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ザ・スリングショット~男の物語 20(最終)話 [ザ・スリングショット~男の物語]

最終回。面白いドラマでした。ためてたのを、一気に見たのも良かったのかも・・・。

ギョンアの語る「ドウとシンが共有できるものがあるはずだ」という言葉が、最後まで問いとして残った気がしました。共有できるものの象徴として「ウンス」がおかれていたハズだけど、ウンスを取り合うような形で、彼女を失ってしまった二人。ウンスを生かすことは出来なかったのか??そんな問いかけが残されました。



異変に気付いたシンは集中治療室に急いで戻るも、既にウンスは連れ去られてました。すげー無茶して、救急車に飛び乗ったシン。必死に「ウンスの治療をさせろ」と交渉しますが、ウンスは無理したせいか亡くなってしまいます。それを受け入れられず「空港で飛行機が待ってる」というドウ。「ウンスが苦しむばかりだ」というシンの説得で、やっと車を止めました。

ウンスの幻に「狂ってしまえればいいのに。」と語りかけるドウ。ウンスは「私の事も分からなくなるからダメよ、今もまだ涙が出ない??」ウンスのために涙を流せないドウ。きっと、母の時もそうだったんだろうな~。

ギョンテもサムチュンも釈放。ギョンテは「救急車のナンバー」だけを必死に言って倒れ入院中。看護師さんたちに大人気。当たり前だよな~。可愛いもんな~。

さて、ミョンド市の方は市長選。オ理事が「会長の人脈」に取り込まれて、新たなミョンド市計画を推進すべく立候補。元市長の補佐官の人も立候補してるけど、地味~な選挙活動は見向きもされてません。

ギョンアは、「ドウの夢を実現させたい。あなたたちの仲間を守り、ドウの夢を実現する方法があるはずだ。手伝わせてほしい。あなたは闘い方を知っている。敵は、この国を牛耳ってきた上層部。ドウだって、彼らの前では赤子でしかない」とシンに持ちかけます。彼女は「私は、あなたたちの怖さを知っている」というけど、シンは「ドウは俺たちを踏みつぶす。だから仲間にはなれない」と拒絶する。

でも、シンは「ミョンド市に残る」ということを考えます。ウンスの思い出が多くて辛いというシンに、ギョンテは「ウンスが言ってました。シンが集めている卵は、あそこの人たちなんじゃないかって・・・」といってあげます。ギョンテは、いつもいつも迷うシンに良い助言を暮れるよね。株だけじゃなくて、やっぱり人の心を敏感に察知するセンスの持ち主なんだと思う。

シンは、補佐官の選挙を手伝い始めます。「市長は仕事をすればするほど、市民から叩かれる。それを傍で見てきた。市長は良い仕事ではないし、家族からも反対された。それでも、僕はミョンドで育ち。この土地が好きだ。市民の皆さんに問いたい。幸せですか??」という補佐官の演説。なかなか感動的でした。

さて、ドウは逮捕されて取り調べを受けてます。でも、ドウは狂ったように見えます。精神科医の診断は「解離性同一障害」いわゆる多重人格です。12歳のドウ、暴れるだけの男が現れ、「会社経営してたドウ」「殺人を指示してたドウ」は隠れたまま。ギョンアのことも覚えてないみたい。
刑事は困って、シンに「会ってみろ」と依頼してきます。

シンはドウに対峙しますが、ドウはまったく反応を見せません。でも、シンは「ドウは狂ってない」可能性を考えてるようでもある。「狂ってない」という前提で話すことで、ドウを刺激してみてる感じですね。「一人で寂しいんだろ?こっちにきて、ひざまずけ。仲間に入れてやる」です。仲間のためなら跪くことも厭わなかったシン。仲間が「お前だけに足を折らせて逃げるわけにはいかないよ」と言ったシン。ドウは、仲間を得ることが出来るのでしょうか?

さて、会長はウンスの死を受け入れず、チェドンを取り戻すことを夢見ている。しかし、ウンスの不在に引き金になって倒れてしまい、チェドンは結局はギョンアが仕切ることに・・・。

組長が「ギョンアに恨みがある俺に、彼女を痛めつけてブツを持ってこいって依頼があった。俺は女を痛めつける気になれなくて断ったけど」とシンに連絡を入れてきます。
そんなシンに、ドウの絵が不思議なんだという話が・・・。書かれていたのは「5000-4500=0」という数式と、ギョンアとの結婚指輪らしきもの。ギョンアに連絡すると、会長がばらまいた賄賂の裏帳簿を出せと脅されているが、場所が分からなくて困っているという。5000-4500は、ドウが残そうとしてた450万の上層部の人間。それがゼロってことは、彼らに関する情報はないという意味だと、シンは読み解きました。
「俺が持っている」といって会いに行くシン。「会長の秘書をしてた。会長の命令だ」といって、彼らの目の前で偽帳簿を燃やしてしまいます。これで、当面はギョンアの危険は去った。

そして市長選の投票日。
ジェミョンはアメリカに帰ります。シンに「俺が暮らしたいような国にしてくれ」という伝言を残して・・・。ギョンテは「マジンガー」としてラジオ出演。株やお金は「マジンガー」で、ギョンテはその操縦士。大事なのは操縦士なのに・・・なギョンテ君。放送後、ヘッドフォンを外して外に出たギョンテ。彼は「お金」で刑務所の人間関係を構築し、「お金」でマジンガーという人格になっていた男の子。でも、ウンスと出会ったことで、彼は「ギョンテ」になったのではないかと思います。
シンは「フィーチャー冷凍」を復活させて、新たなトラックを運転してました。新たな一歩を踏み出しました。

さて、ドウは刑務所ではなく精神病棟で保護観察って感じになったのかな?ギョンアは「数式を書く新たな人格が出てきた」と見舞いにきたシンに語る。
でも、ドウと二人になったシンは、彼に語りかけます。「人格が壊れたと演じてないと罪に問われる。演技を疑われる危険を冒してまで、ギョンアを守れと俺に伝達してきた。ないのかと思ったけど、帳簿はあるんだな。釈放後、それを足がかりにまた勝負をするつもりだろう??」そんなシンに、ドウは一瞬だけ指を立てて「yes」の意思を示します。
やってきたギョンアに、熱烈なキスをするドウ。それは、「お前の女をとってやった」という子供じみた見せつけでもあり、一方で「危険を冒しても守りたかった女なんだ」という回答でもあり、彼がシンを認めた瞬間でもある。
ドウは、狂った人間であることは変わらない。多重人格の一つの「経営者のドウ」は姿を消したように隠れているけれど、それは「居なくなった」のではなく、ただ「見つからないように隠れている」だけなんだと思う。

ドウは、おそらくまた挑戦を開始するでしょう。彼は、自分に足りないものがあるということを「理屈で」理解したのだと思います。「害虫」は簡単には駆逐出来ない。彼にとって「害虫」であることは変えられないかもしれないけど、「害虫との共存」を考えるしかないということを、彼なりに学んだ気がします。きっと、ウンスよりもドウに歩み寄ったギョンアが、「新たなストッパー」としてドウの暴走を止めつつ進むのではないかと思います。「踏みつぶされるものの怖さ」をもった彼女が隣にいることで、「シンの怖さ」を知って少し慎重になるであろうドウ。そんなラストだったように思います。

ザ・スリングショット~男の物語 19話 [ザ・スリングショット~男の物語]

シンを待ってたのは殺し屋のケイだった。銃を突きつけられたときに、ウンスが来ちゃった。「来るな。逃げろ」といって、ケイから逃げようとするシン。とっさに、ウンスが庇って撃たれてしまいました。
シンの腕の中で血を吐くウンス。信じられないシン。救急車に同乗しようとするけど、残されてしまいます。

ケイは逃げ出し、一歩遅かったジェミョンがそれを追う。「俺の銃のせいだ」なジェミョンは、「弾のこってるだろ。出てきて撃て!!」です。ジェミョンは、刑事さんの銃を奪って1人でケイの元へ・・・。
「俺が殺すんだ」なジェミョンは、「お前が父さんを殺したんだろ?」とケイを追求。でも、刑事さんが来て、「銃を話さないと、お前を打たなければならなくなる」という・・・。銃をおろしたとき、ケイは自分を撃って自殺・・・。

連絡を受けたドウ。流石に、ウンスが被害にあったというのは衝撃のようです。でも、今までしてきたことも、ウンスを苦しめることだもんね。今更って感じもする。
病院にやってきて動揺しまくりのドウ。RH-で輸血が足りないってことでドウが輸血するという。シンは、動揺してるせいなのか「あいつの血は毒だ。駄目だ!!ウンスが狂う」と騒ぐ。

ウンスは手術に入るが、心停止が長く危険な状態。ドウは事情聴取で警察に・・・。しかーし、取調べ中にウンスが気になって逃走。

ギョンテ君も激しく動揺。いつ起きるの??話したいことがあるんだけど・・・って、えーん・・・。
シンに、「2924番は口は達者だけど、あまり話さないね。悲しい、苦しいって言わない。話がしたいなら、僕のヘッドセットを貸してあげる」って、なんて良い子なんだ~。
何度もウンスが撃たれた場面を思い返しちゃうシン。「俺が打たれればよかった。ケイと戦ったのが間違いだ。いや、行かなければ?面会に来たウンスを相手にしないで、赤の他人で居れば??」なシン。「であったときから、今にも壊れそうで近寄らせたくなかった。それでも、いつも後ろに居て、笑ったり、謝ったりしてた・・・。俺がウンスを傷つけた」なシンに、「なかせたことは歩けど、傷つけてません。目が覚めるのを待ちましょう。突き放さずに、一緒に笑って」とギョンテ。良い子だな~。

ギョンテ1人が待ってるときに、ドウがやってきちゃって・・・。びっくりしてシンを呼びにいくギョンテ。(っていうか、ドウがココに来るのは予測できるだろうに・・・)
髪を下ろしたドウは、まだまだ子供っぽく見えて、なんだか切ない・・・。シンが駆けつけたときは、すでにドウは居なくなってた・・・。

会長にはやっと連絡が入る。「嘘だ」と現実を受け入れられない。
ドウがやってきた。「質問がある。怒ってないから怖がるな。何故だ。お父さんからウンスを守るために頑張ってきた。この汚い家で、ウンスを汚すまいと・・・。殺させたのは父さんだろ?母さんのときも、アボジが薬があると教えた。イカレタ連中とつきあって、どうして俺とウンスを傷つけた。兄弟だけで生きていけたのに・・・」なドウ。うーん、狂ってる・・・。
そこに、会長を心配したミョンソンが、様子を見にやってきた。ドウは黙って去る。怖い~。

ギョンテは、眠ったままのウンスに「待ってるからゆっくり休んだら起きてね。僕は心配です。心配しすぎると、頭が痛くなる。だから、おきて。待ってます」って・・・。泣ける。
「起きたら相談したいことがある。一緒にやりたいことも・・・。このまま逝くな。そんな仕打ちは酷すぎる。俺を助けてくれ。」なシン。「助けてくれ」といわれれば、助けたいと思うのがウンスだろうけど・・・。

ギョンアは、会長の人脈に呼び出された。彼らには、ドウとは別の「稼ぐ」ためのミョンド市計画がある。ドウの理想のほうがマシなのか?そうとも言い切れない気もするけどね。

