なことをって怒る父に、「アボジも勝手にウジンに会った」なミンソン。会わせないために留学させるという父。

ミンソンは「好きあって付き合ってる。彼は未練なんかない」というけど、「親戚になりたくない。前妻を他の男に取られてるんだぞ。同じ目に会えと?前妻やヒョジンの分も彼女に尽くしたいんだ」とミンソ。「私の交際と、兄さんは無関係でしょ」って正論のミンソン。「他に男居ないのか」って言われて、「私にはウジンしかいない」なミンソン。
自分は、ミンソンが嫌がるジウォンを家族(それも同居)にしようとしてるくせに・・・。イエジの生母のことを持ち出すのは反則すぎるだろ。上手くいかなかったのは、ミンソが妻を大事にしてなかったからでしょ??ヒョジンだって、自分が捨てたんでしょ?ジウォン大事にするなら勝手にやれ。 そもそも、浮気が心配なら、ジウォンじゃなくてヒョジンを選べば良かったんだろ?あんたこそ、他に女がいただろうに・・・。

ウジン父は、ウジンぶ「やっぱり気まずいね」って話すけど、ウジンは「急ぐ気はない。時間がたてば大丈夫になる」と。「時間がたって大変になるかもしれないから、今のままで・・・」なアボジを遮って、「今すぐ諦めてはいけないと思う」と頑張ります。「良いお嬢さんだと思うよ」ってアボジの言葉を捕まえて、「気に入りましたか?私もそう思います。良かったです。きっと気に入ると思いました」と抱きついて、アボジに何も言わせない。辛そうだ・・・。大事に育ててくれたアボジに悪いって気持ちもあるんだろうねえ。

ミンソンは室長に「家族が反対するのは分かってたから平気。いつものことだし」と悲しい笑顔で報告。室長の「平気って何言ってんの。あんたも家族なのに・・・」ってのに、メチャクチャ共感した。「ウジン父が丁寧に頼んでたから、悪いことをしてるみたいだ・・・」てしょんぼりしながらも、「ウジンが振り向いてくれただけで幸せ」ってミンソン、強くなったなあ。室長は「それで満足しないで」と励ましてる。パック中の室長を見て、焦る科長が可愛かった。

室長のドレス選びに付き合うミンソン。ブーケで遊んでたくせに、試着してみろって言われると照れちゃうミンソンです。夢見る少女みたいなミンソンは可愛いし、結婚する喜びにあふれた室長は、ホントに奇麗でした。

室長の買い物に付き合って、科長宅を訪ねると、ウジンと科長はサッカーゲームやって子供みたい。「式あげる前なのに、10年も夫婦だったみたい」と室長は愚痴るけど「うらやましい」なミンソン。室長は「結婚のまえに独立してみれば?」っていうけど、貯金も自由に出来ない家だからなあ。
科長「手伝う?」室長「ゴール入れてください」ウジン「チョ博士。近くに居ても恋しいでーす」とか、こっぱずかしいこと。室長が「ウジンは心を決めたみたいじゃん。前向きに」って励ましてくれる。

ジョムスンさんが「二人は好きあってるみたいだけど、どうするんだ?」っていうのに、ミンソは「両親も反対してるし心配するな」と。ジフンは「無理やり引き裂くの?」とちょっと反発。
ミンソは、金銭問題に関するジウォンの要求を「父の希望」って形で、全部通した上に、「引っ越しましょう」とジウォンの要求を自分の希望として提案。「ウジンと引き離したい」とか言ってるけどさあ・・・。

ヒョンジャさんは怒ってます。「勝手にするなら、もう私は何もしない」と。ミンソ父も、イエジの前では怒らないでほしいなあ・・・。

ジウォンのドレス選び。イエジも一緒のドレス。イエジがカワイすぎる・・・。
ジウォンは、ミンソが婚約の品を持ってくるときに、ウジンに外出してほしいと父親に頼む。

ジョムスンさんに「早く家族に言いましょう」と話してるのをドクペさんが聞いてしまいました。


116話 ジョムスンさんは「私たちの立場を分かってくれる?好きあってるのは分かるけど、気まずいでしょう?あと、明日、ミンソが来るから」とウジンにおねがい。ウジン、人が良いよねえ。

で、仕事中のミンソンに、「明日、ちょっと科長の家に遊びに行きましょうよ~」なウジン。お人よし過ぎるって「パボ」というミンソンと、「パボ反射!!」とか言い合ってじゃれてます。かわいい。で、ミンソンから科長に「遊びに行きたい」と相談。

ジウォン問題でイライラしてる母に「何かあった?」なミンソン。仏頂面ながらも、一応は心配してるんだけど、「何でもない」なヒョンジャさん。この母娘は、タイミング悪いんだよねえ。すれ違いはホント悲しい。

ウジョンとジフンはラブラブです。ウジョンが、ジョムスンさんを手伝ったりして、良い子だよねえ。でも、この二人の結婚は反対しないジョムスンさん。どっちにしろ、ウジンとジウォンは親戚になるのに、自分の息子が幸せになる結婚なら良いってか??
ジフン、無事に筆記試験合格。ウジンも交えて3人で庭でお祝い。しかし、帰ってきたジウォンはおめでとうも言わずに、ウジンに「明日留守にしてくれるのか?と高飛車。ウジンは淡々としてるけど、ウジョンが怒ってます。ジウォンも「うるさいから静かにしろ」だって。
ウジョンは失礼な人間や不正には真正面から抗議するタイプで、ウジンは笑顔で諭した後は距離を置くタイプの人間なんだね。性格もあるだろうし、まがりなりにも店を切り盛りしてたウジョンの方が、世間知があるってことなんだろうなあ。

ジウォン、改装の様子を見に行って、ヒョンジャに「ジュース持ってこい」かよ・・・。これはしつけがなってないわなあ。
「家事はしない」っていうジウォンに呆れるヒョンジャに、「息子を産むって責任を果たします。姑ともめたくないから、私の味方になれ」って無茶だわ。「苦労するんだったら、子持ちバツイチと結婚したりしない。せいたく位当然」ってジウォンは言うけど、「他に男がひっかからなかった」のを視聴者は知ってるからなあ・・・。「財産目当てだとは知ってたけど、酷過ぎる」なヒョンジャさんに、ブラックなジウォンはもっと凄いんだぜ~と教えてやりたい。
ミンソの前では、出来もしないのに「私が夕食作ります~」とか言って、媚売りまくるのが、また腹立つよなあ。ミンソ父は「優しくしてやれ」って言うけど、無理だわ。

ヒョンジャさんは、ミンソに「好かれてるわけじゃない。このまま振り回されたら大変なことになる。可愛いなんてもんじゃない。ギャラリーつぶして、ヒョジン追いやって、ミンソンに別れるように要求する女が可愛いか?」と真実を。ミンソは、「お前はウジンに好かれてるわけじゃない」って、ミンソンに言い放ってたけど、あんたの方が問題だわ・・・。

癌がドクペさんにばれた。考えたら・・・ってのがあって、ショック。ウジン父が知ってて黙ってたと気がつくと、腹立って抗議しに。ジョムスンのお願いだったといいつつも、謝罪するウジン父。ちょっと冷静になったら、引っ越しを取り消したのも、このせいかって思う。ドクペさんは、ジョムスンには何も言えない。

僕は君にほれた 113・114話 [僕は君にほれた]

ウジンがミンソン父と対面。優しく、温かい人間しか知らなかったウジンにとって、未知の種類の人物。ウジンが大人になるのに、対峙する必要がある大きな壁ともいえます。「自分の家族の反対もあるし、険しい道のりだ」とは108話で話してましたけど、本当に大変そう。ミンソンと一緒に頑張ってほしいものです。


113話 ミンソンは母に「諦めろ。カンさんは信じられない。恋人と引き離された男が、その女の義妹と付き合うなんて不自然すぎる」と説教されるけど、「私は信じてる。勝手に言ってて。本人が良いんだから、良いでしょ」と。いやあ、こんな言葉がミンソンから出てくるなんて、強くなったねえ。でも、これを父親が聞いて「片思いじゃなかったのかよ?」ってことに。
周囲には「恋人なのに引き離された」って見えてるけど、ウジンの認識は違う。「ミンソ父がしたことが原因ではなくて、ジウォンと僕があまりに違ったから、僕の気持が離れてしまった。」なんだよねえ。

ウジンとウジョンは仲良く食事作って、家族で仲良く夜食。ドダムが「イワシ嫌い」とか言うのが微笑ましい。良い食卓だなあ。大人組はお酒。楽しそう~。ウジンが「ミンソンが緊張してた」と報告。アボジは「会うこともなく反対するのも変だからねえ」とあっさり。

ミンソンは奇麗に着飾ってて、ミンソにも「ウジンの家に行く。兄さんみたいに遊びでは交際しないの。兄さんの結婚に反対しないから、私たちも反対するな」と。
ミンソはジウォンに吹き込まれて、すっかり「同情で付き合ってる」と思いこんでるみたい。

