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五星大飯店 FiveStarHotel 30(最終)話それぞれの道 [中華ドラマ]

終わりました~。美形だけど何考えてるか分からん青年ユーロンが、3人の女性にモテモテってな話です。3人とも、それぞれに魅力的。
そして、絵が奇麗、特にジエとのシーンは観光案内かねてあちこち訪問して自然も美しい。

本国では「取り直しエンディング」を後日放送したらしいんですが、この放送はどっちのエンディングなのかなあ。


バトラー試験に挑戦していたユーロンは見事難関を突破し、晴れてバトラーに。ジエの一方的な指名で正式な資格も持たずに図らずもバトラーになってしまったユーロンだけど、今度こそ周囲の目を気にすることなく常に正々堂々としていられるようになった。すぐさま、国賓級のVIPにバトラーとしてつく。
また彼は、全国接客マナーコンテストに出場する万乗ホテルの代表にも選ばれた。

その頃、ヤン・ユエは香港在住の見知らぬ人物から繰り返し送金を受けていた。「シエ」という名義。
リハビリも頑張って、自分の力で生きていこうとしている自分にはこういう支援はもはや必要ないと、ユーロンに語るユエ。
さらに、ボストンの法律事務所から研修生として受け入れるという知らせが届いていることも打ち明ける。ユーロンは、ユエの再出発が着々と軌道に乗り始めていることを素直に喜ぶ。でも、ユエは寂しがってほしいんじゃないかなあ・・・。ホントに女心の分からん男だわ。「もっと大切なものがある。この町が好き」とまで言ってるのに、態度をはっきり決めなよ~。

ユーロンはいまだにトウトウを忘れられないみたいだね。トウトウと聞いてた「真実」をよく聞いている。ユエに真実は悪いことかな?と尋ねるユーロン。ユエは「真実と幸せは違う。夢は人を酔わせて幸せにしてくれる」と、なかなか深いことを言う。ユーロンは「過去を夢見たりする。夢は夢。さめれば全てを失う。信頼と約束を失った」と語る。ユエは「新しい約束をすることはある?」と尋ねる。ユーロンは「同僚たちと、全力を尽くそうと約束したよ」って違うだろう~。ユエは「男の人の頭の中は仕事ばかりね」って笑ってるけど。

全国接客マナーコンテストの銀海地区予選には万乗ホテルからだけでも36人も出場していた。だが、この中から本戦である全国大会に進めるのはたったの1人である。プレゼンで「人の美しさをみる相手のために自己を犠牲にする心。死や誤解も引き受ける」と語ったユーロン。

優勝者を含む10名の入賞者は表彰式の会場で発表されることになっている。当日、ユーロンは自分の家族・妹としてヤン・ユエを会場に招いていた。
万乗ホテルの関係者も多数詰め掛ける中、優勝の栄冠を手にしたユーロン。しかし、この優勝者に賞を手渡すプレゼンターとして壇上に姿を現したのは、いまや押しも押されぬ大スターの地位にまで登り詰めたトウトウその人であった。(いつのまに!!)

受賞の感想を」とユーロンに発言を促すトウトウ。そしてこれに応じる形でユーロンの口から出たのは、「成功や幸せを掴むまでの過程こそが大切である」という己の信念。トウトウに対する彼の贖罪の気持ちと、偽りではない真実の愛を求め続けるというメッセージを語る。もう、完全に二人の世界。式の後、ユーロンはトウトウをおっかけて抱きしめた。

ユーロンのスピーチを聞くユエの涙が奇麗だったねえ。でも、「ユエへの愛情は偽りだ」ってスピーチでしょ?ユエがいるって知ってて残酷だよなあ。家族みたいなものとは言ってたけど、「自己犠牲こそが尊いもの」とかプレゼンで言ってたくせに、ユーロンはホントに残酷なんだよね。自己犠牲に酔ってるだけに見える。

倒れそうなユエをトウトウに恋する男アーロンがフォローした。そして、トウトウがずっとユーロンを調べて見守っていたこと。勘違いですれ違ったから、きっとやり直して銀海で暮らすだろうということを語ります。
ユエは「分かっていた。彼は揺るがない。一度心に入れた人を変えはしない。ココは美しい出来事を生む場所だけど、想い出しかない。」と言ってボストン行きを決意。「愛に勝ち負けはない。愛する人が幸せになるなら手放すことも愛情だ。自分の道は自分の力で歩まなければ幸せじゃない」とユエは語る。アーロンは「俺は見守り続ける。愛は傍にいることだ。俺は自分の一生をかける」と語る。
トウトウやユーロンの身勝手な真実や愛よりも、この二人の語りのシーンが秀逸でしたね。
主役カップルの愛情もイマイチ描写が薄かった「初恋だから、約束だから、手放せない」ってイメージだった。、脇のキャラクタの方が深みのあるキャラクタが多かったなあって印象。

五星大飯店FiveStarHotel 29話再出発 [中華ドラマ]

えーっと、ラス前なんだよね・・・。ユーロンって、ほんと内面がよく分からないキャラクタだよねえ
変わらないのは、バトラーとしてお客様に誠実さ=真実を売りたいってことなのかなあ。でも、ジエはそれを恋愛だと誤解したわけだしなあ。サービスは嘘の優しさではないけど、それが真実かって言われると、うーむ・・・となってしまうんだよね。もうちょっと、そこに踏み込んでも良い気がするんだけど。ユエに対して、また同じ過ちしてる気がするし。
ただ、絵は本当に奇麗。気合も入ってるし、何せ美男美女だし。

ユーロンはホァイリンにある実家で、両親や姉との平凡な暮らしに戻った。
だが、いくら刑事罰に問われなかったとはいえ、産業スパイ行為を働き逮捕されたという事実は如何ともしがたく、身内に頼った再就職活動もなかなか思うように進まない。
ユーロンは周囲に対し自分が万乗ホテルに再就職する意思を持っていることを打ち明け、銀海に戻るという。(なんで、そんなに自信があるんだ)そんな夢がかなうはずはないと思いつつも、両親は自分たちの息子を住み慣れた銀海へと送り出すことにする。

銀海に戻ったユーロンを万乗ホテルは温かく迎えてくれた。早速、総支配人との面接を許され、刑事処分を受けなかったがために解雇とはならず、一定の条件の下に再起を期す道が与えられた。宿泊部は、一定の観察期間を設け、ランドリーの仕事をしながら一から出直させることを総支配人に提案し、本人がそれを受け入れることで彼に対する処分は落着した。
甘いなあ・・・。まあ、ジエが裏から手を回してそうだけど。若いバトラーに無理をさせた結果でもあるし、失敗から学べっていう寛大な措置。「理想が高すぎるのは、理想を持たないのと一緒だ。理想は信念であり、責任であり、職業倫理だ。」と言い聞かせる支配人。しかし、ユーロン君の問題は高すぎる理想なんだよね・・・。失敗はしたけど、自分で失敗を告白したこともないし、今後、自分の失敗や未熟さと、高すぎる理想をどうやって折り合いをつけるんだろう?ここから先が、本当に書くべきことなんじゃないか?って気もするなあ。

当分の間は寮生活をすることにしたユーロンだが、ある日、トウトウとの思い出の詰まったアパートを訪れ、そこで、松葉杖に支えられながらたどたどしく歩いていたヤン・ユエと再会する。思わず熱い抱擁を交わした。
何とか自力で生活できるまでに回復したヤン・ユエは、やはりユーロンとの思い出で彩られた街・銀海に戻ってきたんだね。ユエは、翻訳の仕事で元の職場に復帰。

ユーロンは日々真摯な気持ちでランドリーの仕事に励む一方、ことあるごとにヤン・ユエの面倒を見ていた。ユーロンは、「僕たち似てるね。ここで失敗したからここから出直そう」って、呑気に言ってるけど・・・。「ここは、あの時の夢や仲間を思い出させてくれる。前を向くには勇気がいる。思い出が大事なの」って語るユエの気持ちは分かってないな。でも、華麗に「心が落ち着いたときに聞くから」とか言って、恋愛話っぽくなるのは回避するユーロン。
ユエは「終わった話だし、誰も知らない。でも真実だから心に刻まれてる」って語ってる。彼女、もう恋愛とか諦めちゃってるんだろうなあ。ユーロンは、今もトウトウのリストバンドしたままだし。

彼女が負った障害の責任の一端を感じているユーロンは、ごく自然に彼女のフォローをする。でも、かえってユエを苦しめていることに気付かない。(っていうか、気付いてて気付かないように避けてるよね)ユーロンと一緒にいられるだけで幸せを感じられるユエにも、優しさは徐々に重荷に変わりつつあった。
ユエは「償いは十分。これ以上は借りを作ってしまう。そして、その借りは返せない」と告げるけど、「取引じゃない」と語るユーロン。ユエは「あなたの妹かお姉さんみたいに付き合いたい。年老いたら会いに来て、今日のことを話そう」って、イイ女だな~。「今日、雨が降っていたことを覚えていて」ってどしゃぶりの雨の中に駆け出そうとして倒れた。
バレンタイン。幸せな人々であふれる日。「今日だけは隠れていたかった」と泣くユエに、一緒に行こうと手を出すユーロン。前を向いて歩いてほしいって気持ちを伝えて抱きしめるユーロン。感謝するユエに、「いつも助けてくれていたのに、感謝の言葉も言わずに・・・」と・・・。確かにそうなんだけど、じゃあ、それは愛情かって言うとなあ。でも、ユーロンの表情がちょっと大人になって、やわらかく良い顔になったのは感じるんだよね。なにげに似合ってる気はする。
ユーロンは職場で上司から呼び出され、自分の観察期間が予定より時期を繰り上げて終了となることを教えられる。自分が、特例でバトラーになったけど、正規の試験を受けてないことに気がついたユーロン。バトラー試験に挑戦しようという気持ちが芽生える。

五星大飯店FiveStarHotel 28話放免 [中華ドラマ]

それぞれの再出発という回。セリフが凄い少ない回だった。イメージカットが非常に効果をあげてたと思う。


ジエは、中国を後にした。寂しそうだったね。青春への決別かな。

ヤン・ユエ襲撃事件に端を発した、盛元に関する一連の捜査は大詰めを迎え、盛元の新会長トゥ・ヤオジエをはじめとして大勢の関係者が次々に逮捕される事態に発展した。
ユーロン逮捕。現在無職ってヤバいな。毎晩深夜トウトウと同じ曲を聴くため常に持ち歩いていたポータブルカセットプレーヤーも、トウトウとの写真も預かられて、留置所に。
キム・ジエの部屋から「時代」の企業秘密を盗み出したってことで事情聴取。トンマネージャーは、自分は伝言役だけでユーロンが主犯っぽく説明してるよ。

