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龍の涙16話 [龍の涙]

バンウォンがやっと動き出しましたね~。まだまだすっとボケてますが・・・。
そして、世子妃の不倫がもりあがり、それがミン氏にばれちゃった~。動き出して面白くなってきました。
あらすじ(公式から)
科挙の試験場を立ち去った72人の高麗の学者たちは、万寿山(マンスサン)に集まって集落を作り、「杜門洞(トゥムンドン)七十ニ賢」と呼ばれる新王朝の抵抗勢力となった。イ・ソンゲは彼らの罪を問わず、誠意をもって説得するための使者を出すが、杜門洞の者たちは使者に汚物を浴びせて追い返す。
一方、ハ・リュンに会ったバンウォンは、密かに私兵を集めるように言われる。
太子妃 ユ氏と内官(ネグァン) イ・マンの密会が続いている。その情報がスパイを通じてミン氏にもたらされた…。

龍の涙15話 [龍の涙]

正直言って、テワンセジョンのバンウォンはワイルドでかっこいいオヤジなんで、怖い人とは思っても許せるけど、この「龍の涙」のバンウォンは福助見たいな顔して、妻がいる前で堂々と浮気。可愛げがないっつーの。
さて、ソンゲの「旧臣を集めたい」という気持ちに反して、世間は「王権の簒奪者」としかソンゲを見ない。ソンゲもその負い目があるから、旧臣に拘るのかな~。
しかし、官僚たちは「あいつらが戻ってきたらメンドクセー」とばかりに処罰に傾きます。そして、その役をバンウォンに押しつけようとするチョン・ドジュン。「出る杭は打たれると言うので、大人しくしてたんです。伯父さんも出過ぎないように」とやり返すバンウォン。にこやかだけに怖いっすね。


あらすじ(公式から)
官僚らの意見を聞かず、イ・セクを罰さずに逆に官位と奴婢を与えたイ・ソンゲ。しかしイ・セクはイ・ソンゲが贈った酒を飲んで死んでしまう。チョン・ドジョンは、王たるイ・ソンゲがこれ以上臣下に侮辱されて落ち込まないよう、高麗の旧臣を集めて回る作業をバンウォンに頼むことにする。
人材を集めるため科挙が行われる。しかし受験者たちはイ・ソンゲを褒め称えるような課題文に腹を立て、答案用紙を破いて立ち去ってしまう…。

龍の涙14話 [龍の涙]

高麗王朝の重臣たちを呼び戻すことに拘るソンゲだけど、皆「お前は王ではない」という態度を貫いている。
人材難を解消するために、科挙の取り行いを行います。さらに、ミン氏の依頼を受けた重臣の一人が「大君たちにも任務を担ってもらいましょう」と提案。チョン・ドジュンも「隠しておいて暗躍されるよりは、任務を与えて見張る」という風に方針転換。しかし、世子がな~。
結局「おさなすぎる」のが問題なわけで、そうすると「やっぱり年上のものが後を継ぐべき」って感じに世間が傾く気がする。


あらすじ(公式から)
イ・ソンゲに会ったチョ・ギョンは、ともに王に仕えていた身のイ・ソンゲが王を殺してその座に就いたことを非難、イ・ソンゲを侮辱し去ってゆく。都に戻ったイ・ソンゲは、今度は旧友のイ・セクを勧誘することに。しかし会議場に来たイ・セクは、イ・ソンゲのことを昔の号で呼び捨てにし、「昔の友は死に、偽の王がいる」と言って立ち去る。
酒浸りのバンウォンは、妻の留守に小間使いのトクシルに手を出す。そこへミン氏が帰ってくる…。

龍の涙13話 [龍の涙]

激動の序盤がすぎて、少し落ち着いた感じですね。
ミン氏vsハン氏はとりあへずハン氏の勝利。ミン氏は復讐を誓ってます。狙いどころになりそうな、世子妃が危ない感じですよね~。世子が「母と姉以外の女は・・・」とか言って相手にしないので、内官と浮気しちゃいそうです。
あいかわらず、離反した臣下を呼び戻すことに腐心してるイ・ソンゲ。これはやっぱりバンウォンがモンジュを殺しちゃった余波なのかな~。難しいですね。

