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イルジメ(一枝梅)16-20(最終)話 [イルジメ(一枝梅)]

面白かったです~。ヨンもシフも切なかったけど、オヤジが良い味出し過ぎ。セドルとコンガムはホントにナイスなキャラだった。あと、お母さんのタンも、もどかしいところはあったけれど、そこが興味深かった。


16話二人の息子 今回は、セドルに泣かされた・・・。ヨンが結婚式の前日に背中を洗ってあげるのも良かったね。「これが最後になっちゃうかも?」という恐れがある中で、互いに何も語らない・・・。ヨンはやっぱり恵まれて育ったよねえ~。庶民とは言え、あったかい父親に愛されて、結構楽しく毎日やってたしさあ・・・。
一方、シフが可愛そう過ぎるなあ。幼い時から、母の願いだと信じて、自分を押さえつけてピョンシクの庶子として生き、恋心を感じてしまうウンチェに対しても妹だと自分を殺してきたわけでしょ?まあ、ピョンシクの所にこなければ、ウンチェにも会えなかったと前向きに考えれば良いんだろうけど・・・。
イルジメとして捕まったセドルに、「なぜ?嘘を?」とシフが問うたら、「イルジメを捕まえたら、お前も出世できるだろう?すまなかったな。俺みたいなのが父親で・・・」と・・・。シフは「なぜ優しくしたのか?それが恨めしい」と。悪かったチェドルって言うんだ。でも、捕まったのはヨンのためでもあって、「お前のため」ってのは半分の理由なんだよね。でも、シフは「俺のせいで」って責めるよなあ・・・。

ヨンは「イルジメ」として、庶民に王として人気を博し、予言通り「ふたつの太陽」になりつつある・・・。

あらすじ↓(公式から) イルジメをおびき出すため、大勢の若者が清の使臣館内に拘束されていた。約束の期日にイルジメは現れたが、捕らえられることなく、チョン・ミョンスと息子のチホンを連れ去った。

その後、チョン親子は清に送り返される。町の人々はイルジメの活躍を聞き、大喜びするが、正体を知るセドルだけはヨンに対して責任を感じて心を痛める。

その頃、仁祖の長男ソヒョン世子が帰国し、宮殿に到着する。仁祖は、自分の息子さえも、自分の地位を脅かす存在と考え、密かに御医を呼びつけて暗殺を企むのだった。

コンガルとシムドクが婚礼を挙げることを聞いたヨンは、セドルとタンにも婚礼を挙げてやりたいと考える。ヨンの呼びかけで、セドルには内緒で皆が2人の婚礼の準備を着々と進める。そして、セドルとタンは無事婚礼を挙げ、めでたく本物の夫婦となった。

シフの元には、彼の出生の秘密を知るという男が現れる。その男から、実の父親がピョン・シクではないという話を聞かされたシフは、タンを詰問する。本当の父親はセドルだと答えるタンに、シフは激しい怒りをぶつけ、去っていく。

同じ頃、捕盗庁と義禁府は、総出でイルジメを捕らえようと連合作戦を決行しようとしていた。それを知ったセドルは、ヨンの身に危険が及ぶのを避けるため、自分がイルジメとなって捕まることを決めるのだった・・・
ヨンを心配するセドルは、あの小屋に呼びだして「錠前屋をつげ」と言って、最新式の錠前について教えてくれる・・・。俺をこの箱から出せといって錠前にトライさせて、自分は底穴から脱出。そして、イルジメとして目指す館に・・・。

ウンチェは官吏を引きつけようと、自分の宿に火をつける・・・。ウニョンってあほ?資源の無駄使いだし、いくら人払いをしてたって、助けに入ってくる下男とかが怪我するんじゃね?下手したら死ぬぞ?


17話遺言 セドル~。逝っちゃだめ~。拷問でボロボロのセドルを、背負って家に連れて行くシフが・・・。可愛そう過ぎる。セドルは「母さんを恨むな。ヨンに良くしてやってくれ。可愛そうなやつだ。チャドルもヨンも俺の息子だ。実の兄弟だ・・・」って語る。でも、シフは官吏として、イルジメは捕えなきゃならないのよ・・・。だって、イルジメは犯罪者だもん・・・。
家を出たものだから臨終の席に立ち会えないで、庭でそっと立ちすくみ、ヨンが帰ってきたら姿を隠すシフに泣けた。
そして、イルジメ=ヨン=実の弟を知ってしまったシフが切なすぎる。

坊主が両親殺しの犯人だと知ったボンスンが、殴りかかろうとして出来ないのも泣けた・・・。

タンが凄く淡々とイルジメ=ヨンに対応してるのも、良いねえ。

ヨンの実母とヨンの距離が近づいてて、会えそうで会えない・・・。じれったい・・・。

ピョン・シクが敵だと分かって、ウンチェへの思いを断ち切るヨンが切なかったねえ。「情報は得た。用済みだ」とか言ってしまって・・・。あと、実の兄弟であることをヨンだけが知らないシフとも、なんだかんだ優しくしてくれたシワンとも敵になるんだよなあ。

あらすじ↓(公式から) 天友会の一員であるソ・ヨンス宅に、イルジメとして忍び込んだセドル。自分が捕まれば、イルジメ騒動は解決すると考えていたが、捕らえられたセドルは予想外にひどい拷問を受けることに。力尽きて義禁府を放り出されたセドルは、シフに背負われ、タンの元へと帰ってくる。そして、最後まで2人の息子とタンのことを気に掛けながら、静かに息を引き取った。

ヨンに酒を注いでくれるシワン、「俺にはまだ力がなくて」なんていって、馬鹿で祖母うだけど、ヨンには優しいよねえ。でも、代金はヨン持ちかよ。実母が、ヨンの酒席にも、1人で飲むシフの主席にも料理を運んでる。で、ヨンの代金として払った玉が、ヨンノ実父に急接近っですよ・・・。

同じ頃、宮殿では、仁祖の陰謀により、世子が逝去する。セドルがイルジメの身代わりとなって死んだと知り、悲しみに暮れるヨンは、セドルがなぜ殺されなければならなかったのかを突き止めるため、自らもソ・ヨンス宅に忍び込む。しかし、そこでソ・ヨンスが死んでいるのを発見する。

翌朝、町ではイルジメが殺人犯として指名手配されていた。民心を得ているイルジメをどうにか消し去りたい仁祖は、この機会を利用しようと、かつて共に天への誓いを立てた最後の功臣イ・ギョンソプを呼びつけ、イルジメの始末を命じる。

イ・ギョンソプ宅に忍びこんだイルジメは、もみ合ううちに、ギョンソプの胸に父ウォノを斬った刀に刻まれた文様の一部を見つける。その直後、何者かによってギョンソプは殺害される。
追ってきたシフにとどめを刺せたイルジメだが、途中でやめてしまう。イルジメ=ヨンとはしらないシフは切りかかってきて、ヨンは負傷しながら退却。
追ってきたシフは、イルジメがヨンとして帰宅したのを目撃。「こいつのせいで父さんが死んだ」と逮捕しようとするが、タンが「あなたの弟よ・・・」と止めた。父親の名前は告げずに「謀反の子なのだ」というタン。「父さんも、母さんも、結局はあいつのためか?私は役人だ。捕まえることで、あなたの望んだ高貴なものになれる。私はピョン・シクの子。次はためらいなく切る」とシフ。

