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大祚榮(テジョヨン)133・134(最終)話 [大祚榮(テジョヨン)]

終わりました~。長かった!!週5放送だから見られたって感じかな~。とにかく、キャラぞろいで面白かったです。
チョリン絡みの「女ネタで暴走」するイヘゴはちょっと嫌だったかな~。もっと「民のため+父の恨み」方面を見たかった。


133話
突厥の可汗、ムクチョルは、唐のイムンと渤海のコムが、目の前で意見を闘わせるよう求めた。

イムンが、新興国の渤海が対等に同盟を求めるのは、突厥を侮辱していると口火を切るが、コムは、天門嶺での大勝を引いて、国力の弱まった唐こそ突厥の属国になるべきだと返して、論戦に勝利、同盟を手に入れた。
寝食を忘れ、古の法を調べるテ・ジョヨンのもとを、皇后スギョンが訪れ、後継者は高句麗王朝の血を引く者であるべきだと訴えた。

危篤に陥ったソ・リンギのもとを訪れたイムン、突厥との同盟に成功したと嘘をつくしかなかった。しかし、ソ・リンギは、イムンの心づかいに気づいていた。自分がテ・ジョヨンに敗れたことを悟りながら、ソ・リンギは息を引き取った。
ソリンギは、このドラマの主人公の一人って感じですね。ジュンサンとの敵同士だけど武将として気持ちが通じ合ってるところとか、初回からずーっと関係を書いてきて、本当に面白いキャラだった。
イムンにも、いがみ合ってたのが嘘のように信頼されました。戦場で死にたかったのではないかと思うけど、戦場では死ねないほど強かったともいえると思います。

突厥の脅威が除かれ、テ・ジョヨンは今後10年間を国力勃興の期間と定め、各自に役割を与えた。更に、テ・ジョヨンは統治の基本となる国法を定めるべく、密かに民の思いを調べることをコムに命じた。定められた国法は、民中心の差別のない平等な国を謳いあげていた…。
スギョンも、とりあへずはジョヨンを信じて、後継者問題を任せることにしたみたいだね。

しかし、ムクチョルが万里の長城を越えて唐に進撃してしまう。援軍を頼まれたけど、渤海を属国扱いしてる。どうするんだよ?ってことになる。「援軍を出せば属国となり、突っぱねれば同盟国を失う」
ジョヨンは「援軍は少し出して、遼東の唐軍を叩くことで、二次的に支援する」ということにしました。


134(最終)話 突厥の援軍にコムが自ら名乗り出た。
唐と突厥の戦が長引いてこそ、渤海が国力を蓄え、領土を回復する機会が増えると分かった上での申し出だった。遠征計画が実行に移され、部隊が北へ東へと送られた。

テ・ジョヨンは、部下に全ての戦勝品を分け与えたのみならず、戦勝地域の王の地位も与えた。

唐の長安では、突厥に押される唐を救うためにはテ・ジョヨンに和睦を求めるしかないと、イムンが則天皇帝に涙ながらに上奏した。遠征部隊は目覚ましい成果を上げたが、トルバルとテ・ジョヨンの息子、ダンの向かった遼東でのみ、堅城の連続に苦戦していた。イムン率いる唐の使節団が渤海を訪れた…。しかーし、やっぱり「下にみてる」気持ちがあるのを見抜かれて、ジョヨンに捕まってしまうイムン。平身低頭で売るしてもらいました。

そして、世次問題・・・。コルサビウが「親子だとちゃんと認め合えば??」とコムに提案するのですが、「親子になってはココにいられなくなう」なコム。
結局は、自分は国を出るべきだと決心しました。最後の最後に「息子よ」と呼びかけたジョヨン。コムもやっと「父上」と呼べました。
うーん、こうするしかないのかな~。コムは有能だし、国の基盤を作るのに大活躍してくれた。でも、有能だからこそ困るんだよね。スギョンが「私がもっと早く子どもとして受け入れていれば」と後悔してたけど、やっぱり「契丹の王子」であるコムがいることで、派閥が出来ちゃうって側面はあるしね~。

最後は、広開土王の墓に「今後を見守ってください」と拝礼して終わりでした。

大祚榮(テジョヨン)132話 [大祚榮(テジョヨン)]

いつ果てるともなく思われたテ・ジョヨンとイ・ヘゴの一騎打ちは、最後にテ・ジョヨンが勝利をおさめた。イ・ヘゴは、テ・ジョヨンに、唐よりも高句麗よりも雄大な帝国を建てろと言って息絶えた。イ・ヘゴの亡骸に歩み寄ったチョリンは、一息で毒をあおってイ・ヘゴの後を追った。
いやあ、この二人の最後は、やはり感慨深いものがありました。

凱旋してきたテ・ジョヨンを大勢の民が出迎えた。民たちは、口々にテ・ジョヨンが王になってくれるように頼んだ。民が望むなら喜んで王になろうとテ・ジョヨン。テ・ジョヨンは正式に初代太王に即位し、国名を渤海と号した。即位式。132話ですから、本当に「やっと!!」という感じ。フクスドルやジュンサンに見せてあげたかったな~。ジョヨンの素晴らしい姿を!!
宰相にチャン・サネ、大将軍にコルサビウが任じられた。病をえて床についていたソ・リンギは、渤海建国の知らせを受けるが、未だ決着つかずと、イムンに最後の秘策を与え長安の則天皇帝のもとへ向かわせた。

あえて官位につかなかったミモサは、残された危険勢力である突厥が、唐と手を組む前に、渤海が同盟してしまうべきだと策を献じた…。
ジョヨンは、突厥への使者にコムを指名。確かに、前にも交渉役だったし、使者としてはいいんだと思う。でもな~。「能力があるものを使う」というジョヨンに対して、スギョンは「コムを後継者に??」と不安になるよね。スギョンには「高句麗の王室の血をひいてるのは私だ。私がいるからこそ、ジョヨンも王となれる」という自負もあるだろうし・・・。

コムの交渉は、そこにイムンもやってきて交渉を始めたために、泥沼状態っす。ガンバレ!コム!!

大祚榮(テジョヨン)131話 [大祚榮(テジョヨン)]

テ・ジョヨン軍の追撃に追い詰められたイ・ヘゴ。家臣たちが捨石となって、テ・ジョヨン軍に立ち向かう間に、イ・ヘゴは、未だ再起をあきらめず、シン・ホン、チョリンたちと共にほんの数騎で落ちて行った。

奮闘するイ・ヘゴの家臣たちを打ち破って、さらにイ・ヘゴを追うテ・ジョヨン。イ・ヘゴの軍師シン・ホンは一計を案じ、シン・ホンが囮になってテ・ジョヨン軍を引きつけている間に、イ・ヘゴたちは、すでに調べられて盲点となっている遼河城に隠れた。

テ・ジョヨンは、シン・ホンを捕縛したが、イ・ヘゴの行方を見失う。イ・ヘゴの居所をしゃべらぬシン・ホンに、テ・ジョヨンは処刑を命じた。処刑場に引き出され、彼方のイ・ヘゴに向かって最後の挨拶をするシン・ホン。しかし、すべてはテ・ジョヨンの策、シン・ホンが語りかけたその方向から、テ・ジョヨンはイ・ヘゴが遼河城に潜んでいることを見抜く…。
シンホン、ヘゴへの忠誠心だけは立派でした。彼にとっては、契丹も高句麗もどうでもよい。あの戦乱の中、助け出して見失った小さな赤子=ヘゴだけが全て。なんか、うっかり感動しそうになってしまったよ~。

遼河城に兵を進めたジョヨンは、一騎打ちを申し込んできたヘゴの挑戦を受けました。やはり、父やフクスドルを殺された恨みは、自分で晴らしたいみたいですね、

あ、ソリンギはイムンと再会してました~。悔しがってたけど、この二人もいつの間にか良い関係になってて、感動させてくれます。終わりが近いんですね~。

大祚榮(テジョヨン)130話 [大祚榮(テジョヨン)]

