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快刀ホン・ギルドン17話 [快刀ホン・ギルドン]

ギルドンをかばってチャンフィが毒矢に刺されてしまう。急いでチャンフィを連れて逃げ出したギルドン達だけど、解毒剤を持っているのはノ尚官・・・。

チャンフィの部下たちも、今はノ尚官と接触できません。ヨンムンを疑うホン判書がノ尚官を足止めしているから・・・。被害者の一人としてふるまわなければならないノ尚官。苦しそう・・・。特に、イノクの顔が見られているので、「元商団」ってことで疑いが濃いのね。

チャンフィに必死に話しかけるイノク。「お前を殺そうとして出来なかった。お前と一緒にいたから人間らしくなれた。」とチャンフィ、イノクは「私は運が良いから、一緒にいたら運がよくなる。助かる」と必死に励ます。チャンフィは「傍にいると約束してくれ」と言って気を失った。
「失うことを恐れずに守りたいものを守りたかった。今も一人守りたい人がいる」と、チャンフィ。この告白の意味が分からないイノクに、「見守ってくれ」というチャンフィ。

ギルドンは薬を手に入れるために、疑われずに動ける人間としてウネに助けを求めます。クスリをゲットしたウネは「もう仲間として認めてほしい」と言って、負傷したチャンフィを根城に運ぶのを手伝います。彼女の権力が役に立つ・・・。

ギルドンはノ尚官に会って、「王子をちゃんとみろ」と言い放ちます。

ギルドンは、ふたたび「俺はお前を利用しただけだ。だから、自分の場所に戻れ」とウネに言う。ギルドンは、自分が身分で制限されることに不満を持っているのに、ウネには身分で対応するんだよね。そこがズルイな~と思う。ウネも「じゃあ、あなたを線のコチラにやってこさせる」とメゲナイけどね。

ギルドン、眠るイノクにキス。ギルドンが好きなのはイノクなんだから、それを鮮明にすれば傷つく人も少ないのにな~。

「お前は俺を裏切れなくなった。俺はお前を得ることが出来た」と、とっさに助けたことを、まるで「自分の利」のためのように語るチャンフィ。ギルドンも「俺が、俺のために命をかける者を得た」と返します。

チャンフィは、イノクに「あいつといたいんだろう?俺もあいつといる。だから、私もお前と一緒にいるということを忘れるな」と告げて、それを支えに頑張るのか。切ないねえ。

チャンフィに対して、ノ尚宮は「死んだ王と王妃、そして民がいることを忘れないでくれ」と訴えます。チャンフィは「サイン剣だけでなく、ギルドンは民の心を得る剣になる」と言って、二度と勝手なことをしないように命令します。

ギルドンは有名になり、根城にも人がどんどん集まります。街では両班が、幽霊に殺される事件が発生。これを捜査するギルドン、チャンフィたち。でも、その幽霊にぶつかってしまったギルドン。どうなる~。

快刀ホン・ギルドン 16話 [快刀ホン・ギルドン]

ギルドンは、イノクを受け入れて一緒にいることで守ろうと決めたみたいだね。

ウネは、ギルドンの父ホン判書と離れようとする父が、縁談を断りました。ギルドンのことは諦めたつもりだけど、同じようにギルドンとは結ばれない仲のイノクが、何も知らずにギルドンと仲良くしてるのがいらだたしいみたいです。

さて、ヨンムンと活貧党は手を組みましたが、ノ尚官は「ギルドンの名前が看板となって、自分たちを隠してくれる」と利用する気満々。使い捨てにするつもりみたいだね~。チャンフィは「ギルドンと言う刀が自分を民のための王にしてくれる」とかいってるけど、ノ尚官は「王となるには両班を相手にしなければならない。そのためにはサイン剣が必要だ」と主張。両方を活用して、真の王になろうとするチャンフィ。
でも、イノクがいないことで辛そうだね。ある意味、イノクは「民」の象徴でもあるんだろうね。強がって、イノクにも元気でやっていると見せるチャンフィだけど・・・。

アヘン中毒が流行。出所を探ろうと、イノクと一緒に妓楼にでかけるギルドン。売人にあったとろこで、スグンが役人のフリしてやってきて、売人と一緒に逃げるギルドン。これで信用されたんだけど、連れて行かれたのはアヘン窟・・・。そこで、味見しろと言われて、逃げようがなくて吸ってしまったイノク。気分が悪くなってしまいます。ま、おかげでギルドンにおぶってもらえたけどね。

アヘンは清の使節団から出ていた・・・。チャンフィに協力を仰ぎ、使節団の倉庫の位置を特定。活貧党が、盗賊の予告としてアヘン窟を指定していたために、役人の多くはそっちに行かせます。さらに、使節を宴会に呼び出している間に、アヘンを盗みます。すげー巨人が警護にいたりして大変だったけど・・・。「でかりゃいいってもんじゃねー」ってのは、大国・清への朝鮮の意地って感じでしたね。

ギルドンは、アヘンを持って高級官吏たちのいる使節の宴会に乗り込んだ。「目を覚ませ」と役人たちに訴えます。チャンフィ達が素性を隠して、ギルドン達をサポート・・・。
でも、この時、ノ尚官はギルドンをころすつもりだったのね・・・。でも、チャンフィがギルドンを狙う弓に気がついて、とっさに庇った。かばったのは良いけど、自分が射られてしまったよ~。

快刀ホン・ギルドン15話 [快刀ホン・ギルドン]

ギルドン、宮殿にイノクがいるのに驚き「人払いを」と言って外に出そうとします。しかしイノクは出て行かない。ギルドンは「王子の話」をして王の動揺を買い、イノクが剣を探す時間を稼ぐ。
幼いチャンフィが兄を慕っていたことや、兄に殺されそうになった話。ギルドンをチャンフィに重ね合わせ錯乱する王。「あいつだって同じだ」という王に、「王子は王道を探していらっしゃる」と煽るギルドン。
イノクは、その会話の中に「チャンフィ」という名前が出てきたことから、王子がチャンフィだと勘付いたみたいだね。
しかし、イノクじゃやっぱり行動が怪しすぎるよな~。やっと剣を見つけた時に、「盗賊だ」と見つかってしまう。見事な連携で、ギルドンに剣を投げ渡したイノク。でも、二人とも兵士に取り囲まれてしまいました。ギルドンが王を人質にとり、「王子に会いに行こう」と誘いをかける。

一方、イノクが宮殿に行ったと知って起こっているチャンフィ。盗賊たちは「ギルドンが守る。イザとなったら”王子に会わせる”といって王を誘い出す」というけど・・・。チャンフィは、待ち合わせ場所の王子の墓に向かう。

逃げ出したギルドンはイノクを叱ります。「上手くいったし、綺麗でしょ?」なイノクに、「綺麗だから腹が立つ」なギルドン。イノクはこれで浮かれまくり。

チャンフィの墓で、チャンフィと出会う王。「本当に死人が蘇ったようだ」と成長したチャンフィを見て驚く王。「お前も盗賊か?」と問われたチャンフィは「ギルドンはただの盗賊じゃない。兄上の作る不正と戦っているんです。兄上の腐敗した世界と正面から戦うでしょう」と、チャンフィ。

ウネやハラボジ達は、ギルドンの動向をきいて色々と不安に思います。ウネは、ハラボジの「イノクとギルドンは敵同士だ」という言葉を聞いてしまいましたね。

ギルドンとイノクは役人に変装。これで宮殿から逃げ出しました。用意された輿にのって、目くらましの花火を見物。なんだか結構ノンキです。

花火の合図で、ギルドン達の脱出を知るチャンフィは、「兄上の墓を用意します」と言って王の前から立ち去ります。

サイン剣よりも、イノクの無事を先に確認するチャンフィ。ギルドンの要請の通りに、皆が逃げてからサイン剣を受け取ることにも同意します。しかし、イノクがギルドンにくっついていこうとする。ギルドンが「ヨンムン商団にいた方が安全だ」と説得。チャンフィにイノクを託していきます。

イノクは「王子様」だと知って、チャンフィに気を使う。チャンフィは「おまえだけが、気楽な存在だ。いままで通りに」とお願い。辛い立場を生きてきたチャンフィを「あなたを誇りに思う」と誉めてあげるイノク。

ギルドンはチャンフィにサイン剣を渡し、「王になれ。身分の低い人に生きる道を開く王に。協力する」と告げる。

ホン判書、ギルドンの言葉「私に何ができるのか、それを決めるのは人々だ」と、思い出す。

王、ウネの心を奪ったギルドンを憎む兄イニョンに活貧党を捕まえるように命令する。

イノク、やっぱり都にいると危ないからってギルドンのところに行くと言い出す。寂しそうなチャンフィに「また、私のような鈍い人を見つけて友達になって」って・・・。心を出せないチャンフィが可哀そうだな~。

