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9回裏2アウト 7話ストライク・ゾーン [9回裏2アウト]

やっぱ、面白いなあ~。ヒョンテとナニの何気ない感じがすっごく良い。この空気を作ってる主演・二人がとにかくナイス


ジョンジュ、プロポーズ。うんって言ってから、え??なナニ。「時間が欲しい」と言って一人で帰って呆然としてる。メジャーにも落ちたらしいのになんで?な友人たちだけど、母にばれて焦ったのか?なんてことに。友人たちは「やめておけ。現実を見ろ」って態度です。若くして結婚した友人夫婦が、夫婦喧嘩した影響で「無謀な結婚はダメ」とか言い出すしねえ。
プロポーズなのに、心がトキメかない。ドレスより家賃が気になる。そういう自分が嫌。でもジョンジュとは別れられない。

ヒョンテとチソンは、彼女の積極的なアプローチでいい感じに。でも、ヒョンテは「久しぶりの恋愛はちょっと疲れる」だって。

オンマがいきなりナニのマンションの外にいて、帰ってきたヒョンテとナニは焦りまくり。それに。チソンとジョンジュとなぜかジュヨンが訪ねてきた。必死に隠れて、「どうする~」と相談。電話して、「今日は出張してて遅くなる」と説明。

オンマを追い返した後、しかたなく5人で食事。ジョヨンはジョンジュに甘えたり、超失礼。ヒョンテも気がついて「手ごわいなあ」とナニと相談。ナニとヒョンテが仲良いのを、ビシビシついてくるジョヨン。嫉妬するジョンジュと、「事情は分かってるわ」なチソン。ナニは「貧乏だから友達の家に居候してるの」とぶち切れて説明。チソンが「嫌な女」と、ジョヨンが帰った後に塩をまいたのは笑った。

ナニは、ジョンジュに「あなたの気持は分かってても、若いあなたに大きな決断をさせたことを悪いと思ってる」と言います。ジョンジュは、「ナニに申し訳ないとおもってる。悩まなくて良いことで悩ませてる。でも、ナニ離れていくと思って言えなかった。ナニは俺たちが別れても平気だろ?仕方なく付き合ってる。愛してると一度も言ってもらったことがない」って言う。ナニは、初めて「愛してる」と口にします。

疲れきってるナニを飲みに誘うヒョンテ。ヒョンテの前で思わず泣いてしまったナニ。カラオケ行ってタンバリンを盗む二人。楽しそう~に騒いでる。ヒョンテに「27歳であんたとソンアのせいで、恋愛は永遠じゃないと分かった。ジョンジュは永遠の愛を信じてる。恋愛にもストライクゾーンもある。若いころは広い。一つでも良いところがあると好きになる。でも、年をとると狭くなる。結婚で、ジョンジュや自分が失うものがわかる。それを愛と天秤にかけてしまう自分が嫌だ」と相談するナニ。ヒョンテは、「恋愛は現在進行形だけど、結婚は未来だから当たり前の事だ」って大人なご意見。ナニも「天秤に乗ってるのは私の未来なんだから、考えもしなかったら馬鹿だと思う」と答える。
ヒョンテは、ナニの隣でただ座ってるのが気持ちいいみたいだね。「今日はまだ終わってない。同居も続く」とナニに言う。

チソンは「ヒョンテとナニの同居は嫌」と正直な気持ちを語る。ヒョンテは「ナニがどうするか決めて」という。ナニは「真剣な恋じゃないの?あんたの恋をなんで私が決めるの?恋人が出来て寂しくも感じた。おもちゃをとられたみたい。友達だからね。でも、ソンアを忘れて再出発出来た。嬉しかった。」というけど・・・。ジョンジュのためにも実家に帰るというナニに、「今より会えなくなるぞ。ジュンモと別れたのも俺のせいだろ?お前を追い出してチソンと付き合えるか?お前は俺の大事な友達なんだ」とヒョンテ。
ヒョンテは同居は止めないけど、チソンを慰めに言って仲直り。

翌朝、ナニはヒョンテに「ジョンジュと生きていきたい」って結論をつげて、「だから出ていくことになるかも」と・・・。ショックをうけるヒョンテ。涙目じゃん~。「嬉しいけどおもちゃを取られたような寂しさってこんな感じか」とか言ってるけど、その程度の気持には見えない反応だぞ。

