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9回裏2アウト 16(最終)話野球は確率のスポーツだ [9回裏2アウト]

9回裏2アウト [DVD]9回裏2アウト [DVD]
(2008/04/25)
スエイ・ジョンジン

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途中でレンタルに切り替えたこともあって、半年もかけてゆっくり見ました。それでも面白かったな~。大好きな作品になりました。
友達って悪くないよね。年取るのも悪くないな。そんな気持ちになる優しい作品だったと思います。かなりおススメします。ラブコメと言っても、バタバタじゃないのが良い!!
主役コンビの相性も良かったし、二人とも変に「上手い」演技じゃなくて、自然で良かったです。若い彼や彼女たちが出てくることで、若い時の熱さや必死さとは少し違う感じも、対比として上手く出てた。青春は終わろうとしてるけど、でも頑張ってもがいてる感じが上手く出てたと思います。


ナニ、色んな経験や失敗のせいで、「どうせダメ」ってどこかで思っていて、それがヒョンテとの恋愛にブレーキをかけてたのかな~。「今はダメだけど、奇跡の復活だってある」とあの復活した野球選手に元気づけられた感じなのかな・・・。きっとナニは小説では成功しないだろうけど、奇跡を信じていることには価値があると思うな。

さて、熱烈キスをしてしまった二人。何も考えられないなヒョンテと、気まずいナニ。でも部屋に戻ったら、また我慢できなくてキスですよ。ナニがカラオケ屋から持ってきちゃったタンバリンの音がちょい笑える。「一緒にいられて嬉しい。ドキドキする。愛してる」と言ったナニ。やっと素直になったね。色んな話がしたかったんだろうな~。
ヒョンテの心の中にスヨンへの失恋の傷が残っているのを知ってたから、ナニは突き放しちゃったのか・・・。でも、ヒョンテにとって「ナニなしの人生なんて考えられない」んだよね~。もう「友達じゃないの?あの言葉は失恋よりも辛かった」なナニ。ヒョンテは「撤回する。3回くらいお前に片思いして、そのたびに友達辞めようと思ったよ」と答えます。
二人ともとっても幸せそうで、リラックスしてて、良かったね~って感じ。

ヒョンテは、ちゃんとスンアに気持ちを伝えました。でも、長いこと離れてたんだもんな~。仕方ない結果だと思う。何かがずれてしまって、ダメになってしまうこともある。

くっついてるから、ナニの風邪がうつってしまうヒョンテ。二人で布団にくるまってるのが可愛いっす。っていうか、さっさと一緒に暮らせばよいのに~。

ジョンジュは、頑張ってるみたいですよ~。メジャー昇格!
ジュヨンに「あなたがいないと困る」と言われたナニは、自分が本当に書きたいものがたまるまで、編集者として生きていく決意をした。「何かを伝えたい」と思って書いてきたけど、「伝えたいことがある」になるまで待つ・・・。ジョヨンに学んだ部分もあるんだろうな。そして、編集者として頑張ろうと、あの作家先生と必死に向き合ってる後輩からも・・・。
ヒョンテはスンアのコンサートの仕事を頑張ります。
チュニは正社員に昇格。結婚した友達は子育てに頑張る。才能のない上司の愚痴を言う友達も・・・。みんな頑張ってる。夢はまだ途中だ。

ナニの夢の中での思い出シーン。20歳の皆。ギターが大好きで、好きだから仕事にはしないと言ったスンワン。夢が3つあったスンワン。それがうらやましいと言ったチュニ。
20歳の頃、皆で30歳の自分に送った手紙がとどいた。亡くなったスンワンの手紙は全員とソンアの元に。みんな、若い自分からの手紙に感動。純粋で真っすぐに「幸せか?」と問いかけてくる。そして、スンワンの叶えられなかった夢に心を痛めます。「熱い恋をしたい」と書いてあった。 同世代だからこそ、共に感じ、共に悩んできた仲間。その時を失ってしまったスンワン・・・。
ナニはスンアに会いに行きます。スンワンとのことを今でも後悔してるスンア。ナニは「スンワンの口笛をギターで弾いてるよね。悲しむ気持ちは伝わっていると思う」と励まします。

部長はチュニに、妻子のもとにいくと報告。そんな部長に、20歳の自分からのてがみを渡すチュニ。「迷わず、諦めず、誇りを持って生きなさい」と3枚にもわたって説教してる手紙。このチュニは、「仲間」を語る上でとても魅力的なキャラクタでしたね~。迷う暇なんてなかった彼女だからこそ、高校生の時の純粋さを凄く保ってるように見えた。
コンサートの後、皆で古い歌を歌ったりして。これも、同世代だからこそだよね。若い時代の歌って特別だもん。毎日が輝いていた時が過ぎ、青春の痛みが消えるころ、私たちは大人になる・・・。

ヒョンテはプロポーズしたんだけど、ナニはもっと恋愛を楽しみたいって言います。ヒョンテも同意して、凄く幸せそうです。っていうか、あの謎の花束ってヒョンテか???

9回裏2アウト15話スーパー・スター カム・サヨン [9回裏2アウト]

みられてる気がして、スンアにキス出来ないヒョンテ。スンアは、「ここでナニと何かあったとしても気にしない」といい、部屋を模様替えしようといいます。
でもね・・・。ナニの気配を消すことで悲しさが募ってしまうヒョンテ。

屋台で偶然に会って、一日の報告をし合うヒョンテとナニ。「鍵のチェーンをつけなきゃと気になって、一日落ち着かなかった。」というヒョンテ。そして「お前はもう友達じゃない」と言います。「ナニが好きな気持ちを語って、このままじゃソンアもナニも傷つける」なヒョンテ。ヒョンテ、ナニが好きだけど、ソンアに対する愛情も決してないわけじゃないよね。優しい男だし、ソンアのことは傷になってるし・・・。離れてた時間が作った溝を感じてるけど・・・。
ナニが一番恐れた「友達じゃない」という言葉。そのために、恋愛感情を必死にコントロールしてきたナニ。少し近づきすぎてしまった結果がコレ・・・。ナニにはそう見えるんだろうな~。「退屈で刺激を求めた結果がコレ・・・・」とナニは語る。

チェーン鍵をつけて、その工具をみて「家具作り」を思い出したナニ。何かを作りたいという欲求を満たしに工房へ。そこでジュンモに会います。ヒョンテが好きなのか?と聞かれて、「忘れないとダメだと思う。だから、新しい人と・・・。そうじゃないと傷つける」なナニ。確かにね~。

ナニの引越祝いで皆がそろう。微妙~な空気が・・・。現在、恋愛が始まるか?な状態のチュニが「愛とは?」と質問。ナニは「タイミング」で、ヒョンテは「パス」。それはナニと同じ答えだからってのが、分かってしまうジュンモ。彼も苦労症ですよね~。

さて、一人になって「やっぱりナニと会いたい」ってナニの家に行ってしまうヒョンテ。ヒョンテが買ってあげたチェーンが二人の邪魔になってて、この辺上手いな~と思った。で、チェーンを外そうとナニがドアを閉めたのに、拒絶されると思ってとっさにドアを止めようとしたヒョンテ、手を挟んでしまいます~。
で、いつものように友達みたいな会話をする二人。でも、ヒョンテが「心配で会いたくて」って話をすると、「友達辞めるって言ったのに、なんで子犬にえさをやるようにするんだ?」なナニ。ヒョンテからすると、自分だって辛いのにって感じだろうね。でも、ナニが答えられない気持ちも分かるんだよな~。

ヒョンテは上司と飲みます。あの「つかず離れず」なコピーライターさんと付き合ってる人ね。彼女のために手離さないとと思ったこともある。でも、彼女なしの人生なんて考えられない。ヒョンテとナニの未来の姿なんだろうな~。

さて、ジュンモは仕事でヒョンテに会って、「勝負するか」ってバスケ勝負→殴り合いになってしまいます。ジュンモからすると、ヒョンテが二股かけてナニを苦しめてるように見えるんだね。ヒョンテにしても、どうしようもないんだろうけど。

あの女子高生作家さんが再度出てきました。次回作を障害者の物語にしたいという彼女。事故で障害者になった兄が野球選手を目指していたという。一作目が野球題材だったのもそういうことか・・・。ナニは、自分には才能がないことが分かってる。凄く努力しても、才能がある人にはかなわないかもしれない・・・。

公募の発表。ナニは落選でした。風邪をひいて寝込んでしまいます。でも、カム選手が奇跡の復活ホームランを!!感動したナニは、一人カラオケで歌い狂って元気を取り戻します。
公募に落ちたナニを心配するヒョンテは、いつもの屋台に探しにいくけど見つからない。そのあとに来たナニはヒョンテが探してるって聞きます。ナニはヒョンテのマンションの周囲をうろうろ・・・。「公募、ご苦労様。落ちたけど」と言うヒョンテにいきなりキスするナニ!!しかし、長いキスシーンだった。