職場の会議。「今度は無理に急がなかったから成功なんだな?ウジンの微生物をミンソンの後ろ足にしっかりくっつけろ」なんて冷やかす科長。同僚君が「ウジンの家に行っちゃうなんて、もう僕とミンソンとの愛は終わりなんです。ウジンの下につけてくれたら、ウジンの研究をめちゃくちゃにしてやる~」とか冗談言って、楽しそう。
しかし、ミンソ父からウジンに電話が。オットケー。呼び出されてミンソ父の車に乗り込むのを、ミンソンが見かけた。112話のミンソンが言ってた「今すぐアボジに会いたいって言われたら?」が実現しちゃったよ。無駄に怖いミンソン父。

不妊検査と言い出したミンソ父に家族はびっくり。でも、ジウォンは「分かりました」とあっさり。でも、ショックはショックだろうねえ。(しかし、ジウォンが舐め箸するのが、凄い気になる・・・)
ミンソと二人になると、「私を好きで可愛がってくれてるのかと思ったら、違うんだ・・・」と悲しい顔のながらも、「交換条件だから」と笑う。このタイミングで、ウジンのことを持ち出されたら、ミンソンも「何とかする」って言っちゃうよなあ。嘘の悲しい顔になってるのに、すっかり騙されてる。こういう所が、可愛くないんだよねえ。
ミンソンが一番ストレートに怒ってる。「アボジは異常。後継ぎが欲しくて何でも許すんだ。見返りなしじゃ動かない人か。」とプンプン。ジウォン嫌いだろうに、ちゃんと義憤にかられるあたり、ミンソンは人が良い。

お金のことでジョムスンさんとジウォンは口喧嘩。ママが玉の輿に乗れと言ったと嫌味っぽいジウォン。不妊検査のことで気が立ってるんだろうね。
しかし、指定病院での検査前に自分で調べて、ダメだったらジウォンから断って、慰謝料とるっていうジウォン。負けませんねえ。
で、腹いせみたいに、「私を好きになった人だから分かるんですけど、優しすぎる人だから断れなくて。悪い人じゃないけど、ミンソンが傷つくんじゃにかと心配です」とかミンソ父に電話して、二人を別れさせようと嘘をつく。これには、ピアノ先生も「何をばかなこと。アリエナイ。なぜ、意地悪するの?モンスターになってる」と怒ってる。ミンソン父に腹が立ったから、ミンソンを虐めてるのか・・・。悪いことするにも、スケールが小さいっていうか、セコイんだよなあ・・・。

ミンソ父は「婚礼金の半分をジウォンに返せと言ったから、足した分は君がとっておけ」とジウォンに。でも、ヒョンジャさんは直接ジョムスンに返しに行った。ミンソ父とジウォンで共謀したんだってのをハッキリさせたかったのね。
母同士が話し合ってるのに、その頭越しに色々やるから、ヒョンジャも怒ってて、「娘さんと話し合って。下手にプライドにこだわらないで」とジョムスンさんに。でも、娘を信じてるジョムスンは、「あくどいことは、ミンソ父の専門でしょ。あなたが夫と話し合え」だって・・・。ドクペが、「あんな性格で・・・。意地悪なんで」って社交辞令にヒョンジャに言ったもんだから、過去のこともあるジョムスンさんが切れた。
初恋の人や前妻が夫婦に影を落とすっていうのは、ジョムスンさんの所も、ヒョンジャさんの所も同じ。だから、ジウォン・ミンソも、ウジン・ミンソンもちょっと不安になる。影を落としながらも長年連れ添ってるじゃんって見方もできるんだけど・・・。

ジウォン、ジフンに「ミンソが嫌い?」と質問して、「お前も嫌いだろ?」と反撃された。「嫌いな人と結婚しない。ミンソが好きよ」なジウォン。「金が好きなんだろ」なミンソに「兄さんだってがめつかった癖に・・・。おこぼれ回ってくるよ」なジウォン。
そもそも、ウジンに「ミンソのことは嫌いなの」と言ってすがってたから、疑われるんだよなあ。ホントは好きだったから、逃げない程度に誘ってたのに、嘘ついてるからねえ。

ジフンやドクペは、体調悪そうなジョムスンを気配ってくれる。癌とは気がついてないけど、気持が嬉しいよねえ。

ウジン父がミンソンに会うと聞いて、ジョムスンさんは心配。変わり身早くない?なドクペと、以前からの同僚なら不思議ないかなあ・・・なジョムスンさん。

ジフンの試験を、家族総出で送り出してくれるウジン一家。本当に、幸せ一家。でも、この家族がお母さんを亡くすっていう、凄い悲しい経験してるんだよねえ。


114話 ウジン、ミンソ父に呼び出された。しかし、ウジンは初回から比べると、かなり大人になってるというか、社会人に見えるなあ・・・。
「望みを言え。お金?私がジウォさんと君を別れさせたけど、ジウォンに付きまとうのは男らしくない」なミンソ父に、「え?意味が分からないんですが」なウジン。「腹が立つだろ?復讐したいと思うのは当然だ。ジウォンとミンソは結婚させる。何でも聞いてやるから、邪魔するな。」に「邪魔する気はありません」なウジン。「なら、なぜ娘と交際する?娘と結婚して、ジウォンを苦しめるつもりでしょ?」と言われて、「絶対に違います。チョさんが好きだからです」とキッパリ。
そこにミンソンから電話。心配かけまいと「お客さんが来ただけですよ。大丈夫ですよ。すぐに戻りますからね」って声が優しい。
お金をだすミンソ父に「彼女と交際するのに他意はないです。チョ博士が好きで、一緒にいるのが楽しくて。」って照れるウジン。でも、ミンソ父は「まさか。我が娘ながら、誇れない。幼いころからああだった。劣等感を抱き、暗く攻撃的でヒステリック。だれよりも知ってる。私も、妻も、あの性格に頭を痛めてきた。男と交際したこともなく、人間関係を拒否してきた。可愛そうな子を利用するな」と。
え?ミンソンが?と始めは笑ってしまうウジン。ウジンからみたら、「賢くて、楽しくて、優しくて、強い。照れ屋で繊細で臆病な所がまた可愛い」って感じだろうからなあ。ミンソンが自分を卑下するのは、父に誤解されてるからなんだって段々と分かってきて、悲しくなるウジン。
ミンソ父は「娘を利用して、息子と嫁を苦しめるな。交際を続けるなら、ミンソンを会社辞めさせて海外にやる」と言い渡す。お父さんはお父さんで、ミンソンを大事には思ってるつもりだけに、切ないよねえ。でも、ミンソンが家族に反抗的なのは、父親の理不尽と戦おうとするだけの気概や覇気を一番持ってるのが、ミンソンだってことじゃないかと思うんだよね。そういう娘を頭から押さえつけて、人間不信にした父親。室長とかウジンとかに愛されて、ミンソンが明るく健気に頑張ってるのに、気がついてないのかなあ。
ウジョンのキスを目撃したウジンが悩んでいるとき(21話)、「たった一人のお兄さんなんだから、応援してあげて。家族に信じてもらうことが、何より力になる」と語ったミンソン。今まで、何でもないことのように笑顔で家族問題を話してたミンソンだけど、かなりハードなご家庭なんだよね~。実態を見たウジンは、ビックリしただろうねえ。
ウジンは、封筒を持ち帰ってもらうのが精いっぱいだった。基本的に、ウジンって鈍いからなあ。ジウォンに来訪されたときもだけど、奇襲攻撃にめっちゃ弱い。研究でも、ゆっくり時間をかけて丁寧に処理するってタイプなんだろうねえ。

ミンソンは、殴られて捨てられてもおかしくないって心配しまくり。ウジンは明るい顔で戻ってきて、「アボジに会った?何か言われた?」と心配されても「バレた」と笑って、ミンソンの両手を握って「何も言われなかったよ」と。「厳しく言われたでしょ?」と心配するミンソンを抱きしめて「うちににおいで」って。ビックリしたミンソンを、もう一度抱きしめて「うちにおいで」。愛のあるシーンでした。
聞いていた以上に、父親がミンソンをひどく誤解してて、圧力的だって痛感したみたい。反対も半端じゃなさそう。ミンソンを労わるような「うちにおいで」でしたね。同時に、ウジンも慣れない悪意に接触して凹んでて、ミンソンを必要としてるって感じだった。
しかし、「うちに行こう」って、プロポーズですよねえ。「今日、うちに行きましょう」って意味だけじゃなくて、「家に嫁いでおいで。幸せにする」って気持ちでもあると思う。ミンソンを自分の家族にして、あったかい気持ちでいっぱいの我が家で、一緒に幸せに暮らすんだって、改めて思ったのでは?家族に傷つけられながら生きてるミンソンを知ってしまったら、ますます結婚して幸せにしてあげたくなるよねえ。

ウジン宅では、皆で手作り料理でミンソンを待ってます。ウジンはミンソンを連れて来て、家と犬のジュリアを紹介。入る前に緊張して深呼吸するミンソンに「緊張しなくて大丈夫」と言って、手をつないで家に入ります。温かく迎えられて、ウジンが手を引いてくれて・・・。黒ジャケットで揃えた二人はお似合いすぎ。緊張するミンソンを、可愛いって顔で見るウジンがまた良い感じ。

ヒョンジャさんは、ジウォンのやったことをミンソに話すけど、「ジウォンじゃなくてアボジでしょ」だって。
ジョムスンさんはプライドが傷ついて、ドクペさんと喧嘩。ジウォンにも「何をした?」と怒りに行って喧嘩に。ばれるに決まってるジャンなあ・・・。ジウォンは、優しいヒョンジャさんを馬鹿にしすぎて、手玉に取れると思ってる。そこが嫌われて、ますますドツボなのに。また、それを「猫かぶり」だって?黙って言うこと聞けば「馬鹿」で、反論したら「猫かぶり」ですか??

