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相棒S8 6話フェンスの町で [相棒]

ミッチー神戸は、ちょっと若い子に対して甘いかな~。ソフトというか「大人」としての気遣いを見せている感じです。さらに、ある種のセンシティブさがある。
少しづつ「捜査の極意」を仕込んでいく右京サン。賢いから、なかなか良い反応を見せる神戸とのコンビも、様になってきた感じですね。


あらすじ(公式から)
 郵便局で強盗事件が発生。防犯ビデオに映る犯人の華麗な動きや緊急配備の検問を鮮やかにくぐり抜けたことなどから、近くにある基地関係者による犯行説が浮上する。尊(及川光博)は「プロの犯罪者による犯行」というが、右京(水谷豊)は防犯ビデオから犯人がプロにあるまじきミスを犯していることを指摘。一方で軍事訓練を受けたような身のこなしに着目し、現場近くにあるサバイバルゲームのサークルからメンバーの名簿を手に入れる。その中から右京が目をつけたのは、なんと…!?

ゲスト:森田直幸 阪本奨悟 仁藤優子
脚本:福田健一
監督:東伸児

相棒S8 5話背信の徒花 [相棒]

犯人には変化をつけたけど、ヒントの全てがビデオにあるっていうのはな~。あと、真犯人の動機なんかもかなり強引な推理だと感じました。
相変わらず、ミッチーのキャラクタは面白いですね。鑑識さんと仲良くなるかな~とおもいきや、テツな彼に素朴な疑問をぶつけすぎて嫌がられてました。
嫌だいやだといいつつも、上層部には「別に疑いがあるものを調べるのは警察の仕事だし、隠すことでもないでしょ」と言ってみたり・・・。神戸は官僚組織でそれほど上手く立ち回れなさそうなんですが、愛嬌と長いものにまかれる主義で生き残ってるんですかね?生き残ってないから特命調査なんてやらされてるのか??


あらすじ(公式から)
 米沢(六角精児)が見ていた鉄道マニア向けDVDに5年前に自殺した国土建設省の官僚・三島に似た男が映っていた。撮影日は三島の遺体が都内で発見される前日。しかもDVDに映っていたのは東京から60キロも離れた間宮村の駅。疑問を感じた右京(水谷豊)は尊(及川光博)とともに国土建設省へ。三島の同僚・片倉(中村繁之)に三島が発見前日に間宮村に行ってないか確認するが…。
三島はなぜ、間宮村に行ったのか? なぜ翌日に死体となって発見されたのか?
真相を求めて右京と尊は間宮駅へと向かう!

ゲスト:中村繁之
脚本:徳永富彦
監督:橋本一

相棒S8 4話錯覚の殺人 [相棒]

今回も面白かったですね。動機の部分まで、「見ているものが錯覚だった」というオチで良かったです。それを檄白させずに、取り調べの中で魅せたのもGOOD。

錯覚を使ったトリックなんだけど、「騙される」ことが悔しくて「頭の良さをひけらかす教授が嫌い」な神戸と、「殺人犯は殺人犯です」な右京さんの違いが面白かった。
どちらも頭の良い人間だからこそ、その違いが際立っている感じがしますね。

芹沢が張り付いたりする展開も面白かった。亀山がいなくなったことで、より「得体のしれない」存在に、特命がなってるんだろうな~。

ちょっとした会話のかみ合わなさはあるけれど、芹沢に比べると右京サンに大体のところでついて居ている神戸。そろそろ、鑑識さんとも強く絡むシーンが欲しいかな~。意外に気が合うんじゃないかとおもいます。



あらすじ(公式から)
 テレビ局社員の絵美が無人のスタジオで転落死した。別件で来ていた右京(水谷豊)と尊(及川光博)は、総務部の絵美が無人のスタジオにいたことに疑問を抱く。転落死した隣のスタジオで聞き込みを始め、そこで収録中のバラエティ番組に出演していた教授・好田(近藤芳正)を紹介される。大学では目の錯覚を専門にしている好田だが、局に到着したのは絵美が転落死した後。渋滞に巻き込まれて到着が遅れたという完璧アリバイがある。右京と好田の静かなる頭脳戦が始まる!
ゲスト:近藤芳正
脚本:戸田山雅司
監督:橋本一

相棒S8 3話ミス・グリーンの秘密 [相棒]

泣いた・・・。
草笛さんが凄過ぎる。
あと、ミッチー神戸が、冷徹なようでいて人情派なんですよね。熱くはならないけど、人に対して甘さと言うか弱いという所がある。そういう所は、例えば右京に振り回されちゃう所とかにも通じるし、なかなか上手く出来たキャラ。ツンデレのフリ幅が大きくて、他人との距離感が一定じゃないのも、ドラマに幅を持たせていると思う。始めはめんどくさそうにしながら、簡単にミスグリーンに愛されてしまうのとかも、彼らしい。
ミス・グリーンの盾になった神戸も良かったね。