9回裏2アウト 14話グラウンドは君たちのことを忘れない [9回裏2アウト]

二人の暮らした部屋が、ナニのことを覚えているということをヒョンテが語って、それが題名になってます。

二人の旅行は話したけど、一瞬だけど付き合ったことは秘密にしましたね。
チュンモがプロポーズしたってのが気になるヒョンテだけど、ナニは「ゆっくり考えてみる」とチュンモに話します。チュンモの方も気軽にまってる感じ見たい。
ナニとヒョンテは、結局ふたりで部屋で久しぶりにダラダラ。徹夜続きだったナニはそのまま二日も眠ってしまいます。

ナニは、好きな作家に会うんだけど「スワン」って女性のペンネームだったのに、元彼?だった。あんな嫌なやつなのに、どうしてこんな文章が書けるの?自分には才能がない。でも好きだから書いてしまう・・・。不安な気持ちを解消しようと、チュンモが「無心になれる」と言ってた趣味の家具作りを一緒にします。「椅子が好き。疲れた時に座ると充電される気がする」という、まるであなたが椅子!なチュンモ。亡くなったソンムンの分まで頑張ってみたら?って初心を思い出させてくれる。

チュンモとチュニの友情も良いよね。どうも部長が気になるっていうチュニ。やっぱり寂しいみたいなチュニに「お前は幸せになる権利がある」っていってくれて、温めてあげるって手をつないでくれる。
でも、「大学に行けなかったから仲良く」って言ってたけど、チュンモってなんか「優秀」ってイメージだったから、そうだっけ?でも、大学時代の友人の輪には居なかったみたいだし、大学には行ってないのか~。

ヒョンテとソンアも一応順調。会長と会食中のソンアに不意打ちで呼び出されても、大人な態度のヒョンテ。
でも、ナニが部屋を探しだしたことで、「一人残されたらどうなるのか?」って不安になってきた。

しかし、ナニは部屋を契約しちゃった。あれこれ世話をやくヒョンテ。ナニは部屋をでていきます。
最後に「御飯作ってまってるね」とナニに言われ、もうこういう会話もできなくなる」って寂しくなるヒョンテ。ナニはヒョンテの為に、掃除や洗濯をし、大量の作り置きの食事も作って、ここは日当たりが良いからと花を残し、作った椅子をおいて去りました。上手く言えなかったからと、「あんたが不安な気持ちを聞いてくれた。おかげで気持ちに余裕が出た。ありがとう」と手紙を残して・・・。うわあ・・・。ヒョンテはとにかく寂しいよな~。
翌日の夜には「食事しよう」って電話しちゃって、「家になれたいから家で食べる」っていわれてやんの。

寂しいヒョンテを心配して家に遊びにくるソンア。いい感じになってキス?ってタイミングなのに、なぜか出来ないヒョンテ。あああ・・・。ちょっと前から、ソンアとの格の違いというか壁を感じてたみたいだけど、ナニがいなくなったことが引き金になっちゃったか~。

9回裏2アウト 13話事実と錯覚 真実と幻想 そして中毒 [9回裏2アウト]

ヒョンテはナニが新しい部屋を探してるのに気づきました。「約束の2ヶ月は一緒に暮らそう」と、書類を破り捨てました。ナニは「情がうつりそうなの。出て行けなくなったらこまる」と・・・。

その日、ジュヨンのサイン会の日で、仲間がかけつけるんだけど、ジュヨンがヒョンテの事を「ルームメイトさん」って呼んだから、同居がばれてしまいます。みんなに事情を説明。大丈夫なのか?って心配されます。ソンアは「ナニとヒョンテなら大丈夫」と言って理解してくれる。でも、ナニは「それって女性として魅力ないってこと??」って気もする。
チュンモは、ナニの気持に気がついてそうだな~、ヒョンテとソンアのカップルに微妙な表情をするナニにさりげなくフォローしてたね。

ナニはチュンモに「友情と恋心のバランスをとらないと長続きしない。少し恋心が大きくなってる。でも、踏みとどまる理由もあるし、我慢するだけの価値のあるものだと思ってる」と言う話をします。そんなナニに、「見合いを真剣に考えて結婚を思うなら、僕を候補に入れて。ヒョンテのことを聞いても、今なら余裕を持てる。」と申し込んできます。冷静なタイプだからって言ってるけど、ちょっと冷静すぎる気もするな~。でもナニの不安定なところと上手くマッチするかもしれないな。

ヒョンテは、ソンアと付き合いつつも、ナニと別れるのが辛いみたいだね。酔って帰ってきたヒョンテは「俺は泥酔してる」って言い訳して、ナニを抱きしめます。でも、ナニは「好きになっちゃったらどうするの」と言って、逃げ出しちゃいます。次の日、ナニは部屋を探すと言い、ヒョンテも「長引かせると俺も辛い。公募の後に一緒に探そう」と答えます。

ナニは公募の原稿に没頭。何かと気にかけてくれるヒョンテ。
ソンアが家に訪ねて来た時、二人の部屋にヒョンテの恋人が居ることに抵抗があるナニ。逆に、自分がお客さんの立場なのが変な気がするソンア。
ソンアがヒョンテに送ったシャンプーの匂いにアレルギーがでて、ナニが吐きまくってしまいます。必死に解放するヒョンテの姿が・・・。

公募の締め切りが終わり、ナニ、ヒョンテ、ソンア、チュンモは、ソンアの暮らすホテルで食事。支配人がワインをもってきて、「お礼です」。????あの旅行であったカップルの男性か~。妊娠出来たのか~。でも、ヤバイですよ。

9回裏2アウト 11・12話 [9回裏2アウト]

11話毎月15日は防衛訓練の日 ナニ、ヒョンテの事を意識しすぎてて、どうしても避けちゃう。でも、ヒョンテにほめられた足にペディキュアしちゃったりして、かわいいねえ。ヒョンテもつい期待しちゃうよなあ。ヒョンテは、「一晩限りの女なんか覚えてないし、お前は男にみえる」と言って、ナニを楽にしてあげます。

休暇が終わって会社にいくと、ヒョンテとチソンの事がメッチャ噂になってて。平気なふりするチソンだけど、可哀そうだよ~。ヒョンテは、チソンに「どうしてほしい?」と聞きます。リクエストどうり、会社の受け付けで「俺は悪いおとこです。女性にだらしなくて振られてしまいました~。」って大声で告白を!!最後まで優しすぎるほど優しいヒョンテに、チソンは笑顔になる。でも、それをソンアが見てた!

ナニの小説が仕上がりました。お手伝いしてる仕事の件であったジュンモには見せないのに、ヒョンテにはさっそく見せるんだね~。

ナニが見合いに行くのを、黙って見送るヒョンテ。切なそうだなあ。防衛訓練で地下鉄に足止めされて、ヒョンテに電話してくるナニも「防衛訓練のたびに、ずっとあんたを思いだす」なんて言ってます。好きなくせに自覚できないみたいだねえ。
見合いの店でジュンモとばったりのナニ。相手も酷いし、見合いの後で二人で食事。そこの「酔ったから迎えに来て~」なヒョンテ君。

ナニは「ソンアから習ったギターをあんたが弾くのは嫌だった。でも、私にギター教えて」と言い出します。ソンア以上の存在になれそうもないから、旅行でのことは「恋の訓練」ということにしたけど、一歩踏み出してみようと、ソンアのことをナニも乗り越えてみようとしてるみたい。
ナニに「映画行こう」と誘うヒョンテ。ナニが朝帰りしたせいで、軍の休暇から帰ってきたヒョンテと見に行き損ねた映画「ラブレター」の上映があるのね。仲間との集まりの後に、二人で抜け出す約束を。しっかりおしゃれして、カワイイなあ。ヒョンテが待ち合わせ場所に向かってると、ソンアから電話。

ソンアは広告代理店との打ち合わせでチュンモとばったり。
チュンモが「仲間の集まりに来る?」だけど、悪いことしたから会いづらいという。誕生日が、スンワンの命日なのか・・・・。

チュニと部長。赦してもらえなくて、ご飯を作ってあげたり、泣き落ししたり、海外にいる嫁とチェっとで話せるように教えてあげたり・・・。でも、嫁はチャットは拒否!!もう同情しまくってるチュニ。