捕虜交換のために川をはさんで対峙したテ・ジョヨン軍と唐軍。人質のテ・ジュンサンとチョリンの縄が解かれ、チョリンは川を渡った。しかし、テ・ジュンサンは近くの唐兵の腰の刀を奪うと一人で唐の軍勢に斬り込んでいった。一斉にテ・ジュンサンに斬りかかる唐兵たち、テ・ジョヨンも攻撃を命じる。乱戦の中、深手を負い、イ・ヘゴの剣に貫かれたテ・ジュンサン。最後に、必ず勝ってこの地に高句麗の栄光を復活させるよう、テ・ジョヨンに頼んで息を引き取った。
これは、高句麗軍を奮起させるジュンサンの決死のふるまい。シンホンやソリンギはそれを見抜いてたけど、武将たちは目の前に敵がいたら殺しちゃうよな~。

唐の大軍が押し寄せるが、テ・ジョヨンは決死の覚悟で、この谷に踏みとどまって反撃することを選んだ。テ・ジュンサンの死に奮起した兵たちの鬼神の働きで、戦いは日が暮れても続いた。

その時、ソ・リンギの待つ手薄な唐の本陣に敵軍襲来の知らせが入る…。コムが連れてきた靺鞨軍です。挟まれちゃった彼らは、四方八方に逃げていくしかありませんでした。でも、やっぱりコムと対峙するヘゴ&チョリンってのは見てて辛いな~。

ジョヨンは、当然「ヘゴを生かしてはおけない」と猛追撃。チョリンは、ヘゴに「どこかで二人静かに暮らしたい」などと言って諦めるように言うし、シンホンも「今は逃げて一から再起を狙いましょう」というけど、ヘゴは決着をつけたいみたいだね~。

大祚榮(テジョヨン)129話 [大祚榮(テジョヨン)]

冷たくなったクムランを背負ったままコルサビウが本陣に戻ってきた。すぐに反撃する!なコルサビウだけど、ミモサに「冷静になれ」と言われた。クムランの遺体に静かに「お前は、血と肉を分けた肉親だと思ってきた。お前の死を無駄にはしない。かならず大業をなす」と語るミモサ。それをそっと聞いているコルサビウ。二人の男に愛されて、愛されるに足る女性でした。

囚われのテ・ジュンサンは、ソ・リンギの前に引き出され降伏をすすめられるが、息子の大業のためなら死も厭わないと答えた。
ヘゴが「父の敵」ジュンサンを殺そうとします。ま、誤解なんだけどね~。今更、ジュンサンに真実を聞いても、もう後戻りできないよな~。

テ・ジョヨン軍の士気は著しく下がっていた。その上、頼みの綱の靺鞨族も唐を恐れて援軍を断ってきた。

チョリンはコムを呼び出し、自分が時間を稼ぐので靺鞨族を説得してくるよう命じた。そして、テ・ジョヨンに、イ・へゴと内通した罪で自分を捕虜として拘束し、テ・ジュンサンとの捕虜交換を申し込み、コムが援軍を連れてくるまで時間を稼ぐよう願い出た。
「ジョヨンが勝利すれば二度と会うことはない。それを願っている」とスギョンに別れの言葉を語るチョリン。契丹の族長の娘として、部下でもあるヘゴを制御しきれなかったことに、責任も感じてるんだろうな~。

人質として柱に縛られたチョリンを見てイ・ヘゴの心は揺れ、交渉の使者として訪れたミモザたちを牢に放り込んだ。唐軍の軍議では、ソ・リンギが、目の前で処刑してテ・ジョヨン軍を奮起させるくらいなら、テ・ジュンサンは解放したほうがいいと提案した。

捕虜の交換は、両軍の境である川をはさんで行われることとなった…。

コムは、「契丹は、ジョヨンを裏切って唐についたために滅びた。靺鞨も同じ道を行こうとしている。もし、ジョヨンが負ければ私の首を!」と必死の説得。

大祚榮(テジョヨン)128話 [大祚榮(テジョヨン)]

ヘゴと共に契丹陣内に忍び込んだシン・ホンは、内通者を得て、罠の位置を記した地図と内通の約束を手に入れていた。
契丹に疑念を抱くミモサは、クムランに契丹陣営を見張るように命じる。日が暮れ、出掛けようするクムランに行くなというコルサビウ。しかし、クムランは軍師の命を守り、契丹陣に向かった。クムランは、「私にとっての男はミモサ様だけ」とか言ってるけど、ミモサは「お前は自分の気持ちに気がついてないのだな」と見抜いてますよ。

クムランは、潜んできたシン・ホンたちの会話を聞き、契丹陣内での裏切りを知る。コムとチョリンに知らせに走るクムラン。そこにイ・ヘゴ率いる唐軍が攻めかかり、コムとチョリンはテ・ジョヨンの本陣に向かう。追い詰められたテ・ジョヨンは、陣営を立て直すべく谷向うの峰に向かうこととなり、敵を食い止めるために父テ・ジュンサンがその場に残ることを申し出た。
「私はお前の父が。父が息子を守らなければ。お前は、お前たちの子=民を守れ」ってジュンサンかっこいい。

谷を渡るテ・ジョヨンたち。コルサビウはその時間をかせぐために、必死に谷を守っていますが陥落。そこに、クムランが戻ってきた。「早く戻れとご命令されました」って健気っすね。
で、二人で崖から川に飛び込んで窮地を脱する二人。しかし、絵になる二人ですな~。
何とか逃げ隠れた二人ですが、追手が迫り決死の覚悟で脱出を図ることに。「死んでもお前を忘れたくない」といってキスするコルサビウ。いやあ、良いシーンでした。
しかし、またしてもイムンに囲まれる二人。足を怪我してたクムランは「私をおぶって逃げて」と提案。これ、自分がコルサビウを守る盾になるのを分かってたんだろうな~。猛ダッシュのコルサビウだけど、クムランは彼の背中で絶命してました。「結婚しよう」とかいってたコルサビウなのに・・・。切ないな~。
クムランとコルサビウは、いつも背中合わせで敵に対峙して庇い合いながら、戦場を共にしてた感じですね。闘う中で愛が生まれるという王道でした。

大祚榮(テジョヨン)127話 [大祚榮(テジョヨン)]

唐軍が動き始めたという合図の火矢が放たれた。

契丹の陣では、コムがチョリンに、戦は自分に任せて撤退するように言うが、チョリンは引かなかった。
テ・ジョヨンは、イ・ヘゴは自分のいる本陣を攻めてくると予想するが、姿を現したのはチョ・インサとソル・ゲドゥだった。

イ・ヘゴは、チョリンをもう一度説得したいと考え、契丹兵の守る裏道に向かっていた。イ・ヘゴが攻めてきたことを知ったコムは、再びチョリンに後方に引くように勧めるが、チョリンは契丹の希望のために戦うと言った。
対峙するイ・ヘゴ軍と契丹軍。チョリンは白旗を掲げるように命じる。それを見て契丹陣に向かったイ・ヘゴ軍に、かねて用意の罠が襲い掛かった。そこに斬りかかっていく契丹兵。白旗は計略だった。戦いの最中、イ・ヘゴはチョリンに連れ戻しに来たと言うが、チョリンは裏切り者のイ・ヘゴを許せないと答える。思わず剣を取り落とすイ・ヘゴ。その目前でチョリンが唐兵に追い詰められるが、コムが守る。結局、ヘゴ達は退却を余儀なくされる。

ジョヨンは、チョ・インサとソル・ゲドゥの軍と対峙。フクスドルの無念を晴らす!とばかりにジョヨン大暴れ。

大敗を喫したヘゴたち。しかし、ソリンギが兵糧をもってきました~。で「三日で落とせ」と命令。ヘゴはは、チョリンの部下であるマゴを仲間に引き入れることに。シンホンの口八丁に、ころっといくマゴ・・・。

また、ヘゴはチョリンに会いに行って最後の説得を試みる。しつこいな~。そこに、ジョヨンが来たので、思わずヘゴを隠すチョリン。様子が変だと思うジョヨンに、ヘゴが襲いかかるタイミングをはかっている・・・。

大祚榮(テジョヨン)126話 [大祚榮(テジョヨン)]