ギルドンは「俺たちが戦う相手はあまりに強い。生き残るには戦うしかない。そして強くなる必要がある。俺たちは他人を救い、自分も救う活貧党だ。みんなで行ける所まで行って見よう」と宣言。

快刀ホン・ギルドン14話 [快刀ホン・ギルドン]

”父親と戦えるのか?” と、ギルドンに聞くチャンフィは、父親を利用して王の所からサイン剣を奪うことを条件にします。

コムは幼いころ、官軍に密輸の件で尋問を受けて、そのせいで村人や親が死んだ。それがトラウマになっていて、笑うことも許されないと感じ。言動も安定しない。尋問に耐えられずに、舌を噛んでしまったコム。ホン判書は、この噂を立てて、ギルドンをおびき寄せようとします。さらに、捕まえた者には盗賊の盗んだものを与えるぞ~と言って、活貧党は所詮は金を盗む泥棒だ!と宣伝。

ギルドンはホン判書の攻撃に怒り、「受けて立ってやる」モードに・・・。貴族の家に堂々と盗みに入り、活貧党の名前で盗品を配り始めます。

チャンフィは「活貧党の党首が息子とバレれば、ホン判書も痛手を負うだろう。ギルドンは父親にケンカを売った」と、笑う。

イノクは、ギルドンが危険なことをしないか心配で、チャンフィに「一緒にいられる方法を考える」という。
でも、「生きてやる」と決意を固めたギルドンだけど、イノクが傍にいて巻き込まれるのは相変わらず心配なギルドン。追いやろうとするので、「追いかけない。遠くから見守っている」と、イノク。

ホン判書は、コムたちの処刑を宣言。ギルドンは責任をとるといって、その処刑上に現れた!「俺が活貧党の党首、ホンギルドンだ。俺の身柄と取引で仲間を解放しろ。父上」と宣言。

ギルドンが捕まって拷問を受ける。「何もするなという命令に従えませんでした」と、父に語るギルドン。「何も出来ぬ世を変えたくてあがいた。本当の泥棒が誰かご存知なのでは?何もできぬ者に 希望を与えたかった。俺に何ができるのか、何をすべきか、答えをくれるのは世間です。」と、ギルドン。
みんなは、ろうそくの明かりで、ギルドンの無事を祈ってくれる。イノクも、ウネも・・・。ウネはなんとか自分のコネを使おうとするけど、それはギルドンに拒否されます。

チャンフィは「守ってやるから傍にいて」とイノクに言うけど、「自分は自分で守れる。そうじゃないとギルドンも守れない。ありがとう」なイノク。うーん・・・。全然、守れてないから心配だな~。無根拠な自信がある子だから、凄く危なっかしい。

マルリョは、王宮にあるサイン剣を奪うため、一夜限りの王の慰み者として宮殿に入ることを考える。宮殿にいるヨンムン商団とも話がついていて、剣を盗んだ後の逃げ道も一応確保されてるけど、危ない仕事。
マルリョが怪我してしまったために、イノクは「私が代わりに」と言い出す。「私も仲間になる。」と・・・。

ギルドンは父に、「王にだけ、王子のことを話す」と言って、面会を取り付ける。しかし、王の前にはイノクが・・・。

快刀ホン・ギルドン 13話 [快刀ホン・ギルドン]

ギルドンと再会、嬉しいイノクは涙が止まらない。ちゃんと事情を話そうとするギルドンだけど、イノクが酔っぱらいで具合が悪くて、ダメダメ。そうやっているうちにギルドンは姿を消した。スグンが代わりにいて、盗賊をしてて、和尚やチャンフィやウネは知っていたと聞かされる。
「自分はどうでも良いから教えてもらえなかったの??」と悩むイノク。それを聞かされるチャンフィは可哀そうだなあ。チャンと「大事だから話さないのだ」って言ってあげてたけど。

ギルドン達は「活貧党」として有名になってしまい、和尚には「そろそろ姿を現すときなのでは?」なんて言われる。
ヨンムン商団もその人気に注目。チャンフィも「人を動かす力がある」というけど、ホン判書の息子だから、ノ尚官はギルドンに対して否定的。

ウネは、ギルドンのためにきんちゃく袋を作って「最後」と思って会いに行く。でも、父もヨンムン商団もギルドンを捕まえるためにあとをつけている・・・。
ウネのところには、ギルドンの「終わり」という伝言をもったコムが来ただけだった・・・。

ギルドンは、堂々とヨンムン商団を訪ね、チャンフィと会談。チャンフィに内緒でギルドンを始末しようとしてたノ尚官の思惑は外れます。

「活貧党の噂を消してくれ。目立ちたくない」なギルドンに、「父ホン判書のために隠れていたいのだろう?お前は一生、死んだ男として生きるのか?」と、問われるギルドン。
ヘミョン和尚にも「父親と正面から向き合え」と助言されます。

ギルドンは、イノクに会いに行きます。隠れてた理由を語るギルドンに「生きてただけで満足だ」というイノク。「もう、一緒にいられない。俺を待つな。盗賊だから捕まることもある」と。「どうしてまた、いなくなるのかわからない」というイノクに、「お前なりに考えてみろ」と急に突き放しはしないギルドン。

ハラボジはギルドンが生きていたとイノクから聞かされて、「もう会うな」という。でも、事情は話せないのね・・・。

ノ尚官は、「ホン判書にギルドンが生きてることを話せば、ホン判書が息子を捕まえるだろう」と左議政に提案。チャンフィが「死を受け入れるか。生き返って闘うか?」と、ギルドンに決断を迫っている。「あいつが生きて戦おうとするなら、われらの力になる」と。

左議政から、ギルドンが生きてることを聞いた父のホン判書は、ギルドンを捕まえることを決意。

活貧党はとある貴族を襲撃。しかし、罠にかかり捕まってしまうヨンシ、コム。それを見て、ギルドンが自分を守るために突き放したということを、やっと理解するイノク。和尚に、「あいつらを捨てて逃げろというのか?救うために死ねと言えるか?」と言われてしまう。何も出来ないイノク「どうしよう?」と、涙を流す。

チャンフィに手を貸してほしいと頼むギルドン。ヨンシたちを利用して、本当はギルドンを捕まえる気のホン判書の名前をだすチャンフィ「助けることは出来る。救いたければ父と戦え!」と、チャンフィ。

快刀ホン・ギルドン12話 [快刀ホン・ギルドン]

チャンフィ、ギルドンを見つけてイノクを抱きしめる。切ないね~。イノクは、娘たちを救ったチャンフィをほめる。誉められて嬉しそうなチャンフィの顔がイイ!
でも、イノクは無邪気に「月下の侠客」の話をしたりする。ギルドンだと分かっても、言うに言えないチャンフィ。苦しいなあ。

ノ尚宮、チョルチェの意外な行動に驚きます。官軍とやってきたホン判書には「爆薬を捜査してたら、チョルチェにいきついて、清に逃げようとしてたので始末した。娘たちを救うために必死だった。うちのもの(ってイノクだな)が訴え出たのに、聞いてもらえなかった」と、相手の痛い所をついた・・・。でも、結構苦しい言い訳だな。

ギルドン達は、とにかく逃げます~。コムが動けなくなったりして苦労しながらの退却。危ないってときに、ウネが助けに来てくれた。盗賊の仲間にするわけにもいかず、ウネを人質とみせかけて、ギルドンは逃げます。
ウネは怪我をしてしまいます。手当てしてくれるギルドンだけど、イノクの巾着をもってるのを見てしまって、ウネは複雑です。「自分の世界に帰れ」というギルドンに、「二週間後に会って。それで自分の世界に帰る」とウネ。

しかし、ウネのばあやは左議政にウネの行動を報告。そんなこと言われても、困ってしまうよね~。ノ尚宮に、ウネがギルドンに会っているので、探してほしいと頼む左議政。アチャ~。一番相談してはならない人に!