12話友情も9回裏2アウトを迎えた 過去の回想。ヒョンテの除隊直後で集まった時。慰問の手紙を嬉しそうに見るヒョンテだけど、ナニは失恋してボロボロ。
そんなとき、スンワンがサークルに誘ったソンアに一目ぼれしたヒョンテ。すぐに交際が始まり、スンアはスペインへの帰国も断ると言っていた。でも誕生日。仲間で山登りに行き、雨なのに、ヒョンテが主張して無理してしまし、スンワンが足を滑らして落下事故で死んだ。スンアは何も告げずに去った。

ソンアに会っても平気なふりをするヒョンテ。ナニは超ビックリ。
ナニにも「何ともない」って言う割に、映画に行く約束を忘れて家に帰っちゃったよ・・・。ナニは言い出せなくて、一緒に自宅に帰ってから、一人で映画館に。ヒョンテ、気がついて、ナニの待ってる映画館にダッシュ。ナニ、泣いてるじゃん~。恋人か友達か微妙なラインにいる二人の、微妙な距離感が・・・。

強がるヒョンテに「本音も話せない仲なんて、友達でもないよ」とナニ。ヒョンテは、素直に自分の気持ちを説明します。「失うものが多すぎて、告白するのは勇気がいった。でも付き合ってみたら温かくて甘い気持になった」というヒョンテ。でもソンアに対する気持ちが残っていると知っているナニは、「私は甘い恋より熱い恋がしたい。小説に専念するよ。だから、ソンアを掴むなり忘れるなり決着つけて」とヒョンテに言います。友達で居られなくなるというのを怖がるヒョンテに、「友達で居られる間は楽しもう。」とナニ。

ヒョンテ、次の仕事がソンアを使う企画でガックリ。
ナニのことが好きだけど、ソンアをまだ好きかもしれない。ハッキリしないとナニを傷つけると思ってソンアに会いに行ったヒョンテ。抱きしめてみたヒョンテは違和感があるような顔してたけど、そのまま外泊か~。より戻すのかな??
ナニは、「おかげで小説がはかどったよ」とソンアと会ったのはお見通して「楽しく恋をして。ファイト」なんて声をかける。うーん・・・。ヒョンテ、それで良いのか~。ナニも!!

才能ある新人作家の小説を呼んで、自信を失って泣いてるナニを、ヒョンテが慰めてくれます。編集でもあるナニに「出版の申し込みをしたら?」なんてアイデアまでくれて。ヒョンテは良い男だよね~。ホント。

ソンアはナニを呼び出し。わだかまりを解いておきたいという。
実は、スンワンとヒョンテの二股かけてて、スンワンとソンアのキスを見ちゃったナニがそれを知っている。「もうヒョンテを離したくないから、スンワンのことは内緒にしておいて」と頼むスンア。ナニはヒョンテを傷つけないために言わないと約束を。
怒りもせずにソンアを受け入れたときいて、そうやってヒョンテの心がソンアの色に染まることを実感してショックなナニ。ナニは、姿を見せずに花だけ送ってくる人のことを思い出して、その花を持って帰ります。そうやって、ヒョンテを頼る気持ちを抑えて、自分を励ましてるんだろうなあ。
ソンアのおかげで自分の気持ちに気がつけば良いんだけど、ヒョンテのために封印しちゃいそうだよな。ヒョンテが好きなのはナニだと思うのにね。

ナニは、ヒョンテの事で辛いけど、ヒョンジュへの愛もまだ残り火のように燻ってる。自分の愛情が良く分からない。ヒョンテも、ナニへの気持ちがあるのに、ソンアを拒みきれない。
二人とも、青春が終わることが恐怖で、青春時代の恋に執着してるってのもあるんだろうなあ。あと、恋人になるまえに家族になってしまってるから、相手への気持が分からない。でも、このままだと「家族で居られなくなる」んだよね。ただの幼馴染だから、結婚したら離れないとならない。それは怖いんじゃないかな~。

チュニは部長が告訴をとりさげてくれました。お礼で靴をプレゼントしてたけど、だんだん良い感じじゃないか。

9回裏2アウト 10話 [9回裏2アウト]

レンタルで見ることにしたんだけど、なかなか借りられなくて中断してました~。

10話怪我の後遺症 ジョンジュが応募してた旅行(死ぬほど飲んで応募の口数増やしてたやつか?)に当選。凹んでるナニは「最後のプレゼント。行ってくる」という。でも、旅行後に見合いをすると知ったヒョンテは一緒に行くと言い出します。ナニは「恋愛はもう十分。気力も残ってない。頭を冷やして、あとは仕事に集中する」と言ってる。しかし、ヒョンテは黙ってられないみたいだね。「一緒に旅行するのはこれが最後かも」とか言って、つれていけ!なヒョンテ。

旅行に行ったヒョンテとナニ。ジョンジュのことばかりはなすナニに、「好きなんだ。どうしよう」とイキナリ告白するナニ。ナニは答えないまま、4時間が経過。「考えすぎずに、最後の旅行を楽しもう」とヒョンテが声をかける。4時間、何も話さずに並んでのんびり出来る相手なら、結婚相手として最高なんじゃないかな~って気がするけどね。
やっと、「ドキドキするけど、それが何なのかよくわからない。付き合うと、別れたとき今まで積み重ねてきたすべてを失ってしまう」ってナニは言う。ヒョンテも「俺も良く分からないし、一時的なものかもしれない。でも会えないのは嫌。結婚してからじゃ遅いと思って」という。
ヒョンテがソンアを忘れられないことや、ナニがまだジョンジュを愛してることを踏まえた上で、あまり深刻に考えずに、付き合ってみることにする。付き合うって何をすればよいの??なナニ。ま、手をつなぐだけなんだけどね。

翌日、同じく抽選にあたった結婚3年目の夫婦と一緒に遊びます。
そこでヒョンテは、ナニが知らなかった過去を話します。兵役の休暇に、ナニの家で朝まで待って告白するつもりだった。でも、ナニは他の男と初体験をして帰ってきて、それをヒョンテに報告したんだ。最悪のタイミングだな。言えないよな~、

恋人同士として付き合い、旅行を楽しむ二人。手をつないでるのが変わったところだけど、それは30歳の恋人というよりも、17歳のような初々しさ。
やっぱりナニは、恋愛をするって踏み切れない。「旅行の間だけの夢にしよう」と言いだします。ヒョンテも「そうなると思ってた。ただ、これ以上好きにならないように告白したかっただ。お互いにソウルに戻ったら、元通り仲良く友達として暮らそう」と約束します。最後にキスだけして・・・。
ヒョンテは、ナニのことを良く分かってる。分かってるから、喧嘩にもならない。

でも、ソウルに戻ってもキスしたことを意識しちゃって、どうもギクシャク・・・。

で、ソンアが戻ってきてる。素足で芝生の感触楽しむ二人の過去の映像をみてるソンア。それを撮影してたのはナニ!!うーん、こじれそう。ヒョンテ落とす気で戻ってきたみたいだしなあ。

チュニ。顧客の情報を漏らしたって告訴されそうになってます。
なんとか、ことを収めようと相手に会いに!相手はナニの会社の部長さんで、妻から離婚届を送りつけられて、ショックを受けてる。家にも帰れず、ホテル住まい。乱れ切った生活の様子を見たチュニは朝食を用意してあげます。目覚めた部長は驚きますが、チュニは土下座!!

9回裏2アウト 9話引退した選手のカムバック [9回裏2アウト]

ジョンジュの部屋に行ったら、彼の両親が来ててバレチャッタ。ナニが、ジョンジュのマイナーリーグ合格を知ってしまいます。

今は話したくないといって家に帰るナニ。ヒョンテが一緒に遊んで笑ってくれて、話も聞いてくれる。「出会ったのは肩のリハビリ中だった。投げられるようになったのは私のせいだと言った。彼の投げたボールを受け取った時、涙があふれた。抱きしめてあげたくなる。でも、不釣り合いで出来なかった。こっそり試合を見に行った・・・」と語るナニ。
どん底で、言い寄ってきた変な男につられてしまいそうだった。でも、ジョンジェの決勝戦を見た日。世界の中心にいる気がした。いつも、幸せにしてくれたのに・・・。

結婚出来ない。でも待てない。ナニは別れを選択しました。ジョンジュにサインボールをもらって、「絶対売らないわ」と言って、別れを告げる。涙、涙で別れます。
ドラマ的には、ナニとヒョンテの微妙な関係をかきつつも、ナニがジョンジュにおもいっきり恋をしてる姿を書いてきました。年齢的に臆病になりがちなナニだけど、それを打ち破ろうとする姿が良かったです。

ナニは、父親の命日恒例の釣りに、ヒョンテの家族と出かけます。「事実と錯覚。ときどき、あんたが男に見える。男としたら完ぺきだけど、私たちは友達なんだよね」なナニ。「5回目の失恋」と言うヒョンテに「6回目よ。秘密の恋を一度してるの」とナニ。
「40になっても一人だったら嫁に来い」なんてヒョンテは笑う。ナニは「また恋が出来るかな?不安だな。40歳になっても一人だったら、大きな花束をもってプロポーズしてね。世界一大切な存在だと思えるような花束」って・・・。ヒョンテなら、自分で花を買わなくちゃならないなんてことはないんだな。

ナニの秘密の初恋はヒョンテなんだね。高校二年生の時。女と見てもらえなくて友達で良いと思った。諦めようとジュンモと付き合ったのか~。かっこいいよねえ・・・。

ジュンモとバッティングセンターで会って。食事するナニ。バイトで仕事を手伝ってというジュンモ。仕事の話も分かりやすく賢く、気持ちを察してくれる大人な空気のジュンモ。「君の望みを感じてた。だから、別れた」だって。
ナニは、前に届いた花は誰が送ったんだろう??もしかしジュンモ?って気持ちになる。

凹んでるナニの行動が面白い・・・。ヌード写真を見ちゃったヒョンテに、「記憶をけせ~」まナニと、「ワザと見せてるのか~。少しは警戒しろ」なヒョンテ。泣いてるナニの、頭をなでて寝かしつけてくれて、見守ってくれてるヒョンテ。ナニは、ちょっとヒョンテに揺れちゃった?