シワンと共にイ・ギョンソプの殺害現場に立ち会っていたヨン。イルジメの無実が明かされようとしていたその時、真相を知る人物がまた何者かによって殺される。その死に際の言葉から、すべてを企んだのはピョン・シクだとヨンは推測する。
その後、ピョン・シク宅には、イルジメからの予告状が届く。同時に、イルジメはピョン・シクの娘であるウンチェへの想いも断ち切ることを決意する・・・

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イルジメ(一枝梅) 11-15話 [イルジメ(一枝梅)]

久々に続きを一気に見ました。一気に見る分には、細かいレビューで記憶を定着させなくてもよいので、あらすじは公式をコピー。各回感想をあっさり目に書きました。


11話二人の傷 ウンチェって我儘だよなあ・・・。そりゃ、世話するにしても、勝手に輿から居なくなったら、皆心配するだろう。探してる人たちの苦労は思わんのかい??また、ウンチェは賢い女性としてかかれてるので、そこに気がつかないわけない=分かっててやってるって気がするからねえ。冒頭のシーン、良いラブシーンなんだろうけど、むかっ腹がたったぜ。
それに、義賊であろうとも、賊を捕らえるのはシフの仕事。それを、そんな睨むなよ。
シフが自力の推理で、シワンがヨンの知恵(って自分がやったんだけど)で真相を言い当てて、ちょっとシワンがリードするのとかも、シワンが気の毒でねえ。真面目なだけに・・・。しかし、シフとヨンの戦闘シーンは気合入ってたな。
傷ついたヨンを「お兄ちゃん」と叫ぶスンの号泣は切なかった。
(あらすじ)
物ごいたちが暮らす集落で、夜遅くまで世話を続けるウンチェ。父親ピョン・シクの使いで、ヒボンたちが嫌がるウンチェを無理やり連れ帰る。屋敷に向かう夜道で、一瞬灯りが消えるが、間もなく何事もなかったかのように一行は歩き始める。しかし、その間に実はイルジメがウンチェをさらっていた。イルジメは、戻りたくないウンチェの気持ちを察して、輿から連れ出したのだった。
世話を終えて帰るウンチェの前に再び現れ、夜道を共に歩くイルジメに、ウンチェは心惹かれていく。
一方、屋敷に戻りウンチェがいないことに気づいたヒボンたちは慌てるが、ウンチェはイルジメに送り届けられ、無事帰宅していた。
事態を知って捜索に出ていたシフも戻り、ウンチェの部屋を訪れる。ウンチェが何者かをかばっていると感じ、複雑な気持ちを隠せないシフ。
ウンチェが、"イルジメは盗んだものを貧しい者に分け与える義賊"と思い込んでいることを知ったヨン。そのイメージを崩したくない彼は、盗んだ財宝を金や食糧に換えて、物ごいたちの元へこっそり届けるのだった。おかげで、きちんとした暮らしができるようになった彼らの喜びの声を聞いたウンチェは、一層イルジメへの想いを強めていく。しかし、イルジメの正体がヨンだとは全く気づかない。
帳簿の隠し場所を知ったイルジメは、そこから天友会の名簿を持ち出し、官僚の屋敷に次々と忍び込んでいた。ある夜、ウンチェの部屋に密かに帳簿を戻しに行った際、庭に出てきたウンチェに見つかってしまう。ウンチェとしばらく過ごしていると、そこに偶然シフが現れ・・・


12話それぞれの道 いまだに偶然の一致とか言ってるウンチェ。恋は判断力を鈍らせるねえ。
シフはヨンのけがに気がついたけど、シワンに「組の喧嘩で怪我した」と主張して、なんとか追及を逃れた。
ボンスンとヨンとコンガルが川の字になって眠ってるのを見てて、復讐なんかやめたらよいのになあって思ってしまった。
殺人者に大義があるか??とコンギル。
(あらすじ)
ピョン・シクの屋敷でイルジメとシフが鉢合わせした。シフに深手を負わされたイルジメを心配するウンチェだったが、実はシフもケガを負っていたことを知る。自分よりもイルジメを一番に心配するウンチェに対し、寂しい想いとは裏腹に冷たく接するしかないシフ。

その後、ひどい傷を負ったヨンをポンスンが見つけ、コンガルが治療を行う。翌朝、ヨンは無事目を覚ますが、天友会の会員である工曹判書が倭国に発つという情報を得ると、傷の癒える間もなく忍び込む準備を始める。天友会の名簿の置き場所が変わっていることに気づいたウンチェ。それを知ったシフは、ウンチェがイルジメを部屋に入れたのではと問い詰める。そして、イルジメが天友会の会員宅を狙って忍び込んでいることに気づくのだった。

早速、義禁府が全会員宅に配備されることとなった。偶然にも、シワンの守る屋敷にイルジメが忍び込んだ。隙だらけのシワンは、イルジメに縛り上げられ、井戸に落とされる。駆けつけたシフは、逃げるイルジメの脚を斬りつけたが、あと一息というところで逃げられてしまう。

その後、ヨンはコンガルから武術を習おうと必死に頼み込む。ケガの治療中、見覚えのある文様がヨンの体に彫られているのを見たコンガルは、すべてを悟っていた。ヨンの目的を知りながら、彼に武術を教える決心をする。

同じ頃シフも、コンガルのかつての相棒サチョンに武術の指導を受けていた。ヨンは父の敵を討つため。シフはイルジメを捕らえるため。お互いが、それぞれの想いでひたすら腕を磨いていく・・・


13話小さな命 ”生きるため、守るために攻撃する”かっこいいけど、実践は難しいよなあ。攻撃したら、相手が死ぬことだってある訳で・・。刃がなくても、打ちどころ悪けりゃ死ぬ。政争に敗れた父の復讐のために戦ってるヨンは、現在はまったく正義はないと思うんで、そこら辺を昇華していく過程が今後の見どころかな?ヤンスンの件で、朝廷=悪役としての色合いを強めたけど、一方的な書き方ではあるので、これをシフ側からも描いてほしい。
ウンチェは、乗馬と同じように弓も習いたいとシフにいうけど、覚悟もなく武器を触れる浅はかさがウンチェの幼さなんだなあ。しかし、シフ切ないねえ。
(あらすじ)
ヨンは修行の最後に、コンガルから刃のない剣を手渡される。剣とは人を殺すものではなく、助けるためのものだと教えられたのだった。その時、ヨンは亡き父の言葉も同じであったと思い出す。その言葉を肝に銘じ、修行を終えたヨンは町に戻る。

町では、清の使臣チョン・ミョンスの息子チホンが酒に酔い、馬を乗り回していた。父親の権力を盾に、傍若無人な行動を繰り返す彼は、馬でヤンスンをひき殺してしまう。ヤンスンは、ヨンからもらった髪飾りを落とし、たまたま道に出ていたのだった。チホンはそのまま逃げ去り、使臣館へ帰っていった。
ヨンが戻ると、町はヤンスンの死で悲しみに沈んでいた。衝撃を受けたヨンは、髪飾りを握りしめ使臣館へ向かう。使臣館の前では、暴れるポンスンが役人たちに取り押さえられていた。ヨンの制止も無視し、ポンスンは、チホンが犯した罪を認めさせようと使臣館前に座り込みを始める。座り込みを続けるポンスンの元には、民衆たちが次々と集まり、次第に使臣館前は多くの民衆で埋め尽くされた。

騒ぎを聞きつけたウンチェも、両班という身分ながら、そこに加わる。結局、ピョン・シクが義禁府を動員し、民衆たちを力でねじ伏せようとする。民衆たちも必死に抵抗を続け、騒ぎはなかなか収まらない。ピョン・シクが呼んだヒマ組の悪党たちも一転して民衆側に加勢することになり、民衆の有利と思われた矢先、役人たちの強襲にあう。ケガ人が続出し、解散せざるを得なくなった民衆たちは、悔しさを隠せない。その頃、ヨンは密かに、着々と準備を進め・・・