(あらすじ)
王と王妃を敵に回したバンウォンは、自暴自棄になり狩りと酒と女に浸る日々を送る。
一方、まだ幼い太子は周囲の期待に応えようと勉強に打ち込み、妃との夫婦生活をおろそかにしている。相手にしてもらえないことに不満を抱く太子妃 ユ氏は、内官(ネグァン)のイ・マンと心を通わせるようになる。
高麗の旧臣を朝廷に呼び戻したいイ・ソンゲは、チョ・ジュンの弟 チョ・ギョンが山で暮らしていると聞き、出仕してくれるよう自ら説得に出向く…。

龍の涙12話 [龍の涙]

バンソク、立太子。得意げなハン氏の顔が「これはダメ国母になりそう」って感じ。バンソクそのものが、また乳離れも出来てないお子様だからな~。

怒るバンウォンを、「臣下がお前を恐れているのだ」と必死になだめようとするトゥン。
しかし、ミン氏も「私は誰にも負けたくない」とか好戦的だし、チョン・ドジュンはバンウォンの功績を「王子は臣下ではない。身内をほめるのは・・・」とかいわけして抹殺することで力を削ごうとするし、バンウォンもここは手を打たないとならない感じですね。
とりあへず、父王に「臣下に惑わされるな。そして、女を遠ざけよ」と宣戦布告。しかし、父王のほうは、追放した旧王朝の重臣たちも赦そうとしたりしてて、出来るだけ穏健にやっていきたい考えなのね。



(あらすじ)
バンソクが正式に太子になり、立太子式が行われる。先祖拝礼のため東北面(トンブンミョン)にいたバンウォンは知らせを聞き、急ぎ都に戻る。
一方、高麗王朝への忠義を捨て朝鮮王朝に仕えることにした旧臣 クォン・グンは、会議の場で、高麗王朝の他の旧臣を許すようイ・ソンゲに直訴する。
開京(ケギョン)に戻ったバンウォンは、王妃のいる前で「女と悪臣に気をつけろ」とイ・ソンゲに言い放ち、2人の怒りを買う。バンウォンと王妃の激しい対立が始まった…。

龍の涙11話 [龍の涙]

ソンゲは、長男を諦めきれないみたいでしたが、とうとうバンソクに決めました。
結局のところ、ソンゲを王にし、国を動かしているのはチョン・ドジュンだということを認めたみたいですね。イ・ソンゲという人間ではなく、王と言う立場でしか見られないことに、すでに飽きてきてしまっている感じです。
ミン氏はとにかく激しいっすね~。その読みは当たってるんだけど、攻撃的なこと極まりないっす。妊婦なんだから、ちょっと大人しくしてろよ~。


(あらすじ)
立太子問題について、幼いが聡明で温和なバンソクを推す王妃とチョン・ドジョン、功のあったバンウォンを推すトゥン・ドゥランらの意見を聞き、イ・ソンゲは迷う。その間、バンウォンは先祖拝礼のため東北面(トンブンミョン)に行かされ、バンソクはユ氏と婚礼を挙げる。結局イ・ソンゲは、腹心チョン・ドジョンの意見に従い、バンソクを太子にすることにした。
出産中にバンソクが太子になったことを聞いたバンウォンの妻 ミン氏は、王妃への復讐を誓う…。

龍の涙 9・10話 [龍の涙]

9話
長男・出奔。これが、臣下たちの離反に重ねられて語られます。
みなは、「去るもの追わず。新しい臣下を登用すれば良い」というけど、イ・ソンゲは説得してでも使うべきと考えている。たしかに、建国に浮かれていても、有能な官吏を失っては国は立ち行かないからね~。
そして、長男出奔に合わせて、次の代の争いがすでに始まってます。兄弟はやはり「兄弟だから、兄から順番に」だけど、嫁は他人よりも夫!自分の子!となるよね~。
あ、ハ・リュンがバンウォンに初対面してました。若い世代は、臣下たちも次をにらんだ動きをするのね。
(あらすじ)
イ・ソンゲが即位し新王朝が立ったが、旧王朝からいた地方官僚はどんどん辞めていく。
イ・ソンゲの息子たちは大君の位を与えられる。しかし威化島回軍(ウィファドフェグン)の時から父のやり方に反発していた長男 イ・バンウは蒸発し、にわかに世継ぎ問題が浮上する。
イ・ソンゲの2人目の妻 カン王妃は、死んだ正室 ハン氏の息子たちが世継ぎ候補であることを憂慮し、占い師に自分の幼い息子2人のどちらかが太子になれるかどうかを占わせる。一方イ・バンウォンのもとを訪れたハ・リュンは、バンウォンがいずれ王になると預言する…。


