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テワンセジョン大王世宗62話 報復か正義か [大王世宗(テワンセジョン)]

すべてを告白したパク・ウンにショックを受ける皆。特に、マルセンが折れてくれたことに感動してたマルリの怒りは半端ない。そこに、王女の死亡が・・・。ジャチやオグンなどの尚膳はいつも一緒にいるから、特に嘆きが大きい。
世宗も、王女のささやかな願いをいつかかなえてあげたいと語るが、王妃は「我慢強い子がじっとまっていたのに、こんなに早くいってしまうとは。遅すぎた。もっと早く抱きしめてやってほしかった」と後悔が募る。自分の恨みをみて、天罰として娘を奪ってったと自分を責める王妃。母が、そっとやってきて王妃を抱きしめてあげる。そうなんだよね。傍に誰も味方がいない状況になってるからな~。側室たちは、それなりに実家のバックを得て入ってきてる訳だし、ホント、可哀そう。

チェ・マルリら集賢殿の学者たちはシム・オンの復権とユン・ジョンヒョンらの責任を追及しようと動き出す。インジは「復権は今すべきことではない。王女の最後の願いでも、マルセンは必要とされている臣下だ」と反対だけど、「反省だけでもしていただく。シム・オンは密室政治の犠牲者だ」とマルリが訴える。

シム・オンが無実となれば無事ではすまない重臣らは激しく反発。ファン・ヒも「今は軍が出せなくなるのは困る」と言いに来るけど、「じゃあ、シム・オンは逆徒か?」と問われると、「そうではない」と答えてしまう。
王は「シム・オンは逆族ではない”という真実から目をそむけてきたのは、重臣たちの反逆が怖かったからだ。彼らが必要だったからではない」と告白する。そうなると、軍のことは、別の人間がするしかない。

マルセン達は、明への使者にファン・ヒとユン・フェを選び、北三道(プクサムド)にはチェ・ユンドクの派遣を推薦するなど、世宗の側近たちを王宮から離す策を取る。

ファン・ヒは事態を打開すべく、昭憲王后のもとへ。娘を亡くした悲しみを抱える昭憲は、父の友人でもあったユ・ジョンヒョンを呼び出して、「あなたにとっても、父はただの逆徒ですか?」と問う。そして、王妃の公式見解を示した。「国母として、シムオンの復権も処罰も望まない」重臣たちの家族が、逆徒の家族として苦しむのを思いやるのだから、王様に仕えることだけ考えよ!と、思い切り恩を売ったし、王朝での彼女の重みは増すでしょう。それに、王妃としては、世宗が復権を考えてくれたという事実があれば良いんだろうね。

しかし、集賢殿は「密室政治を止めるためには、態度を変えない」となかなか折れない。ユ・ジョンヒョンが「私が辞職する」と取引を申し出た。かつては世宗と夢を共にしたユ・ジョンヒョンは、すべての責任を取って辞めるという。さらに、王妃の母の復権も上奏してくれるという。「家族への連座は間違っていると説明する。シム・オンは逆徒ではなかったと思っているが、これが現実的な策だと思う」と提案。
そして、「ここを密室政治の場にするな。政治のために知恵を使うな。政敵を倒すことに腐心するのでない。過ちを繰り返すな。それを課題とし託す・・・」
かっこいいね~。みんな退場する時はかっこいいんだよな~。

王妃と世宗の関係も修復したみたいだし、一安心しましたよ。

龍の涙15話 [龍の涙]

正直言って、テワンセジョンのバンウォンはワイルドでかっこいいオヤジなんで、怖い人とは思っても許せるけど、この「龍の涙」のバンウォンは福助見たいな顔して、妻がいる前で堂々と浮気。可愛げがないっつーの。
さて、ソンゲの「旧臣を集めたい」という気持ちに反して、世間は「王権の簒奪者」としかソンゲを見ない。ソンゲもその負い目があるから、旧臣に拘るのかな~。
しかし、官僚たちは「あいつらが戻ってきたらメンドクセー」とばかりに処罰に傾きます。そして、その役をバンウォンに押しつけようとするチョン・ドジュン。「出る杭は打たれると言うので、大人しくしてたんです。伯父さんも出過ぎないように」とやり返すバンウォン。にこやかだけに怖いっすね。