キム・ジエ率いる「時代」は銀海テーマパーク建設プロジェクトの落札を受け公開調印式。
万乗ホテルの買収は撤回して、事後処理をイム総代に任せて銀海を後にする。部下たちからは翌春に予定されている竣工式への出席を促されるが、「もう二度とこの地を踏むことはないわ」とユーロンとの訣別を明確にする。

肝性昏睡で重篤な状態にあったトウトウは奇跡的な回復を見せ、「真実」のメンバーたちとともに再出発の準備をしていた。(って、スゲーな回復力だなオイ)
家に帰ったトウトウが、ユーロンの置手紙見るのは泣けた。ジエと行くって思って書いたものだもんなあ。
トウトウの復帰を条件に彼らと専属契約を結びたいという香港の大手プロダクションが現れ、本格的スターへの道が開けてきた。トウトウは家を出ていきます・・・。ユーロンとすれ違ったままだ。

「時代」の企業秘密を盗み出した容疑で警察に逮捕されたユーロンたちは判決の日を迎えていた。ユーロンを除く全員はそれぞれ実刑を言い渡されたが、犯罪性が低いと判断されたユーロンだけは刑事処分を免れる。(って、実行犯ですが・・・。情状酌量の余地ありって奴?)弁護士つけたのは、ジエなんだろうなあ~。
ユーロンは実家にひとまず帰ります。ユーロン、自分の「真実」という信条について、自分の中でどうやって折り合いを付けていくんだろう。

五星大飯店~FiveStarHotel 27話 純白を信じて [中華ドラマ]

BSフジで吹き替え放送が始まったようで、検索して見に来てくれる方が最近多いです。
このドラマのテーマは「真実」。トウトウのダンスグループの名前、そしてユーロンの信念であり、キム・ジエが「純白」と言い換えて願い続けているもの。ただし、「じゃあ真実っていったい何?」というのはイマイチぼんやりしてます。トウトウは我儘の道具に使ってるように見えるし、ユーロンは「真実」に固執しながらもちゃっかり嘘をついてしまうこともある。(そして、なぜかそれをコロッと忘れてる)「真実って何?」っていうのを突き詰めてないから、都合よく変わるんですね。若さゆえだと思うんだけど・・・。

キム・ジエは「純白」と言い換えているように、「100%の信頼と愛」ととらえています。彼女は、裕福な身分もあって、「自分が嘘をつかないこと」は割と簡単に達せられるのに対して、「真実の愛を与えられること」は殆どないという立場です。彼女にとっての真実は「私にだけは嘘をつかない人が、一人だけいれば良い」という具体的なもの。そして、「真実は叶わない夢なんだ」ということを心のどこかでは感じているように見えます。真っ直ぐに、自分のすべてをかけるようにユーロンを信頼して、ホントに「純白」な人ではあると思いますが、それだけに生きにくいだろうなあと気の毒になる。
今回は、キム・ジエが、ユーロンに向かって真実とは何かを問う回。そして、「嘘の愛情ではなく、真実の別離を」と結論を出す回。かなりテーマに食い込んだ展開になりますが、ここでも流されるばかりの主人公ユーロン君。しっかりせい。美形じゃなかったら許されんな。


キム・ジエは中国を発つ日の前夜、ユーロンとの会食の席で、「ゴンア山にお礼参りに行き、雪山が私に与えてくれた人が、雪のように清らかな人であるように祈りたい」と語る。

だが、会食後ユーロンを家まで送り届けたジエは、準備してホテルに戻ろうという。でも、ユーロンは汚い家でも我が家が良い。ジエなりに気遣ってるのに、ジエを見下すような眼をしてるユーロン。ホント、顔は良いのに、性格が意固地すぎなんだよなあ。自分の傲慢さに気がついてないんだろうね。彼を切なく見上げるジエ良かったね。
ユーロンの方は、隣のトウトウの部屋に入ってしまったりして、やはり思いが残ってるみたい。手紙を残したり、ツーショ写真を持ち出したり。(この二人、似合ってるんだけど、二人のエピがホントに少なくて、恋愛してるように見えないんだよなあ。なんつーか、恋人同士っていう約束に拘ってるだけに見える。もうちょっとエピソードが欲しい。)

ホテルに戻ったジエを待ち受けていたのは、最悪な報告。
銀海病院でユーロンの行動を監視していた部下から彼が再びトウトウの様子を見に行ったと聞かされただ。さらに、イム総代からは、ユーロンがキム・ジエの部屋から盗み出した情報が、銀海地区開発プロジェクトの新たなライバル亜東に渡っていたことを示す証拠を手渡された。イムはまた、ユーロンがかつて賭博開帳容疑で警察の取調べを受けているという事実も暴露する。

翌朝、ユーロンはキム・ジエが迎えに来るのを待つが、彼女はいつまでたっても姿を見せない。
不審に思うユーロンは直接万乗ホテルに向かうがジエはそこにも見当たらず、後任のバトラーからは1948号室の鍵を手渡された。部屋に入ってみると、彼女が使っていたベッドの上にはトウトウがユーロンのために作ったリストバンドと1本のカセットテープが置いてあった。
テープを再生すると、キム・ジエの部屋から銀海開発区に関する企画書を盗み出すことを持ちかけるトン・ジアイェンの声が録音されていた。

一縷の望みを託し、ユーロンはキム・ジエから預かっている雪玉のネックレスを手にチベットに向かうが、そこでもキム・ジエに会うことはできなかった。チベット族の老婆は「彼女は雪山に登ってるよ。忘れ物はない。貸し借りは全部なくなったと言っていた・・・」と語る。
老婆にネックレスを託しながら、「これを彼女に渡してください。彼女の大切なお守りなんです。彼女のそばに。言い訳はしないけど、彼女にお詫びを。信じてくれるなら、後悔していると彼女に伝えてください」と。老婆は「お友達とここに来なさい。町にいると汚れた空気で黒くなってしまう。人は澄んだものだ好きなの」と声をかける。「澄んだ空気が好きだから、また来る・・」と言って去るユーロン。その声を、ジエは物陰で涙を流しながら聞いている。真黒い服着てて、喪服みたいなんだ。その黒い服が、彼女の「純白」を求める切ない願いを引き立ててた。 ジエは、そのまま雪山に登り。雪の中に亡き父のくれたネックレスを埋めた。そして、現実の世界を生きる女社長として、下界に戻っていく。

ジエちゃんは切ない役だったねえ。途中のわがままぶりには腹が立ったけど、演じるチョン・ユミちゃんの演技はホントに良かった。 中国語も頑張ってた。低めの声でゆっくりと確認するように話すので、韓国語を話してる時にイライラしっぱなしの感じも消えて、良い感じだった。

五星大飯店~FiveStarHotel 26話定まらぬ思い [中華ドラマ]

ユーロンは、銀海病院からホテルに戻るとすぐさまキム・ジエの部屋に呼ばれる。
ジエはユーロンがトウトウの病室に行ったことを知りながら、彼の心の中に自分への想いを見つけようとしている。「真実の人になりたいと言った。私を愛してる?あの人を愛してる?」と問うジエの気持ちに応えようと「時間をください。過去にとても愛してた。でも、彼女は僕をもう愛してない。彼女は純粋な愛情しか許せないから。」とユーロン。「裏切ったの?いつか私も裏切る?私も愛が必要よ。誠実な心だけが欲しい。偽りのない純白な人なの。嘘はつかない?」なジエ。純白なものなどないと分かっているからこそ願いたいジエなのに、偽りを語るユーロン。「あなたは純白な人?」と問われて「Yes」と答えられる人間は、嘘つきだよね。「純白でありたい」というなら分かるけど。信じたいジエは、その嘘にすがってしまう。
ジエは「私と一緒に韓国に行きましょう、ご両親も一緒よ」と持ちかける。

ユーロンは、トン・マネージャーに「上手くやったな。一緒に彼女というケーキを食べよう」なんて、取り行って利用しようと声をかけてくる。怒って殴ってしまったユーロン。

翌日、ユーロンは再び母親の見舞いに行きたいとキム・ジエに申し出るが、ジエは部下にこっそり見晴らせてる。ユーロンはトウトウがいる集中治療室を覗きに行く。ユーロンは、ジエにこれ以上の借りを作らないために、母親に退院を促した。

ユーロンの上司トン・ジアイェンは「時代」のイム中国地区総代に会っていた。ジエの部屋から不正に入手した情報に関して、「時代」側に取引を持ちかけた。最初は抵抗を見せていたイム総代も、結局はトンの要求を呑むことにする。だが、イムの頭の中である計算が働き始めていた。

キム・ジエに付き添って韓国へ旅立つことを決心したユーロンは、総支配人から励ましの言葉を受けながら万乗ホテルを後にする。しかし「自由になったら戻ってくる」って失礼すぎるがな!そんな奴の「真実」なんて価値があるだろうか?ユエを探すように言い残して、心配しながら出国準備。

ジエは「明日、ゴンア山に行ってくる。雪山がくれた人が、思った通りの純白な人であるように願う・・・」って、ユーロン罪悪感がうずくよね。すげーポーカーフェイスだけど。これ、演じてるのが美形だからギリギリ許されてるか?って感じだけど、ユーロンの性格って可愛げがないわ。

五星大飯店 FiveStarHotel 25話 [中華ドラマ]

ダンスグループ「真実」のマネージャーであるリウはトウトウの病室を訪れ、新しいスポンサーが見つかり、もはや治療費のことでキム・ジエの力を借りる必要が無くなったことをトウトウに告げた。この知らせはトウトウを大いに喜ばせ、彼女はようやく医師の処方した薬を飲み始める。

ジエは会社を分社化して利益分配してるのね。ジエが中国人と付き合ってるという噂が・・・。バトラーとして接しようとするユーロンに「ジエと呼んで」といって、外出などにも同伴させるジエ。ユーロン母入院費も払ってくれたジエに「一番の友人で」って言われたら断れなくて、キスは勤務中だからってことわりつつ、彼女を抱きしめるユーロン。

時代の鎮海支社は、ユーロンがジエから情報を引き出すために近付いたのでは?と不審に思い調査を始める。

一方、ヤン・ユエ襲撃事件に端を発した一連の疑惑に関する捜査により、盛元会長のヤオジエが逮捕・盛元は銀海開発プロジェクトからも手を引くことを余儀なくされる。
しかし、その盛元と入札を競っていた「時代」も、元盛元銀海社長のホァン・ワンジュン擁する亜東が新たに入札に参加したことにより、6,700万ドルの追加投資を強いられることとなる。キム・ジエは、「リゾートには興味ない、万乗ホテルを買い取る」と言い出し周囲を慌てさせる。

