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ステート・ウィスイン~テロリストの幻影 4話ルークの道具 [海外ドラマ]

全7話なのでちょうど中間地点。すげー大きく風呂敷広げてますよね~。これを全7話で収めるんだから凄いよなあ。今回は、初回では「何で?この話いるのか?」と思ってたルークの秘密がハッキリして、がーっと話が繋がりました。付いていくのが大変です。ぼーっと見てたらいろんなことを見逃してしまいます。
でも、情報だけじゃなくて、しっかり各キャラクタが抱えている人生の重荷みたいなのが見えるのが上手いなあ。風呂敷広げただけのダメドラマって多いけど、ホント見習ってほしい。


死刑囚ルークの恩赦嘆願が却下され、死刑執行の時が迫る。イギリス大使館の人権担当ジェーンは新聞記者マシューから、「ルークとギャリーがCMC警備保障で一緒に働いていて、デービッドという名前で逮捕されたこともある。この7年前の同社の雇い主はチルギスタンのウズマン大統領だった」と聞かされる。
奇妙なつながりに、ルークの恩赦嘆願却下は偶然とは思えなくなってくる。ジェーンはルークに面会してギャリーのことを尋ねるが、答えない。「君は優しい子だな」なんていうルークに、「別れを言いたくない」と泣き出してしまうジェーン。まだ若く感受性が鋭いのね。「俺なら大丈夫。母親を頼む」と逆に励ますルーク。
面会室を出たルークはCMC警備保障の社長マッキンタイアに電話をかけ、「早くここから出せ!“ブケック”を忘れちゃいないぞ」と迫るが無視される。

ジェーンはルークの死刑には裏があるという疑念を参事官のニコラスに伝える。イギリス大使マークにも話すつもりだというジェーンに、ニコラスは「証拠がない。他言するな。俺が調べる」と告げる。
フロリダ州に着いたマークは、州知事にルークの死刑執行の延期を求める。マークの圧力の掛け方上手いねえ。延期を固持する州知事の言動から、知事が脅されている可能性があると感じたマークは、ニコラスに調査を指示。だが怪しい点は見つからなかった。ニコラス~。何で隠すんだ~。英国を裏切ってるのか?
大使館が諦めずに動いている間も、淡々と死刑執行への準備が行われて、母との
最後の面会とかが実施されるんだよね・・・。スーツを着せかける刑務官に「俺は殺してない。ただ、追いかけてくる幽霊が居る」と語るルーク。ルークの刑は時間通りに執行されてしまう。最後に、彼の手から落ちた勲章・・・。ルークの死を隣室で待つお母さんが本当に辛そうだった。
ジェーンはマークを空港へ送るが、途中でいたたまれなくなった2人はホテルで互いの体を求める。

CMC警備保障の社長マッキンタイアは誰かから「終わりました」との報告を受ける。ニコラスかな~?尻ぬぐいさせてとか言ってたしね。

FBI では捜査官ジェーンが、「なぜリチャードの死を隠した。チルギスタンでの活動が合法じゃないからでは?」と尋問を続けているが、ギャリーが黙秘を続けていた。
しかし、CMC警備保障が多額の保釈金を払い一旦釈放されることになる。ギャリーは仲間らしい謎のアメリカ人(ビニー)の同行で自宅アパートに戻るが、部屋に着いたとたんに射殺され、遺体は外に運び出される。マッキンタイアは、問題はすべて解決したと国防次官クリストファーに報告する。

ルークはジェーン宛に手紙を残していた。アルという男に預けてある“ルークの道具”で、できることをしてくれという内容だった。アルの家を訪ねたジェーンは、“ルークの道具”だという封筒を受け取る。
ホテルに戻ったジェーンが封筒を開けると、中には偽造パスポートや書類のほか、手紙と1999年6月の日付の2本のビデオテープが入っていた。その手紙によると彼は、当時、CMC警備保証会社の仕事でチルギスタンへ行きウズマン大統領の共和国防衛軍に対ゲリラ戦の訓練などを行っていたという。そして“ブケック”の村に派遣されたのだ。

1本目のテープはブケックでの大虐殺の様子だった。謎のイギリス人・ギャリーが反政府派リーダー、イーシャンの居場所を言わない女性(イーシャンの妹)を射殺し、続けて子どもを撃とうとするのを止めるルーク。
ジェーンは誰か気が付いてないけど、それはジェームズの妻サイーダと息子アザム。大虐殺の翌日ウズマンはそれをイスラム過激派の仕業だとして非難したのだ。

もう1本のテープに写っていたのは、旅客機爆破テロ事件の実行犯ハッサン(別名イブラヒム・ワヒド)がイスラム過激派になりすますための指導を受けている姿だった。CMC警備保障会社は工作員を養成して過激派組織へ潜入させていたという。

さらに一緒に入っていた契約書のコピーから、CMC警備保障会社をチルギスタンに派遣していたのはアーミテージ社だとわかる。真の目的は、ウズマン政権の軍事アドバイザー、つまり「殺し」の実行犯になること。
さらに、アーミテージ社代表のサインは当時のCEOで、現国防長官リンのものだった。現職のアメリカ国防長官が、チルギスタンの虐殺事件と旅客機爆破テロ事件に関与したことを示唆する資料で、西側諸国全体の信用を大きく揺るがしかねないものだった。

大使館でジェーンの報告を受けたニコラスは、マーク大使を含め誰にも言うなと堅く口止めし、資料をすべて預かる。「マークが知れば、彼の立場も国も危うくなる」と言い、ジェーンも脅しつける。怖いっす。ニコラスは、証拠品を自分のキャビネットにしまうと、銃と小さな金属部品を手にイギリス大使公邸へ向かう。

イギリス大使公邸では、ワシントンに到着したチルギスタンの反政府派リーダー、イーシャンとアメリカ国防長官リンとの会談が極秘のうちに行われようとしていた。イギリスのフィル公使は「接触がウズマンにばれたら事態は悪化する」と反対だったけど、マークは強行したのね。しかし、あんな廃線場みたいなところで落ち合って拾ってくるなんて、見つかるかとドキドキしたよ。

イーシャンと久々の再会を果たしたマークは、かつて自分がチルギスタンで下したウズマン支持という政治的判断は間違いだったと謝る。
マークは、イーシャンをキャロラインにも引き合わせる。しかし、ジェームズが「息子が話したがってる」ってイーシャンと電話するのはどうなのかなあ。盗聴されてるし・・・。

リンが到着し極秘会談が始まる。リンはイーシャン支持の条件として、アメリカ軍の駐留継続を認めろと迫るが、イーシャンは国の安定のためにと撤退を要求。理想主義者の甘い考えだとリンに指摘されても、イーシャンは他国の支配を受けずに民主主義国家を築くと突っぱねる。
マークと二人になって「理想主義は間違っているか?」というイーシャン。「平和的革命の成功例は低い。でも、リンは腰ぬけが嫌いだから、却って良かったかも」と励ますマーク。

マークの書斎ではニコラスがペンに小さな金属部品を仕込んでいた。会談を終えたマークはイーシャンと書斎に入り、話をしながらペンを上着の内ポケットに差す。
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