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流星の絆 7話 [日本ドラマ未分類]

復讐計画の方は進展していて、あとはしいと行成の関係がそこに影を落とすという形。
よくできている脚本だとは思うんですけど、じゃあ序盤のコメディ豊富な部分が生かされているかっていうと、イマイチな気がするんですよね。
復讐する・殺してやりたいって部分についても、もうチョイ踏み込んで欲しいかなあ。それは「理屈じゃない」だけに、「理屈じゃないけどそうなんだ」って部分を上手く描く必要があるのではないか?
ギャップを狙ってるんだと思うんだけど、原始的な怒りみたいなのを、兄弟3人から感じられないんで・・・。
犯人と目される戸神を演じるのが、まさに「原始的な怒り」を内包した演技が得意な榎本明さん。怒りを殺人に向けたか、事業に打ち込むことに向けたかって部分は明らかになってないにせよ、彼が怒りを原動力にして生きている人であることは感じ取れます。
そういう怒りが膨らんでしまうってのは誰にでもありうることで、「出前が不味い」と言われたことで発動する人も居れば、「親を殺された」ことで発動する人も居る。
「戸神の怒り」は功一たちと共通する部分な筈だけど、功一たちと戸神は凄く遠い気がする。そこを埋めていく作業を今後するかな?どうかな?時効まであと3週間。
サギがここまで関わってくるとは意外っすね。かなり積極的に闇ルートから盗難車を借りてきたりしてさ~。前回の「守ることで大人になった」兄貴たちと、兄貴に答えようと大人になってきたしいの関係について、「兄貴は兄貴のまままで居たいんじゃないの?」とかいいつつ、「アクセル(って功一かよ~)だけは渡さない!」とかオモロイわあ・・・。

警察に見つけてもらう計画で、遺品の時計と口紅を盗難車において置いたのね。神奈川県警に移動した萩村さん&柏原で捜査ってことに。
功一は柏原から喫茶店に呼び出され、盗難車で見つかった腕時計に見覚えがないか尋ねられる。「覚えがない」 と功一はシラを切るが、そこに現れた泰輔は即座に 「親父の時計!」 と反応してしまう。泰輔~っていうか、泰輔が結構頻繁に柏原に会ってるってのがイマイチ功一が把握し切れてないんで、計画に甘さが・・・。柏原が会いに来るのは分かってるんだから、上手く計画しておかないと~。

しいは行成と会い続けていた。行成いい人だもんね~。送ってもらったりしてさ~。お嬢様設定なのに、アパートに住んでるってばれて良いのか??
功一は、「もう会うな」 と禁じるが、しいは反発。功一は、自分たちがあげたピアスをしてないのも気に食わないのね。
功一が「お父さん」口調を作って怒るところがチョッと唐突に感じた。本来なら「父親」的な役目をしてて当たり前で、ここまでも少し父親的なものを滲ませた演技をしてくるべきだったのかも・・・。恋愛風味もあるので、バランスが難しいかな・・・。
行成はジョージ・クルーニーにやってきて、しいとの恋愛を嬉しそうに語ってるし、やっぱ功一は嫉妬してるな。
でも、しいと行成の間は進展。行成は、「あのハヤシライスを食べてから元気がないから、あの店を見に行こう」って連れ出してくれる。
今は閉店した喫茶店。ドアが開いてて「入ってみよう」という行成につられて店内に入ったしい。内装は代わっても柱が残ってる。その近くの席に座るってのが、前のレストラン経営での話し(柱があることで安心できる)ってのにつながってたりして、こういうところはクドカン上手い。行成が子供のころ天体観測が好きだって話で、またあの夜の星を見に行った話を「友達の静奈ちゃんの話」ってことでして、あの思い出の丘に星を眺めに行く二人。お兄ちゃんとするのが恒例の寝転んでの星観察。流れ星が、あっさり見えちゃうんだもんな~。運命を感じてしまうよね。思わず泣いてしまったしい。行成とキスしちゃったよ。

功一は、遺品を戸神につなげるために、前に戸神がやってた食堂兼住居が今は古本屋になっていることを利用。ここからマニアな古本を盗んで、一緒に車において置いたのね。古本から戸神の元店を割り出した柏原は、そこに口紅のキャップが落ちているのを発見。ここに、ずっと遺品があったのだと推理。
柏原は、功一に「覚えてないか?」と聞きに来る。さりげなく、「不味い出前に文句つけたことある。でも、とがみ亭かどうか・・・」と柏原に話した。
ニューフロンテには、「功一たちが調べに来たことは黙ってて」とお願いしてあるっていうけど、大丈夫か?

あと、必要なのは、証拠ではなく動機だと考えた功一は、しいに最後の指令をするという。でも、しいはデートで帰宅が遅い・・・。
功一が帰ったあとに帰宅したしい。泰輔に「警察が動き出した」と言われて、「いつもみたいにカナダに行くって別れればよいんだよね。あ、引越しもしなきゃ。家知ってるし。めんどくさい」というしい。「まさか、お前・・・」な泰輔君。
「いくら兄弟でも話したくないことはある」というしいに、「兄弟じゃないよ。そういってくれるのは嬉しいけど。馬鹿だから言うけど、心配なのは兄貴だからじゃないぞ」とかアッサリ言っちゃう泰輔。結構意外だわ・・・・。泰輔は割とフツーに「兄貴」感覚なんだと思ってた。これは、しいが可愛そうじゃないのかな~。

功一の指令は、「レシピノートを戸神の家に置いておけ」というもの。これが、動機になるのね。
警察が戸神に接触する前に、しいの「高峰佐織」が消えないとヤバイんで、ちょっと焦ってる功一。
しかし、既に警察が接触してるよ~。
その夜に「留学するので」って、行成に別れ話をしているしい。理解を示す行成に「嘘でも引き止めて欲しかった」とか言っちゃって~。行成は「行く前に両親にあって。自宅にご招待します」って、これが計画か~。

作戦実行を待ってる間、泰輔は「あいつは本気で行成に惚れてるよ」と言い出した。「知ってるよ」といいつつ、「良いのかよ」という泰輔に「いいわけないだろ!」と怒鳴りつけた功一。
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