SSブログ
張禧嬪(チャン・ヒビン) ブログトップ
前の30件 | -

張禧嬪(チャン・ヒビン)  100(最終)話 万事は正しきに帰す [張禧嬪(チャン・ヒビン)]

全100話。最終回です。週5回放送だったので、割とサクサク進みましたね。
前半はのし上がっていくオクチュン。後半は転落していくオクチュン。どっちもアクドイことしまくり。身分の低いものがのし上がっていく前半ではバシバシと成功した彼女の策略。しかし、王妃という身分を得たあとは、身分にあった振る舞いができずに。策略が悪い方に作用してしまう。次期国王の母なのだから、黙って耐えていれば栄華の時がくるということが読めなかった・・・。
政権争いがベースになっているので、誰が悪いと簡単には言えない部分もあるのですが、ドラマのなかのヒビンは王室ナンバー2である王妃としての能力に欠けていたとは言えるでしょう。そして、国のトップというのは、能力のなさが罪になる立場ですから、転落もいたしかたない。たんなる愛憎劇ではなく、朝廷が口出せない宮中を利用して、朝廷を支配する王の狙いを考えるのも楽しかったです。

キム・ヒスさんの熱演。美人だけど、モロ「悪」な顔をするんですよね。彼女が「ミエを切る」シーンには、思わず喝采したくなる迫力があります。一方、「王妃という立場の責任」に殉じようとする王妃を演じたパク・ソニョンさん。単なるお人よしのように見えますが、情勢を詠み、王の狙いを理解し、王のためにヒビンを刺し違える覚悟を持っている。意志の強い「静の演技」で、しっかりと演じていたと思います。この二人があってこそのドラマ。おふたりに喝采を。



壮絶な抵抗劇を続けた禧嬪。
だが力尽き、自らの罪を許してほしいという言葉を残し、王世子の腕の中で死んでいく。これは、王世子に見せない方が良かった気がするけど、制しきれないか・・・。でも、罪人とはいえ墓を作ってもらえただけマシか・・・。

王妃に続いて禧嬪まで失った粛宗は、明かりを消した部屋で1人、禧嬪に対する思いにむせび泣く。

同じく、母を失って深い傷を負った王世子は寝込んでしまう。嬪宮が、王に必死にフォローしてて、健気だなあ。粛宗は、国家のために仕方なく下した決断だったと、王世子に告げた。さらに、王位を継承する者としての威厳を示すよう励ました。

外の情勢をしらないヒジェは「もうすぐ釈放される~」ってノリノリだったから、愕然。関係者の尋問が始まる。王世子は「ヒジェの命を助けなければ、他に頼る人がいなくなる」というけど、王世子が動くと関与が疑われる。かしこい嫁である嬪宮が引き留めてるのに、一族しか信頼できない王世子。淑嬪に「グムのためにも助ける方法を教えてほしい」と願い出る。淑嬪は「王世子を救おうとする領府事を制してまで決断したのだ」と話して聞かせるけど、「頼みをきけないと言うのか?」な王世子。淑嬪は「王命を敗れと命じているのですか?」だよなあ。王世子は「年月がたっても王命が正しかったと言えるか?」と、俺が王になったら王命を変えてやるから命はないぞって脅す・・・。

ジヌの尋問によりキム・テユンは口を開き、ヒジェの罪が明らかになる。ついに栄華を極めたチャン一族は、ヒジェの処刑を最後に絶え果てた。

淑嬪は王に「これ以上、血を流させないでほしい。ヒジェの手下までは・・・」と願い出る。しかし、南人派のヒジェの手先とチュンテクが手を組んで「王世子の廃嫡を狙った」という上奏文がでていて、「ことを明らかにしなければ」と王は言う。バランスのためにも老論派のチュンテクの尋問は避けられないかなあ。
ミン・ジヌに任せた尋問を少論派の都承事に変更。老論派も南人派も追い落とせるけど、オクチュンの件で対立した両者は、結び付けるの無理があるっしょ・・・。南人派のヒジェの手先は「ヒジェ達を守ろうとするあんたたちに従っただけだ~、濡れ衣を着せるな」と反論。
淑嬪は心配してるけど、ミン・ジヌが都承事が通訳官からもらったワイロ問題を王に報告して、1件落着。
チュンテクに会いに行くミン・ジヌ。「万事は正しきに帰す」と語る。そして、今後のチュンテクを心配する。
やはり、チュンテクも「人倫を犯し、廃嫡をもくろんだ」ってことで流刑となった。ナム・グマンも流罪。王は、バランスを取ったんだね。

1年後、王世子がグムと一緒に矢をいる練習をして、仲良くやってますよ~というシーン。グムも淑嬪も王世子に感謝する。王はそれを見て喜んで、自分の弓を王世子に使わせる・・・。という和やかなシーンに・・・。
さらに時がたって、王世子は即位し景宗となる。これで、オクチュンの恨みも晴れた・・・って感じで完結。

史実では、景宗は4年でなくなりグムが後を継ぎ英祖となります。これには、英祖による毒殺説などもあるそうで、なかなかドロドロなものがあったらしいです。

張禧嬪(チャン・ヒビン)99話 殿下だけを愛して [張禧嬪(チャン・ヒビン)]

ついに禧嬪(ヒビン)に毒薬が下された。
都承旨(トスンジ)が就善堂(チソンダン)に毒薬を運ぶと、禧嬪は毒薬を投げつけて、王世子を殺すまで自分は死ねないとわめき散らした。怖いっす~。っていうか、王世子がかわいそうすぎる。

この話を聞いた粛宗(スクチョン)は激しく怒る。

一方、通訳官たちは、ナム・グマンを訪ね、自分たちと一緒に宮殿へ行き、禧嬪を助けようと働きかけた。帰郷しようとするナム・グマンを王を止めたところ、「やっぱり王は処刑するつもりはないんだ~」と希望を持つ。オクチュンも官吏たちを見極めてるんだろうと望みをつなぐけど、王は「王命にそむく奴」をあぶりだしてるような・・・。
この動きは、粛宗の怒りを買う事となり、通訳官たちは全員捕らえられ、ナム・グマンも自宅に軟禁されてしまう。
そしてもう一度、禧嬪に毒薬の王命が下されるがまたも拒否。粛宗は自ら就善堂へ向かう。
王世子は淑嬪にたすけてくれと懇願。「誰が母を殺そうとしているか知っている。殺されればそのものを恨む」とまで言うけど、「王命は下ったのです」と言われてしまう。
王にも懇願するが「これは家族ではなく国家の問題だ」と言われてしまう。

王が「罪を償うことだけが王世子を助ける道」と言われても、「少しでも会いに来てくれたらば、このようなことをしなかった。王妃とて夫を思う女。なぜむごいことを・・・。受け入れられません」と泣いてすがる。しかし、「無礼にもほどがある」と冷たく言われ、無理矢理に毒をのませるように言い渡す王。「王世子を殺さねば」とかいうから、ますます怒る王。
しかし、激しく抵抗するオクチュン。

張禧嬪(チャン・ヒビン)98話 優柔不断 [張禧嬪(チャン・ヒビン)]

王世子は土下座して粛宗に母を助けてほしいと懇願。このままでは王世子が罰せられる。淑嬪が「王になる方だ。私情にとらわれてはならぬ。」と説得するが、「母を助けるためなら私の命など・・・」な王世子。あんたは良いけど、残される嬪宮は??あんたの守るべき将来の民は?
粛宗は胸が引き裂かれる思いで、王世子に下がるよう命じる。

チェ淑嬪は、就善堂に向かう。ガラの悪い二人のガチンコ勝負。面白い~。淑嬪は「オクチュンほど王妃の恩を受けた者はいない。再入宮も、政権交代での生き残りも王妃のおかげだ。その恩人を呪うなどと・・・。人間なら自害すべきだ」と正論です。さらに、「禧嬪が自害せねば王世子にも累(るい)が及ぶ」と忠告し、胸に隠していた刀を差し出して自害を促した。

一方、再び実権を握ろうとしていた南人派と通訳官らは、総動員で禧嬪に下った王命をとり下げようと上奏文を提出する。貿易と機密を握っている通訳官は、積極的な賄賂攻勢にでる。オクチュン擁護派のナム・グマンにも接触するも、これは断られる。

淑嬪は、オクチュンに食事を運んでいるイ尚官が外部との連絡をとっているに違いないと睨む。嬪宮は、王世子を引き込もうとするイ尚官に警戒を強めているけど、イ尚官は「淑嬪が刀を振り回した」とか王世子に言って孤立させる。嬪宮が「良く調べて、落ち着いてくれ」と必死になだめてるけど・・・。
淑嬪を問い詰める王世子。事情を聞きもしない。王世子を守るためという言葉が理解できないのかあ・・・。「王妃になりたいのか?グムを王世子にしたいのか?」とオクチュンそっくりの疑心を口にする。

最期の望みに賭(か)ける禧嬪とヒジェ。老論派は、通訳官たちのわいろ攻勢を暴いて、オクチュンに自害を進めるように圧力をかける。

決断を決められず揺れ動く粛宗。チェ淑嬪は業を煮やし大殿へ向かい、「優柔不断なために国が混乱している。ヒジェと通訳官が内通し、賄賂を送っている。さらにオクチュンに尚官を引き入れている」ときっぱりと非難。極刑覚悟の直訴。