ジョヨンが完成した小説を見せにジョンジュの所に。ジョンジュ、マイナーのルーキー・リーグには受かってるのか。でもマイナーだと生活が大変だからって、ナニのために諦めたのか。ジョヨンに口止めしてるんだね。ジョヨンにも「もう取材の必要ないでしょ?」と会いに来るなという。
ジョンジュは、実家に帰省。父がマイナーに受かった事を聞いたらしく、家族は喜んでる。行かないことにしたとジョンジュは告げたけど・・。

プロポーズを受ける決意をしたナニは、おしゃれして、ジョンジュを迎えにいきます。ヒョンテが「「綺麗だよ」と言ってあげるんだけど、寂しそう。

エデンの東 11話再会を求めて [エデンの東]

ミョンフン可哀そうだなあ。「汚い手で触らないで」とか言われて、ヤケになってしまった。無理にやったけど、自分のしたことにショックを受けるミョンフン。さらに、きがついたらジヒョンが自殺未遂。

マカオ。「使い走りになった気分は?騙された。こんな俗物だなんて。一瞬でも一生頼ってもいい人だと錯覚したなんて」と言うヨンランに、「つかの間で良かった」なドンチョル。「ごみよ。もう人間扱いしない」ビンタを食らわし去っていくヨンラン。えーっと、仕事する人はゴミなんですか?こういう役を魅力的に見せるには、ヨニちゃんには負担がでかすぎるだろ。ヨニちゃん可愛くて好きなんだけど、この役はまったく魅力ないなあ。

ヘリンは、父のところに乗り込んで「どうして約束を守らなかった。どうしてドンウクを見捨てた?罪のない人が拷問されてるの。初めての頼みごとなのに」と両親に怒りまくる。マスコミの権力者なのは母の方で、父は彼女に支配されてると怒鳴るヘリン。
自分を見失うほど夢中な相手なのか?身分を考えろ」と言われて、「愛人の子に何の身分が?愛してると言いながら、のけものにしてきたのに。なぜ権力で縛りつける。お母さんから許すことのむずかしさを学んだわ」とヘリン。この母は血がつながってないのか?その卑屈な考えがあなたをダメにするんだという母に、「私にだってできる。マスコミをつかって彼を救い出す」なヘリン。いやあ、迫力のある女性ですね。
地域新聞に接触して、本当に報道を実現した。母に「うちの新聞はどこに向かってる。ライバル誌はちゃんと報道してる」と詰め寄るヘリン。「醜いあひるの子は本性を変えられないか」と言われて、「それが本心なら、なぜ愛してると言った」と問い詰める。彼女は真摯で、人に逃げ場を与えない女性ですね。少し息苦しいところも含めて、非常にイ・ダヘの演技が冴えてる。

取り調べ中のドンチョルには、テファンから「社会に利用された気分は?」なんて嫌味な電話が。「おまえの受ける苦痛はもっと生産になるぞ」というドンチョルに、「さっさと俺にひざまずけ。野党に利用されたと言えば免責されるぞ」とささやくテファン。ついでに、「お前の兄貴も死んだし、母親が死んでも良いのか?」とか挑発しまくり。
でも、テソンから「資金源を立とうという動きがある。ドンチョルがククと組んだ」と連絡があって、ショーック。

クク会長と韓国に帰ってきたドンチョル。飛行場から同行しているボディガードに不穏な動きを感じ、警戒。
飛行機の中で、ドンチョルが行方不明だという記事を見たドンチョルは、会長の力で弟ドンウクを救い出そうとします。家に電話したら南営淵(取り調べをしてるところ)らしいってことで、会長の電話一本で救えちゃうのかあ。