10話
ハン氏の泣き落しが炸裂しておりました。泣き落しといっても、絶叫泣きの激しい奴です。可愛くないから聞いてやる気になれんが、黙らせないとうるさくてしょうがないな~。彼女も、生き残りをかけてますから必死です。でも、天下国家のためじゃない訴えは、ソンゲの胸を打ちそうにありません。
しかしながら、気性の荒いバンウォンでは臣下の制御下には置けないと判断したチョン・ドジュンは、幼いバンソクを太子とすることで、執権政治的なものを狙っている様子ですね。ハン氏は政治的に野心があるというよりは、「王妃の立場が大事」という感じなので、形だけの王でも問題ないっぽいしな~。幼いバンソクは可哀そうだけど。
一方、バンウォンも黙ってられません。でも、ちょっと性急すぎるかな~。焦るのは分かるけど、自分から太子問題を持ち出して、野心がミエミエすぎるんだよね。まあ、事態が急変してるってのあるんだけど・・・。
ソンゲの気持ちとしては、「次男は優しいけど決断力がなさ過ぎて国家を託すには頼りない・・・」という感じで、一応「国家の将来」を考えて憂えている様子ですが・・・。

(あらすじ)
カン王妃の占い師は、末の息子 バンソクが太子になると預言した。王妃は、イ・ソンゲの信頼が厚く、息子たちの教師でもあるチョン・ドジョンを呼び、バンソクを太子に推してくれることで同意を得る。
一方、五男のイ・バンウォンはトゥン・ドゥランに会い、自分を太子に推してくれることを確認。四男のイ・バンガンは三男のイ・バンイと密談、自分が太子になれる方法を話し合う。
王妃はイ・ソンゲに、自分の息子2人のうちどちらかを太子にしなければ自殺すると言って決断を迫る。
イ・ソンゲは臣下を集め、立太子についての会議を開く。ナム・ウン、チョ・ジュンらが、建国の際に功のあったバンウォンを太子に推すと、会議場の外で王妃の泣き叫ぶ声が聞こえてくる…。

龍の涙 7・8話 [龍の涙]

7話 イ・バンウォンこええー。
とっちゃんぼうやみたいな顔して、「殺します」ってあっさり言いやがって!!父親が「殺したら民の信望をなくす」って止めてるというのに、「今、ころさなきゃ後悔します」って勝手に・・・。
(あらすじ)
イ・ソンゲが開京(ケギョン)に戻ったと聞いたチョン・モンジュは、恭譲(コンヤン)王に改めてイ・ソンゲの処刑を頼むが拒否される。イ・ソンゲからの報復を恐れた恭譲王は逆に幽閉していた彼の一派を釈放し、彼の殺害を進言した者たちを投獄する。
実はそれほど弱っていなかったイ・ソンゲは、チョン・モンジュを家に招き、落馬事件は芝居だったと打ち明ける。暗殺計画を水に流す代わりに自分の味方につけと言うが、チョン・モンジュは拒否。
怒ったイ・バンウォンは、手下にチョン・モンジュを殺害させる…。


8話 今日は、イ・ソンゲこええー。
息子を「殺さなきゃ示しがつかん」とアッサリ言うのも凄いけど、命乞いに来た王様に「辞任します。私がいなくても朝廷は大丈夫なようで・・・」と嫌味炸裂させて怖いわ~。
結局は、イ・ソンゲの思惑どうりに、彼を支持する人たちが自分から動いて「新王」と担ぐ形で王になりました。そうすることで、その後の運営もいくらかはやりやすくなるだろうし・・・。
あと、やっぱりミン氏は素晴らしく黒いですね~。王妃のカン氏との嫁姑の政治戦争も楽しみです。