王も毒薬を下すことを決断して臣下に命じた。一報を聞いて駆けつけようとするが、嬪宮が必死に止めた。ホント、嬪宮は苦労人ですな。

張禧嬪(チャン・ヒビン)97話 母を救うために [張禧嬪(チャン・ヒビン)]

禧嬪(ヒビン)に自決の王命が下されたことを知ったチェ淑嬪(スクピン)は、喜びを隠せない。
王世子は、母を救うべく大殿へ行こうとするが周囲に止められる。無理しようとして倒れてしまい。そのまま治療拒否。累が及んだらどうするんだよなあ。嬪宮がかわいそうすぎる。

いよいよ都承旨(トスンジ)が王命を告げに就善堂(チソンダン)へやってきて、動揺を隠せない禧嬪は、王命が読み終わるや否や書状を投げつけて王命を受け入れなかった。

この話を聞いた粛宗(スクチョン)は激怒し、ついに毒薬を下そうとする。
しかし、病身を引きずりながら許しを請う王世子の姿に困惑する。儒教国家だから母を思うのは当たり前でも、将来の王としては私情に流されすぎるのはなあ・・・。
嬪宮は、心配して淑嬪に相談。賢い嫁だが、王世子は止めようがないみたいだね・・・。なんとか王の怒りを買わないようにとりなすように願う。母に会おうとする王世子を無理にでも止めて、とにかく王世子を守ろうとする淑嬪。

ナム・グマンは「王世子の気持を考えてくれ」という言葉を残して辞表を提出。うーん。王世子のためを思うなら、オクチュンが暴れるのを止めないとなあ・・・。罰するなと言って庇い、暴走するのを傍観してたくせに・・・。早い段階で廃妃にしておけば、母の死を目の当たりにすることもなかった。もし王世子が冷徹になりきれないなら、王には向かないから、王世子は見捨てるしかないんじゃないか?

一方、宮外では南人(ナミン)派が老論(ノロン)派を弾劾する張り紙を街中に貼り、形勢挽回に奔走する。
これで気力を持ちなおしたオクチュンは、王世子に「王に罰を請え。そして、会いに来い」と伝言。息子の保身とか一切考えないのね。正直言って、次の王妃にもしっかり「仕える」態度をとることで味方に引き入れるだろう淑嬪の息子のほうが、有利だよね。オクチュンが死んでくれれば、嬪宮とか新しい王妃とかを後ろ盾に頼んで立場も強くなる気がするんだけど・・・。

嬪宮が王世子の体調を考えぬのかと女官を叱りつけるけど、王世子は母親のいいなりかいな・・・。

チュンテクは「とっとと王命を実行しないから・・・」と怒っている。

張禧嬪(チャン・ヒビン)96話 ヒジェの手紙 [張禧嬪(チャン・ヒビン)]

就善堂(チソンダン)に監禁されている禧嬪のもとに、嬪宮とパク尚宮(サングン)が食事を運んでくる。しかし、禧嬪は食膳をひっくり返し、王世子が来ないなら食事を抜いて飢え死にしてやると暴れる。オクチュンも、流石に兄やスクチュン、尚官が「助けてくれ」と訴える夢にうなされている。

一方、老論派とナム・グマンは、禧嬪の断罪を巡って次第に激しく対立していく。王は決断を躊躇ってる。

その頃、済州島を脱出したヒジェは都に戻り、南人派のミン・オンリャンと会い、兵士を動員して謀反を起こそうと計画を企てる。殿下は西人派にそそのかされてる~とかいうけど、だったら西人派を武力制圧すればよいんだよな。謀反なんて軽く口にしすぎ。
だが、都まで案内した男が密告したために、あっけなく兵士に捕らえられ、ヒジェは投獄される。「世子の伯父だぞ」しか言えない男。牢獄でスクチュンと再会。尚官にも「手紙を書いたじゃないか。何してた~」ですが、尚官はこの情けない男に軽蔑の顔を。ヒジェが「尋問もなしに裁かれてためるか」と暴れてるが、尋問されたらオクチュンを巻き込むことになるぞ。

王は尋問を決定。「利を求める人間を遠ざけて、公平さと正義を求めるものと政治をする」とナム・グマンに告げる王。王は、ひたすら安定をという考え方に、そもそも馴染まない人だしなあ・・・。

シラを切るヒジェに、禧嬪へ宛てた手紙が証拠として突き出される。呪いや東平君による謀反も述べられてて、こりゃだめだ。っていうか、手紙を残すなよ。ナム・グマンも庇いきれないって言うか、世子のためにもこの迷惑な男は殺しとけって感じだけどなあ・・・。
王は、ヒジェとオクチュンのp刑罰を決めよとまで言ってるのに、ナム・グマンは「世子は若く、心が弱い。心労でどのようなことになるか・・・」とか言うけど、そういう言質を与えると後継者争いで病弱のため廃嫡ってことになるぞ??王は、「罪幅かれたのだ。災いのもとを消すのが世子のためだ」とスクチュン、尚官、女官の処刑命令。

嬪宮の母が、最後なのだからといってオクチュンと面会。処刑の決断を知らず、「噂ばかり聞いて一人でいると・・・。薄情だ・・・」と嘆く。尚官たちの処刑と、ヒジェの尋問を聞いて嘆きまくり。
しかし、王はオクチュンの処刑を決断して発表。「死刑にすべきだが、自害を許す・・・」という決断。
自害命令を聞いたオクチュン、信じられない・・・。

チュンテクは、王妃が生きていればとむなしく思うが、過去の罪を取りざたされることは恐れてない。「罪があるならば償うべきだ。99の善行も1つの罪は消せない」とか言って・・・。

張禧嬪(チャン・ヒビン)95話 対立する老論派と少論派 [張禧嬪(チャン・ヒビン)]

王世子は意識不明。すぐさま粛宗(スクチョン)のもとに報告され、粛宗は激怒する。ってか、世子マジでかわいそうすぎる・・・。この状態でも、母の置かれた立場を心配する世子。良い子じゃねえ・・・。

一方、朝廷の臣下たちの間でも今回の尋問について、さまざまな意見が飛び交っていた。中でもキム・チャジプらは「秩序と道徳が乱れている。臣下の罪を庇ってはならない。」と処罰を迫る。王は、東平君の処罰を決定。
しかし、東平君に処罰が下るという噂が流れて、母も自害。「罪と知っていてオクチュンにすがった。その天罰だ」と生前に語っていた。

淑嬪は、世子に「オクチュンの論罪がされているので、嬪宮も就善堂には近づかない方が良い。亡き王妃様を呪ったとクォン尚官が自白した」と告げた。世子は、母親がどれほど王妃を恨んでるか、罵倒してるのを常に見てるからなあ。

ナム・グマンは必死に赦罪を訴えるけど、苦しいよなあ・・・。まずは、東平君に毒薬を下し、マンネを打ち首に。しかし、チュンテクは「世に流されて、首謀者を逃してはダメだ」と官吏に訴えるが、「だったらお前が科挙を受けて官吏になれっていわれてんの・・・。笑った。確かになあ。

東平君とマンネの処罰を聞いた禧嬪は大打撃を受ける。パク尚官にナム・グマンとの連絡を頼んだり、哀れだなあ。

残されたのは禧嬪の処遇のみ。対立する老論派と少論派で意見は分かれ朝廷は混乱をきたす。ナム・グマンが「世子が廃位となってsまっては?」と抵抗してるけど、「世子のため」で許すの何度目よ?って気がなあ。世子そのものが処罰されるような事態になりかねないのが、怖いよ。

王はどう考えてるのかな?祭壇作る過程の関係者が多いし、尋問始めた時点で噂は止められない。スキャンダルだから、王の名前にも傷がつくわけで、下手にもみ消すよりはオープンにして、厳しい態度を見せることにしたのかな?
でも、母を殺された心の傷で、世子が暗君にでもなったら困る。ただ、オクチュンを軽い処罰にしても、また同じような事件を起こしたらアウト。先送りするだけで、世子の傷を一つ増やすだけかもしれない。いっそのこと、一気にグムにって考え方もあると思う。
臣下を集めて議論させて、朝廷の趨勢を見極めてから決めるのか?