チソンは落ち込んでるナニに彼氏を紹介しようとする。会社の人だけど、イマイチ。その男よりも、机の下でジソンとヒョンテが手をつないでることや、「ヒョンテに愛してるって言われた」と浮かれてるジヒョンに、ショックを受ける。

なぜか揺れてしまう気持ちに戸惑うナニ。散歩に誘う。ヒョンテはナニに膝枕してもらったり、すっかりリラックス。でも、「私たち変わろう。ジュンモと今の付き合ってたら別れなかった。彼女が家族になるなら、彼女に集中しなさい。釣りにも私抜きで二人で行って」と話をするナニ。ヒョンテは「ふられた気持ちだ」ってショックを。ホントはナニも嫉妬してるけど・・・。ヒョンテはナニと手を繋いで「それが正解なのか考えてみる」という。

ジョンジュはアメリカに。最後の挨拶に来る。ナニはオンマに会いにいって、「なかなか忘れられない。抱きしめて」と・・・。最後にジョンジュが会いに来た時、オンマは彼に食事をさせてくれた。口うるさいけど、あったかいオンマ。もう恋愛しないで、見合いして結婚するとナニは言ってるけど、オンマみたいな母親になれるかな?

ナニは、ジョンジュのヒーローで短命だった選手が、復活してきたというニュースを見る。

チソンと夜釣りに行ったヒョンテ。でも、ナニが居ないとものたりない。
自分とナニの関係は、ガスの切れたライターみたいなものだと思ってたけど、そのライターの火がついちゃった。
チソンに、「俺はナニが好きみたいだ」と告白。おー・・・。チソン可哀そうだなあ・・・。

9回裏2アウト 8話 [9回裏2アウト]

ヒョンテとチソン。仲良くやっています。ヒョンテは、ホント落ち着いていて魅力的だよね。ただ、両親と合う時に、チソンを紹介するのは断ったり、ちょっと線を引いてる部分もあるヒョンテ。ナニの父親の命日で、皆でいく釣りだからか・・・。
ソンアに「いつまでも待ってる」と言ったらしいヒョンテ。チソンは優しすぎるヒョンテに「まるで罪を償ってるみたい」と不安。ナニは「無神経だねえ。でもソンアは戻らないよ」とフォローしてあげる。

チュニは父が残した借金10億を完済。地道にためたお金を使いたい!最高のぜいたくって何?と考えて、ミギョンとナニを呼び出しヌード撮影。「私の青春を形の残したい」というチュニ。でも、ナニは「最高の贅沢って、当たり前に過ぎ去った青春時代だ」と思う。

ジョンジュは、父にマイナーリーグを考えてみない?と言われる。やっぱり、ジョンジュにも諦めきれない思いがある。
ソウルに戻ると、ナニがプロポーズの返事をしてくれる。「結婚で諦めないとならないことが沢山ある。人より先に大人になるのは大変だ。準備もできてないのに責任を負わされる。私は、悪いことも恋愛もいっぱいした。でも、あなたはそれが出来ない」と言われて、泣いてしまうジョンジュ。
ずっと慰めて、疲れ果てて帰ったナニは、「悔し涙だった。なんで?自分が不安にさせすぎたから?」って反省して、ヒョンテに報告して相談。ナニが、自分の為に自分で花束を買って帰ってきたのを見たヒョンテは「結婚指輪どころか、花の一本も送れない男と結婚するのはやめたら?」なんていう。真面目に話してるのに、ナニは「アレ?メガネが入れ替わってるよ。似てるからねえ。趣味も似てて・・・。同居してますます似てきた。早くはなれないと中毒になっちゃう。恋人みたいだって感じちゃうと気があるよねえ。あり得ないんだけど・・・」とか言い出す。ヒョンテは「考えすぎるな」と忠告。

泣いてすっきりしたジョンジュは、「失うものがあっても諦めた。残ったのはナニだけ。愛してる」といいにきた。ヒョンテは、お騒がせなジョンジュにあきれながら、良かったねと笑ってくれる。

マイナーリーグのことを知ってるジュヨンは、「この結婚は後悔します」とナニに。ナニは腹立って、「転んじゃえ」って思うと、ホントにこけちゃってビックリのナニ。笑った。こういう小ネタが好き。

ジョンジェは、結婚のために中退してプロ入りを考えてるみたいで、監督に「そんなの無理だよ」って言われちゃう。
ヒョンテの服をかり、ナニの母に挨拶にいくジョンジュ。オンマは絶対反対。「努力だけでは生活できないの。真面目な学生さんなのは分かるけど」と冷たい。ナニのために作ってた通帳を渡して、「縁を切ろう」とか言い出す。
帰った時、ジャケットを脱いだらジョンジュのシャツが汗びっしょり。若いジョンジュが緊張して凄く頑張ったのを感じたナニは、自分一人でオンマに会いに。「これが最後の恋だと思う。だから諦められない。申し訳ないと思ってる。母さんの願う生き方が出来なくてごめん。でも、通帳じゃなくてオンマが必要なの。母さんに応援して欲しい。失敗したら愚痴を聞いてくれるオンマがあ必要なの」と訴える。

ジョンジュは、2軍スタートで中退して入団すると決めた。ナニは「何かを決めるときは、自分のことを一番に考えてね」とちょっと心配。
ジョンジュはナニに、テストの時の帽子をプレゼント。「僕の活躍を見届けた帽子だから」だって。「思春期みたい。自分の力不足をいつも感じるけど、一生懸命頑張る。」と言って、サインボールをプレゼント。短い選手生命だった憧れの選手のサインを、ジョンジュがマネして書いたもの。感動してキスする二人。やっとキスで、キャッチボールが出来た。で、ジョンジュの部屋にもどったんだけど、キスしてたら、ジョンジュの両親が!

ところで、ユン次長とコピーライターの先輩、恋人なのか。結婚反対されてて、10年もくっついたり別れたり。愛って言うより情なんじゃないの?というヒョンテ。どうなのかなあ?情と言ったら、ヒョンテとナニもそうなんだけど・・・。

9回裏2アウト 7話ストライク・ゾーン [9回裏2アウト]

やっぱ、面白いなあ~。ヒョンテとナニの何気ない感じがすっごく良い。この空気を作ってる主演・二人がとにかくナイス


ジョンジュ、プロポーズ。うんって言ってから、え??なナニ。「時間が欲しい」と言って一人で帰って呆然としてる。メジャーにも落ちたらしいのになんで?な友人たちだけど、母にばれて焦ったのか?なんてことに。友人たちは「やめておけ。現実を見ろ」って態度です。若くして結婚した友人夫婦が、夫婦喧嘩した影響で「無謀な結婚はダメ」とか言い出すしねえ。
プロポーズなのに、心がトキメかない。ドレスより家賃が気になる。そういう自分が嫌。でもジョンジュとは別れられない。

ヒョンテとチソンは、彼女の積極的なアプローチでいい感じに。でも、ヒョンテは「久しぶりの恋愛はちょっと疲れる」だって。

オンマがいきなりナニのマンションの外にいて、帰ってきたヒョンテとナニは焦りまくり。それに。チソンとジョンジュとなぜかジュヨンが訪ねてきた。必死に隠れて、「どうする~」と相談。電話して、「今日は出張してて遅くなる」と説明。