(あらすじ)
イ・バンウォンがチョン・モンジュを殺害したと知り、軽率な行動に激怒してバンウォンを殺せと命じるイ・ソンゲ。しかし、トゥン・ドゥランのかばいだてとチョン・ドジョンらのとりなしで許すことに。
暗殺計画のことで後ろめたい恭譲(コンヤン)王は、自らの身を守るため臣下であるイ・ソンゲと同盟を結ぼうと考える。しかし同盟を結ぶはずの場所にイ・ソンゲは来ず、代わりにアン大妃から王印を奪ったペ・グンニョムらが現れ、王を捕らえる。恭譲王は廃位され、ついにイ・ソンゲが王位に就く…。

龍の涙 5・6話 [龍の涙]

5話
各臣下たちが、それぞれに「次の時代」を見据えた行動を始めてます。ハ・リュンは「すでに王朝は民に見はなされている」と感じて、イ・ソンゲにつきそうな勢いです。

で、最後まで母親に心配されていた長男は、本当に時制が読めてないですね。「忠」に拘っているけれど、では本当の忠とは??ってことですよね。

そして、イ・バンウォンは何を考えているのか・・・。ミン氏は「イ・ソンゲ側室に家を乗っ取られる」と心配してたけど、バンウォンが辞することで「家を継ぐのは嫡男」というのを明確化したいのかな~。そうすれば、側室の子には目がなくなるわけだし・・・。
(あらすじ)
イ・ソンゲはチョン・ドジョンに勧められ、イ・セクらを赦免するよう王様に進言し、事件を収束させる。寛大なところを見せて民心を得る計画だった。
イ・セクの弟子 ハ・リュンは、釈放された後に考えをめぐらし、イ・バンウォンの義父であるミン・ジェに接近する。
イ・ソンゲの郷妻(ヒャンチョ、正室)ハン氏が亡くなる。五男のバンウォンは官職を辞し3年間墓守をする。
イ・ソンゲは明に行っていた太子を出迎えにトゥン・ドゥランと海州(ヘジュ)へ行くが、そこで落馬してしまう…。

6話
イ・ソンゲの窮地にチョン・モンジュが動き出しますが、この突発的な好機に動こうとしない仲間たちや王。この辺を「何かあった時にどう動くか」掌握してれば違ったんだろうけど・・・。
一方、動揺する家族をまとめるのはやっぱりバンウォン。やっぱり「次の家長は長男」といって後妻をけん制しつつ、実務を裁くことで信頼を確保してますね。
(あらすじ)
海州(ヘジュ)でイ・ソンゲが落馬して生死不明との報を聞いた王族派のチョン・モンジュは、イ・ソンゲと彼の一派を葬る千載一遇のチャンスと考える。しかし慎重なイ・セクは反対し、臆病な恭譲(コンヤン)王もイ・ソンゲ派の官僚を幽閉するだけで事を済まそうとする。
実は予め落馬を知っていたチョン・ドジョンは、流刑にされる直前、バンウォンの手下 チョ・ヨンギュに手紙を託した。海州への道に兵を忍ばせ、チョン・モンジュの刺客を討てという命令だった。一方チョン・モンジュは王の許可なく海州へ刺客を放つ。が、刺客はヨンギュの私兵に片付けられる。イ・バンウォンは海州へ行きイ・ソンゲを連れて帰る…。

龍の涙3・4話 [龍の涙]

人物相関図が日テレHPにはないのでShowtimeのページをどうぞ

イ・バンウォンは「決めたことを心に秘めることが必要だ」とか説教されたり、まだまだ迂闊なところがありますね。顔もなんとなく商人っぽい感じの人で、テワンセジョンの怖い太宗とはイメージが違うな~。

まだ幼い前王の死は可哀そうだったな~。あと、「龍」というのは高句麗王朝の王の血筋には脇の下に鱗があるんだ・・・。(しかし、いかにもそこらにあるのをくっつけましたって感じだった。古いドラマとは言え、もうちょっと何とかならなかったのか・・・)



