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オルトロスの犬 9(最終)話 [日本ドラマ未分類]

なんだかな~。もうどうしようもないので、「生きててよかった」「元どうりで良かった」という結末で乗り切った感じ。最後の、みんなイイ人化は、「力のせいで狂ってただけ」ってことなのかもしれないけどね~。
子どもが譲り合って生きてるなんて、嘘くせ~。怖いから竜崎の力使いたくなかったんじゃねーの?そんな方が、まだ共感できるわ。
無理矢理、狂った人になって、このドラマの悪い人!としてがんばった澤井さんを演じた蔵之介さん、お疲れ様~。

やっと分かりあえたとか言っても、何も分かりあってない二人である。それで良いのか?力を持つものの生き方を教えるために竜崎は動いてたっていうけど、あのまま黙ってひっそり生きていれば良かったような気もするのである。ま、ビビり過ぎて警察いった弟の話を聞いて、「公安が動くぞ~」と思ったのかもしれないけどさ~。
で、「務め」とか言って殺したけど、ありがちなことに「力」が消えただけだったと・・・。
でもさ、天使の手は自分を治せるから悪魔の手しか!とか言ってたけど、手を吹っ飛ばす傷つけ方すれば即死なんじゃ??とか思って、気がそれちゃったしなあ。

ジャニーズ二人ってことで、どうしても魔王を思い浮かべがちでしたが、あれは原作者がガチガチに作った世界設定があってのもの。それも、かなりゆるぎない人生観をもった人が、その人生観や宗教観を投影してつくったものだから、揺らがないんですよね。

ワークショップ形式ってことですが、そこで、どれほど「生と死」についての議論がなされたでしょうか?プロットを決めないので作るのであれば、テーマについて死ぬほど話しあって、ある仮説を検証するための実験場みたいなファンタジーな設定を作って、そこに価値観の色んな人間を詰め込んで、どうなるか見てみるとか、そういう方法でもよかったんじゃないかな~。
そんな妄想に逃げるしかないほど、グダグダだった。



あらすじ↓(公式から)
沢村(佐々木蔵之介)の策略で爆発に巻き込まれた竜崎(滝沢秀明)と碧井(錦戸亮)、巽史明(平田満)は病院に運ばれる。竜崎は史明を治さず、瀕死の史明は碧井に「鬼の手は神の手を消し去る。あいつを救えるのはお前だけだ」と告げ、亡くなる。史明の言葉の意味を測りかねる碧井だったが、史明が実の父親であるという事実を知りこれまでの一切を理解する。竜崎に父親を殺された…呆然とする碧井に、沢村は竜崎を殺すことを命じる。

一方、突如として世間に竜崎のメッセージが流れた。これ以上"神の手"を使うことを止める、その前に希望する人全員を治す、というのだ。治す代わりに「あなたは私に何をしてくれますか?」と問う竜崎。世間に向けてのメッセージも、竜崎にとってはただ一人を待つメッセージ。"神の手"と"悪魔の手"の最後の闘いが始まった…。
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