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張禧嬪(チャン・ヒビン)31-38話 [張禧嬪(チャン・ヒビン)]

毎日放送なので、一度遅れるとなかなか追いつけない・・・。おもしろいんだけどね。
もう、王妃様がかわいそうでならない。後半には王妃の真心は王に伝わると知っていても、王のバカ殿っぷりにあきれてしまう。オクチュンがあからさまに悪女なのもあって、「どうして分からない?」としか思えないのよね。


31話 手遅れ オクチョン掟を破った貴人(キイン)の女官を尋問していると聞いた仁顕(イニョン)王后は、就善堂(チソンダン)に駆けつけてたしなめる。しかし、オクチョンは「嫉妬だとそしられぬように、貴人のために罰している」と、正当性を主張する。王妃は、「事の発端はあなたにある。あなたのナツメが問題になり、医官が消えた。」というが、「王にお仕えする以外は外に出ないので、噂を知りません。疑っていたからナツメを食べさせたんですね」と空とぼける。しかし、王妃もさすがに裏を気が付いてる。「噂が事実でも構わない。解毒できる。私が子を産めば噂が消える。申し訳ない。ただ、このような事をすると噂が広がる。心せよ」と押さえつけた。王妃、強くなってきたねえ。
王妃は、「大王大妃の誤解を解いてほしい」と王に訴えるが、「噂で朝廷が左右されるのを変えたいのに、噂で罰したのを許すことはできない」と王。王妃は、「王を思っての行動なのだから、まずは頭を下げて、話し合って理解してもらってくれ」と説得。

淑安公主は、オクチュンの行動を宮殿外から支援している人間がいると思って、調査を始めます。

騒ぎが絶えない宮殿の現状を収拾したい荘烈(チャンニョル)王后は粛宗(スクチョン)王を呼び、大王大妃の身内でもあるチョ・サソクの辞職を受け入れることと、王妃の懐妊を祈るための仏堂を建てることなどを要求する。「均衡を望む気持ちは分かるが、安定してこそ均衡に意味がある。無駄に争うな」という大王大妃だが、王はあくまでも「実力主義にする。派閥の論理を廃する」と主張する。しかし、「竹が折れぬのは曲がるしなやかさがあるから」と説得された。
王妃のための祈願が始まる。大王大妃は一心に仏堂で祈りを捧げる。その気持ちに感じ入った王妃。「オクチュンを引き入れたことを恨みに思ったこともああるが、すべて水に流す。王子を産み王を喜ばせることができるなら、死んでも構わない」と語りかける。

自分との境遇の差に悔しがるオクチョン。でも、国母としてどっちがふさわしいかを、見極められちゃってるんじゃないの?としか思えないわ~。
オクチュンは、貴人が調査に差し向けた女官を買収。

もう片づいたと思っていた毒入りナツメの証拠となる処方箋と薬剤を調べると荘烈王后が言っていると聞いて、焦るオクチュン。処方箋を盗もうとするオクチュンだが、信頼できるものがいるとヒジェに助けを求める。

しかし、ヒジェが抱き込んだ医局の人間が処方箋を盗もうとしたところ、見回りの兵士に見つかりそうになる!持ち出しは失敗。
そして、オクチュンの動向をうかがっていた貴人の女官の方が捕まってしまう。しかし、この女官がオクチュンの女官を見たといえば終わりだよな。

32話 沈黙
貴人のユン尚官が医局近くでつかまった。貴人が、「薬を取りに行かせた」とかばう。王妃が「許可を得なかった貴人にも注意するから」とその場を収めた。
ユン尚官が、オクチュンのキム女官が医官を案内していたというので、王妃はオクチュンを呼んだ。オクチュンは、女官は私と居たといって、シラを切る。ユン尚官に女官を会わせろという貴人。だが、キム女官は「私は行ってない」と言い張る。オクチュンが、自分から拷問すると言い出して、王妃は「そこまで言うなら、見間違いかも」と引き下がった。王妃は、騒ぎそのものを嫌っていて、夜の外出を控えるように言い渡す。

王妃の懐妊のために仏事を行っていることで、西人派でも「政治と宗教が結びついて良いのか?」という議論が。でも、解任を願う心は悪いことではないという擁護もある。
王妃の懐妊祈願に誘われないことで、怒りを露わにするオクチュン。