あらすじ
3話
禑(ウ)王から2本の小刀をたまわったキム・ジョは、それをクァク・チュンボとチョン・ドゥックに手渡す。小刀はただの装飾品で、贈答に他意はなかった。しかしイ・ソンゲの五男イ・バンウォンは、それを「禑王によるイ・ソンゲ暗殺の企て」に仕立て上げる。暗殺の共謀という濡れ衣を着せられ投獄されたキム・ジョは獄中で死に、昌(チャン)王は廃位され、王族派のイ・セクらも共謀者と見なされ流刑になる。チョン・ドジョンらは次の王を、禑王の遠い親戚定昌君(チョンチャングン)にする…。
4話
気の弱い定昌君(チョンチャングン)は王位に就くことを拒否するが、イ・ソンゲに脅されしぶしぶ即位、恭譲(コンヤン)王となる。新王は島に流されていた禑(ウ)王と昌(チャン)王に毒を送って自害させる一方、イ・ソンゲ派の者や彼の息子たちには高い位を与えるなどして厚遇する。
権謀術数に疲れて気がふさいでいるイ・ソンゲはトゥン・ドゥランを連れて心の師である無学(ムハク)大師に会いに行く。
イ・ソンゲの娘ギョンスンとイ・ジェの結婚式が行われる。そこへ、明に派遣されているユン・イとイ・チョが、明の皇帝に対して王とイ・ソンゲを貶める発言をしたという報告が入る。
流罪にされている王族派イ・セクらの陰謀と決め付けたペ・グンニョムらは、イ・セクらを投獄し、責め立てる…。

龍の涙1・2話 [龍の涙]

今見てるテワンセジョンの祖父・父の話なので、混乱するかな~と思いつつ、視聴始めました。凄い長いんですよね~。あと古いから画面があんまり奇麗じゃない。ってことで、途中リタイアもあるかも・・・。リタイアしないためにも、レビューは簡単にやっていきます。

BS日テレ公式

【概要】
高麗(コリョ)末~朝鮮建国
高麗末、高麗の外交は中国の親明から親元にかわり、高麗と明との関係は悪化する一方であった。1388年、明は高麗が元から取り戻した鉄嶺(チョルリョン)という地域を返すよう通告する。そこで、チェ・ヨン将軍を中心に明の対高麗の前進基地である遼東(ヨドン)征伐論が浮上し、チェ・ヨン将軍はイ・ソンゲ(後に朝鮮王朝建国の王「太祖(テジョ)」)に遼東征伐を命じる。しかし、イ・ソンゲは、遠征の途中にある威化(ウィファ)島で兵を戻らせ、チェ・ヨンを除去した後、軍事的実権を掌握、後に朝鮮を建国する。
ドラマ“龍の涙”は、朝鮮建国のきっかけとなった“威化(ウィファ)島回軍”という歴史的な事件から始まり、朝鮮の建国、朝鮮王朝最大の骨肉争いと言われる「第一次・二次王子の乱」を経て、「ハングル発明」という朝鮮王朝最大の偉業を成し遂げた第4代目王「世宗(セジョン)王」までの話を壮大なスケールで描いている。

【ストーリー】
王の命令に逆らい、イ・ソンゲ(後に朝鮮王朝建国の王「太祖(テジョ)」は威化(ウィファ)島で兵を戻らせ、強力な軍の力を利用し実権を掌握。王の座に即位しようとするが、高麗の忠臣たちの反発も益々激しくなる一方だった。反対勢力の中心的人物で、当時学者として名の高いジョン・モンジュの説得に息子のイ・バンウォン(後に朝鮮3代目王「太宗(テジョン)」)が立ち上がり、朝鮮建国に一緒に参加することを勧めるが、ジョン・モンジュはそれをきっぱり断る。やがてジョン・モンジュはイ・バンウォンにより殺されてしまい、それから2ヵ月後である1392年7月17日、イ・ソンゲは王位に就き「朝鮮」が建国された。そして太祖(テジョ)イ・ソンゲの右腕として朝鮮建国に貢献したジョン・ドジョンとイ・バンウォンの対立が始まった。一方、イ・ソンゲは後継者を誰にするのかを考えあぐねていた。なぜならイ・ソンゲ(李成桂)には、二人の婦人とそこから生まれた8人の息子がいたのだった…。