14話父の想い シフが、義禁府の声明を読みだす・・・。シフの役人としての格は低いんだし、これで騒動がおさまるわけないわなあ。だけど、ピョン・シクの養子としての背景はあるし、問題を小さなものとして扱うという意向を示すって意味でも、意外に絶妙なのかもな。
バージョンアップしたイルジメはカッコ良かったねえ。鎧の製造技術が凄過ぎるけど・・・。かっこええから良いのだ。
ヨン=イルジメを知ってしまった父ちゃんのシーンは泣けたねえ。ナイスなキャラとして書かれてきたから、本当に胸を打った。
(あらすじ)
一度は解散せざるを得なくなったものの、使臣館前に座り込みを続ける民衆は再び増えていた。業を煮やした清の使臣チョン・ミョンスは仁祖へ直訴するが、民心を味方につけたい仁祖は言葉を濁す。義禁府は"今回の事件は事故である""解散しなければ投獄する"との声明を出すに留まった。結局、それは民衆の気持ちを逆撫でし、逆に騒ぎが大きくなるのだった。

ついに大勢の義禁府の役人たちが門前を固め、今にも攻撃を仕掛けようとしていた。その時、使臣館の塀の上にイルジメが登場。チョン・チホンを誘拐し、民衆の前で吊るし上げにした。背後に、次々と追っ手が迫るイルジメに対し、民衆の声援が高まる。セドルも使臣館前でイルジメに声援を送っていたが、ある時、イルジメの腕に見覚えのある髪飾りを見つける。その瞬間、イルジメの正体を悟り、呆然とするのだった。

イルジメは、見事に追っ手を倒し使臣館を去っていった。

翌朝、門前に吊るされたままのチホンは、ひどくいたぶられ、ついに謝罪の言葉を口にしはじめる。一方、騒ぎを聞いた仁祖は民の怒りを静めるため、自らの声明を出すが、民衆は聞き入れず、ただイルジメを熱望する声を上げるばかり。

その後、セドルは自分の見たものが嘘であってほしいという思いで、以前ヨンを連れていった小屋に行くが、そこで確証を得てしまう。ヨンのことを思い、悲しみに暮れるセドルだったが、これ以上ヨンに盗みを重ねさせないよう、自分が食い止めようと決意するのだった・・・


15話王の脅威 明日すべてが終わると思って、最後にイルジメとしてウンチェに会いに行くシーン。かわいいラブシーンでしたね。ヨンとの思い出を語るウンチェに、何も言えないヨン。
テホンの横暴に耐えていたシフが、怪我したヨンを救いだしたシーンと、実母に「チャドル」と呼ばれたシーンは良かった。
(あらすじ)
イルジメの正体を知ってしまったセドル。ヨンが忍び込もうとしている屋敷に自ら出向いては、頑丈な錠前をつけていく。そんな中、忍び込んだイルジメは、ある屋敷の蔵で逃げ場を失う。しかし、頑丈な錠前がかけられているはずの扉がなぜか開き、外へ出ることができたのだった。

翌朝、蜂起でケガを負った町の人々の元に、イルジメから朝鮮人参が届けられる。人々の間では、急激にイルジメの人気が上昇していく。

徹夜での潜伏作戦を決行していたが、またしてもイルジメを捕らえることができなかった義禁府。ヨンは、シワンに連れられ、イルジメが忍び込んだ現場に。そこで現場検証を行うシフが、現場の扉が外側から切られていることを発見する。共犯がいるのではというシフの意外な推測を聞き、ヨンは困惑する。

イ・ウォノの息子ギョムが生きているという噂を聞きつけたキム・イッキが、情報を流したチャン・マンドンの元へ赴き、"父の死について知らせる"という伝言を残す。マンドンからの伝言に、全く取り合おうとしないヨン。

しかし、天友会の一員であるキム・イッキと会えば、父の死の真相を明かせると考え、覚悟を決めて約束の場所へと向かう。しかし、キム・イッキは姿を現さなかった。

その後、なかなかイルジメを捕らえられない義禁府に堪えかねたチョン・ミョンスが、イルジメを自ら捕らえようとする。町の若い男たちが次々と連れ去られ、使臣館に集められた。チョン・チホンが放った矢でケガを負ったヨンは、医者のもとへと運びこまれたが、他の若者たちはイルジメをおびき出すためのエサとして全員拘束されることに・・・。

イルジメ(一枝梅)10話父の命日 [イルジメ(一枝梅)]

ヨンは、ボンスンが自分の帯飾りを持っているのに気がついて、慌てて盗んで回収。でも、回収できたのは帯の方だけ。飾りは?って探してたヨンは、持ち主を探してたボンスンから寄り返した。ボンスンは、ヨンがあの時の男の子?と思うけど、「まさか」と信じられない。
ボンスンは、稼ごうと別監の家での仕事を見つけてきた。借金の元になった「官婢を探す」仕事も出来れば、借金も帳消し?って計画。でも、調べてみると処刑されてたと聞いて、ヨンの家の事情が少し見えてきた。やっぱり、あの男の子だ・・・。

ヨンは、組の仲間から「伝説の刺客二人組」の話を聞きます。あの坊さんの昔の姿だな。もう一人はビョンシクに仕えてる人かな?

姉を告発したのはシフだったと聞かされ、憤りを隠せないヨン。まずはシフの兄、シワンに近づいて、天友会が開く歓送会があるという情報を得る。官僚に変装して忍びこんだが、「盗賊だ~」って騒ぎになったので“黄金のカエル”を盗み出す。
イルジメ対策で、義禁府は万全の態勢で警備に当たっていた。すぐに鍵を閉めて「中にいるはず」ってことで全員の身体検査もして盗賊探し。実は、ヨンは顔に細工をしてたのね。でも、長時間は持たない人工皮膚で、長く使うと接着剤のせいで皮膚も溶けてしまう・・・。身体検査の時は、薬品が解け始めてて、シフの疑いを買ってしまう。でも、門外に「イルジメだ~」って声が上がり、騒ぎになって、逃げ出すことができた。囮になった堀屋根の上の人影だが、シフが射抜いてみたところ、単なる人形。またしてもイルジメの策に丸め込まれてしまった義禁府。。
隠れ家に戻り、“天友会” という文字を見たヨンに衝撃が走る。亡き父が親しくしていた組織。隠遁した父にも会いに来ていた。そして、生前のシム・ギウォンの「あの会の意義はなくなった」という言葉を思い出し、父を殺したのは天友会の一員に違いないと確信。

イ・ウォノの命日。タンは密かい、法事を欠かさずに行っていた。セドルは、「タンの気持ちがいまだにウォノにある」と思って、いつも心を痛めていたのだった。紅を買ってきたり、タンに尽くしてるセドルだけど、タンはセドルがまた盗みをしたんじゃないかって心配してるのよ~。怒ってるんじゃないんだけどねえ・・・。

仁祖王は、自分の地位をさらに確固たるものにしようと、次の抹殺計画を画策していた。ドゥヒョンが事実を伝えようとしていたのが、キム・イッキと判明。「ギョムではなかったのか・・・。」といいつつも、ギョムの探索の手は緩めません。でも、「謀反人に仕立てるには、ギウォンの件があったばかりだから待て」と王。