万乗ホテルのトン・マネージャーは亜東の機密文書を買い取ることを「時代」側に持ちかける。

ユーロンはキム・ジエが、両親にディナーを用意したと危機、驚く。一度は拒否するユーロンだけど、ジエに強く言われて最高級料理を手に母親の病室を訪れる。
母親の見舞いを終えたユーロンは、思わずトウトウが収容されている集中治療室に足を向けてしまう。アーポンがその前に立ちふさがり、彼を「裏切り者め!」と罵倒する。
物陰から部始終をキム・ジエが見ていた。「どこに行っていた?あなたはうそをつかない?私を愛してる?」

五星大飯店 FiveStarHotel 24話 [中華ドラマ]

いまさら、もう24話まで来たのか~って驚いた。思った以上にドラマが進んでないなあ~。っていうか、ユーロン君が分かりにくい性格なんですよね。キム・ジエに対してのポーカーフェイスは、職業上の理由なんだろうなと思ってたんだけど、トウトウに対してもイマイチ恋愛感情が表現されてない気がするんだよなあ・・・。


母親が自らの命を絶った場所に行ったトウトウ。ユーロンと過ごした日々を思い返しては涙を流す。隣にいるアーポン気の毒。

ユーロンは北京でトウトウに会えず、銀海にある自分のアパートに戻ったら、韓国に戻っていたはずのキム・ジエが部下を伴って彼の帰りを待っていた。抱きしめ会って無事と再会を祝っていたら、そこにトウトウが・・・。
逃げ出したトウトウ、暴れまくり。アーポンが「俺が代わりに殴ってやろうか?」といいながら宥めるが、「二度と彼を信じない」とトウトウは大荒れ。酒をあおったトウトウは、アーポンと帰ってきて、ユーロンに見せつけるようにキス。アーポンが可愛そうすぎ。
違うんだって言い訳するユーロンだけど、「彼女を苦しめるな」っていうアーポンと喧嘩に。

トウトウは酒を飲んだために気を失い、再び病院へと担ぎ込まれる。医師によると肝炎が進行し、肝性昏睡の状態に陥っているという。付き添ったユーロンとアーポンは、最悪の場合は死に至ること、初期治療費としてまず3万元が必要であることを聞かされる。「ところで、どっちか彼氏なの?」って聞かれて、ビミョーな空気になるアーポンとユーロン。

治療費を工面するためアーポンはダンスグループ「真実」のメンバーとマネージャーに、会いに。大して集まらず、バイクを売ったりしてかき集める。

ユーロンは、あの雪のネックレスをジエに手渡したけど、彼女はそれをユーロンの首にかけて、そっとキスを。「感謝はいらないって言うの分かってる。私たちの間に感謝はいらないものね」とジエ。ユーロンは「感謝が欲しい。トウトウが重病で命も危ない。家族同然の人で・・・」と語る。ジエの「どういう友達?真実の人なら、本当のことを」という問いに「前からの友達。一番の親友」としか答えないユーロン。確かに、今「恋人」と言える状態かは怪しいけどさあ・・・。「真実」はどうした!!(でも、母さんの治療費問題の時も、罪を犯してたっけ?)
嘘だと気がついてるだろうなあ~。(キム・ジエを演じてる女優さんの、うっすら悲しみを乗せた表情とかが良かった。)「生きてほしい」という叫びに答えて、治療費を出した。
ユーロンは、ジエが寺に参ったりするのに随行(これは仕事の一貫?友人として?それとも金出してもらったから?)したりしてて、トウトウにつきっきりにはなれない。
ジエは「ここ(寺)にきたとき、穏やかな場所で暮らせと言われた。会社を取り戻したけど、私は欺瞞に満ちた殺伐とした競争の世界にいたくない。会社は新しい役員に任せた。的にも利益を配分してる。自分の雪山を見つけたい。一緒に行ってくれる?」と語る。ユーロンが付けてる父の愛の詰まったペンダントをさして、「これが私の心の雪山。世界中が汚くても、これが真っ白であれば。心に偽りのない人が、心から愛してくれれば、それが私の雪山。あなたを見たとき雪だと思った。だから、すべてを打ち上げてほしい。あなたに、どんな人が必要なの?」とジエ。「前は愛してくれる人が必要だった。今は助けてくれる人が欲しい、僕を愛した人を助けてほしい。何でもする」なユーロン。愛してたのか?って問いには、「愛してくれた人には、愛せないとしても、報いなければ・・・」なユーロン。当然、「私が心から愛したら、報いてくれるのか?」って静かに聞かれちゃうよね。(このシーン。韓国人のジエちゃんが中国で長ーいセリフをしゃべってリードしてるんですよね。彼女の声、凄く暖かくて魅力があるって、今さら気がついた)

ジエは、今でも「純粋でいたい」という思いが強い所は子供っぽいけど、かなり落ち着いたっていうか自分が見えてきたんだろうね。

「真実」のメンバーが見守る中、トウトウの意識は間もなく回復するが、既に自分の人生に絶望している彼女は頑なに治療を拒もうとする。
ユーロンとジエは、マネージャーのリウさんに「新しいスポンサーがついた」って名目で渡すようにって、治療費を渡した。

五星大飯店 FiveStarHotel 23話 [中華ドラマ]

トウトウが盛元の当主になるかも?という情報を得たトン・マネージャーは、ユーロンが盛元に影響力を持ち、制裁を自分に加えるのでは?と恐れる。情報を与えたファンは、「盛元のために動けという指示だったんだし、トウトウは金を持ったら人間関係も変わる・・・」とか言ってます。
ユーロンは、「時代」の陳海支社長の訪問を受け、謝罪を受ける。ジエは会長として頑張っているみたい。あのペンダントを託そうと思ったユーロンだけど、いつか中国にきたときまで預かることに決めた。雪山にガンをかけたジエが、戻ってくる時まで・・・。

トウトウは再びヤン・ユエが入院している病院を訪れ、自分がようやく兄ヤオジエに認められたことを彼女に伝えるが、同時に、「でも私は認めない。あなたを傷つけた者をこの手で裁くわ」と約束する。
ユエは少し回復して話せるように、「ユーロンに仕事に集中するように言って・・・」というユエは、古風な女だね~。

医者から処方してもらった栄養剤が経済的な理由から入手できないし、ユエは二度と自分の足で立ち上がることはないと宣告された。「私が何とかしてお金を工面してきます」と応じるトウトウだが、それでもユエの母親には彼女をこれ以上巻き込みたくないという思いがあり、その胸中は察するに余りある。

盛元は、銀行からの融資を絶たれ、さらに警察と金融委員会による査察が入るなど追い詰められた状況に置かれていた。会長のヤオジエは日本への逃亡を図るが、既に当局の手が回っておりその計画も阻まれる。

一方、トウトウは世話になったマオ弁護士に謝意を伝えた。会社自体が危機なので、遺産は入らない。弁護士は「ジエの彼氏の紹介だから、報酬がないことは気にしない」とあっさり。え?彼氏ってユーロンのことか?なトウトウ。

銀海に着いたトウトウはまずユーロンに会うため万乗ホテルを訪れるが、たまたま応対に出たトン・マネージャーから「2日間の休暇を取っているよ、ユーロンとは別れたんじゃなかったのか? ジエと付き合っているらしいぞ」と言われてしまう。別れさせたいんだな~。姑息。
ユーロンは故の病院を訪ねていて、すれ違っただけなんだよね。でも、ユエも実家近くの北京の病院に転院。実家を訪ねたユーロンに、「兄弟で裁判なんて良くないわ。トウトウにも言ったんだけど・・・」と語るユエ母。

心身ともに疲れ果てた状態で銀海のアパートに帰り着いたトウトウは、そのままベッドに倒れこんでしまい、たまたま部屋を訪れたアーポンによって病院に運ばれる。診断の結果、肝炎を患っているとのことだった。幸いこのときは大事に至らなかったものの、医者からはくれぐれも注意するようにと釘を刺される。
アーポンに「お兄さんみたい。家族がいない悲しみって分かる?」とか言って抱きついてたけど、これはアーポン可愛そう。アーポンに「お母さんが命を絶ったあの場所に連れて行って」と懇願するトウトウ。

五星大飯店 FiveStarHotel 22話 [中華ドラマ]

ユーロンはキム・ジエへの対応が評価され、万乗ホテル最高の賞である「微笑賞」を受賞、エグゼクティブフロアのチーフに任命された。(って、いくらなんでも新人なのに!ま、ドラマだからな)
お客としてやってきた、トウトウ以外の真実のメンバー。「ダンスだけではやっていけない。歌をいっしょにやらないか?」と言われている・・・。サービスするユーロンは、何も言わないで笑顔だけど、複雑な気持ちの様子。
トウトウを心配して、彼女の家で待ってるユーロンだけど、トウトウは帰ってこない。

同じころ、トウトウはマオ弁護士に呼び出されていた。
マオ弁護士はトウトウに、ヤン・ユエ襲撃が盛元の仕業であること、そして盛元の会計処理には問題点が多く、会社ぐるみで詐欺を働いている可能性もあることなどを明かす。トウトウは告発も辞さない構えを見せるが、「そんなことをしたら会社は倒産に追い込まれ、貴方が相続するべき財産もなくなってしまう」とマオ弁護士に諭される。

そのころ万乗ホテルでは、亜東社による銀海開発区側へのプロジェクト案のプレゼンテーションが行われていた。その席で“時代”や盛元のものと酷似した企画案を発表していたのは、盛元銀海を追われたホァン・ワンジュン。「似ている」と指摘されても、平気な顔してるよ。そして、彼も盛元の資金の流れのヤバさをしっていて、そこから逃げて、さらに攻撃するつもりなんだな。
ホテルのトウマネージャは、彼にも、時代の鎮海支社長にも情報流してるんだね。でも、それも見破られてます。

トゥ・ヤオジエは、盛元前会長の遺言を偽装した容疑でリャン弁護士が国際指名手配されるなど、いよいよ追い詰められていた。そんな中、彼はトウトウに直接会い両者間の和解を申し出る。しらじらしく「子供の時から孤独だった。社員はいるが家族はいない」とかいうヤオジエ。だが、ヤン・ユエと自分の両親の名誉のために真実を暴くことを自らの心に誓ったトウトウは、ヤオジエの提案を一蹴する。
ヤオジエは、テーマパークで亜東が台頭したことも聞かされて、失敗続き。

五星大飯店 FiveStarHotel 21話 [中華ドラマ]