ヨンムン商団に戻りたくないチャンフィ、イノクと町を歩く。なんか、力の抜けたチャンフィの顔を見ると、この人の背負っているものの重さを改めて感じますね。
誰にも教えてはならない「チャンフィ」という名前を、イノクに教えたチャンフィ。やっと「もしかして、私を好き?」といったイノクに、「鈍いお前が分かるように・・・」と答えたチャンフィ。
ノ尚官に、イノクに近づきすぎてると言われても「正しい道を進むため、立ち止まって自分を見直さなければ」というチャンフィです。

「私が無事なら、あの人を追う官軍もいなくなる?」と、ウネは正体を表そうとする。そこに、ノ尚官の部下がウネを探しに来る。ウネは、ノ尚官に「官軍を止めるように」と言って、帰っていった。
左議政は、ギルドンを処分して、娘の不祥事をもみ消そうとする。
ウネ、きんちゃく袋の作り方を習う。ギルドンに大事にしてもらいたいと願う乙女心。

助けられた娘が、ギルドンたち盗賊のことを「ファルビン党」と、名前をつけてくれる。貧しさで力を失った心をいかしてくれたから、活貧党。

サングラスを無くしたイノクは、倉庫に取りに戻る。
人参商人の衣装をきて出かけたスグンをみたイノクは、彼を月下の侠客と思いこむ!
そして、ギルドンとの思い出話や、チェンフィに好きだと言われたことなどを、スグンに話します。それを物陰で聞いているギルドン・・・。
お酒に酔って眠るイノクを見つめるギルドン、ふと、目を覚ますイノクはギルドンを見る。「また、夢?ギルドン、一緒にに行こう。」と、思うイノク。
イノク、目覚めたときにまだギルドンの居た席が温かくて「夢じゃなかった」と気がついた。追いかけて、やっと再会!良かったよかった~。

ハラボジ、役人相手に20年前の事件のことを聞きだそうとします。

快刀ホン・ギルドン11話 [快刀ホン・ギルドン]

あなたは誰?ときくイノクの目を隠し、官軍が去るまで潜んだギルドン。官軍がさったあとも、追ってくるイノク・・・。スグン合流し、陰からギルドンの声を代弁し、後ろ姿のママ「去れ」と伝えます。でも、「身を大切に」と優しい言葉を・・・。
ハラボジに「月下の侠客だな」とか言ってたけど、気がつかないのね~。

さて、チョルチェのとところから逃げて死んだ娘の葬式。それに行きあったチャンフィ。悲しむ民がチャンフィに「あんたらも一味だ」と石を投げた。「私は今、なにをしてるのか?」と、動揺するチャンフィ。でも、チョルチェがもたらす爆薬の威力は強い。迷うチャンフィ。そして、そんなチャンフィを信じたいギルドン。

ホン判書、ヨンムン商団は武器取引はないものの、高利貸しのチェ・チョルチュと取引してることを知る。

イノクは、高利貸しのチェ・チョルチュの船をとめたのが自分を助けてくれた人だと、感激。自分も武術で悪党をやっつける妄想するの笑った。

ギルドンは親達を集めて説得。「生き続けるなら、戦うべきだ」これに立ち上がる親たち夜は、中に船に穴をあけて出港を阻止する。チョルチュは警備を強化するが、スグン達もまけません。

「娘を売った親だ。守る気などない」というチャンフィに、イノクは「守らないのでなく無力なの。」と、説明。自分も無力で何も出来なかった・・・って、ギルドンのことか~。「守る気がないのは和歌気味だ。」と、イノクは涙を流す。うーん・・・。チャンフィにも「守れなかった母の思い」ってのがあるんだよね。そのことを思い出したチャンフィは、「守る力のない悲しみ」に共感する。

船の出航が遅れて借金がかさむチョルチュ。娘たちを海に突き落としてやる!といって、犯人を誘い出そうとする。人参商人になり済ましてるギルドンは、助けに行けない。チャンフィが来て「ヨンムン商団の船でこんな騒ぎが起きると迷惑だ」と、とめてくれた。
しかし、チョルチェはギルドンを疑っていて、彼をチャンフィに紹介して身元をチェックしようとする。でも、チャンフィはちゃんとギルドンの身元を保証してあげた。

ホン判書はイノクを呼び出す。ヨンムン商団と高利貸しの取引の件を説明するイノク。しかし、ホン判書の声を聞いていたハラボジが、これはイノクの母が殺される時に聞いた声だと気がつきました。

チャンフィとギルドン。互いに身を隠しているもの同士。チャンフィはギルドンの狙いを知りたがる。「助けは求めない。でもチョルチェに味方はしてない。ナニがしたいんだ?サイン剣を手離したお前を信じてる。親たちを見逃せ。王になる方なら、民の味方になるべきだ」と、ギルドン。

ついに川は凍り、船は出航不可能になった。ギルドンは、ニンジンを「利子が元金を越えたから」と引き上げます。これでチョルチェは万事汲す。ギルドンが賭けに負けて、チョルチェの借金の証文を置いていった!ということで、シム老人たちの借金もなくなる。

しかし、チョルチュ、船を出すため氷を割ろうと爆薬で割ります。娘たちも解放しないまま、さらにイノクを人質にするので捕まえるように命令。驚く親たち(っていうか、借金のときにチャンと娘を解放させとけよ~。ほんと、計画が甘かった)。
爆薬使ったから官軍もくる。ホン判書、ヨンムン商団の船から爆薬?と、知り驚く。ノ尚宮、チャンフィは、爆薬をヨンムン商団の船で使ってる?危険!と、判断。

ギルドンとチャンフィは取引をする。ギルドンが官軍を止め、チャンフィがチョルチュを止める。どっちも、官軍や官庁に嗅ぎまわられたくないもの同士だからね。どうせ、チョルチェの爆薬はばれたからチャンフィは使えないんで、チョルチェを殺して証拠を消したいチャンフィ。一方、親たちと関わってることがばれると、盗賊団と間違われて親たちが困ると考えるギルドンは、チャンフィに手出しが出来ない。どうせ、官軍には追われてるから、そっちと戦って足止めをすると・・・。

チャンフィは「取引は終わりだ」と、チャンフィは高利貸しに告げて戦う。高利貸しは「イノクのことならノ尚官に聞け」といって死んだ。
イノクがいなくなってて焦るチャンフィ。煙の中で、失った母を思い出し、「また、あのように失ってはならない」と、つぶやくチャンフィ。イノクを見つけて抱きしめる。

一方、ギルドンは闘う中で父・ホ判書に姿を見られてしまった。

快刀ホン・ギルドン10話 [快刀ホン・ギルドン]

倉庫に女が捕まってるのを見たイノクは、ヨンムン商団に来てた高利貸しと気がついた。しかし、見つかって捕まってしまう。そこにチャンフィ登場~。助けてくれました。イノクは、官軍を呼びにダッシュ!

倉庫に監禁された娘チョンは、清に売られると聞き驚き、必死でサングラスの破片で綱を切って逃げようとする。

チャンフィは高利貸しと取引中。ヨンムン商団は爆薬を男から受け取り、男はヨンムン商団の船を使い、女達を清に運ぶ・・・。だから、チャンフィは手を出せないのか・・・。逃げたイノクが官軍を連れてくるってのを期待してるのね。
でも間に合わなかった。鈴は落ちてるけど、少女がいないんじゃね・・・。イノクは「嘘の通報をした」として鞭で打たれてしまう。

ギルドンは、妹を思うスグンの代わりに、盲目の老人を訪ねて事情を聞く。米30俵が1年で300俵になったらしい。すれ違いで、ちょっと後にイノクもこの老人に話を聞きに来ました。惜しい!!

イノクはチャンフィに、「倉庫に縛られた女たちが沢山いた。手を貸して」と頼むけど、拒否される。イノクはショック。「私は放っておけない」と、ヨンムン商団を出る。
ウネは高利貸しを捕まえるアドバイスをする。イノクは役所に通いつめて訴え始める。高利貸しを追えば、イノクがギルドンに出会ってしまうと、不安なウネ。

川が凍る前に船を出す予定の高利貸しだけど、まだ積み荷が詰めると商品を準備中。助けても、借金が残って同じことの繰り返しなので、ギルドンは思案中です。
朝鮮人参商人をだまくらかして、彼ににばけたギルドン。高利貸しの男が出入りする賭博場で、派手に大金を使って近づいて、取引を決めます。
で、朝鮮人参を大量に買うための資金として、金をギルドンから借りる高利貸。出航を遅らせて利息を太らせていくギルドン達。

スグン達は、売られた少女の親たちに、逃げて死んだ子もいると報告に行く。ギルドンは「貧しさや、弱さは言い訳にならない。娘たちのため、何でもやれ。俺たちも一緒にやる。」と親たちにいう。これに立ち上がる親たち、川が凍るまで船を出航させないようにみんなで力を尽くす。

ホン判書と左議政、ノ尚宮に「密かに爆薬の製造と武器を扱う者を調べてほしい」と依頼。いやいや、ノ尚官が犯人っすよ~っと思ったら、ホン判書はヨンムン商談を疑っていて、カマをかけてみたのか~。ノ尚宮も分かっていて慎重に動いてます。