ウンチェは、奇麗な装飾品などには興味がない様子。結婚する時期だが、旅館を任されたりしてるからね。シワンも馬鹿だけど、妹は可愛いみたいで、「出歩くと危ない」って心配してる。
ウンチェは、手拭いを預けてに来た人がいると聞いて、おばさまの家に・・・。嬉しそう。

ヨンは、組の仕事で貧しい村を襲う仕事をさせられる。普段はこんなことをしない組だけど、ヨンを抜けさせるために組長が「組ってのは酷いんだぞ~」って見せつけるために、いつもより過激にやったのね。
「子供を殴れ」と言われて躊躇するヨン。殴るふりして、自分の足を打ちすえるヨン。話を聞いて駆け付けたウンチェはすっかり誤解して、「情けない男」と言い放つ。一方、足を打ちすえてたのを見たボンスンは「それは酷い」って止める。(けど、子供は打ってないとは言えない)
組長は、「お父様のビョンシクが、旅館周りの集落を整理しろって行ってきたんです・・・」と説明。ウンチェはショックを受けます。
帰宅途中のヨンの怪我した足を、ボンスンが治療してくれる。組長も分かってて「お前には出来ない仕事だよ」と言ってくる。組長にも噛みついていくボンスンが可愛い。

ヨンは、都事のシワンに媚売りまくってて、彼の亭でウンチェと会うが、彼女は冷たい視線を浴びせるばかり。明るくふるまうヨンが切ないよ。でも、義賊だといってイルジメは褒めるウンチェの会話を聞いて嬉しいヨン。
ヨンは、厠へ行くと言って忍び込んだ部屋で、天友会の名簿を見つける。父の名前が、“謀反を図り自決”として抹消されているのを見て、怒りに震える。さらにヨンは、シワンから機密の帳簿の存在を聞きだす。そして、ウンチェがその帳簿を管理していると知り、夜に屋敷に忍び込む。

ヨンは、シフにも明るく接して近づこうとするが、「情けないやつ」という。負けてやったのに、セドルさんを守れないで歯抜けにさせたからか・・・。ヨンは「官職につけなかったんですか?通報したらしいのに」なんて言ってシフを挑発。
シフは、どうしても荒れて、寂しく一人で飲むことが多い。ギョム母はそんなシフを見ていると、子供たちを思い出してしまう。

組が襲った集落で、夜遅くまで怪我人の世話を続けるウンチェ。父親ピョン・シクの使いで、ヒボンたちが嫌がるウンチェを無理やり連れ帰ることに、イルジメは、一瞬灯りが消し、その隙に、輿からウンチェをさらいだした。

イルジメ(一枝梅)9話 [イルジメ(一枝梅)]

ヨンは、記憶を取り戻して以来、かつて住んでいた屋敷の庭に忍び込んでは、亡き父に想いを馳せるヨン。今は、ウンチェの叔母が住むことになった屋敷で、ウグイスの声に誘われたウンチェが近づいていって、ヨンと出会う。ヨンは、ウグイスに引き付けられるウンチェを梅の木の上にご招待。「梅の木から離れられない理由は、婚礼を前に婚約者が死んだ男。ある日梅の木が墓の隣に生えてきて大事にしてたけど、死後に世話をする人がいないと心配になった。その男はウグイスになった」と語るヨンに、子供の頃同じように木の上でウグイスの話をしてくれた少年の姿を重ね合わせる。すっかり恋愛モードですな。美男美女でお似合いです。
ウンチェは、ヨンが忘れられないのか、梅の木をたびたび尋ねるようになる。

ボンスンは、今でもお兄ちゃんの墓参りを欠かさない。「いつも私に食べさせて、我慢してたでしょ」って食事を供えるシーンは健気で泣けた。いつも明るく、ずる賢く生きてるボンスンの純粋さが垣間見えるシーン。ボンスンは、「あの子に恩返ししたい」って思ってるのか。で、宮殿の門前で、飾りを落とした人を探しまわってる。

シフは、輸送中だった戸曹判書の隠し財産を襲った畑が白菜畑だったことと、市場で白菜を大量に買った男がいたという情報を結びつけ、白菜畑のしたに隠されたでかい金庫を発見。なかなか有能ですねえ。
火打石も、爆薬もヨンのお手製。農民に化けて「あっちの道を通れ」と誘導して、そこで爆破させたのね。なかなか凄い仕掛け。っていうか、いつの間に作ったんだよ。こっちはイルジメの仕業に見せかけようと提案して、組に手伝ってもらったのかな?それにしても、スゲー時間かかりそうだけど・・・。でも、そこにはすでに一枚の紅梅の絵と銀銭が残されていた。

戸曹判書はビョンシクに「箱は見つかると(隠し財産だから)面倒だけど、黒真珠だけは必要だ」と頼み込む。
似顔絵が作られるけど、証言が一致しないで、ヨンとは全くの別人。イルジメの正体がヨンだとは気づかないセドルは、蔵破りの技術を活かして錠前の店を開くことにし、イルジメとの対決を宣言する。

検問を見かけて道を引き返したヨンを見て、都事はシフに「追え」と命令。

ウンチェは、清国の勅使チョン・ミョンスの息子チホンに絡まれてしまう。ヨンが助けに入り、ついでにこそっとウンチェの袖にもってた黒真珠を入れた。でも、ボコボコになってしまうヨン。通りかかったシフが礼をもって「窃盗容疑者ですので」と請け負って止めた。ウンチェがビョンシクの娘と釘をさすのも忘れないシフ。かっこええ。
しかし、ヨンにそっとハンカチを差し出すウンチェを見て、ウンチェの恋心を見て切なくなってしまう。大丈夫か?と心配しても、ウンチェは「あの人は大丈夫ですよね」とヨンを気にしてる。切ないなあ。妹ではあるんだけど・・・。
ウンチェを襲った奴を捕まえなかったといってビョンシクに殴られたシフだけど、ウンチェが「清国の勅使の息子だったのです」と止めに入ってくれる。

シフをセドルが訪ねてくる。「立派だな。」と褒められて嬉しいのに、「もしヨンとぶつかったら、手加減してくれないか。あの子に悪いことをしたから、全部俺が悪んんだ」って・・・。シフは父親の愛情もヨンに取られたみたいだよなあ。セドルはセドルで、シワンにこき使われてるシフを見て「かわいそうに」って嘆いてるんだけど。

シフは寂しい心を癒すように、妓楼で食事を出しているギョム母の店に。アボジのために母が作ったのと同じ味だというシフに「たくさん愛されて育ったから、こんなに立派な青年に」と言ってくれるギョム母。子供は?と問われて、「あなたと同じくらいの息子と、娘が・・・。」と。まるで母子のような温かい交流が。

シフは、残された箱が野菜箱だと気がついた。店の名前が書いてあったので、その店の店主を共犯として逮捕。店主は戸曹判書に賄賂として徴収されていたと証言。
司憲府に知られたために、賄賂は王にまで知られてしまう。義禁府のビョンシクは、キリキリしてる。ビョンシクは、これは越権行為だと必死に直訴して、戸曹判書は解放。
王の側近は、「大北派が地位を利用して愚行を重ねるから、光海(クァンへ)を失脚させたのではないか?官の腐敗を見過ごしには出来ぬ」と訴える。

店主も解放されたが、八百屋は営業停止。八百屋の少女に「私がお嫁さんになってあげる。だからアボジの仕返しをして」といわれたヨン。奪った宝の箱にかかれた文字を見て、賄賂を徴収されてた人たちにお金をこっそり返して回った。