しかし、毒を処方した証拠となる帳簿は回収できず、荘烈王后のもとに届けられてしまう。オクチョンの陰謀を暴く決定的証拠を握った荘烈王后。だが、「騒いで、懐妊の祈願を妨げたくない」と、何も行動を起こさない。

スクチュンは、群夫人にオクチュンと実家との連絡役を頼む。否応なく、巻き込まれていく東平君の母。オクチュンは「偽の証拠をでっちあげられた」と群婦人に訴えるが、「態度が悪いからだ」と叱られる。スクチュンが持たせたのは、偽の帳簿で、入れ替えを画策中。

証拠隠滅を恐れた淑安(スガン)王女は大殿へ行って事の経緯を粛宗に告げる。王は「騒ぎたてたくない」とつっぱねる。「干渉されたくない」という王に、淑安公主なりに「国を思って助言している」と訴えるけど、意固地になってる。しかし、粛宗は内医院の件を再調査するように命じる。帳簿は大王大妃のところから医局に戻されて調査されることに。
オクチュンは怒って、「根拠もなく調査をするはずない。王は私を信じるはず」といきなり王のところを訪問するが、拒絶される。

調査では、貴人のユン尚官や、オクチュンのキム女官が事情を聞かれる。オクチュンに買収された女官が「暗くて見えなかった」などと言い出して、貴人のユン尚官は窮地に。帳簿のチェックの方は、買収された官吏が、こっそりと差し替えをしてしまって、結局は証拠が出なかった。これで、王は「噂のもとのなったものを処罰せよ」とユン尚官の刑を申し渡す。酷過ぎるわ。
粛宗(スクチョン)の恩恵で昭儀(ソイ)に昇進したオクチョン。

しかし、大王大妃はしっかりと写しをとってたのか~。それを王妃に託した。王妃は、その証拠をオクチュンに突き付ける。王妃の腹も据わってきたなあ。

33話 死んだように生きよ
貴人はオクチュンにはめられて、外出禁止、面会禁止となった。あんまりだと、叔父のキム・スハンが再調査を願い出た。医者の失踪事件が解明してないてのが、根拠になってるんだけど、王は「オクチュンの肩をもったと思ってるのか?」と拒絶。そういうセリフが出てくることが、すでに「肩を持ってる」ってことなのにねえ。
おてんばな貴人は外に出たくてたまらなくて、尚官の衣装を借りてこっそり抜け出した。悪い子じゃないんだけど、馬鹿なのよねえ。

粛宗(スクチョン)の恩恵で昭儀(ソイ)に昇進したオクチョン。誇らしげに挨拶に来たオクチョンに仁顕(イニョン)王后は内医院の帳簿を突きつける。

決定的な証拠を前にしてもシラを切りとおすオクチュン。王妃は水銀を持ってこわせて、「あなたがどう使ったかがこれに書いてある」という。王妃も、さすがに強い言葉で迫る。オクチュンは「調査はすんで、間違いがあったために王は私を昇格させた。汚名を着せるなら、いっそ殺してくれ」と懇願する。ま、バレたら死ぬしかないんだから、どっちでも同じなんだけどね。

これを聞いた仁顕王后は毒薬を用意して、子を得る機会を失う水銀か、命を失う毒薬のどちらかを飲むよう命じる。

オクチョンは命を失う毒薬を選ぶ賭けに出る。その代わりに証拠の帳簿を燃やすよう仁顕王后へ願い出る。死んでしまえば弁明できないからっていうけど、焼いてから逃れる可能性だってあるのにねえ。灰となった帳簿を前に毒薬を口に流し込んだオクチョン。

王妃はただの水を飲ませたんだね。「今、お前は死んだ。死んだように生きよ」と命じた。甘いなあ。でも、宮殿の騒ぎを嫌うのが王妃なんだろうねえ。大王大妃が「名分をあたえてはなりません。気をつけて。」と王妃に助言する。