ジョムスンさんに「帰れ」なジウォン。金持ちに嫁がせるのは、おこぼれが欲しいからでしょ?なジウォンは、「苦労してほしくない」っていうジョムスンさんの気持ちが分からない。ピアノ先生が、「順調なのに、性格が悪くなって、意地悪してる」って言われて、ヒョジンのこと、ウジンとミンソンの交際のこと、姑や小姑に嫌われてること、不妊検査のことなどを愚痴るジウォン。お金を使えて、他人に羨ましがられるんだから、満足しなきゃダメ?うーん・・・。一番大きな「ミンソと夫婦になれる」を利点に挙げない時点で、何も問題なくても不幸になりそうだけどねえ・・・。他に拾ってくれる人がいなくて、条件の悪いミンソで妥協したって部分があるからねえ。

色々と問題ありますが、ミンソはリクエスト通りのプロポーズ。しかし、こっぱずかしいねえ。でも、ミンソはこういうの好きそう。カッコつけるのが、俺の個性だぜって人だからねえ。しかし、この二人のラブシーン沢山あったけど、イマイチしっくりこないんだよなあ。それは、ミンソがジウォンの実態を知らなさすぎるから、「騙されてる・・・」って感じるからだな。
女慣れしてない初心なウジンが、一時的にジウォンみたいな女にコロッと行くのは納得できるんですよ。でも、ミンソって遊びなれた男な設定だよね?それでも、こういう女の性悪さに気が付かないもんかなあ。分かってて付き合ってるのならまだしもねえ。

ジフンとウジョンは相変わらずラブラブ。試験も終わったし、ジフン君は家に戻ってくることに。ウジン父から「お母さんの体調が悪そうだから、色々と気遣ってあげて」と。

僕は君にほれた 111・112話 [僕は君にほれた]

ミンソンとウジンは気持ちを確かめあって、二人とも幸せそうだけど、ジウォンの攻撃が止まったわけでない。っていうか、ウジンとミンソンが幸せなほど、ジウォンは失ってしまったものの大きさを感じて嫉妬してしまうよなあ。

何が問題かって、やっぱり気持ちがあっさり変わっているように見えるところ。ウジンって、凄い純粋で、良くも悪くも気持ちに正直に生きるタイプではあるんだよね。小学生のドダム並に単純なのかも。
あと、ミンソンがジウォンとまったく逆のタイプなのも、ジウォンのプライドを刺激するんだろうなあ。裕福に生まれて(とはいえミンソンの生活は質素だけど)、頭も良くて、仏頂面でも奇麗に見える美人で、お人よし。そんな女が好きって言われたら、「あんた、ホントに私を好きだったのかよ?」って思うよなあ・・・。


111話 庭でミンソンとラブラブ電話のウジン。「見せつけられたよ~。上手くやれた?ご飯食べた?」って、優しい声なんだ・・・。そこにジウォン達が戻ってきて、ペコリと挨拶。ながなが話して「お休み」っていう声に愛情がこもりすぎ。

ミンソンは「ママができて嬉しい?すぐにママって呼ぶの?」と。イエジを大事に育ててきたミンソンは、それもさみしいんだよね。「コモにはママがいるじゃん」と言われて、そうだね・・・なミンソン。イエジに子守唄を歌ってあげます。美しかったねえ。覗き見たミンソが、「悪いな」って顔をしてます。ミンソが逃げてる間、イエジの面倒を見てきたのは母と妹。特に、ミンソンは本を読んだりなんだりって、凄いイエジに影響与えてるよね。姪の子育てが、あんな下品な女に引き継がれるって嫌だろうなあと思う。

ジウォンが、凄い金銭的に優遇されて結婚するっていうのに、なぜか怒る室長。「ちゃんと、向こうのお母さんと話して折半にした」というミンソンと、「ジョムスンさんは常識的な人ですよ、しかし、お金ないのに大丈夫かな?」と心配するウジン。ミンソンに、「いや、だれの味方??」と言われてしまうウジン。

ウジン父が「好ましいとは思わないけど、一度会ってみたいなあ」とウジンに。皆で話してる時に、さらっと「アボジが会いたいと言ってました」なウジンだけど、ミンソンは固まってしまった。ウジンって、こういう時に心理が読めない男だよね。ホントに何でもないことだと思ってるのか、あえて軽く言ってるのか・・・。後者なんだろうけど・・・。

ジウォンは、「小姑は手ごわそうだねえ」って心配するジョムスンに、「逆恨み。ウジンと付き合ってるから」と両親に暴露。違うだろ~。あんたが酷過ぎる嘘をついたから&男漁りの下品な女だからじゃないか・・・。「同じ職場で、片思いしてたの。別れたとたんにひったくった。でも結婚したら、こっちのもの。やぼったくて小心者だし・・・。」とジウォン。違うんだよ。優しい、礼儀正しく、賢い子なんだよ。

両親に「あんた、未練があるでしょ」って言われて、「ウジンは片思いされて親切にしてるだけで、まだ私が好き。二人が付き合うの嫌。ウジン父に、ウジンが未練のせいでミンソンと付き合ってるって説明して」とか勝手なことを吹き込んでる。ハッキリ「ミンソンが好き」って言いきられた癖に・・・。ジョムスンが「欲深いだけじゃなくて、小面憎い娘だな・・・」なんて、自分の娘に呆れてる。

ジウォンは、ミンソには「費用は折半で」って言ってるね・・・。
さらに「ミンソンが厳しかった。ウジンのせいで私が気にくわないんだと思う。片思いだと思うけど、優しいから突き放せない」と媚まくり&嘘を吹き込み。これ、ウジンが絶対に諦めないって分かったから、精神的に脆そうなミンソンを攻撃してるんだよね。ただ反対するんじゃなくて、「ウジンはミンソンを好きじゃない」って、色んな人に言わせて、精神的に攻撃してる。本当に、サイテー女だなあ。

ジョムスンさんは結婚式の準備に頭を悩ませます。ヒョンジャさんは、「ミンソンが手伝ってくれてよかった」と褒めるけど、父親は「小姑がいたら迷惑だろうし、見合いでもさせて結婚させろ」だって。ホントこの人は。
ジウォンは、母から預かった婚礼資金を、ヒョンジャではなくミンソ父に・・・。「お父さんが適当に足して渡して」だって。母親同士が折半にしたと思ってればそれで良いのだから、決済はミンソ父にやって、知人に無料にさせたってことにするんだな。媚まくるジウォンと、金で他人を支配するの大好きなミンソ父は、むっちゃ息があってます。カード要求するジウォン、下品だなあ・・・。

ジフン君は試験勉強。ウジン一家は、合格祈願の飴を用意してあげます。ウジョンとラブラブ→家族気まずいのパターン。


112話 ミンソンは、仕事するウジンを追っかけまわして「どうして?なんで会うの?」と聞きまくり。可愛い。ウジンの目が「可愛い人だなあ・・・」って気持ちが出てて、微笑ましい。「どうして?怒ってた?」「アボジは怒ったりしませんよ。僕に似てて」「嘘。怒ると目をひんむく癖に」「私が目をひんむきました?」とか、可愛いねえ。
どんな風に言ったか真似してのリクエストに応えるウジン。「好ましくないけど、お前がその気なら、一度会ってみたい」と言ってたと知って、「ほら・・・」としょんぼりのミンソンに、「会ってみて、話して見て、考えて見るってことだと思うよ」なウジン。不安ががるミンソンに、ウジンは「肌もあれてるし痩せたし、アボジに補薬を作ってもらってください。心配しないで気楽に」と励まします。ミンソンに「じゃあ、私の父がいますぐ会おうって言ったら楽に会えます?パボ」と反撃のミンソン。ウジンも、実はちょっとアボジの目的が分からなくて心配なんだね。それを見せないで、励ましてる。
ミンソンは室長に相談。病院であったとき、りんごの皮むきで点数稼いだジャンとか言われても不安。室長は、すっごく愛想良くして科長の父とも上手くやってるのね。私もそうしないとだめ??なミンソン。いざとなったら「3ヶ月なんですって言え」な室長。

ジウォン、金を使いまくり、高校時代の同級生に電話しまくりで自慢。結婚式には、友人役を雇うんだって言って、ピアノの先生にあきれられてる。
「バイトして分不相応な格好してたから、彼女たちに泥棒だと疑われた。それから友達はいない」というジウォン。それで、貧乏だと疑われて馬鹿にされるのが世の中だって、ジウォンは言う。でもなあ・・・。あんたの行動見てると、貧乏なせいじゃなくて、性格が悪い&嘘ばかりついてるからじゃねーの??って気がどうしてもしちゃうんだよ・・・。ホントに、浅ましい表情・・・。
二階の改装も、ヒョンジャには言えないからって、「ミンソから頼んで?」と甘える。息子が嫁に振り回されてるのは、姑からしたら気分悪いよね。それが分からないジウォンは、本当にズル賢さのレベルが低いんだよ。下手な策略は、相手を侮ってると思われるだけなのにねえ・・・。
ミンソンに愚痴りまくるヒョンジャさん。ついでに「あなたまで私に心配かけるな」と別れろという。
婚礼金を、ミンソ父から受け取ったヒョンジャ。「半金を返す」という通例に習おうとしたけど、金額が多すぎて「あなたが足したでしょ?」と気がついた。
ミンソ家族と食事して、愛きょうをふりまくジウォン。料理も出来ないのに、この家に嫁いで大丈夫か?「息子が生まれるとは限らない」と今さら気がついたミンソ父が、「不妊検査受けて」と言い出した。