そんなとき、チャン・ヒジェが済州(チェジュ)島から抜け出している。前話の放送で、微妙な顔されてたから、脱出を手伝うと見せて護送するのかと思ったんだけど、脱出見逃しだったんだね。東平君とマンネの処刑を聞いてびっくり。

張禧嬪(チャン・ヒビン)94話 王世子は渡さぬ [張禧嬪(チャン・ヒビン)]

粛宗(スクチョン)の激しい尋問が始まった。巫女マンネは尋問に耐えきれず、「禧嬪様お助けください~」とか言っちゃったよ。ま、証拠もあるしなあ・・・。王妃様の亡くなる日まで祭壇があったとか、決定的なことまでも・・・。クォン尚官の頑張りも意味なし・・・。
さらに、門番買収の件で東平君の名前を出すスクチュン。うわあ・・・。東平君の名前だしちゃうのかあ。

尋問場の物陰からすべての事実が暴かれていくのを目撃した禧嬪は、消沈して就善堂へ戻る。世子がかわいそうだなあ・・・。
これで無念に散った王妃の霊魂が浮かばれる時が来たと、粛宗は殯殿(ひんでん)で涙を流す。

王妃の母は「世子に影響が出ても、オクチュンを罰するように。南人派の最後の抵抗がはじまる」とミン・ジヌに語る。しかし、南人派は宮中で何が起こってるか知らずに、チュンテクに「次の王妃はオクチュンだよ~。政権交代に協力しろ~」なんて言って、哀れよのう。

王の命令で、マンネの自白が臣下に発表される。チャンの自宅の捜索。ヒジェの再逮捕。ってか「脱走を手伝ってもらった」と思い込んで護送されるヒジェ、アホすぎる。

嬪宮は世子がオクチュンのところへいったきりで殯殿に戻らず、王にお叱りを受けると心配している。世子に「王の心が離れ始めてる」と助言に行くが、オクチュンは「母を慰めているのだ。何が悪いのだ。お前も嫁ならココにいろ」と怒鳴りつける。世子にまで「それは違う」と諭される。嬪宮「王室の掟では、王妃の嫁なのです」と説明するけど、怒りまくり。怖いすぎ・・・。あんな姑いやだあ。嬪宮がかわいそうすぎる。パク尚官が控えてて、慰めてくれるのか。頼りになるなあ。
っていうか、世子を守るためには殯殿に戻るしかないんだよなあ。王に嫌われたら最後だ・・・。
嬪宮の母は、オクチュンと東平君の所業にあきれながらも、世子を救うために動いてほしいと働きかける。
王世子に累(るい)が及ぶことを懸念したナム・グマンは、罪を問わないよう一心に直訴。すべて私の落ち度です・・・と責任をとると哀願。っていうか、それで大人しくなるならいいけど、絶対に今以上にオクチュンは暴れるもんなあ・・・。暴れれば暴れるほど、世子には傷が付くし、臣下の心も離れる。とっとと追放した方が世子のためなんじゃ?って気もするんだけど。
粛宗は代わりにチェ淑嬪の子王子昑(グム)の即位すら検討し始めて、オクチュン処罰に傾く。

ついに王世子以外に頼れる者がいなくなった禧嬪は、王世子と就善堂(チソンダン)に立てこもる。
王が世子が殯殿に居ないことをとがめて怒りまくり、内侍に呼びに行かせるけど、オクチュンは「世子は私から離れるな」って顔が怖すぎです。喪中だから白装束なのもあって、怖さ倍増。世子が怖がってるじゃん。
王は「オクチュンは王命にそむいたのか。力づくでも連れて濃い。オクチュンが尋問を受ける姿を世子には見せられない」と命令。
で、力づくで連れ出そうとしたら、オクチュンがすがりついて離さない。で、大岡裁きみたいな状態に・・・。世子を思うなら手が離れそうなもんですが、オクチュンは自分のことしか考えてねー・・・。すがりついたのが世子の急所。うわあ・・・、痛いだろうなあ・・・。世子とことん不憫っすねえ。倒れちゃったよ~。大騒ぎだ。
オクチュンは就善堂に蟄居を命じられる。

張禧嬪(チャン・ヒビン)93話 新たな証拠 [張禧嬪(チャン・ヒビン)]

オクチュンは嬪宮母に切々と自分の人生を訴える。「世次を産んだのに~」という恨みごと。でも「王妃になるべきは私」って自分で言っちゃうとなあ・・・。世子のためといいつつ、自分の栄華が目的ってバレバレなんだよね。周囲に言わせるように持っていくのが技なんだろうに・・・。
嬪宮母は「助けてほしい」とナム・グマンに願いつつ、「オクチュンは死刑になってもしかたないけど、世子にまで害が広がったら」とか、ぶっちゃけてるなあ。

ソリャンまで捕らえられて禧嬪(ヒビン)の関与について追及される。祭壇や巫女の件も追及されちゃう。、二人は決して口を割らず、見事な忠誠心を見せる。

危機に陥った禧嬪はプライドを捨ててチェ淑嬪に助けを求めるが、チェ淑嬪は禧嬪が自白すれば皆が助かると冷たく追い返す。
淑嬪は「権力者嫌いの王」を理解してるよね。王妃になどならずに、子供を王妃に育ててもらう悲しい側室って立場にあるのが、王に愛される術だと分かってるっぽい。オクチュンのことも名指ししないようにして、控えめに見えるように頑張ってるし。

一方、激変した宮中の事情など知るよしもないスクチョンは、ヒジェの前妻を使ってチュンテクをおびき寄せる。しかし、チュンテクは「逮捕されようがかまわない」と捨て身だから、直接対決しに行く。「人骨が見つかったぞ」と聞かされて追いつめられたマンネが口を滑らしそう・・・。
ユン・スンミョンを使ってチュンテクを捕まえようろしたけど、危険を感じたチェ淑嬪の父が兵士を呼び、スクチョンと巫女マンネが逆に捕らえられる。マンネ、私を巻き込むなと暴れまくり。

朝廷では、慎重論を唱えるナムグマンに、「罪人を罰するのは当然で、派閥争いだといって擁護するのは間違いだ」と怒る若い臣下たち。ナム・グマンは処刑をかわそうとしてるけど、しかし、決定を王に任せるのはなあ・・・。ココは臣下が、世子に恨まれるの覚悟で泥をかぶるって道も考えた方が良いと思う。

チェ淑嬪の尚官が「王が苦しまれている。人骨の件も祭壇や巫女の話も知っている。王は自白を待っている。クォン尚官を助けてやってくれ。王もそれを望んでる」と同じ尚官として懇願する。「ふざけたことを言うな。あいつらの罪をなすりつけるな・・・。世子を思うなら、母の私の罪を問うことはない」なオクチュン。うーん、世子に被害を出さないために。自白でオクチュンの罪を軽くしたいって王は思ってるんだけどねえ。

王は、拷問に耐える尚官に「関係が多い。誰かが口を割るぞ。お前が死んだらオクチュンが拷問を受ける」と説得するが、尚官は粘るねえ。結局、火あぶりまではじまっちゃう。

マンネ逮捕の報告が・・・。もうダメだな・・・。内侍が「証拠が出てしまう前に処罰すれば、スキャンダルを防げます」って言うけど、淑嬪が証拠を持ってきちゃったよ~。アチャ~。クォン尚官を助けるために、侍女が証拠を出して、自白を促そうとしたんだね。あの矢を射ってた王妃の顔の絵。王は「初めは、なんでオクチュン付きの侍女が??」と不信に思う。でも、「オクチュンを命がけで守ろうとする二人を助けたいのです・・・。」と訴える淑嬪。でも、王は「なんとか収めようと思ってたのに~」って感じかな?

世子が飛んできて、「本当に慈悲深い王妃様を呪ったのですか?」と訴える。オクチュンは、世子に「この部屋から出るな」と命令。世子は殯殿から出るなと王に命じられてるんだけど・・・。怒りまくりで怖すぎっるす。

チェジュのヒジェは何も知らずに、暢気にやってます。

張禧嬪(チャン・ヒビン)92話 掘り出された証拠 [張禧嬪(チャン・ヒビン)]

粛宗の許可を得て大殿の裏庭が掘り返された。
禧嬪は自らの悪行がすべて暴かれるのではないかと怯える。クォン尚官が「王の心を取り戻すために、我々が勝手にやったこと。」となだめてる。流石のオクチュンもしおらしい。
オクチュンは、ソリャンに大殿の様子を見張らせる。

内侍の長も、埋めた内侍を見かけて不信に思ってたから、厳しく追及する。
ついに地面から粛宗の寝衣に包まれた人骨が現れる。粛宗は怒りまくり。淑嬪が「あせっては真相がわからなく・・・」とか言ってる。簡単にオクチュンのせいだといったら、証拠がでなかったときにせめられちゃうからねえ。放っておいても、王は自分で調べる勢いだから、保身に走るのが良いのか・・・。
王はに就善堂(チソンダン)のクォン尚宮(サングン)を捕らえ、朝廷の臣下たちに内緒で尋問を始める。世子には殯殿から出るなと言い渡して、騒動から遠さける王。
オクチュンは焦りまくるけど、尚官は「夫の心をとり戻すため」と言い張る。悪行を暴くまでには至らない。
淑嬪は、ミン・ジヌに「朝廷の力をあわせてくれ」というが、王が臣下の関与を禁じている。どうするべきか・・・。
ナム・グマンは早速「喪中だ。オクチュンを尋問するのはやめてくれ」と王に訴える。これは、かえって不興を買うかな?「王室の不祥事だ。朝廷の問題ではない。私事だ。だから、私の思うままにする」と王

ソリャンまで呼び出される。オクチュンは「死んでも口を割るな」と脅しつける。

オクチュンは世子を頼りにして、絶対に傍を離れるなとすがりまくる。世子、「何の話ですか?何が起こっているのですか?」なんだけど、「私を守ると約束しろ」としかりつける。世子かわいそうだな。嬪宮はもっと気の毒だけど。

一方、禧嬪の復位とヒジェの釈放を目指すスクチョンは、禧嬪の悪行を暴こうとする老論派のチュンテクを捕らえるため、ヒジェの前妻と話し合いをする。しかし、隙を見て逃げ出した。そして「マンネがチャンの家に戻ってる」とチュンテクに情報をもたらす。

張禧嬪(チャン・ヒビン)91話 口の軽い内侍 [張禧嬪(チャン・ヒビン)]

ヒジェの前妻を確保してチュンテクを陥れようと企てる南人派。
チャン家に連れ去られ、チャン家とともに消えた前妻。その前妻が全て話したから、過去の動きやミン・ジヌや淑嬪とのつながりまで証言されそう。それに前妻との関係を責められるチュンテク。朝廷に仕える老論(ノロン)派は追い詰められる。
チュンテクは「早く呪いの証拠を。」と焦っている。

