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イ・サン-正祖大王 2・3話 [イ・サン]

2話 父の絵を見せたくて
サンはソンヨンとテスの助けで父に会えた。
でも、が、何者かが食料を与えようとしたことに気づき激怒した英祖は犯人捜しを命じ、テスが捕まる。ソンヨンはギリギリで助けられたんだけど・・・。ソンヨンに王の孫という真の身分を明かしたサンに、平身低頭のソニョン。でもサンは優しく声をかける。
サンは、ソンヨンからテスの逮捕を知る。母に必死に頼むけど、どうしようもないんだよ~。サンを守るためには、知らぬふりをするしかない。でも、サンはそれを分かっている。自分を守るために、父が見捨てられる・・・。儒教教育をがっちり受けたサンだしね~。耐えられないよな。

サンは父から英祖に見せるよう命じられた絵を発見。父とテスを救う希望を見出したサンは、宮中を抜け出して町を巡察中の英祖に会いに行くと決める。あの年で王孫なのに、「信頼できるものはいない。自分で行く」なサン。王族の苦しみに満ちたサンに、「私も一緒に行く」というソンヨン。危ないからというサンに「助けあうと約束したじゃないですか。友達だから助けたい」なソンヨン。いい子だ~。

しかし、痛いの大嫌い!なテスは拷問を恐れて、全てを白状してしまってました・・・。「お前を助けたいんだ。サンを捉えはしない」とか言われて、サンの話もペラペラと・・・。ま、ことの重大さが分かってないんだろうしなあ。良い子ばっかりじゃなくて、こういうちょいダメな子もいることで、3人のバランスが良くなるんですよね。上手いドラマ作りだ。

サンは、祖父のところへ母と行けと言われているのを利用して、ソンヨンを書物をいれるタンスに隠し、道中に輿から逃げ出し、ソンヨンと共に街へ。庶民の服に着替えるんだけど、ソンヨンが怪我してるのを見て、手当てするサン。自分の帯で、腕を縛って止血してくれる。優しいし、微笑ましいねえ。
二人して、英祖が巡察に向かった所へと急ぐのですが、乗り込んだのは密売酒商人の馬車・・・。荷を改めようとした役人殺して、隠れ乗ってる馬車に押しこんでくるし、大変だ。なんとか、逃げ出した二人だけど、サンは悪人どもに捕まって蔵に閉じ込められてしまいます。でも、そこにはテスが!!なんと、「話したら赦してやる」とか言いながら、殺して始末するつもりだったのか~。

サンとテスが今にも始末されそうになったその時、大勢の兵士が現場に突入。逃げ出したソンヨンがサンが怪我を手当てする時に使った帯を見せ、兵士を呼んでくれたのです。うーん、賢い!

やっと英祖の輿までたどり着いたサンは「処罰は受けますので、どうかこれを見て下さい!」と英祖に絵を差し出すのですが、「王世孫を縛り上げろ!」と命令する英祖・・・。



3話王への第一歩
英祖がサンを処罰しようとしていたその時、『思悼世子が亡くなった』という知らせが入ります・・・。英祖は、サンの処罰を辞めますが、サンはショックで動けなくなってしまいます。「間に合わなかった・・・」

宮廷内ではサンの廃位を望む声が高まってきますが、英祖はサンを後継者とします。英祖は「民のために王がすべきことは何だ?」という問いをサンに与え、「三日後に答えを出せなければ、お前を廃位する!」と言い放ちます。

結局、サンは必死に考えますが答えを出すことが出来ませんでした。すると、英祖は「今すぐ龍袍を脱ぎ、出て行け!」とサンに命令します。
サンが宮殿を出て行くことに。でも、ギリギリで「サンが東宮殿の予算を使って清に売られそうになった子供を助けた」ということを知った英祖。
「王がすべきことは、民を慈しむ心を持つことだ」と言って、サンの追放を取り消してくれました。なんとか、ピンチを切り抜けました。

しかし、サンが先日まで暮らしていた宮殿で、武器庫が見つかったという訴えが。老論派がなにかやったなあ~。ホントに、まだ稚い子役さんが一生懸命演じてるのが、サンの一生懸命さや真摯さにつながっていて、可愛らしい!!
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