チャンフィは、売られていく少女に心を痛めるが「「小さな犠牲より、多くの民」と言われてしまう。
「イノクが私の踏みにじった道で泣いてた。あの涙が、私を非難しているように見える。後悔することすら、出来ないかもしれない。」と、つぶやく。この揺れをノ尚官は危険視。高利貸に「イノクを清に連れていって朝鮮に戻らないようにしてくれ」と、頼む。


倉庫に捕まっていた娘たち、自力で逃げ出す。盲目の老人のところに帰ってきたチヨン。こまめに会いに来てたイノクが遭遇し、「私が囮になるから、二人で逃げろ」と逃げるのを手伝う。

ギルドンも老人を助けに来て、「身代わりの人を助けてください。自分は矢よりも速いっていってた」と言われる。イノクだ!ってことで、急いで助けに行くギルドン。姿を隠して、イノクの目を覆ったまま、イノクを助けた。

快刀ホン・ギルドン9話 [快刀ホン・ギルドン]

1年後。
「ホン判書が龍の夢を見た夜、出来た子供がギルドンで、分身の術が使えるんだぞ~」と、ギルドンの作り話で薬をうるハラボジ。

清から帰ってきたチャンフィを、待ち望んでたイノク。コブラの輸入を頼んでたのかよ・・・。コブラの芸を見に行ったり、イノクと心和む時間を過ごしているチャンフィ。コブラを逃して嘆くイノクを、「友人と酒飲んで憂さを晴らせ」と誘ったりもしてます。
でも、一緒に清にと誘っても、イノクはギルドンと行くつもりだったから、そんな気になれないのね。この片思い連鎖、切ないなあ。

ギルドンと盗賊ヨンシは、「どうせ、民から盗んだ金だ!」と、貴族の荷物を盗んでいる。へミョン和尚が、盗んだものを民に配る役か。本当は気になってるのに、へミョン和尚の語る「皆元気にしてる」という町の様子に無関心を装うギルドン。素直じゃないなあ。でも、あの血のついた巾着はまだもったまま。

ホン判書と左議政は、過去の経緯を知ったもの同士。「サイン剣を隠すことも”王命”」だというホン判書。武器や爆薬をあつかうものや、チャンフィを必死に追っています。
イニョンが科挙にも合格したし、ウネと結婚させて、この二人は強く結び付いていくみたいです。

ウネに、ヨンムン商団お使いで品物を届けるイノク。
ウネはギルドンが生きているのを黙っている条件で、寺で会う約束をしてもらって、あってきた。でも、「もう、お嬢様の暇つぶしにはつき合えない」といわれてしまう。でも、義賊がギルドンだと気が付いているウネは、そのことで脅してでも会いたいという。

高利貸しのチェ・チョルチュは、奴隷の少女が逃げて死んだので、その妹を身代わりに連れていこうとする。それを目撃するチャンフィ。庶民の現実を知り、悩みは深くなっていく。この一年、噂を恐れて隠れながら、「なぜ、王になる必要があるのか?」と自問自答してきた。

ヨンムン商団に爆薬を扱う男がくる。高利貸しのチェ・チョルチュ。清からの輸入が難しく、彼に頼るしかないんだけど、こんな奴に頼るのか。チョルチュは、条件として「清に行く船と港の倉庫」を要求してくる。

ギルドン、追われて死んだ少女の遺体をみつける。縛られ、首には逃げても分かるように大きな鈴。犯人を探すことにします。
旅芸人を使った高利貸しの宣伝を目撃したスグンは、盲目の父を持つ娘チョンが怒ってるのを見て、妹スヨンを想いだす。そんな妹の話をきいたギルドンは、スヨンの代わりにチョンを守りたいというスグンに、密かに協力すると約束する。
チョルチェが大量の鈴をかったこと、チョンがスグンの目の前で連れ去られたことから、ギルドンは「奴隷貿易だ」と気がつきました。

倉庫で仕事するイノク、仕事が終わったら遠くに行けと言われてたのに、ギルドンのサングラスを忘れて戻ってしまった。奴隷となった少女が倉庫に監禁されているのを見てしまうイノク。そのイノクを追いかけてきたチャンフィも・・・。

快刀ホン・ギルドン8話 [快刀ホン・ギルドン]

官軍の矢を胸に受け、崖から落ちてしまったギルドンだけど、「何もできないなら死んでみろ。死と向き合ってみろ」という言葉を思い出しながら気を失う。盗賊たちが助けました。

チャンフィは、ギルドンにいわれた「なぜ王になるべきなのか?」と言われて、迷い始めます。ギルドンが身分の壁に遮られたように、彼もまた運命に翻弄される人。

イノクは「死んだはずない」と探し回ってる。ヨンムン商談に行くけどチャンフィは冷たい。ギルドンがいなければ私は死んでいて、あなたを助けられなかった。ギルドンがあなたを救ったのだ」とイノク。で、チャンフィはギルドンが落ちた所に連れて行ってくれて、ギルドン探しを手伝うと言ってくれる。

ギルドンは、「俺のために死ぬかもしれなかった。無謀すぎる。死んだと思わせておこう」と、イノクに生きてるとは伝えません。

城門にさらされた首、子供が「父さん」と泣くのを見て、首を盗みだしして、へミョン和尚のように墓に埋めてあげる。イノクは「きっとギルドンだ」と思ってお墓に行って、そこに新しい墓を発見して、生きていると確信。

ギルドンは、「”朝鮮の泥棒”から、盗みをする!と言い出す。大監の屋敷に盗みに入り、これは庶民の大喝采を浴びる。どんどんとアピールして、義賊として活動するギルドン。賄賂をもらった人間の家を狙い撃ち。

ノ尚宮、イノクに商団の仕事をさせて、チャンフィとイノクの関係を監視。リュ大監の娘リュ・イノク(チャンフィの許嫁)のことを思い起こしてる。

王は大臣たちに泥棒の張り紙をみせて、「そなたたちを信じる。ワイロをもらってるとは思わないぞ。もし、万が一、泥棒が入ったら信用は失われる。」

左議政、ホン判書の妻に相談、泥棒対策に見張りをおく。が、ギルドンは大監全ての家に盗賊に入る。そこで、ウネとばったり。「生きてることを黙ってる」と約束させ、代わりに一月後に会う約束をする。

死を前にしてギルドンは戦う ことを決意したんだね。「やつらも泥棒だ。このカネも誰かから奪った。」と、ギルドン。爆発の被害者に返し、さらに庶民に配ることにする。この行動を聞いたチャンフィは、彼らに罪悪感を持っているギルドンが生きていると感じ取る。

「今、出来ることをやる。」と考えるギルドン。ギルドンを探し続けるイノクをあきらめさせるために、イノクのきんちゃく袋を渡して「ギルドンは死んだ」と、ヘミョン和尚から、伝えてもらうことにする。

イノクはギルドンを探し続けてる。生きているから、きっといつか会えると信じている。しかし、血染めの巾着を渡されて・・・。

快刀ホン・ギルドン7話  [快刀ホン・ギルドン]

イノクは、ハラボジに「ギルドンが好き!」だけど、彼の状況がアレなので、ハラボジは心配です。

宮殿では、犯人探しが・・・。科挙のものが操作されますが、出てくるのは受験に関する不正ばかり。

しかし、チャンフィは「王に気付かれた」といって村に身をひそめます。でも、ギルドンには「あいつは謀反を狙ってた」と気付かれてます。

ヨンムン商団のノ尚宮は、爆発を起こしたのが、ホンギルドンだか全ての罪をなすりつける予定。「ホン判書は息子を殺すことになる。」などと思っている。

ギルドンは、「何もしないと、このままじゃ、盗賊トゥクチェたちを殺したのも、宮殿を爆発させたのも俺のせいになる」と、父・ホン判書に会おうとするが、それは危険。
ギルドンは、密かに兄イニョンに会う。「父上は、お前が無実だと分かっている。俺のために目をつぶったのだ。お前は犠牲にするんだ」という兄。彼の苦しみ、悲しみも伝わってきて、なかなか寂しいですよね。兄ちゃんは馬鹿でダメだけど、それを自覚してて、でも庶子の弟に家督を譲る訳にも行かない。弟が目立つことをすればするほど、荒れるほど、無言の責めを感じてたんだろうしなあ。身分制度の苦しみは、身分の高いものにもあるわけで・・・。ま、だからと言って弟を傷つけて良いってことにはならんけど。
ショックなギルドンに、「誰にもみせない。私もみない。だから泣いて」と声をかけるイノク。

「国王は私が誰か知っている。私とサイン剣を探すために必死だろう。」と、チャンフィ。確かに、王は怯え、ホン判書だけを信頼してる。

盗賊たちは、ギルドンがヨンムン商団の計画を壊してくれたので「党首の仕返しが出来た」と、喜ぶ。ギルドンは、イノクに累が及ばないようにヨンムンのことは伏せ、このまま清に消えるつもり。