ユーロンはキム・ジエの待つチベットへ向けて発とうとするが、トウトウは自分とヤン・ユエを置いて行かないでほしい。仕事を辞めて。お金が出来たら、何でもしてあげられる」と彼を引き止める。そんな彼女をユーロンは、「バトラーとしての自らの職務を全うさせてほしい。君ならステージを放りだせる?」と説得し、後ろ髪を引かれる思いでチベットへと旅立っていく。
そのころユエは、病院のベッドの上でたびたびうなされるようにユーロンの名を口にしていた。トウトウは、ユエの看病を必死でします。

一方、ヤン・ユエ傷害事件の捜査にあたる警察のその後の調べで、トウ・ヤオジエら盛元前会長の遺産を相続する人々の前でリャン弁護士が読み上げた遺言状が偽物であるとの疑いが濃厚となる。公証役場に保管されている遺言状の副本には、「トウトウとヤオジエに同等の相続権を与える」と書かれているという。
トウトウは遺言状を見せてもらおうとするが、警察か裁判所の指示がいると言われてしまう。これを受け、トウトウの依頼を受けたマオ弁護士は正式な財産分与の手続きに入るべくトウ・ヤオジエ側に詰め寄るが、彼らが簡単にそれを認めるはずもなかった。

ヤン・ユエに付き添う一方、自分自身も魔の手による次なる攻撃を恐れ、トウトウは人目を避けることのできる場所へ居を移し、そこから病院へと通う。

ユーロンは弁護士と一緒にジエの元に。ジエは山で暮らしてかなり落ち着いたみたいだねえ。味方もできたし、韓国に帰国して会長として頑張ることに。ユーロンは預かってたネックレス返し忘れたの気がついたけど、出発してしまったあとだった。ジエは不安定で困ったお客さんだったけど、どこか放っておけないところがあったね。ユーロンにとっても初めてのお客さん。

ジエの韓国への帰国を見届けたユーロンは、すぐにトウトウのところへ。事実が解明されるまで時間がかかるが、とりあへず提訴はした方が良いということに。
トウトウは、一度万乗ホテルに戻り、ヤン・ユエに対する会社としてのサポートを総支配人に願い出る。真実のために、命をかけたユエ。障害が残る可能性があることや、治療費がで出せないことを説明するけど、勤務外でのことだからなあ・・・。「わたしのせいなのです。しかし、私には救う力がない」というユーロン。ユーロン給料前払いを例外的に認めてもらった。

五星大飯店 FiveStarHotel20話 [中華ドラマ]

19話を録画ミスしちゃったんですよね。公式のあらすじもなくなってるし。

ユーロンは、ジエにリストバントをあげたままチベットに残し、自分は北京のジエの弁護士との接触を行っていた。ジエは、雪の山にくることで、かなり落ち着いて穏やかな時間を過ごしてるみたい。あなたの愛は成就しないだろうけど、でも、元気に健やかに生きてほしいなあ。

ダンス大会の決勝に参加するために北京に向かうトウトウを見送ったヤン・ユエは、ひとりユーチョンで黙々と遺言書偽造の証拠探しを続けていた。(なんて良い人なんだ)故人が生前病室で遺言書に署名した際、公証役場の人間がその場に立ち会っていたという情報を得て、公証役所を調べている。
しかし、真相究明を最も恐れる盛元の新会長トゥ・ヤオジエがしっかり情勢を見守ってる。リャン弁護士の出国を急がせる。
テーマパークはメインを時代が押さえているが、付帯設備などでの福元との協力を求めてきた。しかし。福元はメイン施設を含めて巻き返しを図っている。

ダンスグループ“真実”はいよいよ決勝大会に臨むが、練習不足は疑う余地もなくメンバーの心もバラバラで、ちょうど北京を訪れていたユーロンの目の前で彼らは呆気なく惨敗する。結果の受け止め方においても、「点数がおかしい」というもの、「審査員に取り入らなかったのが悪い」というもの。トウトウは「これが実力かも。うけいれないと」と言う。もはやチームとしての連帯感は見られず、トウトウはグループを“真実”と名付けたことに疑問を持ち始める。って言うか、潔癖すぎだよなあ。トウトウが、まずダンスの練習をおろそかにしてたのが、真実じゃなかったってことじゃね??人のこと言えないわ。

大会終了後、久しぶりに水入らずの時間を過ごすユーロンとトウトウ。もはや純粋な気持ちで踊らなくなってしまったメンバーたちに失望したトウトウは「あなただけは清らかな心を持ち続けて」とユーロンに訴えるが、その彼の首にはキム・ジエの父親の形見である玉が掛けられていた。

トウトウにユーチョン病院から連絡が。駆けつけてみると、ボコボコに殴られて、瀕死の重傷のヤン・ユエが・・・。泣き叫ぶトウトウ。
気がついたユエは必死に中勝公証役場・・・と告げる。ユーロンは警察と公証役場に・・・。
ユエの両親もやってきて看病をつづけます。ユエはユーロンとの時間を思い出してる。

五星大飯店 FiveStarHotel 16-18話 [中華ドラマ]

16話 ユーロンは、ジエのリクエストで一緒にラフティング。でも、同じグループに例の尾行の男がいたりして、やっぱりやめた方がという気に。仕方なく、「尾行がついてる」と言って、さりげなくおりようとするけど、間に合わなかった。

案の定って感じで途中で、岸に尾行がいるのにおびえて「あの岸よ」と飛び込んでしまうジエ。結局、流れにのまれておぼれて、ユーロンに救助される。途中でネックレスが流されて、それを拾いに戻るユーロン。ジエは「戻って」というけど、大事にしてるって知ってるからね。しかし、ジエは本当にトラブルメーカーなのね。ちょっとは考えて動こうよ。泣き叫ぶくらいなら、今後は落ち着いてね・・・。
ユーロンは携帯を落としちゃったから、連絡が取りにくくなった。近くの村のホテルで服を乾かして、連絡もして、無事に戻ります。しかし、懲りない女ジエは、そこでも買い物しまくったりして、ホントに迷惑かけどうし。
バスが出ていないから明日出発するというユーロンに、チャンさんに居場所を言ったから、戻らずにすぐにここを離れたいというジエ。気持ちは分かるけど、ユーロンと二人きりで逃げたいようにしか見えないんだよね・・・。誰にも言わずに銀海に戻ろうというジエ。しかし、そんなに安全じゃないというならば、最初から出歩くなよって気もするぜ。ユーロンとしては、ホテルに連絡入れないわけにいかないから、連絡入れたんだけど、ジエはそれを見て不信を抱き始めます。そして、勝手に別方向のバスに乗ってしまう。
勝手に動いておきながら、迷子になって「地図買って。のど乾いた」と無茶をいうジエ。ホント、良くユーロンは耐えてるな。連絡しないでというジエに「ホテルや私のことも考えて。大ごとになって帰って危なくなる」と説得して、とにかく連絡だけは入れさせてもらえることに。

ユーロンはトウトウのフォローをユエに頼んでたんだね。ユーチョンに行くというトウトウに付き合ってくれます。


17話
「夕日が見たい。山に行きたい」というジエ。こんな時は大人しくしててくれよ。神経弱くて不安定って割に、タフなねーちゃんだな。暗くなったら危険だというユーロンに「静かにしてよ。一人で帰れば」というジエ。ホント、ユーロンご苦労様です。「私にはあなたを守る責任がある」というけど、「責任なんてとってもらいたくない。バトラーなんていらない」という。ユーロンも切れて「命令で来てるんです。要らないなら辞めさせろ」という。「ひとりで帰れ」というのを確認して、一度は一人で下山したユーロン。ジエは泣きじゃくってる。ユーロンは、やっぱり放っておけなくて戻ったけど、見失った。
ジエも無駄に動かないで待ってろよ・・・。

結局、探し回って見つけられなかったユーロンは、警察に届け出。やっと見つけたとき、ジエは抱きついてきて泣いたけど、正直、ユーロンはこりごりじゃね??それでも、献身的につかえてるのに、わがままなジエ。ユーロンはけがの手当てまでしてやって、本当にできたバトラーだ。でも、トウトウのリストバンドを使っちゃうのはどうなのよ???ジエが「ごめんなさい」てやっと言った時は、ちょっとホッとしたよ。
しかし、そばに居てというジエ。隣にいるって言ってるのになあ・・・。恋人じゃないんだってのが理解できないんだろうなあ。そこは、絶対に譲らないで頑張ってるユーロン。
感情を示さないユーロンを責めるジエに「あなたはお客様で、私はバトラーですから。いつ帰れるのか。それまで、ホテルと同じ環境をどうやって与えるのか。それだけです」とユーロン。流石のジエも、分かってきたかね?

しかし、遭難で警察頼ったから、そこから連絡が行って、行き場所もばれてしまった。限定した人間に行き場所を教えれた方が安全なのに、無駄に騒ぎを起こすから・・・。

トウトウとユエは一緒に旅しながら、ユーロンのことを話します。ユエがユーロンをよく知ってるので、嫉妬してしまうトウトウ。
それに、携帯が通じなくなってるんだよね。

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五星大飯店 FiveStarHotel 13-15話 [中華ドラマ]

13話心のよりどころ “時代”会長のキム・ジエは、自分を会社から追い出そうとしている宿敵たちの姿に怯え山寺に身を隠していたところをユーロンに発見されて帰ってきた。
ジエは、自分の気持ちを理解してくれているからこそ居場所が分かったのだと、今やユーロンに全幅の信頼を寄せている。秘書のパクもこの世を去り、彼女の心の拠り所はユーロンただ一人である。不安のために「ここで泊まれないか」と言い出したり、危うい状態ですね。

でもユーロンの心はトウトウに向かう。「孤独はどうしようもない恐怖」ということをジエを見ていて感じて、「思い合う相手」が大事になったのね。

ユーロンに彼の上司トンは、ジエから情報を引き出し、さらに“時代”が銀海開発区のプロジェクトを断念するようキム・ジエを説得しろと言う。それは盛元の望みであると同時にユーロンにとってもチャンスであると話すが、ユーロンは「自分はあくまでも誠実な人間でありたい」と聞く耳を持たない。「成功者こそが勝者である」と説得を続けるトン。

キム・ジエが日々ユーロンに対する思いを強めつつある。すっかり恋人気分ジエを華麗にかわしつつ、要求はちゃんと満たしてあげるってのは難しいよねえ。ジエに「携帯が盗聴されてる」と密かにメモを残したりしてるけど、一人のときにメモに気がついたジエは動揺しすぎ。

“時代”中国総代のイムは再び万乗ホテルを訪れユーロンたちスタッフを呼び出した。イムはホテル側に、キム・ジエは心に病を負っており帰国させる必要がある、韓国へ帰るよう彼女を説得してほしいと頼むが、ユーロンは、キム・ジエが病気であるというイム見解を真っ向から否定する。
だが、あまりに毅然としたユーロンの態度はイムの逆鱗に触れ、これに慌てたホテル側はユーロンの処分をほのめかす。