企画団にも捜査令状がでます。ギョンアは気丈にチェドンを運営してます。しかし、そこに組長が参上!!約束は守ってもらうよ~です。ギョンアは「正式な契約書じゃないので」とつっぱねる。
ドウの留守電に「妻は夫の味方よ。私はあなたを愛してたかも。だから、怖くても傍に居た。あなたは怖くて悪い人だけど、愛してたみたい。計算してみると私が得なの」と残すギョンア。

ドウは、なぜか自分が殺人教唆で追われていることを新聞社にリーク。これでマスコミが病院に集まってくる。その騒ぎを突いて、また病院にいくつもりか・・・。医師を脅しつけて、ウンスの容態を聞き出す。
で、またギョンテが1人になったところを脅して「患者を移送する」と・・・。もう、1人にするなよ・・・。
ギョンテは「患者が危ない。駄目」と言ってみるけど、看護師さんを庇ってナイフで刺されちゃったよ~。ギョンテ~。

農業法人の方は、土地が急に高騰して移転先が決まらない事態に・・・。

ザ・スリングショット~男の物語 18話 [ザ・スリングショット~男の物語]

ウンスは、ドウと同居することを決めました。アボジは「ドウは追い詰められてかなり進んでるんじゃないか?何かあったら連絡しろ」と言って送り出した。
ドウ、明後日が支払い期限で、資金が底をついた・・・。理性的な判断ではなくなってる気がするな~。ドウには、独自の理屈があるんだと思うけど。
ウンスに夢の都市をみせてあげるといって、「ここには汚いものはないんだ。お前の胸を痛めるものは何も・・・」と語るドウ。そうか・・・。排除の理屈は、ウンスの存在があっても覆らないんだね。

シンは、とにかくギョンテたちを救うために奮闘中。ジェミョンが、こんな穴だらけの法律でなんで逮捕が出来るんだ??と韓国の法に手を焼いてる。逆襲でマスコミを動かそう!!なジェミョン。株をする人なら、「マジンガーハンター」は有名人だから、きっと業界のマスコミは飛びつくってことで、それを活用。

シンのあとをケイが追ってます。殺すタイミングを計っているのか??でも、刑事と居るときだったから、不審な車をチェックしに行った。急発進してひき殺されそうに・・・。刑事は「お前が狙ってる。ずっと一緒に居る。そうしたらケイも現れるし・・・」とぴったりくっついてます。

ムノ叔父さんの方は、ちゃんと振込みまでして、相手が証拠作ってるから、厳しいみたいだね。シンにくっついて回るために、叔父さんのことを調べて、被害者に会いに行くシンにつきあってくれる。
ムノ叔父さんの方は、ちゃんと振込みまでして、相手が証拠作ってるから、厳しいみたいだね。

「いっその事殺しちゃおうか・・・。あいつを殺して俺が捕まれば、あいつの悪事は終わる」と思うシンに、「お坊ちゃんだね。悪党を一人しか知らないなんて・・・」な刑事さん。かっこいいね~。シンの周りに居る人は、みんなソレゾレにかっこいい。

MUSEにもどったシン。誰も居ない・・・。この間まで、沢山でワイワイやってたのに。ウンスに電話・・・。ウンスのことまで気が回らなかったシン。仲間のことで「辛くなってきた」というシンに、「明日すぐに病院にいって・・・」と心配するウンス。その心配の声に、笑顔をみせるシン。「もう一度、おかゆが食べたいな。行けば作ってくれる?」って、ウンスがあの家にもう居ないことを、シンは知らないんだよね。ウンスは「しばらくは無理です・・・」と答えるしかない。

会長は、ギョンアを自分の人脈に紹介。会長は「私の望みはチェドンを取り戻すこと。」という。彼らは「親子喧嘩に関わりたくないな。漁夫の利を狙うよ」です。でも、政治資金のことを持ち出されるとね・・・。

ウンスのことを心配するギョンアに「ウンスはいつもひとりで留守番だから、気にするな」なドウ。ギョンアは「いつも1人だから?酷すぎる」という。さらに、「私はチェドンの大株主なの。会社が潰れると困る。そのために裏切ることもある。私を引き止めて」というギョンア。「”引き止めないからこうなった”と、誰かのせいにするために、そんなことをいうのか?金づるをつかんだな?俺を裏切るのが条件か?」と酷い言葉をあびせるドウ。
でも、「引き止めないからこうなった」とウンスに言い訳してるドウ。

ギョンアが、シンに電話してくる。「直ぐに来て」なギョンアだけど、パクの張り込み中だったからいけなかった。やっと捕まえて、「ムノを知ってるよな???」といって、偽造のプロを使ったよな?チェドンにいくらもらった?と聞き出します。

ギョンアに呼び出されたシン。気まずいといいつつ、長く一緒にいた人特有の「なれた」感じのある二人。
「一生、少年のままかと思ったら、大人になったね。夫に頼まれてきたの。法人から手を引けば、一生遊んでくらせるお金を上げる。これは、夫の指示。私は別の提案を、坪350万で買う・・・。買うのはMOKという会社。」という。400万で売るという条件を変えないシンに、ギョンアが譲歩した。でもな~。どんなに近郊に移れても、農業やる人にとっては痛手だよね~。土地を育てるところから始めて、また数年は出荷できずに苦しむわけでしょ??

資金が底をついたチェドン。ギョンアは「増資しよう」と提案。出資者は会長の人脈か・・・。ドウは、自分とギョンアで過半数を抑えられる範囲での、新株発行を決断。MOK(マスター・オブ・コリア)が土地を買ったことも、資金の出所も話すギョンア。「君に任せる」と突き放して笑うドウ。
今は、ウンスと一緒に出かけられることが大事なのかよ~。バイクで遠出しよう!なドウに、「ムノとギョンテを助けてあげて・・・」なウンス。「友達を作るな。利用されるだけだ」なドウ。

ギョンアに「土地を買った」という連絡を受けて上機嫌の会長。しかし、ウンスがドウのもとにいったと聞かされたシンは、ウンスが心配でたまりません。それを無視して、「MOKの代表になれ。ドウを叩き潰してやれ。追い込んで、ますます狂わせろ。まだ「ダメだったら、ウンスと結婚するとでも言ったら狂うぞ。俺はチェドンを取り戻す」と言い出す会長・・・。
自分の息子を追いつめて狂わせろと言い、娘をシンに売り渡すという会長。シンは、ウザいほどに優しい兄を思って復讐を始めた人。「会長は狂ってる」と激しく怒ります。そして、ミョンソンと子どもたちを連れて、会長の家を出てしまいます。
「あんたは変わると思った俺が恥ずかしいよ・・・」たしかに、MUSEでほのぼのやってた時は、会長も丸くなったのかな~なんて思ってたけど、甘かったな・・・。
でも、会長はめいっ子たちに会えないことで、ちょっと歯車がくるってしまったようで、ますます危ない感じに・・・。ドウに、「”ウンスをシンと結婚させるから、家に返せ」と電話をします・・・。

これでキレたドウ。シン殺害を決意。サシで話そうぜ・・・と呼び出します。シンは、一緒にいた刑事さんをまいて、一人で会いに行ってしまいます。そこにいるのは、ドウではなく拳銃をもったケイだった・・・。
でも、兄の様子が変だと気がついたウンスが、一緒にいた刑事さんに連絡。なにげにGPSを設定してた刑事さんGJ。

ザ・スリングショット~男の物語  17話 [ザ・スリングショット~男の物語]

ジェミョンは、警察に連行されてしまったムンホとギョンテの弁護人になろうとしますが、アメリカの弁護士であるジェミョンは単独では面会できません。イライラするジョミョンですが、シンがなだめて刑事さんに韓国の弁護士を紹介してもらいます。情けなさそうな人だけど、別に「肩書き」だけが欲しいわけだけらね。

ドウは、「農業法人から手を引いて、あと一人で来てひざまずけ」とシンに連絡してきます。しかし、シンは、関係者に事情を話して回りました。皆、リスクを承知で「不当逮捕だから裁判で争おう」と言ってくれます。ムンホさんなんて「またかよ。ワンパターンだな~」だし、ギョンテも「刑務所行くことになったら、お金、いっぱい差し入れてね。ウンスさんと一緒に面会に来てね」です。カワイイわ~。
さらに、農業法人には「俺は手を引くよ」といったら、「何言ってんだよ~。ウナギ食べにおいで~」だった。そうなんだよね。シンが手を引いても、彼らは彼らで「農業をするための土地を守る戦い」があるんだもんね。

で、シンはドウに会いに行って「ひざまずかない。今まで、お前と同じやり方で戦ったけど、コレからはやり方を変える。お前みたいな奴はいくらでもいるんだ。そのたびに跪くわかにはいかないんだ。俺は一人だったが、仲間が増えた。仲間を逮捕する?ドンドンやれ。何人の仲間を逮捕すれば満足か??」と不敵に笑って、突っぱねました~。いやあ。カッコよくなってきたね~。シン。
確かに、いままでは「ドウならどうするか?」ということばかり考えて闘ってきたシン。でも、農業法人の人たちと出会ったことで、一人じゃないと理解したんだね。

ウンスは、ギョンアに会いに行って、「シンの周囲の人を傷つけてる。自分より周囲の人が傷つくのは、あの人を苦しめる。止めてほしい」とお願いします。しかし、ギョンアは「分からないの?分かりたくないの?ドウは、あなたのためにこんなことをしてるのよ」と指摘します。それでも、もう電話にもでないドウ。ギョンアは「一応、伝えておく」と了解しました。

このギョンア。ウンスに「ドウの病気のことを詳しく聞かせてほしい。遺伝なのか?子供は作らない方がよいのか?」この結果、避妊薬をのむことにしたギョンアですが、それをみつけたドウは「あなたは王妃で、私の跡継ぎを生むのが役目だ」とドウ。

さて、ドウとの対決直後過労で倒れてしまったシン。ちょうど会社に来ててバッタリのウンスが、自宅に連れ帰って看病します。なんか、自宅だからウンスがリラックスしてて、そうするとシンとウンスの間に「特別」な空気があるような気がして、どうなのかな~。

さて、シンのところに組長が訪ねてきました。ウンスに「彼女なの?」といって、小遣いだとばかりに封筒を手渡します。開けてみたら30億の小切手!!かっこええ~。
「俺にだって子分と家族がいる。あいつらがやっと楽になれるのに、その機会を逃せないんだよ」と言ってた組長ですが、シンから得る利益から、30億(農業法人の融資分)をシンにくれたのか~。

さて、農業法人の皆、シン、ウンスは「市に土地を収用してもらおう」と市に掛け合いに行きます。法律で、収用した土地は「公益性のたかい施設に使う」ことになっている。つまり、保険所や学校や病院!!と主張。さらに、金額についても「適正市場価格で」ってことになってるのね。だから、ドウも「市の収用」ってのは、見せ球につかってるだけだった。それを逆に利用したんだね。

オ理事(現在、市長)は、彼らを「暴動を起こそうとしてる」とかいって、警察を呼んで逮捕させる。でも、彼もチェドンの人だから、ウンスまでは連れてかない。残ったウンスはオ理事に猛抗議。そこへ、ドウが・・・。「解放するから、食事に行こう」なドウ。
ま、ジェミョンと話したシンが「家のこわーい弁護士がめっちゃ怒ってたよ~」とやったら、警察も事情聞いて終わりにするよね~。
ジェミョンが「逆告訴する??」って聞くけど、シンは「彼らに相談する」といいます。「お前がみんなの”センセイ”なんじゃないの?」なジェミョンに。「いや、俺が彼らから教わってるんだ」とシン。一人じゃなくなったね。市長がいうことばを思い出した。

一方、ウンスを連れ出したドウは、ウンスが出資した大金の出所を心配します。
ウンスに「シンに恋愛感情があるから、俺から去ってあいつの所にいるのか??」と問うドウ。「私は、アボジやオッパのせいで傷ついた人たちに謝罪し、助力することだけをしてきた。これ以上傷つけなければ、私もこんな風にしない」とウンスは説明する。「助けてくれといったら助けてくれるのか?ウンスが必要だ。傍にいないと止まれない」とドウ。
でも、コレって「止まりたい」という感情じゃないんだろうなあ。冷静に頭で考えて、「程々で止まらないと社会からはじかれる」ということを知っていて、そのための基準として、ウンスを信用してるって感じ。

ウンスと一緒に暮らし始めたドウ。でも、もう止まらないのかな~。ケイに「やるべきことがある」って銃を渡したよ~。「シンを殺せ」って、ウンスを引き離したのも、シンを殺すための準備??