マルリョ、イノクに探りを入れます。好きよりも大きい気持。清でみた白人の「アイラブユー」だというイノク。とにかくカワイイよねえ。ギルドンが去ってしまう前に話をした方が良いと言われて会いに行きます。「アイラブユー」となかなか言えないイノクに、「トラを2匹捕まえて一緒に清に行こう」と、ギルドン。イノク、良かったね~。

ノ尚宮、内密にホン判書に会い、「宮殿に爆薬を運び事件を起こした者を見た」と、ギルドンの人相書きをみせる。これに驚くホン判書。これが、街でも噂になる。「ギルドンは、離宮作りで苦しんでる、私たちのために立ち上がってくれた!」というものあり、「平等のために立ち上がったんだ!」と、喜ぶ人あり・・・。噂のうちに英雄になってしまいます。

和尚に、「前が逃げて、他の誰かが犠牲になったらどうする?父親が捨てたからか?他の罪のない人が大勢、傷ついても、その罪を引き受けられるのか?」と言われるギルドン。

ホン判書は、「ギルドンではない。サイン剣を盗んだ者たちを追う間に、事件に巻き込まれたのです。きっと何かをつかんでくる」と王に報告。ギルドンを庇ってます。しかし、「息子ギルドンを殺して忠誠をみせよ!」な王。

ウネは、左議政の父に「人殺しも爆発もギルドンじゃない」と、力になってほしいと、頼むのだけど拒否されてしまう。

イノクはギルドンに、彼の母の墓の土を贈ります。花の刺繍の袋に入ってます。健気だねえ。照れてサングラスのイノクとギルドンは手を繋いで帰ります、ギルドンは「明日、都に行く用事がある。戻らなくても俺を捜すな。」とイノクに言う。


ノ尚宮、サイン剣の文様の版画を重臣に渡します。科挙の答案用紙の中から見つかったように装って王にみせると、王は愕然として怒り狂う。
「王位を嫡子に与える」と、ある版画が街にも出回り、次男は死んだはずじゃ??と大騒ぎに。

王は興奮、首謀者ホン・ギルドンを捕まえるように命じ、捕まるまで宮殿建築の労働者や、科挙の参加者を拷問するという。ノ尚宮、「国王への不満で民たちは、二番目のチャンフィを求めるだろう」って、狙ったように王が動いてるねえ。
ホン判書は事態を収拾しようと、「私が犯人です」と言う自供書を作って、無実のものを罰することにしてしまった。それを知ったギルドンは、ヨンムン商団のノ尚宮に直談判。だが「すべてお前の父がしたことだ。そうさせたのはお前たちだ。」と言い返される。

山にいたチャンフィは、やっと騒ぎを知って、処刑場に駆けつける。「俺が死ぬ。お前は、これを終わらせる方法を知ってるだろう?」と、ギルドンはチャンフィに訴える。
「終わらせなければ、王になる資格もなくなる」とこれを止めることを決意したチャンフィは、サイン剣をギルドンに渡し、「これは私と取引だ。もし、我らのこと暴こうとするならば、さらに多くの命がきえる。彼らを救ったのちに、お前は死ななければならない」と、チャンフィ。

ギルドンはホン判書に会い、「すべての責任は自分にある。サイン剣も持っている。自分を罰してください、そして人々を助けてください」と・・・。
「父親の問いに息子は答えなければならない」と事情を聞こうとするホン判書に、ギルドンは「私には父はいません。私はご主人さまの息子ではありません。何も言うつもりはない」と、答える。ホン判書は官軍に「サイン剣を見つけたら、ギルドンを殺せ」と、決断を下した。

イノクは「ギルドンが反逆罪の容疑をかけられている」と、聞いてしまう。

サイン剣の引き渡すために、人口呼吸をした想い出の川へいくギルドン。そこにイノクが来ちゃったよ~。「官軍がくる、早く逃げよう。私は矢より速く逃げれる。」と、イノクだが、巻き込みたくないギルドンはイノクを気絶させ、1人で官軍をひきつけ逃げる。「イノク、一緒に行けなくてごめん。」気がついたイノクの「「ギルドンー!一緒に行こうよーー」という号泣。

ギルドン、追いつめられちゃったよ~。

快刀ホン・ギルドン6話 [快刀ホン・ギルドン]

倉庫の中、戦うチャンフィとギルドン。ギルドンは「殺すつもりも捕盗庁に突き出すつもりもない。」です。事情をとう彼に「連中は見てはならぬものを見た」なチャンフィ。「人に命はそれほどに軽いのか?」なギルドン。
ケガが治っていないチャンフィ、動きが悪い。しかし部下のジスがイノクから聞き出して救いにきました。

チャンフィ傷の手当をしたというイノクを、食事に招待するノ尚宮。リュ大監の娘、ユ・イノクを探しているノ尚宮は、イノクの名前に反応。チャンフィの事を知りすぎたからと、イノクを始末しようとガス室送りにする。しかし、「命の恩人だ」とチャンフィが助けた。ノ尚宮に「大義をはたすためには、犠牲が必要です」といわれるが、そのために殺人を繰り返すことになる。それじゃ兄と変わらないって気もするしなあ。

ヨンムン商団で目覚めるイノクは、びっくり。
「祖父がいってたけど、気持ちをためてると、顔に表れるそうよ。ひどくなると病気になる。若君はいつも、表情が暗い。発散しなきゃ」と、イノク。「どうやって?」なチャンフィに「簡単よ、友達とお酒を飲んで騒げばいい。怒ったり、ぐちったり、うっぷんをはらすといい。」と・・・。友達なんていないよな。
「友達ギルドンを助けて、悪者をこらしめる!」なイノク。帰してしまえばか敵になる。「そのときは始末する」とはいってるけど、チャンフィには出来そうもないな。

ヨンムン商団と戦う覚悟になったギルドンは、盗賊のヨンシを思い出し、コムにあい皆を集めてもらう。彼らに「ヨンムンに復讐するか?一緒にやろう!」です。
ギルドンは、ヨンムンの爆弾取引を暴露しようと見張りを開始。爆発させれば騒ぎになり、事件をもみ消せないと考えてる。

王はホン判書に「サイン剣を狙うものがいます」と言われて驚く。謀反の可能性を示唆されて動揺。科挙の延期をアドバイスされたが、「弟は死んだ」と無視する王。

荷台を作るヨンシ、中にあけた穴にギルドンが隠れて、宮殿に潜入予定。

ウネは、街でイノクと会って、自宅に招待してギルドンの事を聞きだそうとする。「”あの日は一緒にいけなくてごめんなさい。あなたと一緒にすごした時間は幸せだった”と伝えてほしい」とイノクに頼む。

ギルドンのケガを知り、心配するウネが気になるイノク。

イノク、ウネのことが気になるのね。「ウネじゃなくて私が一緒にいく。だって友達でしょ。」と、イノク。「誘ったら本当に来てくれるのか?」と、嬉しそうなギルドンだけど、「待ってろ。俺が会いにくる。」と、いう。

科挙当日。
ヨンムン商団は、爆薬を運び込んだら、緑ののろしを合図に作戦開始。赤は撤収の指示。

ヨンムン商団の荷車に、スグンが馬を暴れさせて、ヨンムン商団の荷車の馬を変えさせる。その時に荷車を差し替えて、ギルドンの乗った荷車が宮殿へ!商談に行くと思ってたギルドンはビビる。
宮殿についたときにンげ出そうとするが役人に見つかってしまう、暴れているうちに爆発。予定と違う場所で爆発したので、爆発音を聞いたチャンフィも驚きます。とにかく撤収!

騒ぎで逃げる王、科挙場で自分を睨む男、チャンフィをみつけました。「捕まえろ!」と、騒ぐ王、閉じられる門。逃げるギルドン、チャンフィと宮殿内で再会、コムの手配で外へ脱出!