王妃は、オクチュンに女官を送る。「間抜けそうな顔」などと侮辱して拒絶するオクチュン。さっそく、露骨な反発をしてるなあ。気の強そうな、利に聡い女官ソリャンだけを選んだ。
そして、懐妊のプロの尚官を選んだ。オクチュン、年齢も流産の経験もあって、治療しなければ解任しなさそうだといわれる。で、その間に王妃が解任しないようにと、王妃の館にまじないの呪物を埋めさせる。しかし、埋めてるところを見られたよ~。

調査をさせる王妃に「大げさな」と王。あんさん、「証拠もないのに」っていうから証拠の有無を確認して、噂ならおさめ、真実なら問いただすって言ってるのに、「王妃が騒ぐから、宮殿がおさまらない」と王様。節穴め~。あんたが庇うからいけないんだぞ~。黙ってしかられる王妃様が気の毒。「王は心を閉ざされて、何を言っても信じてはくれない。だから、何も言わない」という王妃。それで「妻のいうこともきけない男だと私を見下してる。嫉妬で疑いの目を持っている」って、バーカ、バーカ、バーカ!!ホントに馬鹿やろう。ホント、妻の声も聞けないのに、君臣の声を聞く能力なんてないよなあ。
王妃様も、泣きながら、厳しくあたることに。


34話 オクチョンの罠 王妃の懐妊を阻む呪物を埋めた疑いをかけられたオクチョンに対し、真相を暴くため仁顕王后は就善堂(チソンダン)の女官を連行し尋問を始める。
ところが、しばらく経ってオクチョンが仁顕王后のもとを訪れ、すべては王妃の懐妊を願って行ったことだと言う。証言どおり掘り返してみると、中宮殿の殿閣の下からは、懐妊の祈願に用いられるトラの足が出てきた。
オクチュンはトラの足の下に、解任を阻むものを入れてあるのかあ。策士っすねえ。王妃は、オクチュンを呼んで、表向きは感謝の意を述べるが、気をゆるめない。

これを聞いた粛宗は、すべては嫉妬に目がくらんだ王妃の過失と怒り、王妃懐妊の祈願も直ちに中止せよとの王命を下す。王妃の深い心をまったくわからない王様の馬鹿野郎!!

東平君が宮殿に戻ってきて、王の側近として働くことになる。聞こえの良いことを言って、王の信頼を得る。政権を維持するためには対立を避けて、世次を生んで王権を確立せよという東平君。

王妃は、迷惑をかけたから処罰してくれと王に願う。薄着で王の部屋の外に座っている王妃様、体壊しそう・・・。王は「騒ぎを起こした」と王妃をせめて放置。
東平君は、「子を産むまでは王妃に使えるのが大事。オクチュンが王妃の許しをこえ」とオクチュンに支持。わざとらしく許しを乞うオクチュンの意図が分かる王妃は嫌な顔をするけど、王はコロッと騙されてる。

王様はお忍びで郊外に出た。そこで、官吏が通行のわいろを受け取るのを見たヒジェ。いつもはもらってる立場なのに、王だと気がついてコレを叱責。こういうぱふぉーまんすにコロッと騙される王様。ホント馬鹿・・・。


35話 人事改革 仁顕(イニョン)王后を貶めることに成功したオクチョンは、今度はあからさまに自らの懐妊を願うようになる。仁顕王后や荘烈(チャンニョル)王后にとがめられても謝るどころか「子を産むことが、宮殿、王妃の安寧だ」と言い返し、横柄さは日に日に増すばかりだった。侮辱しつつも表向きは王妃を立てるオクチョン。

一方、朝廷では粛宗(スクチョン)が人事改革を宣言し、西人(ソイン)派に集中する権力の解体が始まる。西人派の官僚が次々と罷免されるなか、東平(トンピョン)君は「身内の手では真の改革は難しい」と進言して粛宗の信望を得、朝廷の人事権を手に入れることに成功。こうして西人派の権力は少しずつ翳りが出始める。

解任された下級官吏は西人派から離脱するものがでてくる。王妃の兄ミン・ジヌは身を慎んでる。一方、ヒジェは官吏として登用されることに。

そんななか大王大妃の体調が悪化。つきっきりの看病をする王妃。優しい王妃の孝行に感謝し、王妃の子が見たいという大王大妃。淑安公主も心配して飛んできた。王女だから、王室に誇りがあってオクチュンを認められない。
大王大妃の願いもあって、王妃と過ごすことを選択する王。王妃の気持ちを慰めてくれる。