ドクペさんは、ウジンとミンソンのことで相談しに。「ウジンがジウォンをまだ好きなのでは?」と言われて、ポカーンなウジン父。「職場の同僚で元から仲が良くて、最近交際始めたようです。一度、あってみて、ご両親の考えも聞いてみたい」というのに、「我が家としては反対です」なドクペ。でも、ドクペとヒョンジャだって、元恋人が親戚になるんじゃん・・・。だったら、ジウォンとミンソの結婚やめれば、すべて丸く収まるんだけど・・・。
ジョムスンさん、ジウォンに「服が酷いから一緒に歩きたくない」と言われたのがショック。
具合が悪いときにウジョンがやってきて、気遣ってくれる。ジフンやジウォンに連絡するけど、ジウォンは「忙しい」と。

ジフン君の勉強は順調な様子。

僕は君にほれた 109・110話 [僕は君にほれた]

どうなることかと思ったけど、ウジンの「待ってる」という気もちと、お母さんとの良い思い出によって、勇気が出たミンソンは帰ってきました。良かった良かった。
ウジンの後押しで、草すべりとか園芸とか車運転とか研究とか、お兄ちゃんと笑顔でおしゃべりとかのチャレンジをしてきてて、「怖がらないで。僕を信じて」ってのは、ウジンがミンソンに繰り返し伝えてたことだなあと、今更思い返しました。
始め方を、ミンソンは「過ちだ」と断言してましたよね。まじめで堅実な二人が、理性より感情に負けてしまってキッカケになった。恋愛なんだから、そういう瞬間が必要なんですけど、一時的な感情なんじゃないかとか、同情とか責任感なんじゃ?って疑問が湧いてしまう。その問題を改めて考えて、過去は過去として、再出発できたんだから、良かったのかもしれませんね。


109話
ミンソンは室長の結婚準備のお手伝い。「幸せそう」って羨ましそうなミンソンに。「隠れつづけるつもり?眼鏡とぼろ服に戻って、誰に抗議してるの?」と室長。ウジンの電話に、相変わらずでないミンソン。室長は「もう一度始めからやるって、今日はブタを買いに行ったよ。私がどれだけ大事にしてるか、信じる?」と。ミンソンも室長のことは信じてるから「はい」と。本当に、お母さんみたいだもんね。室長は「ウジンも信じてあげて、あんなに主張してるのよ。電話しつづけるのは、待っていると信号を送るんだって。カン君を待たせちゃダメ。」と。
そして、「心理治療を受けて見ない?」と。そんなに私は重傷でしょうか?なミンソン。「どんな親が子を憎む?お兄さんが妹を憎くて殴る?」な室長に「私の親、私のお兄さんです。愛に包まれて育った人にはわかりません」なミンソン。無理して笑うのが痛々しい。
室長は本当にミンソンにとって、お母さんやお姉さん代わりだよなあ。そして、あの家の実態も伝聞だけじゃなくて知ってるし・・・。

しかし、室長と科長のラブラブは微笑ましいぜ。ウジンが見かけて、思いきり冷やかしてたね。

ヒョンジャに「明日、結婚の相談しにするから手伝って」とお願いされて、「勝手にやって」なミンソン。でも、イエジとあやとりして遊んでて、「あやとりは母親が教えてくれたんだな」って思いだす。悪い思い出が強烈なだけで、優しくしてもらったこともあるんだよね。これが、ミンソンが「信じてみよう」と思うきっかけになります。

もう一度、研究を始めるウジン。「失敗じゃないよ。もう一度やれば良いこと」って前向きです。そこに、「ミンソンが約束したのに来ない」な室長からの電話。心配してたら、同僚が「来て来て」って呼びにきた。ミンソンが作業してる!!良かったねえ。

ジフンは、ミンソとの結婚には大反対。家族を害しようとした人だって意識があるからね。ジョムスンさんは「母さんに任せて」となだめてる。
で、ウジンたちと庭で飲み。「妹は忘れろ。恋人もできたんだし。もともと玉の輿ねらいだったんだ。本来のあいつに戻ったんだ。浮気じゃないといいつつ、その相手と結婚なんて」と励ますジフンだけど、「ミンソは彼女・ミンソンの兄」と聞かされて、ポカーン。ウジンも、今は大変だから、ため息しか出ません。
家族も集まってきて酒盛りになるけど、ジウォンは参加できません。ちょっと可愛そうかなあ。そんな所にミンソが急に訪ねてきたから、一同、ポカーン・・・。へらへら笑うミンソを、無表情で見つめるウジン。
ウジンは、平気な振りしてます。ジウォンとミンソの結婚が、自分たちの交際に影を落としてることも「心配しなくて良い。大丈夫」と無理して笑ってる。全然、大丈夫じゃないけどな。痛々しいぜ。
ジフンと飲みに行って、大騒ぎして歌いながら帰ってきた。ウジン、翌日ウジョンに叱られた・・・。ミンソンが閉じこもってる時期だったから、ウジンも辛いんだな。

ミンソの急な挨拶に冷たい空気の家族と、ひたすらブリっ子のジウォン。ジョムスンさんは「ヒョジンはどうなった?」と追及。ミンソは「友達です」と説明。さらに、「ヒョンジャ見たいにこき使うな。初婚だから気を使え。実母はどうなってる」と質問。ミンソは流石にさみしそう。

結婚準備で相談しようというジョムスンに、「私に任せておけ」なジウォン。喧嘩になる。ジウォンが「匂うからシャワー浴びて」とか言って・・・、病気のせいなんだけどね・・・。

ヒョンジャさんは、結婚の進め方が気にくわない。ジョムスンさんと合わないってのもあるんだよね。
ミンソは、ミンソンは別れさせるっていう母親に、悪いなって顔してるけど、あんたが頼んだんだぞ?正直、どっちかだけ結婚というなら、ミンソン・ウジンの方を結婚させるのが道理じゃないかなあ。だって、愛してくれる相手を選ばない限りは、ウジンがいなくてもミンソの「浮気されそう」恐怖ってなくならないでしょ?


110話 いつものベンチで座ってるミンソン。やってきたウジンが電話を鳴らすけど、まだ出れません。ウジンはメガネをハズして、目をつぶって「チョ博士。チョ博士が好きです。」と告白。これ、48話でミンソンが告白した時と同じなんです。ベンチの後ろに立って、メガネをはずして、目をつぶって告白・・・。(覚えてたんだね)
で、目をあけて「信じてください」とニッコリ。「何のマネ?」なミンソンの隣に座って「電話はでないの?」なウジン。ミンソンが電話出たら、電話越しに「やり直そう。最初から」と。答えないミンソンのメガネを取って「怖がらないで」なウジン。「やってみます」なミンソン。
ウジンのじみじみとした愛が、じんわりミンソンに伝わった、良いシーンでした。「失敗したらまた始めれば良い」って思えるんだねえ。ジウォンの時は、やり直すことはできなかった。これは大きな違いだと思う。

やっとウジンは「好きです」と言いました。おせーよ!!遅すぎるんだよ。だから、トラぶったんだぞ。交際前には「友人として好き」って感じで何度も言ってるんだけど、恋愛感情の好きだと思うと照れて言えなかったのかもね。

ところで、ミンソンの防御装置であるメガネ。ハズしたのは61話からです。ミンソンがウジンを好きだということを、ウジンが気が付いていると分かって、屋上で話した時はメガネ。次の61話からメガネをはずしてます。ウジンを好きだということを、もう隠さなくて良くなった。告白しても両思いにはなれなかったけど、ウジンとの関係は壊れなかった。勇気を持ってよかったと、ミンソンとしては考えたんでしょう。

科長に怒られるミンソン。元気になったね~。ウジンが待っててくれて「殴られた?いい気味だ。頼んでおいたんだけどなあ・・・」だって。「殴る?」なミンソンにタジタジで「やめて」なウジンと、「そんなことするの無理なくせに~」なミンソン。
ウジンがニコニコで「食事していきません?」なんだけど、ミンソンは「ジウォンの家族が結婚の相談に来るので・・・。うちは兄が優先なので、交際を反対してます」と。ウジンも「うちも心配してます。もし、二人が結婚することになったら・・・」と。結婚という単語を、照れて言えないウジン。ホントに・・・。でも、「何か方法ないかな?結婚の研究もしてみましょう」なウジン。頑張ろうってデレデっすねえ。
家の問題があるからこそ、強く結婚を意識し始めます。紆余曲折ありましたけど、ウジンを待ってたミンソン、ミンソンを待ったウジンという経過を通して、二人の足並みがそろった感じ。96話で「ミンソンの気持ちに追い付こうとしても、どんどん遠ざかる」ってウジンは言ってたけど、追いつけたんじゃないかなあ。

ウジンは一人で、室長と科長の家に。デレデレな二人を見てちょっと呆れます。でも、幸せそうで羨ましい。結婚したい気持ちがアップしたかな?