オンマを追い返した後、しかたなく5人で食事。ジョヨンはジョンジュに甘えたり、超失礼。ヒョンテも気がついて「手ごわいなあ」とナニと相談。ナニとヒョンテが仲良いのを、ビシビシついてくるジョヨン。嫉妬するジョンジュと、「事情は分かってるわ」なチソン。ナニは「貧乏だから友達の家に居候してるの」とぶち切れて説明。チソンが「嫌な女」と、ジョヨンが帰った後に塩をまいたのは笑った。

ナニは、ジョンジュに「あなたの気持は分かってても、若いあなたに大きな決断をさせたことを悪いと思ってる」と言います。ジョンジュは、「ナニに申し訳ないとおもってる。悩まなくて良いことで悩ませてる。でも、ナニ離れていくと思って言えなかった。ナニは俺たちが別れても平気だろ?仕方なく付き合ってる。愛してると一度も言ってもらったことがない」って言う。ナニは、初めて「愛してる」と口にします。

疲れきってるナニを飲みに誘うヒョンテ。ヒョンテの前で思わず泣いてしまったナニ。カラオケ行ってタンバリンを盗む二人。楽しそう~に騒いでる。ヒョンテに「27歳であんたとソンアのせいで、恋愛は永遠じゃないと分かった。ジョンジュは永遠の愛を信じてる。恋愛にもストライクゾーンもある。若いころは広い。一つでも良いところがあると好きになる。でも、年をとると狭くなる。結婚で、ジョンジュや自分が失うものがわかる。それを愛と天秤にかけてしまう自分が嫌だ」と相談するナニ。ヒョンテは、「恋愛は現在進行形だけど、結婚は未来だから当たり前の事だ」って大人なご意見。ナニも「天秤に乗ってるのは私の未来なんだから、考えもしなかったら馬鹿だと思う」と答える。
ヒョンテは、ナニの隣でただ座ってるのが気持ちいいみたいだね。「今日はまだ終わってない。同居も続く」とナニに言う。

チソンは「ヒョンテとナニの同居は嫌」と正直な気持ちを語る。ヒョンテは「ナニがどうするか決めて」という。ナニは「真剣な恋じゃないの?あんたの恋をなんで私が決めるの?恋人が出来て寂しくも感じた。おもちゃをとられたみたい。友達だからね。でも、ソンアを忘れて再出発出来た。嬉しかった。」というけど・・・。ジョンジュのためにも実家に帰るというナニに、「今より会えなくなるぞ。ジュンモと別れたのも俺のせいだろ?お前を追い出してチソンと付き合えるか?お前は俺の大事な友達なんだ」とヒョンテ。
ヒョンテは同居は止めないけど、チソンを慰めに言って仲直り。

翌朝、ナニはヒョンテに「ジョンジュと生きていきたい」って結論をつげて、「だから出ていくことになるかも」と・・・。ショックをうけるヒョンテ。涙目じゃん~。「嬉しいけどおもちゃを取られたような寂しさってこんな感じか」とか言ってるけど、その程度の気持には見えない反応だぞ。

ジョヨンが完成した小説を見せにジョンジュの所に。ジョンジュ、マイナーのルーキー・リーグには受かってるのか。でもマイナーだと生活が大変だからって、ナニのために諦めたのか。ジョヨンに口止めしてるんだね。ジョヨンにも「もう取材の必要ないでしょ?」と会いに来るなという。
ジョンジュは、実家に帰省。父がマイナーに受かった事を聞いたらしく、家族は喜んでる。行かないことにしたとジョンジュは告げたけど・・。

プロポーズを受ける決意をしたナニは、おしゃれして、ジョンジュを迎えにいきます。ヒョンテが「「綺麗だよ」と言ってあげるんだけど、寂しそう。

9回裏2アウト 6話ベースラインを上り坂だと感じたら野球をやめるべきだ(ベーブルース) [9回裏2アウト]

ヒョンテは、チソンが一人で来て「さっきまでナニと一緒だったんだけど・・・」と説明したのを見て、「悪い男にしたいのか?ナニが仕掛けたな?迷惑だと伝えろ」だって。で、「出よう。男を信じるな。男の部屋に簡単に上がるな」とか言って・・・。

さて、マンション前のナニとジョンジュ。ジョンジュが抱きついてきたところで母親が・・・。「知らない人。人違い」ってことにして、ビンタしたのか。
で、部屋にあがりながら「ヒョンテ、オンマが来たよ~」とメールでSOSのナニ。でも、チソンを送って行こうとしてたヒョンテは気がつきません。
ジョンジュが戻って「彼氏です」とか言うんだもん。やめてくれ~だよね。30歳の娘を学生に託せないよなあ。大反対のオンマ。「結婚できるのか?」って言われて、一瞬戸惑ったジョンジェ。これはオンマもナニも複雑だよねえ。時間をちょうだいといったけど・・・。
ヒョンテはチソンを追い返してる最中にメールに気がついて、必死で荷物をかくし、チソンと部屋に隠れてました。リビングでかわされるナニとジョンジェの騒動を聞いちゃいます。
その必死さに焼いちゃうチソン。

オンマが帰った後、ヒョンテが飲みに付き合ってあげます。ヒョンテとナニが二人で居る時の、ダラダラっていう時間が凄くいい感じ。ヒョンテが包容力のある男に見える。
シミがあるよ・・・なヒョンテに、白髪もできてる!抜いてよ~なナニ。ヒョンテの膝に眠って、グルーミングされてるみたいだよ・・・。
ナニは「彼を待ってて振られたら?」と心配なのね。今頃気がついたんだ?なヒョンテ。
凹んでやってきたジョンジェにちょっとイラっとするヒョンテ。ヒョンテ→ナニが少しづつ表に出てきましたねえ。
「恋愛には、結婚にしろ失恋にしろ結果がある。でも、友達は永遠だ。友達で良かった」なんていうナニ。ちょい苦笑のヒョンテ。

ナニは、「この恋は諦めない」と言って、若返るためのマッサージやパックや運動を頑張ります。でも「こんなことしてる場合?」とヒョンテは心配。
ナニも、上り坂を登ってるように感じる。
オンマにはガンガン怒られるし、ジョンジュからの電話も理解できない若者言葉が多くて疲れちゃう。そんな時、ベイブルースの「ベースラインを上り坂だと感じたら、辞めるべきだ」という言葉をジョンジュが・・・。

社長に食事に誘われたナニ。社長に「いつから編集に自負心を持ちましたか?」と質問。社長はナニというか高校生作家の小説に期待してるみたいだね。
さて、高校生作家のチェヨン。ジョンジュのインタビューでは、ジョンジュそのものに興味があるっぽい??
ジョンジュが席を外したとき、「オッパーを愛してる。奪ってみせる」と宣言。「正体をばらしたら、小説を書きません」だって。
ナニはこれまで担当してた作家(友人みたいに付き合ってる)にも、「どうしよう~」と相談。先生は「童顔メイクアップセットでお手入れだ~」だって。

チェヨンはジョンジュに接近し、メジャーリークの入団テストまで「取材」っておっかけてついていく。ナニは「邪魔しないで」と説得してたけど、メジャーに受かったらナニにプロポーズをすると聞いてるから、邪魔しそうだなあ・・・。

ヒョンテは、チソンが研修期間を終えて居なくなって少しさみしい。彼女を思いだしている。戻ってきたとき「わたしじゃだめ?先輩も愛が必要みたいですよ」とか言われて、その気になってきたか?

さて、ヒョンテはご近所さんのおばさんにお見合い勧められてます。「結婚する気がないので相手にも失礼」と言ってたヒョンテだけど、相手がナニと知って快諾。で、古美術商チェ・ジンソンとか名乗ったヒョンテ。
ナニに「おまえを見合いするぞ」と宣言。これで、ナニがヒョンテの家にいても「見合いの後で上手くいってて・・・」という形に出来るんだな。
ナニは「条件いいねえ。見合いで出会ってたらどうなるかなあ?」と想像。ヒョンテは「俺は一目ぼれだな」なんていう。見合いの日、予定があるって言い出すナニ。ヒョンテは「馬鹿?別に見合いを本当にしなくても。会ったことにしておけ」と。でも、おごってあげるつもりだったんだね・・・。

ジョンジュがテストでいなくて凹んでるナニを夕食に誘うヒョンテ。おいしい料理で大人っぽい時間。スーツのネクタイを外す姿にトキメキを感じちゃったナニ。帰りに、執筆のときにって綺麗なライトスタンドを買ってもらった。お財布を気にせずデートができ、お小遣いをあげるんじゃなくてプレゼントをもらえる大人なデート。ちょっと良い感じ。やっぱりジョンジェとの付き合いには無理もある。
でも、そこにジョンジュが「帰ってきたよ」と連絡してくる。すっ飛んで行くナニ。ジョジュは、ナニにプロポーズ。

