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ゴンゾウ~伝説の刑事 10(最終)話夏の終わり [日本ドラマ未分類]

ゴンゾウ 伝説の刑事 (朝日文庫 こ 24-1)こんな簡単に「愛」を知っちゃう乙部=真犯人にがっかり・・・。
連続性のある刑事ドラマとして、一話完結タイプの話を数珠繋ぎにしながら、ひとつの大きな事件を見せるという手法は興味深かったです。でもな~。「そこに愛はあるの?」こういう陳腐な言葉ばかりが浮き立って、ディティールが弱かったかな~。観念先行では、こういうドラマは成功しないと思います。

社会を恨んで殺人を犯す犯人と、それを連続型の刑事ドラマとして追っていくという意味では、「魔王」もそうなんですけど、あちらは犯罪そのものに非常に「世界観」がありますよね。日本版では「刑事ドラマ」の側面は削られてますけど、原作の韓国版は刑事部分もそれなりに書き込まれ、「刑事とは何か?刑法の限界」も描かれてます。そこに、社会の縮図がある。日本版は短くする過程で、大事なことを取り落としちゃってる印象ですが、それでもゴンゾウよりは突っ込んだ話になってると思われます。
刑事ドラマとしては、日本版「魔王」よりは遥かに良く出来ているので、「愛」を言葉ではなく語ろうという試みがほしかった。

あらすじ↓

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太陽の女 2話 [太陽の女]

妹を置き去りにしたときのことを思い出すハンスク=ドヨン。街で施設の子達の募金活動にあって、捨てられる恐怖がよみがえってきた。ソウル駅には子供を浚う人間がいるというのを思い出した。自分の首にかけてるネックレスをジヨンにあげて、ちょっとまってて・・・と立ち去った。しかし、後悔してすぐ引き返す。でも、すでにジヨンは居ない。生母がこっそりとジヨンを探してくれてるけど、見つからない。ジヨンは電車にのっちゃってたのね。
家に帰って、転寝してた家政婦さんに「私はずっと家に居た。ジヨン?しらない」というドヨン。しかし、「千の足のムカデの私は悪い子です」って本を読んでるのが、罪の意識を示してる。
生母が「大事に育てます。探さないで。探したら命を保障できない」と手紙を送ってきた。

そのジヨン=サウォルは、香港でディスプレイの写真を取りまくってて、「陳列方法の盗作だ」と怒られちゃった。警察へ行こうなんて言われたけど、強気で拒否。揉めてたらディスプレイが崩壊しちゃった!サウォルはそれを再現&ついでにもっと改善するよ!とやって、店の社長に認めてもらった。サウォルは帰国し、友人・ヨンジャに迎えられた。ヨンジャの小さな洋品店で仕入れを担当してきたが、就職できるかも?ってことで、仕入れのやり方を彼女に伝授。

ドヨンは帰国してジュンセに迎えられた。浮かない顔のドヨンに、「君は憧れの人なのに」というジュンセ。しかし、ドヨンのお土産のスカーフを拒否する母親・・・。

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