快刀ホン・ギルドン5話 [快刀ホン・ギルドン]

ギルドンは「俺は殺していない。無実だ。」と、逃げる。

イニョンは、人が殺され本当に泥棒が入った事にびびるが、母に「犯人はギルドンになるわ。私たちには関係ない。」と励まされる。

イノク、ケガをしたチャンフィを連れて小屋に逃げ込んで治療。「私を忘れろ。」と、刀で脅すチャンフィを怒るイノク。脅されても怖がらないイノクに、不思議な感情を抱くチャンフィ。「俺がお前を好きだんと勘違いしたのか?お前は人間味がある。俺は生きた人間じゃない。」と、チャンフィ。
翌朝、眠るイノクを見て「お前は多くを知りすぎた。生かしてはおけぬ。」と殺そうとするが、子供や自分を助けてくれたことを思い出し、そのまま立ち去る。

チャンフィ、ノ尚宮からサイン剣を受け取り、盗んだものは死んだと知らされる。傷が深いチャンフィだが、「弱音は吐けぬ」と言って、資材の運び込みを自ら指揮するという。

父を騙し、男装して、妓楼にギルドンを探しにいくウネ。ギルドンも、犯人らしき盗賊トゥクチェの情報を求めてやってきた。見つかりそうになって、二人はそれぞれ使われてない部屋に逃げ込み。そこで再会。部屋の屏風の文字を指し示して、密かに会話する二人。

隣室にはイニョンが!イニョンが「今度こそ科挙に受かるぞ。受かったらウネとすぐに結婚する。盗賊と手を組んだことを知る人はいない。あいつが捕まったら無実を訴えるはずだが、誰も信用しない。証拠もない。死罪は確実だ。」と話してるのと聞いてしまいます。

イニョンの前に出て来て「イニョン様が、私を陥れたのですね。」とギルドンは追及。「盗みをさせただけだ。俺じゃない。」と、慌てるイニョン。腹を刺されて逃げる男がいた!なイニョンです。「では、大監の前で私の無実を証明してください。」と、ギルドンは迫るけど、「清に逃げるのだろう?許してくれ~」です。うーん・・・。せめて清にいく手引きくらいしてやれよ。
「弟よ。兄を助けてくれ。」といわれてひるんだギルドンの腕を、割れた陶器で斬りつけて逃げるイニョン。セコイ!

ギルドンはウネを連れて逃げ出す。「このカネのために仕組んだんだ。事実を話してくれ。俺の話は誰も信じてくれない。」とウネにお願い。でも、「出来ない」というウネ。そこに、父がやってくる。ウネが左議政の娘と知って、諦めて逃げ出すギルドン。

ホン判書、盗賊トゥクチェたちが刺客によって殺されたと知る。屋敷図も見つかり「ギルドンではない。ギルドンには屋敷図も必要ない。それに、1人で出来ることではない」と思って、イニョンを問いつめて事実を知る。

ギルドンは、「誰も信用できない。誰も俺を信じないしな。」と思い、一人でトゥクチェを殺した犯人捜しへ!
トゥクチェと敵対してたならず者が怪しいとみて、次々にそんな奴らを撃破!狙いの腹に傷がある男は見つからないが、ならず者退治によって町の人たちから感謝され始める。ヘミョン和尚、「私の教えがついに実を結び、義侠心に目覚めたのです。」と、喜んでる。でも、違うんですよ~。

ギルドンに手紙を書くイノク、人相書の隣にはれば読むかも?と、考える。他人にバレないよう「人口呼吸の場所で。マヌケより」と、書くイノク。なんか、馬鹿っぽいけど憎めないな。
これで、再会できたイノクとギルドン。「濡れ衣じゃない」と、ギルドンを信じるイノク。ギルドンは、感激。そして、イノクに「父親なら信じてくれる」と言われる。

父・ホン判書、イニョンに黒装束の男たちがいたことを聞き出し、「お前の罪はとわない。」と、事を大きくしないことを告げる。「お前をかばうために。ギルドンに犠牲になってもらう。」と、ホン判書。

ヨンムン商団、科挙の試験場をチェックする。兵士と武器を潜り込ませた工事現場の地図をみるチャンフィ。下見のため、資材運びで宮殿へ。そこに、王が来る。密かに「お久しぶりです、兄上」と、つぶやくチャンフィ。

イノクと一緒に本物の犯人を探すギルドン、部下のチスと一緒のチャンフィをみるイノクは「ケガ治ったのかな?」と、チャンフィが、ケガをしてることを知るギルドン。チャンフィを追いかける。倉庫で対決!!

快刀ホン・ギルドン4話 [快刀ホン・ギルドン]

ギルドンに助けられたイノク。人工呼吸でキスしたからメッチャ意識してしまうイノク。「この恩を忘れれウナ」なギルドンに、「事故ってことで忘れよう」とか言っちゃうし。
イノクのハラボジは「イノクは王妃の相、ギルドンは英雄の相」と和尚に言われたけど信じられない。相変わらずのおバカな二人。

ノ尚宮、離宮を造るために民を徴収する官軍をみて心を痛めるチャンフィだけど、ノ尚官は「これで宮殿には入り込める。都合がよい」などと言っている。

ギルドンの母を殺したのは、ホン判書ではなく、正妻であるイニョンの母だった。母の死で「自分は息子にはなれない」と悟ったギルドンは、ヘミョン和尚に出会い、修行をつむ。その修業を通して、ギルドンは、「人は信じられない、頑張っても何も残らない、羞恥心もなくなった」となった。

実力で科挙に受からないイニョン、カンニングするためのお金も必要。なんとかしようと策略を練る母親だけど、ギルドンを利用するつもりみたい。盗賊のトゥクチェを雇った。

ギルドンは、清に行くためお金が必要。イノクに命を助けたお礼として、イノクをエサに狩りをする。狐、熊、虎を捕まえて設ける。

街に出て来たウネ、やはりギルドンが気になってるんだね。「新人だから迷った」なんて嘘をついて、雨の中、娼館まで送ってもらう。ウネはキーセンから、ギルドンのことを聞き出す。ギルドンの事なら何でも知りたがるウネ。

雨の中、チャンフィは幼いころを思いだす。ノ尚宮が男たちに殴られても、自分のために食料を盗んでくれたこと。怖かったけれど、ノ尚宮に支えられ、炎の中の母を思い、強く生きると決心した。復讐を誓うチャンフィは、チェ大臣の紹介で清の証人として宮殿に入り込む予定。宴には、ホン判書、左議政も来る宴。

チャンフィは、明の皇族、子孫と紹介され、左議政に宝剣を贈る。「朝鮮にも宝剣が存在するのでは?」と、聞くチャンフィ。

「サイン剣は迷信として禁じられているが、先王のときに作りましたな?」と話題に上がり、「先王はリュ大監に託した」と語られる。行方不明になったサイン剣を知りませんか?とホン判書に尋ねる左議政。とぼけるホン判書。
しかし、チャンフィはホンが持っていると確信して、盗み出す計画を立てる。

ギルドン、清に行こうとした自分を見送ってくれたイノクを友人と認め始めている。「ジャイヨ(チャイヨ)がんばって」と、自分をはげましてくれるイノク。

娼館でギルドンを探していた盗賊のマルリョ。ギルドンを連れて行くつもりだったのに、やられ返された。でも、盗賊のスクンも「党首の敵を討ちたい」とギルドンを訪ねてくる。ギルドンは党首の墓を案内してやって、「党首を殺したのはヨンムン商団だ。相手が大きすぎる」と語る。それでもやるという盗賊たちが気になる。

民の反感をかったまま、離宮作りが進む。反対の左議政、ホン判書も王をとめられない。

ノ尚宮、左議政に賄賂を送って、離宮作りの工事現場に兵士を送りこむ。ヨンムン商団からの資材を宮殿に運び、警備といって武器をもたせ、科挙試験場を奇襲して、受験者の高官の息子を人質にする予定。

ギルドンも清に行く事を決意して、船の出航待ち。イノクは寂しくて引き留めようとする。「見送りにくるな。麻谷寺に行け」と、ギルドンはイノクを思い、ワンに「次の船はいつ?」と、清へ行くのを伸ばそうとも考える。

ギルドンが発つと知ったイニョンの使用人が、泥棒計画は今夜にすると泥棒トゥクチェに連絡。
ギルドンをホンの屋敷に呼び出して罪をなすりつける相手を確保しておいて、盗賊のトゥクチェたちが泥棒に入って荒らしているとサイン剣を見つける。そこへチャンフィ率いるヨンムン商団らが押し入る。チャンフィが刺されてしまい、サイン剣を奪われ、逃げるトゥクチェたち。

泥棒に気がつき騒ぎだす使用人たち。成功したか?と喜び安堵するイニョン、イニョン母。そこへ何も知らないギルドンが・・・。荒れている部屋に驚き、殺された盗賊の1人の顔をみて~娼館にいた盗賊を思い出す。そこへ入ってきたイニョンが、「ギルドン、お前が泥棒だろ?」と言い出したので、慌てて逃げるギルドン。
騒ぎに気がつくホン判書、サイン剣が盗まれているのに慌てる。ホン判書、捕盗庁に知らせ泥棒を探すように命令する。

イニョンは、殺人がおきたことや、ギルドンが剣を持っていなかったことを不思議に思って、殺害したのは誰?と思うが、母親は「口をつぐんでおけ」と指示。

ギルドンは状況を把握できず、娼館でトゥクチェたち一味の話を聞く。

ケガをしたチャンフィ、街でイノクを見つけて「助けてほしい」と、気を失ってしまう。

ヨンムン商団、トゥクチェたちの隠れ家を襲い、皆殺し。サイン剣を奪う。そこへギルドンが!!