ある内侍(ネシ)が禧嬪(ヒビン)の高価なノリゲを持っていたという貴重な情報をチェ淑嬪(スクピン)は握った。禧嬪が呪(まじな)い事の際に与えた賄賂だと判断したチェ淑嬪は、その内侍を呼びつけて問い詰める

そんななか、王が10日間と説得して得た服喪期間が終わる。体を心配した世子夫妻の説得で服喪はやめたが、「私の気持ちは常に亡き王妃とあることを忘れるな」と王。

南人派は、チュンテク+淑嬪に対抗して、オクチュンと密に連絡を取ります。オクチュンはナム・グマンにも積極的に働き掛ける。ヒジェの釈放と新しい王妃に禧嬪を推す上奏文まで提出された。
しかし、まったく新しい王妃を選ぼうという動きもあって、オクチュンは怒り狂う。側室は王妃になれないという規則を、王が作ったからね・・・。
ナム・グマンは「公平に」とかいいながら、世子を守るために、オクチュンを特別扱いしてる。それでも、国葬中に「私を王妃にしろ」とおイクチュンに迫られると、「落ち着いてくれよ」となだめてる。

ヒジェは金をばらまいて脱出を働きかけている。逃亡を見逃すことは出来るけど、それ以上は無理といわれる。

ようやく内侍を問い詰めたチェ淑嬪「離れた夫の心を取り戻すまじないは、多くの禧嬪がしてきたこと」と口を滑らした。証言しないなら、王に進言すると強気に出て、人骨を埋めたと口を割らせた。
チェ淑嬪は、急いで大殿に向かい粛宗(スクチョン)にすべてを報告。王妃の恨みを晴らしたいという淑嬪。「不穏な気はあったが証拠がなかった。証拠のために裏庭を掘りたい」と願う。今は「王妃」と言ったら何でも許しちゃうそうな王だもんね~。許してくれます。

張禧嬪(チャン・ヒビン)90話 標的のチュンテク [張禧嬪(チャン・ヒビン)]

喪中だというのに殯殿(ひんでん)が、もぬけの殻であったことに激怒した粛宗(スクチョン)は、禧嬪とチェ淑嬪がいる就善堂へ行き、喪に服すべきだと禧嬪だけを叱りつける。

禧嬪は粛宗の冷たい態度にショックを受け、王世子を盾に許しを請うが聞き入れてもらえない。王は「世子は守る」と言って、オクチュンの処罰をにおわせる。

一方、禧嬪のいとこと手を組んだ南人派は、ナム・グマンにヒジェの解放を要求して断られる。
そして、仁顕王后の復位を主導したキム・チュンテクを最初の標的に定める。南人派の一人キム・ドグォンの孫がチュンテクに接触するけど、「王妃様を侮辱するな。派閥争いのためにするな」と怒り狂うチュンテク。
チュンテクは南人派の動きを事前に封じる策を練り、チェ淑嬪には王妃を呪い殺した証拠を引き続き探るよう指示を残す。

ヒジェ前妻の暗殺計画を練るスクチュン。それを聞いたフィがチュンテクに助けを求める。

オクチュンは復位に希望を持つが、世子が殯殿から離れず、自分を「母上」ではなく禧嬪と呼ぶことに不信を抱く。王の気持も戻ってこない。

張禧嬪(チャン・ヒビン)89話 王の悲しみ [張禧嬪(チャン・ヒビン)]

王妃が亡くなり、宮中は悲しみに包まれる。特に、王の悲しみぶりは激しく、前例を破って喪服を着て追悼をし、王妃をたたえる文章を書き遺す。

思惑どおりに王妃が死ぬと、禧嬪(ヒビン)は巫女マンネに祭壇を片づけ宮殿の外へ出るよう命じる。
しかし、その前に宮中の警備が強化され、出入りが禁じられてしまう。王妃が禧嬪に呪い殺されたと信じるチェ淑嬪(スクピン)は、証拠をつかむべく内禁衛(ネグミ)の兵士たちを引き連れて就善堂(チソンダン)へ向かう。
私が至らなかったとか言って謝って見せて、チェ淑嬪を取り込もうとするが失敗。そうやって時間を稼いでかたづけさせてから、淑嬪を別堂につれていく。

その頃、宮殿の外では、それまで息を潜めてきた南人(ナミン)派が少しずつ動きはじめる。彼らは禧嬪を再び王妃の座に担ぎ上げ、南人派復権の足がかりにしようと考えていた。その手始めにチャン・ヒジェの釈放を掲げるが、ヒジェが傍若無人に動きすぎ。

オクチュンもそうそうと喪服を脱いだりして、尚官が説得しようとして怒られた。内侍に「王の寵愛が戻ってこないのはどうしてなのだ。まじないはちゃんとしたのか?」と怒りまくる。喪中ですからという説得も聞かない。
世子がずっと王妃のために殯殿にいるのも気に食わない。淑嬪が「少し休め」といって探させたから、なんとかもめごとは回避したけど。オクチュンが淑嬪を呼び出して誰もいないときに王が来ちゃって、「なんで誰もいないのだ~」と怒る王。

張禧嬪(チャン・ヒビン)88話 短い生涯 [張禧嬪(チャン・ヒビン)]

チュンジョンマーマー・・・。最後まで気高く、美しく、まさに「国母」という姿のまま逝ってしまわれました・・・。

王妃の病は手の施しようがないほどに悪化し、宮中では国葬が囁かれるようになる。王が必死に看病して、手を握って励まします。宮中の英霊の加護を得ようと、歴代王家の墓を治したり、贈名したりと必死です。
ナム・グマンに命じて治療を指揮させ、自分は看病に専念するからと政治を任せ、民のために国庫を開いて飢饉を救い、天の恩恵を受けようとする。
王妃の誕生日だからと、親族を呼んで祝ってあげようとしたり、王妃を喜ばせようとします。世子も大賛成だが、オクチュンは興奮しまくり。

一方、オクチュンは王の心を取り戻すべく、東の神殿に骨を埋めさせます。でも使った男が内侍にサンソンに見とがめられた。ごまかしたけど、後で問題になりそうだな。

病が悪化したのは禧嬪の呪いが原因だと考えるチェ淑嬪は、呪いをやめるよう禧嬪に訴え、なりふり構わず就善堂(チソンダン)を探り、証拠をつかもうとする。

その強気な態度にあせりを感じた禧嬪は、王妃の死を早めるため、看病に行くふりをして中宮殿へ向かう。息を切らす王妃に手をかけようとした瞬間、淑嬪が現れ、2人はそのまま激しく言い争う。病人の枕もとで・・・。ホントに下品なお二人です。
それを王妃はなんとか制止しようとするが、突然 苦しみはじめ危篤状態となる。

危篤と聞いて、「まだ早い」と訴えるキム淑嬪の嘆き。オクチュンに敵意むき出しで「絶対に見つけて見せる」と宣戦布告。

王妃は最後にチェ尚官に「服を着替えたい。殿下にお会いするのはこれが最後だ。最後まで堂々とした姿を見せたい」って、カッコよすぎ・・・。泣いた・・・。
王に抱かれて「ご迷惑ばかりかけた。幸せでございました。しかし、子をうめず恩にこたえられなかった。ご迷惑をおかけしたまま朽ちていきます。不徳な私のことはお忘れになって幸せになってください。不忠な私をお許しください」ってどこまでも清く正しい。世子夫婦にも、「静かな余生を送りたかったが、何もしてやれなかった。私に似てはならぬ。父上をお助けせよ。そなたを心から愛していた」って・・・。
最後まで王に感謝し、王に抱かれたまま逝きました。

張禧嬪(チャン・ヒビン)87話 王妃の願い [張禧嬪(チャン・ヒビン)]

キム・チュンテクを捕らえよとの王命が下ると、都中に捜査の手が伸びる。
王妃は「事情を話してみよ」とキム淑嬪に・・。チュンテクが捕まるとキム淑嬪は窮地になる。「今は時ではない。大人しくしてろ」と諭す。

禧嬪(ヒビン)を追いつめる最後の機会だと考えるチュンテクは自分の足で宮殿に向かい、粛宗(スクチョン)の前で禧嬪の悪行をすべて暴こうとする。それを聞いた王妃は、オクチュンにつげて「耳に入れておく。私は関与しないから、良く考えて対処せよ」と告げる。尋問せずに流刑になるようにすべきだと、キム淑嬪からも助言させる。

チェ淑嬪(スクピン)やミン・ジヌらは禧嬪に鉄槌が下される時を心待ちにするが、肝心の王妃は涙ながらに中止を訴える。「私はもうすぐ死ぬ。オクチュンを裁いたら、私の死は天罰が下ったといわれる。それは耐えがたい。罰するなら、私の死後に。オクチュンの呪いが事実になってからに」とミン・ジヌに心を打ち明ける。
さらに、ナム・グマンが「世子のためにならない。チュンテクの尋問を辞めてくれ」と王に願い出たから、「なんでなんだ?」となるよねえ。
何とか、尋問なしの流刑となった。オクチュンは「おまえの父も助かったよな?」と、キム淑嬪に恩を着せようとするんだけど、そう甘くない。

嬪宮の祖父が亡くなる。王と王妃が二人して慰める。実家に帰すことは出来ないが、服喪して過ごすことになる。

その頃、済州(チェジュ)島では禧嬪のいとこがチャン・ヒジェを訪ね、ヒジェの釈放について策略を練る。そして、済州牧使(モクサ)らをうまく言いくるめ、再びヒジェ釈放の上奏文を提出させる。