あらすじ(公式から)
官僚らの意見を聞かず、イ・セクを罰さずに逆に官位と奴婢を与えたイ・ソンゲ。しかしイ・セクはイ・ソンゲが贈った酒を飲んで死んでしまう。チョン・ドジョンは、王たるイ・ソンゲがこれ以上臣下に侮辱されて落ち込まないよう、高麗の旧臣を集めて回る作業をバンウォンに頼むことにする。
人材を集めるため科挙が行われる。しかし受験者たちはイ・ソンゲを褒め称えるような課題文に腹を立て、答案用紙を破いて立ち去ってしまう…。

不毛地帯 7話 [不毛地帯]

鮫島復活してて嬉しかったな~。
自動車会社の方は、「販売網が問題なら合併もまた良い案なんじゃないの??」って感じなので、あんまり壱岐に同調できないな~。

あいかわらず、上手い脚本で、じわりじわりと汚れが浸食してくる様子が巧みに設定されている。だが、やはりこの脚本と唐沢さんは合っていない感じがする。
壱岐と言う人物は、「暴力的なまでのイノセンス」を象徴した人物として描かれてきているように思う。一本道をまっすぐ行く。泥をかぶることが出来ない。小出を汚いものを見るような目線で見ていたのが壱岐の本質である。
不倫も、数々の切り捨ててきたものへの後ろめたさを、もっと軽い後ろめたい行為にすりかえるという行動である。それは「汚れる」ことを忌避する壱岐が、彼の価値観でぎりぎり許容できる「汚れ」なのである。「後ろめたく思っている」という気持ちも、「私は反省している」と思うことで、彼の純粋さを守る機能を果たしている。彼の賢さなら、そういう自衛行動だと自己分析できないハズはないのであるが、それは本能的に回避しようとする。
壱岐と言う人物は、少年期・青年期は一つの目標に向かって純粋にまっすぐ進み、そこで常にトップを走ってきた人間である。それが、敗戦・シベリアという「負け」を経験する。それをしたのはアメリカである。純粋さの挫折を経て、彼は強い防衛本能を働かせたのである。
彼は、永遠なる子どもである。だからこそ怖く、魅力的な狂気である。

しかし、唐沢さんは上手い役者だが、その上手さが邪魔になっている。彼には生まれついての荒ぶる魂や純粋さというものを演じるのは向かない人だと思われる。柄にあっていないのである。彼は若く見えるが、永遠の30歳である。この壱岐と言う人物の若さはもっと若い10代や20代のものではないかと思う。だからこそ、家族は余計なものである。その一方、実際は中年の壱岐にとっては自分の正当性を周囲に示すものでもある。

この「イノセンス」という問題。最近「池澤夏樹の世界ワンダーランド」という世界文学全集の紹介をするテレビ番組中で、池澤さんが「アメリカ文学というのは”イノセンスをいかにして守るか”ということをテーマにした文学がたくさんある。」という指摘をしてて、そこからの発想である。確かに、ハックルべりイ・フィンやライ麦畑でつかまえてなど、いかにして汚い大人にならずに大人になるのかというのは、アメリカ文学のテーマであったと言えると思う。このことが、頭に残っていて、壱岐と言う人物を考えるときに思い出された。
壱岐と言う人物は、その合理性・強さへの服従など非常にアメリカ的な価値観の持ち主である。古臭い軍人という洋服をまとってはいるものの、アメリカ的な思考をもっているからこそ、古き商習慣に一石を投じた人物として描かれているし、ラッキードを強力に推すという選択も「アメリカ万歳」という色合いをどこかに持っている。その彼が「イノセンス」を堅持しようとする。そこが個人的にすごく興味深い。


あらすじ(公式)
第三次中東戦争の勃発に端を発した商社間の争いは、壹岐正(唐沢寿明)率いる近畿商事業務本部の迅速な情報収集と的確な分析により、同社のひとり勝ちで終わった。だがその結果、近畿商事内では、壹岐の活躍に危機感を募らせた副社長・里井達也(岸部一徳)の一派と業務本部との間の対立を生みだしてしまう。