イムン率いる馬兵は、テ・ジョヨン軍に追いつき、出兵準備を進めていた。イ・ヘゴ率いる唐軍本隊も昼夜を問わぬ強行軍でそれを追っていた。
テ・ジョヨンは、家臣たちに、国を建てるためには、唐軍の攻撃を防ぐのみならず、ここで全滅させなければならないと告げた。
軍師ミモサは、かねて用意の策として、天恵の要塞、天門嶺の地形を利用して罠を仕掛け、防御壁を作ることを提案する。しかし、そのためには工事が終わるまで時間を稼ぐ策が必要だった。テ・ジュサンが、民を率いて天門嶺を上ることになり、時間を稼ぐためには、決死隊を編成して峰の入り口を塞ぐことになった。
その死地にコルサビウとクムランが自ら志願、クムランを道連れにしたくないコルサビウは一人で残ると言うが、テ・ジョヨンの判断で二人組んで残ることになる…。一緒に残るといいはったクムランに、「お前女の顔になってるぞ。決して敵を通すなよ」と厳しい言葉をかけるミモサ。心では「生きて帰れ」と思ってるのにね。クムランの気持が切ないし、そんなクムランをそっと守ろうとするコルサビウも切ないねえ。ミモサは、「これからは、クムランの主人はお前だ」とクムランをコルサビウに託しました。

コルサビウとクムランは伏兵による奇襲攻撃で緒戦で勝利。必死の防戦です。怪我をしたクムランを治療して「私が先に死んだら、傷を見て私を思い出せ」とかいうコルサビウ。かっこいいから、こういうことを言っても決まります。
ジョヨンたちは民の中から技術者を選抜し、罠を作成中。

ヘゴの率いる本隊がきて総攻撃開始。ジョヨンは、コルサビウを呼び戻して、山の中の道に兵を配備。ジョヨンは「冬まで耐えて敵の兵糧切れを待つ」とか言ってます。でも、ソリンギの応援が来ちゃうからな~。

大祚榮(テジョヨン)125話 [大祚榮(テジョヨン)]

唐軍に大打撃を与えたフクスドルは、捨て石になる覚悟で兵たちに命が惜しいものは去れと伝えるが、一人も立ち去るものはいなかった。
テ・ジョヨンの陣営では、大業を成すためには、天門嶺へ向かうよう訴える家臣たちに、自分一人でも助けにいくとテ・ジョヨンが言い張っていた。そんなテ・ジョヨンにフクスドルの夫人、オホンは、フクスドルは決してひき返すことを望んではいない筈と訴える。
単身、救出に向かおうとするテ・ジョヨンにコルサビウが同行を申し出た。

押し寄せる唐軍に、フクスドルは一騎打ちを申し出て、イムンが相手することになる。火花を散らす両雄、フクスドルが馬乗りになってとどめを刺そうとした時、背後からチョ・インサが襲い掛かり、フクスドルは囚われてしまう…。
最後の酒を、過去の盟友ソル・ゲサンにもらって、「兄さんたちの建国を見たいから、遺体を届けてくれ」と願うフクスドル。そして、過去の色々を走馬灯のように思い浮かべながら、処刑されていきました。いやあ、友情に熱く、ちょっとおバカだけどイザという時には頼りになる男!寂しいよ~。

すぐそばまで来ていながら、間に合わなかったジョヨンとコルサビウ。どうしても、フクスドルの遺体をおぶっていく!なジョヨンですが、コルサビウに諭されて手厚く葬って、高句麗軍の所に戻っていきます。

高句麗軍は、あと一歩のところまで来てるんだけど、イムンが猛追撃してきてます。必死で戻ってきたジョヨンは、野営中の皆に「今すぐ出発じゃ~」と命令。さあ、急げ~。フクスドルとケビルサムンの死を無駄にするな~。

大祚榮(テジョヨン)124話 [大祚榮(テジョヨン)]

テ・ジョヨン軍は、テ・ジュンサン達にひと山越えれば追いつくところまでやって来た。残ったフクスドルは相手の先手を取って夜襲をかけた。フクスドルの大活躍で、緒戦は大勝利に終わった。いやあ、フクスドルが頭を使うなんて~。自分でも「馬鹿だと思ってるだろ~」とか言ってたけど、びっくりです。

テ・ジョヨン軍は、無事テ・ジュンサン一行と合流できた…。でも、ケビルサムンは「フクスドルの援護に行きたい」と志願。で、ミモサの策をもらって合流。「敵を峡谷におびき寄せ、伏兵で攻撃する」という策を実行。引き寄せる役を買って出たケビルサムンは、イ・ムンに重傷を負わされてしまいます。それでも、必死で逃げて谷に引き込んでいくケビルサムン!かっこいい!!
フクスドルのところにたどりついて、彼に看取られるケビルサムン。おバカ同士、友情をはぐくんできた二人だけに泣けました。

で、谷に来た唐兵は壊滅だけど、まだまだゾロゾロいる唐兵。フクスドルはケビルサムンの死もあって、ますます「一歩も引かねえぜ」な勢いだけど、かなり苦しい展開です。ジョヨンが助けに行きたいって言ってるけどな~。

大祚榮(テジョヨン)123話 [大祚榮(テジョヨン)]

軍の先鋒はイ・ヘゴ軍。テ・ジョヨン軍先鋒はコム軍。どちらも先に攻めずに時間が過ぎる。ついにイ・ヘゴが動いた。圧倒的な唐軍の力でコム軍は押しまくられた。
イ・ヘゴとコムは戦場で睨み合った。斬り合うこともなく、側近の者達に分けられた2人。コムは、山道を逃げ延びたが、そこにイムンが待っていた…。

イムンに切られたコムを見て、ホッとするシンホンに「この野郎~」となりました。でも、コムは一命を取り留めていて、ヘゴは連れ帰って看病します。うわごとで「父上」と呼ぶコムだけど、「一度、父上と呼びたかった」って、ジョヨンのことか~。うわごととはいえ、空気呼んでくれ~。
でも、ヘゴはコムを解放し「お前の母を守れという約束を守るために、ジョヨンの軍から離れろ」と言い渡しました。でもジョヨンのところに戻ったコム。

ジョヨン達はしんがりをフクスドルにまかせながらの撤退を始めます。死亡フラグが発ちまくってて、フクスドル~って感じなんだけど・・・。

大祚榮(テジョヨン)122話 [大祚榮(テジョヨン)]

深夜、唐軍陣営、イ・へゴはヤン・ソウィと重臣チャン・ヒョヌを襲った。

翌朝、イムンが止めるのも聞かず処刑は始まった。夜襲の邪魔をした兵士は縛り上げられ、弓で射られた。命乞いするヤン・ソウィはイ・ヘゴに斬り捨てられ、チャン・ヒョヌはイムンが葬った。
イムンは「これで戻れぬ橋を渡った。テ・ジョヨンを倒すしか生き残る道はない」と呟いた…。

ジョヨンたちは追撃していた唐軍に追いつかれてしまい、先頭を歩いていたテ・ジュンサンの兵と民たちが殺されてしまいます。ジュンサンは助かったけどね。

ジョヨンたちは進路を変えて東牟山を目指すことにするのですが、殿(しんがり)にコムが志願。ヘゴの前に立ちはだかったコムは、まずヘゴの陣へ行き「戻ってきて」とお願い。でも、どうしてもジョヨンの下につくことは出来ないヘゴ。親子で対決する道を選んでしまいました。

そして、ついに「皆殺しにしてやる!」と叫び、総攻撃を命じるヘゴ。

大祚榮(テジョヨン)121話 [大祚榮(テジョヨン)]

イ・ヘゴは荒れていた。使者を送ってもチョリンとコムが来ない。

シン・ホンは安市城にいる2人を間者にできると考え、再び使者を送る。しかし、「民は高句麗に守られているのです」と断るコム。そしたら「コム殺しましょう」ってオイオイ。あのさ・・・。コムは契丹族長の娘の子なんだし、「ホントは契丹とかどうでもよい」なシンホンはともかく、周りが載せられるなよ。

安市城では、唐の大軍をよそに、東牟山の麓への大移動を推し進めていた…。ヘゴとコムが衝突しないように気遣うジョヨンに、コムは「高句麗のために戦います」と返事。

一方、ジョヨンを追撃しようとするヘゴでしたが、ヤン・ソウィが出兵を引き延ばしており、なかなか出兵できないでおりました。彼に出兵させるために、彼に土下座し、地位も返上して頼み込むヘゴ。その様子を見て、「頭をさげることをおぼえたなんて、ヘゴはまたでかい将軍になった」とソリンギは感心します。それでも、進軍が遅い・・・。ヘゴは反乱を起こしてヤン・ソウィとチャン・ヒョヌを始末し、軍権を掌握することを決意。止めるイムンに睡眠薬をもってまでっすか?