さて、ジウォン家族との相談。準備するミンソンは、「何もしないでよいのは得だけど、後妻だから苦労するか~」と口の悪いことを。まあ、嘘を言われたい放題したんだから、多少の陰口は仕方ないか。
母に「ウジンとは片思いなんでしょ」と言われたミンソンだけど「交際してる」と元気に答えた。「無理やり別れさせたから、二人は心では気持ちがある。」な母にも、「笑える。前は腹が立ったけど、今は信じてるから平気」と元気。ミンソン、生き生きしてるね。
ミンソンが美人で、ちょっとびっくりのジョムスンさんですが、体調悪そうだなあ。トイレで苦しんで出て来れなくなってしまう。ジョムスンを待たずに食べようってジウォンが言うのに「行儀が悪い。イエジは子供でもしつけないと」なミンソン。
ミンソ父とジウォンで新郎側で全部するって決めたのを「私が決めたんじゃない」なって拗ねてるヒョンジャさん。ジョムスンさんも「半分づつ」と言うけど、「我が家の招待客の数分かってるのか?」だって。ミンソンが「会場代だけ半分にして、食事代は招待客の人数で割り振って」と折衷案を。淡々と言うべきことは言って、冷静に仕切って行くミンソン。頭良いから、事務処理能力、仕切り能力はそこそこ高い。ジウォンの媚は女性には効果ないし、思い通りにならなくてジウォンは不満そう。だからって、「婚礼の贈り物に整形手術とかもあるんですよ。ミンソンさん、します?」ってジウォン。冗談にしても失礼過ぎるし、傷つけたくて言ってるから笑顔がイジワルそう~。

ジウォンは「プロポーズを素敵にしろ」と要求。ミンソンは「気分悪いから実家は引っ越してくれ」とジウォンに。

ウジョンは、パン屋に入り浸ってます。可愛くて大学生で小説家。ジフンは、不釣り合いな彼女だとかいってるけど、アホなラブラブ表現につきあえる人は貴重だと思うわあ。かわいい。

ウジンのアボジは、別れるつもりがさっぱりなさそうなウジンを心配してます。店員さんに「ウジンは、世間知らずでうぶすぎる。純な男は、ジウォンみたいなの女性にひっかかる。ジウォンとウジンは悪縁だ。きっぱりと縁を切らないと」なんて言われて、うーむ・・・となってしまいます。ジウォンとは悪縁だけど、ミンソンとは良縁だと思うけどねえ。

僕は君にほれた 107・108話 [僕は君にほれた]

ミンソンが切れてしまいました。ウジンもかなりショックだろうなあ。信頼を裏切られるのも辛いけど、信じてもらえないのもキツイよねえ。でも、慌てず騒がす、耐えて行動してます。
ミンソンは片思い時代にたくさん傷ついたし、少しの間片思い状態で頑張れウジン。確かに、早く始め過ぎたって気もするしね。ウジン→ミンソンって、「恐れないで」「僕を信じて」ってのがメインテーマだと思うので、

互いが知らないところで、家族の反対も始まってて、これが遠因になってますし、大変です。


107話 ミンソンは、兄にウジンとの付き合いを「片思いだ」と嘘の暴露をされた。「義姉が気まずいでしょ」って言われて、「何が義姉?母さんは、あんな女をお嫁に欲しいの?」とミンソンはやっと家族としての意見を言った。でも、この状況では聞いてもらえないよなあ。父に怒鳴られて終わり。

ウジン父がミンソンとの付き合いを心配だと言います。ウジンは「自分とジウォンの気持ちの整理がついてたら、問題ないと思う」というんだけど・・・。ウジョンまでが「交際始めたばかりだし、早いうちに別れた方が」と言い出す。ウジンにしたら、ジウォンという遠回りをしてやっと見つけた人だし、ミンソンが好きで付き合ってるんだろうけど、周囲にはそう見えないのよねえ。状況的に。
ミンソンの様子がおかしいのも心配なのに、大変だ。

この状況で、ミンソンの「生ハム研究」で失敗が。微生物つけるのが早すぎたのもあって、全部がダメになってしまった。微生物の専門家としてウジンは原因を探り、対処しようとするんだけど、ミンソンの心が折れてしまって、「無駄だ」と逃げ出します。
「急ぎすぎました」っていうミンソンに、「方法を探してみて、ダメだったらもう一度始めからやり直せば良いんです」なウジン。「急ぎ過ぎた私が悪い」「誰が悪いかは関係ない」「私とカン博士のことです。気持ちもないあなたに、イエジがお願いして、私が無理矢理に迫って、同情や責任感で交際してるって分かります」なミンソン。「違うと言ったのに。私の話を聞かないで、なぜ他人を信じるの?」なウジン。「なぜ信じられないのか?悪い言葉になれてるから、良い言葉より、悪い言葉を信じるのが楽なんです。こんな私に何が出来る?あなたを苦しめるだけだ」とミンソン。「苦しんでない。方法を探しましょう」なウジン。そんなウジンをふりきって「恋愛、結婚、ウジンの元恋人、兄さん。色々悩んで、研究を台無しに」なミンソン。もう一度「ダメなら、やり直せば良い」とウジンは説得するけど、「自信ないです。始めなければよかった」なミンソン。ウジンが「どっちです?研究ですか?それとも、交際ですか」と追及すると、「 二つともです」な答え。「それで?」なウジンに、「やめます。ごめんなさい」なミンソン。
ウジン、かなりショックを受けたみたい。言い争いして追求しすぎて、「やめる」って言わせたのは失敗だった気がする。
ミンソンの「悪い言葉になれてる」ってのも切ない話だよねえ。可能性を信じられるか?って部分で、ウジンとミンソンは「凄く違う」人間なんですよね。ジウォンの時と同じ障害なんだけど、今度は乗り越えようとしてるウジン。ミンソンは「信じられないけど信じたい」と思い続けてるからかなあ。
個人的には、「ウジン大変だな~」って思う。ミンソンの不安のせいで関係が安定しないし、怒るミンソンの機嫌とってるとも思う。ジウォンとの恋愛もそうだったし、基本的に振り回されるのが好きなのかもね。

ミンソンは休暇の申し出。科長が「逃げるな。失敗は研究に付き物だ。やっと出てきたのに、また隠れる?」って励ますんだけど、「本当に真っ暗で、一筋の光もささない狭い箱にいるように、絶望的で生き苦しい。私も、他の人みたいに自信をもちたいのに、無理です。どうすれば?歯がゆいですよ」ってミンソン。泣ける。
ウジンは、ミンソンが休むと聞いても淡々としてる。ミンソンの記録があるからって、「やりなおしたい」と科長に申し出。「戻ってくるまでに現状復帰します」と。

凹んで帰ってきたミンソンに、母親は「どういうこと」ってといつめる。「助けてくれなくて良いから、放っておいて。母なら、辛い娘の気持ちも分かってよ」というミンソン。「お前が辛い?結婚を妨害したいの?交際してるのは、ジウォンを忘れてないからじゃないの?」な母。「家族がそんなこと言わないで。会わないから、放っておいて」なミンソン。母は「お父さんが気がついたら仕事も辞めさせられるよ」だって。ミンソンは、また黒ぶち眼鏡で武装してしまいました。

ドダムが家族に「別れたんだし、どうしてウジンとミンソンが付き合うのはダメなの?」とお子様な質問。「心ってのは割切れないからね」と薬局の店員さん。「ウジョンは「ミンソンだって、ジウォンとミンソの結婚知ってただろうに、どうしてウジン兄さんと付き合ったりしたのか。」と愚痴ってる。

ショックを受けてるミンソに、「ギャラリーの処理はするから、結婚して、後を継げ」な父親。「お前の望みは?」というけど、ミンソは自分がどうしたいのかすら、分からなくなってると思う。父親にコントロールされすぎ、服従しすぎだよなあ。

父に言われて、見送りに行くミンソ。何も言えないミンソに「何も言わなくてもよいよ。何を言いたいかはわかってる」なヒョジン。甘やかしてるなあ。「手放す」というヒョジンに、「そのままいれないか?」と言いかけるミンソだけど、「それはダメだって分かるよね?」なヒョジン。握手を求めたヒョジンを抱きしめるミンソ。「結婚式も結婚も、今度は二度目だからきっと上手くできる」なヒョジン。「ごめん」と口に出せないミンソに、「友達だから分かってる」なヒョジン。

結婚準備するジウォンに、ピアノ教室の先生が「怖い子ねえ。お前ひとりのために、ギャラリー閉鎖して、ヒョジンを追いやって、ウジンとミンソンも別れさせる・・・」とお説教。ジウォンは「結婚が上手くいくのは、家族のためになることじゃない?」とか平気な顔してる。この結婚、上手くいくかなあ。何よりもジウォンがトラブルの元って気も・・・。
ミンソ宅を訪ねて、ヒョジンに挨拶もしなくて怒られたジウォン。「どうせ結婚するんですから、優しくしないのは懸命じゃない」と上から目線のジウォン。
で、ショックで寝込んでるミンソに、ぶりぶりの歌を歌って「遊びに行こう~」とおねだり。そんなジウォンがお気に入りのミンソ父って・・・。