あらすじ(公式から)
 マンションで男が殺害された。事件に関して主婦から情報が寄せられるが長話を嫌う捜査一課から捜査を任せられてしまう右京(水谷豊)。さっそく尊(及川光博)とその主婦から話を聞くと、主婦は事件直前に緑(草笛光子)という老女に被害者男性の自宅住所を教えていたという。右京は尊に緑をマークさせるが捜査に不慣れのためあっさり見つかってしまう。おまけに緑の自宅に招き入れられてしまい…。一方、右京は半年前のある事故の情報をつかむ。ガーデニング好きで「ミス・グリーン」と親しまれていた緑。その穏やかな微笑みの裏に何かが隠されているのか!?
ゲスト:草笛光子
脚本:太田愛
監督:和泉聖治 

相棒 シーズン8 2話さよなら、バードランド [相棒]

交換殺人なんだろうな~というのは最初から予測付いたんだけど、結局は交換殺人ということにしておいて、コンビを組む相手も殺すというもの。
殺される黒木が割と単純に「殺しが済んだ」と誤解して交換殺人をした点が少し気になったかなあ。仲間を下に見てるような人物だったから、「上手いこと行った」程度に思っていたのかもしれないね。
のと、黒木殺害の計画がちょっと「それで死ぬか?」というものえではあったけど、ミステリでは階段がすっごく危ないものなのはお約束ってことで・・・。

神部と右京のコンビは本当に掛け合いが面白い。神部がイチイチ張り合うのが子供みたいで可愛らしい。この人、頭はソコソコ切れるんだろうけど、この正確では官僚組織で浮いてるだろうな~。だから、特命をおびて特命に飛ばされちゃうんだろうな~。
今回は、右京の違法捜査を手伝ってしまう神部だったけど、警察組織のためには「違法捜査がばれないこと>違法捜査をしないこと」なんだと思うので、それもありかな~って感じました。


あらすじ(公式から)
 大学時代のジャズ仲間との同窓会旅行のため宿泊予定だった青柳(大浦龍宇一)が旅館に着くと殺人事件と遭遇。被害者は某商社専務・広田。音楽関連への出資を打ち切り、青柳が発行していたジャズ専門誌も廃刊に追い込もうとしていた男だ。殺害動機がある青柳は容疑者として浮上するが、犯行があったころ青柳は別の場所にいるところを右京(水谷豊)と尊(及川光博)に目撃されていた。青柳のアリバイは完璧だが、先に旅館にいたジャズ仲間の黒木(神尾佑)、宇野(増沢望)、渡辺(吉見一豊)の誰かが手を下していたら…。学生時代の4人の仲間の微妙な関係を暴いていく右京と尊。その果てに現れた真実とは?
ゲスト:大浦龍宇一、神尾佑、増沢望、吉見一豊
脚本:太田愛
監督:和泉聖治 

相棒 シーズン8 1話「カナリアの娘」 [相棒]

シーズン8の初回2時間SPです!!

素直にとっても面白かった。やっぱりマンネリ気味だったのが、神部が加入したことで新鮮になりましたね~。偏屈×2はどうかと思ってたけど、「偏屈」のあり方が、それぞれ違うので、逆に個性を際立たせている感じがします。「柔軟」なキャラなので、色んな使い方が出来ると思うし、それでいて「何をやってもミッチーはミッチー」っていう癖の強さがあるから、かなりフリ幅を広くしてもキャラとして成立するんじゃないかな~。
ミッチーは長セリフがちょっと苦しいですが、基本的には持ち味が生かされているし、右京サンとの掛け合いも意外に「笑いの間」が分かってる感じ。ま、もともと劇団員だったのもあるし、コミュニケーション能力は高い人だと思うので、こういうのは得意分野なのかもしれないですね。

亀山の後だと、誰を持ってきても違和感は会ったと思うので、こういう思い切った個性派を選択したのは良い選択だったと思います。
神部との間に緊張関係が出たために、お約束の一課とのじゃれ合いなんかは、「マンネリ」ではなく「安心」になった気がするし・・・。

公安出身ということもあって、監査部ピルイーターとはお友達らしいし、なかなか緊張感も出てきました。おかげで、笑いとのバランスも良い感じです。

肝心のミステリ部分は、狂言だってのはすぐに分かったけど、「復讐ではない」という所は面白かったです。「殺人者といって苛められた」ということだと、計画の中で殺人を犯している部分が浮くんですよね。それが「世の中を良くするために戦っていると思っていたのに、反省されてしまった」という筋道だと、犯罪者としての筋が通ってるし・・・。
彼女を野放しにしたことは、あとで問題になって新たな事件が起こりそうだなと思いました。

神部の「柔軟性」には、「なるほど」と思わせるものはあります。しかし、右京サンが推理したのは、「父への復讐よりもテロリストを逮捕」という結論なのですが、「テロリストを正義のヒーローと思ったテロ未遂犯よりも反省しているテロリストを逮捕」した形になってしまっているのではないか??ということです。面白い・・・・。