クク会長に言われて、スーツケースを届けに別荘に向かうドンチョル。そこはヘリンの母の別荘。自宅マンションの荷物を持ち出されて怒ったヘリンも、そこに向かっていた。ボートに乗らなきゃならなくて、一緒に行く二人。
スーツケースを渡したドンチョルに、ちょっと待っていて・・なヘリン。で、母に「夜までに荷物を返して。そして、チョン検事に会わせて」と交渉します。でも、パーティだというのにジーパンで来たヘリンと両親は喧嘩に。コネ作りばかりで恥ずかしくないのか?なヘリン。父は「誰かが手をまわしたから大丈夫だ」と言うけど、ヘリンは「信じられない。パーティは壊さないから検事に会わせて」というけど、父に「今日は帰れ」と言われる。「私には資格がないんだ」と寂しそうなヘリン。父に「お前が会社をまかされる時が来るかもしれないんだ。人間関係が大事だ」と言われて、みにくいあひるの子の私が?と笑う。
帰り道、壊れたヘリンのハイヒールを直してくれるドンチョル。その様子を見たヘリンは、自分の足のけがを手当てしてくれたドンウクの事を思い出します。

ドンチョルの連絡を待つヨンラン。「ドンチョルだ。聞いているなら答えろ。弟がどこにいるか、早く言ってくれ」というドンチョルに、「連絡が無い。チョンニ会館に父がいる所に行って見たら」と言い放つヨンラン。妙に高飛車なお嬢様。

クク会長と共にドンウクを待つドンチョル。ジープから放り出されるドンウク。
ドンウクとドンチョル、感動の再会。

スターの恋人11・12話 [スターの恋人]

半分まで来たけど、つまらん。ユ・ジテは好きなのだが・・・。恋愛イベントをこなしてるだけって感じが凄くする。マリがちっとも魅力的じゃないんだよなあ。
惹かれているということは表現されてるんだけど、何が心を動かしてるのか?って部分にイマイチ説得力が。単に「恋愛イベントが起きたから」としか見えなくて、相手はだれでもよかったように見える。単純に、二人が似合ってないってのが大きいかなあ。
例えば、チョルスがマスコミの餌食になってても、マリは「会えない」ってことだけを悲しんで、チョルスへの配慮を見せないじゃないですか・・・。そういう無神経さが、愛してるようには見えないんだよね。
で、その無神経さに付き合うチョルスもまた魅力がない男に見える。


11話スキャンダル
マリの病院に現れたチョルスはマリを連れて逃げる。マネージャーに引き裂かれて大騒ぎ。取り残されたチョルスは「紙袋の男」としてマスコミに囲まれちゃう。
ビョンジュンの失言からチョルスの名前や恋人の存在を知り、マスコミはチョルスの家に詰め掛けて大騒ぎになってしまう。

ウニョンは心配してユリの所に。いい子だなあ。兄ちゃんは家族のことなんてコロッと忘れてるな。とにかく戻りたいっていうユリを連れて帰るウニョン。悔しい気持を静かに素直に口にするウニョンは、とっても素敵で綺麗です。そして、母が言うようにチョルスに似合ってる。

チョルスのことで言い争うテソクとマリ。テソクの「それでもプロか?女優生命が終われば、チョルスと一緒になれると思ったか?チョルスのことをばらしたから、お前は助かるぞ。お前のせいで、彼がつぶれるんだぞ」という言葉。
確かに、いい年したベテランが、そういうことすら分からないってのがなあ・・・。で、エンエン泣くだけとか・・・。

チョン・ウジンが現れ、マリを連れて自分の別宅へ。こういう時に、都合よくウジンを頼っておきながら、チョルスを愛してるって言われてもなあ。で、ウジンはマスコミに張られてるのに、どうやってマリに会いに行ったんだよ・・・。「マリに救ってもらってるんだから、マリが望む限り傍にいる」とか言ってるけどさあ・・・。

マスコミの関心は代筆騒動から徐々にマリ、チョルス、ウニョンを巡る恋愛スキャンダルへと移っていく。
巻き込まれるウニョンが可哀そうすぎる。チョルスとマリは自分のせいだけど・・・。で、チョルスとはウニョンの方が似合ってるんだもん。ウニョンは凄い美人だけど、チョルスと演技の呼吸を上手く合わせて「恋人」っぽさを出してたと思う。

代筆の件がチョルスは大学に呼び出される。ウニョン父は「論文じゃないし、依頼されたものだ~」って庇うけど、チョルスは自分から辞めると言い出す。チョルスの小説に期待してたからがっかりだよねえ。
ウニョンは「なぜ、あなたがこんな目にポロポロ涙を流す。そして、「代筆は私のせいなんです。彼とは別れてないし、別れない。騒ぎを大きくしたマリさんに後始末をしてほしい」と言って、チョルスをマスコミから庇う。
その助けは利用しておいて、「俺のことは庇わなくてよい」なんていうチョルス。ウニョンは「大事なものが消えたのに、私に対して線を引いてる場合なの?」というけど、「俺のせいで辛い思いをするな。悪いと思ってるけど、してやれることが何もないから会うのが辛い」だと???