ウンスは心だ・・・。ウンスがいれば歯止めが利く・・・。
ウンスは「民主」であり、民主主義の象徴、ドウは資本主義の象徴として設定されているそうです。
心がなければ資本主義は暴走する。一方で、ウンスの生活はドウや父の資本で守られている。

警察が、ケイがトラックの荷台に乗り込んで移動したことを掴み、庇いきれなくなって香港に追いやるドウ。その前にって、「預かってきた。使うときが来た」と銃を渡す。ドウは、暴走してるな~。場所と時間を指示したら、逃げ切れないジャン!!

ザ・スリングショット~男の物語 16話 [ザ・スリングショット~男の物語]

ウンスを連れて行ったドウと、それを追うシンとジュンホ。工事現場に連れて行かれたウンス。「オッパは間違ってる。私たちの世界に来て」というウンス。

シンは、ウンスの「大丈夫だから心配しないで」という電話に、工事現場の音が入ってたので、場所を特定して追いつきました。ドウとの話し合いでへたり込んでしまってたウンスをみて、シンは怒りまくって殴りかかります。シンは「お前が傷つける奴は俺の仲間だ・・・」とドウに再びの宣戦布告。それを「愚鈍な行為だ」というドウですが、シンは「俺の仲間を傷つけたら刺し違えてでもお前を殺す」とまけません。
でも、ウンスは「オッパは私を絶対に傷つけないのに。来る必要はなかった」とシンに言います。

シンのいう「仲間」という言葉に反応するように、「仲間」を切り崩しにかかるドウ。組長に接触。組長は基本的に土建屋さんなので、「都市開発」というのに乗ってしまうんだよな~。投資した30億を引き上げると言い出す。
さらに、オ理事が「組長だし、シンは詐欺師だし・・・」といって、「400万で売るなんてのは彼の嘘。今のうちに売らないと!!」と農業法人の代表に吹き込みます。今契約しないと!と言われて、仮サインをしてしまった代表。

シンは、ドウの動きに対応しようとするんだけど、「シンの信じた人たちから見放された」とギョンテが言ってたような状況になってしまう。
考え込んでるシンをじっと待ってたウンスが、「何かするんでしょう?手伝います」と健気にも言う。気まずいんだというシンだけど、「信じてくれる人がいる」ってのは、今のシンにはありがたいことなのかも。面倒だし、気を使うし、行動力が落ちるし・・・。でも、「集団になることで効率が落ちる」というドウを否定する以上は、ウンスまでも抱えて前に突進していくパワーが必要だってことだよね。
シンは「組合法により組合長が一人で契約をする事は出来ない。アパートと学校と保健所を作るようにするから自分を信じてもう少し待って欲しい」と説得しますが、前科者といわれて、皆は去ってしまう。

ギョンアがシンとウンスに会いに来ました。やっとギョーザ事件の真相をしったことを語り、「知っていたら、あなたを傷つけなかった。私はそんなに悪い女じゃないわ」というギョンア。「分かってる。それよりも大丈夫なのか?何かあったのか?」とシン。この「ケンチャナ?」というのは、ドウに連れ去られたウンスに対しても頻繁に言っていて、シンらしい言葉だと思います。
「もう戻れない。このまま進んで、私は女王になるわ」なギョンア。かっこいいね~。会長にも会いに行って、「愛情を注げば分かりますか?投資するだけの価値がある男でしょうか?」とドウのことを正確に知ろうとします。
ギョンア、ウンスのところへいって帰ってこなかったドウに、「待ってた私の気持ちが分かる?」と聞いてみたりして、ドウが他人の感情を理解できるのか測ってたりもしましたね。でも、ドウの返答は「カード、好きに使って」でした。それに、偶然にもドウが隠してた「ネオモナコ」の絵を見ちゃったし、彼女は色々と知ってきました。

ド・マンフィ殺人事件は、証拠を集めてケイを再び警察に呼ぶところまで到達するものの、ドウが検事に働きかけて、捜査縮小。ケイは釈放。でも、ジェミョンと刑事さんの友情は着々と育ってますね。

さて、ドウは「組合員は新都市で高賃金で雇う」という形で組合員を抱き込んでいきます。シンは「嘘だ。考え直してくれ。学校も保険所も住民用アパートも建てたい。俺を信じくれ」と必死に訴えるも、皆さん立ち去ってしまいます。何でそんなに必死なんだ?な団長さんに、「ドウを打ち負かしたい。あいつがいるところには、弱くて何も知らずに踏みつぶされる人たちがいるんだ」というシン。「俺たちはそんなに馬鹿ではないよ」という団長は言い残しました。
そうなんです。ガックリ来てるシンのところに、組合員たちは戻ってきました。なんと、「サインだけして時間稼いで、出荷を待ってたんだよ。そんなに馬鹿じゃないよ。7年間、色んなことを乗り越えてきたんだ。あんたのことは、信じられるかどうか見極めてたんだよ」とニッコリ。

さて、ドウを追い込むとますます壊れるんだよね~。ウンスに電話してきて、音楽をひたすら聞かせるだけのドウ。ウンスは「オッパがおかしい」と危険信号を発します。

ドウは、マンスを詐欺容疑、ギョンテを風説の流布で逮捕という暴挙に出ました。ギョンテ可哀そうだから、辞めてあげて・・・。

ザ・スリングショット~男の物語 15話 [ザ・スリングショット~男の物語]

ドウとギョンアの結婚式の証人として呼ばれたウンス。「お兄ちゃんの病気を知ってて結婚すると言うなら、おめでとうと言いたい」なウンス。シンは教会まで送っていきます。
ギョンアに「おめでとうと言って」と言われても、「言えない。ドウは俺が倒す相手だ」と決意を変えないシン。ギョンアは涙を流します。しかし、泣いてもキレイ!!
ドウは、ウンスが来てくれただけで満足みたいだけど、結婚することでウンスは「私がいなくても大丈夫」ってますます離れそうなんだよね。「私はどうしても死んだ人のことを思い出しちゃうの」というウンス。

考え事をしてるシンに話しかけるウンス。シンは「彼女が結婚して落ち込んでるんじゃない。ドウなら次の手をどうするか考えてるんだ。ドウと止めるだけじゃ俺は満足できない。だから、君と居ると気まずくなる」という。ウンスは、シンがドウと止めてくれるとかすかに期待してる。シンの優しさを信じてる。彼女が、兄の罪まで背負って生きようとする姿。それは、ダメダメだったシンを庇ったり叱ったりしてくれた、優しいシンの兄にもどこか似ているのかも。

農業法人の土地買収。とりあえず30億の投資で阻止したけど、今度は市に働きかけて坪60万で収用という法律を作って仕掛けてきた。そうしておいて、100万でって話をもっていって揺さぶるのね。しっかり、ドウは手先を滑り込ませてます。
一方、シンの方は「チェドン=企画団=チェドウ」であり、市長を殺したのも彼だ!というのを匂わせて、立ち退き地区の住民も多い農業法人の組合員たちに働きかけます。
坪500万はチェドンなら出せると思うとかいって、組合をけしかけつつ、ドウが回ってる融資先を後追いして、「農業法人の立ち退きの同意がとれてないから都市開発は出来ませんよ~。融資は待った方が良いよ~」と働きかけて回ります。

ギョンア。ドウとの結婚の許しを得ようとチェ会長を訪ねてミョンソンと会ってしまいます。やっとギョーザ事件の黒幕がドウだと知りました。ショックを受けたギョンアは、アレコレ思うと「それ」につながるシーンが・・・。
しかし、ギョンアはドウの所に戻り、どこに?と聞かれても「秘密があっても良いでしょ?」と艶然とほほ笑む。すでに進んでしまった道。ドウが恐ろしい男だということは知っていた自分。ドウとの勝負にかける気なのかな~。

ジェミョンは、あの刑事さんに使われつつ、ケイの捜査を進めてます。地道~な証拠探しするジェミョンとか笑ってしまった。レンタカーを使ってたケイの証拠を押さえたか??

さて、ドウは思うように進まないことにイライラしてMUSEにシンに会いに来ます。でも、そこには「お惣菜」とギョンテに届けに来たウンスが・・・。まだココにいたのか!とかーっとなってウンスを連れ出すドウ。投げ飛ばされたギョンテが可哀そうだ!!で、ギョンテはシンにヘルプ!!

ザ・スリングショット~男の物語 13・14話 [ザ・スリングショット~男の物語]

13話
ミョンド市市長の事故死。これは、ジェミョン父と死にかたがソックリなんだよ~。ドウがやったとシンたちは思い、もう我慢ならねえ!ってことで、医療施設の建設予定地でプレゼンしてるところに、重機で襲撃。で、喧嘩です。ま、そのまま警察にとっつかまって、留置所へ・・・。
ムンスと一緒に、ギョンテとウンスも警察へ。「被害者が告訴を取り下げれば」と聞いて、ウンスは「兄に頼んでみる」と言います。ギョンテが「一緒に行く」というのをみて、「お前、ウンスとはプラグなしに話してるな」なサムチュン~。ギョンテも変わってきたよね~。カワイイ。
ドウの部屋にはギョンアもいた。ウンスが「シンに借りがあるでしょう?」というのを聞いて??なギョンア。そう、ドウがシンの家族を陥れたことを、ギョンアは知らないんだよね~。知ってたとしても、どうなったかはわからないけど。
その先を言わせないために「ギョンアと婚約した」というドウ・・・。そして、「シンのことは考えるよ」と・・・。ウンスは、ギョンアを抱きしめて「ありがとう」と・・・。

一緒に、ホテルまでついてきたギョンテがめっちゃカワイイ。会長・ウンス・ミョンソン母子・サムチュン・ギョンテは、共同生活のなかで家族的な温かさを持っている。そのなかで、ウンスは兄に対する不安を口にするし、「負けに慣れてない兄が可哀そうだ」という相手がいる。
ミョンソンも「ドウを育てた私に優しくし、信頼するのはなぜだ?」と会長に問われて、「子供たちに恨みや憎悪を持ってほしくないから」と笑う。