108話 ウジン宅では、家族で仲良くかき氷~。ウジョンに「結婚して落ち着きたい?」と聞かれて、「そんなこと特に考えてないよ」なウジン。アボジが「お見合いしてみないかって話なんだけど・・・」と。ウジン、固まってしまったよ。がんばれ。誰かに傍にいてほしいんじゃなくて、ミンソンに傍にいてほしいいんだっていうのは、家族どころかミンソンにも伝わってないもんねえ
ウジンがミンソンに電話するけど、ミンソンは出てくれません。ミンソン自分のことで大変なんだろけど、ウジンも大変なのよ~。

ミンソンは会社も休み、食事もしない。ウジンにもらった花束をぼんやり見てる。ミンソがちょっと心配してるけど、心配だけして何もしないんだもん。 父親は、命令ではあっても話に行くだけマシって気もする。「他の男と会え」な父に「そんなもの好きがいる?」なミンソン。少しは兄に同情してって言われて、「あんな嫁で良いのか?」なミンソンに、「ミンソが良いと言ってるんだから。」な父。「あの人を嫁にするなら独立させて」も却下。「私はお父さんの子ではない?どうして兄さんの犠牲に?」なミンソンの訴えに、ちょっと心は動いてるみたいなんだけど。
家族にとって邪魔な存在なんだって意識が、ウジンを信じたくても信じられないって気持ちの根っこにあるから、家にいるとますます信じられなくなりそうで、ちょっと不安だ。

室長が凄くミンソンを心配してます。「心理療法うけたら?デリケートな娘だから、誰かが隣にいないと。家族の役目だけど、あの家族にはそんな人がいない。息子のことばっかり」と怒ってる。「ウジンが疲れて離れちゃうかも??」とちょっと心配してる。科長が「ちょっとは自分の結婚の心配もして」とか言ってラブラブに。入ってきたウジン、気まず~。だけど、幸せな空気が伝わってきて、楽しいねえ。
しかし、「電話に出てくれない・・・。家族の反対も激しいし、厳しい道のりです。」なウジン。大変そうだなあ・・・。根気はある人とは言え、頑張れるかなあ。

室長が「家にいるなら、私の結婚準備手伝ってよ」と電話。電話をこっそり聞かせてもらって、声だけ聴くウジン。「私なんかダメです。自分のことも持てあましてる・・・。でも、同行くらいなら。ところで、カン博士どうしてますか?申し訳なくて、複雑な気持ちで電話に出られないです。」って、ミンソン~。ウジンも少し安心したかな?「大丈夫だと伝えてください。」とお願い。
ウジンは、室長に「よろしくお願いします」ととにかく家から連れ出して元気づけるようにお願い。室長は、「電話でないのに、どうして何度もかけるの?」と。ウジンは「電話がないと、気になるでしょ?信号をずっと送ります。待っているという信号。」そして、研究を頑張って進行してます。言葉じゃなくて、行動で「失敗を恐れないで。僕を信じて」って伝えてますね。ちょっと回りくどい気もするけど・・・。

ミンソ父はヒョンジャに結婚準備を命令。婚礼家具まで要求されて、細かいことまで指示されてヒョンジャは怒ってます。
ジウォンは、「要望はなんでも聞いてもらえる」状態に、得意満面。悪く言われたくないから、費用は自分が出したように見せかけて、ミンソ父に出してもらう作戦を立ててる。上手くいくわけないのにねえ。

ジフンは頑張ってますよ。家族に食べさせたいなって思って、夜中にこっそり家にやってきた。ついでに「オンマのキムチをちょっと食べていこう」なんてしてたら、泥棒と間違われて大騒ぎに。
すねてるジョムスンさんを抱きしめるジフン。良かったね。久しぶりのジフンは「痩せたんじゃないの?」と心配。
翌朝、ウジン宅ではパンで朝食~。ウジョンが幸せそう。ジフンは頑張ったよね。ウジョン父の助言も適切だったし、ホント、彼は凄く変わったよなあ。ウジンもジフンを大歓迎。ミンソンとケーキ買いにきたのを見たよって言われて、照れるウジン。

ジョムスンさん。ドクペに「人前であんな風に言わないで」とお願い。そして、かなり体調が悪そうだけど、ドクペさんは気がつきません。ウジン父が「ジフンだけにでも話しませんか?」という。ジョムスンさんは「結婚させて、ジフンには店を持たせて・・・」とかあれこれ、手術を延期したいという。

僕は君にほれた 105・106話 [僕は君にほれた]

ミンソ兄ちゃん、あんたもサイテーだ。サイテー人間どうしで、ジウォンとはお似合いだ。

この2回で、15年友達だった科長と室長の愛が成就。12年友達だったミンソとヒョジンが別離。告白する勇気がなかった・・・という関係でも、二つの違った結末がありました。ミンソはかなりサイテー人間なので、ヒョジンはこんな「だめんず」忘れた方が幸せになれると思う。

ウジン、まだるっこしいぜ。超臆病で頑ななミンソンが不安になるって分かりきってるじゃん。必要なのは、話し合いとか相談じゃなくて、恋愛感情を表現してあげることだと思うんだけどなあ。照れてる場合じゃない!
こういう状況になると、ウジンの善良な顔が馬鹿顔に見えて、腹立ってくるよねえ。で、ウジン、髪型変えたんだね~。前髪あげて、少しだけ大人モードだ。


105話 ラブラブな科長&室長。室長が「ミギョン」って呼ばれて嬉しそうなのが微笑ましい。ですが、ミンソンとウジンは冷戦中。っていうか、ミンソンが一方的に怒ってて、無視状態。

ミンソンは「ちょっと早いかな?」ってタイミングで、ハムの微生物付着を支持。指示されたウジンも「ミンソンの指示だから・・・」って感じで、イマイチ腰が引けてる。「共同研究なんだから」と科長に励まされて、「なぜか今日は口をきいてくれなくて・・・」なウジン。科長が「お前を奪われないかと心配してるんじゃないの?」と言うけど、「アリエナイのに」ってウジンは笑顔を見せる。アリエナイってミンソンに分からせてあげなよ~。

ジウォンは、満面の笑みでミンソに着替え、ヒョジンに本、そして「手作り」と嘘ついたお粥・・・。押しが強くて図々しく、ヒョジンを傷つけることを笑顔がガンガン言ってくる。「11時に約束だから、それまで、ここに居させて」とか居すわった。あきれるヒョジン。で、思いきり邪魔して、ミンソに「ちょっと見送って?」と要求。
で、二人になったら「いつまでいるの?」です。ミンソは「芝居だろ?ヒョジンの前で見ると気持ち悪い」と。愛きょうふるまいて、「イエジを置いて行くの?3人で逃げるの?お父様の性格上、無理でしょ?」とミンソの急所をついてくる。私は、ミンソは父親から距離を置いた方が、幸せなんじゃないかと思うけど・・・。
「彼女に借りがある。負い目を感じるより。それを返したい。」と説明したミンソ。でも、「彼女は絶対に死なない。あなたを得るための計画でしょ。知っててやってる。利己的な女なの。好かれてないのに12年も傍に居て、チャンスを狙ってた」なジウォン。世の中、あんたみたいな女ばっかりじゃないでしょ。チャンスはあったのに、掴まなかったのがヒョジンなわけで・・・。ジウォンは「自分のために生きて。あなたも親もイエジも私を選んだ。同情しないで。責任や罪悪感を抱くのは負け犬だ」というけど、ミンソは「同情」でジウォンを好きになってるんだけど・・・。その同情も、ジウォンに騙されてる部分があるし・・・。ジウォンって、一生騙しとおせるほど賢くないし・・・。

で、ジウォンの動きはミンソ父と連携してて、ミンソがいない隙に、父親がヒョジンに会いに行って、「男一人に人生をかけるような女には息子を渡さない。いなくなってくれ。ミンソを不幸にしないでくれ」と土下座。でも、ジウォンと苦ラズより、ヒョジンと居る方がミンソ幸せになれそうだけどねえ。
ヒョジンは「気を引きたかったわけじゃないの。あなたの幸せを願ってる」と。ミンソが「お前に幸せになってほしいよ。明日、空港で待ち合わせよう」と。ヒョジンは「桃の缶詰がたべたい。買ってきて」といって、ミンソを送り出して、その隙に勝手に退院。

ジョムスンさんは、ヒョンジャさんに「結婚させるのか?ヒョジンとは手を切らせろ」と追及する。ヒョンジャさんは「ジウォンだって、男を次々ひっかけてたでしょ?男にたかるプロの女でしょ?」とやり返した。ホントのことだから、ジョムスンさんは切れちゃいます。

ジョムスンさんが何か隠してる?なドクペさん。ウジン父が注意事項の手紙を書いたのを見て、「なんだこれ?おせっかいだなあ」となります。

ウジョンは「我慢ならない」とバット持って、ジフンのパン屋に殴りこみ。ウジョン、足が奇麗だったね~。驚くジフンに、一緒に勉強してる女の子との浮気を疑って暴れまくり。誤解も解けて、良かった良かった。
ジフンの部屋も見て、日記も見て、家族写真やウジョンの絵。ジフンが凄く変わったって分かったと思う。でも「親不孝者」って叱るのは忘れない。