で、「処理をしろ」と言ってるのに、「会いに行く。怒ってる」とか言ってて、自分のことしか考えてないマリ。「嫌いになったの?会いたいわ」とかメール。で、なぜか会うときはマスコミが居ないというご都合主義。で、二人で前に行った民宿に。で、やっちまったんだね。



12話現実の壁
マリとチョルスはソウルに戻る。
テレビに映って以来マスコミにつけ回され体調を崩していたウニョン。様子を見に行ったチョルス。ウニョンは「幸せにすると言ったのに。どうしてこんな目に会わせるの?」とぽろぽろ泣く。可愛いよねえ。ウニョンは「捨てられた女と思われる。なんで、彼女と愛しある姿を見せつけないとならないの?家族にもあなたにも心配かけないように、辛くても笑ってきたのに・・・。家族に心配される。償いとして体調が回復するまで毎日会いにきて。今までできなかったことをこれで償って」と頼む。っていうか、実施的に誰かがフォローしないと外に出られないし・・・。チョルスに償う機会を与えてるんだから、ウニョンは優しいよねえ。

オバサンにも「ユリはどうなる?夢を捨てて、マリの世話になって生きるのか?」と言われて、チョルスは自分の置かれた立場を思う。

マリはファンクラブの代表と会います。しかし、謝ってても、まったく悪いと思ってるように見えないマリ。
イエリョンに「人を傷つけたと気がついた?女優は辞めるの?もっと良い演技がしたくはないの?」と厳しい。代筆なんていやだというなら、演技で見せれば良かったことだ。女優なのに本を読めないなんて、努力不足だよなあ。役者はホンから演技を作り上げる仕事なのに。でも、アレコレ言い訳して、ワガママ言ってただけだからね。

テソクの事務所が代筆騒動以来、経営難に陥っていることを知ったチョン・ウジンはマリに自分の会社との契約と、TSの合併に動き出します。
マリモ、テソクとの対決を強めていきます。しかし、今までの恩は??正直、マリの謝罪には心がまったく感じられないっつーの。女優なんだから、ウソでももっと身を入れて謝れや・・・。テソクが怒るのも無理がないって気が・・・。

ウニョンがおいまわされて、怖くて一歩も外に出られない。それを聞いてチョルスは駆けつけて記者をとりあへず撃退。ウニョンは、心配するチョルスに「もう来なくてよい。かっとなっていっただけ」と涙をするけど、チョルスは「具合が良くなるまで来る」って、ワガママだなあ。自己満足じゃないか。

で、この状態で、暢気にラブラブメールしてるのがなあ。いい年したオッサンとオバサンが・・・。

さらに、ビョンジュンテソクの依頼で。二人のラブストーリーを記事に。チョルスを庇おうとしたけど、とんでもない暴露記事に差し替えられて新聞に掲載される。

イエリンとジャンス。ジャンスは明るくて良い子っすねえ。

愛しの金枝玉葉 45話 [愛しの金枝玉葉]

イ・テランさんとキム・ソンス君も好きなのに、ポリからみの話が無理ありすぎて・・・。


イノとチョンソルは、ひたすらラブラブに戻って幸せそう。子供たちも「離さない」とくっついてくる。
チョンソルは、モデルルームに連れて行って、一緒に暮らす家を選びます。契約書を見せて、「苦労させたぶん愛するよ」とちゃんとプロポーズ。

インスンは、会いたいというアボジを自宅に呼んだ。「悪かった。ジンスの息子のイノを見つけた。ジンスの母が、わざと連れて行ったそうだ。俺のせいだ」というけど、インスンは「あの子のせいで子供たちと行き別れたのに」と怒りまくる。「生きててよかったよ」なアボジ。