シンとジェミョンは釈放されます。市長の事故が殺人ではないかという疑っている、ソウルからきた広域捜査班の刑事。この人がめっちゃいい味出してる。

まずは、二人を伴って市長の葬儀に。嗚咽する刑事さんは、市長と面識があるんだね。

あ、市長殺害は、ケイの暴走なのかな?それとも、帰って面倒なことになったからツイ八つ当たりしたのかな?ドウはケイをボコボコにしてましたね。

ドウは、ケイの反抗を隠すために警察署長を動かします。検死前に火葬ということになって、刑事はあわてて解剖の令状を取る間、あの手この手で阻止するシン。「いま、葬儀の方法をキリスト教にするか、仏教にするか、伝統的な儒教式にするかで揉めてるから待てよ~」と、市長を慕う人たちといって、とりあえず阻止。検死官がきたときは、奪われるのを予測して、マネキンを市長に見立てて「移送する」と見せかけて捜査員を惹きつける・・・。
検死官に「生きている人を立派だと思ったのは初めてだ」と語るシン。市長の思いを継ぐことになりそうだな~。

この刑事さんは、市長さんに恩がある人だったのね。で、ジェミョンに「直前まで一緒にいた」というのを検察に証言させて、令状もゲット。
市長の死因は「溺死」でした。無理にアルコールを飲ませて死亡させて、そのあと車を崖から落としたと・・・。

ウンスが保釈を頼んだと聞いて、シンは「お前は兄が何をやってるのか知ってるんだろう?」と責めてしまいます。ウンスが泣きだすので、シンの口を押さえるギョンテが可愛い。(って、ギョンテかわいいばっかり言ってる気がするな~私)
で、二人で話します。ウンスに、シンとギョンアの婚約のことを聞かされるシン。「殺人犯と結婚する女に、おめでとうと言ったのか?」なシンに、「ありがとうと言った。兄さんには抱きしめて上げる人が必要。私には出来ない。彼女なら出来る」とウンス。切ないね~。

シンとウンスは、ドウの精神科医を訪ねます。ドウはサイコパスで、感情を感じる事が出来ないという説明がなされる。
「そんな人が婚約するとか結婚するとかしたら、それは特別な感情を感じたという事ではないのか」と言うシンに、「そんな能力はない。サイコパスにとって人は利用するものであり、必要がなくなれば捨てるもの」と精神科医。
過去の女でも、ギョンアが心配なシンは、ウンスの携帯を使って「会おう」とギョンアにメール。

ウンスに「君も一人で辛いだろう?」というシン。ウンスは涙します。ギョンアに語ったように、今はウンスは「苦しみを分かち合う人」を得て、やっと泣くことが出来るようになった。



14話
まだ3mルール適用中の二人。刑事に「暴行の告訴は取り下げられる。そのあと、獲物を追い込むから逮捕して。でも方法には目をつぶってね!」なシン。ジェミョン父の死亡状況と似てるって分かってるから刑事さんは猶予をくれた。
でも、ドウはギョンアに先手を打って「母が死んだときにいたから、父は俺を恐れてる。悲しくて辛かった。だから精神科の治療も受けた」と告白。「シンはなぜ俺を苦しめる?告訴するしかない」というドウをきいて、ギョンアは「あなたは優しい人。傷つけたのにどうして心配するの?」とシンに答える。「優しいって言われると腹が立つな。単純に行動しただけだ」とシン。ギョンアは「病歴は知ってた。それでも構わないし、あなたの敵でも気にしない。すきなの」とシンに。シンは「どこで生きていようと、お前は家族のような存在だ。どんなに傷つけても忘れられない。手遅れになるまえにドウについて調べてみろ」と・・・。ギョンアは、告訴を取り下げさせるためにシンに別れを告げた。

シンは「俺が居たから、市長は殺された。名誉を傷つけられても生きてはいたはずだ」と自分を追い込んでる。このままオ理事が副市長になっては困る。ギョンテが、前の副市長を調べて「たたけばほこりが出るから」ということで、とっ捕まえて話を聞く。副市長に商業ビルの建設予定地を貰ったと告白。

ジェミョンの方は市長がいなくなった経緯の証言。ちゃんとキム刑事が周辺の聞き込みをやって裏をとってる。ジェミョンが「あいつが逃げる前に」と警告したために、ドウに「逃げろ」と言われてたケイ=カン・チヨンを「俺を刺して銃を奪った」罪で告発。署長も監査対象になったし、ギリギリ追い込んでます。でも、ジェミョンは不法に拳銃を所持してたってことで、ちょいと危ないよね~。
ケイは証拠不十分で釈放。これで、とりあへずケイを出国禁止。

シンは「取引しようぜ」とドウに持ちかける。別に法的拘束力無くても記者会見で暴露されたら困るだろ?とりあへず告訴を取り下げろや!!です。

会長は、ギョンテに「チャートだけでは分からないことを教えてやる」と話しかける。ギョンテは「現金は無いけど、チェドンの株で株価操作するはず。そのときを待っている」と説明。それに対抗する資金が無いじゃないか・・・・な会長。確かに・・・。でも待ってろと言われたんで・・・なギョンテ君。相変わらずカワエエ。
このMUSEでの暮らしがすごく穏やかで良いんですよね。とくに、子供たちを中心としてて・・・。
ウンスは自分で出来ることって考えて市長の葬儀の場を手伝ってました。シンもまた葬儀場へ。村の人たちは、「市長が殺されたってのは本当なのか??」と聞いて、「昼夜を問わずに市民のために働いてくれてたのに~」なみんなに、「市長が死んで得するのは?」と吹き込むシン。

さて、ドウは「農業法人」の土地買収が終わってなくて、シンは「次はココを狙うから」とエサを投げてきた。ドウもそこを問題視。ギョンテに「もしこの土地が欲しいならどうする?」と相談したら、「別に欲しくない・・・」なギョンテ君。ワロタ。「法人を倒産させれば、簡単に手に入る」ってことで、融資先を動かすのか~。3年でやっと出荷にこぎつけたのに、いきなり「融資金30億を返せ」だって。
でも、その資金も用意するのに時間がかかるんだね~。ギョンアとともに資本あつめ&短期投資の参加あつめに奔走するドウ。シン側は株の見張りしてて、すぐに動きに反応するけど、資本がない~。どうするの?って思ったら、組長か~。ギョンテ怯えまくり。かわゆす。だが、マジンガーのすすめならばって、組長は参加してくれた。株価操作してるのに乗っかって収益をあげる。それを農業法人に投資か~。株が上下動するのに、「大丈夫なのかよ~」な組長を「肝っ玉が小さいな~」と言って煽るシン。最低3倍と言ったけど、組長がびびったのもあって2倍のところで一気に売る。(言うこと聞かないから~なギョンテがまたも可愛い)
ドウの側は売りが遅れたために利益が出なかった。仲間が去っていく・・・。

ウンスの目の前で、ドウを破滅させようとしてるのが気になるシン。でも、何かとウンスを気にかけて優しくするようになる。それがまたドウの心を狂わせる感じ。
「いつ、愛してると気がつく?心には1人だけ?過去はどうなるんだ??」とギョンアに問うドウ。ウンスに捨てられるというドウの思い。ギョンアは「1人で迷わないですむように助けてあげて」と言うんだけど、ドウはウンスを奪おうとするんだろうな~。
「結婚の証人になってくれ」と連絡してくる。ウンスは「止めるべき?兄は愛し方を知らないだけで愛したがってる。ギョンアさんならできる??」と動揺する。シンは「いつ、どこで挙式するんだ??」と聞き出し、直ぐにギョンアのところへ。

会長が「家に帰ろう。あと、ミョンソンさんは家族でうちに。家事をやって執事になってくれ。俺は執事が、あんたは家が必要だ」と言い出す。ミョンソンがいれば、シンも会長の家にさりげなくいけるし、チェドンのために必要だと思っているのね。

ザ・スリングショット~男の物語 12話 [ザ・スリングショット~男の物語]

ドウを信じ切れないシンは、「自分がドウだったら?」と考えた末に、ジェミョンに法的なことを相談。許認可が下りないために、法的拘束力のない契約しかできず、融資も滞ってる。土地とチェドン買収で資金を使い切ったドウは、オ理事を押し込んできたと・・・。市長秘書に相談して、道路法で許認可の時間稼ぎをして、保証金を出すように追いつめます。市長は「保証金が出るなら、住民のために認可しよう」って態度で一貫してる。シンは、ジョミョンを「弁護士」として市長とドウの交渉の席に同席させます。ギョンテの命令で、その会話を盗聴&録音。

その席に、「ドウの婚約者」として現れたギョンア。でも、ドウの動揺は小さなもの。今は住民のために戦っているけれど、やっぱり会うと過去の気持が浮かび上がってしまうみたいだね。ジェミョンに「男は”昔の女は自分を思っていると思いたがる”」なんて言われてました。

ドウは、10億のうち1億だけとりあへず渡すというので、「住民用アパートの申請が出て、残りの9億もちゃんと払う契約したら、開発の許可も出すよ」と市長側。
とにかく、キム秘書に1億の小切手と内訳契約書が渡され、簡易領収書を市長側は発行。しかし、即座に団体に届けようとする秘書さんを、オ理事が「副市長になるから色々教えてくれ」と無理に食事に誘い、隙を突いて小切手を盗みます。でも、これはシンたちが予測したもの。っていうか、父である会長が「俺の子だ。時間がなければ、どうせ俺と同じ手法を使う」ってことで、予測したものです。

ドウは、盗み出した1憶を密かに市長の口座に入れて横領の罪を着せ、さっさと逮捕させる。で、記者会見で「10億渡した」と言って市長を引きずり降ろそうと計画。
でも、シンが会見に乱入して「10億でなく1億だ」と言って、「1億の契約書のコピー」を示し、さらに「すぐに届けられなかったので、なくしたら大変だと一時市長の口座に入れた。私のミスです~」と秘書に嘘を突かせた。嘘だ!というけど、交渉時のギョンアが「1億用意しました」という会話が会場に流れる・・・。
しかし、ギョンアが「私が一億しか渡さなかったのを報告し忘れてました」といって、一応はドウをかばった。でも、残りの九億を払わざるを得ない立場になったドウ。シンはそれで良しとしたみたいだね。

ドウ、「負けた・・・」と怒りを静かに燃やします。ギョンアが慰めようとするけど、ドウはそれを拒否。でも、ギョンアが優しくキスをして、ドウも少し癒された感じ。自分の不正をみても、傍にいてくれるギョンア。
婚約は「金があって退屈しないから」というギョンアだけど、ドウの子供っぽさや寂しさを理解してるから、ドウは「君なら僕の本当の姿をみても捨てないかも」とかすかに期待してる。

市長は解放され、10億を住民のために役立てる団体の代表を「シンがやれ」といい、民主主義ってのは弱い者のためのものだと熱く語ります。シンはあきれているけれど、市長は「シンの復讐」を、何か他のものに転換して行きたいという気持ちがあるみたいですね。

アパート建設地区の決定をたのみに、シンを伴ってドウに会いに行く市長。でも、「あなたとは2度と会いたくない。話なら副市長のオ理事と・・・」とドウは市長を拒絶。このニコニコしたオッチャンに負けたってのが、悔しいんだろうね~。

会長は「次は市長を襲撃してくるぞ」と警告。組長が出所でシンはお出迎えがあるので、市長をジョミョンに頼む。でも、ジェミョンが通りすがりのおばあさんにちょっと手助けしてるタイミングで、市長がケイに攫われた。そして、車ごと??

