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風の絵師 12・13話 [風の絵師]

第12話 奉審 ヨンボクは亡くなっていた。父・ハンピョンは嘆きながらも、ヨンボクが弟を思う気持ちを分かっている。

眠りから覚めたユンボクは、夢でみたヨンボクのことが気になり、彼に会いに行こうとする。

そんな中ホンドは、ヨンボクの死を知らせるハンピョンからの書状を受け取る。御真画師を投げ出さないようユンボクには内密にというハンピョンの願い通り、明日の奉審に向けて気を引き締めろと、ユンボクを帰宅させないホンド。

王は、泣き父から送られた筆をホンドに託し、「これがあれば、大臣たちのどんな問いにも答えられると励ましてくださったのだ」と言って、奉審にホンドを励ます。挑む

ホンドのいない間に図画署へ出かけたユンボクは、仲間たちの話を偶然立ち聞きしてヨンボクの死を知ってしまう。宮殿を飛び出してしまうユンボク。父に説得されても、「兄を見送りたい」と泣くばかり。
「絵師はそんな甘いものではない。兄さんは絵を見たいだろう。絵を描くのをやめるのか?」と言われて、宮殿に戻った。

一方、臣下たちは、奉審の参加者と共謀して御真画師を失敗させる計画を進めていた。前例を破りまくった絵が披露される。その理由づけを一つ一つしていくホンド。なかなか理屈が通っていて、頑張ってます。

最終的に「朱砂が使われてない」ということが問題に。「朝鮮の色こそ、朝鮮を表す色だ」というホンドだけど、「朱砂を横流して、私腹を肥やしたのでは?」と責められてしまう。「調和を乱す色だ」などという声が上がる。ヨンボクが作ったもの=春画を描いた奴の作ったものってことで、さらに問題にされる。「素晴らしい色だ。」と主張するホンドだか、「不敬だ」と言われてしまう。
兄の色をけなされて、涙をぽろぽろとこぼすユンボク。耐えられずに「これは御真ではない。俗な絵だから」と破ってしまう。「殿下、大臣らは絵を認める気がない」と訴える。ホンドは「王を愚弄したのでなく、兄への思いが強すぎて」と弁解するけど、許されるはずもない。

ホンドとユンボクは義禁府にひったてられた。ホンドは絵師の資格はく奪。ユンボクは3日後に斬首刑となる。「罰するなら私を」なホンド。

チャンヒョンは、話を聞いて密かに会いに来る。ホンドは必死に王への目通りを願っている。
その決意のほどを見せようと、自らの手を炎の中につっこむホンド。絵を描けなくなっちゃうよ~。命より大事な手を~。



第13話 生と死 体を張ってユンボクの減刑を訴えようと、手に火傷を負ったホンド。
そこまでする理由はと正祖に問われ、御真の完成を妨げようとする者たちが顔料を変色させ、代わりの顔料を造ったヨンボクが薬剤の依存症で亡くなったことを打ち明ける。

一方、何とかしてユンボクを救いたいチョンヒャンは、夫のジョニョンに助けを求めようと思案する。ジョニョンは、市でみた月日仙人=ユンボクと気がついた。もともとユンボクの才能はもったいないと思ってたみたいで、動いてくれるかな?

獄中のユンボクは、自身に会いに来たホンドの手の怪我に気づき、自分のせいだと涙ながらに謝る。会いに来たホンドに、「これが最後なのですね。私は先生にとってどんな弟子でしたか?」と涙する。そんなユンボクを、ホンドはやりきれない思いで鉄柵越しに抱きしめるのだった。

王は、臣下たちが通る道に、御真画を置いて試した。やはり王の顔を踏む勇気はないが、踏まなければ「これは御真画だ」と認めたことになるから、皆踏みつけていく。
そうさせておいて、「アレは王の絵ではないと皆認めたな?」とやって、ユンボク処刑をギリギリで止めた王。良かった~。
これ、危機になるのがホンドなら「主人公だし死なないよ」ってなるけど、いつも危険なことやらかすのはユンボクなので、やっぱハラハラしちゃう。

図画署・退出の挨拶に来たユンボクに、落款をプレゼントするホンド。恵園(ヘウォン)という名前をもらう。100里先まで薫る草の名前で、「その香りが世を満たすような絵を描け。これで終わりではない。強くなれ」と言ってくれる。

ジョニョンは、ユンボクを私画署に買い取りたいと言い出す。随行絵師となるユンボク。

王は、「正祖から思悼世子の睿真がある」と臣下に告げる。大妃との対決を決意してるのね。ユンボクとホンドを呼び出して、絵を探すように依頼する。

風の国 26話 [風の国]

田舎で一人暮らすヨンに、マロと会いに来たムヒュル。(オイオイ、一国の太子が監視なしかよ?)「こうやって隠れて生きれば、全てが終わると思ったのですか。むしろプヨの王女として暮らした方がマシ」というムヒュルに、「何故、私が不幸だと思うのですか。太子様が今も私を思い、その子ことが大きくて深いか知っているのに、不幸なはずはない。大丈夫です。王子様と同じソラの下にいられるだけで、幸せです。自分の居場所にお戻りください。務めを果たすのが、わたしのためです」って、そういうなら、プヨに戻れって・・・・。「お嬢様の言葉に従います。しかし、お嬢様を忘れることはありません。私を信じてもう少し待っていてください」なムヒュル。ホント、馬鹿!!