大祚榮(テジョヨン)119・120話 [大祚榮(テジョヨン)]

119話
イ・ヘゴが安市城を発って営州に行ったことを知ったチョリンとコムはヘゴの後を追って営州に行こうとする。でも、ジョヨンは「民を捨てるのか?」と叱ります。

営州に到着したヘゴ。ソリンギの部屋に忍び込みましたが、捕まっちまいました。シンホンが「ジョヨンが建国しようとしている」という情報をもたらしたことで、ソリンギは話を聞く気になってくれました。ジョヨン討伐の機会を!っていうヘゴだけど、認めてもらえません。で、自分の目を突いたよ~。その必死の思いに、ソリンギも皇帝に話をしてくれるって言うけどさあ。目がダメになったら、戦士として使えねえジャン~。

建国を目前に控えた安市城。契丹の流民が隠れて食料をためたり、兵を育成していた。コムに契丹の旗とイ・ジンチュンが着ていた龍袍を渡し、「反乱を起こして憎き仇敵、テ・ジョヨンをやっつけましょう!」と・・・・。命を救われたって言うのにねえ。
まあ、長く争っったり協力したりの関係でも、基本的に「こっちは建国してるんだぜ」という立場だった民が、流民になったわけですからね。まあ、同盟中に世情も読めずに攻撃仕掛けたヘゴが馬鹿なせいだけど、流民としては「ジョヨンのせいで~」って思いたくなるもんかもね。彼らは、ヘゴが本当は高句麗人なんてこと知らないんだろうし・・・。

ジョヨンは「コムは期待を裏切らない」というけど、スギョンは「放っておきましょう。」といいます。、高句麗の民は、ジュンサンの用意してたクンモ山で建国する予定だから、それには連れて行かないで別れた方がってことね。確かになあ。


120話 コムは反乱を起こそうとする民の前で「私は契丹国を再建する夢を諦めてはいないが、今は時ではない!」と力強く演説し、民の怒りを静めます。
しかし、民は鍬や鎌を持って城内にぞろぞろと乗り込んでくる流民。コムは「建国した後、契丹の自治区を作ることを認めてください」とジョヨンに要求。ジョヨン、あっさりと承諾しました。なんと、連合王国を夢に描いているジョヨン。だから、能力のあるものに一部族を率いる王を任命するってのは、ジョヨンの考えに合ったみたい。

長安に到着したソリンギは、ヘゴをテ・ジョヨン討伐の大総管に任命してもらいました。「用済みになればイ・ヘゴを殺すこと」「ヤン・ソウィを同時に大総管に任命し、権力を分割する」という条件付き。

ヘゴは大軍を率いて営州に現れ、ジョヨンやコムを驚かせます。

大祚榮(テジョヨン) 117・118話 [大祚榮(テジョヨン)]

117話 コムに「父上を助けてください」と頼まれたチョヨンでしたが、「私情より高句麗の再建だ」と言い、コムの頼みを受け入れようとはしません。

ミモサはコムを監禁しておいて、ヘゴの処刑後に総攻撃という作戦を立てます。
しかし、コルサビウが動きました。ミモサにコムがジョヨンの息子であることを話しました。ミモサも、これは助けるしかないと考えて、「私たちの総意です」といって、契丹陣営を助けるように言ってくれました。
「兵を引くから、ヘゴを釈放しろ」というジョヨン。にわかに信じられないムクチョル達だけど、「助けるんじゃない」みたいなことを言って、なんとか交渉。

ジョヨンはヘゴたちを安市城に連れて行きます。
しかし、ミモサがヘゴを殺す計画を着々と進めてます。確かに、昔も命を救ったのに、あっというまに手のひら返してたからな~。ヘゴに毒薬を渡して「あなたが自害すれば、コムたちの命は助けます」と伝えいって、決断を迫ります。
唐の皇后は、ジョヨンがヘゴを助けたことを、「営州に詳しいヘゴを配下にして、統治に役立てようとしてる」と読んでます。


118話 ヘゴはミモサが渡した毒薬を飲ななかった。コムまでジョヨンに奪われるのか・・・な気持ちなのね。しかし、ジョヨンは契丹人たちを呼び出して、忠誠を誓わせました。
これで、ヘゴはともかく、コルサビウやミモサと言う「ヘゴ排斥派」も動きにくくなって、ひとまずは落ち着きました。

ジュンサンたちは都を建築し、その他の建国準備を着々と進めていくジョヨン達。

チョリンが献身的にヘゴに使えることで、ヘゴは少しは落ち着くかな~と思うけど、やっぱジョヨンに臣従するのは嫌なんだ。営州のソリンギを頼ろうとしてるヘゴ。ホント、恩を忘れるのはやいなあ。でも、チョリンに「契丹を滅ぼしたのはソリンギ&唐だ」と反対される。

しかーし、一人でさっさと営州へ行ってしまうヘゴ。「ここにいる契丹の民のために尽くす」といって、必死に「アボジ」と呼んで、ヘゴを止めるコムを振り切って・・・。コムとチョリンが人質状態なのに、ホント、懲りないなあ。
ジョヨンは「情け掛けてやったのに」って感じで追うよね。で、ヘゴを助けようとしたコムが巻き込まれると・・・。

あ、ムクチョルは唐の王子との婚姻だと思ってたのに、嘘の王子だったと知ってキレてました。ソリンギの宴に、偽王子の首を盆に載せて出してきたよ。ソリンギ、ピーンチ!!

大祚榮(テジョヨン)115・116話 [大祚榮(テジョヨン)]

115話 ソ・リンギが自ら唐の兵を率いてイ・ヘゴの討伐に向かい、追い詰められたイ・ヘゴは、遼河を渡り、旧高句麗の砦に立って籠った。しかじ、兵も兵糧もたりない。
イ・ヘゴの状況を知ったテ・ジョヨンの幕僚たちは、安市城内にいるコムが、イ・ヘゴと内通することを警戒する・・・。
ジョヨンは、出て行こうとするコムに「安市城から一歩でも外に出たらお前は敵だ!」と言い放ちます。何にも知らないんだもんな。コルサビウ!言わなくてよいのか!

一方、ヘゴの頑張りで、ソリンギとヘゴの戦いは泥沼化。
ムクチョルが、捉えたソン・マンヨンを目の前で処刑して、契丹の士気を下げようとします。しかし、そこにコムが!強すぎ!育ての父ヘゴを思うコムの気持はいいね。

ソン・マンヨンは、契丹出身の唐の兵士に書状を託します。チョリンに「コムの出生の秘密を話し、援軍を出してもらえ」というもの。ソン・マニョンは「テ・ジョヨンの援軍が来る!それまで耐えて、必ず契丹を再興してくれ」と契丹の兵士たちに託しながら、処刑されます。

チョリンも、覚悟を決めてコムがジョヨンの息子であることを話しました。スギョンが立ち聞きかよ~。

そして、ソン・マニョンの書状を受け取ったチョリンは覚悟を決めてチョヨンにそれを打ち明けます。ま、これで「チョヨンが援軍に行き、コムとヘゴは一命を取り留める → しかし、ヘゴとチョヨンが対立する運命は変えられず、そののちに恩知らずなヘゴがチョヨンに刃向かって再び衝突」ってな感じでしょうか。そういや、スギョンもそれを立ち聞きしていてビックリしていましたが、フクスドルにも知れ渡っちゃいましたし(←字、本当に読めたんですね^^;)、ここ数話でどんどん真実を知る人が増えてもう秘密では無くなっちゃいましたね。


116話 「やっと民が定着してきたのに、突厥と剣を交えてムクチョルと対立できない」と言い、兵を出そうとしないジョヨン。ミモサが「突厥は間違いなく遼東を狙っているので、ここで叩いておくべき」と進言し、ついに出兵を決意。
スギョンも「心に後悔を持っていては、あなたのような大きなことをなそうとする方の枷になる」とかいって、理解を示します。出来た嫁だ。

イ・ムンがマ・インジョルとイ・ダジョを再び唐に寝返らせ、城を制圧。ヘゴやコムは投獄されます。
ジョヨンは、入城した唐・突厥軍を包囲。困ったムクチョルは、ジョヨンに「俺は高句麗攻撃してないし、敵じゃないじゃん」と交渉に。しかし、「遼東は高句麗が支配してきた土地だ~。お前らにやるつもりはない~」なジョヨン。交渉決裂。