ザ・スリングショット~男の物語 11話 [ザ・スリングショット~男の物語]

ジェミョンもいるし、皆がミョンドにやってきます。シンのめいっ子たちに観察されるギョンテがかわいすぎる。ジョミョンは「殺さない刺し方が分かっている奴だった。次の復讐方法を考えよう。殺して終わりなんて甘い」と言い出す。
チョンホが、暴力団を動員したと逮捕されちゃう。住人たちの中の老人や少年を狙い撃ちにしていく警察。彼らに「シンが首謀者だ」って言わせたいのかな?

市長から、開発をやってるのがドウだと聞いて、市長と会いに行くシン。「データでなく人として認識してる。彼はカラーに見える」なんて、ドウはシンを特別視してるのね。

「住民の住居、学校、療養所を作らないと、許可を出さない」といって交渉する市長。シンは「韓国民5000万のうち、4500万を見捨てれなこの国は豊かになる。それに反対するのは、残る500万に入る自信のない奴だ」などという。市長は「全国民に奉仕するのが公務員だ」とニコニコして、とぼけながら要求をまげません。
でも、シンは「あいつは怖い奴だ気をつけて」と市長に、市長さんは「お前の兄さんのようなひとが沢山いる。そして、その人たちはまだ生きている」とかたり、シンの気持がだんだんと個人的なものじゃなくなっていきます。

人間を選別しようとする兄は狂っている・・・。ウンスは涙し「どうすれば兄さんに近づいて味方になれる?」と問う。ドウは「傍にいてくれ」というけど、そう出来なくしてるのはドウだよね~。
ウンスは、涙目でMUSEにきて、父親さがしの協力を求めます。ウンスに「プラグ」して、話をきいてあげるギョンテがかわいい。

ドウは、「金だけじゃなくて権力も必要だ」って、オ理事を副市長にするように画策。副市長が辞表をだし、そこにオ理事をねじ込むのか~。

ドウは「保証金の話し合いをする」と市長にいって住民を集めてました。しかし、その場にドウはあらわれず、ニューディール企画の発足式に・・・。
村人が、話し合いのために村を留守にしてるのを狙って、村を襲わせた・・・。シンやジェミョンが、村に残っていた老人や子供を必死に守ったけど、建物は守れなかった。

ドウとの間にたった市長は、住民から疑われてしまう。それでも、住民の寝る場所を確保するために、発泡スチロールを大量に用意してもらう準備をしたり、住民のために必死な市長。

シンは「組長の子分のチョンホが捕まってるから、俺が救い出すよ」という。シンは、「ドウとココで戦う」と決めた。市長は「喧嘩するなら重心を低く、目的を失わず、負けずに諦めるな。そして、立場を見極めることだ」と教えてくれる。
シンが働きかけて、チョンホ達逮捕者は釈放される。

ギョンテは、ネットで調べて会長の居場所をつかみました。一緒にいってあげるんだ~。好きになったかな?

市長を呼び、「10億の補償金を払う。住民のための住居の確保も前向きに検討する」条件で、オ理事の副市長を要求。市長は、住民のためにこれをうけました。
しかし、これに裏があると感じるシン。ドウに会いにいって「一回ぐらい正々堂々と闘ってみろ」と・・・。しかし、ドウは「あそこの誰かが傷ついたら、それはお前がいるせいだ」と告げる。

ザ・スリングショット~男の物語 10話 [ザ・スリングショット~男の物語]

臨時株主総会で、代表理事になるチェドウ。

ドウは、チェドンなんてつぶれても構わないから、株を投げ売りして価値を暴落させるぞ!そうしたら、お前らの株は紙くずになって破滅するんだぞ!とシン、そして父親に迫ります。

株が売れなければ、莫大な借金が残る・・・。シンは、皆の生活を担う兄の苦労の一端を知った気がします。ドウを訪ね、膝を屈するシン。かっこいー。「負けはすぐに認めて、次の戦いに備える。ムショで習ったことだ」とシン。「彼女は守るよ」なんていうドウに、「彼女は男に頼らずとも生きていける男だ。俺は、仲間のために来た」とシン。その株、実はギョンアが買い手になったのか~。ドウには「あなたが儲けさせてくれると信じてるわ」と言ってるけど、シンを救いたかったのもあるだろうね。


マンスに「後は一人でやる。ジェミョンが暴走しないように気をつけてやって」と電話して消えるシン。

チョンホから、シンに「ミョンソンの家の立ち退きが急に繰り上がって、強制撤去になりそうだ」と連絡が。喧嘩してたら、ミョンド視聴のヤン・ウンソンというおじさんがやってきて、間にたって庇ってくれた。しかし、水をガソリンにみせかけてかぶって、「火をつけるぞ。一緒に死ぬか」と脅すシンは、迫力あったね~。
市長は、マスコミを使って訴えようとしてるけど、ドウの手配でその記事はつぶされるし、警察も抱き込まれている・・・。

ジェミョンがやっぱり暴走。シンが追い掛けて「止めない。恩返ししたいから、一緒にやる」と・・・。でも無視して行ってしまった。シンは、ドウのスケジュールをギョンテに調べさせて、シンを探し回ります。

ドウの居場所は、ミョンソンの住むミョンドにある「ニューディール企画団」というところ。市長も、たまたま呼ばれているというんで、一緒に行きます。ギョンテ達も、ソウルから駆けつけてきます。一緒に行く!なギョンテが可愛い。

さて、ニューディール企画で、ドウが市長に説明したのは、ミョンソンの住む地区「シン村」の再開発の計画。全寮制の学校や、カジノ、ホテル、レジャー施設、エネルギー自給、免税などの施策を盛り込んだモナコのような都市。
市長は、「素晴らしい計画なので、今の住民のためのアパートを作ってくれ!そうじゃないと開発の認可を出さないぞ!」と言って、ドウと交渉です。

会談後、ドウのあとを尾行するシン。それを分かっていて、見せつけるようにジェニーを呼び出して立ち去るドウ。ジェミョンが狙ったのは、ドウではなく実行犯のケイでした。しかし、気がつかれて通行人を人質に取られたために、逆に刺されてしまったジェミョン。ナイフ傷なので警察や救急の世話になるわけにもいかず、駆けつけたシンは、彼を市長の家に運んで、懇意の医者を紹介してもらった。

ドウの語る夢だけど、夢を語るドウの顔は厭らしくて、異常性を感じますね。

俺は優しいから弱いとこいつに言われた」なシンに、市長は「優しいからではなく、一人で抱え込んでるからだ」と言ってくれる。

ザ・スリングショット~男の物語 9話 [ザ・スリングショット~男の物語]

息子に勝てる自信は?と問う会長に、「あと18%の株を確保して50%を超えたら経営権を譲ってほしい」とシンは答えた。
「目標を見つけたのか?」とシンに問うドウ。「俺は行動してから考えるんだ。だから回り道もする。お前から全てを奪うよ」とシン。「お前は金が分かってないから無理だ」というドウにも「他にすることないから、お前の相手になるよ」と笑う。

シンは「一日でいいからチェドンを手に入れてみて、どうなるかを知りたい」と言って、残った10億で一気に仕掛けると言う。マジンガーは、「資金力の限界を悟らせないように、闇口座を利用して売りを買いを繰り返して、個人投資家の動きを誘って株を放出させ、それを買い占めていこう」と計画。

父についたウンスにショックを受けるドウ。ウンスは「父さんが初めて助けを求めてきた。兄さんも助けが必要なら言って」という。父を兄から守ろうとするウンスに、「彼らは破滅するだけだ。利用するのは可哀そうだ。止めろ」というドウだけど、「それは兄さんのせい。すべて持っている癖に奪うの?」とウンス。

シン側は少しづつ株を集めていくが、ドウが「値段が上がっても売るな」と周囲に指示しててなかなか株が出てこない。その上、「父が詐欺にあってる」とかいって、ギョンアを引き込みました。まるで、父のためにやってるみたいな顔してて、怖い~。

シンたちは資金が足りなくなった。ドウの動きのせいでマジンガーの計算のように動かないのね・・・。「僕じゃダメなのかも」なギョンテが可愛いわあ。パク・キウン君がかわいい上に、折れてしまった花を治そうと一生懸命だったり、ホントに良い子なのよね~。
シンは組長に相談してみたけど、「一人で仕掛けてきたから惚れこんだのに、金に味をしめてダメになったな。」と言われてしまう。シンは「やられた分をやり返せ」という組長の約束を守っているだけと主張。組長は「じゃあ、証明して見ろ」という。

シンは、危険を承知で株を担保にした借金をしました。マジンガーは「リスクが高い」とおびえるけど、シンに言われて気持ちを切り替えて、株に集中。始めは「値が上がった今のうちに売って終わりにしよう」と言ってたマンスだけど、結局は自分の貯金もつぎ込んでくれる。かわいい甥っ子のためだもんね。

やっと51%達成!しかし、株の総額がいつのまにか増えていて、筆頭株主はドウ。なんと、ジェニー=ギョンアが、ドウの名代として動いてました。株に転換できる転換社債の持ち主を回って、「株に変えて、ドウ側のジェニーに株主総会の委任状を・・・」とお願いして回ってたのか・・・。

で、仕方なくシンたちは少額株主から委任状をもらって回ることに。詐欺師マンス、弁護士ジェミョンは当然ながら、人にものをお願いするのが得意なウンスまで手伝ってくれます。

そんなウンスに、ドウは「お前に付きまとう男がいたよな。始めは殴るだけに赦してやったのに、反撃してきたから、徹底的に思い知らせてやった」と語る。えーっと、もしかして殺しちゃったの?そのくらいしてそうなほど、怖い醜い顔だったよ~。ウンスは「ナニが望み?喧嘩がしたいの?ピアノを弾いて笑っているのが本当の兄さんじゃないの?」というけど、ドウは「俺は常に俺。本物だ」という。確かに、あの笑顔のドウが本来の姿というのは、ウンスがそう思いたいだけなんだろうな~。

シンたちは、結局過半数の委任状を集め切れなかった。シンは「総会さくら」としてチョンホの組の連中に来てもらって、総会つぶしを狙います。しかし、ドウ側もそれは予測の範囲内。
少し遅刻してきたギョンアに「さっき、父を騙した人間の中にシンがいると知った」と告げて、まるでギョンアをドウに捕られたからシンが復讐してるかのように誘導。シンも「あいつが兄さんの会社をつぶした」ってのをギョンアに教えておかないとな~。

シンを止めるギョンアに、「俺とおまえはもう無関係なんだろ。お前にアレコレ言われたくない」なシン。ギョンアは「住む世界が違う。勝てるわけがない、あなたの世界で幸せになって」という。
シンの目の前で、さらに集めてきた転換社債と委任状をドウに渡すギョンア。これで、ドウ側は過半数の株主を抑えた。そのまま会長の辞職が総会で決定されてしまう。

その夜。ドウはMUSEを訪ねてきた。ギョンテを怯えさせるな~。それだけでドウがめっちゃ嫌な奴に見えるわ~。
シンは割とサッパリした顔してます。そんなシンに「一人で来てひざまずけば、株を買ってやる。俺の女が”彼を傷つけるな”と言ってるから」と告げる。さらに、義姉ミョンソンの家のことを持ち出す・・・。(ドウは、株を一気に売って暴落させることもできるし、それでも構わない。そしたら、シンたちは莫大な借金を背負う)