あらすじ↓(公式から)
 右京(水谷豊)がロンドンから帰国した。空港まで迎えに来ていたたまき(益戸育江)と仲良く帰ろうとすると、なんと尊(及川光博)も「お迎えに…」とやってきた。たまきを尊に紹介、そのままたまきの車に乗り込もうとした右京だが、たまきに「仲良くしないと」と促され尊の車で送ってもらうことに。
 右京を助手席にスポーツカーを走らせる尊。途中、右京は一台の車を止めて職務質問をしている白バイを振り返り、ふと疑問を口にする。「あの白バイは警視庁のようでした…」。
 つまり千葉県で警視庁の警察官が取り締まりをするはずがないという。右京と尊は車を止めると、後からやってきた白バイのナンバーをチェック。そのままパーキングエリアへ入っていく白バイを尾行する。
 しかし、いくら白バイをさがしても見つからない。パーキングエリアから白バイが忽然と消えてしまったのだ。右京は「徹底的に調べますよ」といい帰国早々捜査に乗り出す。
右京と尊の新しいコンビがいよいよ動き出す!

ゲスト:内山理名、古谷一行
脚本:輿水泰弘
監督:和泉聖治 

相棒シーズン7 19(最終)話特命 [相棒]

シーズン後半、かなり音の使い方が良くなりましたよね~。
右京さんの「細かいことが気になる。僕の悪い癖」がきけて面白かった。
ミッチーはミッチーだった。でも面白い。官僚タイプだけど、ハッキリ言いすぎて空気が読めないタイプっぽい。潜入っていうけど、ホントに島流しっぽいなあ。
意外に鋭い?質問の仕方とか適切と思って初対面では気に入ったみたいなのに、あっという間に率直に言いすぎて「こいつダメ」の烙印を押されてしまう神部警部補。
警備畑出身のノンキャリ→警視庁転身のエリート。刑事事件の現場経験がないので、頭は悪くないけど、推理の発想は刑事らしさがないけど「推理の甘さ」は指摘できる程度に賢い。「聞き役」として効果もありそう。そして、亀山の相棒としては不可欠な「打たれ強さ」があるのも良い。マイペースだからこその強さかもしれないけど。

神部メモが面白いので、ブログにでもしてほしい。

で、神部を送り込んだ小野田さんの狙いはどこにあるの?「頭はよいけど官僚臭い。腹のうちが読みづらく、扱いづらい。諍いは好みませんけど」とか言ってる右京さんだけど、思いっきりギコチナカッタゼ。

今回、ヴォイスの大己なみに、右京さんも小さなこと積み上げて妄想力?ともいえる推論をぶつけていくわけですが、これは「尋問」という形の中でやられているので、そんなに違和感がないですね。事実の積み上げも比較的手間をかけてあるしね。でも、保険金詐欺は失敗で、皆が不幸になる結果に。
でも「見過ごされてる犯罪をほじくり返す。沢山ある中の一つ。不公平というか、運が悪かったというか・・・」と神部。
さらに、もうひと押しの後味悪い事件も付いて、相棒らしかった。

相棒シーズン7 18話悪意の行方 [相棒]

新相棒は、ミッチーこと及川光弘さんと発表がありました。亀山さんとは違う感じで、ちょっと面白いケミストリーが起きそうな気がしますね~。

今回は、陣川君、久々の登場でーす。陣川君も相棒としては面白いので、新相棒候補だと思ってたんですが、やっぱ毎週だとこの不運&ダメっぷりはウザイかも・・・。

今回も、「流石、陣川君・・・」の行動ばかりで、笑わせてもらいました。笑った。
あと、ネット用語を読む刑事部長が可愛かった!

ネット、特に閉鎖的なコミュニティの怖さを感じる重めの話なんですが、陣川さんのせいで、笑いながら見てしまった。

あらすじ↓
右京(水谷豊)と元特命係の陣川(原田龍二)が何者かに拉致監禁された。
現場には真央(金子さやか)という中学校教師の携帯電話が落ちていたが、真央は学校裏サイトの管理人の生徒を退学に追い込んだことから、その生徒から恨みを買っていた。
そんな折り事件を通報し右京らを救った優子(原史奈)に陣川は一目ぼれ。今回も美人に弱い!?
右京を監禁場所へと運んだ男が判明するが、男は学校裏サイトで右京が襲われることを知ったという。
なぜ特命係が学校裏サイトに?深まる謎に右京らは…。

相棒シーズン7 17話天才たちの最期 [相棒]

自殺なんてするはずない!という面倒な案件を引き受ける話。特命らしい始まりだったけど、詩人の死ということでなんか舞台ちっくな話になりました。

右京さんの相棒的存在として「自殺じゃない」と訴えてきた編集者が色々と調査に頑張ってましたが、キャラが立ってなくてつまらなかったですね。
やっぱ新しい相棒が欲しくなってきた。ってことで、次週は陣川くん登場~
あらすじ↓(公式から)
出版社の瑛子(黒川芽以)から再捜査の依頼を受ける右京(水谷豊)。詩人の青年・安原(三浦涼介)が朗読会の舞台上で衝撃の自殺をしたが瑛子は将来有望な彼に自殺はありえないという。右京は安原の師である城戸(中島久之)と詩壇の重鎮・五十嵐(西沢利明)に事情を訊くが…。さらに瑛子の上司・堀江(三上市朗)によって明かされる“もう一つの自殺”とは? 詩壇のタブーに迫る右京の前に意外な真実が…!?