セドルの錠前店の開店日。早速、ヨンの組がショバ代を要求。ヨンは申し訳なくてえ逃げだしちゃった。そんなななか、開店を祝いにきたシフが登場して店を守った。シフ、頼りになるなあ。チャドルと声をかけるセドルだけど、タンが居るから「義禁府のものです。見回りに来た」というシフ。切ない母子だなあ。タンも思わず泣いちゃったよ。

ヨンがヒマ組に入ったと聞いて、タンはセドルと組を訪ねて「ヨンを返して、返してくれるなら私の心臓をあげる・・・」と訴えた。組長は「弟のように可愛がってるし、ゴロツキは似合わないから、俺みたいにはさせないよ」と言ってくれる。組長は仁義の人なのね。

組をとめたから、当然のようにシフと組長は対立するようになる。ヨンが間に入ってヘラヘラ取り持った。でも、組長が「あいつが姉さんを告発した」とうんで、ヨンは怒りが爆発。
組長が「奴は仕事しただけだ」とヨンをなだめてるけど、憤りが収まらない。相変わらず飲み屋で狼藉三昧のシワンを見かけて、彼がシフの兄だと聞いたために、シワンから近づくことにします。
賭博で負けて、指を斬り落とされそうになっていたシワンの代わりに「俺と勝負しろ」とやって、イカサマやって救いだした。ヨンはシワンに気に入られ、酒の席をふるまわれる。その食事は、ヨンの実母が作ってる妓楼のものなんだよねえ。「母さんの料理よりおいしいものがあるなんて」って、母さんの料理だ・・・。もう少しで会えそうなのに~。韓国ドラマらしくすれ違いまくり・・・。

シワンから、天友会が開く歓送会があるという情報を得たヨンは、そこに忍び込むのかな?

イルジメ(一枝梅) 8話 [イルジメ(一枝梅)]

官吏達の中に、左儀政とクォンが事実を承知の上で謀反の罪をかぶったということを知って、「清(シン)に伝えなければ・・・。」という動きが出てくる。

盗賊の技を伝授してもらうヨン。セドルとのシーンは和むんだけど、ヨンが何のためにこんなことしてるか知った時を思うとなあ。隠し持ってた盗んだ捕卒の服を見て「合格したんだ~」て無邪気に喜んでる。

ヨンは、戸曹判書のイ・ミョンが財産を隠している蔵に忍び込む。逃げる間際のヨンが、刀だと思い持ち出したのは、著名な画伯が描いた"陶淵明画"という貴重な絵だった。ヨンにとっては何の価値もないその絵なので、道端に捨ててしまう。(しかし、黒装束のヨンかっこええ

玄人の仕業だと踏んだ義禁府は、一斉に大掛かりな捜索を始める。シワンの指揮で、部下になるシフは不当に捜索から外されてしまう。都事が、そんなシフをさりげなくフォローしてる。いい人だ。
前科者を集中的に操作するから、セドルはまた見つかってしまう。そんななか、街で絵の入ってた筒を見つけたシフは、シワンに報告。
ヨンが捨てた絵を拾ったデシクは、清に行った父に似てると無邪気に絵を飾ってて、義禁府に連行され拷問を受ける。シフは「あの体つきじゃ侵入は無理」と話すけど、どうしようもない。
責任を感じたヨンは、王にデシクの無実を直訴するため宮殿へ。しかし宮殿に入れない。門前に集まってる他の人間たちとも相談して、正面突破を試みるヨン。

宮殿内に侵入したヨンは、仁祖の手下サチョンに取り押さえられ、そのまま仁祖の前に連行される。絵の盗難事件の再捜査を懇願すると、仁祖はあっさり受け入れる。そして、その他の大勢の民たちの声も聞こうと、宮殿内に招き入れた。

ヨンはすっかり「良い王だねえ」なんて言ってるけど、清に睨まれている仁祖は、民を味方につけたいと考えて、急に民に媚びただけ。

で、このゴタゴタの中で、ボンスンはヨンが落とした飾りを見てしまいます。子供のころ、その飾りを持った男の子と会ったこと。そして、その飾りを持っていたせいで兄が死んだこと・・・。誰が落としたものなのか?はまだ分からないけど、そのうちばれるだろうね。

王は「原則に仕上がって処理しろ」と温情をかけるように言う。しかし、絵の盗難事件が戸曹判書に関わるものだと知り、王は再捜査の命令を下さなかった。結局、デシクは犯人とされ、処刑されることになってしまう。
デシクを救うべく、戸曹判書に思い知らせようと企むヨン。再び蔵に忍び込む。でも、セドル父ちゃんが特別な鍵をつけちゃってて苦戦。父ちゃんはそれで儲けたんだけどさあ・・・。
何とか忍び込み、前回の絵に一本の枝に紅梅が咲く"一枝梅(イルジメ)"を描き残す。さらに、清へと輸送中だった戸曹判書の隠し財産をあっという間に奪って消えた。これで、デシクはギリギリで助かった。
ヨンは、デシクのために、大道芸人だった彼の父親の仮面を整えて待っててあげる・・・。捕卒に受かってないことがばれて怒られたヨンだけど、「科挙は受けない。両班の引き立て役になんかならない」と反発して母親に怒られる。飛び出したヨンを、セドルはじーっと座って待っている。そして「かわいそうな奴。本当は高貴な身分なのに」と顔をくしゃくしゃにして泣くセドル。タンは、ヨンのこともチャドルのことも、自分のせいだと思ってしまう。
必死で捜査を続ける義禁府。下級役人のシフが、次々とイルジメの巧妙な手口を暴いていく。賢いねえ。それで捜査に加えてもらえることになったシフ。
「他人が罪をかぶるのが嫌だったのでしょう」ってことまで見破った。紅梅なのは、血に染まった白梅を覚えているかと問うため・・・。
その梅を眺めに来てたヨンは、訪ねてたウンチェと再会。やっと会ったね~。

イルジメ(一枝梅) 7話 [イルジメ(一枝梅)]

科挙試験で失敗させられ、手柄を立てねば未来がないと追い詰められていたシフは、妓房で見かけた挙動不審の女が指名手配中だと知り、思わず役所に告発する。シフの訴えによって、ヨンの姉は捕まる。(って、シフの腹違いの姉でもあるんだよね。)
シフは「殺しはしない。ムチウチだけで済む」って言われたのを信じて通報したみたいだけど・・・。

同じ頃、ヨンは妓生たちに春画を売りさばいて、官卑出身のキーセンを探していた。春画販売の現場を押さえられ、牢獄行きに。セドルアボジが、文句言いながらも差し入れしてくれる。
ヨンと姉は、偶然にも同じ牢獄に入れられた。他の罪人にからまれてるヨンの姉を、いつもの軽口で助けたヨン。文句いいつつも食事を分けてあげたりしてます。
セドルはヨン姉にも優しく声をかけてくれる。このお父ちゃんのキャラクタは、このドラマの成功のポイントだよなあ・・・。 「漢陽のヨン」が弟だと知っている姉は、セドルが「ヨン」と話しかけるのを聞いて弟だと気がついた。でも、すぐに連れ去られてしまう。

ピョン・シクは、山陰から逃走した官婢が、イ・ウォノの娘で、弟を捜して都までやって来たと聞き、驚きを隠せない。報告を受けた仁祖は、ドゥヒョンはそれを知っていたと気がついて、ギョム捜しを強化させる。
姉は、弟の居所を吐かせようとするピョン・シクたちに、ひどい拷問を受ける。"ヨン"=弟だと気づいていたが、決して口にせず「弟は殺された」と言い続ける。眠ってるヨンをなでて「呼ぶことも出来ないのね」というけど、なにも知らないヨンは目覚めて「この男好き」とか言って拒否しちゃう。ヨン~。その人なんだよ~。