チュニは、ナニの会社のイム部長に返済のお願いの電話。妻のカードを使えるようにしてという部長に、「家族カードなので、あなたの分の返済をしてくれないと無理」と説明するけど、理解してくれない。イライラする・・・。

9回裏2アウト 5話 30歳 宴は終わった [9回裏2アウト]

冒頭はナニとヒョンテによる時代劇パロディシーン。怨霊が犯人か?とかいって捜査する役人二人になったナニとヒョンテ。ナニの脚本の内容なのね~。

ヒョンテはジソンに迫られてますねえ。依頼元の新しい担当者(社長の娘)とセレブネットワークがあるみたいで、担当者の好みを調べてくれたり、なかなか涙ぐましい。
彼女の資料で良いアイデアもわいて、ヒョンテは張り切ってます。

しかし、仕事で留守がちのヒョンテを心配してくれるナニ。「情が移ったかな。母性本能があふれてるから~」なナニと、「世話焼かれるのも悪くない」なヒョンテ。
夜中に執筆しながら眠ってしまってるナニを見て、ちょっと胸もとが気になったりして女に見えちゃって、「どうかしてるな」なヒョンテ。ナニに自分のジャージを着せてしまいます。
軍隊の召集が。これで、ナニにふらふらっとして友情が壊れる危険がさったと、ちょっとほっとします。久々に一緒の朝食。ナニが「久しぶりで嬉しい。ひとりの食事は嫌」とか言って、かわいいじゃん・・・。
兵役時代のことを思い出して、「いなり寿司作って」なヒョンテ。ジュンモも面会に来たナニの差し入れを、「ジュンモにはあげない」と言った思い出。

それぞれ、アンケートをチュニに頼んだヒョンテとジュンモ。ライバルと意識しつつも友人って感じで、この二人の関係好きだ。
風邪引いてるチュニを気遣うヒョンテ。チュニは「最近寂しいの。友人として抱きしめて」と二人に。ジュンモが抱きしめてあげる。ヒョンテは「俺は後ろからかよ」とか言いながら抱っこしてあげる。
そのチュニ、会いに来たナニを退職した年下君と間違って一瞬期待した。それで、涙目に・・・。首席だったのに大学に行かずに、一家の大黒柱の彼女。その現実は変わらない。だから、彼とは恋愛できない。でも30歳になって、「宴は終わったのか?」と本当に寂しくなってしまう。ナニと二人で、映画を見ながら思い切り泣く。

ナニは母に「教室の奥さんたちに紹介したくて」と引っ張っていかれる。そこには、あのマンションのおばさんもいるんだけど、ギリギリで会わずに済んだ。なかなか好評で、「見合い話がきたわ」と喜ぶ母。でもナニは嫌がってます。

ナニとジョンジュは順調ですが、ジョンジュのおっかけで作家のジェヨンちゃんが接近。しおらしく謝ってきて、ナニに「彼を取材させて!!」だって。

ヒョンテが居ないと寂しいナニ。「徹夜だからスーツ持ってきて~」なヒョンテに届けてあげます。ネクタイのプレゼントつき。居眠りしてるヒョンテの隣で眠ったふりしながら、鏡にうつるヒョンテをこっそり見てるナニ。高校時代にもそういうことがあった・・・。
ヒョンテのプレゼン練習にも付き合ってあげます。

ジュンモが「アルバイトしない?」とナニを食事に誘った。ヒョンテと暮らしてるのは内緒。ジュンモは常にさわやかですね。

思い出を共有してるナニとヒョンテとジュンモの3人。宴は終わるかもしれないけど、その時の記憶は消えない。ナニにもヒョンテにも、相手を片思いした記憶がある。

プレゼンは無事終了。せっかく二人でお祝いだと思ってたヒョンテ。でも、聞きつけたジョンジュやジソンがやってきちゃう。ナニは、ジソンと一緒に買い出し。恋する彼女をかわいいと思ったナニ。「世話を焼く私がうらやましかったんでしょ?彼に作ってあげて」と買った物を持たせて、自分は外出しちゃう。しかし、そこに母親が!!

9回裏2アウト 4話永久欠番 [9回裏2アウト]

ナニ、ヒョンテの彼女ジンスが気になってるんじゃん!!ジョンジュは「これでナニを取られることもない~」と安心してるけど。ナニはジョジュの投球をヒョンテに自慢したり、馬鹿すぎると呆れたり、若さにあふれてて喪失感を感じたり・・・。

ヒョンテは「30年来の友人だから、キスしても欲情はないな」とか言ってしまい、想像してキマズー、
ナニが仕事の愚痴を言いながらも「頑張って働いてこの家でないと」といったら、複雑なヒョンテ、何も「出ると思ったら、なんか変な感じ・・・」とかナニも。

ナニ、ネット小説に目をつけて担当することに。それが、性格最悪のジョンジュのファンの女子高生。思わず喧嘩してしまう。社長に「作家志望として”私なら”という目で見ないで、編集としてプライドを持って、作家を尊重しろ」と言われて、ナニは反省。

ヒョンテは、広告代理店の仕事でジュンモとライバルに。プレゼンを任されたら、一番にナニに報告。

ナニ母がやってきた?ヤバい~と慌てて先回りして部屋にダッシュするナニ。靴を挟んでエレベーターを動かなくして時間を稼いで、ヒョンテの痕跡を消します。でも、ヒョンテが出て行く時間がなくって、ベランダに。
ナニが、ヒョンテの学校時代のジャージ着てて、背中にでっかくネームが入ってて?「ヒョンテのジャージ着てるの?」となったりして、ヤバい~。

ヒョンテは、ゴミの分別ができなくて叱られた隣人に、代理で花を贈って謝罪。

ジンスは、ヒョンテとナニが気になる。「ナニは永久欠番だ」というヒョンテに、「前は女として見たこともあるんだ・・・。」なジンス。ヒョンテは「恋する勇気がないから」なんていって、ジンスのアピールにもいまいちの反応。
ソンアを思い出してるヒョンテ。スンワンが死んで、一番辛いときに去ったスンァ。まだ、忘れられない。

コンジュ、交際を申し込んでた後輩の男性が結婚して退社。優しくて、いつも心配してくれた人。アッサリしてるけど、ちょっと寂しい。

ナニは、ジョンジュに迫られたけど、相手は初体験っぽくて、イマイチふんぎりがつかない。ヒョンテに相談しちゃうけど、思わず、「キスなんてするな。見たくない。ってい」って、ナニにキスしちゃうヒョンテ。
って、ヒョンテの夢かよ~。でも、意識するよな。

9回裏2アウト 3話 [9回裏2アウト]

「このまま一緒に暮らそうって言ったの覚えてないの?いないと退屈そうだ。借りを返す。失恋して落ち込んでた時、死のうとした時、お前がいてくれた。その時の借りだ」とヒョンテがナニを止めた。
「家出した娘の気分」なナニ。なんと、引き留めると思ったから、荷物入れてなかったのかよ~。ヒョンテ、耐えろ・・・。

ナニは失恋で苦しんでて、酔って怪我しちゃったりして、ヒョンテが心配してます。
酒に溺れて廃人同然のナニを見て、見てられなくて、無理やりシャワーさせようとするヒョンテ。そのせいで、ナニの原稿が・・・。保存されてるからそれをもとに、二人で修正作業のやり直し・・・。
ちょっと女を感じてしまったヒョンテ。なんで?だけど、ま、一時の気も迷いか・・・。

ナニは執筆に戻る。ジョンジュの電話番号を思い切って消せば?なヒョンテ。代わりに自分を一番に登録して「困ったときに頼る一番は必要でしょ?」だって。
ナニは「そういえば、最近、女遊びしてないよね?」なんて聞いてくる。ヒョンテは??となりつつも「気になる女は居るんだよ・・・」と話す。ナニは寂しいからか?と思いつつ、ヒョンテが少しだけ気になる。

同級生のソンウンの結婚招待状。取り残されるようで凹むナニ。同級生のチュニと寂しい老人になりそうだ~と鬱電話・・・。でも、ジュンモに会えるから、バッチリ奇麗にしていくナニ。
ジュンモは、高校時代にナニに恋して、放送で打ち明けてくれたのか。いやあ、とにかく爽やかでかっこいい。でも「ヒョンテと会うな」ってジュンモが言ったせいで、二人は別れちゃったらしい。それをジュンモから聞いたヒョンテは、ちょっと気になる・・・。ナニは「嫌われちゃったから別れた」なんだけどね・・・。

ジョンジュ、ガックリやる気を失っていて、代表のテストでもガタガタ。せっかくのチャンスなのに。ナニを見かけて、合宿のバスから飛び出しちゃったりして、大変な状態。
結局、泣きながらナニの家に押し掛けてきて、会いたかったよ~。
ヒョンテが、お子様ジョンジュを「仕方ないなあ」って感じで見てるのが面白い。