相棒シーズン7 16話髪を切られた女 [相棒]

今回は、非常に手堅いいつもの相棒だったという印象だった。相棒がレギュラーの芹沢君だったからかなあ。

芹沢君、友人の彼女が殺された。自殺した髪切り連続犯と同じく髪が切られてて、真犯人は生きてて、被害になったのでは?と思う。一課で相手にしてもらえなくて、そっと相談にきた。でも浴室での事故で溺死ということで落着してる。

一課にばれないように相談に来るの大変だね~。

髪の切り方が違うっていうことで、過去の事件とは関係ないってことで、足どりを探って、映画監督との関係が浮上。脚本をかなり協力してるようだがクレジットされてない。監督は「彼女がファンとして監督の脚本の映画が見たいと言ったので・・・」と説明する。
結局、作品を仕上げるために、スタッフが事故死を偽造工作したという結果。撮影チームの技術を使って、色々と工作したのね。監督が「心配でつく嘘は、下手な嘘になる」っていうのが現実になった・・・。
芹沢が「殺してなくても死者を冒とくしてる。遺族の気持ちを考えたのか!」って怒鳴ったの良かったね。
最後、監督が脚本の名前を被害者の名前にしてたのは感動した。

相棒 シーズン7 15話密愛 [相棒]

岸恵子さんの独特の空気が良かったですね。でも、やっぱり年齢を重ねられると、語る力みたいなのは落ちてきてしまうんだなあと感じる。円熟味みたいなものに魅力が変わっていくから俳優としての魅力はあるんだけど、こういうセリフ頼りの構成のドラマだと、ちょっと辛いかなあ。

警察としての何かをするのでなく「物語をかたらせる」ということに特化して、右京さんと岸さんの会話だけで成立しているとでも言える作品。
翻訳家という岸さんの職業や、田舎の別荘で他人の気配のない土地、犯人側からの依頼という設定で、「物語に特化する」ことの違和感を上手く活用していたと思う。

悪い男に引っかかったと見せておいて、「愛されていた」という結末。そして、罪悪感ではなく「愛されていることを見せたかった」という女心だけは、何でもお見通しの右京にも分からないって落ちまで含めて、右京さんらしい話だった。

相棒シーズン7 14話男装の麗人 [相棒]

なんだか微妙だったな。亀山退場後、力の入った作品が続いてたし、先週休みで楽しみにしてたのもあって、ちょっとがっかり。
どこにでもありそうな、ふつーの話だった。もうちょっとひねって欲しかったなあ。あと、やっぱ右京さん一人でやると、世間の広がりがなくなるんだな。

次回の岸恵子さんに期待。

相棒シーズン713話超能力少年 [相棒]

今回の相棒は米沢さんだった。確かに、一番協力的だし、有能だもんな~。でも、米沢の相棒は、素朴な超能力少年。

予知能力のある子供・拓海が銀座のクラブに強盗が入ると予知した、と母親の順子(濱田マリ ハマってる)が訴えた。突然、拓海にだけ聞こえてくる「お告げ」が未来の出来事を知らせるというのだが…。
こんな変な案件だから、特命係りに回ってきた。窓際・特命らしいっすね。イヤミやっぷり、空気読めない感じで応対する右京さんに笑った。

そのとおりに銀座のクラブで強盗殺人事件が発生する。が、予知とは盗まれる金の値段だけが、予知と違う。

どうやら、盗聴電波を聴きとっている?ということで、事件そのものは割とあっさり解決。なぜ、盗聴電波が聞こえたか?っていうのは、すごーく低い確率ででも理屈的には有りか?と思わせる解説付き。「変な声が聞こえて怖かったな」という米沢の一言がとても印象的だった。

相棒 シーズン7 12話逃亡者 [相棒]

かなりウェットな話でした。でも、割と良かったんじゃないかな~。
右京さんが、法を犯してもって思うタイプの被害者遺族に甘めなのは意外。ただ、時に暴走することがあったとしても、「法」という秩序というのが右京さんのベース。その「法」が届かない海外逃亡がからむ問題だったから、すこし優しかったのかな?