シン・ホンはコムに「コム様がテ・ジョヨンに父上を助けるように頼むのです」と必死に頼みます。ムクチョルも、ジョヨンとの交渉窓口としてコムに期待します。コム。ジョヨンに土下座して頼みました。

大祚榮(テジョヨン)113・114話 [大祚榮(テジョヨン)]

113話
ジョヨンの怒りはすごくて、ヘゴの追撃は激しさをまします。筏で浮橋を作って先回りすることをミモサが提案し、谷にいたヘゴに上から攻撃を仕掛けて契丹軍は買い目流。ジョヨンとヘゴの一騎打ち!とどめは刺せなかったけど、ヘゴはひん死の状態に。

突厥軍に包囲された営州城では、契丹国の皇帝ソン・マニョンが自らを責めながらも、イ・ヘゴ軍が戻ってくるまで持ちこたえるよう命じていた。
しかし、ヘゴの軍が壊滅したことをつかんだソリンギは、それをムクチョルには告げずに「俺が降伏するように説得してくる」と提案。見事に「民を傷つけない」という条件での降伏を引き出しました。

城内に残ったテ・ジュンサンは、わずかの手兵で流民を救出する道を探る・・・。


114話
ソ・リンギは、突厥の可汗、ムクチョルに、民に対する略奪や殺戮をしないことを条件に降伏を認めさせたことを告げる。城内に入った突厥軍だったが、そこでムクチョルは、契丹の皇族の皆殺しや女たちを貢物でいただくなどの無理難題を言い出し、再び城内で乱戦が始まる・・・

ジュンサンは、これを機に民と脱出しようとします。契丹の民も一緒なのをみたソン・マニョンは「私がここを守るから、チョリンとコムは契丹の民を連れて逃げろ」と言って、最後に民のために死ぬ気で戦います。この人、やっぱり皇帝としてはダメだけど、武将としては頼りになる人なんだな。

営州を脱出したコムとチョリンだが、チョリンは「ヘゴを殺そうとした人だ」とジョヨンを頼ることに難色を示す。しかし、コムは、出陣前のヘゴが「何かあったら、ジョヨンを頼れ」と言っていたのを思い出し、高句麗の流民を率いるテ・ジュンサンと共に安市城に向かうことに。
コルサビウは、、チョリンを呼んで「コムは高句麗の子だ。邪魔するな」と念をおす。それをジュンサンが立ち聞きしてて、とうとう秘密がばれました。でも、ジュンサンは「あの子は心が高句麗の民ではない。だから、まだ私の孫ではない」とコルサビウに語る。確かにねえ。コムも契丹の皇族としていきると心を決めてるし。

ヘゴは、傷ついた体にも関わらず、営州城を奪い返すべく軍を再び集めてました。少し休めよ~。

大祚榮(テジョヨン)111・112話 [大祚榮(テジョヨン)]

111話
皇宮の裏山で、処刑が行われようとした瞬間、手裏剣が飛んで来て処刑者を殺した・・・。コムが助けに来た~。負傷したジュンサンをかくまってくれます。でも「これが最後。次は、契丹の人間としててきたいすることになる・・・」と告げる。

ソリンギは契丹にあらわれて「遼東を攻撃してくれないか?」とそそのかす。北方の覇者としてのプライドを刺激された上に、遼東の軍はたるんでるという情報をもらったから出兵を決意。
でも契丹に臣従したかに見えた突厥も、契丹が営州を留守にするのを待ち構えて耐えてます。ソン・マンヨンが調子乗りすぎだし、ヘゴはジョヨンに敵対清燃やしてるし・・・。

ジョヨンも、父親が殺された?って事態に怒りまくり。チョリンやコムも裏切ったと思ってて、徹底的に叩くつもりみたい。


112話
突厥の可汗、ムクチョルは契丹の無礼な態度に怒り、イ・ヘゴが出兵した後のがら空きの営州を攻めることを命じる。
押し寄せるイ・ヘゴの大軍を安市城で迎え撃つ決意をするテ・ジョヨン。

深手を負ったテ・ジュンサンをかくまっていたコムは、その居場所を襲撃してきたコルサビウに伝える・・・。ジュンサンは、流民たちと高句麗に帰ろうとしますが、コムの協力は得られず。彼は、「ヘゴの息子」として生きることを決意してる。ヘゴが同盟を裏切ることを疑問に思いつつも・・・。

ジョヨンにコムが息子だと話せないコルサビウ。ジュンサンが気がつきそうだけどなあ。

安市城では戦が始まりました。攻城戦ですし、両者の消耗は激しいです。

そのころ、営州にはムクチョルの突厥軍が迫ってきた。城郭を固めていた部族はムクチョルに寝返ってしまってます。契丹はヘゴを呼び戻そうとしますが、ジュンサン死亡(誤報だけど)で切れてるジョヨン「ヘゴ許せん!」追撃。契丹を滅亡させると言い出します。

大祚榮(テジョヨン)110話 [大祚榮(テジョヨン)]

高句麗人のために契丹の民を殺すとは何事と父イ・ヘゴの叱責を受けるコム。

翌朝、突厥よりムクチョルの息子イネルが使者として契丹国に到着、皇帝ソン・マニョンに謁見し、相互不可侵条約の締結を提案した・・・。

ジュンサンが捕まったと聞き、高句麗では「契丹に攻め込みましょう!」という主張がでます。でも、今はそんな余力がない。
しかし、ソリンギが「契丹と手を切り、唐と手を結ばないか?」と持ちかけてきます。自分で安市城までくるなど気合入ってますね。
突厥と高句麗を使って契丹を潰した後、突厥と高句麗でつぶし合いをさせようという計画に、ジョヨンは気がついてます。ミモサと何かを計画して、逆にソリンギを利用するつもりみたい。営州に向かうソリンギに、疲弊した兵をさりげなく見せ、しっかり尾行もつけて契丹でのソリンギの動きを見守ってます

契丹では、コムがテ・ジュンサンを外に逃がそうと頑張っていたのですが、ヘゴに見つかって阻まれてしまいます。
チョリンが高句麗を庇う発言をしたためにヘゴ激怒。「コムがテ・ジョヨンの息子だからかばうのか!」ってのを、コムが聞いてしまいました。アチャー。

ヘゴはジュンサンを山中で人知れず殺してしまおうします。でもコルサビウたちがコムに接触して、ジュンサン救出作戦をしかけてます。急げ~。

大祚榮(テジョヨン)108・109話 [大祚榮(テジョヨン)]

108話
高句麗流民の移住準備は着々と進んでいた。
コムがテ・ジョヨンの子供であることを皇帝イ・ジンチュンが知ったことをシン・ホンから聞かされて以後、イ・ヘゴは酒浸りになり荒れていた。

そんな中、イ・へゴは唐のチョ・インサ他3名の将軍に忠誠を誓わせた・・・。
ヘゴは意を決してイ・ジンチュンを暗殺しようとするのですが、イ・ジンチュンが「イ・ヘゴは自分の分身。ジョヨンは大切だが客人。」と考えていたことを知り、暗殺を思いとどまった。それでも、ジョヨンに頼るのは嫌!!なヘゴ。

しかし、イ・ジンチュンはシン・ホンによって暗殺されてしまった。シンホンはヘゴを王座に就ける工作をしますが、ジョヨンが遺書を提示。後継者はソン・マニョンが指名された。

遺言には「流民をジョヨンに引き渡せ」と書いてくれており、皇帝に即位したソン・マニョンはその遺志を尊重してくれました。
まず、十万の流民を連れて遼東に出発するジョヨン。
イ・ヘゴはチョ・インサたちを呼び出し、「テ・ジョヨンの首を取れ」と命令。唐の軍服を着させて、唐とジョヨン陣営の激突も狙ってるのか。


109話
覚えのない契丹軍の出兵を知り、異様に思うコムだったが、その兵が唐軍の軍服をまとい、遼河を臨む地で、高句麗流民を襲おうとしていることは察知できなかった。山全体を包囲され、転んで偽唐軍に襲われるスギョン。
間一髪、兵の胸を矢が貫いた。コルサビウが安市城から迎えに来たのだ・・・。クムナンとともにめっちゃカッコいい!!