総支配人自らが乗り出しキム・ジエ帰国に協力するようユーロンを直接諭すが、その場においてもユーロンは自分の信念を貫き通そうとする。「ホテルは快適で安全で自由な場であるべきなのでは?」

ジエが部屋を移動。出来るだけ気が晴れるようにって明るい部屋を選んだんだろうけど、危なくないか?ジエは「ここを離れる」と言い出した。

トウトウがコンクールから戻ってきた。彼女を使って、福元はユーロンに揺さぶりをかけてきます。トウトウは突っぱねたけど、「お前のダンスだって実力ではない。努力してたのは真実だが、芸術はスポーツじゃない。」と言われてしまう。「観客をみればわかる。喜ばれた」と言っても、「拍手を受けたのはお前らだけか?」と言われてしまう。


14話真に価値あるもの
気分転換が必要な“時代”会長のキム・ジエは、しばらくの間ホテルを離れようと旅行に出かけることになった。行き先はポンフー、もちろんユーロンも彼女から同行を求められている。万乗ホテルは細心の注意を払いながら、ガイドや医師を含めたチームで付き添う準備をした。

トウトウはマネージャーのリウに、ダンス大会2次予選での勝利は盛元銀海のホァン社長が買ったものだと聞かされる。トウトウはすぐさまホァンのオフィスを訪れこのことに強く抗議するが、そこでホァンの口から、「君たちを手伝っているのは、君のお父さんに恩返しをするためだ」と聞かされる。そもそも自分の父親の存在を認めようとしないトウトウはそんなことで納得するはずもなく、その足でメンバーのもとに向かい、2次予選優勝の返上を提案する。だがメンバーたちは、実力だけでも勝てていた、過程よりも結果を重視すべきだと言い合い、誰も彼女に賛同しようとしなかった。
「真実の名前を返して。私は抜ける」と言い出すトウトウだが、「グループなんだから、多数決で決めよう」と説得された。トウトウを好きなアーポンはどちらにも賛成しなかった。「踊りが好きなあ、踊れれば、他のことは構わないんじゃないか?」という説得もトウトウには届かない。駈け出してしまった。折角、少し時間がとれたユーロンの電話もとらずに、街をさまよってる。
やーっと帰ってきたトウトウはユーロンが戻ってると知って駆け込んできた。話を聞いてくれるユーロン。

“時代”中国地区総代のイムは再びユーロンに接近し、今度は会長のキム・ジエの帰国を手伝ってくれと頼むというか、ほとんど脅し。現金まで用意してユーロンを引き込もうとするイムだったが、ユーロンがそれに応じるはずもない。「ご要望を、会長にお伝えしても宜しいですか?」なんてシラッと切り返してた。

ジエは旅行に出発するが、精神科医の同行を拒否。「病気にされてしまったら?」という不安があるのね。

トウトウには、アーポンが皆の「チャンスをつかみたい」という気持ちも真実なんだと伝えます。それでも、トウトウは参加を決心できない。

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五星大飯店 FiveStarHotel10-12話 [中華ドラマ]

10話思惑と策略 逃げ惑うジエ。パン秘書に助けを求めたら「ユン氏のスパイだろう」ってことだった。前にジエがサインしてのは、ユン氏解任の書類か。その担当弁護士が辞めちゃったんじゃ、大変じゃん。(相手はホワンかと思ってたけど、違ったのか。顔の見分けがつかない)今やってる裁判は、遺産に関するもので、後妻のジファが相手。経営権に関するものではないので、経営権の方は向こうが気が付かないうちに動いてたけど、察知されたのでは?ってことに。とにかく部屋で待機のジエ。ユンは、ジエを精神的不安定さから経営能力なしとしたいため、無理に韓国に連れ帰って、診察を受けさせようとしているらしい。

しかし、時代にスパイを送り込んで、しっかり情勢を呼んでるホワン。経営陣交代のタイミングで、沈海のテーマパークの仕事を手に入れるとにらんでる。
ジエのところから盗み出したのも、じつは「時代」のテーマパーク計画書。かなり壮大な計画を立てている。
しかし、盛元の新会長トゥ・ヤオジエと、トウトウの扱いを巡ってずれが。トウトウには高額遺産が届けられた。ホワンからは、支援はするけど盛元とのつながりを伏せろとマネージャに伝言が。
「真実」のメンバーは成功を収めるためには金の力を借りることも止む無しとする派と、あくまでも自分たちの実力で栄光を掴むことに拘る派とにグループが二分され、メンバー同士の間がギクシャクし始める。
トウトウはユーロンに電話を掛け「あなたに会いたい」と伝えるが、自分のことだけで手一杯のユーロンには時間がない。それに、ジエのことを「若い女性」とか言うから嫉妬しちゃうよ。っていうか、時代の会長が泊ってるなんて、洩らしちゃダメだろ。

ユーロンは、万乗ホテルを辞めるとともに、ホァン社長から父親に渡った金も自分の手で返すとトン・マネージャーに訴えるが、トンはユーロンの持つ成功への考え方と現実とのギャップを指摘し、翻意を促す。

ホテルは盛元と合併で基本合意。ユエはもともと法律家で、その準備もあって、一時的にホテルで勤務をしてたのかな?広報も、宣伝というよりは法的な面での対応窓口なのか・・・。

銀海に戻ってきた「時代」会長秘書のパクは、ユンCOOの解任手続きを進めるなど、キム・ジエが韓国に戻るための環境づくりに取り掛かる。ジエに新しい秘書との契約書にサインさせるために戻ったんだね。すぐに韓国へ戻るという。ジエは、アメリカに休養に行ったとウソをついて、ホテルでおとなしくしているというけど、2か月は長いなあ。

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五星大飯店 FiveStarHotel 7-9話 [中華ドラマ]

かなり話はトントン進んでるんだけど、演出がゆったりなのよね。音楽もだし、カメラの動きもゆったり。このリズムが病みつきになってきた。でも、ちょっと眠くなる。


7話最後の告白
「時代」会長のキム・ジエの計らいにより職場に復帰できることとなったユーロンだが、ホテルに戻る前に上司のトン・マネージャーから盛元銀海のホァン社長を引き合わされる。
ホァン社長はユーロンに、「時代」に盗まれた銀海開発プロジェクトに関する情報を取り戻してほしいと言った。一旦はこれを断るユーロンだが、「病気である母親の治療費を賄ってやる」、「ホテルマンとしての将来を約束する」などと揺さぶりをかけられる。パソコンの場所をチェックしておけと言われたユーロン。盛元からだとトウトウに渡された携帯を使って、実家に電話。そこで母の病気の悪化を聞かされて、凹んだユーロンはトウトウにも電話。留守電だった。今まで、道端の公衆電話をつかって電話してるシーンが沢山あったから、この携帯のシーンがすごく生きてくる。

迷ったまま、職場復帰したユーロン。「韓国のテレビが映らない」と訴えるキム・ジエに呼び付けられる。ユーロンはすぐに営繕課に連絡をするが、ちょうど自分の会社「時代」の特集を見ようとしてたキム・ジエは、イライラして、テレビを壊し、部屋は火災になりかける。上司や同僚はユーロンを責める。何もしてないのに!なユーロンは次第に疲れてくる。「バトラーは役職ではなく称号だ。どんなときも職務を全うして、誇りを守れ」と指導されて、再びがんばるユーロンです。

盛元銀海のホワン社長と弁護士の面会をうけたジエ。何かの書類でサインしてたけど、なんだろう?

あれだけ迷惑かけても笑顔でサービスるするユーロンを信頼したみたい。秘書のパンさんが一時韓国に帰国すると言って、あとを任された。その間は、誰にも会わせるなという指示。キム・ジエはユーロンを帯同して2人きりで寺へお参りに行く。母の回復を祈るユーロンと、平穏と父親の冥福を祈るジエ。

トウトウのマネージャはホワン社長に「必ず優勝させる条件で支援する」と言われた。トウトウは、潔癖だけど無邪気で無防備すぎる。おもいっきりユーロンを操作するのに利用されてる。

ホテルでは、盛元から買収の働きかけを受けて、交渉中。

肝性昏睡のため危篤に陥っている盛元グループの会長トゥ・ションユェンは、自分の枕元に集まった息子ヤオジエらを前に、自分には妾腹の娘がいることを告白する。これがトウトウだろうね。

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五星大飯店 FiveStarHotel 4-6話 [中華ドラマ]

韓国企業の関係者が出てくるんですが、無理して中国語を話させないで、いちいち通訳を介して会話させてるんですね。まだるっこしくてテンポ悪くなるかと思いきや、結構臨床感が有ってよかった。ビジネスの場だから、余計なこと言わないでポンポンとした会話だからかな?


4話救いの手
トウトウは泥酔していたため、マー社長に部屋に連れ込まれたことも助け出されたことも知らないでいた。
マネージャーのリウに連れられマー社長を見舞うため病院に行くが、そこにはユーロンを友人と呼ぶヤン・ユエの姿が。ユーロンが犯人だというマーに対して「私と一緒だった」と説明するユーロン。トウトウは、二人が交際してる?と誤解してします。
ユエはトウトウを守ったユーロンに事情を聞いて、ちょっと切ないねえ。
ユーロンは危うく解雇を免れる。だが、暴力を嫌うトウトウはアーポンを一方的に責め、苛立ちをあらわにする。ユーロンに対しては、ユエと一緒にいたってことで拗ねてしまう。アーポンが「彼女にとって俺は乱暴な男で、お前は違う」というのが切ないねえ。
ユーロンは、マネージャーに「彼女に変な人を紹介するな」と言うけど、「お前は隣人だろ?トウトウには彼がいる」とかいいやがる・・・。それでも、一人でバーで飲んでるトウトウを見かけて心配するユーロン。拗ねてるトウトウに「俺もマー社長を殴ったさ」というユーロン。トウトウはうれしくて抱きついたよ。微笑ましいねえ。ユーロンはトウトウに鍵を渡したりして、ラブラブじゃん。夜12時にトウトウの好きな曲を聴く約束して、会いたいときはこの曲聞いてとか、カワイイなあ。

盛元グループは銀海地区の開発に参入するため、担当者との接触を試みる。(これがユーロンの働くホテル。ユーロンはサービスしてて話をちょっと聞いてます)既に「時代」に先を越されているが、前会長の死去で「時代」経営陣は混乱状態にあることを知る。
そのころ盛元グループのトゥ会長は肝性昏睡で危篤状態に。息子のヤオジエ社長は、死亡率の高さを聞かされる。