事故で人を死なせた日系ルベルタ人が母国に逃げ、犯人の引き渡し条項がないために、犯人逮捕が出来ないというジレンマがテーマに。
この問題にそれぞれの人々が違った形で取り組む。被害者の恋人、担当刑事、そして容疑者と同国人の恋人。ルベルタで容疑者が死亡し、3人の犯行ではないか?という疑われるが、こちらも帰国してしまっている。つまり、最初の犯罪と同じ状況になる。

結局は、犯人は同じ国からきた恋人。「ひとりのために同じ国の人間が白い目で見られる」と自首を勧めている時に、最初の事故と同じように揉み合って落下・・・。

暴走気味の所轄刑事左とイタミン、対照的な小野田と右京さんなど、右京さんと刑事部長など、様々な「相棒・コンビ」が提示されたのも、亀山後の特徴かもしれません。

左刑事は、トットとルベルタに行っちゃうあたりが亀山タイプなんですかね?一人で行動する右京さんの姿がちょっと寂しく見えるんで、相棒を固定してほしいんだけど、彼は右京さんとコンビ組んでも、右京さんを置いてきぼりにしちゃうかもね。

相棒 シーズン7 11話越境捜査 [相棒]

相棒シリーズ 鑑識・米沢の事件簿~幻の女房~ (宝島社文庫 610 「相棒」シリーズ) (宝島社文庫―「相棒」シリーズ)相棒シリーズ 鑑識・米沢の事件簿~幻の女房~ (宝島社文庫 610 「相棒」シリーズ) (宝島社文庫―「相棒」シリーズ)
(2008/04/11)
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小説家でもあるハセべバクシンオー脚本。流石です。久々に文句なく面白かった相棒。

益岡徹さんが「相棒」になる話かな?と思わせておいて、実は外にいる鑑識さんや暇課長が相棒になってサポートするという話。「相棒がいなくなり、当分は固定の相棒がなく、回ごとに変わる?」という状況を上手に使ってて感心した。「相棒」がいないにも関わらす、ちゃんと「相棒とは何か」というドラマになっている。
そして、今回は「亀山がいたら成立しない話」なんですよ。薫ちゃんは家の中でしらんふりして犯人たちの芝居に付き合ったり出来ないし、かといって外での遊軍になったらドラマとしては出番少なすぎて困るし・・・。なんか、力づくで「亀山はいないんだ」ってことを納得させらてしまった。

犯人にも嫌味もたっぷり言って、昔の右京さんが戻ってきたって感じがしたし、シーズン7でずっと変だった効果音や音楽の使い方も良かった。

やれば出来るんじゃん・・・。

相棒元日SP「ノアの方舟」 [相棒]

「相棒」オリジナル・サウンドトラック(通常盤)「相棒」オリジナル・サウンドトラック(通常盤)
(2008/10/22)
TVサントラ

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亀山不在後の初放送。すごくショック。だってフツーに面白かった・・・。
薫ちゃん不在はすごーく寂しかった。ココに亀山が居ればな~と感じることは沢山あった。でも、ドラマとして、普通に面白かった。そして、すごく面白くはないけど、普通に面白いってことが「組織って、人一人居なくなった位じゃ変わんないんだよな~」って気持ちにさせられた。
カッコよすぎる法務大臣・渡哲也の辞任よりも、相棒な姉川の法務省で粘る決断よりも、亀山不在が組織っていうものを考えさせた気がする。

新しい相棒(というかSPかぎりの法務省からの協力者)が、右京さんに対して新鮮な目で観察するという切り口ができたのもあって、右京さんの変人ぶりや推理(ちょっと強引なところもあったけど)を改めてみることが出来た。警官じゃないからこその跳ねっかえりぶりもあって、「動」の部分も上手く出せてたと思う。意外だった。
このところ、トリックをひねり出すのも限界か?と思ってたんだけど、相棒が完全に素人&右京さんのパターンを知らないとなると、小さな発見でも唸ってくれて、シンプルな謎解きで進めていけたのも良かった。ただ、割と簡単な推理だけに、思い浮かんだときに「ピコーン!」みたいな効果音つけるの辞めて欲しいなあ。今シリーズずっと音の使い方が下手です。

今後、通常の回をどうやって回していくのか?を見ないと分かりませんが、亀山卒業でリフレッシュして、良いドラマを作って欲しいです。
あー、でも亀山に会いたいな~。

相棒シーズン7 9話レベル4~後篇・薫最後の事件 [相棒]

薫ちゃん最後の事件。シーズン7は春まで続くんですよね?シーズン途中での薫ちゃん離脱ってのが、ちょっと寂しいじゃないか~。
でも、割とあっさりと出て行ったのは良かったです。薫ちゃんらしくて。
右京さんがちょっと寂しそうなのも泣けた。