そのあとで、シノの子だといってポリのことどもを見せる。さらにシノがやってくる。どういうことだ?となるよねえ。特に、「セラは婚約までして破談。なんでこんなことに?」と怒るアボジに「私の考えが足らなかった。苦しんでるのはシノだから、怒らないで解決策を」なインスン。「セラを忘れて生きていけるのか?嫌で病気にまでなったのに?ポリは愛のない結婚を受け入れるのか?」とアボジは正論を・・・。

アボジは、ポリとも話し合いを。「責めたいけど、責めないよ。苦労したろう。これからどうるす?シノは変わったけど、受け入れられないか?」なアボジに、ドンウとアメリカに行くというポリ。

そして、完全な被害者セラ。神経過敏になってて、手が震えて治療にも支障が。幻影見ちゃったり、かなり厳しそう。安定剤のんでがんばってるけど。
ジェラが、ジノに「黙ってるなんて酷い」と事情を話しちゃった。

アボジは改めてセラの両親に謝罪に・・・。母は「よその娘を妊娠させながら、結婚しようとしたのが間違いだ。セラはキズモノです。今更どうしろと?セラが諦められるように、早く結婚して」と。

赤ちゃんが病院行くというので焦るシノ。予防注射だったんだけど、運転手と思えとか言って強引についていく。っていうか、これを止めないインスンが分からない。

シノに連絡とれなくて、会いたくてインスンの所に・・。泣くセラに「あなたを忘れようと努めてるの」というけど、「どうして別れなくちゃならないのか?子供のため?」と・・・。「シノの人生が大事ですよね?」ってセラが気の毒だなあ。
病院から帰ってきた二人を見ちゃうしなあ・・・。

ベートーヴェン・ウィルス 13-15話 [ベートーベン・ウィルス]

13話チャンス到来
練習場の外で言い合いになる二人。「自分が指揮者だ」と言い切ったところへ、ソリストが・・・。
曲目もベートーベンの「皇帝」から、チャイコフスキー・ピアノ協奏曲第1番に変えて、指揮を始めるゴヌ。

ルミ、また耳が聞こえなくなり、そのせいで練習に遅刻。カンマエは市響の練習中。ルミがちょっと会いたいとメールしてくるが「忙しい」とそっけない。
ルミは一人で病院へ。練習欠席にはウソの言い訳の電話連絡をいれるけど、会話がかみ合わないから、ゴヌにばれる。
「両耳ともわるくなるだろう」という診断。入院中の子ども達が歌の会を開いているのが薄く聞こえて、だんだんと聴力が戻る。心配してやってきたゴヌにも明るくふるまうルミです。

家に戻ったゴヌに、カンマエは「おまえは聴音が優れているだけで天才なんてことを信じるな。音楽は芸術で深遠なものなのに、おまえは幼稚だ」なんて言う。ゴヌは「ルミにやさしくしてやって」と頭を下げてさる。

イドゥンとキムさん。風邪をこじらせてるから、と言う口実でつれてきたが実は認知症の診察。でも、呆けのチェックだと気づき、怒って出て行ってしまうキムさん。「ハラボジは一週間ぶりくらいに元に戻ったんだ」と告げられてショックを受ける。
ヨンジュはフルートをやっていて、事故死した娘だと知って、「名前くらい覚えて。」とイドゥン。ハラボジは「診察を受ける。痴ほうを治さなくちゃな。名前を覚えられるように。ハ・イドゥン。」と笑う。

ゴヌはデモテープを事務局に。相手にされてないが、カンマエも放置してる。でも、手違いで捨てられたCDを見て確保!!