遼東で新しい生活を始めるジョヨン。民の生活を安定させることに専念。

しかし、営州では、イ・ヘゴとシン・ホンが、高句麗の流民を収容所にいれ、隔壁を作る労役に駆り出していた・・・。流民を迎えに行ったジュンサンは捕らえられてしまった。そんなヘゴに失望したコムは、流民を鞭打ちにしていた兵士を殴り殺してしまう。

唐ではソリンギがムクチョルを動かして契丹を攻撃しようとして、王族との結婚を了解。しっかり偽物をおくることにして、皇后のOKもとりました。仕掛けてきますよ~。当分、ジョヨンは外交問題に頭を悩ませることになりそうですね。

大祚榮(テジョヨン)107話 [大祚榮(テジョヨン)]

安市城を手に入れた。ヤン・マンチュンの遺影に報告をするジョヨン。「民とともにあれ」というマンチュンの言葉が、彼をここまで連れて来たって感じですね。
数日後、テ・ジョヨンは高句麗の民を迎えに契丹国営州へと発った。

イ・ジンチュンは、ジョヨンの「和合と融和」という言葉を思い出し、ソン・マンヨンを赦しました。

テ・ジョヨンが営州に到着する前に、イ・ヘゴが契丹国に凱旋した。皇帝イ・ジンチュンは、自分の命がそう長くないことを悟っていた。後継者争いで謀反が起こった今、遺書を肌身離さず持っていた・・・。それをジョヨンに託す・・・。第三者だからこそ、信頼して預けたんだろうけど、周囲はそう思わないよなあ。

イ・ヘゴは裏工作をしまくるシン・ホンを咎めるのですが、イ・ジンチュンがすべてを知ったことを知ると「全員殺してやる~!」といかりまくった。怖い・・・。

大祚榮(テジョヨン)106話 [大祚榮(テジョヨン)]

安市城から抜け出して来た高句麗の民たちを問い質してみると、彼らは家族を人質にとられてテ・ジョヨンを騙すためにやって来たのだった。テ・ジョヨンは彼らが城内に戻って罰せられないように、言われたとおり、満月の夜に南門を攻めると言って彼らを帰そうとした・・・。民が「敵が南門に集中している間に、北門を奇襲しては?」と提案してくれた。これで、安市城陥落。

営州。まだまだ混迷を極めておりました・・・。シン・ホンはソン・マニョンの処刑を進言し、ヘゴが戻ってくるまでにすべてを片付けようとしてます。しかし、チョリンはシンホンまで罰しようとして動いてます。
さらに、イ・ジンチュンが後継者を記した遺言を書き始めたために、宮殿は動揺。

ヘゴはチョ・インサを生け捕りにしてました。

大祚榮(テジョヨン)105話 [大祚榮(テジョヨン)]

安市城が天恵の要塞であることをテ・ジョヨンはよく知っていた。そして、ここで戦ったことのあるテ・ジュンサンも。唐の攻勢を何度かこの城で食い止めた高句麗屈指の城である。遼東城、白巌城を攻め落とし、戻った兵も含めてテ・ジョヨン軍は3万人。安市城攻めには少なかった。撤退を余儀なくされるジョヨン。戦死する兵士たちを見て、強い責任を感じるジョヨン。

安市城の中には高句麗の民がいるから、火責めとかができなかったんだけど、高句麗の民の方が内応すると申し出てきた。でも、そもそも城からどうやって出てきたの??

スギョンとテ・ジュンサンは、契丹国に援軍を頼もうとした・・・。

営州では、コムのことで迷うイ・ジンチュン。「高句麗人に国を渡したくない」と言ってるけど、イ・ジンチュンって一時はジョヨンに王になれとかいってなかった?それに、実はヘゴも高句麗の武将だったりするしねえ。

イ・ヘゴはというと、降伏してきた唐軍を無残にも皆殺しにし、契丹兵に血を流させることなく大勝利。

大祚榮(テジョヨン) 103・104話 [大祚榮(テジョヨン)]

103話
遼東のテ・ジョヨン軍。テ・ジョヨンは遼東制覇のため、コルサビウとクムラン、フクスドル、テ・ジョヨン自身にそれぞれ一万人ずつ兵を配し、遼東城、白巌城、安市城を落とすのを競わせる作戦を立てた。“勝負”である。将軍たちは城を攻める作戦を練った・・・。

営州ではソン・マニョンが訓練を口実にして王宮守備隊を撤収させ、そのうちにイ・ジンチュンを殺害しようと計画。気がついたチョリンだけど、「恒例の訓練だ」と言われてしまう。で、スギョンに会いに行って、ジュンサンが鍛えている志願兵たちを貸してもらえないか?と以来。しておりました。一方、密偵のおかげでその陰謀に感づいたチョリンはテ・ジュンサンの兵を借り、ソン・マニョンの陰謀を阻止しようとします。

唐では、武則天は「夢の中にチョ・インサ、マ・インジョル、イ・ダジョが出てきたから、こいつらが謀反人だ!」と言い出します。ソリンギ、大ショック。聡明だったはずの皇后が!!ソリンギは、何とか目を覚ましてもらおうと必死に考えます。

営州では謀反が決行されます。あっという間に鎮圧!あせるシンホン、ざまーみろ!!
しかし、ソン・マンヨンはイ・ジンチュンのところにかけこんで「コムの父親はイ・ヘゴではありません!」と暴露。自分の謀反には正当性がある!って主張なのね。



104話
契丹国営州皇宮、皇帝の寝所に現れた義弟ソン・マニョンが言った「コムは誰の子か知っているか」その問いかけに、戸惑う契丹国皇帝イ・ジンチュン。そこへ、チョリンとテ・ジュンサン配下の兵が到着してソン・マニョンは捕えられた。
ジンチュンは、ソン・マンヨンの言ってたことが気になって、呼び出して確認。真実を知りましたが、チョリンがやってきて、謀反を起こしたものを殺し、秘密を守り通す。と強い意志で言い切り、孫をかわいがっていたジンチュンは、ことを秘密にすることを決意。

契丹で謀反があったことは、すぐ、遼東のテ・ジョヨンにも伝わった・・・。しかし、コムは、「私がやるべきことは、ココで成果を上げること」といって落ち着いています。

城の攻略を命じられたフクスドルとコルサ・ビウですが、コルサビウは、一騎打ちを申し込んで相手を挑発。クムナンがでてくれば、「女に負けられるか」って相手も出てきます。クムラン強い!ってんで、二人とか出てきやがる唐。即座に救うコルサビウかっこええ。コルサビウは、クムランにラブなのね~。ミモサとの特別な関係のあるクムランが気になるみたい。命を救われたから、自分の命はミモサのものだというクムランだけど、コルサビウとくっついてほしいなあ。

さて、フクスドルは似合いもしない智略を捻って迷ってたけど、兵糧はなくなるし、「めんどくせーから、舞台を分けて、一番になったやつがお宝ぶんどりってことで!!」という方法で、攻略。ま、血の気の多いメンバーだから、それを煽ってやるのが一番ではある!

さて、チョ・インサ率いる10万の大軍と睨み合いを続けていたヘゴ。謀反人の汚名を着せられたチョ・インサがヘゴに降伏することを決めました。しかし、ヘゴは降伏してきた唐軍を皆殺しにしようと考えている模様。
それに、ソリンギが要請したムクチョルの動きも気になります。

大祚榮(テジョヨン)101・102話 [大祚榮(テジョヨン)]

101話 契丹のイ・ヘゴのもとに、テ・ジョヨンが新城に達したと知らせが入った。イ・ヘゴはテ・ジョヨンに負けられぬと勇み立つ。
シン・ホンに皇帝暗殺を持ちかけられたソン・マニョンは、「契丹の王孫は高句麗の血筋」というシン・ホンの言葉が頭の中をぐるぐる回っていた・・・。
しかし、ヘゴはシンホンが何かするのでは?と思って、ちゃんとチョリンと連絡できる密偵を残しておきます。

ジョヨンは、新城攻撃を主張するけど、部下たちは「危険だ」と戸惑う。なぜ部下の反対を聞かないのか?なコムやタンに「心には情熱と信念を、頭には冷静な判断を」と言い聞かせるジョヨン。部下たちなら、何か名案をひねり出すと信じてる。ミモサも「偽伝令で新城の周りにあるヒョント城と6つの城の兵士を外へおびき寄せ、各個撃破する」という作戦をたてます。コムたちが伝令をするという。コルサビウが「それは・・・」と止めてましたね。
何か隠してる!ってフクスドルにまで気がつかれちゃって。

ヒョント城主をしまつして、その首を新城につきつけて、動揺させる。

唐では、内紛があって、遼東のことはソリンギ預かりになってます。


102話
玄莬城城主の首を見た新城城主ヤン・ソウィに、貴様もそうなると言い放ち、去るテ・ジョヨン。ヤン・ソウィは動揺を隠し切れなかった。
そして翌日ミョジャク城城主の首が届いた。最後の首はミモサが入城を求め、直接、ヤン・ソウィに渡し無血入城を迫った。
もともと高句麗の土地、降伏と言うより撤退と言うべきでしょうとミモサ。テ・ジョヨン軍は一本の矢も射ずに新城に入った・・・。

次は、各城をおとす必要がある。ジョヨンは軍を分けて各個撃破することに。大丈夫か??