ウィルスが爆発し、鑑識を中心とする捜査員たちは感染恐れのために隔離。刑事ではないけど、警察官。鑑識さんの「我々は警察官なんです!」という訴えよかったね。

ウィルスを自衛隊に渡していた。嘘のウィルスがばらまかれたとバレるのが怖くて、陽性だと検査結果を偽り、隔離を続ける。捜査員の一人にウィルスを注射し、彼から全員に感染させる。
気がついた右京さんは、病院に詰めていた亀山に「防護服を奪って隔離スペースに入り込み、発症者に防護服を着せてウィルスを封じ込めろ」と指示。間違っていたら亀山も感染するが、亀山は「右京さんを信じる」とあっさりと実行。

ウィルスを注射したのは、予備自衛官の警察官。警察へのスパイ??
右京さんは、ゲームを始めた犯人・小菅に「本物を持っているのか誰かをあぶりだしましたよ・・・」と告げた。「自分の作ったウィルスを取り戻すためだ」と笑う。


で、事件がすっかり終わった後。二人で語り合います。
あの還流の事件でボランティアの友人のところに行った薫ちゃん。「必ずまた来る」と約束したからって、律儀だなあ。「不正だらけの国の子供たちに正義を教えたい」って薫ちゃんらしいかなあ。「お世話になりました」と深々と挨拶。殉職や左遷ではなくて、自ら決断しての退職ってのはよかったです。右京さんの信じる「法の正義」とはまた違って、薫ちゃんなりの正義を教えていくんだろうなあ~。
すごく明るく出ていく薫ちゃんとイタミンの軽口もすごく良かった。泣けてしまいました。最後の日、特命の部屋にはいないくせに、言い忘れたからって「気をつけて」と電話してくる右京さんも、右京さんらしかった。

相棒 シーズン7 8話 レベル4(前編) [相棒]

前後編。面白かった~。1話完結っぽく「犯人逮捕」で終わりつつ、それだけではなかった!というラスト。来週が待ちきれない~。

微生物研究所から殺人ウイルスが持ち出された。研究所の職員・千沙子によると持ち出したのは小菅でそのウイルスを生み出したのも小菅だという。
右京に小菅から挑戦的な電話がかかる。何をしたいのかとの右京の問いに「ゲームかな」と答える小菅。右京と薫は小菅の指示で駅へ向かうことに。右京と薫がついに小菅と対峙する!しかし、「ばら撒くぞ」と言われて一度は逃がした。
次はアジトにたどり着いてから会話しようと、夜まで携帯に出ない右京さん(らしいなあ・・・)と、イライラする薫ちゃん。
やっと来た携帯の電話から、アジトを突き止めたけど、薫ちゃんはしっかり相手に捕まってしまってんの。これも、薫ちゃんらしいっちゃらしい、良くある風景だ。「犠牲になっても場合によっては仕方ない」という右京さんを「合理的なんだよ」という薫ちゃん。でも、「亀山君はそうならないと思いますよ・・・」そうです!右京さんの教育で、あの状態での急所をしっかり覚えてた!これで逮捕。
でも、次の仕掛けがあるんですね。逮捕されても、ウィルスのアンプルが爆発!!

相棒シーズン7 7話最後の砦 [相棒]

シーズン序盤はどうなることかと思ったけど、この数回はホント面白い。このレベルを保ってくれれば、十分に満足。

今回は警察組織の問題。任意取調べ中の被疑者が志望。長時間の取調べなど、行きすぎともいえる面があった。しかし、試験的に導入されている取調べ監督官は、同僚刑事が「早期解決」を迫られて母親の見舞いにも行けぬ状況であったこと鑑みて、彼を庇ってしまう。
右京さんや捜一の調査が入り、本稿に被疑者が犯人だったのか?という疑問まで出てきてしまう。取調べ監督官や刑事は、犯人に合わない証拠を隠そうとするなど、一線を越えてしまった。板ばさみになった監督官は拳銃自殺。「仲間を疑うなんて」という亀山に「警察官ですよ」と言い放つ右京。

真犯人の捜査を続ける右京に、「死んでまで守ろうとしたものだ」という刑事に、「警察官が、他人を拘束して事情を聞けるのは、私を殺して公のために仕える人間だから」という右京さん。結局、真犯人は別にいて、その人との接触事故で頭を打っていたため、取調べ中に脳卒中を起こしたというのが真実。しかし、不適切な取調べがあったことは変わらないという右京さんに、警察はそれを記者発表しないまま事を収めてしまう。

解剖をするタイミングを計る小野田や、「右京さんが違法捜査したらそうしなきゃならない理由があったと思う。相棒だから」という亀山。それに対し、「警察の仲間意識は諸刃の剣だ」という右京さん。右京さんは、何度が主張してきた取調べの完全撮影&録音を、今回も提案してましたね。

亀山の「相棒だから」というのが、不正につながってしまうという形を見せたことで、亀山卒業への布石にもなっているかな?と思わせる内容。

相棒シーズン7 6話 [相棒]