一方、万乗ホテルは静養に訪れることになっている「時代」の新会長を迎え入れる準備を進めていた。ところが、自分の秘書のパクを連れ隠密裏に行動していた新会長は、突然のチェックイン。後からそれを知ったホテル首脳陣を慌てさせる。
ユーロンは研修の一環として、新会長の部屋へ挨拶に向かう上司に同行するが、そこで新会長の秘書にいきなりバトラー(一室の専属スタッフ)として指名されてしまう。バトラー以外はだれも入室させるなという厳しい要望。
どうやら、鎮海支社の人間に不審を持っているのか、支社の用意した部屋もバトラーも嫌ったみたいです。

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五星大飯店 FiveStarHotel 1-3話 [中華ドラマ]

CSフジ
ホテルと言えば「姉さん・・・事件です・・・」ですが、これは一話完結型じゃないんですね。中華ドラマ独特の湿った画面でつづられる青春ドラマみたいですね。主役のチャン・ジュンニンはこれでもかってほど嫌みのない美青年。線が細い感じがあって、序盤のどん底生活には全く凄味がありません。でも、美形だから見て楽しむ+トウトウとの急接近に何の違和感も感じない。
中国ドラマは、Opで盛大にネタバレするので、そこは早回ししてます。

あらすじは、フジHP公式から取ってきて、感想を付け加えてあります。

1話出会い ユーロンはホァイリン市出身の大学生。
銀海観光学院の4年生でホテル経営を専攻しているが、授業料が払えず休学中。
学費と母親の治療費を稼ぐために仕事を探している。

ユーロンが引っ越したアパートの隣の部屋には、ダンサー志望のトウトウという女性が住んでいる。
ある日、ユーロンはトウトウの父親が心臓発作で倒れた現場に居合わせたことから病院に同行する。しかし、トウトウの父親はそのまま息をひきとる。
ショックのあまりトウトウ自身も入院することとなり、ユーロンはそれに付き添いながら彼女と徐々に親しくなっていく。

トウトウは幼くして母親を亡くしていること、その死因は自殺であったことをユーロンに打ち明ける。
彼女が所属しているダンスチーム名「真実」も、死んだ母親がピアノで作曲した曲名から付けたものであった。
「真実」のメンバーはみな創作ダンス大会に出場したいと思っているが、そのための準備にはまとまった額の金が必要であり、トウトウは母の形見であるピアノを売ることを決心する。

一方、ユーロンは、トウトウの紹介で彼女の踊るバーで働くことに。トウトウはピアノを売った金の余りを、ユーロンの学費にと言ってくれる。でも、ユーロンは「自分の金で」とがんばる。玉海にある万上ホテルで働くこととなる。だが、そこは3ツ星ホテルとは名ばかりの賭博ホテル。設備も悲惨で客の苦情が絶えない。

トウトウは不動産企業の盛元グループの訪問を受けた。どうやら両親と何か因縁があるみたいですね。

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シルクロード英雄伝 8話 張り巡らされた罠 [中華ドラマ]

司寇が天琴に会いに、呪奴の館に。燕を追ってやってきたのか?と問う天琴。美玉候=南天心だけでなく、多くの人物が西方に集まってきそう。

藍彫(ランディアオ)が逍遥客桟(シャオヤオ・きゃくさん)に現れた。沙鶏(シャージー)は、シャードーと名乗っていた衛兵時代の罪深い秘密を守るため、ランディアオに言われるがまま燕の酒に毒薬を入れる。
夜半、酒を飲み始めた燕。「下女と出来てるのがバレて衛兵から逃げだして隠れ住んできたが、それをランディアオに知られた・・・。毒を入れろと言われた・・・」と告白するシャージー。
そこに再び現れたランディアオ。「銀龍(インロン)はどこにいる?」と問うが、シャージーは燕に協力し、ランディアオを捕らえる。ランディアオに手を組まないか?という燕。しかし、「タオイエが死んだら、商隊は壊滅し、西方に住む漢人は行き場所を失う」というランディアオ。「タオイエは西方の王を目指し、孔雀刀と引き換えに呪奴に今回の謀略を働かせている。砂漠に出たとたん呪奴が襲ってきた。タオイエと呪奴は組んでいる。」という燕。
しかし、シャージーがまだ裏切ってた。実はシャージーは呪奴の教義に身を捧げていたのだ。呪奴の毒に倒れる燕と、手足の自由を奪われたランディアオは天琴(テンチン)の手に落ちる。

意識のない燕は地獄へと送られ、ランディアオは裏切りを強要される。代わりに「シャージーを殺せ」というランディアオ。教義というか天琴のために死のうとするシャージーに「心だけで良い」という天琴。ランディアオは、天琴に忠誠を誓う。
燕は「マーナオは殺さないでくれ。なぜ、罪のないものを傷つける?」と天琴に頼む。燕を連れ帰った天琴は、百花に「私を試したいのだろう?教派に反しなければ、彼を好きにして良い」と燕を百花に託す。マーナオが、「あなたたちに敵対はしていない・・・」と説明するが、マーナオは燕から離されてしまう。百花は、「自分で殺せ、出来ないの?」と天琴を煽る。
天琴は「昔のことは忘れて。それがお互いのため。私の名で呼ばれて騙されてしまった。中原に戻って」と燕に告げる。

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シルクロード英雄伝 7話朽ちかけた客桟 [中華ドラマ]

燕逍遥(イェン・シャオヤオ)の部屋にはパイ・フーユーの死体、そして裸で眠る女は、飛駝(フェイト)商隊の金鳳(ジンフォン)だった。
そこに柳銀龍(リュウ・インロン)がやってくる。ジンフォンが目覚める。
インロンは、兄貴分であるユーフーの死体と、思いを寄せていたジンフォンの要請を受けてて、燕に決闘を申し込む。

残されたジンフォンは、フェイト商隊の葉亀(イエグイ)、藍彫(ランディアオ)を呼びに行く。彼等はジンフォンの宿に死体が転がっているのを発見したところだった。
とりあへすフーユーの殺された燕の宿に戻ってみると、フーユーの死体が消えていた。ジンフォンは、燕がやったのだと主張するが、ランディアオは「本当に燕なのか?落ち着いて考えてみよう。」となだめる。
イエグイは「ジンフォンが私を見送りに出た間に薬を仕込んだ。そしてジンフォンを攫った。燕と自分たちを対立させるのが目的では?」といい、ランディアオもそれに同調。

城壁へ燕を連れて行き、「なぜ、ダオイエを狙う」と問うインロン。金では寝返らないという燕の回答に、撃ちかかるインロン。燕とイエロンは城壁で戦うが、すぐに燕が勝利を収める。イエロンは殺さずに同伴させる燕。
謎の馬車が到着し、燕、インロン、瑪瑙(マー・ナオ)を城外の沙鶏客桟(シャージー・きゃくさん)へ運ぶ。朽ちかけた客桟の宿主は沙鶏という男。燕は沙鶏に、マーナオをこの客桟の宿主にするよう迫り、「逍遥客桟」という看板に掛けかえさせた。
燕は、沙鶏の意図を問うた。「3年前人を殺し、逃げた。主人が拾ってくれ、世の中のことを探れと言われた」という。

沙鶏客桟へ燕が入ったという情報がランディアオに。彼は仲間を集合させます。始めについたジンフォンが燕に戦いを挑むが、燕に打ちすえられた。
ランディアオは「燕はなぜジンフォンを殺さないか」を考えている。ジンフォンは動かないランディアオに苛立つ。

酒飲んで暮らしてる燕に苛立つマーナオ。しかし、燕に天琴から「恐れぬのであれば会いに来てほしい」と伝言がもたらされる。ためらうことなく天琴を訪問する燕だが、そこに居たのは百花。また戦いになりますが、あっさり勝利。百花は、「私を試したんでしょう?」と天琴に怒られた。
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シルクロード英雄伝 6話疑惑の一夜 [中華ドラマ]

金鳳(ジンフォン)に呼び寄せられた白玉虎(バイ・ユーフー)は、呪奴の手に落ちる。この金鳳は、百花(バイホァ)の変装だったのだ。
定遠候によって作られたフェイト商隊の基礎。隊の発展のためにチービャオの父を殺した。燕が私を狙っている。皆の意見を聞きたいと問うた。
呪奴や朝廷の差し金では?という旗主たちだが、すでに呪奴が入れ替わりを果たしてるものもいるよね。

燕には瑪瑙(マーナオ)がしっかりとつき従い、食事の世話や毒のチェックを怠らない。「主人と従者ではない。そして妻はめとらない。一緒にいれば傷つく。どうするかは自由だ」と燕は告げた。それでも付いてくるマーナオを、南天心のところへでも行け?と言って去らせた。
南天星は、西域に来た真の目的が、呪奴とダオイェの西域独立の動向を探ることだとマーナオに明かす。「燕の目的は何なのか?が分からないが、南天心に協力してくれれば、燕を傷つけることもなく、その剣の力を活かせる」とマーナオに吹き込む南天心。

バイ・ユーフーにばけた呪奴が燕に接触し、「タオイエ暗殺を思いとどまらせるのにいくら必要か?」と問う。燕はバイ・フーユーと争いになるが、そこに南天心が現われて、フェイト商隊のものを殺したら大変なことになると止めた。そして、手を組んで西域に漢民族の基盤を作らないか?と持ちかけたが、アッサリ断られた。マーナオが南天心を信じろと説得するが、信じられないと燕はいう。

ジンフォン(呪奴が変装済み)は、葡萄城で酒を飲んで待っている。父のパイ・フーユーが燕に襲われたあと失踪していると聞いて、イエグイが探しに行くという・・・。
その相談の間、ジンフォンの酒に薬が入れられた。倒れたところを、侍女と共に切った刺客。

リュウ・インロンは酒場にいるマーナオを見かけるがスルー。藍彫(ランディアオ)の所に来るようにジンフォンにことづけて、立ち去った。
マーナオはそれを見て宿へ。そこに女が寝ていた・・・。外出した燕が戻るとマーナオはなく女が寝ている・・・。燕はマーナオを探しに行き、「女が嫌なら去れ」という。
その隙に、百花は燕の宿へ、パイフーユーに化けたワンジン公子を伴って訪問し、彼を殺害。

宿に帰って燕逍遥の部屋で目にしたのは、横たわる裸の女と、パイ・ユーフーの死体。これは変装した呪奴の一味であることを、燕もマーナオも知らない。燕は「俺の力になりたいなら、南天心のところへ。足手まといだ」とマーナオに繰り返す。
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シルクロード英雄伝 5話南天星の褒美 [中華ドラマ]