オクチュンはキム淑嬪をともなって「喪中なのだから都に戻してやれ」と訴えるけど、王はそれに反発する。

張禧嬪(チャン・ヒビン)86話 チュンテクの策略 [張禧嬪(チャン・ヒビン)]

母ユン・イレが危篤だという知らせを聞いた禧嬪は、急いで実家に駆けつける。
留守にする間、神殿を閉めておけと命じるけれど、マンネは素直じゃない。
ユン・イレは娘の姿を見るや息を引き取ってしまう。母の死を前に、禧嬪は泣きむせび、悲しみに暮れる。
王妃はオクチュンを思い、弔意を伝える使者を出す。しかし、弔問客が少ないのは王妃のせいだと言って、「生ける屍のくせに。時期に死ぬ王妃よりも、私に従うべきなのに。屈辱を晴らしてやると伝えろ」とか、悪態ツキまくり・・・。

この話を聞いたチュンテクは、禧嬪が宮殿に戻る機会を利用し、禧嬪を殺害しようと企てる。そして、葬儀を済ませ宮殿へ向かう道中、禧嬪の輿はチュンテクが雇った手下に襲われてしまう。

その頃、禧嬪のいない宮中ではチェ淑嬪が、祭壇を探すために就善堂へ現れる。王妃には、「喪中なのに」と怒られたけど、焦っているのね・・・。そこに居合わせたクォン尚宮(サングン)に部屋を見せろと命令。「疑いを晴らして、不和をなくしましょう・・・」と交渉。
でも、そこにオクチュンが帰ってきてオオモメ。

オクチュン、王の気持を取り戻すまじないを・・・。それを餌にしてチェ淑媛に騒がせて、目くらましにするのか?
王に、「チュンテクに襲われた」と告げるオクチュン。チュンテクを逮捕しろという命令が下る。

張禧嬪(チャン・ヒビン) 85話 禧嬪からの薬 [張禧嬪(チャン・ヒビン)]

禧嬪(ヒビン)が薬を持って王妃の看病にやってくる。痘病なら回復しないと言ってましたよ?とか、ひでーなー。
チェ淑儀(スギ)は怪しい薬ではないかと警戒し、王妃に飲ませまいとするが、禧嬪は息のかかった医女のスンボンを呼び、薬を煎じさせ、強引に飲ませてしまう。
スンホンは、薬を確かめて「これはやばい」とビビりまくり。そこを王妃の尚官に見られて責められるが、クォン尚官が間に入って撃退。
薬は、水銀でできた劇薬、甘汞(かんこう)で、皮膚病の治療にもなるけど毒。特に王妃は昔も水銀をオクチュンに食べさせられてるからなあ・・・。
しかし、毒なのかも?と思いつつも、薬を飲む王妃様すげー・・・。覚悟が違うっすなあ。

その翌日、王妃の病状は回復。粛宗は喜んで、王妃の看病に努めた淑儀を淑嬪(スクピン)に昇格させ、禧嬪にも労いの声をかける。
オクチュン「死ぬはずなのに~」とイライラ。スンホンを問い詰めて、薬をもっと出せと要求。スンホンは「この薬だけは出せない。甘汞は・・・」と訴える。薬の内容がバレテも脅しつけるばかりのオクチュン。「ばれたときはスンボンが処方したことにできる」とか言って、ムッチャ強気。

チュンテクは、オクチュン実家を見張ってます。チェ淑嬪に調査を依頼。
オクチュンへの疑念が晴れないチェ淑嬪は、就善堂から出てきたスンボンを捕まえ、王妃に差し出すという薬の中身を調べる。水銀でできた劇薬、甘汞(かんこう)が入っていた。

チェ淑嬪、オクチュンを呼んで問い詰める。昇格したし、すげー強気っすねえ。敬語もやめて、喧嘩上等!!
しかし、オクチュンも負けずに薬を取り上げてしまう。

王は、ナム・グマンが食料もなくて困っていると知って心を痛める。

マンネは、まだ呪いを周囲に向けて、オクチュンがイライラするのを楽しんでるね。オクチュン母が危篤になってしまう。
世子と一緒に見舞いに行きたいと王に頼むオクチュン。でも、「世子はダメ」と言われちゃう。

張禧嬪(チャン・ヒビン) 84話 王妃の看病 [張禧嬪(チャン・ヒビン)]

王妃は、またも体調が悪く、王は心配してる。王妃は「私より嬪宮が心配だ」と、どこまでも謙虚。

チェ淑儀と禧嬪を中宮殿に呼んだ粛宗は、これまで王妃の看病を怠ってきた2人を叱り、今後は側室2人が交代で王妃の看病をするように命じる。淑媛は、オクチュンに弱みを握られて動けないのよねえ。でも、オクチュンを傍に置くのはやばいって・・・。王妃は禧嬪と2人きりになることを恐れるが、王命には逆らえない。

で、嬪宮を見舞って就善堂に王が言ったから、祭壇に気がつかれそうだよ~。やばいって・・・。
案の定、看病に来た禧嬪の悪態に苦しめられ、病状は悪化するばかりだった。

ヒジェは、済州からオクチュンに手紙・・・。しかし「筆跡が違う・・・」疑問を持つオクチュンだが、返事を用意する。

ナム・グマンと近い右議政が、不正を追及されて逮捕される。
一方、老論(ノロン)派から徐々に孤立し、ヒジェ前妻のことで若い官僚に弾劾され始めたチュンテクが行方不明となり、ジヌらは心配する。

王妃は回復。マンネが宮殿をかき回すのを面白がって、王妃への呪詛を中断したんだね・・・。
オクチュンは人骨を用意したり、怪しげな薬を用意したりして、王妃追い落としに血道をあげている。同席した淑媛が、オクチュンの薬を警戒して、「回復されたなら飲まない方が」と止めたけど・・・。

張禧嬪(チャン・ヒビン) 83話 淑安王女の最期 [張禧嬪(チャン・ヒビン)]

オクチュンは、淑媛の一件を持ち出して、ミン・ジヌを激しく責める。
兄から、チェ淑儀が禧嬪を脅して就善堂を捜査した事実が王妃の耳に入る。問い詰められたチェ淑儀。余計なことして、ヒジェの釈放を願う羽目になったんだもんなあ。怒られて当たり前。
淑媛は断食をして自分を責めている。何があろうと責任をとると涙ながらに許しを請う。でも、王妃は自分に害が及ぶことよりも、宮中が騒がしくなることを嫌っているんだよねえ。

そんな時、淑安王女危篤の知らせが届く。オクチュンは「呪いの効果だ~」とご機嫌です。
しかし、世子が王妃のところに行っていると聞いて、カチーン!!浮き沈み激しすぎ。世子は王妃に優しくされて、嬪宮と幸せそうなんだよねえ。かわいらしいカップルで、ほんといい感じ。嬪宮も世子「母上」と呼んで、嬪宮は王妃の看病をしたいと願い出る。
それを聞いちゃったオクチュンは、もう暴れまくりっす。嬪宮に「私の部屋には来るな」とか、王妃の前で暴れまくり・・・。

王妃は淑安公主の最後を看取りたいと殿下に願い出るが、粛宗は王妃の体を心配して許さなかった。ついに王女は王室の安泰を願いながら息を引き取った。

ヒジェの前妻がチュンテクのあとを追いかけてしまった。チュンテクは、チェジュ向かおうとしてる。ミン・ジヌが「勝手に動かれては、王妃が巻き込まれる」と危機感を強める。

一方、勢いの止まらない禧嬪は、以前にも増して別棟の祭壇へ足を運ぶようになり、呪いの力は大きくなっていった。王妃の体調は悪くなる。さらに、その力は周囲に飛散し、嬪宮が高熱を出してしまう。王妃は、体調の悪さを押して見舞い。「もののけの仕業」などと医師はいう。
オクチュンは「王妃は戻れ」と追い出します。

張禧嬪(チャン・ヒビン) 81・82話 [張禧嬪(チャン・ヒビン)]

81話 100日間の挨拶
倒れた王妃のもとに粛宗(スクチョン)がやってくる。
チェ淑儀(スギ)は人骨事件を粛宗に報告させようとするが、王妃は決して話そうとしない。淑媛も、オクチュンの攻撃が怖いから必死です。でも、王妃は世子のことを思って、何も語らない。しびれを切らせたチェ淑儀は就善堂(チソンダン)の祭壇を独自に調査することを決める。

スクチュンは、前妻を生かしてはおけぬと殺害命令。息子のフィに接触があるだろうと見張ってる。さらわれそうなところをチュンテクが助けた。

その頃、チュンテクも淑安王女を訪ね、人骨事件を粛宗に報告するよう願い出る。淑安王女は病身にもかかわらず入宮を約束するが、肝心の人骨をミン・ジヌが渡そうとしない。ジヌは、「それだけじゃオクチュンの関与は証明できない。王妃も騒ぐな」と言っていると・・・。

朝廷では、「ヒジェだけが罪を免じられるのは不公平だ。」という声が強くなる。ナム・グマンが「王の慈悲なのだから」と抵抗してる。
オクチュンが大興奮して、「王妃が追いつめている」などと世子に吹き込むけど、王妃に優しくしてもらってる世子は、疑問を持つ。それでも、オクチュンの勢いに呑まれてしまってる。「お前がヒジェの釈放を求めろ」と大騒ぎ。とりあへず、死刑は王が却下した。