ナニとジョンジュが仲良くなったのを見て「恋愛してるから、ナニをセクシーだと思ったんだな。恋愛してるのが羨ましいな。やけてくる」なヒョンテ。
「ジョンジュとのことなら青少年相談所にでも電話しろ。番号調べてやる」ってヒョンテは言って、自分の番号をメモ・・・。ナニは「一番は変えない。嬉しかった」と電話してくる。

ヒョンテは研修生の指導に。沢山の研修生の中で、コネ入社のジソンは浮いている。仲間外れな後輩ジソンがちょっと気になるヒョンテ。
ナニに誘われた野球観戦に、ジソンと連れだってやってきます。ジョンジュは完全復活。ナニも幸せそう。

9回裏2アウト 2話 [9回裏2アウト]

面白いわ・・・。
スリにあって帰ってきたヒョンテ。ナニの払った家賃もないから出てけとは言えないんで、「同居しよ」だって。「母親に彼のことバラスぞ~」と脅してくる。ヒョンテとナニは完全に友達だからっていうけど、ジョンジュは大反対。ヒョンテは、ジョンジュの子供っぽさをからかって楽しんでるね。

ナニとヒョンテの会話が、完全に家族って言うか兄弟みたいな乗りで、遠慮セロなんだよね。それが、テンポよくて良い感じだ。

ジョンジュをなだめるのに苦労するナニがまたおもろい。無理して若づくりしたりするけど、彼の友人とは合わないし、年上だからってチームメイトの分まで奢らされたりして大変。「不釣り合いな私が恥ずかしい。別れよう」なんて言い出しちゃう。

ヒョンテはいろいろと新たな発見と言うか小さな不満がたまる。メモすることで発散して我慢してたけど、段々と限界に。ナニも、ヒョンテのすることなすことが気になる。ヒョンテが本当はスンアに会いにスペインに行ってたと知って、「あんた、金残ってるんじゃないの?」と喧嘩売ってしまった。結局は喧嘩に・・・。「だからソンアに捨てられる」ってナニ、それはいっちゃいかん。

翌日、小学生なとっつかみ合いに・・・。そのまま飲み勝負。言いたいこと言いまくって、酔いつぶれてしまう。
ジョンジュのメールに気がつくナニ。「疲れさせてごめん。別れよう・・・」これを見ちゃったヒョンテは、流石に反省~。「凄く会いたい」って泣くナニをハグするヒョンテです。ナニは覚えてないみたいだけど・・・。
やっぱり気の毒で、でていくナニを止めちゃうヒョンテ。

ヒョンテは、ナンパした女が偶然に研修生で入ってきて、ちょっとアチャー。

9回裏2アウト 1話わが青春は9回裏2アウト [9回裏2アウト]

9回裏2アウト [DVD]9回裏2アウト [DVD]
(2008/04/25)
スエイ・ジョンジン

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スエちゃんは、ちょいもの悲しい顔つきが魅力だけど、コメディ演技も上手いんですよねえ。
チョ・ウンジちゃんも好きだし、イ・サンウ君も顔が好きってことで、楽しみです。
脚本が、映画「イルマーレ」の人。イルマーレ好きな映画だったから、ちょっと期待。