カンマエの録音が聞きたいという実行委員に、ゴヌのCDを聞かせるカンマエ。でも、なかなか高評価。実態をばらしても、「ふつうのプロオケの完璧さとはちがう、人間的なものが感じられます。」と誉める。(←プロのオケも人間的だと思いますよ~。この辺は類型的すぎる。プロの団員って、みなさん個性的で人間的だと思います。)
カンマエは、「ピアノのカデンツァくらいしか聞くところはない。ゴミだ」とどこまでもけなす。でも、ゴヌ達はオーディションに合格。
ルミは、カンマエに「ゴヌと和解しないんですか?先生のほうがずっと年上なんだから」とメールを送る。カンマエは「耳はどうだ?聞こえなくなりはじめたら、音楽はやめないと。」と厳しいことを・・・。

ゴヌは、カンマエをポーカーに誘って和解の空気作り。これで、カンマエの指揮棒をゲットしたゴヌ。「先生のおっしゃったことは全部覚えてます。自尊心があるから聞かないふりをしてたけど。『基本から勉強しろ、作曲家の意図を見つけるのが大事だ。』それを肝に銘じています。」と言う。「慢心するな、おまえはまだひよっこで、騒いだって私の掌のうえだ。」と皮肉る。
ゴヌが、自分たちの合格がカンマエの助けじゃなかったことを確認すると、カンマエ、「ゴミみたいなやつらだと言ってやったさ。」と。

フェスティバル当日。
ヒヨンは家事がおろそかだと家族とトラブルに。
ヒョッコンは市響をクビになったことを言っていない。妻が見に来ると言うので困っている。妻にばれたけど、カンマエがヒョッコンの妻に事情を説明し、「ヒョッコンの実力は平凡だが野外ステージの公演結果によっては復職も可能」と伝える。

キムさんがまた認知症の症状が・・・。イドゥンが娘のふりして、上手く説明して面倒見るんだけど・・・。泣けるなあ。このパートはホントいいんだ。音楽関係ないけど・・・。韓国ドラマは、若者と老人というエピソードを作るのが上手い。アメドラも田舎の地区を題材にしたものとかだと、凄く上手いですよね。日本はホント少ない。

ゴヌは、公演直前にカンマエがフォローしてくれてたことを知る。
カンマエの公演直前に乗り込んで「なんで助けてくれたんですか?自分たちの力でやったと喜んでる僕たちをみて実はたすけていい気分だったんですか?先生の本心がなにか、どういう人なのか分からない」とゴヌ。
カンマエは「演奏前にじゃまするやつのせいで集中できない。お前らはムカつくんだ。」と言って、また口の悪いことを・・・。「ルミにもそんなことを言うのか?」と、耳の状態も知らないカンマエに失望するゴヌ。カンマエは動揺をかくし、「知ってても同じだ!希望を与えるだけ残酷だ」と冷酷に言う。「先生に初めて勝ちたくなりました」とカンマエの指揮棒を返すゴヌ。

うーん・・・。ゴヌも指揮者になったんなら、公演前のカンマエの邪魔をするなよ・・・。良い音楽が全てだろ~。


14話かごの鳥
もらった指揮棒をおいて出て行ってしまったゴヌ。カンマエは自分の演奏を無難に終えて、野外会場へ。マスコミにも野外会場の話をしたりしてフォロー。
「チャイコフスキーは友人に酷評されて馬鹿にされても、手直ししなかった。自分の気持ちのままに私の手で演奏をお届けします」と言ってゴヌは指揮棒なしで指揮。うーん。評価を求めておいて、酷評されて、それを「馬鹿にした」というのはなあ・・・。この辺、音楽というものがまだ確立してないゴヌは、他人の音楽との違いの問題にぶつかってないのかな?
評価は「素晴らしい。感性が技術を補ってる」「自分の感情を正直にだして表現しているところが素晴らしい。カンマエのスタイルとは違う。感性の面では格上だ」。カンマエ、ショックだよなあ~。でも、正直いってゴヌの天才性ってまったく表現されてないので、言葉で持ち上げるのは無理がある気が・・・。それに、感性なんて絶対軸がないものだしなあ・・・。そもそも、このシーンの音が「野外演奏の音」じゃなくてホールの音なんだよねえ・・・。音楽を大事に扱ってほしいよ・・・。
市長の差し金で工事が始まり、演奏の邪魔に・・・。カンマエは抗議電話をいれたりするけど、ゴヌはパニックで結局は演奏中断。

「若い指揮者は突然の出来事をどうにもできず公演は失敗した。」という記事を盾に、彼らの復帰を許可しない市長。カンマエは、「ゴヌの演奏を邪魔したい」という気持ちがあったことを否定できないので強く責められない。