106話 ウジンは、「話しましょう。何に怒ってるのか分かりません。誤解ならはらすべきだし、説明する機会くらいはくれないと・・・」とミンソンに。ミンソンがウジンに怒ってるように見える時は、ウジンが馬鹿みたいに無理をしてる時と、不安でたまらない時と、自分に怒ってるとき。これだけでしょ?ちょっと自分で考えろや!!
ミンソンは、凄い頑張って「ジウォンさんと交際中に私の話をしたことは?あなたを好きな私がバカだと言ったとか・・・」と話す。「誰がそんなことを?ジウォンさんですか?この前、彼女と話しましたか?」と怒ったり心配したり。ミンソンが「同情や責任感を抱いて・・・」と言い出すと、ウジンは呆れてしまう。ミンソンは立ち聞きした「私が積極的に交際を迫った」って内容も話すけど、ウジンは「実際に違うでしょ?ジウォンさんは結婚を控えて過去を気にしてるだけ。あなたがミンソの妹だから・・・」と穏やかに説明するけど、ミンソンは「仕事が」って逃げちゃった。ウジン、ジウォンへの怒りが沸々&ミンソンにどうしてあげれば良いのか困ってます。
ミンソンは、ジウォンに言われて悲しい気持を室長に相談に。「不本意で悲しい・・・」なミンソン。そうだよねえ。あんなに遠慮ばかりしてて、こんなこと言われるなんてなあ。「家族として、あの本性をばらして結婚反対したいけど、ウジンのせいだと思われて言えない・・・」なミンソン。特に、イエジの教育上よろしくないってのが気になるみたいだね。

で、科長プロポーズ。家に皆さんを呼んで、行ってみるとバッチリ準備されてる。凄い~。手がこみすぎ。「俺は15年も愛してたのに、告白もできずに友達でいた。俺たちはこの先の方が短いかもしれない。残りの人生を俺と生きてくれ」と。おめでとう!!幸せそうでさあ。ウジンがミンソンの肩にそっと手をかけたのに、ミンソン外してんの・・・。意地っ張りだねえ。しかし、二人は本当にお似合いですよ。なんか、並んででしっくりくる。

ミンソンを送って行ったウジンだけど、ミンソンはまだ話をしてくれません。ウジンは心配してるのに、「顔色をうかがってばかり。機嫌を取るのが大変よね」と怒るミンソン。ウジンは「そんなことない」っていうけど、「まだ怒ってる?」って、やっぱ機嫌を気にしてるよねえ。ミンソンの「詰まらないでしょ?」に、「なんでそう思うの?ジウォンさんの話のせい?」とウジン・・・。質問の答えになってないがな・・・。「楽しいよ。好きだ」って言えば済む話なのに・・・。
ミンソンは「話って?同情とか責任感とか言う話?」って、ウジンがジウォンの話を持ち出したことで、「やっぱり話してたから後ろめたいんだ」って思っちゃってるんだよねえ。猜疑心が強すぎる。ウジンがミンソンの手をとって「そんな言い方しないで。そんなことは言ってないから。」というんだけど、ミンソンは手を抜いて「また明日」とか言ってしまう。ウジンも凹んでるなあ。頑張れ。でも、愛してるよって言ってあげればかなり解決する問題なんだけどねえ。

帰宅したら、ジウォンがいたので、「何かミンソンに言った?」なウジン。「何も?」としらばっくれるジウォンに呆れる。「家族に反対されるだろうけど、隠すつもり?」なジウォンに、「君の時は頼まれて隠したけど、今度は隠す理由はないよ」なウジン。ジウォンは「あなたと親戚になりたくないから、ミンソの両親に反対するように頼むわ」と嫌味な言い方を・・・。怒りを抑えて「気持ちは分かる」というウジンに、「どこまで持つかしら?頑張ってね?」と嫌味なジウォン。サイテーだなあ。

ウジンとジウォンって、別れる時は奇麗に別れたと思うんですよね。ウジンは裏切られるという初体験で苦しんだし、ジウォンも純粋で誠実な世界に入れなかったことで傷つきながら、互いがあまりにも違うからだって理解はできたから、思いやりながら別れた・・・。
でも、実態は、ジウォンはミンソに惹かれたからだし、ウジンにもミンソンの存在があって、どっちも、「この人しかいない」ってことではなかったから、別れることになったんだろう。
ウジンが「いいひと」であっても、場合によっては酷く他人を傷つけることもある。片思い時代のミンソンだって凄く傷ついてたし、「いいひと」に拒絶されたジウォンは露悪的にふるまうことで、「悪くても利を得たものが勝ち」って主張してるみたいです。

ウジンもかなり傷ついてるよなあ。別れる時の「言葉が通じない相手を前にした時の無力感」や「違う価値観との対立」みたいなのを、ジウォンと対立することで再確認してることになってるし。ウジンも、ミンソンの励ましが欲しい状況なハズ。もともと、思わずキスしてしまった時も「気持ちがないと出来ないよ」ってのを信じてもらえなかったりして、気持を信じてもらえないって点で不安そうだったしなあ。

ヒョジンを探し回るミンソ。そっと影から見て消えてしまうヒョジン。ミンソにとっては、消えた母親や妻の空白を埋めてた人だよなあ。帰宅したミンソに、「何も言うな」な父親。何も言えないミンソは情けなさすぎると思う。結局は、父親に屈服するんだねえ。

帰ってきたミンソンに「イエジをほったらかして」と言われたことで、口喧嘩になるミンソ。「俺が消えなくて残念か?そしたらお前とウジンは結婚出来るもんな」とかいうミンソに、「結婚に反対なのは、ウジンのことではなくて、男にたかってた女をイエジの母親にしたくないから」なミンソン。でも、ミンソは「ウジンは彼女に夢中だったぞ・・・。お前は利用されてるんじゃ?お前と結婚して、元彼女と会いたいんじゃ?」とか、ひどいことを・・・。怒るミンソンに、「俺に構うなと警告した」なミンソ。警告されて引き下がったミンソンに噛みついたのはあんたでしょ。たしかに、ミンソが辛いのは分かるよ?でも、ヒョジンのことについては、ミンソに原因があるでしょ。それで、ミンソンを傷つけまくるってどうなのよ?

翌朝、「ヒョジンを渡米させたろ?」というミンソに、「無力だね」とイヤミ言ってしまうミンソン。そうしたら、ミンソは「だからアボジに頼るよ。ミンソン、ジウォンの元彼と付き合ってる。いや、片思い?」と暴露。ミンソもサイテー人間だ。ってことで、ジウォンとミンソはお似合いなんだろうなあ。
ミンソは、凄く利己的な人間だよね。父親は「欲がない」とか言ってるけど、自分には我儘息子にしか見えない。

ジョムスンさんはドクペと取材。壁一枚隔てた幼馴染で出会ってという話をしたのに、ドクペさんは「初恋の人は別に居て。ソウルに行く日に多酒飲んで人違いして。妊娠してあらわれたので結婚した」とか話しちゃう。ジョムスンさんは傷ついちゃう。

僕は君にほれた 103・104話 [僕は君にほれた]

ジウォン、自分でも分かってるんだろうけど、あんたサイテーだ。演じてるパク・ダアンさんは、こういう嫌な女が上手いよね~。彼女がラブハンターでも、ホントに嫌な女を演じてたよなあ・・・。
人の良いところしかみないようなウジンが、ドン引きしちゃってたよ。ウジンは怒らせたら怖い相手だと思うのにねえ・・・。別れた時もそうだったけど、ウジンにとっての善悪のラインみたいなのを、ジウォンは全く理解してないね。理解できない相手に対して、どんなに戦略を繰り出しても、的外れなんだよな・・・・。
で、ウジンに色落としが聞かないと分かったとたん、しっかりミンソンを攻撃してくるあたりも、可愛げなさすぎるジウォン。また、ミンソンは、ウジンに泣きついたり出来ない性格なんだよなあ。泣いて甘えて、慰めてもらえるような女性じゃないから、思いつめちゃいそうだ。
ウジンも、「俺ってこんな女の正体も知らずに好きだったのか。」って思ったんじゃないかなあ。ショックだろうねえ。
ミンソンが不安なのは分かる。ウジンは友人時代から優しくて暖かい人だったから、どんなに優しくされても友情か恋愛かって不安だよなあ。それを「前から好きでいてくれた」と自分に都合よく考えられるような性格じゃないだろうしなあ。また、ウジンも照れ屋でハッキリしないんだもん。大事にするのも良いけど、もっと大胆に行動しても良いんじゃないかと思うよ。
このミンソンの傷つきやすさや繊細さは、ウジンにとってはマイナス要素じゃなくて、「守ってあげたい」という気持ちを煽る要素な気もするから、愛は深まるかもね。いままでも、ミンソンの傷に触れることで、大事にしたいって気持ちが大きくなってる気がする。ミンソが「何でもできるヒョジンは母か姉だけど、ジウォンは守ってやらなくちゃならないから、一人前の男になった気がする」とか言ってたけど、ウジンもミンソンに対してそういう気持ちもありそうだなあって思った。