そんな時、就善堂を探っていたパク尚宮が禧嬪オクチュンに捕まってしまう。禧嬪は、祭壇を隠したうえで、制裁を加えるべくチェ淑儀のところに殴りこみ。いきなり鞭で打ちまくり。淑媛も「別棟を調べさせろ。何もなかったら息子を井戸に捨てて、王に報告する」と強気です。
でも、就善堂では何も見つからなかった。隠したんだね。で、「約束通り、淑媛の息子を井戸に投げこんでやる」なオクチュン。でも、さすがに王の息子を痛めつけたら、王に怒られるよな。できるわけないけど、やりそうなのが怖いっす。淑媛は必死に謝罪し、「どんな命令も聞く」と言ってしまう。オクチュンはヒジェの釈放を要求し、100日毎日オクチュンを訪問して、命令に従えという。
淑媛を屈服させて満面の笑みのオクチュン。人間がちっさいなあ。

しっかし、オクチュンの歩き方が、上体そらして足を斜めに放り出しながら歩く、スケバンスタイルになってるわ。鼻も膨らんでるわ・・・。

東平君は、まだ祭壇があると聞いて、「オクチュンには諦めろと言ったのに~」と怒ってる。


82話 消された証人 チェ淑儀の弱みを握った禧嬪は、チェ淑儀にチャン・ヒジェの釈放を殿下に願い出るよう命ずる。これを聞いた王妃は事情を聞き出そうとするが、チェ淑儀は涙を流すばかりだった。

王は、ミン・ジヌ職務復帰を促すが「外戚の私がいては公平性に欠くのでは?」とためらう。しかし、王は「おまえの公平さはわかっている」と言って、監査役である大司諌を任じる。

ミン・ジヌは、チュンテクとオクチュンの対立を心配し、チュンテクを心配してる。チュンテクは、ヒジェ前妻の面倒をみていることで、「乱れてる」なんて非難されたりもする。

ヒジェの前妻を殺害しようとしたヤン別将たちは、東平君に呼び出され、きつく叱られる。しかし、それを気がつかれたため、兵士にとらえられてしまう。
オクチュンは、のんきにナム・グマンを訪ねて「兄の釈放がかなうかも。天啓だ」なんて言ってますが、それどころじゃないよ~。
この一件でチャン家との癒着が明るみに出た東平君は立場がやばく。東平君の正妻も「これはマジでヤバイ」ってことで、オクチュンの母に「事態を収拾しろ」と命じる。

ミン・ジヌは「流石に黙っていられない、尋問する。世子のことは王に任せよう」と王妃に報告。
しかし、オクチュンは、ヤン別将らが尋問で口を割らぬよう毒殺を命じ、口封じをした。朝廷では、「毒の出所を探ろう」という動きになり、東平君を尋問して、事情を聴きだすべきだということになる。東平君は、覚悟を決めて宮殿に。

淑安公主が危篤に、オクチュンはニッコリ。王もがっくりきてしまう。

張禧嬪(チャン・ヒビン)80話 唐衣と骨 [張禧嬪(チャン・ヒビン)]

粛宗(スクチョン)にも疑われていることを知った禧嬪はさらに憎しみを募らせる、淑媛も「ムスリも女官も変わらない。私も側室です。口を慎んでは?」とか言って、オクチュンを煽りまくり。オクチュンは手を上げそうになったりして、ヒートアップ。
淑媛は、チュンテクと連絡を取り合って、オクチュンとマンネの様子を探っている。

王妃復位のためには兄チャン・ヒジェの協力が必要だと考える禧嬪は王世子夫婦と東平(トンピョン)君に、ヒジェの釈放を粛宗に願い出るよう圧力をかける。
東平君は「祭壇を片付けてくれ。内命婦として手本にならねば。ヒジェの釈放の話はしにくい」と説得。しかし、指図は受けない・・・なオクチュン。

スクチュンも東平君を頼ろうとするが、母が「東平君を巻き込むな」と警戒しまくり。
東平君は淑安公主とも接触して、「世子が悲しんでる。数か月もオクチュンの所に言ってない」と相談。しかし、世子の母は国母である王妃だと淑安公主は反発。ヒジェを呼び戻して世子の後ろ盾をなどと言い出すので、警戒します。
ヒジェを死刑から救ったナム・グマンも難色を示す。さらに、母が「チェ一族と縁を切れ。世子をまもるなら、チェ一族を切ることあ」と言われる。確かにねえ・・・。

オクチュンは、呪いの儀式を再開するよう命じる。
禧嬪にせかされた巫女マンネは、王妃の死を早める儀式の中でもさらに効果のある奥の手を使うと言い、王妃の実家の庭に人骨と王妃の唐衣を一緒に埋める呪いをするよう指示する。
ところが、埋めていたところをミン・ジヌに見つかってしまう。埋めた人間は捕まえららなかったが、埋めたものを見たジヌは激怒。

ジヌは、母が重病で官を辞任したいと王に申し出た。王は、王妃の気持ちを心配して、看病に専念し、王妃を気遣うように命じる。王妃は「苦労ばかりかけた」と気落ちしてしまう。しかし、ジヌは「呪いがあった」と言って、王妃の衣を見せる。
王妃は、また体調が悪化してるし、弱気です。「私が戻ったせいで、オクチュンは恨みを持ち、世子は傷ついた。だから、呪いとなって帰ってくる」とか自分を責めてしまう。いやあ・・・。あのオクチュンを王妃にしてたら、大変なことになったよ・・・。

マンネは異変に気がついたか「入宮する」とクォン尚官を伴って、急いで宮殿に。さっそく、祭殿で呪いを再開。オクチュンも参加して嬉しそう。顔が歪んでるよ。

チュンテクは、ヒジェの前妻の家をうかがっていたヤン別将を見たが、逮捕できず。ヒジェの前妻は「告発する」と言い張るけど、チュンテクは「家を移った方が良い」といって、淑媛の実家に世話を頼む。攻撃してきたら、それを王に上奏するという。

張禧嬪(チャン・ヒビン)79話 監視の目 [張禧嬪(チャン・ヒビン)]

グム王子が高熱で倒れたと聞き、チェ淑儀(スギ)は慌てて宮殿に戻る。
開始早々から絶大な効果を発揮した巫女マンネの力に禧嬪(ヒビン)は大いに満足し、次は王妃を標的に呪いの儀式を行うよう命じる。
世子は、弟の病気を心配するが、妃が「母上の怒りをかう」と止める。世子妃は賢い嫁だなあ。オクチュンは「王位を継ぐ者が悲しみ過ぎるのは良くないこと。使用人の息子など、死んでも天の定め」とか無茶苦茶言いやがる・・・。

その頃、キム・チュンテクから禧嬪を監視するよう命じられたチェ淑儀は、就善堂(チソンダン)を訪れて探りを入れる。女官が罰せられるのを案じて、やるならば自分と尚官で・・・と考えるチェ淑媛。
オクチュンに挨拶に行くけど、オクチュンは嫌み連発。しかし、淑媛も負けてませんよ。

チュンテクも、チャン・ヒジェの前妻とヒジェの息子フィを通じて就善堂の情報を集めようとする。監視の目に危機感を感じた禧嬪は、一旦マンネを宮外へ帰した。平壌に行ってたと嘘をついているけれど・・・。

王子の病気は回復。しかし、ジヌが「巫女が宮中に居る」という話を王妃に。王妃は「兄上がオクチュンを疑う勢力の中心にいるのは望ましくない。しばらく、地方で官吏をしないか?経験を積めば、さらに出世の道もある」とお願いする。やっぱ王妃は賢い。兄ちゃんはダメダメだが。

オクチュンは「祈祷を辞めたからだ」と怒りまくって、マンネを呼び戻そうとする。
内禁衛(ネグミ)の兵士がオクチュンの所に・・・。「部外者がいるという話が・・・」という兵士に、「ここに来るのは世子の祖母だけ。それを部外者と言うか??」と怒りまくり。ミン・ジヌが上奏したと思いこむオクチュンだけど、怒りすぎて却って疑われそう・・・。
で、王妃の所に殴りこみ。ちょうど王が来てたから、「王が来ないから肩身の狭い思いをする。世子を守れない。邪悪なミン・ジヌが私の自由を奪おうとしてる」と訴える。でも、ミン・ジヌは地方に行ってるから、王が「いい加減にしろ」と叱りつける。ていうか、部外者がいるってきた兵は、オクチュンと世子を部外者から守るのが目的でしょ?それを監視だと思うのは、心にやましいことがあるからだ。
王は、怒りくるって、オクチュンに「ついてこい!」です。お召だと思って勝ち誇るオクチュンだけど、「命じるのは王だ。宮中の不穏な空気は私も知っている」と木々を刺された。

張禧嬪(チャン・ヒビン)78話 鈴の鳴る就善堂 [張禧嬪(チャン・ヒビン)]

就善堂の別棟では、ついに巫女マンネが祭壇を完成させた。オクチュンも祈祷をするのか?それはヤバくね?