皆殺しにされた盗賊トゥクチェたちを見て、盗賊が自分の着物を着てることに気がつくギルドン。そこに駆けつける捕盗庁の役人。役人に囲まれちゃったよ!!

快刀ホン・ギルドン 3話 [快刀ホン・ギルドン]

「死にたくなければ逃げろ!党首は死んだ」と、夜明棒をふりあげ叫ぶギルドン。ギルドンが、党首を殺したと思う盗賊たち、ギルドンを襲う。「党首を殺したのなら、ここに来るか?頭を使え!」と、叫ぶギルドン。やっと分かってもらう。

しかし、官軍が来て包囲されてしまう。ギルドンの考えた作戦でうまく脱出成功!ギルドン、夜明棒を盗賊たちのところに残して立ち去る。

イノク・ハラボジ、麻谷寺に。ギルドンが清に行ってしまい、寂しいイノク。ハラボジは、泣きじゃくる幼子イノクを拾って育てたんだけど、その子が恋愛する年になったんだと感慨深い。

ヨンムン商団のノ尚宮は、殺された兵判書・リュ大監のサイン剣を盗むために盗賊を利用しようと考えてた。「王子を王に」とおう密命が刻まれているサイン剣。隠し持ってるのは王の側近。リュ大監の死後、妻と娘の死体はなかった。ノ尚宮は、「リュ大監、妻、娘を殺し、宮殿に火を放った張本人が、サイン剣を持ってる」と告げる。

泥棒を助けたけれど、「清に行けたはずだ!」と、悔しがるギルドン。街は「ギルドンが清に行った」と、大喜びでお祭り騒ぎ。ギルドンが街に来て慌てる人々。
ギルドンは、城門の前でチャンフィの荷物をみて「あれを運ぶために、官軍の目をそらせたのか」と、つぶやく。
検問が始ってあせるチャンフィだけど、チャンフィ自らが囮となって武器を無事に検問から守った。逃げる過程で、またイノクと行きあうチャンフィ。イノクが買おうとしてたおまるを買ってあげて、イノクは「プレゼントだ~」と喜んで、お礼に飴をかってあげる。でも、チャンフィはそれどころじゃない。

左議政とゴルフ?を楽しむホン判書・妻。融通のきかない夫を嘆く婦人。

キーセンに憧れる左議政の娘ウネが街に。娼館に1人くるウネ。ギルドンは、キーセンの大変さをキスしようとして、脅す。ウネはギルドンに惚れたな!!

キーセンから、ヨンムン商団は清と密貿易、官僚、大臣たちとも関係があると知るギルドン。そのヨンムン商談のチャンフィは、ノ尚官に「私は死なない。すでに死んだ身ともいえる。」隠れて生きてるので、死んだも同然と答えて、危険を冒しても大志を実現することを自らに誓う。

娼館で博打をするイニョン、実力で科挙に受かる自信がない。科挙カンニング仲間に入れて欲しくて、ギルドンに「科挙場で場所取りをさせる」約束をする。ギルドンに頼むときに「お前の夢は科挙を受けることだったな」と、バカにする兄イニョン。ギルドンが拒否ったので喧嘩に。

家に帰っても、怒られるばかりのギルドン。逃げたら殺される身分の自分を見逃したホン判書に「母は同じ理由で殺した・・」と理由を問うギルドン。ギルドンが清の言葉で挨拶、屋敷を出ていったのを知ってたホン判書は、「私の血を引きながら、我が子になれぬお前と縁を切りたかった。」と、ホン判書。ギルドンが苦しむのを見たくなかった父。ギルドンは「清にいく」と語る。

麻谷寺のヘミョン和尚は、ギルドンの母を弔ったことがきっかけてギルドンと知り合ったとイノク達に語る。「縁とは避けられないもの」といって、イノクとギルドンの縁の深さを語る。。

科挙を前に、離宮の建造を始めるグァンフィ王。不作が続き、民も苦しんでいる。こんな時期、離宮を造るのに反対するホン判書、王は亡霊に怯えている。

ギルドン、イノク達がハラボジの知り合いを頼って清に行ったと知って紹介を頼むけど、それがヨンムン商団と知って、関わりたないギルドンは清にいく他の方法を探す。
ヨンムン商団の前、イノクはチャンフィを見て声をかける。これを無視するチャンフィ。「ヨンムン商団の一味なら、知らない顔をしてる方がいい」と、ギルドン。

サイン剣をとりだし見るホン判書。サイン剣を守るため、友人のリュ大監を殺し、サイン剣を盗んだホン判書。先王の密命「嫡子に王位を譲る、これを守り災いを絶て」と、あるサイン剣。

ヘミョン和尚、「イノクは王妃の相だ。」と、いう。でも、ハラボジは、イノクの母を殺した男、ホン判書を目撃している。
ギルドン、チャンフィに無視されたイノクを元気づける。蜂の大群に襲われた2人、川に飛び込み逃げる。でも、イノクが石に足を挟まれて浮上できない!ギルドンは、自分が思い切り空気を吸って水中のイノクに口移しに空気を送る!

快刀ホン・ギルドン2話 [快刀ホン・ギルドン]

娼館でからまれてるイノクを救って逃げるギルドン。簪をとられまいとして、追うイニョンや役人から庇うチャンフィです。

助けたくせに、水や食料はくれない勝手なギルドン。二人で、師匠の作る墓場に逃げてきます。怖がるイノクに、幽霊よりも追手が怖いだろうが・・・なギルドン。「両班なんてみんな雷に打たれちゃえ!!あいつの家の人間は皆しんじまえ!」なイノクだけど、ギルドンは怒る。父親を尊敬してるんだね。
寺の中、イノクはお供えのお餅を食べようとしてギルドンにとられちゃう。イノクのコミカルな表情かわいいねえ。

イニョンは、母に手当てしてもらう。賄賂を贈れば科挙にも合格できるのに、父は厳格。そんな父が怖く、期待にこたえられないのが切ない。父ホン判書は、情けないと思いつつ「ギルドンがいなければ、イニョンもしっかりしていたはずだ。」と思う。

「ギルドンがイノクを助けて麻谷寺に行った?」と知ったハラボジ。編み笠の男がイノクを追ってるとも聞いて、イノクに男運が向いてきたか?と喜んでる。

ヨンムン商団の主となったノ尚宮。物ごいにお金を与え「科挙のため、全国から両班が集まり、繁盛してるでしょう。」と、声をかけ「盗みをしてみては?」と、物ごいに自分の顔の火傷をみせる。物乞いは盗賊団の党首で、引き入れようとしてるのね。でも、独立独歩の頭目はコレを拒否。そうしたら、いきなりガス室送りで殺そうとする。必死に逃げ出した盗賊は、麻谷寺のヘミョン和尚の所に・・・。

しかし、そこにいたのはギルドン。追手のヨンムン商団の刺客たちを目撃。
ヘミョン和尚の名を呼ぶ党首は「あさっての正午、マチョン洞窟の前、人が集まる。これを見せて皆に”逃げろ”と、伝えてくれ。」と、いう。

ノ尚官は、「殺したと知ればお怒りになる。しかし、そうしなければ、大義を遂げる礎を築けなかった。王子を救うため、炎の中に大妃さまを残してきた私です。恐れるものはありません。光があたれば、影ができるもの。私は王子の影。」と覚悟を語ってる。

盗賊をお墓にうめたギルドン、イノクは知らない人なのに泣いてしまう。「人が死んだから、悲しい」と、イノク。「俺にこの棒を託したんだ。あぁ、面倒くさい。」と、ギルドン。

ギルドンが酒をかける墓。それは母の墓。「両班の種を盗んだんだ。俺を生んで死んだ。チュンソムだ。今や同じ年だ。」と、ギルドン。赤ん坊のギルドンを連れて逃げようとして捕まって、殴り殺されたギルドン母。イノクは泣いてあげて、ギルドンを慰める。

へミョン和尚とそれをおっかけるハラボジが寺に帰ってきた。イノクの髪飾りをみたヘミョン和尚は「王妃のかんざしをなぜ。しかし、王妃の相がある。」と語る。

和尚は、頭目が棒を託したと聞いて亜土録。「党首がヤミョン(夜明)棒をギルドンに?”夜を明るく照らす棒”を意味する。」説明するヘミョン和尚は、笑いながら「その棒も主人を探し当てたようだな。」と、予言する。

しかし、ギルドンは「関わりたくない。遠くへ行く。」と、頭目の墓に夜明棒をさして去る。そんなギルドンに「清の言葉を教えられなくてごめんね。最後にいい言葉を教えてあげる。清の言葉でお父さんは”フーチン” お兄さんは”ダーグー”よ。もし、父上、兄上と呼びたくなったら、清の言葉を使うといいわ。」と、イノクはいう。

盗賊たちは集まってきてるが、頭目が来ない・・・。

左議政を屋敷に迎えるホン判書の妻。左議政の娘ウネは、ホン判書の息子イニョンと婚約の予定。それにはイニョンが科挙に合格しないとダメ。イニョンは、左議政の娘ウネの部屋をのぞいている。ウネは鳥の片方が亡くなり、もう片方も生きるか試す。こええ・・・。でも、馬鹿イニョンに「塀を越えればいいのに」と、馬鹿は扱いやすいから案外にお気に入りなのか?