営州ではついにソン・マニョンが謀反を決意。でもイ・ヘゴが残した密偵に、「シン・ホンとソン・マニョンは何かを企んでいる」ってきがつかれてるよ~。辞めておけ~。

西方征伐に向かったイ・ヘゴ。次々と唐の城を落としてます。しかし、唐の本国からきたチョ・インサの10万の大軍が・・・。

大祚榮(テジョヨン)99・100話 [大祚榮(テジョヨン)]

99話
契丹国皇帝イ・ジンチュンに、王位を譲ると言われたテ・ジョヨンは、王になる器ではない、王位は娘チョリンにと答えた。その対応にイ・ジンチュンは、自分が一度でもテ・ジョヨンを殺そうとしたことを恥じ、これからは、どんなことがあってもテ・ジョヨンを信じることを約束した・・・。

東牟山からやってきたスギョンたちがやってきた。唐の密偵をそういつまでも誤魔化せない。ジョヨンは、遼東征伐を決意します。イ・ジンチュンの許可を得ました。ミモサがまずは偵察に。

一方、ジョヨンがイ・ジンチュンに信頼されていることで、ヘゴとシンホンは焦ります。シン・ホンは疑問を抱き始めていたコムの出生の秘密を、上手いこと侍女をだまして聞き出してしまいました。

コムはヘゴと手合わせ。コムがジョヨンに見えて、本気出し過ぎっすよ!ヘゴ。


100話
ヘゴは息子との初めての手合わせに素直に喜んでいた。そんな二人を見守るチョリン。

テ・ジョヨンは出陣しようとしていた。しかし、シン・ホンは家族を連れて行くことに異を唱えた。ミモサはその代わりに王孫イ・コムの同行を求めた。コムは両親の反対を押し切って、テ・ジョヨンについて出陣することを決めた・・・。超複雑なチョリンとヘゴ。
ジョヨンは、一気に安東都護府のある新城を叩く計画。

また、ヘゴもチョリンの薦めで西方の征伐に。その間に、独断でイ・ジンチュンの暗殺を画策するシンホン。この人にとってはヘゴだけが大事で、ヘゴを王にすることが目的で、契丹族なんてどうでもよいんですよね。
しかし、コムの出征の秘密を聞いたソン・マンニョンが、このままではジョヨン王→コムという流れになりかねないと焦り始めました。

ソリンギは、ジョヨン出陣を聞いて突厥との取引を成立させました。「こっちと組まないと、唐はジョヨンと組んでお前ら攻撃するぞ~」となると、流石の突厥も焦ります。今、営州はジョヨン軍がいなくて軍事的な空白地帯だし、狙うなら今!

大祚榮(テジョヨン) 95-98話 [大祚榮(テジョヨン)]

95話
山中でテ・ジョヨン軍が見守る中、テ・ジョヨンの軍勢が営州城内に入ったと信じた唐軍が進軍を開始、城外10里に陣を張った。全軍が東門に集結したが、高句麗の三足烏の旗を北門に見つけると、ソ・リンギは5000の兵を北門に送った。そして、イムン軍が攻撃を開始した。すると間もなく、その唐軍の後方に火矢が飛んできた。山中に潜んでいたテ・ジョヨン軍が総攻撃をかけたのだ。城内の契丹軍も前方から攻撃した。
イムンがソリンギを救いに戻ってしまったのがあだとなり、唐軍は壊滅。イムンの説得で、兵卒に変装して逃走を始めるのですが、ジョヨンに発見されてしまいます。生き残ったソリンギに「死んだふりしろ」と必死の説得のイムン。発見したジュンサンに「みっともない姿だが、お前に殺されるなら!」なソリンギ。「こいつはソリンギではない!」と言って見逃してしまうジュンサン。この二人は一話からずーっと続く「古の武将」としての自負を認め合った仲なので、仕方ないかな~って思ってしまいます。

ソリンギは、唐に逃げ帰り、契丹軍は勝利。またしても流民を帰すのを渋るヘゴ。でもイ・ジンチュンは「同盟の優位にあるのはこっちだけど、約束は守る!!」と行ってくれます。


96話
テ・ジョヨンの力は後になって契丹国の災いになると信じる契丹国の軍師シン・ホンは、泥酔しているテ・ジョヨンに刺客を放った。しかし、この気配を察していたミモサ、コルサビウ、フクスドルら腹心が刺客を悉く葬った。息子のタンも弱いながらも父を救おうと必死に剣を構えてましたね。年上のコムに「あせって大人になろうとせず、まともな大人になれ」とか言われてむっとしてたけど、彼なりに偉大な父のためになりたいと思ってるのは確かでしょう。
しかし、シン・ホンはこの機に殺してしまおうと兵を集めテ・ジョヨンの寝所に向かった・・・。しかし、タンが気を利かせてコムを呼んできたので、王子コムがシンホンをいさめて抑え込んだ。

ジンチュンは処罰しようとするのですが、ジョヨンが「揉め事は民を苦しめることになる。」と言って彼らを赦すことになります。これで、帰るに帰れない状況になったジョヨン達。混乱を避けるために、宮殿には近づかないようにしてるけど、流民だけでなく契丹の人々にも医療を施したりして、民の信頼を得て行きます。
しかし、民やジンチュンがジョヨンを信頼すればするほど、まさか王位を譲るのでは?と不安になるヘゴです。ジンチュンの気持はチョリンを後継にし、ジョヨンに補佐してもらうという方法なんですけどね。

唐ではソリンギが離間策を武則天に進言。「テ・ジュンサンに王位を与えて建国を認め、契丹との仲を裂く」うーん、流石っすねえ。
ジョヨンは唐から下賜された王位などいらない!と使者を殺そうとするけど・・・。



97話
テ・ジュンサンに会った唐の使者は、契丹が唐に勝利したのはテ・ジュンサン、テ・ジョヨン親子の力であるから、則天皇帝が「北方の王と認め震国公の名を送る」と認めた文書を渡した。王は唐が決めるのでなく、高句麗の民が決めるものと文書を突き返すテ・ジュンサン。

イ・ヘゴは、営州城に入り契丹国皇帝を無視した唐の使者を逮捕し、高句麗流民村を契丹兵で包囲。しかし、ジンチュンやコムは「唐の離間計だ」と見抜き、チョヨンたちを信じてくれます。

シンホンは、唐の使者を上手いこと引き込んでいて、「唐と密約があったから、ジュンサンがソリンギを助けた」という事実を捏造して追求します。ソリンギを助けちゃったのは本当だからなあ。認めてしまうジュンサン。ジンチュンはショックのあまり倒れてしまいます。

シン・ホンは医官と組んでイ・ジンチュンの病気が治るのを遅らせ、ジョヨンたちを始末してしまおうと画策・・・。さらに、国王代理をヘゴにやらせることで、後継者としての既成事実作りを始めます。

一方、ミモサは「このままだと命が危ない!」ってことで、ジョヨンの命に背いて営州を武力制圧しようとする。みつかりそうになってジョヨンに問い詰められたミモサは「そんなことする訳が無いじゃないですか!」とか・・・。

則天皇帝は、ジョヨンと契丹がもめてるすきに突厥を責めると言い出し、民の疲弊を心配する臣下たちの反対に会います。でも、強引です。



98話
テ・ジョヨンを天下の勝者にするために、ミモサ、コルサビウ、フクスドルは武力で営州を制圧することに決めた。全ては、決起に反対するテ・ジョヨンに内緒で進められた。武装解除して村の内外にいる兵に呼びかけてその日を決めた。

しかし、その決起は契丹国軍師シン・ホンの掌の上のことでしかなかった・・・。
コルサビウとフクスドルなど、ジョヨン配下たちは全員捕まってしまいました・・・。コムをどうしても攻撃できないコルサビウに泣いた!