ゴヌは凹んでます。ゴヌの経験のなさが壁になっている。でも、ゴヌに「投資をする」という話が・・・。もう一回聞きたいというので、またオーディションを受けて演奏会のチャンスをつかむ必要がある。

ルミは大学の聴講生になって作曲の講義を受けている。そのルミが「自信がないなら指揮者を変えましょう。」と厳しく言う。ヒョッコンが俺がやるか?と言い出して皆に多数決をさせて、ゴヌを支持してるってのを見せてあげて、ゴヌはやる気を取り戻す。

カンマエは室内楽団を作って、ゴヌの団員の受け皿にしようとしてる。この前のフィすてぃばるのことを言われて「弟子のカン・ゴヌのほうが自分より上だとわかって邪魔をしたんです!!いけませんか?私だって人間なんです!」とヤケなカンマエ。かわいいじゃんな。

ゴヌに、室内楽団の計画を話して、「スクールコンサートをしたり、楽器を教えたり、そんなに実力のいらないオケだが、そんなのでよければやれ。」というカンマエ。ゴヌは投資話をして断ると、「私の助けは受けなくて、どこかの会社の助けならいいのか?!」とカンマエ。
「私の何が問題なんだ、正直に言え」と荒れるカンマエ。ゴヌは「息苦しいんです。先生の解釈が。正しいけど、感性が違う。感性を抑えつけられてるように感じる」語る。カンマエは「そうだ。翼を折ったんだ。行きなさい。解放する。怒ってはない。合わないもの同士が子弟にはなっても、良いことないだろ?」と静かに話す。「正直に言っても言わなくても、どっちもだめなら、どうしろっていうんですか!?」なゴヌ。うーん・・・。自分の好きなようにやりたいなら、師匠に頼るのは間違ってるよね。

ルミの症状は進んで補聴器を付け始めました。ゴヌは、練習中の「フォーレのパヴァーヌ」の編曲をしたんだけど、出来が不満。ルミが自分が演習でやった編曲を見せる。ゴヌは気に入ったみたいで採用。でも、重いのが嫌って言ってたけど、演奏、重くない?テンポが遅くても、ビシッと縦の線があったり、少し前ノリにするとかで軽くできるんだけど、この演奏すっごく後ろ体重なんだもん・・・。

ヒョッコンの妻に、市響への復帰の件で相談受けたカンマエ。でも妻が産気づいて大変なことに。カンマエはヒョッコンの復帰を告げた。実は、カンマエは、ヒョッコンの復職と室内楽団のを交換条件にしたみたい。ま、ゴヌが断ったから、上手く使ったということか・・・。そもそも、ヒョッコンの首は巻き込まれた形だしね。

これで久々にルミと会って、聞こえなくなってると気がついたカンマエ。「耳が悪いのに作曲だって?才能だってないくせに。」というけど、ルミは「先生も努力してここまでになったでしょう?」と言う。「くやしい。どこかの誰かは25年間才能を無駄にしたのに、簡単に出世して。私は才能もなくて耳まで・・・。私もなにかできますとね?まだそれが見つかってないだけ」と明るく笑うルミ。

オーディション。審査員にカンマエだ!


15話揺らぐ心
オーディション。曲目は「フォーレのパヴァーヌ」フルート独奏にして、テンポもかなり速い編曲。曲をとめて評論家が講評。なかなか好評。
でも、カンマエはパヴァーヌはそんなものか?と自分で指揮をするという。耳が聞こえなくなってるルミに「ぬけろ」と言って、元の編曲で指揮を・・・。カンマエの演奏は正攻法。っていうか、こっちの方が演奏が露骨にいいじゃん・・・。これは演奏したオケが違うの?録音状態が違うの?響きが全然違うきがするんだけど・・・。コレじゃ、ゴヌが何を言っても説得力無いなあ。
「こういう優雅で叙情的な宮廷舞曲なんです。ジプシーが歌っているような曲じゃない」といいきる。ゴヌは「この曲はもういろんな編曲がされている。先生の演奏も優雅さを強調するためにわざと遅くしていて主観的だ」という。評論家が、「これはどっちが正しい、という問題じゃなく、スタイルの問題でしょう。」と割ってはいるが、「スタイルにも原則がある。わたしはこんなものをクラシックだと認めることはできない!こんなひとたちを舞台に立たせるわけにいかない!」と斬り捨てて去る。
どうしてけなす?なゴヌに、「私の信念をかえろと?私の基準ではお前たちに実力はない」とカンマエ。「大事なのは心でしょう?編曲だって、先生の教えがあったからなのに」とゴヌ。うーん。大事なのは「美しい音楽」だと思うよ~。カンマエの心を動かす編曲が出来なかった。そういうレベルになかったってことでしょ?
どうして、僕たちに特別厳しいんだ?ってゴヌ甘いだろ。カンマエは甘い師匠だろ?甘過ぎるって・・・。「生きていくためだ。わたしに失望したければ話してやるが、お前はまだ若すぎる。」と語るカンマエだけど・・・・

