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太陽と海の教室 10(最終)話 [日本ドラマ未分類]

何を伝えたいのかってのが定まってないから、メッセージ性がある程度要求される学園物としては、ホントにグダグダでしたね。「学校じゃ教えられない!」という、凄いB級だけど書きたいことや思想が突き抜けてる学園ドラマがあったことで、グダグダさが際立ってしまった。


いまさら履修問題が発覚。補習をすればフォロー出来るのかいな!しかし、校長は突っぱねて「問題を大きくすることは望んでないだろう。未履修授業のレポート提出で認めてもらった」という。織田ちゃんは「不正を見逃してもらった」という立場に生徒を追い込むのか?っていう。
「世界史などの勉強してない科目がある。世界史は無駄じゃない!」と訴えるんだけど、だったら授業でじゃなくて自分で勉強すれば??って気もするが・・・。そもそも、補習したって、内職するだけじゃ?「不正をしてしまうと、一生嫌な思い出として残る」っていうのは、分からなくはないんだけど、そもそも今まで国語の良さを伝えてきたわけじゃないしなあ・・・。
しかし、受験勉強にかける時間が!と生徒は騒ぐけど、今まで真面目に勉強してた人居ないから、あまり説得力ない。だから、生徒が「補習受ける」という流れにも、全く感動なし。
自分に誇りを持てって言うのも、「誇りとは何か」っていう掘り下げや、心の問題の扱いが浅いんで・・・。「心」ってもっと多様なものだと思うんだよな~。「心」って言えば何でもOKになるんかい!!って感じが。
ハチが見れなかった未来のために、自分の将来を考えたという子供たちだけど、それぞれの夢が凄い唐突でした。「色んな勉強をしたから、これを選ぶ」っていうのも、え?って感じだった。「夢のために専門性の高い大学を選ぶ」「夢のために受験にまい進する」っていう決断をしちゃってるのに、「広く無駄に思える授業を受ける」ということの間のズレについても、非常に雑に扱っている気がする。
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