玉羅殺 金鳳(シンフォン)は男に喧嘩を仕掛けられたが、強い。そこ第三旗主の柳銀龍(リュウ・インロン)、が登場。タオイエの召集に集まってきたのね・・・。第九旗主の藍彫(ランディアオ)らと、ダオイエと池彪(チーピャオ)父の間にあったことは何か?、燕や南天心の動きについて警戒。

謎の老人に助けられた燕。毒消しも水も得て復活。マーナオと葡萄城を目指す。道中2人は飛駝商隊第二旗旗主・白玉虎(バイ・ユーフー)と出くわし。水をもらう。燕は城内で酒を飲む約束を交わす。
酒場で名を明かした燕とユーフーは、剣を戦わせるが、燕が一方的に攻め立てる。
南天星は、無事救出を果たした燕に、謝礼としてマーナオを譲ると宣言。固辞する燕だが、一途に付き従うマーナオに折れ、主従関係を約束する。
また、葡萄城入りした謝司寇(シェ・シコウ)は城内の役人たちに燕の似顔絵を差し出し、監視を申し付けた。

羅漢はタオイエの狙いが読めず、何が目的か探っている。フェイト商隊が呪奴を攻撃してくるのか?
ワンジン公子を部下に化けさせた。この化ける技術を使って、旗主たちを一人づつ襲撃し、入れ替わってしまっている・・・。
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シルクロード英雄伝 4話去りし女との対決 [中華ドラマ]

今回も、砂漠の中をさまよう燕。特に、毒に倒れて徒歩移動のシーンは、すっごい雄大な砂漠の中に、ポツンって感じの絵があって、ロケの威力すごーいって思いました。


天琴の思い出。男どもに襲われそうになった時、助けてくれた通りすがりの人が燕なのか~。それが縁で、琴の弾き手と客としての交流があり、恋人関係になったようですね。しかし、ある日帰ってみると、家には誰も居なかった。髪飾りが一つ落ちていた・・・。

葡萄城に着いた燕逍遥(イェン・シャオヤオ)は、失った自分の馬に乗る呪奴(じゅど)の霊山聖女・百花(バイホァ)に出会い、酒席を共にする。
パンヨンの件の調査でやってきた南天星(ナン・テンシン)が通りがかり、問い質された百花は、「あなたの目的は知ってるわ。飛駝商隊と関係を築きたくて、旗主と接触してる。でも、西域を離れなさい」と正体を現した。燕逍遥と南天星一行に襲いかかる百花。形勢不利と見て、百花は南天星の侍女・瑪瑙(マー・ナオ)を連れ去った。百花カッコイイじゃんなあ。
南天星に頼まれ、燕逍遥は百花らを追った。襲ってくる雑魚どもは倒しまくったけど、やってきた天琴(テンチン)の放った毒刃に倒れる。「なぜ、そなたが・・・」という燕に、「これが本当の姿。もう毒がまわっている。考えなおして去るなら命は助ける」という天琴。「決意は固まっている」という燕を、瑪瑙とともに解放した天琴。

そんな天琴に対し部下ダーカらは不信感をあらわす。百花は、天琴と燕逍遥の関係を疑い始める。天琴は「どうせ、毒で死ぬ」と仲間をなだめ、飛駝商隊第2旗主白天虎(パイ・フーユー)の入場に備えなければと、百花にも任務を与えた。
葡萄城へ戻る燕逍遥と瑪瑙。毒が回った燕逍遥と、そんな彼を見捨てられない瑪瑙。瑪瑙だけを馬で行かせようとする燕だが、瑪瑙は馬を放し「二人で行くか、ここで死ぬか」と迫る。2人は徒歩で移動するが、ついに砂漠の中で意識を失う。瀕死の燕逍遥を救ったのは、やはり謎の老人だった。
三万両を返すという燕に、「金は惜しくない」という老人。狙いは、南天心なのか、燕なのか?

南天心は、「先帝に呪奴をさぐるように言われたのだ」と安順にかたる。

謝司寇は、司法長官となり、燕を指名手配。葡萄城にいると言うが、捕まえるのでなく、観察して報告せよと部下に命令。

シルクロード英雄伝 3話砂漠を越えて [中華ドラマ]

砂漠を移動するときの音楽がとても良いですよね。ゆったりとした映像とともに、見てて気持ちがよい。物語の進みが遅くても、この絵を見てるだけで得した気分。


燕逍遥(イェン・シャオヤオ)は単独砂漠を行き、西域のチョウズ国の都・葡萄城を目指し玉門関を越えた。
燕逍遥を待ち受ける呪奴(じゅど)。西域で呪奴を率いるのは護法・天琴(テンチン)という美女。護法は燕逍遥を殺さずに西域から追い払うようダーカに指示する。西方のクーモーへ向かう。敵をしるために、燕逍遥に依頼をした老人について知るのが先だという考え。
天琴の方法に疑問を持ち、燕逍遥殺害を主張する西域の呪奴ナンバー2の本教派の霊山聖女・百花(バイホァ)。百花は飛彪旗(フェイピャオ・き)を襲った謎の女ですね。百花は羅漢に昇格された。

玉門関で呪奴に待ち伏せされ、多数に襲われる。剣では勝利したが、毒に倒れた燕逍遥を助けたのは、刀爺(ダオイェ)殺害を依頼した老人だった。刀爺の金牌を見せ、15年前、刀爺に雇われていたが、妻の美貌に悪心を起こした刀爺によって妻子を失ったという老人。燕逍遥は、その理由を聞き、「金は返す」と決意を新たにする。

馬を失い、徒歩で進んでいた燕逍遥は、南天星(ナン・テンシン)一行と出会う。両者とも警戒しつつも酒を酌み交わす。呪奴について質問に、南天心は、数百年前、孔雀刀の話を始めるカピラバストゥの王子が出家して仏になった。王から贈られた刀。その国に仕えるのが呪奴だという。
互いの西行の目的を探り合う二人。

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シルクロード英雄伝 2話 [中華ドラマ]

洛陽。資金をだして孤児たちの面倒を見る燕逍遥(イェン・シャオヤオ)。鬼火燕八(クイフォイエンバ)という鬼火とともに現れる男にあとをつけられた。戦いに勝った燕に、謎の老人が声をかけた。父の敵を討ち、血に染まった人生をおくりながら、それを後悔しているような燕。

金三万両という破格の報酬で刀爺(ダオイェ)暗殺を依頼。立派な人物だという噂があるために断る燕に、池千里(チー・チェンリ)という義兄弟を匈奴に売った男だと告げた。これで、燕逍遥は依頼を引き受けることになった。

洛陽で見かけたファン・イータオに声をかける刑部の謝司寇(シェ・シコウ)。過去に恥をかかされたとファンを切り殺した。いやあ、すげー強いんじゃん!でも、こいつに燕の情報を流した男に、「裏切ったな!」なといいつつ、「子供たちを頼んだぞ」と言い残した燕。

謝司寇(シェ・シコウ)は、班勇の一件の黒幕魔剣玉候・南天星(ナン・テンシン)であると睨んでる。パンヤンを嵌めたシャンランの妹が南天星の妻なのね。和帝に「フェイト商団が褒章を受け取らないのは、パンヨンを王にする思惑があるためだが、今処罰するとフェイトは暴れて手につけられぬ。今は投獄することで手綱をとるべき。自らが西域に赴き調査に乗り出す」と進言。
パンヨンは王に「功をあせったものが犯した失敗をなすりつけられた」と訴える。
一方、南天星も、疑惑を晴らすべく西域を目指し旅立つ。

燕逍遥が西域に旅立った直後、その孤児院から、子供達の姿が消えた。呪奴(じゅど)、謝司寇、飛駝商隊(フェイトしょうたい)が、燕逍遥の動きを追い始めた。

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始皇帝暗殺 荊軻(けいか)32(最終)話 [中華ドラマ]

華流ドラマっていくつか見ましたが、淡々と展開していく感じがします。起承転結がはっきりしないで、エピソードが羅列されるだけって印象がある。それでも、エピソードそのものや、シーンシーンは凄く劇的で面白いです。そんななか、現れては命を落としていく女性たちが印象的でした。


荊軻が戻るまで待てないか?と於期に願う丹。荊軻は刺客・蓋聶の同伴が必要だというが、もう待てない。丹が鍛えていた兵たちの中から選ぶことに・・・。そこに、キジャクとの戦いで死んだと思った舞陽が帰ってきた。

荊軻は暗殺を決し、於期に別れを告げに行った。於期は、理想と現実の違いに打ちのめされたような気持ちでいる。荊軻は「チャンスは来る」というけど、於期は「本当に世のためか?秦王に天下統一させるのが真の平和を呼ぶことでは?丹が本当に平和を呼ぶか?形勢が変わることは、多くの死を呼ぶことでは?」という於期の疑問は晴れぬ。晴れぬけど、荊軻のためには成功を願うしかない。
色々な状況を考慮して、「王の傍に寄るには、王の気がかりとなっている私の首を差し出すしかない」と言い出した於期。「それは出来ない」という丹王子。決断できぬまま時が過ぎ、王箋が侵攻してきた。玉砕覚悟の反攻を望む丹だが、「それでは民のためにならぬ。投降か、暗殺かしかない」と言い出す。

ガン蘭が「一緒に逃げて静かに暮らしたい」と言い出した。あんたらが煽って、戦争の渦に連れ帰ったんだよ~。もう、逃げるに逃げられない男が二人。

於期、自ら決断して荊軻の元へ。最後に酒を酌み交わし、自決・・・。こんな決断も引き受けられぬ丹王子じゃダメだよなあ。
荊軻はサントウを連れて斉へ旅立とうとする漸離と再会します。「なぜ、このようなことを?なぜキジャクを殺した。友達を信頼できないか?」と問いかける。「お前も彼女も責めないが、秦王が悪いのでもない。改革で暴力的な手段を使うのは同じだ。私の音楽も役に立たなかった。秦王が死ねば世はさらに混乱する。理性では秦王の統一を、燕国人の感情としては暗殺の成功を願っている。」漸離はキジャクに贈られた楽器で音楽を始めたんだね。それで、易水の別れという曲を作り、荊軻にささげる。

旅立つ荊軻と一晩を過ごしたガン蘭。一緒に死ぬと決めてしまってる。結果を聞いたら、自決する・・・。

暗殺計画の結果は、荊軻一人で挑んで返り討ち。丹王子の生首を差し出しても秦王の怒りは収まらず燕国滅亡・・・。

歴史的な結論がこうなだけに、やはり虚しさが残ります。作品全体として、「闘いの虚しさ」を悟った上で、それでも戦う道を選ばさるを得なった荊軻と於期を描いてきたこの作品。残されたのは一つの詩。

シルクロード英雄伝 1話 [中華ドラマ]