とりあへずオーディションは合格。

ゴヌのオケは、ヒョッコンの紹介で声楽の練習の伴奏をし始めます。歌を邪魔するなと言われて反発するゴヌだけど、いつもは「下手な自分たちも認めろ」って態度なのに、他人には厳しいのかよ・・・って気がするなあ。音楽を愛してるなら、もっとまじめにやれよ。
ルミは歌謡曲の編曲などもやって資金協力。「ゴヌの好きなカルロス・クライバーは、解釈の違う識者の意見も参考にした」と話したり、ゴヌの音楽面にも良い示唆を与えてくれる。

カンマエの方も、市長選挙に駆り出されそうになってトラぶったりと、音楽はスポンサーがないと大変だよね。
現市長が市長選で敗れ、市響はピンチに。しかし、ルミの励ましの電話&歌で元気に。
でも、カンマエはその心地よさで、音楽に対する接し方に迷いが出たのが、解釈がぶれ始める。ルミの目の前で大騒ぎ。せっかく送った花を踏みつぶして、「私の音楽が壊れてしまう」だって。わたしのせい?なルミに「いや、私の責任だ」なんだけど・・・。

で、キムさんの所に行って、こちらを忘れている彼に独り言。「あなたがあんなことをいわなければ、寂しさは我慢した。すがられるのは不快だ。」と愚痴る。キムさん、正気に戻ってて、「恥ずかしいのはわかるが、まだこわいのか?」です。カンマエは、「愛なんて疲れるだけ。この年になっていまさら変わりたくない」という。

カンマエは、スメタナの「我が生涯」のCDをルミにプレゼント。スメタナが耳がわるくなったときに聞こえた音が、このソロのEの音だと説明。
カンマエは「人生はひとりで生きるんだ。感情は変わる。私は変わらないものを信じていたい。音楽やトーベンだ。お前じゃない。この指輪は思い出で不変だから、はめてるだけだ。鉱物は変わらない。私は他人に頼れない。人にすがっては音楽に打ち込めない。頼む、私が揺るがないように助けてくれ。」とカンマエ。ルミも「つい頼りたくなって、気弱になるので、そのほうがいい。耳が悪くなって、先生の言うことがよく聞こえます。先生のことがみんな理解できます。」と言って、去っていく。

ゴヌは、カンマエに「解釈を聞きたい」という。うーん、ちょっとジコチューすぎるわな。あんなに拒絶してて・・・。まずはカンマエの演奏を聴きこむとかすれば?とか思っちゃう。

カンマエは「私はおまえたちを踏みつけたんだ。嫉妬したんだ。それでおまえをつぶしてやろうとしたんだ。」という。ゴヌは「僕を憎んでいるということですか?好かれていると思ったのに」と聞く。ゴヌはショックで泣いてしまう。「悪いが自分は利己的なんだ。世の中みなそうだ。親子の間でさえそういうもんだ。最後の忠告だ。強くなれ」と厳しい。

翌日、高熱で倒れるカンマエ。みんなが看病してくれる。

ゴヌのオケは、またバイト演奏。でも、ステージママとトラブルに。経歴のことを言われて、ゴヌが切れて辞めちゃった・・・。うーん。時間の無駄かなあ?正直、ピアニシモでちゃんとよい演奏って難しいじゃないですか。アマの練習としては、技術アップの練習になると思うよ~。

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