ずーっと気になってるけど、シーズン7は音楽の使い方が下手。バンバン鳴らしすぎだし、シーンにあってない。

今回は棋士の話。29歳で奨励会をギリギリ突破。最後の対局で「2歩」という超初歩反則で「同期に勝ちを譲られた」と思った棋士。しかし、頑張って急激に進歩して名人(ってすげーな)
しかし、竜馬戦の最終局で、「応援」のつもりで会いに来た同期に対して「俺には棋士の資格はないといいたいのだな」と思って自殺。しかし、彼のプロ生活を見守ってきたもう1人の同期(現在記者)が名誉を守ろうとして、殺害に見せかけるという話。

純粋すぎる部分をクローズアップして、脚本は割りとしっかりしてたんじゃないでしょうか?最低限、このレベルを保ってくれると嬉しいな。

相棒 season7 5話 [相棒]

清水美沙がラジオDJ役で登場。彼女の声は独特の響きを持っていて、だからこそ「声を分かってもらえなかった」という犯行動機の部分にとても説得力があった。
相変わらずトリックに怪しい点があるのは否めないが、右京さんと犯人の会話部分が魅力的に仕上がっていた。私は、右京さんの語りというか、水谷豊の語りの技術を堪能することこそが相棒のもっとも大きな楽しみでもあるので、こういう声に味のある役者さんがゲストだと、それだけでかなりポイントアップ。

相棒シーズン7 4話隣室の女 [相棒]

テレ朝がとっても似会う?佐藤仁美さんがゲスト。
6年前に失踪した男の白骨化した遺体が発見され、この男と不倫関係にあったあけみが容疑者として浮上するが、指紋が一致しない。当時、あけみが住んでいたマンションではある奇妙な事件が・・・。
加害者の妹として生きてきた女性が、隣人が不倫を苦に自殺したのを機に入れ替わりを行うが、その女性が実は不倫相手を殺していたために今になって容疑者となってしまうという展開。そんなに簡単に入れ替わりができる者なのか?って気もしますが、ひたすらに孤独に生きてきた女性であるってことで、そこを補強した形になっています。しかし、孤独ではあっても「白眼視」という形で、逆に注目はされながら生きて来たのではないか?って気もしてしまう。とにかくトリックの完成度を上げて欲しいなあ~。

相棒 シーズン7 3話沈黙のカナリア [相棒]

うーん、前シーズンから、トリックのぬるさやミステリとして展開の甘さが気になってきた。やっぱり、同じキャラだとトリックに限界が出てきちゃうのかな~。
テーマとしても、ワーキングプアと石炭→石油による事業構造の変更による失職をもっとキッチリ絡められる方法はあった気がします。


二世議員の後藤新次議員の議員会館の事務室で爆弾が爆発、政策秘書の中村が死亡した。
厚生労働省の大臣政務官に就任したばかりの後藤。どうやら爆弾は祝いの贈り物にまぎれて送り付けられたらしい。チェックの厳しい議員会館をどうやって爆弾は通り抜けたのか?右京さんは薫とともに現場へ。

二つの化学物質を混ぜて爆発する爆弾。どうやって二つを混ぜさせたのか?右京さんは蘭の土が普通と違うのに気がついて、土に混ぜた化学物質+栄養剤に仕込んだ物質という組み合わせを考えついた。

しかし、狙ったのは議員ではなく秘書・中村では?という疑いをもち、捜査を進める右京さん。議員の過去や、先代と中村が若いころの炭鉱町の話などが出てきて、ワーキングプアと炭鉱閉鎖による失職問題を絡めました。

相棒シーズン7 2話 [相棒]

正義とは何か?社会の仕組みを変えることよりも、目の前に助けられる方法があると、違法な方法を行ってしまった瀬戸内。法を犯して、本当に必要な人に到達しない物資を還流させて利益を得て、それを効果的な支援をするNGO団体に回していた。
それに気がついた兼高は、支援物資を横取りしてると思って、ゆすりを始めた。死んだ兼高も?もしかしたら瀬戸内と同じことを思ったのかもしれない。しかし、対応した商社マン小笠原は、「ゆすり屋なんて放置してはならない」と判断して殺した。

政治家なら、他の方法もあったのでは?一つの善意の違法が、殺人を呼んでしまった。法とは何か?正義とは何か?政治とは何か?答えを出さないながらも、あくまでも「法」を重んじようとする右京さん。彼と政治家である瀬戸内との違いが印象的でした。

ここまで描いてきた瀬戸内というキャラクタが非常に効いていた初回SPの結末だったと思います。が・・・・。
亀山は結婚したばかりの兼高の妻に、事情を伝えに、NGOの支援先にというラスト。この事件が微妙に影響して、亀山の特命卒業(すでに発表済み)へと向かって行くのだろうな~と感じるだけに、なんだか寂しくなってしまいました。
瀬戸内さんが今後どうなって行くのか?というのも、特命に影響が大きいだろうしな~。今シーズンは、亀山卒業シーズンなので、一々そういう寂しさが付きまとうな。

相棒 シーズン7 スタートスペシャル [相棒]