そう、兄嫁ミョンソンに目をつけてたドウ。ちょうど、彼のやろうとしてる都市開発の地区に住んでるのか。あれ以来、彼女を訪ねてアレコレ助けてたチョンホさん、いいひとだね~。

ザ・スリングショット~男の物語8話 [ザ・スリングショット~男の物語]

開発の噂が出て、株価はアップの予感。でも、会長は「仕事しないで稼ぐ」ってイメージがあって、株には嫌悪感があるみたいだね。

さて、市場が開くと同時にしかける予定のドウ。聞くわけないと分かっていても、一応「開発の件は公表してはダメ。詐欺。親孝行をさせてほしい」と会長に・・・。聞くわけないよね。

でも、屋根裏部屋でそれを聞いてたウンスは、「ドウが詐欺に気がついてるかも?」と連絡をしてくる。マジンガー達の計画は、株を一斉に撃った後に詐欺をばらして株を暴落させて倒産に追い込むというもの。でも、もっと資本力が強い所が動いてて、疑惑がある。マジンガーは、ドウの今後の計画として、1、一気に売った株を買って買い支える2、先に動いて売りに出してから、底値で一気に買い占めるという二つの流れを予測する。シンは「自分の会社つぶさないでしょ」ってことで、株をもっと買いまくって釣り上げてから詐欺だとばらそうとするんだけど、シンは計画に不確定要素が入ってきたことで自分を信じている個人投資家を気にしてる。マンスに「彼らが無一文になっても良いのか?」と言われたことで、シンは計画を断念。ドウと競争するように、損する前に売れ~と指示。

兄の顔もしらない会長に復讐することにむなしさを覚えるシン。「本当の敵は金。奪われたものを取り返せ」とマンスは言う。

ドウは、株価が落ち切ってから、詐欺の噂をばらまきます。誰が噂の発信源だ?ってことで、ウンスに「ドウと会長に何かあるの?」なシン。「兄が何をしたの?」と問い返されたことで、確執があると勘付いた。
で、シンは会長に直接接触。賄賂の証拠をつかって揺さぶり、兄のことやジェイミーの父のことを問いただします。会長は「相手を間違っている」と答えた。「あんたの息子に、”一生後ろに気をつけて生きろ”と伝えな」なシン。

会長、オ理事が株の件でドウに救われて、感謝してるのを見てしまう。味方はいない・・・な会長。シンに「俺を憎むのは良いが、会社を巻き込むな」と話します。でも、ドウは「お父さんの友人に説明して買い部を譲り受けました」と牙をむきます。彼らには「会社を守るために」とかいって、何かの事業(つぶされたマンション建設か?)の成功にかけてるんです!って感じでアプローチしてたもんね~。
さらに、賄賂のための横領の証拠を握ってますよ・・・と脅しつける。会長が発作を起こしてるのに、無視してるのか、目に入ってないのかのドウ。怖いよ~。

屋根裏で聞いてたウンスが、飛び込んできて会長を助けました。その時、ウンスに手を振り払われたドウ。屋根裏で聞かれていたことや、シンがウンスに電話してきたのに出てしまってショック。
ジェニーの店で荒れるドウ。「母の望みに気がついて、俺が母を殺したみたいだ」という彼に、「私は私を殺したわ。帰る場所がないの」なギョンア。ウンスが離れて居場所を失ったというドウに、「妹さんとは生きる場所が違うのよ」と語る。弱みをみせたドウに自分の本当の名前=ギョンアも教えて、惹かれていくギョンア。

シンは、ダイヤの指輪を買って、1億でギョンアを指名。「ギョンア」という名で指名されたときいたときの、ギョンアの揺れる表情が切ない。
貸切でなぞのパフォーマンスを観覧。「お前には借りがある。返したい。あそこから出したい」というけど、ギョンアは「あなたは口実で、私は夢に近づいてる。想像もできないお金があるの。泣いてたのは思い出のせいよ」と冷たい。ドウが後ろ盾なのか?と質問したシンに、「調べたの?あなただけには変わらないで居てほしい」と言い残す。

会長は意識を取り戻して、全てを悟りました。で、MUSEに来て「同じ敵を持つ者同士。手を組もう」と提案。でもすぐにはシンの側は回答せず。
会長から実行犯がケイとドウだと聞いたジェイミーは、拳銃を入手して「一発ブチ込んで終わり」をもくろみます。シンが追い掛けて「一発で仕留めて楽にしてやるなんて甘い」と説得・・・。

ザ・スリングショット~男の物語7話 [ザ・スリングショット~男の物語]

ドウの指示で株のための噂を流したりしているギョンア。でも「シンのことを知りたい」と言われると、顔を硬くして「お金持ちなら、彼に関わるな。苛めるな」なギョンア。ギョンアの思いが切ないですね。

さて、シンは珠海開発のフー・ジンペイになりきる芝居を続行中。シンが中国の大物ウェン・センチオに化けて、ジンペイと会食。老人に化けてるけど、ちょっと笑えた。しかし、コレに食いつくオ理事と会長。なんとか面識を得ようと、ウンスを伴って押し掛けます。
ウンスが来ちゃってヤバ~な状態に。どうするかと思ったら、ジェミョンが「ウンスと二人きりで話したい」と女性として興味をもったような振りして、とにかくMUSEにつれてきました。娘を簡単に売り渡す会長に、あきれるシンとジェミョン。
「父のお金を奪って復讐したいんですね」というウンスに、「何か知ってるんだろ?兄だけでなくマンスのことも!口で反省して見せるだけか?」と詰め寄るシン。ウンスは「協力します。父のせいではないけれど、お金があるから娘も利用する。お金がなくなったら幸せになれるかも・・・」と言い出します。彼女は、本当の敵はドウであることを知っているけど、それもお金のせいだと思っているんだね。

さて、これを見てたドウ。大事な妹をシンに奪われた形になったので、ギョンアを奪うことにしたみたいですね。乗っ取った国の王女に・・・なんていうドウ。ギョンアは「王女でなく、女王になりたいわ」なんていってましたね。
チェドンの株を買うようにギョンアに指示。自分の名前を出したくないんで、彼女を利用するみたい。

シンは、牢獄の組長に頼んで、建設業界のひとを集めて説明会を行うふり。で、集めた皆さんには「組長から、接待しろと言われました~」といって誤魔化してましたね。あっさり引っかかるオ理事だけど、集まったのが下請けばかりというのが引っかかる。で、顔見知りになったシンに接触しようとします。
会長がシンを疑って、「会社に行って確かめてこい」とかいってるのをウンスから聞いたシン。会社の積にいる本物を「車が邪魔だ動かせ」と電話して追い出し、「消毒でーす」といって、部下を部屋から追い出し、本物のデスクに座ってオ理事の登場を待ち構える。
で、話したいというオ理事に伴われて、会長宅に・・・。「下請けを直接指揮したいと言っているが、まとめ役が必要だと交渉している」と説明するシン。で、賄賂を振り込んでかなり食いこんでるといったら、「うちの会社に来い」な会長。で、会長は、偽ジンペイと「仮契約書」をかわし、30億をシンたちの口座に振り込んじゃったよ~。
簡単に金を稼げたことで、むなしさに襲われるシン。思うのは、ギョンアや義姉のこと・・・。こういうときの表情が本当にパク・ヨンハさん、いいですね~。

さて、もうひとつの仕掛けは、マジンガーを使ったチェドン株購入。マジンガーになったギョンテの「覚醒!」って感じは良かったな~。良いキャラだ。
珠海開発受注の情報が流れて、株価が上がるという計画でマジンガーは個人投資家を煽って購入に走らせます。でも、個人投資家の買いに隠れて、ドウが株価買い占めに動いてます。

株価をあげる情報を流す計画だったマジンガーだけど、ドウは悪い情報を流して株を一気に暴落させる計画。ドウが一歩早く動いてるっぽいけど、大丈夫か??
シンがチェ会長に直接会って、30億でフ・ジンペイを説得するつもりだったというと50億をチェ会長が出すというた瞬間にシンのドリームチームの勝ち

ザ・スリングショット~男の物語6話 [ザ・スリングショット~男の物語]

天才的詐欺師パク・ムンホ。チームを組んで、アレコレと化けてたらしい。そんなムンホとチェドン建設をみにいくシン。

ギョンテが、中国政府が開発計画に、韓国の建設会社を使おうとしているから、これを使おうと提案。
ジェミョンは、アメリカで中国マフィアに育てられて、弁護士資格まで持つという使える男。彼のコネで、情報がとれそうってことで、韓国の中華系移民の所に。「腕試しで喧嘩仕掛けられるから」とシンに言っておきながら、「賢い奴は喧嘩しないの」とシンをけしかけて応対させるジェミョン。喧嘩の強いシンもかっこいいけど、ジェミョンの賢さもいいねえ。
で、中国マフィアから、「フー」というブローカーが絡んでるだろうって情報を得ます。

さて、シンとギョンテで清掃員に紛争して、チェドン建設の会長室に忍び込み。ハッキングできる仕掛けもして、会長の予定も掴みます。この時、会長の写真を撃つマネをするシンの表情良かったね。しかし、嬉しそうなギョンテが可愛いねえ。

チョンホを運転手に仕立てて、ジェミョンを「フー」につながる中間ブローカー、シンがそれを嗅ぎつけた建設会社の担当者って形で、会長に近づきます。上層部が使うライオンズクラブに、ジェミョンの色男パワーで入り込み、さりげなくオ理事に素性を掴ませてなかなか・・・。
しかし、そこは「ウンスの見合いの場」だったのね。そこに、ウンスが来ちゃったからヤバイ~なシンとジェミョン。そこで、シンが「俺の頼みを何でも聞いてくれると言ったよね。俺に会ったことは忘れろ」と脅しつけました。もうだめかと思ったら、アッサリ「分かったわ」なウンス。この子も、何を考えてるんだか分からないっすね。

でも、ドウに見られちゃいましたよ~。そうだよね。顔が割れてる相手だから、詐欺作戦はやっぱり良い作戦じゃないような・・・。ジェミョンが「複雑すぎる。ズドンと殺して終わりにすればいいのに」と流石にマフィアの息子な発言をしてましたが・・・。
シンが何を考えているのかは、ミョンソンに対して語られた。海外に連れて行ってやるというシンに、ミョンソンは「兄さんや私たちのためなら辞めて。屋台で暮らしていこう」というけれど・・・。「姉さんに土下座させてやる。貧乏というものを思い知らせてやる」といっていたシン。でも、裸一貫からのし上がった会長は、貧乏なんて知りつくしてるよね。本当の敵は、ドウなのになああ。

会長とオ理事は、シンの計画に引っ掛かってきました。明日フーが来るというのを運転手からリークするシン側。
ドウが一応って感じで忠告に来たけど、この開発の落札に会長生命をかけている会長。敵対するドウのいうことなんか、聞く耳持ちません。一応は「ちゃんと調べろ」といったけど、ネット上とかにはHP作ったりしてギョンテが準備してたから、オ理事は信じ込んでます。

で、フーとして空港に降り立つムンホ。オ理事は盛大にお出迎え。そんな様子をビデオに隠し撮りしてドウに届けてるケイ!いやあ、ハラハラするよ~。

さて、会社を追い出されたドウは、ギョンアの店で株の事やら何やらをやってるんだね。そんなドウを訪ねてくるオ理事。会長のわいろ攻勢なんかの古いやり方が通用するのか不安で、ドウのほうにもつけるようにしてるコウモリ野郎。でも「そういう所が好きですよ」とニヤリのドウ。怖いわ~。

ウンスが、「家に帰らないから」と着替えをギョンアの店に持ってきます。すっかり彼女だと思ったギョンアは、自分はビジネスを手伝っているだけだと強調します。そして、ドウが笑顔を見せる場所=ジャズバーにつれていきました。そこでピアノを弾いてるドウの顔は、確かに自然な笑顔。でも、それもシンの関係者であるギョンアだから見せる顔だったりするのかな~。

ドウは、見合いのあとのウンスに会って「オッパに何か話すことない?」と聞きます。今まで、シンに会いに刑務所に行ったこととか話してたのに、何も言わないウンス。「会社を追い出されても、父さんに嫌われてもなんとも思わないが、ウンスが味方じゃないと考えただけで怖い」というドウ。

ギョンアは、ドウの指示で株のこととか、情報を渡したりしている。夢の話。ドウの子供の時の夢は、本屋で適当に抜き取ったガイド本のモナコを手始めに買い取ること。デカイ!