103話
ジウォンを自分の研究室に連れて行ったウジン。最初から、かなり警戒してますね。ジウォンの媚攻撃も、まったく効きません。「私を止めないの?」とかいうジウォンに、ポカーンのウジン。アホラシって顔してるのに、「私をまだ好きでしょ?私達は別れたけど、まだお互い思い合ってる」なジウォン。あんた、その自信はどっから来るんだよ・・・。勝手にウジンの気持ちを決めつけるな!!あなたには、ウジンの気持ちは一生かかっても理解できないって・・・。頑張って合わせてた交際当時だって、まったく会話がかみ合ってなかったという事実を思い出そうぜ。それほど「違う」相手なんだよ。
ウジンは呆れて「ハッキリ言うけど。僕には理解できない。何が言いたいのか分からない。」ときっぱり。ジウォンはウジンの手を握って、ウルウル目攻撃。ウジンの性格的に、迫られると拒否できないってのを本能的に分かってるんだよねえ。固まってしまってるウジン。そこに科長が入ってきた。手を握ってるのを見て、逃げていっちゃう。
ウジンは、本気で怒ってる。「仕事があるから」って席を立とうとするけど、ジウォンは食い下がります。「別れる理由は映画を断れないからだと言った。、好きな気持ちは変わらないのよね?なのに、もう彼女が?酷い」とジウォン。残念ながら、「好きな気持ち」は過去のものなのよ・・・。
ウジンは「君は結婚するんでしょ?」と反論しちゃう。ジウォンは「だからでしょ?私への当てつけなのよね?復讐みたいなもの」と媚売りまくり。「そんな理由で交際する人がいる?」なウジンに、「そうだよね・・・。ウジンさんはそんな人じゃない」とガックリのジウォン。ちょっと可愛そうではある。ハッキリ言って、別れる段階でウジンの気持ちはミンソンにかなり向いてたと思うから・・・。君は振られたんだよ・・・。それを認めなさい。残念ながら、ウジンの気持ちは冷めちゃったんだよ。

で、攻撃方向を変えた。「結婚相手はミンソンのお兄さん」と勝ち誇ったように告げる。ビックリだけど、無表情のウジン。怒ってるなあ~。意味分からないながらも、攻撃してきてるってのは分かるんだろうね。

さて、その頃。科長は「なんて女なんだ?ミンソンと腕組んでたのに、なんでウジンの手を握ってる」と怒りまくりで、固まってるミンソンに「あの女を追い出せ。ウジンの彼女なのに、なぜ黙ってる?」と。ミンソンは消え入りそうな声で「理由があるのkも」と。でも、科長に「余計な気遣いするな。行け」って怒られて、しぶしぶ・・・。科長は「もしウジンがよりを戻したりしたら、絶対にただじゃ済まさない。ミンソンが傷つく姿は、もう見ていられない」と怒ってる。科長は、臆病な彼女を励まして、研究で冒険をさせてみたり、ミンソンを可愛がってるもんねえ。

ウジンの部屋の前まで行ったけど、中に入れないミンソン。ジウォンの声が聞こえてくる。
「ミンソ父の意向に従って結婚する。あなたに振られたから。でも、なぜ、彼の妹と付き合うことに?」とジウォン。何が言いたいんだ?なウジン。「あなたを好きだった人よね?父親は知ってたのでは?息子だけじゃなくて、娘のために私たちを引き裂いた」「やめろ」とウジンは怒ってる。でも、「きっとそうだ。だから別れさせたのよ。私を好きなのに、なぜ、彼女と交際を?積極的に迫られたんじゃない?別れたとたん、待ってたとばかりに。わたしと交際中に父親に頼んだに違いない。別れさせろと・・・」と、悲しげな芝居をするジウォン。でも、ウジンには芝居だって分かってるみたいだね。ここまで立ち聞きしてミンソンは逃げ出しちゃいました。

怒って聞いてたウジンは、怒り通り過ぎて馬鹿らしくなったのね。軽蔑の顔で「結婚は君が決めたこと。なぜ、今更、こんな話を?僕はチョ博士が好きなんだ。好きだから交際するの。人の心は無理やり動かせるものじゃない。勘違いだ。チョ博士は、僕たちが別れないように力を尽くしてくれた。」と。「本気で好きだってこと?」と聞かれて、「ああ」とキッパリ。「結婚は?」と聞かれて、「答える必要ない」と拒絶。
「人の心は無理やり動かせない」ってのは、ウジンらしいなあと思いました。別れる時にも「どうしてもジウォンの行動を許せない」と心のままならさを語ってたし、ゆっくり付き合おうとか言いながらも気持ちがドンドン動いちゃってミンソンと付き合い始めたし・・・。一途で融通がきかないウジンらしい。

ジウォンは、結局「わたしは必ず結婚する。だから、彼女と結婚しないで。家族になると気まずいでしょ。別れて。あなたの家族も反対するわ。昔の彼女が家族にになるの、考えだだけで嫌。うちもミンソンの家族も反対する。反対される交際はしたくないでしょ?だから、この辺で別れて」と本音を。ウジンは、「それできたんだ。帰って」と。「お願を聞いてくれるわよね?」なジウォン。いやあ、無理!でしょ~。「じゃあ」ってウジンが席を外した。

ジウォンにしたら、ミンソをヒョジンに取られそうな状況で、ここでミンソンとウジンの結婚という話がでたら、ミンソ父がどう判断するのかが不安なんだよね。ヒョジンの事情をしらないウジンでも、「結婚の障害だから取り除きにきた」とは分かったみたいだ。
不安なのは分かる。無理してウジンに合わせたけどボロが出て失敗。ミンソにも演技して捕まえたから、ウジンみたいに逃げるんじゃないか?って思うんだよね。
ジウォンは、結局「他人の幸せを壊してでも利己的に」っていうミンソ父と同じ行動を、また選んだんだよね。別れた時は「父親のために」っていう言い訳があったけど、今度は完全に自己都合。ウジンにも、嫌というほど本性が見えたでしょう。
ウジンは「別れたのはミンソ父のせいではなくて、ジウォンと自分は選ぶ道が違い過ぎる」なんだけど、ジウォンは「悪いのはミンソ父」って思ってる。「家族のために別れた」と思ってるから、今度も「家族のためだから別れて」と言えば別れると思ってるジウォン。君たちが別れた理由は違うんだって・・・。

逃げ出したミンソンは「私が好きなのに、なぜ彼女と交際を?積極的に迫られた?」というジウォンの声が頭から離れない。ミンソンの認識では、「私が迫ったからキスしちゃって。私の気持ちが重いから責任感で付き合い始めた」ってことなんだろうなあ。そう思っても仕方のない経緯だし・・・。そのあたりの気持ちをウジンはちゃんと言葉にしてないからねえ。
そんなミンソンに追い打ちをかけるジウォン。「交際中、彼から話を聞いてたわ。自分にほれてる馬鹿女がいると。貴女よね?好かれてると思ってる?いいえ。私は同情だと思うわ。優しい人だから、哀れな人を放っておけないの」と。口調が厭味ったらしいんだ・・・。
ミンソン、良く考えるんだ。「自分にほれてるバカ女がいる」なんて言葉は、どう考えてもウジンが言いそうにないことだ。ねつ造だ。

ウジンは、宣戦布告されてかなり怒ってますね。同時に、悲しそう。でも、ミンソンには暗い顔を見せたくなくて、無理して笑顔でミンソンの部屋に。なのに、ミンソンはウジンをおいてきぼりで帰ってしまってる。
でもさあ・・・。ミンソンがジウォンの電話出たことは、ウジンだってしてたでしょ?ショックで忘れてたのかもしれないけど、フォローが遅いよ~。ミンソンは傷つきやすい人なんだから、大事にしてあげて・・・。

ヒョジン。「私、ジウォンを馬鹿にしてた。知的水準、教養、人格。何もかもレベルが違う。でも、あなたは本気のようだった。早く再婚してほしかった。でも、彼女は私たちの友人関係を認めてくれないから」と。
「どうして彼女にほれた?」と聞かれて、「お前は完璧で、姉や母親みたいに頼ってしまう。彼女は違う。手を貸してやらないと。一人前の男になれた気がする」とミンソ。ヒョジンは「彼女は違う。おっとりした行動も計算だと思う。あなたの好みに合わせてる。本能的に察知してる」と。そうだよねえ・・・。っていうか、気が付いてないのかあ・・・。ビックリ。

ジフン君が働いてるのを見かけたウジョン。店の女性と一緒なのをすっかり誤解して、呆然と去るウジョン。でも、頑張って働いてるんだよ~。それを認めて開けて。

ジョムスンさんとウジン父は病院。「手術して放射線治療を」と言われた。ジョムスンさんは「費用の問題もあるし、娘を結婚させてからにしたい。急変はしないですよね」と・・・。先生は「がんは待ってくれない」と厳しい。ウジン父は「一番早い手術日」ってことで、二週間後を予約。
しかし、天候不良で帰ってきたドクペさんは「なんでいない~」です。一緒に帰ってきたジョムスンさん達はビックリ。浮気を疑うドクペさん・・・。

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