イジが「太子に会いたい」と軍営に来たもんだから、ヘアブは「今、見回り中で」って言ったのに、見つからない・・・。もう、ホントにムヒュルってダメ王子だよなあ。
太子の居場所も把握してないことを怒るイジが正しいよなあ。身の危険でもあったら大ごとだ。
イジは、トジンにムヒュルがどこに出かけたのか調べさせる。

ヤンメク国を、清国と争うことになる。スピード重視でムヒュルは騎馬隊だけで出て行き、物資はそこで調達(=つまり、略奪)の予定。

プヨ国のフギョンを招き入れ、ムヒュル王子が出兵したら、宮殿を掌握し、ユリ王を殺す計画を立てるトジンとペグク。
ペグクは、テソ王の支援を受けていることを明かしながら、テガ達を半強制的に引き入れています。でも、脅さなくても賛同って感じで、わりとアッサリ味方に付いたね。

チェブジョイと会っている所を見つかり、ヨンをチェブジョイからかくまおうと出かけたところで、高句麗兵に捕まるトジン。ヨンに心配かけないように、戦わずにしたがう。
拷問される。「プヨに戻るように働きかけに来たが、断った」と証言し続けるトジン。意思は強く、プライドも高く、かっこいいなあ~。
「プヨの刺客でありながら、何故、俺を殺さなかった。殺す機会はいくらでもあった」なムヒュル。「俺が馬鹿だったからだ。過去の縁に惑わされた。しかし、次の機会がくれば、その時は必ず殺す。お前と縁がある者は全て俺の手で殺す」と言い放つトジン。かっこいいねえ。ま、ムヒュルをすぐに殺さなかったのは、高句麗内部の内紛を煽る目的もあって、決断しきれなかった面もあるような。それは、言えないから「情のせい」ってことだけにするんだね。

「今からでも俺と一緒に働くなら許す。俺と一緒に働くなら、俺の全てを掛けてお前を保護する」と言うムヒュル。「ヨンを放棄できるか。ヨンの心の中にいたのは俺だったが、いつのまにか俺の代わりにお前を思い始めた。ヨンの口からお前だけだという言葉を聞いた時、俺は決心した。ムヒュルを破滅させると、今、分かったか。何で俺が一緒に働けないか。殺せ。俺を殺さなければ、俺の手で殺されるぞ。早く殺せ」と叫ぶトジン。
ま、口ではそう言ってるけど、この人が高句麗につくことは絶対にないよ。ヨンのこととは別に、王族としての責任というか、生きるべき道がある。ヨンのことを持ち出すのは、「王族としての誇り」の話は出来ないもんな。その辺の覚悟の座り方は、ムヒュルなんかとは比べ物にならないわ。

ムヒュルに殺される形ならば、ペグクはトジン死亡を「ムヒュルのせい」と思うだろう。いくら「トジンはテソ王の刺客であり、高句麗は乗っ取られる」と主張してプヨと切り離そうと働きかけても、なかなか信じないだろう。だからこそ、「殺せ」と煽る形になる。生き残ったら、「口を割った」と疑われて、ユリ王を殺す計画が破たんする。

側近はトジンを殺すべきというけど、「ココは泳がせてペグクを叩く」ってのも一つの策だし、トジンを証人としてペグクを処断するのもあり。友情のためじゃなくて、戦略として生かすってのはアリでしょ。ムヒュルは王に相談することに。トジンはクンネ城に送られることに。って、それは逃げられちゃうような・・・・。
と思ったら、ペグクの所にトジンいるし!逃げられたのか。「一刻の猶予もない」とクンネ城への進軍を始めるペグク。

サンガを軟禁して、宮殿に進軍するペグク、ヨジン、そして、チョルボン兵。ユリ王の王妃は、それを知っても「ムヒュルが狙いだ」と言われて、王への報告をためらう。しかし、弟が立ち聞きしててムヒュルに報告。

ペグク進軍の方を受けたムヒュルは、防御の命令を!!でも、軍はほとんどが戦線にいるんだよね。城にはどのくらい残ってる?

救命病棟24時 1話 [日本ドラマ未分類]

シーズン4は、医師不足の問題をとりあげるんですね。
お医者さんって大変ですよね~。ホント、使命感がないとやっていけないと思う。過去のシリーズで、救命の大変さや、進藤先生の信念や凄さをみせられてるから、素直に感情移入できた。
今回は、医師が全て辞めてしまった救急センターに、進藤先生が赴任してくるという話。アメリカ帰りのユースケさんが、「合理的な」救命を目指す医局長としてやってくる。手術の技も凄くて、口だけじゃないらしい。
でも、ERみてると、アメリカのERの方が、もっと過酷に見えるけどなあ。感動シーンも常に手が動きながら!って感じじゃないですか。一応、処置止めて説教食らわせる余裕がある分、救命の方が余裕あるような・・・。どっちもドラマでしか知らない世界なんで、実情がどうなのかは分からないけど。

似たようなテーマだった「トゥモロー」っが、ちょっとテーマに切り込めなかった印象なので、救命には頑張ってほしいですね。回数削減が残念だけど、短い話数で、切れ味鋭く迫ってほしいものです。


あらすじ↓公式から
国際人道支援医師団の任務を終えアフリカから帰国した進藤一生(江口洋介)は、横浜にある医大の救命救急センターに勤務することになる。そこはまさに今、救命医たちが総辞職してしまった病院だった。医師不足、病床不足、救急車のたらい回し、コンビニ化する深夜の外来救命、モンスターペイシェント、医療ミス、医療裁判……。これまでも救命救急医たちの仕事は過酷で、問題は常に山積みだった。しかし、ここへきて一気にその山が崩れ出したことを知る進藤。そんな中、小島楓(松嶋菜々子)は救命医療の現場から離れていた。実は楓は医療ミスで訴えられ、病院を追われて退職していたのだ。

 進藤は、救命センター再建のために転属させられた優秀な外科医・澤井悦司(ユースケ・サンタマリア)とことごとく意見が対立して…。

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