ザ・スリングショット~男の物語5話 [ザ・スリングショット~男の物語]

ド・マンヒの埋葬。ウンスがやってきます。ギョンテが遺影を持っていたから、ギョンテが息子だと勘違いするウンス。ドギマギするギョンテがかわいすぎる。そこにジェミョンがきて「この女誰だ??」となります。ムンホも冷たい態度をとります。たしかに、お嬢様じゃなくて会長が来いよって気がするね。

ウンスが帰宅してマンヒの部屋で悲しんでいると、ドウが「会議でいけなかった」声をかけます。殺したのはドウなのにね~。交通事故って信じこんでるけど、疑い始めましたね。


ジェミョンは一晩を女と楽しむが、17年連絡一つなかった父に思いをはせる。

チェ会長が自分の側近、マンヒの突然の死を不思議に思いつつ、自分の立場をまもるための裏工作に必死。自分のために汚い仕事をやってくれ、服役までした男。

シンはめいっ子たちにあいにいって、一緒に遊びます。楽しい時間はギョンアをおもいだしちゃう。「ギョンアオンニはどうしてこないの??」っていわれて、こまるシン。こういうときの優しい表情があたたかくていいですね~。

チェドングループの取締役会。ドウは大株主の人たちを買収していたけど、会長がそれにきがついてわらに動いてた。「会長は地方だ」というドウの前に、堂々たる会長登場~。「もっとマシな計画を立てろ」とかいわれちゃって・・・。

シンはチュンホと一緒に不法ギャンブル場へ。あの闇金融がやってるやつか?コーヒー売りとして潜入し、偽のガサ入れ情報をいれて大騒ぎにさせて、金を隠す場所をチェック。
しかし、そうなんども同じ手には相手も引っ掛かりません。で、本当に警察に密告して警察が逮捕に来た時に、ドサクサにまぎれて金を盗んだ。
お金をチュンホにたのんで、お金をミョンソンにとどけます。うけとれないというミョンソンに、「頼まれただけですから、帰されても困ります」と強引に置いていきます。さらに、通りすがりの青年にお金渡して「この金で、あの店でトッポギを食べていけ」って彼女の店にいかせるんだ。かっこええ。

ウンスがムンホのお店をたずねてくる。スーツや腕時計などの遺品をジェミョンに届けに来たんだけど、父と親しかったと自慢しにきたんだろ?とか、お前らのせいでマニは酷い目とせめられる。「息子さんに会いたがっていた」という言葉で、涙を流す。でも、ジョミョンはクールなまま。

ギョンアのところに、ドウが来た後にシンも・・・。「お前がいたら悪党にならずに済む。恨みを捨てて質素に暮らしていける。高級品は買ってやれないけど、毎日礼を言う」とシン。こまったわねって、優しく髪をなでるギョンアの表情が凄く良い。ギョンアは「一か月なら幸せかも」と拒絶しました。
そこにドウが登場し、びっくりするシンに「あんただれ?」て感じでギョンアを抱いてさります。

父の遺品や、エアメールをみたジェミョン。警察にいって自分の父親の事故の件の資料をみせてもらい、話を聞こうとするけど、ブレーキの事故だと相手にされません。
リベンジする。殺した奴を崖から落としてやる。それで父を忘れられる」なジョミョンに、ムンホは「殺したのは一人じゃない」という。そこにシンが登場。「チェドン建設課?だったら俺も参加する。この1億で 4,500億のチェドンを転落させてやる」です。ジョミョンとがっちり握手。さあ、リベンジチーム結成ですよ。

ザ・スリングショット~男の物語3・4話 [ザ・スリングショット~男の物語]

3話 シンはギョンテに、お礼を言うけど、相手にされない・・・。「指がプラグなんだよ」とか他の囚人はからかう・・・。

刑務所のキムシンに面会するキョンア。自分のせいで闇金融がミョンソンの所にいってしまったことを話、「取引した。大丈夫よ。私を馬鹿にしないで、ちゃんと説明してくれれば、私の身は守れた。あなたの借金は私が払う。出所の前祝いだと思って。私は違う世界で生きる」というギョンア。シンは、ギョンア達を守りたくてこんなことしたのにね。馬鹿なことだけど・・・。「元気で、喧嘩しないで」なギョンアに、必死で「すまない」と訴えるシン。泣けるな

ギョンアは夜の世界で働き始めます。トップクラスの店にしろっていうギョンア。ま、彼女くらい美人だったらねえ。
そこのママが、ドウに顧客名簿を渡したりして、関係してるみたい。このドウは怪しげなキャラクタですね~。バイクをかっとばす無意味なPVシーンは、ちょっと無駄に感じるけど・・・。

ネットでピョクチェウォンの批判情報を流し、株価を下げさせ、株を買い集めるドウ。社長の絶望した顔を見てみたいな~ってニヤリって・・・。

さて、シンは「自分で歯磨きを削って狂気にして、自分で刺した」と証言。これで組長に好かれたみたいですね。度胸を買われたって感じかな。弟分にしてやると言われます。「彼女が闇金融にやられた。あと、謎の女が”父の会社のせいでお兄さんが死んだ”といんだけど」と相談してみるシン。

組長は、ギョンテがマジンガーハンターという伝説の相場師だから聞いてみろと教えてくれます。シンは、ギョンテのために、壊れったヘッドセットの代わりを作ってあげます。
弁護士に変装した叔父パク・ウンテから、株の売り買いの一覧をもらって、書類を見るふりして書きこむギョンテ。そして、シンの会社の情報をもらって、分析する。こういうとき、彼の眼の色が変わって、キリッとするんですよ。いい感じだな~。ギョンテは、分析結果を、シンにではなく壁に向かって話す。
ドウが狙っていたのは、ギョウザ会社ではなく、ピョクチェウォンであった。ピョクチェウォンの主力商品はギョウザ。それで、ピョクチェウォンの株価は半分になったが、救った投資家たちがいる。その中心はチェドン建設。ピョクチェウォンの土地を安く買い付け、そこに、電車が通り、マンションが建つらしい。チェドン建設はかなり儲ける・・・・。

病気がちだった母を見つめる幼き日のウンスと兄のドウ。母は、「父さんは疲れちゃったの。パパもお兄ちゃんも病気なの。彼らが傷つけた人を慰めてあげて」とウンスに頼んだ。
ドウ、母に注射してたけど、苦しむ母を思って、浮気をした父を恨み・・・。楽にしてやろうとして、殺しちゃったの?どうなの?
誰にも心を許さず、友人ダニーへの心を開かないし、キレると殺しそうになる位の暴力を与えたりして、洒落にならんよ・・・。警護もドウを守るためっていうより、ドウに問題を起こさせないためなんだね。古株のマニは「問題を起こしたら病院へ行く約束だ」というけど、「長生きしたければ黙ってろ」なドウ。
が、ウンスにだけは優しい。一緒にお菓子作ったりしてる。シンに会いに行ったときいたドウは、シンに会いに行った。

シンに面会するドウ。「妹の代わりに来た」と言うドウに、「ピョクチェウォンの土地を買ったのか?」と問うシンに、「知ってることが多いんですね」とニヤリのドウ。「兄貴が死んだ。土地を買いたいからなんてわけないよな?大きな理由があるんだろ?」なシン。
「貧乏人の口癖だ儲ける能力もないのに。誰かのせいじゃない、自分の能力不足だ」というドウ。シンは、ドウに名前を尋ねる。
いやあ、やっと対面した二人。カッコよかったね。



4話 まず、チョンホが出所。忠誠心の塊の彼は、シンの闇金融をボコボコにして、ギョンアに会いに行く。トップホステスになっていると聞かされるシン。
そして、組長の助言も会って、出所後のことを考えて、計画を立て始めます。そして、ギョンテと仲良くなっていく。ちゃんと話を聞いてくれるシンを、ギョンテは信頼していきます。とにかくカワイイ!!っすねえキウン君ってば!

3年後。ウンスはボランティアに精を出す。ボディガードのマンテは、ドウの診察を気にしてる。精神科の治療を受け居ているドウ。でも、適当なことをいってるみたいですね。「恐怖も焦りもない。何も感じない」ドウ。「病名をでっちあげて入院させろと父が頼みました??父は息子に殺されるって妄想を持っていて、異常なんですよ」とやりかえすドウ。
会社を上場し、株主を抱き込んで、父を退陣に追い込んでいるドウ。ワンマン社長だった父にとってはショックだ。「有能な息子がシャクですか??普通の父親なら喜んでくれるのに」と問うドウのシーン。ちょっと寂しそうだね。

さて、3年の刑期を終え出所するシン。兄の墓参りをし、「当分俺を見るな。やることがある。終わったら全て話すから」と告げる。そして、待っていたチョンホとミョンソンの所へ。姪や甥を心配するシン。震える手を抑えながら、料理を山ほど用意してくれる義姐。泣けた・・・。
ミョンソンから「ギョンアが借金を返してくれたけど、その出所も聞かず。二度と会わないと言って消えた。ごめんなさい。また借金したの。店の保証金が必要で・・・」と聞かされる。

ギョンアの働いている店の前で、彼女を待つシン。でも、ギョンアは動揺し、避けている。シンは「3年前に予約した」と言いながら、無理矢理に店に乱入。「出よう」っていう声が優しくてね~。ギョンアの手が震えてるのが切ない。
「身請けにいくらあればいいのか。」なシンに、「1日1億。それに名前も違うの」とギョンア。間違っていたと謝罪するシンに、「私はこの世界が好きなの。そんな私が手に負える?」と涙するギョンア。そんな彼女にキスして「俺のギョンアだ」というシン。だが、「私の世界に来てくれる?運転手になって、私のお酒を飲んでくれる?」なギョンア。黙って出ていくしかないシン。

店の客で来てたドウがシンとギョンアの仲に気がつきましたね~。

ドウは、徹底的に父をコケにし、興奮する父に「父さんは認知症です。」と言い渡す。逆襲だとばかりに、「息子は、動物を虐待し、それを看病するふりして拾ってきてた」と精神病の医師に相談し、ドウの診断書を受け取った会長。治療のために、禁治産者にして入院させろと医師はマンヒに指示。
しかし、ドウはケイに命令し、会長の右腕のド・マンヒを事故に見せかけて殺した。

マンヒは、ギョンテの伯父さんのムンホの知人なのかな。レコード喫茶をやってるムンホに、「運転中に音楽聞かせろ」と電話をかけてきてたマンヒ。だから、ギョンテがムンホの携帯を偶然にとって、マンヒとケイが争う声と自己の様子を聞いてしまった。

ムンホが病院に遺体を引き取りにいくと、オ理事もきていた。家族じゃないと引き取れないと言われるが、息子ジェミョンはアメリカ・・・。で、ジェミョン帰ってきました。

ギョンテがいる喫茶店を訪ねるシン。「待っていました。歓迎します」と喜ぶギョンテ。

ザ・スリングショット~男の物語 1・2話 [ザ・スリングショット~男の物語]

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(2010/01/08)
パク・ヨンハ

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KBSWORLD
ため込んでいたんですが、KBSWORLDで再放送も始まっているので、一気に見ることにしました~。DVDは来年1月に発売予定です。

1話をレビューして見て、これは細かくあらすじ書いてるときりがないと気がつきまして、出来るだけシンプルなあらすじにすることにします。

やっぱり面白いです。パク・ヨンハさんは、微妙な表情が上手いですよね。デブだけど。で、キム。ガンウさんも凄く良いんですよ。パク・キウン君もかわいいしね!