かんざしを頭にさしてるイノクを発見するチャンフィたち。「本当に私をつけまわしてる?私のこと、好きなの?」と勘違い、恥ずかしがるイノク。子供に財布をすられて追いかけるイノク。だけど、貧しい様子や、病気の子供がいるのを見て胸を痛め、子供を医者に連れて行き、簪をあげてしまう。それを見ているチャンフィ。「金を渡して、かんざしを取り戻せ」と、部下に指示。イノクを見直したかな?
チャンフィはヨンムン商団に入る。「武器と火薬は、チェルポの倉庫にある」と、ノ尚官から報告を受ける。城内に運ぶ予定の武器と火薬。

王は弟の亡霊に苦しめられている。「王子が生きているはずがない。確実に始末したのですから。」と、話す左議政。「生きていても何もかわらない。心配いりません。謀反を企てたものは皆、殺されました。生き延びても力はないでしょう。」と、ホン判書=ギルドン父。

偽の身分証を手にするギルドン、清に行く予定。でも、奴婢のギルドンが逃げるのは罪。
ホン判書の屋敷に行くギルドン。心で「遠くへいきます。もう会えません。お元気で。フーチン」と、告げる。

役人たちに「今日、盗賊が集まる」と、情報が入る。兵士一同動き出す。街で兵士を見るギルドン、盗賊の党首の言葉を思い出す。移動するチャンフィたちを見て、黒装束の男たち、胸の印を思い出すギルドン。

イノク、ギルドンを見送りに行くが、船は出ていた。ギルドンに別れを叫ぶイノク。

何もしらず待っている盗賊たち。そこへ来るギルドン!驚く盗賊たち。「みんな殺されるぞ、逃げろ。それを伝えにきた。」と、ギルドンを信じない、警戒する盗賊たち。「早く逃げろよ。」と、党首から託された夜明棒をふりあげるギルドン!「これを見ろ。死にたくなければ早く逃げろ!」と、ギルドンは叫ぶ。

快刀ホン・ギルドン 1話 [快刀ホン・ギルドン]

快刀ホン・ギルドン BOX-I [DVD]快刀ホン・ギルドン BOX-I [DVD]
(2009/09/02)
カン・ジファンソン・ユリ

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全24話
カン・ジファン ソン・ユリ チャン・グンソク
【演出】イ・ジョンソプ
【脚本】ホン・ミラン、ホン・ジョンウン
【あらすじ】庶子に生まれてあらゆる虐待と蔑視を受けながら育ったホン・ギルドン(カン・ジファン)は、気がつくといつの間にか町のならず者になっていた。胸の中にたまった鬱憤を晴らそうと遂に清に発つ決心をする。大志を抱いて朝鮮に帰ってきたチャンフィ(チャン・グンソク)は、船内でイノク(ソン・ユリ)と最悪の出会いをする。
一方、清から運んできた秘伝の薬で一山当てようと夢見て帰ってきたイノクは、予想外の危機に瀕し、偶然拾った皇室かんざしにより、ホン・ギルドンと共に見覚えのない連中に追い回されるのだが・・・
【出演】
★ホン・ギルドン役(カン・ジファン)時代は朝鮮王朝初期の世宗大王の治世下。名門権勢家・洪大臣の庶子として生まれたホン・ギルドンは、当時の厳しい身分制度のために、卑しい召使であった生母と同じ身分扱いを受け、父親を父と呼ぶことも許されなかった。幼い頃から文武両道に優れた才能を見せたが、父親のような官僚や武官になる道さえ閉ざされていた。不平等な身分制度に反感を持ち、権力を乱用して庶民を搾取する汚い官吏たちを懲らしめるために、全国至る所に神出鬼没の義賊となるのだが・・・
★ホ・イノク役(ソン・ユリ)本来の身分はチョン兵曹判書リュ・グンチャン大監の一人娘。自分の身分や過去を知らないまま、医者で詐欺師のホ老人の孫娘として自由奔放に生きてきた。いつも男装をしている。男物の服が気楽だという理由で、おじいさんの綿入れズボンや上着を拾って着ている。一つのことに夢中になると他のことが見えなくなる単純な性格で少し間が抜けているが、さっぱりした気性で白黒をはっきりさせたがる。イノクと出会ったホン・ギルドンとチャンフィは彼女の純粋さに癒される。
★イ・チャンフィ役(チャン・グンソク)先王の唯一の嫡子の大君。すでに跡継ぎの座にいたチェ淑嬪の子の兄グァンフィが王位にあがり、7才で殺されそうになる。しかし大妃である母が自ら犠牲となり、火の中から忠僕のノ商宮と彼を助け出す。朝廷を始め、体外的には彼は死んだ王子だ。ノ商宮と共にヨンムンという客主を中心に再起を狙いながら生きていく。いつも復讐のチャンスを狙っている人物。

ホン・ギルドンは、韓国では有名な話らしいので、話をしってる前提で作られてるのかな~ってことで、wikiってみました。
ウィキペディアのホン・ギルドンのページ

1話
いきなり、ヒップホップダンスで、現代アレンジ時代劇ってのを感じます。そこに、盗賊が・・・。ギルドンも登場。あくまでお気楽な感じってのが、カン・ジファン君に似合ってますね。

数年前。
娼館で目を覚ますギルドンは、女、博打と遊び人。漢陽・ホン判書の妾で使用人チュンソムの子。町の人にも恐れられる迷惑もの。正妻の子であるイニョンの科拳の前で、実家では法事の準備中。…食事をつまみ食いするギルドン。しかし、「何も出来ない身分。何もするな!」といわれた思い出が・・・。息子ではなく、奴婢が生んだ下僕だという父。

清国から朝鮮に戻ってきたイノクとハラボジ。船でチャンフィに会います。チャンフィは火事のなか大妃である母を残して、ノ尚官につれられて逃げた。母の形見のかんざしを握りしめる。しんだことになっていた王子だが、3年ぶりに朝鮮に戻ってきた。荒れ果てた故国。「事実をこの世に知らしめてやる。弟を殺そうとしてまで守った王座なのに、何をしておられるのか、兄上。」と、チャンフィ。

ギルドンの師匠は、生活が苦しくて泥う棒をして首を吊られた罪人を弔っている。「貧しさと飢えにより、民の嘆きは頂点に達した。今は乱世だ。乱世には、不世出の英雄があらわれる。」とギルドンを焚きつけてる。

イノクがチャイナ服を着て「誰でも私に勝てば、夫として迎え、我が家の秘法を伝授しましょう。」と言って客寄せするのを見かけます。強いイノク。だけど、清の言葉を習いたいギルドンが挑戦!見事にギルドン勝利!「夫になったんだ~」と迫るギルドンに焦るイノク。(ユリちゃんは、こういう訳が似合ってるね。美人だから、はじけても下品になりすぎないし、可愛く見える)ギルドンに事情を説明して、言葉を教える代わりに薬を売るように頼む。でも、暴力で売りつけようとするギルドンに「それじゃ、先の商売ができなくなる~」なイノク。

そのイノクは、町でチャンフィにぶつかって、彼が落とした簪を拾います。

ギルドン、父・ホン判書の屋敷に戻る。父のキセルに火をつける。「私ににて両手ききだな。」と、いわれるギルドン「だんな様」と、答える。「父上」と、呼んでる自分を想像、「未練があるのか」と、自問自答しつつ、清へいく決意のギルドン。

娼館に入るチャンフィと部下のチス。イノクが自分の簪をつけているのをみてビックリ。
ちょうどその時、イノクはイニョンにぶつかり、絡まれてしまう。「ヤツらの手に渡れば、面倒なことになる。取り返さねば。いざとなれば皆、殺す。」と、かんざしを取り戻そうとするチャンフィ。そこへ現れたギルドン、イノクの手をとり逃げる!
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