【監督】ハン・チョルス
【脚本】ヨ・ジナ
【出演】スエ イ・ジョンジン イ・テソン ファン・ジヒョン イ・サンウ チョ・ウンジ 


★ホン・ナニ役(スエ):
8つの時にサンタはいないと気づき、14歳でこの世の中心は自分じゃないと悟り、17歳で男を知り、二十歳で愛を知り、27歳でこの世に永遠など存在しないと確信し、三十で…宴は終わったのだと身をもって悟った。
青春はほとんど、いたずらに夢を追って費やした。おかげで、数度めぐってきた打席で一度も安打を打つことが出来なかった。未来は不透明、今非常にあせっている。勤め先はつぶれかかった出版社。年俸はベンチャー企業の初任給にさえ及ばない。しかも、それすらも毎月支払われるという保障はない。我々の周辺にありがちな、女の特性をほとんど持つ彼女。気持ちは優しいほうだが、適当に小ズルく、気難しく、潔癖症で、少々猫かぶりで、少々軽くて騒々しい。
甘いささやきに簡単にだまされ、小さなことに感動し、すぐ泣いてすぐ笑うが、メソメソしないところが彼女の魅力。比較的に健全で道徳的な価値観を持つほう。正直で正義感が強いが、ボーイッシュだとか、がらっぱちではない。方向音痴に機械音痴、気まぐれ。独立心旺盛に見せかけるが、多分に依存的。ダイエットと間食が習慣。生産性のない心配を楽しむ。
じっとしていたら体がムズムズしてきて、人生が退歩するかもしれないという恐怖心にとらわれるタイプ。スポーツが大好きで、お金もないくせにあれこれ習っている。ルックスは美人というよりも、しっかり者ではつらつとしたイメージ。はきはきとした口調とは裏腹に、相当ドジで間が抜けている。細かさと間抜けさが完璧に調和すれば、ステキな女性になりうるかもしれないが、まだムリ。虚栄心もまた相当である。
しかし、虚栄をあからさまにするには、知識と意地が許さない。ああ~ ジレンマ。
★ピョン・ヒョンテ役(イ・ジョンジン):
8つの時、ナニ経由でサンタがいないことを知り、13歳でスカートの中のファンタジアが気になり、17歳で自分がオスとしての競争力が相当あることに気づき、二十歳で愛を知り、23歳で恋をし、27歳でこの世に永遠はないと確信し、三十で… もう彼女を忘れたのだと錯覚している。青春は全て“愛”を追うのに使い果たした。早くから空振りばかりしていたナニに比べると、彼のゲームはそれなりに順調だった。ノーヒットノーランを記録し、勝利を収めるかに見えた彼。
7回を向かえ、思いがけないピンチに直面した。
打席に立ったのは、相手チームの4番、“彼女”。マウンドに立つ彼は、どんな時よりも身長に球を投げた。渾身の力を込めて歯を食いしばって投げたインコースのストレート。…彼女は軽く打ち返した。カン!というバットの音が鋭く響いた。そして空高く吸い込まれたホームラン砲。1点くらいと思ったが、すでに動揺し始めた彼はその後、3者連続でホームランを浴び、地獄を経験する。場外に飛んでいくボールを見送り、彼はマウンドに崩れ落ちる。それからというもの、長い長いスランプに突入。
基本的に彼はナイスガイである。ユーモラスで魅力的、温かくマナーもよく、度胸もあり知的だ。あらゆるタイプの女とまんべんなく付き合いもした。基本的に非常に魅力的な上に、30歳になってセクシーさまで漂いだしたせいで、落ちない女などいない。ここまでが、表面的に見える、彼の姿である。
★キム・ジョンジュ役(イ・テソン):
大学3年、大学野球のピッチャー。真っ黒く日に焼けた顔、スポーツで鍛えた体。まだ世の中の垢にまみれていない純粋な眼差し。爆走する青春!英語学院で出会ったナニに一目ぼれし、冗談じゃないと断る彼女を追い回す。必死に断るナニだったが…。大事な試合を勝利に導き、グローブを放り投げてこの世の全てを手に入れたような笑顔でスタンドに走るジョンジュ。スタンドのナニを抱き上げ肩車をし、満員の観衆が見守る中、グランドを走り回る。感動しない女がいるだろうか…。
8つ年下の彼氏。
ある者は夢だといい、ある者は正気じゃないと言うが、ナニの判断によると、それは狂気の沙汰だ。年下だからといって、皆がサムスンのサムシクではない。甘い綿菓子のようで、シャボン玉のように幻想的ではあるが、ぎゅっと握ると消えてしまうその虚像。ジョンジュは、年下への幻想を容赦なくブチ壊す、現実的なキャラクターである。幼稚で、無鉄砲、ケンカをしてはケガをし、赤面するほど情けないメールを送ってナニをガッカリさせる。その上、筋肉と知性は共存できないのか、バカさ加減が殿堂入りクラス。本はおろか、乱射シーンがなければ映画じゃないと、三流コメディーの偉大なる作品性について大いに語る。漢字は自分の名前意外知らない。それなのに、英語にだけは熱心。怖いもの知らずのせいか、会話もそつなくこなす。メジャーリーグ進出のために熱心なのだそうだ。
★ユン・ソンア役(ファン・ジヒョン):
クラシックギター奏者。
両親が外交官だったため、子供の頃は主に外国で育ち、5歳でスペインでギターを始める。太陽のようで風のようで大地のようで空のようで、水をまかれたばかりの芝生のようなみずみずしくカッコイイ女。幸せな時や、嬉しいことがあった時、その表現があまりに強烈で、全世界に彼女の幸せが伝染しそうな、そんな女。感情表現も即刻、判断も行動も即興的で情熱的。彼女の演奏もしかり。眉間にかすかにシワを寄せ音楽に没頭するカリスマ的な姿に、聴衆たちは息を呑み圧倒される。彼女が発散する勢いとあふれる才能が、周囲を萎縮させることもあるが、ソンアはそんなことなど意にも介さない。しごく個人主義的であるためか、そんなことは最初から気づきもしないのだろう。ヒョンテと付き合い始めた頃も、彼女は将来を嘱望される新人奏者だった。燃え上がるような恋をする二人。ソンアは、エージェンシーとの契約もあったが、スペインに帰ることをあきらめる。有名な奏者になることを夢見てたわけでもなかったそうだ。ただ好きで弾いてるだけ。“ギターはここにあるし、弾きたくなったらいつでも演奏すればいいじゃない。今はあなたの横にいるのが一番幸せなんだもの” 。当時ヒョンテは23歳と若く、ソンアの選択が非常にロマンチックでありがたかったが、そんな彼女がいつも不安だった。ギターを捨てて自分を選んだように、いつかは自分を捨てて軽やかに笑顔で去ってしまうのではないか…。そしてヒョンテの不安は現実となった。
★イ・ジュンモ(30歳)役(イ・サンウ):
高校時代のナニの彼氏。ナニと別れて、家族と一緒にアメリカへ移ったジュンモは、当時の49倍はイイ男になって戻ってきた。折り目正しく小ギレイで、温厚で気配り上手で、自分よりも他人のことを思いやる性格は、昔のまま。ヒョンテのライバル会社に勤める。毎回コンペでぶつかり合う。だからといってヒョンテと仲が悪いのではない。仲もいいしよく遊ぶが、勝負になるとどちらも真剣。
★キム・チュニ(30歳)役(チョ・ウンジ):
ナニの高校時代の同級生。若い頃から家の家事と生活を任されてきた悲運の女。首席で学校を卒業するも、大学は入試すら受けられなかった。大学には進学できなかったが未練はない。カード会社の督促電話担当社員。三十路になっても結婚など夢のまた夢。言い寄ってくる男は何人かいたが、「私こんな女だけど、あんた、私と同じ気持ちでうちの父を大事にしてうちの弟妹を養っていける?」と、最初にアケスケに質問する。当然、イエスと答える男などいない。だったら私もあんたに未練はない、サヨナラと言いながら手を払えば、傷つくこともなかった。あきらめが早く、前向きで、さっぱりしてる。
★チョン・ミギョン(30歳)役(ソン・ジョンミン):
ナニとヒョンテの大学の同期。法曹界の名門一家の末娘。もともと賢かったため、じきに法曹家になるだろうと当然のごとく思っていた家族たち。しかし、家族の反対を押し切って、孤児で何一つ取り柄のない大学の同期と結婚すると宣言。それでもミギョンは両親の祝福を受けたかった。この件があるまでは限りなく平和で幸せな家庭だった。サンフンはミギョンの気持ちを察して、彼女の両親に許しを請う。あらゆる屈辱に耐え数ヶ月許しを請うたが、ミギョンはそんなサンフンを涙の1滴こぼさずに見つめながら決心した。“いつかこの借りは返すわね”―それから三ヶ月許しを請うた後、ミギョンはサンフンの手を取って、家から撤収した。
★パク・サンフン役(チャン・ジュニ):
ナニとヒョンテの大学の同期で、ミギョンの夫。背が低く、丸顔でよく笑う愛嬌者…だった。もともとは。最近は、顔も唇も血の気が引いて、微笑を忘れたうつろな眼差しで、今にも何かを仕出かしそうな不安な感じだ。友人たちは口にこそ出さないが、サンフンのこんな状態を心配していたところだった。そして友人たちの集まった席で、ミギョンが爆弾宣言を行ってしまう。自分が司法試験を受けると。両親とはすでに談判済みだから、あなたは休んでと。友人たちはみんな緊張する。サンフンが死ぬほど頑張っているのに、こんなふうに彼のプライドを傷つけるとは!だがサンフンは、ミギョンがありがたくてたまらない。
★パク・ジソン役(24歳)(パク・ヘヨン):
ヒョンテの同僚、そして恋人。広告代理店で問題になっているコネ入社。デジョン一の酒卸売り業を営む社長の一人娘。要するにヤクザの娘ということだ。事実彼女は最初から社員ではなかった。コネ入社はのっそりもったりしてるといわれないために、誰よりも熱心に頑張ったが、誰もわかってくれない。同僚たちの陰口に傷つかないために、いっそ堂々としていようと決心した。同期たちは彼女を偉そうで金持ちを鼻にかける浅はかな人間だと村八分にし、彼女は全く意に介さないようなそぶりをするが、実はひどく傷つき、同僚たちの冷たい視線に孤独を感じる。嫌味な女を演じているが、本音は同僚たちとくだらない冗談を言い合って笑いたかった。職場で唯一親しくしてくれる人がヒョンテだった。ジソンは、ヒョンテの温かさに感動して、彼を愛するようになった。
★チャン・チュジャ役(49歳)(ファン・ソッチョン):
ナニが勤める出版社の女性社長。あだ名、酋長。会社の主な業務は、日本のマンガの輸入出版。だが、日本のマンガの市場は大きく、80パーセント以上は大手出版社を通して出版されるのが現状である。しかしたくましいチュジャは、その隙間で取引の中間に入り込み、裏技や手管を駆使していくつかのマンガ版権をゲットし、何とか給料程度は稼いでいる。商業道徳など微塵もないヤクザな会社で、上役から伝授される業務内容が、他人の裏をかくあくどい手ばかり。成功率は非常に低いが、それでも希望を捨ててはいけないと、目を輝かせながら意欲を燃やす社長の姿は可愛らしくもあり、エセ宗教のような妙な力も感じられる。
★イム・ナッピン役(38歳)(イ・ドゥイル):
ナニが勤めるの出版社の部長。あだ名:副酋長(本人の名前とは関係なく、社長のおかげでこんなあだ名にされた、大迷惑なケース)。
大手企業の営業部長だったが、リストラされて出版社に流れてきた。
いまだに大手への郷愁に浸っている。家では冷や飯扱いの家長、会社ではバカにされる部長。世間に見捨てられた男。全てを失って郷愁だけが残っている男。そんな彼が… チュニと出会う。
★シン・ジュヨン役(18歳)(イム・ユナ):
高校3年生、インターネット小説家。
出版社を通じてナニと出会う。そしてナニを通してジョンジュと出会う。
高校野球からのジョンジュのファンだったジュヨンは、それ以降ナニと恋のライバルになる。まったく…。12歳も年下の恋敵とは。ホン・ナニ、人生実に情けない。
★キム・シンジャ役(キム・チャンスク)
二十歳で家の紹介で会った男との結婚を数日後に控えたある日。
本土からやってきた男と恋に落ちて駆け落ち。詩人の夫を懸命に支えながら暮らしてきた。自称詩人だが、10ウォンのカネも作れないのらくら者だった。だから父親に似て小説を書きたいとパタパタ駆けずり回るナニを見ると、腹が立ってたまらない。夫はカネもないくせに人ばかり好くて、町内中の保証人を引き受けトラブルばかり。それでも夫がいてくれるだけで心強かったのに、15年暮らしたある日、海釣りに出かけて死んでしまった。あまりじゃないか。しっかり者の彼女は、ソウルでもすぐに生活を安定させた。
片親に育てられた子と後ろ指さされぬよう、子供たちを厳しく育てた。次女と三女は端正に育ったのに、長女のナニは何がいけなかったのか、一番いい学校を出たのに就職もせずにふらふらして、やっと入った会社は給料さえ1ヶ月おきにくれるようだ。いったい、どういうつもりなのか…。その上、嫁に行く気もさらさらない。まったく親のほうが気が変になってしまいそうだ。
★ピョン・ジョンウ役(イ・ヒド)
ヒョンテの両親。
平凡で穏やかで変わらない夫婦。相変わらず済州島で民泊をしている。ナニをとても可愛がっている。遊びに行こうものなら、いまだに5歳の女の子を相手にするように、これ食べなさい、あれ食べなさいが始まる。ナニと3人で花札をしだすと、夜が更けることも忘れて熱中する。ナニはこの家に産まれるべきだったのに。それこそ相性のいい親子だったろうに。
そんなある日、保証人の件で妻に責められたナニの父親が、ジョンウに海釣りに行こうと誘い、二人で出かけたその釣りが、ナニの父親の最期の旅路となった。そしてジョンウも、一番親しい友人をそうやって送ったのだった。

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