同じころ、秋津千里(小雪)は、能楽師の丹阿弥泰夫(加藤虎ノ介)と会っていた。そこで泰夫は、丹阿弥流宗家である両親をはじめとする、三親等の係累まで書き記した紙を千里に手渡し、色々な親類がいるが自分は次男坊で煩わしい付き合いは一切しない主義だ、といって彼女にプロポーズする。

昭和42年7月、近畿商事では、年に2度開催される経営全体会議が行われる。その席で壹岐たち業務本部は、重工業化に対応するために繊維部門のさらなる縮小を唱えた。だが、里井を中心とした反業務本部勢力は、繊維部門が社内一の売り上げを上げていることを理由にこの再縮小案に猛反発したため、会議は紛糾する。

その夜、社長の大門一三(原田芳雄)は、里井を連れて料亭を訪れる。そこで里井は、改めて壹岐の提案に反対した。すると大門は、何故もっと大きな立場に立って壹岐を使おうとしないのか、と里井に問いかける。それが近畿商事のナンバー2である里井の立場ではないか、というのだ。その言葉を受け止めた里井は、大門の方針に従うことを誓って頭を下げた。

そのころ、アメリカを始めとする各国政府は、国内産業保護の観点から外国資本の参入を事実上禁止してきた日本政府への批判を高め、中でも特に、自動車産業に対する資本の自由化を求めていた。資本の自由化が実現すれば、持ちこたえられるのはアイチ自動車と日新自動車だけで、近畿商事が輸出代理店となっている業界4位の千代田自動車などはアメリカのビッグ3、フォーク、ユナイテッドモーターズ、グレンスラーらに飲み込まれてしまう可能性が高かった。壹岐は、ビッグ3の上陸こそ、国際企業とのビジネスをつかむチャンスだと考え、兵頭信一良(竹野内豊)や海部要(梶原善)ら業務本部のスタッフに、アメリカ自動車業界に関する情報の収集を命じた。

一方、里井は、大学時代の同窓でもある千代田自動車の営業担当専務・村山(田村亮)に会う。そこで村山は、社運をかけた新車の開発を進めていること、万が一それが失敗に終わったときは、業界5位の富国自動車との合併を考えていることを里井に打ち明ける。

そんな折、壹岐の前に、航空機部時代の元部下で、第2次防FXをめぐる情報漏えい事件で会社を追われた小出宏(松重豊)が現れる。

ROMES~空港防御システム 7話真実 [日本ドラマ未分類]

えーっと・・・・。少しも感動しないよな~。
まず、ルカちゃんはあの状態じゃ飛ばない方が体のためって気がするし・・・。もうちょっと体力を回復してから飛べば??とか思うから、爆破して止めてあげた方が良い気がしちゃうしな~。
今更、同僚たちに声掛けられても、まったく仲良くなかったからふーんって感じだしな。

あと、さっぱり機能してないROMESの問題について、まったく言及されないんじゃ拍子抜けだし、主人公が変わるきっかけにもなってないし・・・。
弔い合戦なんかしても意味ないじゃんって方向でしか進まないんじゃな~。がっかりだ。

後半、本命のデイビス絡みの話になって、もうちょっとマシになるかな?って感じ。


あらすじ(公式から)
 閑野専務(草刈正雄)の一人娘・流斐(美山加恋)が移植のため飛行機で飛び立つのを阻止しようとする八坂葵(国仲涼子)。対峙する成嶋優弥(大倉忠義)と砂村多駒(安田章大)。そこには湾空が原因で葵の弟が被害者となった悲しい事故の記憶があった。弟のための復讐を「矛盾」だと言い切る成嶋。どうしても爆破のスイッチを押せずに崩れ落ちる葵を砂村は捕らえる。一方で珍しく激した表情を見せた成嶋を、砂村は意外な思いで見つめるのだった。湾空をめぐる事件は終結し、来るサミットのVIP受け入れにスタッフ全員が集中していく中、成嶋は突如、湾空でVIPを迎え入れるべきでないと主張し、湾空警備チームを愕然とさせる。

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