【出演】パク・ヨンハ キム・ガンウ パク・シヨン ハン・ヨウン イ・フィリップ イ・ムンシク パク・ギウン 
【脚本】ソン・ジナ
【演出】ユン・ソンシク
【あらすじ】どんな絶望にも決して挫折しない一人の男の壮絶な復讐劇 ” 裕福な家に生まれ何不自由なく育ったキム・シン(パク・ヨンハ)はある陰謀に巻き込まれ兄が自殺した後、汚名を着せた張本人を探しに行くが、殺人未遂容疑で刑務所に入る。刑務所でキム・シンは 陰謀の背後に‘チェドングループ’のチェ・ドウ(キム・ガンウ)という人物が深く関与している事実を知る。キム・シンは刑務所で様々な人に会いながらカネ儲けの方法を学びカネでこの世の生きる術を知るのだが…
【登場人物】
★キム・シン役-パク・ヨンハ
人生適当に生きればいいと思った。そして実際適当に生きてきた。 あの日、あの事件が起きる前までは… 2流大学経済学科出身。軍除隊、復学、卒業後半プータローの生活をしながら公務員試験の準備中だった。 単純無知で過激なケンカ派。手につかめる全てのもの…レンガ、石ころ、練炭材、何を使ってでもとことん戦う。大抵は相手が嫌気がさして逃げるくらいだ。豪快に騒いで飲んで遊ぶが、一度集中すればすごい。 株式をめぐりチェ・ドウと対決する時、進行過程では緻密な戦略を駆使するが、決定的瞬間には猛烈にダッシュする。最後まで冷静に知恵を働かせるチェ・ドウとは異なる点だ。 新しい人生の目標! それはチェ会長(兄を自殺に追いやった会社の会長)を窮地に追い詰め、その前で胡坐をかいて見物してやることだ。 その目標を阻止する妨害物… チェ会長の息子で到底侮れない天才型チェ・ドウ… 知ってみるところチェ会長はただの小悪党。 だが全ての悪行の背後にはその息子チェ・ドウがいたのだ。 さらに、息子よりもっと怖いチェ会長の娘チェ・ウンスがいる。 この女のせいで狂いそうだ。この女到底憎めない。 それだけか、この女が俺を好きだと言う。
★チェ・ドウ 役-キム・ガンウ
不動産、 M&Aなどを動かす巨大企業NSグループの後継者。スポーツ万能で高学歴の天才型。 人が見ているところでは限りなく優しく配慮ある紳士だが、人が見ていないところではチンピラ。そして内面は善と悪の基準がない悪魔。彼は今まで良心の呵責を感じたことがなく、世の中に飽き飽きして金もうけの仕事をする。金を目標に作戦を練る時の緊張感… そこに少し生きがいを感じる。 父が一銭も与えないと自分を突き放した瞬間、彼は内心面白いと思った。そうだ。 彼は面白くさえあれば何でもできる。 この監獄のような息苦しい人生を少しでも忘れさせてくれるなら… 誰かはそんな喜びの瞬間のために連続殺人を犯すというが、利口な彼は金の世界を選んだ。 金の世界は銃声だけが聞こえない戦場だ。 ひょっとしたら俺は地獄が似合う人間なのかもしれない。
★ソ・ギョンア 役-パク・シヨン
同じ大学の同じ科で出会った復学生キム・シンを好きだった。 だがキム・シンのような男と一生を共にする気はない。 言葉通りビジョンもなく、野望もなく、金もない男だったから… 自らを悪女だと思ったことはない。ただ他人の視線を気にしないだけだ。 いつの日か財閥をひっかけて財閥の世界に入る夢を持っていた。 経済学科に入ったのももしかして?という下心だったが、こんな2流大学の経済学科には財閥の息子などいないという事を知らなかった。 それで、妙なきっかけではあるがチェ・ドウに会ったとき、このチャンスを絶対逃せないと思った。最初はただ誘惑して結婚でもするつもりだった。 最初はチェ・ドウがどんな人間なのか知らなかった。 キム・シンを本当に好きだった。だがキム・シンには一度も感じたことがなかった感情をチェ・ドウに感じるようになった。それは憐みの感情だ。一生一度も感じたことのなかった気持ちに当惑する。 今や彼女はチェ・ドウという男と彼のお金を一度に手にするつもりだ。 いつになるか分からないが、チェ・ドウが血を流す時、彼に助けを求められる最後の女になりたい。
★チェ・ウンス 役-ハン・ヨウン
幼くして母を亡くしてから彼女はいつも孤独だった。 父も年の差のある兄チェ・ドウもいつも忙しかった。 そんな風にいつも一人で空想の世界に生きてきたからか… 幼い頃学校では彼女を精神障害者と見なす先生もいた。 それだけ鈍い面があった。精神発達も人より遅く反応速度も鈍かった。 そして初恋も遅かった。その対象がよりによって自分の父と兄を敵とするキム・シンだった。学校で成績はいつもビリから10番に入る。 体育の時間に跳び箱をすれば跳び箱と一緒に倒れる。家庭科の時間に針仕事をすれば布切れと一緒に指を切ったり… それでも一つだけ自信のあるものがある。 いい人を一度に見分けられること。これは本当に素晴らしい能力だ。 良い人を見分けられるというより自ら良い人だと判断した人を最後までひたすら信じるだけ… 現実と空想の世界を行ったり来たりするタイプ。



1話 アン・ネサン演じる兄(また、早々に死ぬ役・・・)が経営する冷凍食品会社。それをたまーに手伝いながら、ぶらぶらしてる就職浪人のキム・シンは、お気楽でおバカだけど、可愛い男。成功した男がいいと言いながら、そんなシンと交際しているギョンア。

しかし、「工場の取材」としてやってきたテレビ局が、置いてあったくず野菜(といっても、汚い奴じゃなくて、茎の部分とか企画外の野菜を刻んだもの」をゴミと工場廃水を使ってるなんて報道してしまいました。
全商品が返品に会い、経営は行き詰った。検査をしてもらって安全だということを確かめるが、その報道は新聞の隅っこに小さく乗るだけ。訂正報道をして欲しいとテレビ局にもかけあうけど相手にされない。そして、兄は発作的に自殺。

シンは、生放送中のニュース番組に乱入し、ボウガンでニュースキャスターを脅して訂正しろと迫ります。しかし、番組はすぐに差し替えられちゃったし、結局、何の効果もなし・・・。

殺人未遂で逮捕されたシン。兄との思い出を思い返し、幼き日に歌った歌と口すざむシンには泣けました~。絵を描いていていて「描きたいものが多すぎて、紙が足りないよ」といったシン。シンは父の小さな餃子屋が嫌だった。兄はそのあとをつぎ、その餃子を美味しく改良し、冷凍食品にして・・・。

兄嫁に借金取りが群がる。自殺だったから保険金もおりない。最後にって、レストランを借り切ってギョンアとデートするシン。少しでもってお金を貸してくれようとするギョンアに、「こんなんじゃ足りない。クラブにでも勤めてくれ」とついいってしまうシン。

シンは、自分の体を担保に兄嫁の借金を肩代わりし、借金取りを自分に向かわせ、自分は刑務所に入って借金取りから隔離されるつもりだったみたい。甘いよねえ。

で、じつはネットで世論を煽らせたりしてたのが、建設業で成長したチェドンの常務ドウ。倒産寸前の食品会社ヒョクチョンウンをのっとるために、仕掛けたのか~。シンの所は巻き込まれたんだね。こんなやり方は、会長派のオ理事らに不安視されてる。



2話 さて、刑務所編!
殺人未遂なんてなあって感じで、暴力団組員からの苛めが開始されます~。
ボコボコになっても「自傷癖があるみたいで~」みたいに言われちゃって、ダメダメ。「殺されちゃうよ。他の監房へ!」っていうけど、そこでもおんなじじゃね??

そこで出会った気の弱そう~な子アン・ギョンテ(パク・ギウン君です。相変わらず、かわいいねえ)に「どうすれば生き残れる??」って尋ねたら、「金を差し入れてもらえ」と言われた。金なんてないもんな~。面会に来た兄嫁にも「会いに来るな。危ない」な状態のキム・シン。
シンは、なんとか状況を打開しようと、「俺のあだ名は狂犬だ。手を出すな」と反抗し、ボスにも殴りかかる始末。
報復でボコボコにされそうなシンをみて、ギョンテは刑務官にヘルプしてくれました。「このままじゃ死んでしまう。部屋を変える。上手くやれ」と刑務官に言われるけどね。
シャバにでても借金取りに襲われるだけだから、刑期を伸ばしてココでドンにでもなるかなんて思ってたシン。でも、それもどうでもよくなって、死ぬ気で暴れるようになったシン。「兄さん、こんな気持だったのか?」と涙する。

シンのところにチェ・ウンスという女性が訪ねてきました。チェ・ドウの妹です。「私の父の会社のせいでつぶれてしまって申し訳ありません。出来るだけ償いたい」という。ウンスの差し入れを拒否するシン。そんなシンの悲しい目が気になるウンス。
ウンスの父はカリスマ経営者。民主主義なんかよりも優秀な人間が始動すれば、国も豊かになるのにって考え方。
シンは事件の裏が気になり、「聞きたいことがある」とウンスを呼び出しました。しかし、ウンスはやってこない。シンは絶望を深めていった。

一方、ギョンアは、シンの兄嫁ミョンソンたちもすでに引っ越してしまったことを知る。探し当てたギョンア。ミンヒョンは「大事だからこそ、私やあなたと縁を切ろうとしてる」とかたるミョンソン。それが分かるから、ギョンアも思いきれない米。しかし、そのギョンアをつけてきた借金取りに、襲われてしまうミョンソン達。ギョンアは「今後は私の所に」と言って交渉しました。

ドウの方も、彼の苦手そうな韓国独特のじめーっとした付き合いをやってます。資本を出してる男に「俺をオヤジと呼べ」とか言われて、仕方なくオヤジと呼んでいたね。地道に知人の株をチェックして、一人づつ「俺を信じて投資しろ」と説得して回る。そして、その過程では色々あるってことね。
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