ヨンは釈放される。出所後、牢獄にいた女が実は姉だったという噂を知る。冷たくしたことで、愕然のヨン。その姉に絞首刑が下ったと聞き、なんとしても姉を助け出そうと画策。処刑の時を聞き出して、組長に牢屋に入ってもらって、姉に「助けだす」と連絡。組長に用があるといって、捕盗庁に忍び込んで、処刑に使う縄を弱らせようとネズミを放つ。捕盗庁の制服盗んで牛を借り出して、その牛を使って牢屋の窓枠を破壊。だが、一足先に姉は処刑場へと連行されていた・・・。

処刑場で、「弟は出て来い。出てきたら姉さんは助けてやる」という官吏。シフが「約束が違う」と官吏に迫るが、下げられてしまう。姉と弟なんだけど、シフは知らないんだよね。駆け付けたヨンが「僕が助けるから」って合図するのは、縄を弱くしてたから縄が切れた瞬間に救い出すって計画だったんだけど。そりゃ、縄はちゃんと確認してるよなあ。子供の浅知恵だ。助けるつもりだったヨンはショックで泣き出してしまう。それを見た猟師が「薄情者。お前の姉なのにな」と声をかけてくる。いつもの軽口に戻って「見物して損したよ~」なんていうヨン。切なすぎる。

セドルは「亡骸を引き取ってあげよう。ヨンが知ったら・・・」と泣いてるけど、ヨンを守るためには出来ない・・・。ヨンも無理して明るくふるまってる。トイレに入って、一人で声を殺して泣くヨン。夜中に、昔住んでた家の梅にすがって泣くヨン。父を殺し、さらには姉までも殺した人物を捜し出そうと心に決めた。

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イルジメ(一枝梅)6話 [イルジメ(一枝梅)]

週一放送じゃなあ~と思って、おっかけ放送に合わせて見ようと思ってたのですが、面白すぎて録画してあったのを次々見てしまってます。


イ・ウォノ殺害犯人を記したドゥヒョンの遺言らしきものが記された布切れを発見したヨンだが、役人と揉み合って一部を役人に取られてしまい、犯人は分からない。
ヨンに呼び出しがかかった。相手は、ドゥヒョンの家で仕えてた男だった!味方だと思って近づこうとしたが、見張りがついてると相手は眼で合図して無視して行ってしまう。彼らには仁祖一派の追っ手がついており、残りは奪われてしまう。

シフは、拳闘で怪我して科挙で受ける武官試験の実技に不安が・・・。そのシフが妹のウンチェを迎えに行ったところ、仁祖一派の刺客に追われるドゥヒョンの家臣と出くわす。助けようとしたが、刺客には逃げられた。
怪我したシフを心配し治療してくれるウンチェ。シフは「危険を知っていてやってくるなど・・・」とウンチェを心配して叱る。そして、ウンチェのために夜道に明かりをつけてあげる。優しい気持が通う二人は、ホント、昔話の王子様とお姫様だな。お似合いすぎる。何気にペアルック状態のことも多いし・・・。

また怪我したシフは、科挙への不安が大きくなる。父親の家に出入りしてる刺客の統領が怪我に気がついたね。弓を引く手を変えてみろと教えてやる。必死の努力で、逆の手で弓を扱えるようになるシフ。かっこええけど、周囲は心配しまくり。

坊主は、ボンスンのために塩商人との婚礼を決めてきたが、それは詐欺で騙されただけだった。ヨンからくすねた金も失ってしまう。詐欺師が詐欺に騙されてどうするよ。
ヨンの「おいしい商売があるよ」って言う誘いに乗って、ヨンにも捕まってしまう。しかし、人のよいセドルが「稼ぎから返す」という条件で手を打って牢から出してあげた。

ドゥヒョンの遺言の一部が、仁祖の手に渡った。しかし、それを見た仁祖は、一瞬でドゥヒョンの筆跡ではないことに気づく。ドゥヒョンの家臣が、遺言を差し替えてたんだね。遺言は、司憲府の役人に渡った。

母と姉を捜していたヨンは、"見つかった"との知らせを聞き、山陰県に向かう。その直前、ドゥヒョンの家臣がやってきてたけど、遺言の布はないし、急いでたのであとを任せたヨン。
ヨンの家族は謀反人として捕らえられた後、姉は官庁の奴隷として働いていた。金を盗んだと疑われても、強く対処して切り抜ける彼女を見て、橋渡しした拳闘場主の組長はすっかり惚れてないかい??

ヨンと夜中に渡し場で落ち合う予定のヨンと姉。待っている間、「お前の姉さんは助けたくなる人だな。猟師のチャンがお前を突き出して報奨金を貰おうと言ってたけど、やめた。コレからは兄貴と呼べ」とか、なにも知らずに呑気に話してるヨンと組長。
でも、姉は襲ってきた役人を殴ったとして、追われる身となっていた。大勢の役人に追われる姿を目の当たりにしながら、出て行けば姉さんの身がもっと危なくなる。助けられない自分に憤りを感じつつ、無事に生き延びてほしいと願うヨンだった。

漢陽にいると話してたから、そっちに姉が来るかも?と自宅に帰るヨン。科挙が明後日だというんで、父親にこっぴどく叱られた。科挙は、解答用紙も受験者が用意するのか。それで家柄が分かってしまうんだな。いつも厳しい母が、高級な紙を用意してくれる。
セドルさんは、シフの試験も心配でそっと様子を見に。その素敵な笑顔と素朴な飴に励まされるシフ。

ヨン、シフ、シワンの科挙試験。ウンチェが用意した弓掛を、「手になじんだものが・・・」と断るシフ。ヨンはセドルがくっついてきて世話を焼こうとする。
シワンは、自分より優秀なシフへの嫉妬に苦しめられる。
シフは、庶子の子として、両班の息子たちとは区別される。その上、馬に薬を仕込まれて馬が暴れ出し、シフは失敗してしまった。その上、「庶子の子では、どうせ官職には付けない。よほどの手柄を立てないとな」とシワンに言われてしまう。
ヨンは、追われる身となっていた姉が漢陽で見つかったという知らせを聞き、試験を受けずに出て行ってしまう。

その夜、シフは相変わらず遊び歩くシワンを妓房まで迎えにいく。そこに、妓房で盗品を売り歩いているという姉の行方を追ったヨンもやってくる。
シフは、妓房で見かけた挙動不審の女(=ヨンの姉)が指名手配犯と知って通報。シフの訴えによって、ヨンの姉は捕まる。

イルジメ(一枝梅)5話 [イルジメ(一枝梅)]

実の家族を失った深い悲しみを胸に、自分を今まで育ててくれたセドルとタンに、心から感謝するヨン。優しく、温かい養父。厳しいけど心配してくれてる養母。学堂にはいかなくてよいから、独学して科挙に浮かれっていう父。相変わらず「俺には無理だよ~」と明るく両親に甘えるヨン。

一方、捕らえられたシム・ギウォンは、仁祖の手下であるピョン・シクの口添えにより、八つ裂きの刑が決まる。自らの王位を脅かす者を次々と始末し、仁祖は国王としての地位を確固たるものとしていく。

ヨンの様子をうかがっている男(前に会った猟師)がいる。「実の息子じゃないのか?」なんて調べてるので、セドルは追求した。ウォノの息子だろ?と逆に聞かれたけど、タンが強く出て追い返した。