そんなとき、王妃が禧嬪のもとに赴き、粛宗を断りなく療養に出した件を謝りたいと申し出た。禧嬪は「王が私を呼ぶのが気にくわないんだ」とか言ってるけど、王は最近オクチュンを無視してるよなあ・・・。オクチュンは、王妃に土下座を要求。王妃は「私が土下座して気が済むのであれば・・・」というけど、宮殿の規律が乱れると止めに入った尚宮(サングン)。王に伝えるという尚官を、オクチュンは殴ってしまう。あまりの屈辱に王妃は耐えきれず倒れてしまう。

王は政務を離れて、気楽な学問を短時間しながら、療養中。王妃は「王が会いたいと言っている」と世子夫婦を淑安邸に派遣。

東平君とチャン一族とのつながりを心配する妻。「世子のために守らねば」というけどなあ・・・。

一方、宮殿の外ではマンネが消えたことに気づいたキム・チュンテク。ヒジェの前妻とはすっかり男女の仲なのか?
ヒジェ前妻は息子のフィと会いたくてたまらない。息子も、一途に思っている。

チュンテクはチェ淑儀を実家に呼び出して就善堂の動きから目を離すなと警告する。王がいないから、外出も気楽なのか・・・。

やがて呪いの儀式が始まり、最初の的となったのは淑媛の息子。淑媛が留守にしてるのに、高熱を出してしまう。王妃は自分の体調も悪いのに、熱心に看病する。

張禧嬪(チャン・ヒビン)第77話 病に侵された粛宗 [張禧嬪(チャン・ヒビン)]

禧嬪(ヒビン)がチェ淑儀(スギ)にムチを打っていると聞き、王妃は急いで就善堂(チソンダン)に向かう。
ところが、禧嬪は王妃が止めるのも聞かず、かえって非難の矛先を王妃に向け怒鳴り散らした。
とにかく、異常だよオクチュン。「何が不満だ」という王妃に、「私の部屋を監視してたのを黙認してたでしょう?王妃が悪い。病気で寝てれば国母ですか?」と酷過ぎる。王に頼ろうとする淑媛だが、王妃は王の介入を許さない。でも、淑媛に対して「八つ裂きにしてやる」って言いすぎだわ。
王妃が引き取るというのに、まだ淑媛を罰するというオクチュンに、さすがの王妃もブチ切れ。日ごろ怒らないひとが起こると怖い~。「あいつらを捕らえよ」って大騒ぎのオクチュン、なだめる尚官が大変だ。
王妃の元へ送っている医女も、「裏切ったのではないか?」と叱りまくりです。

ミン・ジヌは、王に拝謁する機会の多い役職になった。王に学問を教える官職の一人。王妃様も含めて、この家系は学者なんだろうね。

その頃、宮中では粛宗(スクチョン)の健康状態が問題になっていた。王は病状を隠していたが、王妃の強い勧めで粛宗はようやく治療を受け始める。王妃の采配に感心する王。オクチュンにも王妃をほめちぎって、「王妃に従え」と命令。一応「ハイ」言ってるけど、嫌そ~。

東平君が清への使節団としての旅の途中に倒れて、都に戻ってくる。

しかし、王の病状は一向に回復しない。心配して駆けつけた淑安(スガン)王女は、粛宗の病気は多忙なせいだと判断し、政務から離すため王女の家で療養してほしいと願う。王も政務から離れて、穏やかに過ごす。

これを知った禧嬪は、「聞いてない」と怒るも、この間にマンネを入宮させ、祭壇を作ろうともくろむ。

張禧嬪(チャン・ヒビン)76話 オプトンの逃走 [張禧嬪(チャン・ヒビン)]

巫女マンネの存在に感づかれるのを恐れた禧嬪は、クォン尚宮(サングン)の強い進めにより祭壇作りを延期する。

そんな時、流罪に処されたオプトンが配所から逃亡するという事件が起きる。王は罪人が逃げる国で、民が安心して暮らせるか?と激怒。
前回、オクチュン関係者を擁護したのが悪いという声も上がるが、ナム・グマンはあくまでも「世子を守るためだ。今後も擁護する」と言い張る。王に「朱人であるヒジェに会いたい一心でしたことだ。」とオプトン擁護の進言をし、世子のために許せと主張する。
王妃も、世子の母親なのだからとオクチュンを擁護する。

流罪にされた恨みをすべてバラすつもりで逃げ出したと考えたチャン一家は、オプトンを始末しようとするが、その前に立ち寄ったマンネの家でマンネとともに禁軍に捕らえられてしまう。

オプトンは、チャ・イルシの命令だったと自供。
クォン尚宮はオプトンの口を封じるため牢番を買収してマンネの元に駆けつける。そして、砒素(ひそ)の入った包みをマンネに渡した。

王は、結局はナム・グマンの訴えに応じて、流罪と決定し、世子に関する尋問を禁止すると宣言。礼式にも世子を参列させて、後継だと明確にする。

チュンテクは、ナム・グマンに「禍のたねはオクチュンだ。それを放置するのはなぜだ?優柔不断だ。権力者におもねり、若者の意欲をそいでいる。下の者が従わぬはなぜかと思うか?」と責める。グマンは、その率直な意見をありがたいと思う。「これが正しい選択だ」というグマンに、「自分だけが正義をしっているというのは傲慢だ。あなたが正義を失ったせいで朝廷が乱れている。正しい姿をみせてくれ」とさらに追及。
たしかに、罪のある人間を権力者の側近だからと優遇してるもんな・・・。

勢いづいたオクチュンは、チェ淑媛の侍女アジを呼びだしてむち打ちしてるという・・・。淑媛が行ってみると「事実を申せ」とムチ打っているところ。淑媛が「代わりに私を・・・」とかばう。それを打ちすえようとするオクチュン。こええ顔。

張禧嬪(チャン・ヒビン)75話 巫女の入宮 [張禧嬪(チャン・ヒビン)]

王世子の婚儀を機に立場を強めようと考える禧嬪(ヒビン)は、まず民に襲撃されて隠れて暮らしている家族を救ってほしいと粛宗(スクチョン)に泣きつく。

それを聞いた粛宗は、禧嬪の実家の家族が昔の家に戻れるように家を修理し、禁軍たちに家族を保護させる。
ヒジェ前妻「妻だ」と言って、この家に戻ってくる。ヒジェ母が「ヒジェが戻ったときに呼び戻すから、それまで待っていて」と説得して、少しでも恨みを穏やかにしようとする。この妻には息子チャン・フィがいて、大きくなってて、実母恋しさに反抗期。

これを機に一気に事を進めようと考えた禧嬪は、巫女マンネに極秘で入宮(にゅうぐう)するよう命じる。

東平君の妻や母、淑安公主は、オクチュンが王妃を傷つけるのでは?と不安になる。
ただならぬ気配を感じたチェ淑儀(スギ)は王妃に報告するが、王妃は逆に嫉妬だとチェ淑儀を叱られてしまう。
王妃は、王に慈しみをうけ、穏やかに時を過ごし、小康状態を保っている。

入宮に成功したマンネは、禧嬪が王妃に返り咲くには宮中に祭壇を作れと言いだしす。祭壇を作る手はずなど上手くいくはずもないのに、尚官に「顔も見たくない」だと・・・。

東平君は、「ヒジェの復活はまだ早い。せっかくの平穏を乱しては王の機嫌を損ねる。世子も大事にされ、何が不満か?」と問うけど、「私は王妃に戻る」とハッキリと主張。

マンネという部外者が入宮した?と気がついたパク尚官が、チェ淑媛に相談。王妃には証拠が出来てからということで、女官にオクチュンを見張るように命じる。

チェ淑媛の部屋に賊が??姿だけみたチェ淑媛と尚官だけど、目撃情報だけでは・・・なチェ淑媛。

張禧嬪(チャン・ヒビン)74話 母の怒り [張禧嬪(チャン・ヒビン)]

王世子の妃を選ぶ最終選考が行われ、5人の候補者が残った。王妃はシム・ホの聡明な娘を気に入り選ぶが、禧嬪はシム・ホが官職に就いておらず、王世子の後ろ盾となるような力がないといって怒りを爆発させる。オクチュンは「権威」に弱いからねえ。嫁選びに参加できない恨みもあるだろうし・・・。
暴言はきまくりのオクチュンに、「シム・ホの娘に礼と母としてのありかたを学びなさい」とまでいう王妃。
賢いし、謙虚だし、実家の力が弱いのは外戚の力を廃したい王には好都合だし・・・。ホントに、ぴったりみたいだけど、オクチュンみたいな人間を姑にするなんて、可哀想だなあ。

初対面の時、オクチュンの毒々しい発言に、ビビってたジャン。「私は恨みを抱いた人間だ。私の味方と言え」とか言われる世子がカワイソス。
そのあと、王に「王室の定めでは、王妃が母なんだぞ」とか言われて、困ってるし。

オクチュンは、兄チャン・ヒジェから手紙を受け取り、今こそ復活の機会だと決意。クォン尚宮を巫女マンネのもとへ送り、今後の計画について話し合いをさせる。マンネは「国母に戻るのは、国葬の後」とかいって、王妃がなくなった後にすべきと言う。スクチュンが「いくら渡せば、王妃を殺してくれる」って直接的だなあ・・・。っていうか、オクチュン母って昔は止めてたのに、ドンドンと悪いことに麻痺してしまってるな。

でも、マンネの家の離れに母親たちがいることをチュンテクが掴んでますよ~。
ヒジェの前妻が狂ってしまってて、チェ淑媛の実家で看病されている。ヒジェへの恨みを口にしながら、「ヒジェの手紙」を誰が持っていたかってのを語る。
マンネの家を見張ってたものが殺される。証拠の手裏剣を残してしまった東平君の部下は、ひとまず隠れる。死体は、何事もなかったかのように隠匿される。チュンテクは、王妃を狙っていたら大変だし、東平君がヒジェの手紙を受け取ったと、警戒を強める。