36話 千載一遇 東平君が淑安(スガン)王女の入宮を制限するよう進言したと聞き、怒った淑安王女は東平君の家に怒鳴り込む。朝廷を支配する目論見を見破られてる。

淑安王女との対立が決定的となった東平君は西人派との正面対決を決意し、南人(ナミン)派の重鎮チョ・サソクを訪ねる。サソクは「推薦したい者がいるとオ・ドイルを王に進める。
大王大妃は甥のサソクに「オクチュンは傲慢過ぎる。言い聞かせて正してくれ。そうでなければ、私達は王室に罪をなしたことになる」と訴える。

一方、これ以上東平君を放っておけないと判断した西人派の巨頭ソン・シヨルは、東平君の弾劾に立ち上がる。儒教を基にした規律が守られていない。王族は政治にかかわらないのが国法だというのが言い分だけど、「東平君を信じてる」って、馬鹿な王様。
シヨルは淑安公主に、騒ぎを大きくしないようにと進言。

その時、一日も早い懐妊を願うオクチョンは10年に1度の懐妊の吉日を迎え、粛宗を迎える準備を整えていた。ところが、そこへ貴人(キイン)がやってきて、一緒に荘烈王后の看病を命じられる。
王が貴人を呼んだというのに、「私は王のもとに行く」とかいうオクチュン。選択権はあんたにはないのよ。しかし、内侍のトゥギョンから「ヒジェはオクチュンの兄だ」という情報を得て、褒めるためにオクチュンのところに行くという王。馬鹿だなあ。

退官したナム・グマンなどは「きっと王は分かってくださる」と信じるしかない状況。


37話 儒生たちの反乱 東平(トンピョン)君の入宮を阻止するため、全国の儒生が東平君宅に集まった。それを知った粛宗(スクチョン)は「王命をきけぬとは」と儒生たちの横暴に怒り、王の呼び出しを示す召集札を都承旨(トスンジ)に届けさせるが、儒生たちは動かない。

入宮は不可能と判断した東平君はチョ・サソクを呼び、粛宗に宛てた封書を託す。そこには左議政(チャイジョン)にチョ・サソクを推挙するなど、南人(ナミン)派を中心にした新しい人事が記されていた。これを見た粛宗は大変満足し、即座に公表する。
王妃が、兄などを通して「王命をおろそかにするな」と訴えるが、「忠臣っだからこそ進言する」と言われてしまう。進言した兄ミン・ジヌに追放処分が・・・。この王様は「王妃の差し金」って思ってしまうんだろうなあ。ホント、目がくらんでる。
西人(ソイン)派の反発は想像以上で、大臣連名の辞職届けが粛宗に突き付けられる。

夜伽(よとぎ)の最後の吉日に粛宗を迎えたオクチョン。大きな虎が向かってくる夢を見たというオクチョンに粛宗は大いに喜び、別堂を建てると約束する。


38話 新たな朝 夜伽(よとぎ)の最後の吉日に粛宗を迎えたオクチョン。大きな虎が向かってくる夢を見たというオクチョンに粛宗は大いに喜び、別堂を建てると約束する。さらにオクチョンの実家にも奴婢(ぬひ)100名と新しい家を授け、その恩恵によりオクチョンの兄ヒジェの頭角も次第に目立つようになる。
しかし、ヒジェは妻に反対されてスクチュンを迎え入れるのは難しい。

王妃は、じっと耐えて見守るしかない。大王大妃が「民の国母はあなただ」王妃を慰める。

一方、西人派との対立が極限に達していた粛宗は、大臣の総辞職を差し戻し、ミン・ジヌを呼び戻し、東平君の人事権も返上させて妥協点を模索する。西人派は、いまこそ一気に東平君を追い落とそうと息巻く。

しばし静かな日々、王は「心を正して行いを正せ」なんていう教授を受けてご満悦だか、「怒り、望み、憂えをすてよ」っていう意味が分かってんのかいな?

そんななか、突如粛宗を批判する上奏文が提出される。
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