BS日テレ公式
とにかくロケがすげ~。雄大な西方の自然!それを堪能しつつの陰謀うずまく全20話。たのしみ

手にした者が覇権を握るといわれる伝説の刀、ブッダの血をあびたという「孔雀刀」が、後漢・和帝期、西域に流れ着いた。西域では30年前にこの地を治めた定遠候(テイエンコウ)が作った飛駝商隊(フェイトしょうたい)が勢力を誇っていた。定遠候の息子・班勇(バンヨン)が朝廷で戦術を問われ投獄される。戦功がありすぎて、王擁立を狙っていると思われて、南天星(ナンテンシン)を後ろ盾とする敦煌太守張朗(シャンラン)らの弾劾に大臣が追従してしまった。
謝司寇はパンヨンの冤罪を晴らそうとする。南天星の要求は孔雀刀だろうという。
これを機に飛駝商隊と朝廷の溝は深まる。同時に西域に勢力を広げる呪奴(じゅど)、匈奴(きょうど)などが不穏な動きを見せ始める。

5堂12旗を擁する飛駝商隊を率いるのは高格の士として知られる刀爺(ダオイェ)。商隊の飛彪旗(フェイピャオ・き)は生き倒れた謎の女を助け、同伴させる。しかし、水に仕込まれた毒で隊員は倒れ、呪奴の奇襲を受けて壊滅状態に。
朦朧とする旗主・池彪(チーピャオ)は、天琴(テンチン)という女性が「父親が刀爺に謀殺された」と天眼によって伝える夢を見る。
チービャオは、兄の敵を打とうとする玉門八玉らや、仲間のフェイト商隊・猛子堂のものを蹴散らしながら帰還。猛子堂は、周辺を調査して、クーチュエンで商隊が消えうせていることを知ります。
殺したのか?と詰め寄ったチービャオに「そうだ」と答えた刀爺。チービャオは取り押さえられてしまう。ダオイェは「義に反することはしていない」と説明したが、これで納得できるのか~?

都・洛陽に「超一流の刺客」を求めて怪しい老人が現れた。推挙されたのは燕逍遥(イェン・シャオヤオ)という侠客だった。

始皇帝暗殺 荊軻(けいか)31話 [中華ドラマ]

荊軻の目的を聞き出そうとするキジャク。ギリギリで荊軻が現れた。短刀を取り上げ、秦王を殺す気か?と尋ねたキジャク。ガン蘭が反応しちゃったよ~。戦いの合間でとにかくガン蘭は救ったが、キジャクを口封じに殺さねば!と荊軻が追いかける。
しかし、荊軻は強い!強すぎる!伝書鳩も射殺し、キジャクと直接対決。。そこには燕の兵を率いた猛将軍が。「殺せ」と刀をさし出したキジャクだが、猛将軍はその刀で自分を刺した。「裏切った自分が許せない。お前を殺せない・・・」。
キジャク、勝負よ!と荊軻に戦いを挑む。
そこに、キジャクの伝書鳩を追ってきたサントウと漸離が「やめろ」と止めに入った。「友のために人を殺すのではなく、友のために人を殺すのを止めてくれ」という漸離が、刀を構えてまで訴える。キジャクにも「ともに生きることだけ考えるのだ」と訴えるが、「私は愛することが許されぬ身だ。愛しただけで十分だ」って、「もう一度会えた」という約束が叶って、キジャクは諦めちゃってるだろう。
「ここで辞めても私は死ぬ。あなたは巻き添えにならないで」って漸離を庇うように戦いを挑んでしまう。「ごめんなさい」って言葉を残して、「サントウを失いたくなくて、言葉が話せぬようにした。ごめんなさい。荊軻を責めないで」って、キジャクは逝ってしまう。

ガン蘭は戻ってきた荊軻に「あなたが好き。私を好き?」なんて無邪気だねえ。あんたの不注意で殺し会いになったんだが・・・。荊軻は、「今の時代、愛情を持つのは間違いだ。誰も愛さない」という荊軻。
ガン蘭は「公主として使節になる。私も行く」なんて言い出した。しかし、「荊軻にとって暗殺が彼が輝くとき。我々がなすべきことは他にある」と言い聞かせるが、ガン蘭は聞きわけない。

秦が攻撃を開始した。急がねばならぬ。丹から王宮の詳細を聞き出した荊軻。計画はこうです。
燕国の使節として、秦に屈し地図を献じるという名目で秦王に拝謁。「土地の説明をしましょう」とそば近くにより、地図から刀を出して襲いかかる。そして、「正当な王ではない。次の王は定遠君だ。」とやった。国は次の王をめぐって争いが起こる。

於期が、「もう打つ手がない。これは敗戦だ。それを受け入れて策を決断せねば」と言ってきた。

始皇帝暗殺 荊軻(けいか)30話 [中華ドラマ]

漸離と丹は再会。
相変わらず荊軻をくっついてまわし、「なぜ短剣のために徐師匠(初回あたりに出てた旧知の人ですね)を探すの??」と聞きまくるガン蘭。
死んだのでは?だろうってことになっても、「使命だ」という荊軻。隠遁生活を送っているらしいほら穴を発見。そこには、錯乱した徐が。優れた剣匠だったのだが、その記憶もない。ガン蘭が薬を煎じてみるけど、効果なし。で、剣を作る手法の話をして、思い出してもらおうと・・・。次はハリ治療!というガン蘭。
で、妻が亡くなった場面を再現して見せる荊軻。(荒療治だな~)思い出したけど、失踪しちゃったよ~。
見つけた徐将軍、意識は取り戻したが「もう、人を殺す剣は作らぬ」という徐に、「剣を作った罪を償うために、秦王を殺す剣を作ってくれ」と説得する荊軻。
短剣を作り始めました。しかし、炉に足りぬものがあるという。徐師匠は、炉に身を投げて、自らの体を「強い剣」のために捧げました。

秦の攻撃が始まり劣勢に。丹は「立てなおす」と王に粘ってるけど、「情報が漏れている。民のために撤退を」という於期。丹は「荊軻が戻れば活路が開ける。それまで耐えてくれ」と願い出た。「抑えるだけなら、王箋の慎重さを利用できる。小さい軍を沢山ちりばめる。だか、戦略は極秘に」という於期。

キジャク宅を訪ねた猛将軍。夫・漸離がいて、「なんで夫が?え?サントウの父?」ってことに。猛将軍、「キジャクの真の職業を知っているか?俺は諦めないぞ」といい残す。

荊軻とガン蘭は剣を得て秦に向かうが、見張られている。ガン蘭がキジャクに捕まり、荊軻に「明日 10時・・」という呼び出しが。

始皇帝暗殺 荊軻(けいか)29話 [中華ドラマ]

荊軻を暗殺者とする計画の丹王子。荊軻を頻繁に訪ねて説得しようとする。「秦王を殺して、次の暴君があなたなら?」と問われた丹王子。既に静かに暮らす荊軻を利用している時点で、「仕方なかった」と言って残虐に走りそうなんだよなあ~。でも、彼の力仕事を手伝いながらしつこく願う丹王子。
田光までが出てきた。「殺すのは一人で良かった。友人なら俺に出来ない事を引き受けてくれ」と脅して自殺・・・。
丹王子、王には内緒で動いてます。王が軍費を流用しているのでは?という疑惑も鋭く父親に突っ込んで、なんとか地位を保とうとしてる。

そんな丹の動きは、猛将軍→キジャクという経路で伝達されている。しかし、キジャクの懐かしい恋人・筑奏者の漸離が帰ってきたのを知った。漸離は荊軻と始めて出会った時も、「密命たちの拠点近く」だったもんなあ・・・。元から、密命に接点があったってことか。使命のために、漸離を残して立たねばならなかったキジャク。
訪ねてきた漸離に会おうとしないキジャク。「この7年忘れようとしたが、想いは強くなった。君は一生の人だ」と語りかけられ、とうとう扉を開いたキジャク。でも、「幸せにはなれない。帰ってくれ・・・」なキジャクだが、まとわりつく漸離の子・サンシンが2人を取り持つ形に。
しかし、キジャクは行かねば実が危険だ。「待っている」という漸離に「必ず帰ってくる」と言い残した。残された父と息子。初めはギクシャクしたが、音楽のおかげで距離が近くなってきます。

一方、荊軻をガン蘭がこっそり付けてます。ぐっすり眠っているところ、何者かに襲われた。荊軻が救ったけど、手引きした秦舞陽がいない・・・。「帰れ」という荊軻。

始皇帝暗殺 荊軻(けいか)28話 [中華ドラマ]

丹(たん)の妹・ガン蘭(がんらん)公主は、地図を狙った賊が荊軻(けいか)であるとにらみ、しつこく彼にまとわりついていた。
そして、女主人の喜雀(キジャク)と対決。妙に強い彼女に不信を盛った。
その主人は、盛将軍を酒に酔わして捕縛。黒い仮面の男が、秦の密偵として行動するよう壮絶な拷問を行う。 キジャクを囚われたと思ったために、従うことに。公主の所で見たという地図を書けと命令されたが、半分しか思い出せないと抵抗。

ガン蘭は止められてるのに逃げ出して経過を追いまわしてる。それで、王子と田光が宿に押しかけて来た。キジャクは「公主?ああ、阿野裕福そうな人。出て行ったわ」とかわした。しかし、息子サントウが持ってたトンボで、田光は「荊軻が居た」と気がついたね。
しかし、そのころ、ガン蘭は「足くじいいちゃった」なんていって、しっかり荊軻におぶってもらって帰ってきてる。兵を見た荊軻は逃げ出しちゃった。ガン蘭は「彼、退屈そうだった」と遊びにかこつけて呼び出した。「好きに生きさせてくれると約束したのに」な荊軻。
しかし、於期がいると言われて出てくる気に・・・。穏やかな場所を探す荊軻と、そう思いながらも戦う於期。
蒙甜に「於期引き渡し」ともう入れられ、「将軍職は解雇した」と言ったけど、信じてもらえなかった。斉と結びついての先制攻撃を丹王子が考えた。しかし、秦王は既に斉と話を付けてあり、戦が始まったとたんに斉撤退・・・。

もう望みはないのでは?とガックリの丹。田光は「秦王を取り除けば、形勢が変わる。戦を望むのは権力者のみ」(うーん、違うと思うけどね)と言い出した。しかし、失敗したら燕の攻撃は避けられない。秦王は呂不意の息子では?という噂があり、これを秦の帰属に広めて動揺を狙い、さらに王箋と蒙甜の二つの武家を争わせて内戦を引き起こす作戦。うーん、これは秦の民にとっては最悪の事態っすね。平和どころじゃないって感じ。
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