ジョヨンも契丹の兵に捕まり、その日のうちに処刑されることになるのですが、まずはコムが宮殿での監視を主張。さらにイ・ジンチュンが目を覚まし、処刑の中止を命じます。
ジョヨンはイ・ジンチュンに配下の者の助命を求めます。イ・ジンチュンは交換条件として、私の後継者になれといいだした。

このころ、ソリンギは突厥にかってにでむき、営州を攻撃してくれたら唐は突厥を攻撃しない!と交渉してました。ですぎたことするとおこられるぞ~。

大祚榮(テジョヨン)92-94話 [大祚榮(テジョヨン)]

92話
イ・へゴの首に刀を押し当て、投降すれば命を助けてやると唐のソ・リンギ将軍。テ・ジョヨンはイムンの首に刀を突きつけたままだった。にらみ合いが続く。

均衡を破って、契丹国皇帝イ・ジンチュンがソ・リンギとの会談を提案し、翌日、会談が行われた。

契丹国としては時間稼ぎであったが、イ・ジンチュンのイ・へゴ、イムンの捕虜交換はソ・リンギに断られて会談は決裂した・・・。

コムに「私が死んだら、チョリンと共にジョヨンに身を預けろ」とつげるヘゴ。

交渉に失敗したイ・ジンチュンは営州に帰ろうとするのですが、突然襲撃され、重傷をおいました。

そして、両軍は営州城の東門に兵力を結集し、戦闘が始まる!ってときに、予定より2日も早くテ・ジュンサンの援軍が到着して唐の陣を急襲!!ソリンギ撤退。


93話 契丹国とテ・ジョヨン軍は家族のために戦っているから絶対、ソ・リンギには負けぬと言うイ・へゴに斬りかかるソ・リンギ。間一髪、ソ・リンギの側近ホンペが止めに入った。「生き恥をさらし、戦闘の邪魔になる位なら殺された方がマシ!」なヘゴの気迫はすごい。

ジョヨンは、自分に対するジュンチュンの信頼が増すほどに、契丹→高句麗の民への反感が強まることを懸念。ミモサは「営州を乗っ取ってしまえばよい」というけど、「唐と同じことをしろと??」なジョヨン。

契丹国の軍師シン・ホンはイ・へゴを取り戻す方策を考えていた。「イ・ムンを処刑すると見せかけ、唐軍のほうから人質交換を持ちかけてくるように仕向ける」という作戦を提案。
しかし、ミモサは「そもそもイヘゴを救出するべきか?」などと言い出し、イ・へゴ救済については、意見の別れるテ・ジョヨン軍。テ・ジョヨンは唐との戦に犠牲者を少なく勝つにはイ・へゴが必要であると主張した。

そして、人質交換!

ジョヨンは、唐の大軍を前に悩むジュンサンに「唐軍は全滅するでしょう」といいます。何か妙案が??


94話 テ・ジョヨンは前線に契丹軍の補充をイ・へゴに頼むが聞き入れられない。ジョヨン達を捨て駒に考えているヘゴ。
コムは、ジョヨンに何度も助けられたのを見ているので、父に反発して進言するが、聞き入れられない。

それならば、テ・ジョヨンは総司令の地位をイ・へゴに返さず、テ・ジョヨンの手中に置くことにした。

数に勝る唐の陣営ソ・リンギは、波状攻撃作戦を考え、軍を二つに分けて、その夜の夜襲から再戦を開始する手筈を整えた。数に劣るテ・ジョヨン軍では、波状攻撃に衰退するばかり。

ジョヨンは、「流民を陣に連れてきて、一人当たり4・5本のたいまつを背負わせて営州城に帰らせ、大軍が城に退却するするように見せかけて唐軍を誘引しようとしていたのでした。流民をジョヨンのもとに送るのをヘゴが渋るけど、ここは「総大将」の命令ということで、押し通した。

さて、本拠地のトンモ山は、スギョンが上手いこと、唐の密偵を欺いているようです。でも、時間の問題だろうなあ。

大祚榮(テジョヨン)91話 [大祚榮(テジョヨン)]

伝令が大敗とイ・へゴが捕虜になったことを契丹国皇帝イ・ジンチュンに知らせた。

しかし、イムンの数百騎に騙されたテ・ジョヨン軍は山に潜み待ち伏せして、イムンを生け捕りにした。
唐の司令部ソ・リンギは大勝利とイ・へゴを生け捕ったことに大いに気をよくしていた。そこに、イムンが捕虜になった知らせが届いた。

ジョヨンは、「流民を取り返すためにも、唐と対峙して危険であっても営州に戻る」とイムンを連れて営州へ。
イ・ジンチュンはジョヨンを総司令に任命。契丹兵には反発もあるけど、ヘゴを救い出そうと必死のヘゴのチョリンやコムはジョヨンの能力を信頼。「コムは、いつも私を守ってくれた父が窮地になる。助けてください」と頼みこむ。チョリンも、イ・ムンとの人質交換を提案。でも、ジョヨンは「危険すぎる」と慎重論。

ジョヨンは、ジュンサンが率いる三万の援軍を待って、開戦を遅らせようと知恵を絞ってます。
イ・ムンを外に吊るして唐兵の士気を下げようとするのですが、それを知ったソリンギが報復でイヘゴをさらしものに。結局は、人質交換かな?

大祚榮(テジョヨン) 89・90話 [大祚榮(テジョヨン)]

89話
早馬が臨楡関の唐の陣営に入った。司令部のソ・リンギは敵陣にテ・ジョヨンの姿がないことが気になっていた。早馬はイムンの伝令である。テ・ジョヨンの行方を捜したが見つからないという返事であった。
テ・ジョヨンの行方が分からないままソ・リンギは総攻撃の指令を出した。イ・ヘゴの軍師シン・ホンは唐の総攻撃の前日夜、奇襲をかけるよう指示を出し戦闘は開始された。

ジョヨンの配下は、先鋒に立って大活躍。ヘゴがイ・ムンと戦っている間に唐の本陣に突撃し、唐軍の命綱である兵糧を焼き払うジョヨン。

大勝利に沸く契丹では、ジョヨンとイ・ジンチュンはますます絆を深め、あのヘゴでさえも「契丹の未来のため、テ・ジョヨンと手を組もう」と言い出します。しかし、シンホンはジョヨンに対する恨みが濃くて、反対みたい。

ジョヨンの動向に目を光らせるソリンギ。ジョヨンの軍が分散してるために、三足鴉の旗が活躍してもジョヨンの居場所が分からない。
やっと居場所をつかんで、ジョヨンに「唐に協力すれば、営州の流民だけでなく、唐にいる流民たちも引き渡してやろう」と使者を送る。
動揺するジョヨンを見たコムは、使者を切り捨てようとします。



90話
ソ・リンギの使者を斬り捨てたコムにテ・ジョヨンは、「自分は契丹を裏切ろうと思ったことは一度もない」と言い、コムを営州城に帰した。

契丹国では、テ・ジョヨンが心変わりするのではないかとの疑念が渦を巻いた。しかし、この使者派遣がソ・リンギのテ・ジョヨンと契丹国を仲たがいさせる策であることを見抜いていた人物がいた。イ・へゴと唐の則天皇帝である。イ・へゴはより結束を強くすることを決意し、則天皇帝はソ・リンギ下ろしを考える臣下を諌めるのであった・・・。

唐軍はソリンギが直接指揮を執って契丹と戦うことになる。なるのですが、兵法の上では下策と言われている敵から丸見えの砂地に陣を構えたり、馬の尻尾に木の枝を付けさせたり、不可解なことばかり命令します。(って、砂で兵数が増えたように見える作戦か?)

馬の尻尾に付けた木の枝で大きな砂埃を立てて数万の兵が動いたように見せかけ、契丹軍を二つに分かれさせた。契丹軍は見事にその罠にかかってしまい、イ・ヘゴは捕まってしまいました・・・。
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