相棒-劇場版-絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン <通常版>
シーズン7公式
「それくらいウザイってことですよ」っていう大河内さんに笑った。すっかり忘れてましたが、「特命係に捜査権がない」ということを再確認して、慣れ合い状態になっていた捜一との対立や、仲間みたくなってた大河内さんなどの警察上層部との対立関係を再構築。

2回に分けてやるほどの事件か?って気もしますが、NPO団体で井戸を掘る仕事をしている亀山の同期・兼高が殺される。容疑者はその国のレアメタルを取り扱う商社マン。一度は容疑を認めたが、取り調べが始まると否認。

このNPO団体には、代議士・瀬戸内が関わっている。事件のあったホテルで、政治資金集めのパーティをしていて、その利益は実は政治資金ではなく、この国の支援に充てられている。

次回のまとめ次第ですかね?

相棒 19話(シーズン6最終話 2時間SP) [相棒]

相棒 劇場版―絶体絶命!東京ビッグシティマラソン42.195km最後らしく力の入った事件でした。シーズン6は、いろいろと不満のある回も多かったですが、初回と最終回のつなぎは素晴らしかった。
冤罪事件を担当した三雲判事。多くの関係者。警察、検事、法務大臣、そして冤罪の被害者遺族、さらに死刑囚の告解を担当した神父。一つの事件が、いかに多くの関係者に影響を及ぼすか。その部分にスポットを当てた。間違って死刑判決を下したのではないか?という恐れ。しかし、警察は人を捕らえ、そして検察は裁かなければならない。この問題の難しさ。
三雲判事は、無実の罪ではないかと思い、それでも裁判官3人の協議で「有罪」判決文を書かなければならなかった。その苦しみ。これを一般の人にかぶせて良いのだろうか?という疑問が、三雲判事を「裁判員制度」を阻止したいという初回の行動につながっている。
三雲判事のだした令状は、捜査理由の書かれていない違法なもの。彼は、裁判員制度の事件の責任を取っての辞任すると右京さんは言うけど、実際は違法捜査の責任を取って辞めさせられる。それが、副官房長の言う、「杉下の正義は時に暴走する」。ココが映画につながるのね。
映画、楽しみです!

相棒 18話 [相棒]

相棒 season5 DVD-BOXI(5枚組)検死に予算が出ずに、現場で病死と判定された事件に対し、殺人だと訴え、覚悟の自殺で警察を糾弾する男性。
予算の問題などを知りながらも、だからこそ、現場は周到でなければならないとする右京さん。右京さんは優秀だけど、右京さんみたいな人ばかりでは警察は機能しない訳で、そのあたりでもっと対立構造を作っても良い気がする。すでにレギュラー陣は、特命になじんでしまっていて対立構造がなれ合いになっているので、こういう外の警察との接触は貴重なんだけどなあ

相棒 18話 [相棒]

相棒 season5 DVD-BOXI(5枚組)
検死に予算が出ずに、現場で病死と判定された事件に対し、殺人だと訴え、覚悟の自殺で警察を糾弾する男性。
予算の問題などを知りながらも、だからこそ、現場は周到でなければならないとする右京さん。右京さんは優秀だけど、右京さんみたいな人ばかりでは警察は機能しない訳で、そのあたりでもっと対立構造を作っても良い気がする。すでにレギュラー陣は、特命になじんでしまっていて対立構造がなれ合いになっているので、こういう外の警察との接触は貴重なんだけどなあ。


相棒 17話 [相棒]

相棒 season 1 DVD-BOX前半のオセロ黒の主婦役は下手だな~と思ってたら、陳腐だったのは夢落ちかよ!!と思わせておいて、泥棒が入るという展開に。でも、夢で使ってたドライアイスもあって、本当は殺意があったのか?と思わせる。
そして、実行はしなかったけど妄想の殺人にくぎを刺す。変形パターンだし、ご都合主義ではあるけど、面白かったです。今シリーズのベーシックなものの質がもっと高ければ、この変化球がもっと生きたと思うので残念かな?

相棒 16話悪女の証明 [相棒]

相棒 pre season DVD-BOX ひなこ議員の再登場。面白かった。やはり、再登場って場合は「逮捕、罪確定」となってない人が面白いんじゃないかな?右京さんとガチンコ対決して、何をしたかバレてはいるけど犯罪として確定できないって結末を迎えた人なので、今回も対決を楽しんでみました。
彼女の人となりが分かっているので、「この人が操られる」ってのはすぐ分かっちゃうんですが、それでも怖いっすねえ。カワイイ顔して、やることコワー。特に、政治的な3角関係を男女間のものとするように犯人にプッシュの一言を言った時は、「こええええ」と思いましたね。
事件自体は偶発的なもので、そこに緻密さはないんですが。その「偶然」を利用するたくましさこそが、ひなこちゃんだと思うので、そこはOKだと思いました。
捜査一課がおもわず「特命的違法捜査」をやっちゃうあたりとか、映画化への流れもあるのかな?

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