ヨンは、坊主から取り戻した200両を、母と姉捜しに使おうとしていた。ポンスンは、知り合いの役人から、ヨンが欲しがる情報を得て、代金を取ろうとするが、機密庫で厳重に保管され、簡単には調べられなかった。
手がかりを得られず、金だけを奪われたヨンは、自ら義禁府に忍び込み、文書を探すことに。でも、中に入れない。棒高跳びみたいにして壁を越えるか?って練習するヨンだけど・・・。

ウンチェの父ビョンシクは、兵曹判書に判義禁府事まで任命されて浮かれてる。
義禁府内では、シム・ギウォンの甥であるクォン・ドゥヒョンが謀反の疑いで捕らえられた。ドゥヒョンは、王の前で謀反の全容を明かすと訴えていた。(官吏の不正をただす)司憲府も、謀反の報告が正当なものではないと睨み、義禁府を問い詰めてきたが、「命令を証明するものがない」と義禁府のビョンシクは追い返した。。

王前での尋問の前夜、義禁府の文書保管庫には火がつけられ、ドゥヒョンは殺される。仁祖一派の陰謀は、また闇に葬られようとしていた。
書類を盗み出そうとして門外にやってきてたヨンは、火消しに参加。書類を日から救い出そうとして役人に見つかって逃げ惑うことに。荷車に逃げ込んだ。

翌日、火事の後始末をするビョンシク。ドゥヒョンは「舌を噛んでの自殺」と処理される。しかし、父に着替えを届けにきたシフが「殺人の可能性」えお冷静に指摘。賢いけど、賢すぎるんだね。

おかしいと思いつつも死体を荷車で運ぶ役人たち。そでに密かに乗ってたヨンは、ドゥヒョンが身につけてた布を取る。役人に見つかり揉み合ううちに、布切れが裂けるが、ヨンはそのまま逃走。その布は、イ・ウォノを殺した人物が誰なのか示す遺言だった。残りは役人の手に渡ってしまったと焦るヨン。

家に帰って両親と楽しく過ごすヨン。そんな姿を遠くから見詰めているシフ・・・。

イルジメ(一枝梅)4話 [イルジメ(一枝梅)]

シワンを殴ったセドルは捕らえられ、手首を斬り落とす刑を受けることに。ヨンは身代わりになる決意をし、賭博場にいるシワンの元を訪れる。シワンは、優勝賞金200両と引き換えに父親を釈放するとの約束で、ヨンを格闘賭博に出場させる。

義禁府のシフは内密にセドルと話す機会を作る。優しくシフを気遣ってくれるセドル。そんなシフにも「賞金200両と引き換えに養父セドルを釈放する」と格闘賭博の話を持ちかけるシワン(分かりやすすぎる悪役だ)。ヨンとシフを闘わせようと企んだ。

ウンチェはシフが格闘大会に出ると聞いて駆けつける。出場者は仮面してるから、間違ってヨンに声をかけて「命を落とすかも」と引き留める。間違いに気がついて、手を握られてるのに気がついて「無礼な」って叩いてたけど、間違ったのはアガシっすよ~。

ヨンは、鋲を仕込んだ鉢巻とかセコイ作戦立てまくり。ポンスンから手に入れた薬を事前に飲ませる作戦で、前回の優勝者トクパルに勝利。会場は一気に盛り上がりを見せる。
飛び入り参加の最後の試合でヨンはシフと対戦することに。圧倒的な強さでヨンを追い込むシフ。強い!かっこええんだが、降参するまでという条件とはいえ殴りすぎじゃね?危機になると、過去の苦境がフラッシュバックするヨン。

ウンチェが、シワンに中止するように必死の交渉。さらに、ヨンが賭博をやってると知った母タンがやってきた。それで一瞬ひるむ二人だが、アボジのために殴りあう二人。
「降参しろ」といっても、「アボジの手が切られちゃう」というヨンに、彼がセドルの養子だと気がついたシフ。。同じ条件が出されていると知って降参の札を上げる。いやああ、シフかっこいい。「早く行け」とセドルを処刑から救うために急がせます。
一人残ったシフにウンチェが声をかける。怪我よりも、母親のことが辛そうなシフ。(しかし、ムキムキすぎる。ホドホドに鍛えてくれ~)。帰ろうとするシフに母タンが声をかけたけど、無視・・・。

一方、ギョムを抹殺しようとする刺客は、殺したはずの男ヨンがまだ生きていることを知り、再び行方を追っていた。
セドルの元に向かうヨンは、刺客と遭遇する。反撃し「なんで殺そうとする?」というヨン。「イ・ウォノの息子かもしれないから」という刺客。でも、彼が崖から落ちそうになったのを見捨てずに助けたヨノ。「助けたら、また狙うぞ」と言ってたけど、殺せない刺客。「ギョムなら助けるはずがないな」とかれの髷を切って終わりにする。応援が来た時も、気絶させて「始末した」と報告。でも、ばれてる?

逃げ惑う間に200両を失くし、さらに意識を失ってしまうヨン。それをボンスンと養父が見つけて助けた。でも、拾った200両はしっかり隠し持ってる二人・・・。

金を届けられなくて、セドルは手を切ることになってしまったか?と思ったけど、さんざん脅したところでウンチェの願いを聞いた父親が止めたんだね。で、歯を一本抜かれた。

ウンチェ、豪華な旅館を建てないという父親に逆らって、浮浪者に仕事を与えて建築工事をしているんだね。旅館の建築も、帳簿管理もしないって脅しつけて、父と交渉したのかあ・・・。
それを知ったシフは、シワンに「彼は拾われた子。実の息子じゃない。残念でしたね」と冷たく見下す。いやあ、正統派ヒーローっすね。

ヨンは、南漢山城守御使のシム・ギウォンに「何か思い出す」と相談。お前はウォノの息子だと言われるが、そこに官吏が入ってきて、ギウォンは大逆罪人として捕らえられてしまう。その姿を影から見て、父親が捕まった時のことを思い出したヨン。記憶を取り戻し、実家に駆け寄り梅の花に「忘れないと誓ったのに・・・」と泣くヨン。
家に帰ったヨンは、怒ってくれる養母タンや、庇ってくれる養父セドルの深い愛情を改めて実感する。

イルジメ(一枝梅)2・3話 [イルジメ(一枝梅)]

2話 イ・ウォンは、謀反人の汚名を着せられて刺客たちに惨殺されてしまう。「光海(クァンム)が正しいと?ソラに太陽は一つで良い」というのが裏切りの理由。自殺に見せ帰られ、セドルが仕込んだ血判状を元に謀反人の一斉摘発がなされる。息子ギョムは、直前に父ウォンによって戸棚に隠され難を逃れる。

その直後、こそ泥のセドルはは息子が陰謀に加担したことを心配し、イ・ウォン宅に行き、惨状を目の当たりにする。その時ギョムの助けを求める声で彼を発見し自宅に戸棚ごと持ち帰る。

セドル妻のタンは、イ・ウォノの息子と聞いて「復讐する前に死なれてしまった。うちのチャドルの苦労も知らずに育った息子!」と突き出そうとするが、「チャドルの兄弟だろ?」とセドルに言われて思い直す。
10年前、頼まれてイ・ウォノの使用人タンをさらったセドル。待ち伏せていた若様イ・ウォノは「君のような善良そうな男で良かった。幸せにしてやってくれ。優しく美しく高貴な人だ」と金を渡した。実は、ウォノの父がひそかに殺そうとしてたんだね。セドルはそこを救いだした。でも、「殺そうとしたのはウォノ」と勘違いさせたままのセドル。「いつか、自分を好きになってほしい・・・」と願ってるセドル。
やっぱりチャドルはウノの息子で、ビョンシクに「あなたの息子だ」って言ったのはセドルが嘘ついたんだね。

