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9回裏2アウト 2話 [9回裏2アウト]

面白いわ・・・。
スリにあって帰ってきたヒョンテ。ナニの払った家賃もないから出てけとは言えないんで、「同居しよ」だって。「母親に彼のことバラスぞ~」と脅してくる。ヒョンテとナニは完全に友達だからっていうけど、ジョンジュは大反対。ヒョンテは、ジョンジュの子供っぽさをからかって楽しんでるね。

ナニとヒョンテの会話が、完全に家族って言うか兄弟みたいな乗りで、遠慮セロなんだよね。それが、テンポよくて良い感じだ。

ジョンジュをなだめるのに苦労するナニがまたおもろい。無理して若づくりしたりするけど、彼の友人とは合わないし、年上だからってチームメイトの分まで奢らされたりして大変。「不釣り合いな私が恥ずかしい。別れよう」なんて言い出しちゃう。

ヒョンテはいろいろと新たな発見と言うか小さな不満がたまる。メモすることで発散して我慢してたけど、段々と限界に。ナニも、ヒョンテのすることなすことが気になる。ヒョンテが本当はスンアに会いにスペインに行ってたと知って、「あんた、金残ってるんじゃないの?」と喧嘩売ってしまった。結局は喧嘩に・・・。「だからソンアに捨てられる」ってナニ、それはいっちゃいかん。

翌日、小学生なとっつかみ合いに・・・。そのまま飲み勝負。言いたいこと言いまくって、酔いつぶれてしまう。
ジョンジュのメールに気がつくナニ。「疲れさせてごめん。別れよう・・・」これを見ちゃったヒョンテは、流石に反省~。「凄く会いたい」って泣くナニをハグするヒョンテです。ナニは覚えてないみたいだけど・・・。
やっぱり気の毒で、でていくナニを止めちゃうヒョンテ。

ヒョンテは、ナンパした女が偶然に研修生で入ってきて、ちょっとアチャー。

11番目のママ [韓国映画&DVD]

これは、設定が反則だよなあ。泣けるヒューマンドラマになって当たり前・・・。でも、泣けるというよりは「痛い」映画でした。それは、「傷」を発端したつながりだからじゃないかと思います。彼らの愛には、いつも「傷」の存在が付きまとう。彼らは、それが人生だとばかりに、当り前に受け入れている。

キム・ヘスさんが、凄くきれい。そして、さみしい女性を演じてます。健気に生きるジェスの寂しさと、孤児院育ちの「11番目のママ」の寂しさが触れ合う瞬間がある。

そして、とにかくオヤジが最悪・・・。ジェスを思う気持ちがまったくないわけじゃないけど、出て行ったジェス実母への恨みで固まったDV男。彼の被害者となることで、ジェスとママはより近づいて行く。

病気の彼女を必死に心配する少年。買ってきた薬を必死に「飲んで」って言うんだけど、それを飲んでも治らないことが分かってる。少年が「出来るだけのことをしてあげられた」と思えるために飲んだ方が良いのかもしれない。でも、「死んだ時に、努力してもダメな時はダメなんだと思ってしまうんじゃないか?」とか、「子供のためにお金を使ってあげたい」とか、色々と思うよね。

沢山、いろんなことを諦めながら生きてきたであろう彼女が、少年の未来を少しでも明るくしようと、たくましく生きていけるようにと希望を託す。

監督:キム・ジンソン
脚本ピョン・ウォンミ
出演:キム・ヘス キム・ヨンチャン リュ・スンニョン キム・ジヨン
2007年
104分
【あらすじ】
11歳で既に十人も母親が代わったジェス。ある日、彼の家に11番目の母親となる女がやってくる。お互いギクシャクしたまま彼らの共同生活が始まるが、互いになじみ始める頃、女性は急に跡形もなく消えてしまう…。母親のいない少年と悲運の売春婦が出会い、温かい愛情で結ばれていく姿を描いた感動作。

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