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チーム・バチスタの栄光 11(最終)話わずか3秒の完全犯罪今、最も危険なオペが始まる。 [日本ドラマ未分類]

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) (宝島社文庫)面白かったな~。ちょっとミステリ部分や動機に疑問がなかったわけじゃないけど、連ドラとしては割と上手く書けてる気がします。AIの必要性も書いて、原作の目的も達してる気がするし・・・。
カンテレ火10では、原作を途中まで使って残りをオリジナルっていうのは、アンフェアでもやってたけど、この方法悪くないのかもなあ???前半部分で原作を土台にドラマのカラーとキャラクタを固めることで、後半のオリジナルも作りやすくなってるような気がします。2時間で済むものを薄く引き延ばすより良いんじゃないかな?
あ、続編も期待してます~。


ケース27は医療ミスに見せかけた殺人だと、白鳥。(ビデオ見比べても素人の私には違いが分からなかったよ~。)でも、白鳥はビデオから何かをつかんだみたいだね。「だから、ビデオをすり替えた」と言っている。10年前のサザンクロスから始まっている・・・・。

バチスタから逃げた柿谷に、「あなたは患者のことだけを見ていた。」と説得にあたる桐生。柿谷は手術を始めた。

桐生は「私のミスだ。事前の打ち合わせと違う場所を切っている」と言う。グッチーと白鳥は「ミスが起きたのは目のせいじゃない。」という。しかし、「犯人はあそこに」といいつつ、悠長に見学してるのはなんで?

ケース27のテープを再度確認。心臓を吊り上げて回転させるためのタンケットが長い。つまり高く吊り上げて、大きく回転させてる。でも、桐生は視野が狭まってるから回転しすぎに気が付かなかったし、ビデオは真上からの撮影で立体感に乏しいんだよね・・・だから、白鳥も気が付かなかったのかな?その回転を担当してるのは・・・。10年前のサザンクロス病院の心臓移植。患者は柿谷の娘。手術後の拒絶反応でなくなってる。だから、柿谷は桐生に興味を示さなかったんだ。でも、バチスタに抜擢されたとき、「子供を助けるため」と言われて、断れなかった。黒崎教授も全部知っていて、止めきれなかった。でも、最初から非常に危うい、緊張を強いられるチームだったんだよね。

柿谷だって外科医だから「執刀医のせいだ」とは思ってなかった。でも、視力の問題に気がついたときに、「娘のオペ失敗もそのせいでは?鳴海なしだったから失敗した」と疑問に思いながら、ずっとバチスタを支えてきた。そこに、「鳴海がなかったら・・・」という状態が実現してしまう。「鳴海の目がなかったら?」と実行しちゃったのね。第一助手って、執刀医が集中する代わりに、周りとの連携で指示を出したりできるから、目をそらせるんだね・・・。
桐生は、心臓が回転しすぎたことに気が付かなかった自分のミスだと思ってた。柿谷が単にミスしたのかどうかは、柿谷にしか分からない。まさに、「手術室での医療ミスを装った完全犯罪」。氷室の方は、カテーテルという証拠を「ミス」とは言えないけど、こっちは「回転しすぎ」と言われても、桐生の目との組み合わせがないと起きない事故だし、「回転させたのはミスか故意か」ってのは分からないんだよね・・・。

手術の患者に異変が。バチスタだけでは助けきれない患者だったのかも?結局、桐生がヘルプに入って、桐生の指示でさらに高度なSAVE手術をすることに。「柿谷なら出来る」という桐生。柿谷も、基本は「すべては患者のために」という人だから、必死に手術を行います。鳴海もサポートに入る。あのケース27だけが、一瞬の心の闇に捕らえられた瞬間なんだろうね。
手術成功・・・。ホッとする柿谷と、彼をたたえる桐生。
手術から出てきた柿谷に、「心臓をあそこまで釣り下げたのはどうしてですか?」と問うたグッチー。初回のグッチーだったら、これを聞く勇気はなかっただろうなあ。ちょっと成長に感心した。「申し訳ありません。あなたにミスを起こさせたのは私です。再鼓動しなかった瞬間に、とんでもないことをしたと気がつきました」という。泣くグッチーに「ホッとしたよ。」といい、「娘の手術のとき、目は何でもなかったんですよね」と言い残して、病院長のところへ。そんな柿谷に感謝する患者の娘・・・。泣けた・・・。

グッチーは、桐生に「手術して戻ってきたほいい。」と訴える。一度間違ったから資格はないって事はないと訴える。ケース27は証拠不十分で立件できず。柿谷は辞職。氷室の分も、現行犯逮捕できた最後の術死のみ・・・。これが現実なんですね。

鳴海は、病理医としてやり直すと言ってアメリカに。大友さんが「守ろうとしてきチームってなんだろう?」と言うけど、藤原さんがアガピの葉書を見せてくれた。

白鳥、この事件をきっかけに「AI導入」を主張するテレビ出演なんてしてるし・・・。グッチーを室長の助手にするって言ってきた。で、「怪文書はだれだった?」ってどうでも良い疑問が残ってたんだけど、白鳥だったのか~。ホント、最悪な奴~。「調査つづけたかったし。盛り上がらないし」って、笑った・・・。なんか、次につながりそうな展開でしたねえ。

厚労省の会議に出るってことだから、↓これかな?
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(2008/11/07)
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