【主要キャスト(役名/俳優名)】
キム・ムセン(朝鮮王朝建国の王「太祖(テジョ)/イ・ソンゲ」役)
ユ・ドングン(朝鮮王朝3代目王「太宗(テジョン)/イ・バンウォン」役)
チェ・ミョンギル(「太祖(テジョ)の妃」役)
イ・ミヌ(「太宗(テジョン)の長男「ヤンニョン大君」役」
アン・ジェモ(太宗(テジョン)の三男、後に朝鮮王朝4代目王「世宗(セジョン)」役)
キム・フンギ(朝鮮建国功臣「チョン・ドジョン」役)

【スタッフ】
演出:キム・ジェヒョン(「女人天下」「王の女」「王と私」)
脚本:イ・ファンギョン(「太祖王建」「野人時代」「英雄時代」「帝国の朝」「サウラビ」)



1話 いやあ、一話から盛り上がりまくりですな~。比較的のんびりスタートして設定説明に時間をかける韓国ドラマが多い中、ドラマ全体のクライマックスシーンになってもおかしくない事件でドラマを幕開けします。
イ・ソンゲの決断する時なんて、「今日のそのときです@そのとき歴史が動いた」と思わず脳内再生されちゃった。
まったく知らない歴史なのに、その決断の重さがちゃんと伝わる作りでした。雨が本当に「これでもか~」って降らしてあって、「回軍しなきゃなんねー」イ・ソンゲの気持も分かったし、彼に味方する将軍たちの気持も分かった。

イ・ソンゲの中には、隠された野心と表向きの忠心があり、なかなか興味深い人物ですね。一筋縄じゃいかねーぜ!って感じ。
一方、五男のイ・バンウォンは野心はあるけど、アカラサマすぎるのが難点。妻のミン氏の方が賢い感じですね。ま、イ・バンウォンとミン氏は、テワンセジョンの太宗と妻ですから、怖い所を沢山見てます。それを、これからじっくり見るのか~って感じですね。

あらすじ(公式から)
高麗王朝の(ウ) 王と門下侍中(ムナシジュン)のチェ・ヨンは、明から突きつけられた鉄嶺(チョルリョン)以北の返還要求に反発し、遼東(りょうとう)征伐のための出兵命令を出した。しかし梅雨の長雨や疫病などにより戦況は悪化、威化島(ウィファド)に進軍していた前線では脱走兵が後を絶たなかった。そこで右軍を率いるイ・ソンゲは、左軍の長 チョ・ミンスとともに、王命に逆らって兵を開京(ケギョン)に撤収させる、いわゆる「威化島回軍(フェグン)」を決行した。
知らせを聞いたイ・ソンゲの息子たちは、王命に背いた父を責める長男イ・バンウを除いて皆が開京から一時身を隠した。王の義理の父でもあるチェ・ヨンは、城の周りに兵を配備し反乱軍から王を守ろうとするが、イ・ソンゲらの軍は警備を破って入城し、チェ・ヨンを国難を招いた罪により捕らえる・・・。


2話
一気に高句麗の崩壊まではいかず、じわじわと状況が出来あがっていく感じですね。
特に、田制改革にかこつけた、貴族の土地没収などは権力の集中→その権力の奪取への道筋として、なかなか面白いです。
イ・ソンゲが多くを語らず、周囲の議論の成り行きを見守っていて、決める所を決める!って感じなのが、迫力ありますね~。”武”で力をもっているからこそ出来ることなんだろうけど・・・。
中国の元・明の状況なども絡んでくるので、ドラマになる要素は多いですね・・・。

あらすじ(公式から)
チェ・ヨンは連行され、禑(ウ)王も廃位される。朝廷は次の王様を誰にするかで意見が分かれる。禑王はシン・ドンの子であり正統な王族ではないとするチョン・ドジョンらは、イ・ソンゲの即位を主張するが、結局は王族派の意見が勝ち、禑王の息子昌(チャン)が即位することに。イ・ソンゲ派のチョ・ジュンらは田制改革にかこつけて、王族派のチョ・ミンスの不正を糾弾し捕らえる。また、流刑になっていたチェ・ヨンは処刑される。一方、島に流された禑王の元を、チェ・ヨンの甥 キム・ジョが訪れる…。
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