入宮して間もない世子妃と王世子は、王妃に誘われて和やかに宮中の遊びをやったりして、微笑ましい。しかし、王妃を母を呼んでいたと言ったオクチュンは怒り狂い、二人を呼び出して、怒鳴り散らす。。

張禧嬪(チャン・ヒビン)73話 王世子の妃候補 [張禧嬪(チャン・ヒビン)]

王妃が倒れたという知らせを聞いた粛宗は、自ら看病にあたり回復させようと懸命になる。膿んでしまった王妃の傷を、自分の手で消毒してやって・・・。自分の間違った判断のせいでって気持ちもあるからねえ。

「王妃は死なないのか?」と待ち構えてるオクチュン。ちょっと黙っておけよ~。そんなだから、世子の妃候補がなかなか集まらないんだよ。怒りくるって、東平君に早く候補者を集めるよう命令してるけど、および腰だよ~。
両班たちは評判の悪いオクチュンとかかわりを持ちたがらず、娘を候補に出そうとしなくて、東平君も困ってる。
結局は、それを聞いた王妃が王に相談し、オクチュンを慰めるようにとお願い。
ヒジェやオクチュンを非難する淑媛に、「喜ばしいこと。この国一番の聡明な娘を迎え、次の国母となす。それが、私の勤め・・・」と諭す王妃様。
老論派の復興を狙うチュンテクやジヌも、小論派ナム・グマンに「執着が悪性を呼ぶ」と諭されて、今は静かにしてる。

尚官にマンネに会いに行かせるオクチュン。王妃は簡単には死にませんよ~とか言って、ヤバいんじゃね?

一方、済州島に流されたチャン・ヒジェは、東平君とオクチュンに今後のもくろみを書いた手紙を送り、復活に向け動き始める。東平君は、考えた末に、オクチュンと組むことにしたのかな?オクチュン母を宮中に訪問させるようにわいろを使い、オクチュンに淑媛の実家にチュンテクが出入りしてると伝言。

そして王室では王世子が元服式を迎え、立派になった我が子の姿に禧嬪は笑みを浮かべる。それを記念した科挙も行われることになり、王は世子に配慮を見せる。でも、それとこれとは別っていうか、王妃が頼んだ結果なのに、勝ち誇ってもなあ。

張禧嬪(チャン・ヒビン)72話 重病の王妃 [張禧嬪(チャン・ヒビン)]

チェ淑儀が王子を産み。王も王妃もチェ淑媛も幸せに包まれる。
庶民も、庶民出身のチェ淑媛の幸運を喜びをもって迎える。オクチュンとの差は、やっぱ人徳??
オクチュンは、嫌み言いまくり。

チェ淑媛の実家には貢ぎ物が届き始める。その様子をソ別将(ピョルチャン)に探らせていた東平(トンピョン)君は、キム・チュンテクが出入りしていることを知り、そのまま監視を続けるよう命令する。

朝廷では釈放されたオプトンの再尋問を行い、背後を明かすべきという声が高まる。庇うナムグンと、責める東平君。東平君は、ヒジェをかばうと自分が弾劾されかねないのもあって、責める方に回ったのもあるかもしれないのかな?あと、オクチュンの怖さを知ってるのもあるかな?「不公平な裁定だ」と主張してる。
ついには再尋問の王命が下され、再び尋問の場にオプトンは引きずり出される。
オクチュンは激怒して執務室に乗り込み、臣下である吏曹判書(イジョパンソ)に手を上げる。オクチュンは「お前は、重病で使い物にならない王妃に従うのか」って言いすぎ。

しかし、ヒジェとの関与はなかなか証言されない。ナム・グマンは、追及する皆の声を受けて、自分の辞職でことを納めようとするが、王はなかなか認めない。

オクチュンは、東平君に世子の妃を探すように指示。王室の女性年長者として選定を受け持つべき淑安公主は反対するけど、「慶事なのだから」と説得される。ま、これは王妃や淑安公主のお気に入りを妃にした方が、得じゃないかなあ?

そんな傍らで王妃の体力は衰え、病状はますます悪化していく。それなのに、王に知られるなと言う王妃。宮中の安寧のためとは言え・・・。
しかし、病気を知った王は、早速に駆けつけて王妃を見舞います。

張禧嬪(チャン・ヒビン)71話 王子誕生 [張禧嬪(チャン・ヒビン)]

チェ淑儀(スギ)が産気づいたという知らせに、宮殿中の耳目が淑儀殿に集まる。粛宗(スクチョン)は尚膳(サンソン)と王妃に見舞いを頼み、王子誕生の願いを伝えさせる。

宮殿内で偶然会ったオクチュンに、墓あらしの件でなぐさめをいう王妃だが、オクチュンは自分の思考回路で「王妃がやった」と思いこんでるから、嫌みいまくり。

スクチュンは、例の占い師に墓あらしの件を占わせる。「神の怒りをかった。足りなおせ。王子が誕生する。」と言われる。

一方、容疑者の死で迷宮入りかと思われた禧嬪(ヒビン)の父の墓所荒しの事件は、目撃者の農夫によってオプトンが有力な容疑者として新たに浮上する。オプトンがチャン・ヒジェの下僕だという事実が明らかになり、粛宗は徹底調査を命じるが、尋問が始まれば禧嬪も王世子も無事で済まないと懸念する。
王は、世子への影響を考えて、オプトン尋問を停止。でも、釈放されたオプトンを保護し、事情を聞き出そうとしている老論派。

そしてまもなく宮中に産声が響き渡り、王子誕生。「生かしてはおけぬ」と興奮するオクチュン。

王は、世子の妃を選定しようとオクチュンに言って、世子の地位安泰を図ります。王妃もこれを支持し、オクチュンに会いに行く。世子である以上、妃選びは王妃の裁量なんだけど、オクチュンの意見を尊重するという。「心を開いてほしい」という王妃だが、オクチュンの疑いは晴れない。

張禧嬪(チャン・ヒビン) 69・70話 [張禧嬪(チャン・ヒビン)]

69話 打倒チャン一族 ナム・グマンから毒殺計画の証拠となる手紙を受け取ったオクチョンは、これを燃やして危機から逃れる。
王も中身を知っているけど「世子のため」って言われちゃうと、深く追及出来ない。

朝廷ではキム・チュンテクやハン・ジュンヒョクらに対する再尋問が始まるが、嫌疑不十分で釈放。
チュンテク釈放を喜ぶチェ淑媛だけど、ちょい危ういものを感じるんだよね~。淡い恋心みたいなのがあるような気がするんだけど・・・。王は嫉妬深そうだから、あんまり喜ばない方が・・・。

余罪追求のため済州島から連れ戻されたチャン・ヒジェもナム・グマンの強い反対で死罪を免じる流れになる。
チュンテクも、小論派グマンとは違う老論派ながら、「世子を守るためには仕方ない。罰するのであれば王の決断によらなければ・・・」と理解を示す。
さらに、王妃が倒れ、「世子を愛してほしい。私の子でもあります」と訴える王妃。ヒジェを死罪ではなく、チェジュに流罪で収めた。しかし、ヒジェの小悪党ぶりは健在ですなあ。

しかし、事件の徹底解明を求める若い儒生たちの間でナム・グマンに対する不満が高まり、弾劾の動きが起こる。

そんな時、揚州にあるチャン禧嬪(ヒビン)の父の墓所が荒らされる事件が起きる…。が、仕掛けたのはスクチョンだよ。
連絡を受けたオクチュンは「厳重な罰を下すと明言してくれ」と王に迫る。でもなあ・・・犯人が上手く出てくれるかな??
チェ淑媛は「オクチュンが先に情報を得たのはおかしい。実家と内通している。オクチュンを正してほしい」と王妃に願う。
オクチュンを呼んで、静かに「女官が頻繁に外出する理由を問うたが、王妃に「家族が心配で・・・」と怒りをあらわにするオクチュン。


70話 犯人を捜せ 王が王妃に専任の医女スンボンを差し向けるんだけど、オクチュンの息がかかっている・・・。まったく、王妃サイドは警戒心が足りなさすぎる。
オクチュンは、「私を大事にすることが世子を大事にすること。私の所にきてくれ」と訴える。が、「犯人が捕まるまでは関係者であるお前のところには行けない」と断言される。

チャン禧嬪の父の墓所が荒らされ、世子を呪う人形まで出てきた。た事件に朝廷中が騒然となる。
王妃は兄から「私たちを陥れる罠だ」と言われて愕然とする。
粛宗(スクチョン)の命令を受け、吏判(イパン)が現場に向かうと、荒れ果てた墓所の近くに1枚の戸牌(ホペ)が落ちており、怪しい人間を見かけたという農夫が出てきた。戸牌の持ち主は兵判(ピョンパン)シン・ヨチョルの下男ウンソンと判明し、義禁府(ウィグムブ)の兵士たちが兵判の家へ押しかけて戸牌の持ち主を捕らえる。
しかし、ウンソンは決して容疑を認めず、戸牌は10日前になくしたものだと言い張る。そのまま獄中死。

事件が迷宮入りするなか、オクチュンは苛立ってチェ淑儀を平手打ち・・・。でも、チェ淑媛が産気づいたという知らせが届く。
前の30件 | - 張禧嬪(チャン・ヒビン) ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。