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愛しの金枝玉葉 49話 [愛しの金枝玉葉]

うーん・・・。養父母に育てられたドンウは、実の親への思慕がありつつも、他人を思いやる優しさを持っている。両親に愛されたセラには、愛への信頼がある。この二人は、色んな人の気持ちを考えて、誰かのために動いてるよね。
でも、インスン、シノ一家、ポリは「自分のやりたいこと」が先にあって、それを正当化するために、「きっと子供はこう思う」とか「きっと愛せるようになる」とか「頑張れば上手くいく」とか言ってるように見える。
そもそも、ポリが勝手に子供を産んだことや、そりゃバレて当たり前って行動をとりまくってきたインスンやポリに問題がある。その行動の根拠には「見つからないはず」という、物凄く自分に都合のよい希望的観測があったんだよね。それが悪かった。
シノやアボジも「ポリは上手くやっていくはず」みたいな勝手な思い込みがあった。そもそも押し掛け女房の時に、子供がどうたら結婚がどうたらとなってるのに、どうしてポリの実家と話をしなかった?という気がするし・・・。
世の中、自分中心に回っていて、自分の思うように動くはずって期待しすぎ。人間、誰しもそういう所はあると思うけどさあ・・・。
実の親への思慕や、子供への愛情は分かるんですよ。でも、「実の親が何よりも勝るか?」と言ったら、そうじゃないと思うんですよね。ドンウが素敵な人に育ったのを見ても、「親がいなかったから俺はダメ人間になった」というシノの言い訳は通らない気がする。
愛した女ひとり幸せに出来ないシノが、努力すれば何とかなるとは思えない。たとえば、他の女が「実はシノさんの子です・・・」って子供連れて現れたら?きっとポリを捨てるよね。そもそも愛してないんだもん。


インスンが、あわててアボジを連れ出して、鉢合わせは避けた。ハルモニの顔を遠くから見たアボジはビックリ・・・。
アボジを待ちながら、ハルモニたちと待ってるイノとチョンソルは、和やかにやってるんだけど・・・。どうすればよいんだ~なアボジ。インスンが「今日はとにかく誤魔化せ」って、また何時ものその場しのぎか・・・。どうしよう?って言うばかりのインスンとアボジ。

結局、謝るしかないと会いに行くアボジ。友人のジンスの家に世話になって、高校の学費まで出してもらってたアボジ。不渡りが出そうな前日に頼りにされたけど、助けられなかったアボジ。家の保証金で助けようとしたけど、間に合わなかったと説明するけど、理解できないよなあ。「ジンスもそれを許すことを望んでるはず」ってのを、自分で言ってはダメだろーよ・・・。
イノの親だとは名乗らなかったけど、ウヌ達が「ハラボジが来たよ」というから、帰宅したチャンソルは???となるよね。その男の名前は?なチョンソル・・・。名前確認したら、すぐに事情が分かる・・・。さあ、どうするチョンソル。

ポリは実家に帰るというけど、インスンは引き留めようとします。子供たちに会いたくて書いた手紙を見せる。「忘れられないものなの・・・」と泣き落し。ドンウもきっとポリの子供を心配し続けると思うよ~。優しい人だし・・・。この母は、自分とシノのことしか考えてないんだよねえ。
見送るドンウが「シノの所へ行ってはダメだ。罪悪感で行動してるだけで長くは続かない」と冷静な助言を・・・。絶対に長続きしないって、私も思うなあ。
とにかくポリは実家に帰った。

ジノとジェラはラブラブですな。和む・・・。
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