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不毛地帯 3話 [不毛地帯]

面白くなってきました。

記者としての田原の悔しさ。チョット厭らしい感じとかもあって・・・。でも、彼も戦争に行った世代ですよね。戦後13年という時代を考えると、壱岐への反発も分からなくもないな。同時に、鮫島からもらう利益もあるんだろうけど・・・。

壱岐が汚れていくわけですが、一応「ラッキードの戦闘機の優位性」が説明されて、そこにかける壱岐の気持も分かるようになって、近畿商事ガンバレ!って共感しやすくなりました。
それに、家族を見せられちゃうとね~。特に、子供たちが影響受けちゃうので、逮捕は可哀そうだな~。それに、娘は鮫島の息子と仲良しなのか??どうなのよ???
でも、妻は可哀そうだよな~。壱岐のなかに「軍人としての自分」に敗戦で挫折感がある上に、罪悪感もある。同時に国を守らなければという軍人としてのプライドは捨てきれない。屈折した気持ちが、妻に向かってしまったようですが・・・。

壱岐に感情移入しつつも、それでもやっぱり「実際に汚れ役をやっている」小出の気持が分かるな~。

しかし、官僚たちの夏の時も気になったけど、スーツが当時の型じゃないんですよね。どうしても現代人に見えるのは、その辺のことも影響してるような。小道具よりも映る場面が多いだけに・・・。


あらすじ(公式から)
防衛庁の第2次防FX(=次期主力戦闘機)受注をめぐり、激しい戦いを繰り広げていた壹岐正(唐沢寿明)は、東京商事航空機部の鮫島辰三(遠藤憲一)が総理に流していた賄賂『G資金』のルートを解明するとともに、防衛庁から極秘文書であるグラント社の『スーパードラゴンF11』の価格見積表を入手する。これによって、ラッキード社の『ラッキードF104』を推す壹岐たち近畿商事が勝利するものと思われたが、その矢先、アメリカの空軍基地でテスト・フライト中だった『ラッキードF104』が墜落事故を起こすという事態が発生する。近畿商事社長の大門一三(原田芳雄)は、一刻も早く墜落の原因などの詳しい情報を集めて対策を練るよう、東京支社長の里井達也(岸部一徳)に命じた。

 同じ頃、鮫島は、防衛庁官房長の貝塚道生(段田安則)に、『ラッキードF104』の欠陥データと墜落現場の写真を入手したことを報告していた。すでにそれらは、毎朝新聞記者の田原秀雄(阿部サダヲ)の手に渡っているという。それを知った壹岐は、田原が握っているデータを把握するため、自ら彼に接触。田原は、「『ラッキードF104』には致命的な欠陥がある」と壹岐に告げると、「明日の朝刊を楽しみにしていてほしい」と言い残して去っていく。その夜、壹岐は旧知の仲である経済企画庁長官・久松清蔵(伊東四朗)を訪ね、「毎朝新聞の記事を何とか抑える策はないか」と久松に頼みこむが・・・。
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