助けられたギョムは体調を回復したが、ある日街中で亡き父親の亡骸が役人の命によって八つ裂きにされる光景に遭遇し、強い復讐心が焼きつけられる。

占い師の「太陽」というのが、イ・ウォンかギョムか分からないから、ギョムの方も確実に殺せと指令が出てる。ギョムは逃げる日々となった。村の全滅から逃げてきてた兄妹に再会し、助けてくれと父の身分を示す飾りを渡す。体調を崩したギョムのために、その飾りを代金に薬を買いに行った兄は、付けられて惨殺される。気がついたギョムは妹をつれて逃げる。二人とも幼すぎる。刺客ヨンジェに捕まりかけたが、彼は「崖から落ちて死んだ」と周囲に報告した。そして、ヨンジュは子供を切るのは・・・と刺客団を抜けた。そして、ついてくる妹を育てることになる。

ピョンシク宅で暮らすチャドルは、本妻の子シワンに嵌められて、高級な陶器を割ったと疑われてしまう。居合わせた刺客が助けてくれた。チャドルは、その刺客に興味を持ちます。ギョムの顔を知っているというチャドルに、ギョムと母ハンの首実検を行うから確認しろと持ちかける刺客。

ギョムは、ある村で既に捕らえられていた実母が、連行される列の現場に居合わせてしまう。悲劇的な再会をした親子は、お互い他人の振りをし続ける。官吏に言われるまま、石を母になげるギョム。ギョムの飾りを持って死んだ少年を「ギョム」と呼んで泣き叫んでみせる母。
その様子を遠くから見ていたチャドルは心の中で葛藤をしながらも、ギョムとは別人であると伝える。「借りは返しました・・・」

ギョムの様子を見ていてたタンは、彼を連れ帰る。セドルとタンに引き取られて生活を始めるが、壮絶な日々の影響で記憶喪失になってしまう。ヨンと名づけて育てらエル。

13年後。両班の子だと偽って学校に通っていることでいじめをうけたギョム。つるされた罠の持ち主である猟師は、うなされて「ギョム」と名乗るヨンを見て、「生きてたか・・・」と気がついた。

町で坊主として暮らすヨンジュと娘のボンスン(あの時の妹ちゃん?)とも出会いますね。

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イルジメ(一枝梅)1話 [イルジメ(一枝梅)]

イルジメ ~一枝梅~ BOXI [DVD]イルジメ ~一枝梅~ BOXI [DVD]
(2009/06/17)
イ・ジュンギパク・シフ

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http://www.so-net.ne.jp/adtv/content/kd_SO0000000520.html
【あらすじ】
朝鮮時代。満開を迎えた梅が美しく散り始めたある晩、幼いギョムは父親が刺殺されるのを目撃する。幸福な生活が一転、謀反の罪を被せられ一家は破滅へと落とし込まれた。心に傷を負ったギョムは盗賊のセドルに引き取られ、ヨン(イ・ジュンギ)と名付けられ成長するが、学業をさぼりチンピラとなっていた。
ある日、ヨンは殺害された父親と生き別れた母と妹の記憶を取り戻す。しかし妹を捜し出すが、罪人の娘として処刑されるのを目の当たりにする。悲しみと無念の中、ヨンは家族を破滅に追い込んだ人物を捜し出し、仇を討つことを心に誓う。
記憶の中にある、父を刺した剣の文様だけを手がかりに、悪政を働く両班(貴族)の家に忍びこみ盗みを始める。そして現場に一本の梅の枝を残すことから“イルジメ(一枝梅)”と呼ばれ、権力者を懲らしめる活躍が英雄のごとく庶民に広まっていくのだが・・・
【登場人物】
★イ・ジュンギ(ヨン役(イルジメ))幼少期の名:ギョム。賭博や不法販売などをして、チンピラのような生活を送る。悲しい過去を持ち、復讐心から盗賊となるが、ヨンが“イルジメ”だということは誰も知らない。
★ハン・ヒョジュ(ウンチェ役)両班の娘ながら、恵まれない庶民を支援する。可憐で知的な女性。イルジメと運命的な出会いをする。
★パク・シフ(シフ役)幼少期の名:チャドル。妾の子として不遇な幼少期を過ごす。優秀だが身分の違いから官職になれず義禁府に職し、イルジメを追いかける。
★イ・ヨンア(ポンスン役)養父と詐欺を繰り返し生活をしている。苦労しながらも明るく生きる。ヨンを騙すが失敗する。


1話
氷を運ぶ商人として宮殿に忍び込むイルジメ(イ・ジュンギ)。氷を割って、忍ばせた武器を取り出し兵士と戦うイルジメ。強いぜ。「出来ないことはない俺はイルジメだ」ってかっこいい。

13年前。イルジメの幼少時代。イ・ギョムと呼ばれてるのね。父は官僚を引退したイ・ウォン、母はハン。優しい両親と姉ヨニに囲まれた幸せな少年時代。

ある日、太陽のような人物が現れるという予言をした占い師が惨殺され、その妻や村人も虐殺されるという事件が起こるが、真相は闇の中に葬られてしまう。その村から逃げ出した兄妹とギョムは市場で出会います。

市場にて、チャドルを泥棒に仕立てあげようとする両班の子供達。「待って・・・。干柿の白い粉がこの飾りに付いているけど、チャドルの手にも、父上の手にも付いていない。あの子の手には粉が・・・」と両班の子供に言うギョム、賢い!逃げる子供達。「必ずこの恩を返します・・・」とチャドル。
チャドルに駆け寄ってきた母を見てびっくりの父。なんと、チャドルは自分と妾の間の子だ・・・。

父ビョンシクと一緒にイ・ウォン宅を訪問して梅の木の下で、初めて出会うイギョムとウンチェ。ウンチェは、あの両班であることを鼻にかけた少年の妹か・・・。しかし、賢い子なのね。そして、演じるキム・ユジュンちゃんはかわいいねえ。姉さんのピンクや、強敵たちのコンニムでかわいらしいところを見せてますが、韓服もすごくかわいい。凄くかわいい二人。

陛下の直近の家臣で大監のピョンシクは、ある陰謀を実行するように伝えられる。ピョンシクは、陰謀を実行するためセドル(チャドルの養父)というこそ泥の男にイ・ウォン家敷地内にある書状を埋めてくるよう命令する。しかしセドルは書状が血で書かれていることを発見し怖気づいてします。
業を煮やしたピョンシクは、セドルを拷問し、居合わせた息子のチャドルと共に監禁してしまう。養父の代わりに自分が埋めてくる・・・と床下に書簡を埋めるチャドル。
「二人とも殺せ」と命じるピョンシクに、「助けて欲しい。貴方の息子だ」と頼むチャドルの母。え??イ・ウォンの息子ではないの??母の懇願で、ギリギリでチャドルは命を救われ、ビョンシクに引き取られることに・・・。両班に家になんか・・・というチャドルだが、息子を思う母の願いは強い。影から見守る養父のセドル。小悪人で人の好い優しい父の号泣。

「泥棒から家族を守る為に、剣術を教えて欲しい」と父に頼むギョム。「剣には、二つの剣がある。人を殺す殺人剣と剣人を生かす活人剣だ。俺は一生お前が剣を持つことがないことを望む。万一、剣を持つようになるなら、世界の為になる剣、活人剣でなければいけない」と諭す父。

刺客が家に進入して来る。「必ず、生き残れ」ギョムを箱の中に隠し、刺客と戦う為に部屋を出て行く父。
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